JP5455273B2 - 表示パネルの固定構造および固定方法 - Google Patents

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Description

本発明は、表示パネルの固定構造および固定方法に関する。
従来、例えば、液晶テレビジョンなどの表示装置において、表示パネルである液晶パネルに取付用のねじ締め穴が設けられていなくても固定できるようにした種々の固定構造が知られている。
例えば、特許文献1には、液晶モジュール(表示パネル)をその背面および上下左右側面を覆う金属製のシールド板で覆った状態に保持し、この液晶モジュールの画面を外部に露見させるフロントキャビネットで前面側から挟み、このフロントキャビネットとシールド板とを、金属製の上パネルホルダおよび下パネルホルダでねじ止めした液晶パネル固定構造が記載されている。
また、特許文献2には、LCDパネル(表示パネル)およびその周辺回路などを含む液晶セルを外囲する環状に形成され、内周面には液晶セルの外周縁部が嵌り込む凹溝を有する枠体本体を、周方向に分割することができるように構成し、分割された枠体本体の各一対の端面の一方に契合突起が形成され、他方に契合凹所が形成された表示パネルの枠体構造が記載されている。
この枠体構造は、各枠体本体に設けられた取付片に設けられた孔を介して、ねじ止めなどによって固定される。
また、特許文献3には、表示パネルであるプラズマディスプレイパネル(PDP)をパネル支持薄板に両面接着テープで固定し、パネル支持薄板の4箇所のコーナー部に設けられたねじ部と、これらねじ部を対角状に結ぶX字状の主支持体とを、ねじ固定した映像表示装置が記載されている。
特開2008−216820号公報 特開平7−146656号公報 特開平11−338370号公報
しかしながら、上記のような従来の表示パネルの固定構造および固定方法には、以下のような問題があった。
特許文献1に記載の技術では、シールド板によって液晶パネルの背面および上下左右側面を覆って固定するようにしているため、シールド板の大きさを液晶パネルの外形の寸法公差の最大値に基づいて製作する必要があり、寸法公差に範囲でがたつきや位置ずれが発生して、精度よく固定できないおそれがあるという問題がある。
また、特許文献2に記載の技術では、枠体本体が液晶セルを外囲する環状に形成されているため、特許文献1の場合と同様、液晶パネルの寸法公差に範囲でがたつきや位置ずれが発生して、精度よく固定できないおそれがある。
また、特許文献3に記載の技術では、パネル支持薄板との固定方法は、両面接着テープによる固定であるため、位置合わせや貼り付け作業の手間がかかり、PDPを固定の位置を精度よく固定することができないという問題がある。
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであり、取付用のねじ締め穴を有しない表示パネルであっても、表示パネルを精度よく固定することができる表示パネルの固定構造および固定方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明による表示パネルの固定構造は、前面に画像表示を行う矩形板状の表示パネルを固定する固定構造であって、前記表示パネルにおける第1のコーナー部の外周側の2つの側面にそれぞれ係止する第1コーナー係止部を一端部に有する第1シャーシ部材と、前記第1のコーナー部に隣り合う前記表示パネルにおける第2のコーナー部の外周側の2つの側面にそれぞれ係止する第2コーナー係止部を一端部に有する第2シャーシ部材と、前記表示パネルにおいて前記第1のコーナー部および前記第2のコーナー部の間に挟まれた外周側の側面に対向する外周側の側面の中間部に係止する対向側係止部を一端部に有する第3シャーシ部材と、を備え、前記第1シャーシ部材、前記第2シャーシ部材、および前記第3シャーシ部材の各他端部が、前記表示パネルの背面側で連結されたことを特徴とする。
本発明による表示パネルの固定構造によれば、表示パネルの第1のコーナー部、第2のコーナー部、および第1のコーナー部および第2のコーナー部の間に挟まれた外周側の側面に対向する外周側の側面の中間部において、それぞれ第1シャーシ部材、第2シャーシ部材、および第3シャーシ部材の各一端部に設けられた第1コーナー係止部、第2コーナー係止部、および対向側係止部を表示パネルの外周側の側面に係止し、この状態で、表示パネルの背面側において、第1シャーシ部材、第2シャーシ部材、および第3シャーシ部材の各他端部を連結し、これにより、表示パネルを第1シャーシ部材、第2シャーシ部材、および第3シャーシ部材によって固定することができる。
また、本発明による表示パネルの固定構造では、前記第1シャーシ部材は、前記第1コーナー部において前記表示パネルの板厚方向に弾性力を作用させて前記表示パネルを挟持する第1弾性挟持部を前記一端部に有し、前記第2シャーシ部材は、前記第2コーナー部において前記表示パネルの板厚方向に弾性力を作用させて前記表示パネルを挟持する第2弾性挟持部を前記一端部に有し、前記対向側係止部は、前記中間部において前記表示パネルの板厚方向に弾性力を作用させて前記表示パネルを挟持する第3弾性挟持部を前記一端部に有していてもよい。
この場合、第1コーナー係止部、第2コーナー係止部、および対向側係止部において、それぞれ、第1弾性挟持部、第2弾性挟持部、および第3弾性挟持部によって、表示パネルに板厚方向に弾性力が作用された状態で挟持される。このため、第1シャーシ部材、第2シャーシ部材、および第3シャーシ部材を連結する間に、表示パネルに対して、第1シャーシ部材、第2シャーシ部材、および第3シャーシ部材の位置がずれないようにすることができる。
また、本発明による表示パネルの固定構造では、前記第1シャーシ部材および前記第2シャーシ部材における前記他端部には、前記第1コーナー係止部および前記第2コーナー係止部の対向距離を変えて、前記第1シャーシ部材および前記第2シャーシ部材を前記表示パネルの背面側で互いに連結して、前記第1シャーシ部材および前記第2シャーシ部材による連結体を形成する第1連結固定部が設けられ、前記第1シャーシ部材および前記第2シャーシ部材の少なくともいずれかの前記他端部と、前記第3シャーシ部材の前記他端部とには、前記第1コーナー係止部および前記第2コーナー係止部と前記対向側係止部との対向距離を変えて、前記連結体および前記第3シャーシ部材を前記表示パネルの背面側で互いに連結する第2連結固定部が設けられていてもよい。
この場合、第1連結固定部によって、第1コーナー係止部および第2コーナー係止部が表示パネルの外周側の側面に係止された状態で、第1シャーシ部材と第2シャーシ部材とを互いに連結して連結体を構成することができる。そして、第2連結固定部によって、第1コーナー係止部および第2コーナー係止部と対向側係止部とがそれぞれ表示パネルの外周側の側面に係止された状態で、連結体と第3シャーシ部材とを互いに連結することができる。
これにより、表示パネルの側面の対向方向の一方に確実に係止してから、対向方向の他方に係止することができるため、がたつきのない良好な係止状態を容易に実現することができる。
また、本発明による第1連結固定部および第2連結固定部を備える表示パネルの固定構造では、前記第1連結固定部は、前記第1シャーシ部材および前記第2シャーシ部材の相対移動を互いの対向方向に案内する第1移動案内機構を備え、前記第2連結固定部は、前記連結体と前記第3シャーシ部材との相対移動を互いの対向方向に案内する第2移動案内機構を備えていてもよい。
この場合、第1連結固定部が第1移動案内機構を備えるため、第1連結固定部によって連結を行う際に、第1シャーシ部材および第2シャーシ部材の相対移動を互いの対向方向に案内することができて、対向距離を変えるのが容易となる。また、第2連結固定部が第2移動案内機構を備えるため、第2連結固定部によって連結を行う際に、連結体および第2シャーシ部材の相対移動を互いの対向方向に案内することができて、対向距離を変えるのが容易となる。
また、本発明による表示パネルの固定構造では、前記第1弾性挟持部、前記第2弾性挟持部、および前記第3弾性挟持部は、前記弾性力を作用させる板ばね部を有していてもよい。
