JP5454799B2 - 判定帰還型等化器 - Google Patents

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Description

本発明は、波形等化を行う判定帰還型等化器(DFE:Decision Feedback Equalizer)と、この判定帰還形等化器を用いた等化装置と、このDFEまたは等化装置による等化方法とに係り、特に、超高速光通信において波形等化を行うDFEと、このDFEを用いた等化装置と、このDFEまたは等化装置による等化方法とに係る。
10Gbpsを超える超高速な光通信では、波長分散、偏波モード分散などの影響による波形歪が顕著になる。この波形歪に対応するために、電気的分散補償器(EDC:Electrical Dispersion Compensator)が使用されるようになってきている。特に、非線形フィルタである判定帰還型等化器は、フィードフォワード型等化器(FFE:Feed−Forward Equalizer)に比べて雑音抑圧効果が高く、より等化能力の高い波形歪み補償を行うことが可能である。
上記に関連して、特許文献1(特開2006−33663号公報)には、判定帰還型等化器に係る記載が開示されている。
特許文献1には、判定帰還型等化器の高速動作を実現する回路構成が開示されている。図1は、特許文献1に記載の判定帰還型等化器における構成を説明するための回路図である。
図1のように構成された判定帰還型等化器では、入力信号を受信した際に、一旦識別器12でデジタル信号に符号判定されたNRZ(Non−Return−to−Zero)信号を入力信号にフィードバックし、入力信号に加算もしくは減算することで、隣接ビット列による符号間干渉をキャンセルすることで波形等化を行っている。
しかしながら、long−haulネットワークやメトロネットワークなどの長距離光伝送では、受信感度を向上させるためRZ(Return−to−Zero)信号が用いられることが多い。このことは、例えば非特許文献1(P.J. Winzer and J. Leuthold,“Return−to−Zero Modulator Using a Single NRZ Drive Signal and an Optical Delay Interferometer,” IEEE Photon. Technol. Lett., vol. 13, No. 12, pp.1298−1300, Dec. 2001.)にも開示されている。そのため、NRZ信号を用いた判定帰還型等化器では、余計な符号間干渉が発生し、十分な性能が得られないという問題があった。
図2は、特許文献1における余計な符号間干渉について説明するための、回路図および波形図である。判定帰還型等化器に入力された信号は、識別器12でNRZ波形形状を有するデジタル信号に符号判別される。その一部が分岐されて、後遅延回路15と重み付け回路16を通過したものが、減算器11を通じて入力信号から差し引かれることにより波形等化を行う。
この際、入力信号の波形形状(RZ)と、減算回路11で差し引かれる波形形状(NRZ)とが異なる。このため、(特に帰還信号波形