この場合、第1弾性挟持部、第2弾性挟持部、および第3弾性挟持部は板ばね部を有するため、第1弾性挟持部、第2弾性挟持部、および第3弾性挟持部を第1コーナー係止部、第2コーナー係止部、および対向側係止部とそれぞれ一体化して形成することが容易となり、小型化や低コスト化が容易となる。
本発明による表示パネルの固定方法は、前面に画像表示を行う矩形板状の表示パネルを固定シャーシを用いて固定する表示パネルの固定方法であって、前記固定シャーシは、互いに連結可能、かつそれぞれ前記表示パネルの外周側の側面に係止可能な第1シャーシ部材、第2シャーシ部材、および第3シャーシ部材を有し、前記表示パネルにおける第1のコーナー部の外周側の2つの側面に前記第1シャーシ部材を押し付け、前記第1のコーナー部に隣り合う前記表示パネルにおける第2のコーナー部の外周側の2つの側面に前記第2シャーシ部材を押し付ける第1の工程と、前記第1の工程でそれぞれ前記表示パネルに押し付けられた前記第1シャーシ部材および前記第2シャーシ部材を、互いの対向距離を調整することにより少なくとも前記表示パネルの外周側の互いに対向する一対の側面に係止した状態で、前記表示パネルの背面側で互いに連結して、前記第1シャーシ部材および前記第2シャーシ部材による連結体を形成する第2の工程と、前記表示パネルにおいて前記第1のコーナー部および前記第2のコーナー部に挟まれた外周側の側面に対向する外周側の側面の中間部に前記第3シャーシ部材を押し付ける第3の工程と、前記第2の工程で形成された前記連結体と、前記第3の工程で前記中間部に押し付けられた前記第3シャーシ部材とを、互いの対向距離を調整することにより、前記第1のコーナー部、前記第2のコーナー部、および前記中間部の外周側の側面とそれぞれ係止した状態で、前記連結体および前記第3シャーシ部材を、前記表示パネルの背面側で互いに連結する第4の工程と、を備えることを特徴とする。
本発明による表示パネルの固定方法によれば、第1の工程において、第1シャーシ部材および第2シャーシ部材をそれぞれ、表示パネルの第1のコーナー部および第2のコーナー部に係止してから、第2の工程において、第1シャーシ部材および第2シャーシ部材を、互いの対向距離を調整することにより少なくとも表示パネルの外周側の互いに対向する一対の側面に係止した状態で、表示パネルの背面側で互いに連結して連結体を形成する。そして、第3の工程において、第3シャーシ部材を、第1のコーナー部および第2のコーナー部の間に挟まれた外周部に対向する外周部の中間部に係止する。そして、第4の工程により、第2の工程で形成された連結体と、第3の工程で中間部に押し付けられた第3シャーシ部材との対向距離を調整し、連結体および第3シャーシ部材が表示パネルの外周側の側面とそれぞれ係止した状態で、これらを表示パネルの背面側で連結する。これにより、表示パネルを第1シャーシ部材、第2シャーシ部材、および第3シャーシ部材によって、固定することができる。
また、本方法によれば、本発明による表示パネルの固定構造を形成することができる。
本発明の表示パネルの固定構造および固定方法によれば、第1シャーシ部材、第2シャーシ部材、および第3シャーシ部材を表示パネルの第1のコーナー部、第2のコーナー部、およびこれらに挟まれた外周側の側面に対向する外周側の側面の中間部の外周側の側面とそれぞれ係止した状態で、表示パネルの背面側で連結して表示パネルを固定することができるため、取付用のねじ締め穴を有しない表示パネルであっても、精度よく容易に固定することができるという効果を奏する。
本発明の実施形態に係る表示パネルの固定構造を示す斜視組立図である。 図1におけるA部の部分拡大図である。 図1におけるB視の部分拡大図である。 本発明の実施形態に係る表示パネルの固定構造に用いる第1シャーシ部材および第2シャーシ部材の構成を示す分解斜視図である。 図3におけるC−C断面図である。 図3におけるC視図である。 図3におけるD−D断面図である。 図3におけるD視図である。 図5AにおけるE視図である。 本発明の実施形態に係る表示パネルの固定構造に用いる固定シャーシの第1連結固定部の構成を示す分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る表示パネルの固定構造に用いる固定シャーシの連結体および第3シャーシ部材の構成を示す分解斜視図である。 図7におけるG視図である。 図7におけるH−H断面図である。 図9AにおけるJ視図である。 図9AにおけるK視図である。
以下では、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。
まず、本発明の実施形態に係る表示パネルの固定構造について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る表示パネルの固定構造を示す模式的な斜視組立図である。図2Aは、図1におけるA部の部分拡大図である。図2Bは、図1におけるB視の部分拡大図である。図3は、本発明の実施形態に係る表示パネルの固定構造に用いる第1シャーシ部材および第2シャーシ部材の構成を示す模式的な分解斜視図である。図4Aは、図3におけるC−C断面図である。図4Bは、図3におけるC視図である。図5Aは、図3におけるD−D断面図である。図5Bは、図5AにおけるF−F断面図である。図6は、本発明の実施形態に係る表示パネルの固定構造に用いる固定シャーシの第1連結固定部の構成を示す模式的な分解斜視図である。図7は、本発明の実施形態に係る表示パネルの固定構造に用いる固定シャーシの連結体および第3シャーシ部材の構成を示す模式的な分解斜視図である。図8は、図7におけるG視図である。図9Aは、図7におけるH−H断面図である。図9Bは、図9AにおけるJ視図である。図9Cは、図9AにおけるK視図である。
本実施形態の表示パネルの固定構造を有する液晶パネル組立体1について説明する。
液晶パネル組立体1は、図1、図2A、2Bに示すように、矩形板状の液晶パネル2(表示パネル)を固定シャーシ3によって固定した組立体である。
まず、固定シャーシ3によって固定する液晶パネル2の形状について説明する。
液晶パネル2は、矩形板状であれば、適宜の画面サイズのものを採用することができる。図1には、一例として、液晶テレビジョンに用いられる横長の矩形形状を有する構成を示している。
以下では、説明を簡単にするため、液晶パネル2および液晶パネル組立体1において、画像表示を行う矩形状の画像表示部2g(図2B参照)の画面の横方向に延びる軸をX軸、これと直交する縦方向に延びる軸をY軸とし、これらX軸、Y軸に直交し、画像表示部2gの前面側から背面側に向かって延びる軸をZ軸とし、これらX軸、Y軸、Z軸を参照して方向を表す場合がある。X軸の正方向は、Y軸を鉛直軸に合わせてZ軸負方向から正方向に向かって見るとき、右から左に進む方向である。Y軸の正方向は、Y軸を鉛直軸に合わせたとき、鉛直下方から鉛直上方に進む方向である。Z軸の正方向は、画像表示部2gの前面側から背面側に向かう方向である。Z軸方向は、液晶パネル2の板厚方向に一致している。
これらX軸、Y軸、Z軸の方向は、図面中に記載されたX軸、Y軸、Z軸の方向に一致している。
液晶パネル2は、矩形外形を形成する外周側の平面状の側面として、上側面2a、右側面2b、下側面2c、および左側面2dを備える。上側面2aおよび下側面2cは、液晶パネル2の長手方向(X軸方向)に沿う側面であり、短手方向(Y軸方向)において互いに対向している。右側面2bおよび左側面2dは、液晶パネル2のY軸方向に沿う側面であり、X軸方向において互いに対向している。すなわち、液晶パネル2の矩形状の外形において、上側面2a、下側面2cは互いにY軸方向の対辺であり、右側面2b、左側面2dは互いにX軸方向の対辺である。
上側面2aと右側面2bとの間、右側面2bと下側面2cとの間、下側面2cと左側面2dとの間、左側面2dと上側面2aとの間には、それぞれ、これらの側面を円筒形状に丸めて接続する曲面(R面)が設けられていてもよい。
液晶パネル2の板厚方向(Z軸方向)においてZ軸負方向側には、画像表示部2gの周囲を囲繞する矩形枠状の平面部である前側固定面2eが設けられている。前側固定面2eは、その外周部が上側面2a、右側面2b、下側面2c、および左側面2dに接続されている。
液晶パネル2の板厚方向においてZ軸正方向側には、図3に示すように、少なくとも右側面2b、下側面2c、左側面2dに沿って前側固定面2eと対向する位置に前側固定面2eと平行な矩形枠状の平面部である後側固定面2fが設けられている。後側固定面2fは、その外周部が右側面2b、下側面2c、および左側面2dに接続されている。
このように、本実施形態では、前側固定面2eと後側固定面2fとの間の距離は一定である。
このような構成により、液晶パネル2は、矩形外形の4隅の領域には、液晶パネル2の外周部の側面によって、コーナー部2A、2B、2C、2Dが形成されている。
コーナー部2A(第1のコーナー部)は、上側面2a、左側面2d、前側固定面2e、および後側固定面2fにより外形が形成されている。コーナー部2B(第2のコーナー部)は、コーナー部2AとX軸方向に隣り合うコーナー部であり、上側面2a、右側面2b、前側固定面2e、および後側固定面2fにより外形が形成されている。
コーナー部2C、2Dは、それぞれコーナー部2B、2AとY軸方向に隣り合うコーナー部である。コーナー部2C、2Dの間に挟まれた液晶パネル2の外周部の領域を以下では中間部2Eと称する。すなわち、中間部2Eは、下側面2c、前側固定面2e、および後側固定面2fにより外形が形成されている。
本実施形態では、上側面2a、右側面2b、下側面2c、および左側面2dがそれぞれ一平面からなるため、コーナー部2A、2B、2C、2Dの間に明確な境界線はないが、互いに重ならない領域として定義する。したがって、コーナー部2A、2B、2C、2DのX軸方向、Y軸方向に沿う長さは、いずれも、液晶パネル2の矩形外形の短手方向の幅(Y軸方向の幅)の半分よりも短い。
固定シャーシ3の概略構成は、第1シャーシ部材5、第2シャーシ部材4、および第3シャーシ部材6を備える。
固定シャーシ3は、液晶パネル組立体1において、第1シャーシ部材5の一端側がコーナー部2Aに、第2シャーシ部材4の一端側がコーナー部2Bに、第3シャーシ部材6の一端側がコーナー部2C、2Dの間の中間部2Eにそれぞれ係止されている。
本実施形態では、中間部2Eに係止される第3シャーシ部材6は、液晶パネル2のX軸方向の中心部において、液晶パネル2のX軸方向の長さの約3分の1程度の範囲内に係止されている。
このような状態で、第1シャーシ部材5、第2シャーシ部材4、および第3シャーシ部材のそれぞれの他端側は、液晶パネル2の背面側(Z軸正方向側)の中心部の位置に配置され、互いに連結されている。これにより、固定シャーシ3は液晶パネル2の背面側(Z軸正方向側)からみてY字状をなして連結されている。
第1シャーシ部材5は、金属板をプレス加工して形成された部材である。
第1シャーシ部材5は、コーナー部2Aにおいて前側固定面2e、左側面2d、および後側固定面2fを囲むことができるチャンネル状に形成された係止部5A(第1コーナー係止部)と、一端側が係止部5Aに接続され、液晶パネル2の背面側において係止部5Aから斜め方向(以下、長手方向L5Bと称する)に延ばされた細長いアーム部5Bと、アーム部5Bの他端側に接続された略平板状の連結部5Cとを備える。
アーム部5Bは、長手方向L5Bに沿って細長く延ばされ、XY平面に平行な平面からなる板状部5xと、この板状部5xの短手方向の中心に長手方向L5Bに沿って形成された絞り部5yとを有する。絞り部5yは、本実施形態では、液晶パネル組立体1において、Z軸正方向から負方向側に凹む凹状に設けられている。
アーム部5Bの長手方向L5Bは、図1に示すように、後述する係止部5Aの左側面係止部5bをコーナー部2Aの左側面2dに係止したとき、XY平面において液晶パネル2の中心側に向かう方向に延びている。すなわち、アーム部5Bの一端側から他端側に向かうにつれて、X軸負方向側かつY軸負方向側に向かって延びている。
係止部5Aは、液晶パネル2のコーナー部2AにX軸正方向側およびY軸正方向側から係止するためのものであり、図2A、2Bに示すように、左側面係止部5b、前側押え部5a、板状部5i、後側押え部5f、および上側面係止部5cを備える。
左側面係止部5bは、チャンネル状の係止部5Aの溝底を構成する細長い矩形状の平板部であり、長手方向に沿って左側面2dに当接して係止できるように、短手方向の幅が左側面2dのZ軸方向の幅よりも広幅に形成されている。
前側押え部5aは、チャンネル状の係止部5Aの一方の溝側面を構成する平板部であり、左側面係止部5bがコーナー部2Aの左側面2dに係止されたときに前側固定面2eに重なるように、左側面係止部5bの短手方向の一方の端部(図4Aの図示左側の端部)から直角に折り曲げて形成されている。
本実施形態では、図2Bに示すように、前側押え部5aの曲げ先側の両端部には、左側面係止部5bの長手方向に延びるスリットが設けられ、これにより、コーナー部2Aにおける前側固定面2eのX軸方向の幅よりも狭い幅を有する片状に形成され、左側面係止部5bの長手方向に沿って延ばされた一対の板ばね部5dが形成されている。
各板ばね部5dの先端部には、図4Aに示すように、チャンネル状の係止部5Aの他方の溝側面を構成する板状部5iに向かって半球状に突出された半球部5eが設けられている。半球部5eは絞り加工によって板ばね部5dと一体に形成されている。
各板ばね部5dは、外力が作用しない自然状態では、前側押え部5aと同一平面上に整列しているが、外力が作用すると、前側押え部5aの面外方向、例えば、図4Aに示す矢印a、aのように、板状部5iから遠ざかる方向に撓み変形することができる。
板状部5iは、図2A、4Aに示すように、左側面係止部5bがコーナー部2Aの左側面2dに係止されたときに後側固定面2fに重なるように、左側面係止部5bの短手方向の他方の端部(図4Aの図示右側の端部)から前側押え部5aと同方向側に直角に折り曲げて形成されている。
ただし、板状部5iには、左側面係止部5bの長手方向の中間部において前側押え部5aと対向する位置に、前側押え部5a側に凹となる絞り加工が施され、板状部5iと平行な平板部である後側押え部5fが形成されている。
図4Aに示すように、後側押え部5fと前側押え部5aとの間の隙間は、この隙間にコーナー部2Aを挿入できるように、前側固定面2eと後側固定面2fとの間の距離よりもわずかに広い寸法に設定されている。
また、図2Aに示すように、後側押え部5fと左側面係止部5bとは、逃げ孔5zを介して離間されている。逃げ孔5zに面する後側押え部5fの端部には、左側面係止部5bの法線方向(図2AのX軸方向)に延びる2つのスリットが設けられ、これら2つのスリットの間に、左側面係止部5bの法線方向に沿って延ばされた突片状の板ばね部5gが形成されている。
板ばね部5gは、外力が作用しない自然状態では、後側押え部5fと同一平面上に整列しているが、外力が作用すると、後側押え部5fの面外方向、例えば、図4Bに示す矢印aのように、前側押え部5aから遠ざかる方向に撓み変形することができる。
板ばね部5gの先端部には、前側押え部5aに向かって半球状に突出された半球部5hが設けられている。半球部5hは絞り加工によって板ばね部5gと一体に形成されている。
半球部5e、5hの板ばね部5d、5gからの突出量は、前側押え部5aおよび後側押え部5fで形成される溝幅内にコーナー部2Aを挿入したときに、半球部5e、5hがそれぞれ前側固定面2e、後側固定面2fと確実に当接して、前側固定面2e、後側固定面2fをそれぞれ押圧できる突出量に設定されている。
板状部5iおよび後側押え部5fは、本実施形態では、左側面係止部5bと反対側の端部においてそれぞれアーム部5Bの板状部5xおよび絞り部5yと滑らかに接続されている。
上側面係止部5cは、係止部5Aの左側面係止部5bをコーナー部2Aの左側面2dに係止したとき、上側面2aに係止するように、Y軸正方向側に位置する板状部5iの端部から前側押え部5aに向かって直角に折り曲げられた平板部である。
連結部5Cは、第2シャーシ部材4および第3シャーシ部材6の他端部と連結するためのもので、図3に示すように、アーム部5Bの他端において左側面係止部5bの長手方向と平行な方向(図3のY軸方向)に沿って延びる固定部5jと、固定部5jの延在方向(図示のY軸方向)の両端部において固定部5jの延在方向と直交する方向かつアーム部5Bと反対側に向かってそれぞれ突出された突片部5k、5mとを備える。
本実施形態では、固定部5jおよび突片部5k、5mは、アーム部5Bの板状部5xと同一平面に整列した平面部を備えている。
突片部5kは、固定部5jの延在方向の基端側(図3のY軸正方向側)の端部に設けられ、図6に示すように、突出方向の先端部に、突出方向に沿って長い長円状のスライド穴5pが設けられている。
突片部5mは、固定部5jの延在方向の先端側(図3のY軸負方向側)の端部に設けられ、図6に示すように、突出方向の先端部に、スライド穴5pと同形状を有するスライド穴5qが設けられている。
スライド穴5p、5qは、それぞれ、固定ねじ7を挿通して、後述する第2シャーシ部材4の連結部4Cとねじ止めし、連結部5Cを液晶パネル2のY軸方向に位置決めして連結する貫通孔である。このため、スライド穴5p、5qの短径は、固定ねじ7をがたつきなく挿入できる大きさを有する。
図3に示すように、突片部5kの突出方向の基端側には、後述する第3シャーシ部材6の突片部6rを挿入する角穴5rと、第3シャーシ部材6をねじ止めするための雌ねじ部5sとが設けられている。
固定部5jにおいて、突片部5m寄りの位置には、後述する第3シャーシ部材6のスリット6mに挿通するため、固定部5jの延在方向に沿う一直線上に整列されて、固定部5j上に突出された2つの切り曲げ部5nが設けられている。
第2シャーシ部材4は、金属板をプレス加工して形成された部材である。
第2シャーシ部材4は、コーナー部2Bにおいて前側固定面2e、右側面2b、および後側固定面2fを囲むことができるチャンネル状に形成された係止部4A(第2コーナー係止部)と、一端側が係止部4Aに接続され、係止部4Aから斜め方向(以下、長手方向L4Bと称する)に延ばされた細長いアーム部4Bと、アーム部4Bの他端側に接続された略平板状の連結部4Cとを備える。
アーム部4Bは、長手方向L4Bに沿って細長く延ばされ、XY平面に平行な平面からなる板状部4xと、この板状部4xの短手方向の中心に長手方向L4Bに沿って形成された絞り部4yとを有する。絞り部4yは、本実施形態では、液晶パネル組立体1において、Z軸正方向から負方向側に凹む凹状に設けられている。
第2シャーシ部材4は、コーナー部2Bに係止したときに、YZ平面に平行な平面を対称面として、コーナー部2Aと係止された第1シャーシ部材5と一部を除いて面対称な形状に形成され、一部を除いて面対称な位置関係に配置される部材である。
そこで、第2シャーシ部材4においては、第1シャーシ部材5と面対称な形状や位置関係に設けられた対応部分の符号に第1シャーシ部材5におけるのと同じアルファベットの添字を付す。以下では、第1シャーシ部材5と異なる点を中心に簡単に説明する。
係止部4Aは、液晶パネル2のコーナー部2BにX軸負方向側およびY軸正方向側から係止するためのものであり、図5A、5B、5Cに示すように、第1シャーシ部材5の左側面係止部5b、前側押え部5a、板状部5i、後側押え部5f、および上側面係止部5cに対応して、それぞれ、右側面係止部4b、前側押え部4a、板状部4i、後側押え部4f、および上側面係止部4cを備える。
右側面係止部4bは、左側面係止部5bと面対称な形状を有し、右側面2bに当接して係止できるように設けられている。
前側押え部4aは、前側押え部5aと面対称な形状を有している。このため、板ばね部5d、半球部5eに対応して、面対称に設けられた板ばね部4d、半球部4eを備え、コーナー部2Bの前側固定面2eと重なるように設けられている。
板状部4iは、板状部5iと面対称な形状を有し、右側面係止部4bがコーナー部2Bの右側面2bに係止されたときに後側固定面2fと重なるように設けられている。
後側押え部4fは、後側押え部5fと面対称な形状を有している。このため、後側押え部4fと右側面係止部4bとは、逃げ孔5zに対応する逃げ孔4zを介して離間されている。また、後側押え部4fは、板ばね部5g、半球部5hに対応して、面対称に設けられた板ばね部4g、半球部4hを備える。
板ばね部4d、4gの半球部4e、4hは、右側面係止部4bがコーナー部2Bの右側面2bに係止されたときには、図5Aに示すように、それぞれ前側固定面2e、後側固定面2fから外力を受けて、それぞれ前側固定面2e、後側固定面2fの面外方向である矢印b(b)、bの方向に撓み変形し、前側固定面2e、後側固定面2fに弾性力を付勢して当接するように設けられている。
これら板状部4iおよび後側押え部4fは、アーム部4Bの板状部4xおよび絞り部4yと滑らかに接続されている。アーム部4Bは、アーム部5Bと面対称な形状に形成されアーム部5Bと面対称な位置関係に配置されている。
上側面係止部4cは、上側面係止部5cと面対称な形状を有し上側面係止部5cと面対称な位置関係に配置されている。
連結部4Cは、図3に示すように、連結部5Cにおける固定部5j、角穴5r、雌ねじ部5s、および切り曲げ部5nと面対称な形状を有しこれらと面対称な位置関係に配置された固定部4j、角穴4r、雌ねじ部4s、および切り曲げ部4nを備える。
また、連結部4Cは、連結部5Cの突片部5k、5mに対応して、突片部4K、4Mを備える。
突片部4Kは、固定部4jの延在方向の基端側(図3のY軸正方向側)の端部に設けられ、図6に示すように、突出方向の先端部に、段曲げして形成された固定面4tを備える。
固定面4tは、第1シャーシ部材5および第2シャーシ部材4がそれぞれコーナー部2Aおよびコーナー部2Bに係止されたとき、突片部5kの先端部のZ軸負方向側に潜りこんでZ軸方向に重なるように設けられている。
固定面4tの中心部には、このように重ねられたとき、突片部5kのスライド穴5pと重なる位置に固定ねじ7と螺合する雌ねじ部4vが設けられている。上側面係止部4cおよび右側面係止部4bから雌ねじ部4vの中心位置までの距離と、上側面係止部5cおよび左側面係止部5bからスライド穴5pの中心位置までの距離とは、同一に設定されている。
突片部4Mは、固定部4jの延在方向の先端側(図3のY軸負方向側)の端部に設けられ、図6に示すように、突出方向の先端部に固定面4tと同様に形成された固定面4uを備える。
固定面4uの中心部には、固定面4tと同様に、突片部5mのスライド穴5qと重なる位置に固定ねじ7と螺合する雌ねじ部4wが設けられている。上側面係止部4cおよび右側面係止部4bから雌ねじ部4wの中心位置までの距離と、上側面係止部5cおよび左側面係止部5bからスライド穴5qの中心位置までの距離とは、同一に設定されている。
第3シャーシ部材6は、金属板をプレス加工して形成された部材である。
第3シャーシ部材6は、図1、7、8に示すように、中間部2Eにおいて前側固定面2e、下側面2c、および後側固定面2fを囲むことができるチャンネル状に形成された2つの係止部6A(対向側係止部)と、一端側がこれら係止部6Aにそれぞれ接続されたアーム部6B、6Dと、アーム部6B、6Dの他端側に固定された連結部6Cとを備える。
アーム部6B、6Dはそれぞれ共通して、各係止部6Aからそれぞれ長手方向Lに沿って延ばされた細長い板状部6xとこの板状部6xの短手方向の中心に長手方向Lに沿って形成された絞り部6yとを有する。本実施形態では、長手方向Lは後述する係止部6Aの下側面係止部6bの法線方向である。
係止部6Aは、液晶パネル2の中間部2EにY軸負方向側から係止するためのものであり、係止部5Aから上側面係止部5cを削除したのと同様な形状を有している。すなわち、係止部5Aの左側面係止部5b、前側押え部5a、板状部5i、および後側押え部5fに対応して、図9Aに示すように、それぞれ、下側面係止部6b、前側押え部6a、板状部6i、および後側押え部6fを備える。以下、係止部5Aと異なる点を中心に説明する。
下側面係止部6bは、チャンネル状の係止部6Aの溝底を構成する細長い矩形状の平板部であり、長手方向に沿って下側面2cに当接して係止できるように、短手方向の幅が下側面2cのZ軸方向の幅よりも広幅に形成されている。
前側押え部6aは、チャンネル状の係止部6Aの一方の溝側面を構成する平板部であり、下側面係止部6bが中間部2Eの下側面2cに係止されたときに前側固定面2eに重なるように、下側面係止部6bの短手方向の一方の端部(図9Aの図示上側の端部)から直角に折り曲げて形成されている。
本実施形態では、図9Cに示すように、前側押え部6aの曲げ先側の両端部には、下側面係止部6bの長手方向に延びるスリットが設けられ、これにより、中間部2Eにおける前側固定面2eのZ軸方向の幅よりも狭い幅を有する片状に形成され、下側面係止部6bの長手方向に沿って延ばされた一対の板ばね部6dが形成されている。
各板ばね部6dの先端部には、図9Aに示すように、チャンネル状の係止部6Aの他方の溝側面を構成する板状部6iに向かって半球状に突出された半球部6eが設けられている。半球部6eは絞り加工によって板ばね部6dと一体に形成されている。
各板ばね部6dは、前側押え部6aの面外方向、例えば、図9Aに示す矢印c、cのように、板状部6iから遠ざかる方向に撓み変形することができる。
板状部6iは、図9Aに示すように、下側面係止部6bが中間部2Eの下側面2cに係止されたときに後側固定面2fに重なるように、下側面係止部6bの短手方向の他方の端部(図9Aの図示下側の端部)から前側押え部6aと同方向側に直角に折り曲げて形成されている。
ただし、板状部6iには、下側面係止部6bの長手方向の中間部において前側押え部6aと対向する位置に、前側押え部6a側に凹となる絞り加工が施され、板状部6iと平行な平板部である後側押え部6fが形成されている。
図9Aに示すように、後側押え部6fと前側押え部6aとの間の隙間は、この隙間に中間部2Eを挿入できるように、前側固定面2eと後側固定面2fとの間の距離よりもわずかに広い寸法に設定されている。
また、図9Bに示すように、後側押え部6fと下側面係止部6bとは、逃げ孔6zを介して離間されている。逃げ孔6zに面する後側押え部6fの端部には、下側面係止部6bの法線方向(図8、9BのY軸方向)に延びる2つのスリットが設けられ、これら2つのスリットの間に、下側面係止部6bの法線方向に沿って延ばされた突片状の板ばね部6gが形成されている。
板ばね部6gの先端部には、前側押え部6aに向かって半球状に突出された半球部6hが設けられている。半球部6hは絞り加工によって板ばね部6gと一体に形成されている。
板ばね部6gは、後側押え部6fの面外方向、例えば、図9Aに示す矢印cのように、前側押え部6aから遠ざかる方向に撓み変形することができる。
半球部6e、6hの板ばね部6d、6gからの突出量は、前側押え部6aおよび後側押え部6fで形成される溝幅内に中間部2Eを挿入したときに、半球部6e、6hがそれぞれ前側固定面2e、後側固定面2fと確実に当接して、前側固定面2e、後側固定面2fをそれぞれ押圧できる突出量に設定されている。
これら板状部6iおよび後側押え部6fは、本実施形態では、下側面係止部6bと反対側の端部においてそれぞれアーム部6B、6Dの板状部6xおよび絞り部6yと滑らかに接続されている。
本実施形態では、アーム部6B、6Dの長手方向Lは、下側面係止部6bの法線方向に一致されている。
連結部6Cは、図7、8に示すように、アーム部6B、6Dの長手方向Lにおける係止部6Aと反対側の端部の板状部6xと接続された略直方体状の連結部本体6sと、連結部本体6sにおいてアーム部6B、6Dが接続された側と反対の側面から側方に突出された一対の突片部6rと、連結部本体6sにおいて突片部6rが突出された側面を挟んで対向する各側面から側方に突出された固定フランジ部6j、6kとを備える。
固定フランジ部6jは、連結部4Cの固定部4jに重ねて固定するための平板部であり、図1に示すように、各係止部6Aが中間部2Eに係止された状態で、連結部本体6sのZ軸負方向側の端部から固定部4jの長手方向にわたってX軸負方向側に延ばされている。
固定フランジ部6jには、図8に示すように、各係止部6Aが中間部2Eに係止された状態において雌ねじ部4sを露出させる開口形状を有し、Y軸方向に沿って長いスライド穴6pが設けられている。また固定フランジ部6jには、各係止部6Aが中間部2Eに係止された状態において一対の切り曲げ部4nをそれぞれ挿通可能なY軸方向に細長い角穴状の一対のスリット6mが設けられている。
固定フランジ部6kは、連結部5Cの固定部5jに重ねて固定するための平板部であり、図1に示すように、各係止部6Aが中間部2Eに係止された状態で、連結部本体6sのZ軸負方向側の端部から固定部5jの長手方向にわたってX軸正方向側に延ばされている。
固定フランジ部6kには、図8に示すように、各係止部6Aが中間部2Eに係止された状態において雌ねじ部5sを露出させる開口形状を有し、Y軸方向に沿って長い長円状のスライド穴6qが設けられている。また固定フランジ部6kには、各係止部6Aが中間部2Eに係止された状態において一対の切り曲げ部5nをそれぞれ挿通可能なY軸方向に細長い角穴状の一対のスリット6nが設けられている。
各突片部6rは、各係止部6Aが中間部2Eに係止され、固定フランジ部6j、6kがそれぞれ固定部4j、5jに重ねられた状態で、連結部4Cの角穴4r、および連結部5Cの角穴5rの内部にZ軸正方向側およびY軸負方向側から挿入可能に設けられている。本実施形態では、固定フランジ部6j、6kのZ軸方向の位置よりも、固定部4j、5jの板厚分だけZ軸負方向側にずれた位置から、Y軸正方向側に突出された矩形状の形状を有する。
このため、各突片部6rは、液晶パネル組立体1においては、それぞれ角穴4r、5rの開口にZ軸正方向側からY軸正方向側に向かって挿入され、固定部4j、5jのZ軸負方向側に潜りこんで固定部4j、5jに重なるように差し込まれている。
このような固定シャーシ3は、図7に示すように、係止部5A、4Aがコーナー部2A、2Bにそれぞれ係止された状態で、突片部5k、4K、および突片部5m、4Mにおいてそれぞれ固定ねじ7によって連結されている。また、各係止部6Aが中間部2Eに係止された状態で、固定部4j、固定フランジ部6j、および固定部5j、固定フランジ部6kにおいてそれぞれ固定ねじ7によって連結されている。
ここで、左側面係止部5b、右側面係止部4bはそれぞれコーナー部2A、2Bの左側面2d、右側面2bにがたつきなく係止され、上側面係止部5c、4cは、それぞれコーナー部2A、2Bの上側面2aにがたつきなく係止されている。また、各下側面係止部6bは、中間部2Eの下側面2cにがたつきなく係止されている。
このため、液晶パネル組立体1における固定シャーシ3は、固定シャーシ3に対して液晶パネル2がX軸方向およびY軸方向にがたつきなく固定されている。
次に、以上に説明した固定シャーシ3によって液晶パネル2を固定する本実施形態の表示パネルの固定方法について説明する。
本固定方法は、以下に説明する第1〜第4の工程を行うことにより、本実施形態の表示パネルの固定構造による液晶パネル組立体1を形成する固定方法である。
第1の工程は、液晶パネル2におけるコーナー部2Aに第1シャーシ部材5を係止し、コーナー部2Aに隣り合う液晶パネル2におけるコーナー部2Bに第1シャーシ部材5を係止する工程である。
第1シャーシ部材5および第2シャーシ部材4の係止順序は特に限定されない。第1シャーシ部材5および第2シャーシ部材4のいずれか一方を先に係止してから、他方を係止してもよいし、第1シャーシ部材5および第2シャーシ部材4を同時に係止してもよい。以下では、第2シャーシ部材4を先に係止してから第1シャーシ部材5を係止する例で説明する。
まず、図3に示すように、第2シャーシ部材4の上側面係止部4cをY軸正方向側に向けて、右側面係止部4bの長手方向がY軸方向に沿うように配置する。そして、Y軸正方向側から負方向側に向かって、第2シャーシ部材4を移動し、係止部4Aの溝内にコーナー部2Bの右側面2b側の端部を挿入する。図5Aに示すように、係止部4Aの前側押え部4aおよび後側押え部4fによる溝幅は、自然状態で前側押え部4aおよび後側押え部4fに整列された板ばね部4d、4gの板面の間でも、係止部4AのZ軸方向の幅よりわずかに広幅であるため、容易に挿入を行うことができる。
挿入が進んで、コーナー部2Bの前側固定面2e、後側固定面2fがそれぞれ半球部4e、4hに当接すると、板ばね部4d、4gがそれぞれ図5Aの矢印b、b、b方向に撓み変形するため、コーナー部2Bへの挿入を続けることができる。
このようにして、図7に示すように、係止部4Aの右側面係止部4bおよび上側面係止部4cを、それぞれコーナー部2Bの右側面2bおよび上側面2aに係止することができる。このとき、アーム部4Bは、液晶パネル2の背面においてコーナー部2Bから液晶パネル2の中心側に向かう斜め方向に延ばされた状態に配置されている。
また、この係止状態では、コーナー部2Bは、板ばね部4d、4gの撓み変形によって、半球部4e、4hからそれぞれZ軸負方向側およびZ軸正方向側に弾性力の作用を受けている。すなわち、コーナー部2Bは、係止部4Aの板ばね部4d、4gによって、液晶パネル2の板厚方向であるZ軸方向に弾性力が作用した状態で挟持されている。このため、コーナー部2Bは、係止部4Aによって板厚方向にも係止されている。
このように、板ばね部4d、4gは、コーナー部2Bにおいて液晶パネル2の板厚方向に弾性力を作用させて液晶パネル2を挟持する第2弾性挟持部を構成している。
次に、図3に示すように、同様にして、コーナー部2Aに第1シャーシ部材5を係止する。この係止過程の動作は、第1シャーシ部材5の係止部5Aが第2シャーシ部材4の係止部4Aと面対称な形状を有しているため、上記の第2シャーシ部材4の係止過程の説明から容易に理解される。このため、詳細の説明は省略する。
これにより、図7に示すように、係止部5Aの左側面係止部5bおよび上側面係止部5cを、それぞれコーナー部2Aの左側面2dおよび上側面2aに係止することができる。このとき、アーム部5Bは、液晶パネル2の背面においてコーナー部2Aから液晶パネル2の中心側に向かう斜め方向に延ばされた状態に配置されている。
また、この係止状態では、コーナー部2Aは、板ばね部5d、5gの撓み変形によって、半球部5e、5hからそれぞれZ軸負方向側およびZ軸正方向側に弾性力の作用を受けている。すなわち、コーナー部2Aは、係止部5Aにおいて板ばね部5d、5gによって、液晶パネル2の板厚方向であるZ軸方向に弾性力が作用した状態で挟持されている。このため、コーナー部2Aは、係止部5Aによって板厚方向にも係止されている。
このように、板ばね部5d、5gは、コーナー部2Aにおいて液晶パネル2の板厚方向に弾性力を作用させて液晶パネル2を挟持する第1弾性挟持部を構成している。
本工程では、係止部4A、5Aは、板厚方向に弾性力が作用した状態で係止されているため、係止部4A、5Aを外周側の側面である上側面2a、右側面2b、左側面2dに係止された状態を保持することができる。
ただし、これら外周側の側面との係止状態は、後述する第2の工程や第4の工程で対向距離を調整して修正することができるため、本工程では、各外周側の側面に対する最終的な係止状態とは異なる仮の係止状態でもよい。例えば、各外周側の側面と、右側面係止部4b、左側面係止部5b、上側面係止部4c、5cとの間は、不均一に当接する係止状態でもよいし、係止位置から多少ずれていてもよい。
以上で、第1の工程が終了する。
次に第2の工程を行う。本工程は、図7に示すように、第1の工程でそれぞれ液晶パネル2に係止された第1シャーシ部材5および第2シャーシ部材4を、互いの対向距離を調整することにより少なくとも液晶パネル2の外周側の互いに対向する一対の側面である左側面2dおよび右側面2bに係止した状態で、液晶パネル2の背面側で互いに連結して、第1シャーシ部材5および第2シャーシ部材4による連結体8を形成する工程である。
第1の工程が終了すると、第2シャーシ部材4の係止部4A、アーム部4Bと、第1シャーシ部材5の係止部5A、アーム部5Bとは、それぞれの対称性により、YZ平面に平行な面に略面対称な位置関係に配置されている。
このとき、連結部4Cにおける突片部4K、4Mの先端部と、連結部5Cにおける突片部5k、5mの先端部とは、X軸方向において、それぞれ対向している。
すなわち、図6に示すように、突片部4K(4M)の固定面4t(4u)が、突片部5k(5m)の先端部にZ軸負方向側に潜り込んで重なっている。これにより、突片部5k(5m)のスライド穴5p(5q)の内部に雌ねじ部4v(4w)が重なる位置関係となっている。
ここで、コーナー部2Bにおける上側面係止部4cと上側面2aとの係止状態と、コーナー部2Aにおける上側面係止部5cと上側面2aとの係止状態とに差が大きいなどしてスライド穴5p(5q)の内部に雌ねじ部4v(4w)が重ならない場合には、係止部4A、5AをそれぞれY軸負方向側から液晶パネル2側に押し付けておく。
次に、例えば、係止部4A、5AをそれぞれX軸負方向側、正方向側から液晶パネル2側に押し付けるなどして、係止部4A、5AのX軸方向の対向距離を調整する。これにより、コーナー部2A、2Bにおいて左側面係止部5b、右側面係止部4bが、それぞれ左側面2d、右側面2bにがたつきなく係止する状態が得られる。
スライド穴5p(5q)は、X軸方向に長径を有する長円状に設けられているため、スライド穴5p(5q)の長径寸法の範囲で、第1シャーシ部材5および第2シャーシ部材4のX軸方向の位置調整を行うことができる。
このため、液晶パネル2のX軸方向の幅が、加工誤差などによってばらついても、係止部4A、5AをX軸方向にがたつきなく係止することができる。
次に、スライド穴5p(5q)を介して固定ねじ7を挿入して雌ねじ部4v(4w)に螺合し、突片部5k(5m)と突片部4K(4M)の固定面4t(4u)とをねじ固定する。
係止部4A、5Aは、それぞれコーナー部2B、2Aを板厚方向に弾性力を作用させて挟持しているため、第2シャーシ部材4、第1シャーシ部材5の液晶パネル2に対する位置関係は安定している。このため、ねじ締め時に係止部4A、5Aを押えていなくても、ねじ締め前に形成された係止状態を保持したまま、ねじ固定を行うことができる。したがって、ねじ締めが容易になる。
このようにして、図7に示すように、第1シャーシ部材5および第2シャーシ部材4による連結体8が形成され、第2の工程が終了する。
このように、第1シャーシ部材5の連結部5Cにおける突片部5k、5mと、第2シャーシ部材4の連結部4Cの突片部4K、4Mとは、コーナー部2B、2Aの対向距離を変えて、第1シャーシ部材5および第2シャーシ部材4を液晶パネル2の背面側で互いに連結して、第1シャーシ部材5および第2シャーシ部材4による連結体8を形成する第1連結固定部を構成している。
突片部5k、5mに設けられたスライド穴5p、5qは、突片部5k、5mの突出方向に沿って、互いに平行に設けられている。このため、それぞれに固定ねじ7が挿入された状態で、第2シャーシ部材4および第1シャーシ部材5の相対移動を互いの対向方向、すなわちX軸方向に案内する第1移動案内機構を構成している。
このように本実施形態では、第1移動案内機構を有しているため、第2の工程において、第1シャーシ部材5と第2シャーシ部材4との対向距離を調整して連結する場合に、対向方向と直交するY軸方向に位置ずれしないように保持するなどの手間を省くことができる。このため、対向距離の調整作業および連結作業を容易かつ効率的に行うことができる。
次に、第3の工程を行う。本工程は、液晶パネル2においてコーナー部2B、2Aの間に挟まれた外周部に対向する外周部の中間部2Eに第3シャーシ部材6を係止する工程である。
まず、図7に示すように、第3シャーシ部材6を、第3シャーシ部材6の連結部6Cが液晶パネル2の背面側かつY軸正方向側、係止部6AがY軸負方向側となり、係止部6Aの下側面係止部6bの法線がY軸方向に沿うように配置する。
そして、Y軸負方向側から正方向側に向かって、第3シャーシ部材6を移動し、各係止部6Aの溝内に中間部2Eの下側面2c側の端部を挿入する。このとき、第3シャーシ部材6のX軸方向の位置は、連結部6Cが連結体8の連結部4C、5Cと重なる位置関係に配置する。
図9Aに示すように、係止部6Aの前側押え部6aおよび後側押え部6fによる溝幅は、自然状態で前側押え部6aおよび後側押え部6fに整列された板ばね部6d、6gの板面の間でも、係止部6AのZ軸方向の幅よりわずかに広幅であるため、容易に挿入を行うことができる。
挿入が進んで、中間部2Eの前側固定面2e、後側固定面2fがそれぞれ半球部6e、6hに当接すると、板ばね部6d、6gがそれぞれ図9Aの矢印c、c、c方向に撓み変形するため、各係止部6Aの挿入を続けることができる。
このようにして、図1に示すように、各係止部6Aを、それぞれ中間部2Eの下側面2cに係止することができる。
そして、アーム部6B、6Cは、液晶パネル2の背面において、液晶パネル2の中心側に向ってY軸に沿う方向に延ばされた状態に配置される。また、連結部6Cは、連結体8における連結部4C、5CにZ軸方向負方向側から重なる。
このとき、本実施形態では、連結部6Cに設けられた各突片部6rを連結部4C、5cの角穴4r、5rに挿入することで、連結部6CのX軸方向の位置をおよそ位置決めすることができる。この状態では、連結部6Cのスリット6m、6nと連結部4C、5C上に突出された切り曲げ部4n、5nのX軸方向の位置が略一致する。このため、各係止部6AをY軸正方向側にさらに移動することで、切り曲げ部4n、5nを、スリット6m、6nにZ軸負方向側から差し込むことができる。
このようにして、連結部6Cを連結体8に対してX軸方向およびY軸方向に係止することができる。
この係止状態では、中間部2Eは、各板ばね部6d、6gの撓み変形によって、各半球部6e、6hからそれぞれZ軸負方向側およびZ軸正方向側に弾性力の作用を受けている。すなわち、中間部2Eは、各係止部6Aの板ばね部6d、6gによって、液晶パネル2の板厚方向であるZ軸方向に弾性力が作用した状態で挟持されている。このため、中間部2Eは、各係止部6Aによって板厚方向にも係止されている。
このように、板ばね部6d、6gは、中間部2Eにおいて液晶パネル2に板厚方向に弾性力を作用させて液晶パネル2を挟持する第3弾性挟持部を構成している。
本工程では、係止部6Aは、板厚方向に弾性力が作用した状態で係止されているため、係止部6Aを外周側の側面である下側面2cに係止された状態を保持することができる。
ただし、下側面2cとの係止状態は、後述する第4の工程で対向距離を調整して修正することができるため、本工程では、下側面2cに対する最終的な係止状態とは異なる仮の係止状態でもよい。例えば、下側面2cと下側面係止部6bとの間は、不均一に当接する係止状態でもよいし、係止位置から多少ずれていてもよい。
以上で、第3の工程が終了する。
次に、第4の工程を行う。本工程は、第2の工程で形成された連結体8と、第3の工程で中間部2Eに係止された第3シャーシ部材6とを、互いの対向距離を調整することにより、コーナー部2B、2A、および中間部2Eにおける外周側の側面である左側面2d、右側面2b、および下側面2cとそれぞれ係止した状態で、連結体8および第3シャーシ部材6を、液晶パネル2の背面側で互いに連結する工程である。
本工程では、連結体8を液晶パネル2に対してY軸正方向側からY軸負方向側に向かって押し付け、第3シャーシ部材6を液晶パネル2に対してY軸負方向側からY軸正方向側に向かって押し付ける。これにより、連結体8と第3シャーシ部材6とがそれぞれY軸方向に移動し、連結体8と第3シャーシ部材6との対向距離が調整される。
この結果、連結体8の上側面係止部4c、5cと上側面2aとががたつきなく確実に係止され、第3シャーシ部材6の下側面係止部6bと下側面2cとががたつきなく確実に係止される。
この状態で、連結部4C、5Cの雌ねじ部4s、5sは、それぞれ連結部6Cのスライド穴6p、6qの内部に重なる位置関係となっている。そこで、スライド穴6p、6qを介してそれぞれ固定ねじ7を挿入して雌ねじ部4s、5sに螺合し、連結部4C、5Cの固定部4j、5jと、連結部6Cの固定フランジ部6j、6kとをねじ固定する。
このとき、連結部6Cのスライド穴6p、6qは、Y軸方向に長い長円状に設けられているため、スライド穴6p、6qの長径寸法の範囲で、連結体8と第3シャーシ部材6とのY軸方向の対向距離の調整を行うことができる。
このため、液晶パネル2のY軸方向の幅が、加工誤差などによってばらついても、係止部6AをY軸方向にがたつきなく係止することができる。
このようにして、図1に示すように、液晶パネル組立体1が形成される。
以上で第4の工程が終了する。
このように、連結体8における固定部5j、4jと、連結部6Cにおける固定フランジ部6j、6kとは、コーナー部2B、2Aと中間部2Eとの対向距離を変えて、連結体8および第3シャーシ部材6を液晶パネル2の背面側で互いに連結する第2連結固定部を構成している。
本実施形態では、スリット6m、6nが互いに平行に設けられ、それぞれの長手方向が液晶パネル組立体1における連結体8と第3シャーシ部材6との対向方向に一致されている。このため、スリット6m、6nにそれぞれ切り曲げ部4n、4mは、挿入した状態では、スリット6m、6nによって、連結体8と第3シャーシ部材6との相対移動方向が、互いに対向方向に案内される。したがって、スリット6m、6n、切り曲げ部4n、4mは、それぞれ、連結体8と第3シャーシ部材6との相対移動を互いの対向方向に案内する第2移動案内機構を構成している。
このように本実施形態では、第2移動案内機構を有しているため、第4の工程において、連結体8と第3シャーシ部材6との対向距離を調整して連結する場合に、対向方向と直交するX軸方向に位置ずれしないように保持するなどの手間を省くことができる。このため、対向距離の調整作業および連結作業を容易かつ効率的に行うことができる。
以上に説明したように、本実施形態の表示パネルの固定構造および固定方法によれば、第1シャーシ部材5、第2シャーシ部材4、および第3シャーシ部材6を液晶パネル2のコーナー部2B、2A、およびこれらに挟まれた上側面2aに対向する下側面2cの中間部2Eにそれぞれ係止した状態で、液晶パネル2の背面側で連結して液晶パネル2を、長手方向および短手方向にがたつきなく容易に固定することができるため、取付用のねじ締め穴を有しない液晶パネル2であっても、液晶パネル2を精度よく固定することができる。
なお、本発明による表示パネルの固定構造および固定方法は上述の実施形態による構成に限定されるものではなく、本発明の要旨を変更しない限り種々の構成の置換や変更等が可能である。
例えば、上記の説明では、第1シャーシ部材5、第2シャーシ部材4、および第3シャーシ部材6が、それぞれ第1弾性挟持部、第2弾性挟持部、および第3弾性挟持部を備える場合の例で説明したが、例えば、係止部5A、4A、6Aのチャンネル形状の溝幅と、コーナー部2B、2A、および中間部2EのZ軸方向の幅が互いに精度良く嵌合できる寸法に形成されている場合などでは、第1弾性挟持部、第2弾性挟持部、および第3弾性挟持部のいずれか、または全部を削除した構成としてもよい。
また、上記の説明では、第1連結固定部および第2連結固定部が、それぞれ第1移動案内機構および第2移動案内機構を備える場合の例で説明したが、連結作業に支障がない場合には、第1移動案内機構および第2移動案内機構のいずれか、または両方を削除した構成としてもよい。
また、上記の説明では、第1弾性挟持部、第2弾性挟持部、第3弾性挟持部が、それぞれ係止部5A、4A、6Aに一体に形成された板ばね部5d、5g、4d、4g、6d、6gで構成された場合の例で説明したが、第1弾性挟持部、第2弾性挟持部、第3弾性挟持部は、弾性力を作用させることができる構成であれば、板ばねの構成には限定されない。例えば、ゴムなどの弾性体を用いてもよいし、係止部5A、4A、6Aの溝側面全体が変形して弾性力を作用させる構成としてもよい。
また、上記の説明では、板ばね部5d、5g、4d、4g、6d、6gに半球部5e、5h、4e、4h、6e、6hが突出して設けられ、これらを介して前側固定面2e、後側固定面2fに弾性力が作用する場合の例で説明したが、板ばね部に設けられる突起は、係止部5A、4A、6Aを円滑に液晶パネル2に嵌め込むことができれば、半球形状には限定されない。例えば、円筒状、円錐台状、半楕円体状、角錐台状などの他の突起形状を用いてもよい。
また、上記の説明では、第2連結固定部が、第1シャーシ部材および第2シャーシ部材と、第3シャーシ部材とにそれぞれ設けられた場合の例で説明したが、第2連結固定部は、連結体と第3シャーシ部材との対向距離を変えることができればよいため、第1シャーシ部材および第2シャーシ部材のいずれかと、第3シャーシ部材とにそれぞれ設けられていてもよい。
また、上記の説明では、第1シャーシ部材5、第2シャーシ部材4、第3シャーシ部材6は、いずれも、金属製の板材をプレス加工して製造した場合の例で説明したが、第1シャーシ部材5、第2シャーシ部材4、第3シャーシ部材6は、例えば成形品を採用してもよい。また、材質は、金属には限定されず、合成樹脂や、合成樹脂と金属との複合材料を用いてもよい。
また、上記の説明では、第1シャーシ部材5、第2シャーシ部材4、第3シャーシ部材6の係止部5A、4A、6Aのチャンネル状の形状が、液晶パネル2の板厚に比べて長いため液晶パネル2の外周部に沿って細長く形成された場合の例で説明した。これは一例であって、係止部5A、4A、6Aの溝部の長さは、液晶パネル2の外周側の側面を係止して、側面側から液晶パネル2を固定できれば特に限定されない。
したがって、上記に言う左側面係止部5b、右側面係止部4b、および下側面係止部6bの「長手方向」の長さは、液晶パネル2の板厚以下としてもよい。
また、上記の説明では、第1シャーシ部材5および第2シャーシ部材4が略面対称な形状を有する場合の例で説明したが、第1シャーシ部材5および第2シャーシ部材4の形状は面対称とは異なる形状としてもよい。すなわち、第1シャーシ部材5、第2シャーシ部材4、および第3シャーシ部材6のれん係止位置が、それぞれ、コーナー部2A、2B、中間部2Eであれば、係止部4A、5A、6Aの形状は互いに異なっていてもよい。そして、第1シャーシ部材5、第2シャーシ部材4、および第3シャーシ部材6を、上記の説明と異なる位置、例えば、液晶パネル2の背面側において液晶パネル2のX軸方向の中心から離れた位置に連結してもよい。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明は上記の実施形態や変形例等に限定されることはない。本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、構成の付加、省略、置換、およびその他の変更が可能である。本発明は前述した説明によって限定されることはなく、添付のクレームの範囲によってのみ限定される。
本発明は、例えば、液晶パネルなどの表示パネルの固定シャーシおよび固定方法に関する。
本発明は、取付用のねじ締め穴を有しない表示パネルであっても、精度よく容易に固定することができる表示パネルの固定シャーシおよび固定方法を提供できる。
1 液晶パネル組立体
2 液晶パネル(表示パネル)
2A コーナー部(第1のコーナー部)
2B コーナー部(第2のコーナー部)
2C、2D コーナー部
2E 中間部
2a 上側面
2b 右側面
2c 下側面
2d 左側面
2e 前側固定面
2f 後側固定面
3 固定シャーシ
4 第2シャーシ部材
4A 係止部(第2コーナー係止部)
4B、5B アーム部
4C、5C、6C 連結部
4K、4M、5k、5m 突片部
4a、5a、6a 前側押え部
4b 右側面係止部
4c、5c 上側面係止部
4d、4g、5d、5g、6d、6g 板ばね部
4e、4h、5e、5h、6e、6h 半球部
4f、5f 後側押え部
4i、5i、6i 板状部
4j、5j 固定部
4n、5n 切り曲げ部
4s、4v、4w、5s 雌ねじ部
4t、4u 固定面
5 第1シャーシ部材
5A 係止部(第1コーナー係止部)
5b 左側面係止部
5p、5q、6p、6q スライド穴
6 第3シャーシ部材
6A 係止部(対向側係止部)
6b 下側面係止部
6i 板状部
6j、6k 固定フランジ部
6m、6n スリット
6s 連結部本体
8 連結体

Claims (6)

  1. 前面に画像表示を行う矩形板状の表示パネルを固定する固定構造であって、
    前記表示パネルにおける第1のコーナー部の外周側の2つの側面にそれぞれ係止する第1コーナー係止部を一端部に有する第1シャーシ部材と、
    前記第1のコーナー部に隣り合う前記表示パネルにおける第2のコーナー部の外周側の2つの側面にそれぞれ係止する第2コーナー係止部を一端部に有する第2シャーシ部材と、
    前記表示パネルにおいて前記第1のコーナー部および前記第2のコーナー部の間に挟まれた外周側の側面に対向する外周側の側面の中間部に係止する対向側係止部を一端部に有する第3シャーシ部材と、
    を備え、
    前記第1シャーシ部材、前記第2シャーシ部材、および前記第3シャーシ部材の各他端部が、前記表示パネルの背面側で連結されたことを特徴とする表示パネルの固定構造。
  2. 前記第1シャーシ部材は、前記第1コーナー部において前記表示パネルの板厚方向に弾性力を作用させて前記表示パネルを挟持する第1弾性挟持部を前記一端部に有し、
    前記第2シャーシ部材は、前記第2コーナー部において前記表示パネルの板厚方向に弾性力を作用させて前記表示パネルを挟持する第2弾性挟持部を前記一端部に有し、
    前記対向側係止部は、前記中間部において前記表示パネルの板厚方向に弾性力を作用させて前記表示パネルを挟持する第3弾性挟持部を前記一端部に有することを特徴とする請求項1に記載の表示パネルの固定構造。
  3. 前記第1シャーシ部材および前記第2シャーシ部材における前記他端部には、前記第1コーナー係止部および前記第2コーナー係止部の対向距離を変えて、前記第1シャーシ部材および前記第2シャーシ部材を前記表示パネルの背面側で互いに連結して、前記第1シャーシ部材および前記第2シャーシ部材による連結体を形成する第1連結固定部が設けられ、
    前記第1シャーシ部材および前記第2シャーシ部材の少なくともいずれかの前記他端部と、前記第3シャーシ部材の前記他端部とには、前記第1コーナー係止部および前記第2コーナー係止部と前記対向側係止部との対向距離を変えて、前記連結体および前記第3シャーシ部材を前記表示パネルの背面側で互いに連結する第2連結固定部が設けられたことを特徴とする請求項1または2に記載の表示パネルの固定構造。
  4. 前記第1連結固定部は、
    前記第1シャーシ部材および前記第2シャーシ部材の相対移動を互いの対向方向に案内する第1移動案内機構を備え、
    前記第2連結固定部は、
    前記連結体と前記第3シャーシ部材との相対移動を互いの対向方向に案内する第2移動案内機構を備えることを特徴とする請求項3に記載の表示パネルの固定構造。
  5. 前記第1弾性挟持部、前記第2弾性挟持部、および前記対向側弾性挟持部は、
    前記弾性力を作用させる板ばね部を有することを特徴とする請求項2〜4のいずれか一項に記載の表示パネルの固定構造。
  6. 前面に画像表示を行う矩形板状の表示パネルを固定シャーシを用いて固定する表示パネルの固定方法であって、
    前記固定シャーシは、互いに連結可能、かつそれぞれ前記表示パネルの外周側の側面に係止可能な第1シャーシ部材、第2シャーシ部材、および第3シャーシ部材を有し、
    前記表示パネルにおける第1のコーナー部に前記第1シャーシ部材を係止し、前記第1のコーナー部に隣り合う前記表示パネルにおける第2のコーナー部に前記第2シャーシ部材を係止する第1の工程と、
    前記第1の工程でそれぞれ前記表示パネルに係止された前記第1シャーシ部材および前記第2シャーシ部材を、互いの対向距離を調整することにより少なくとも前記表示パネルの外周側の互いに対向する一対の側面に係止した状態で、前記表示パネルの背面側で互いに連結して、前記第1シャーシ部材および前記第2シャーシ部材による連結体を形成する第2の工程と、
    前記表示パネルにおいて前記第1のコーナー部および前記第2のコーナー部の間に挟まれた外周部に対向する外周部の中間部に前記第3シャーシ部材を係止する第3の工程と、
    前記第2の工程で形成された前記連結体と、前記第3の工程で前記中間部に係止された前記第3シャーシ部材とを、互いの対向距離を調整することにより、前記第1のコーナー部、前記第2のコーナー部、および前記中間部における外周側の側面とそれぞれ係止した状態で、前記連結体および前記第3シャーシ部材を、前記表示パネルの背面側で互いに連結する第4の工程と、
    を備えることを特徴とする表示パネルの固定方法。
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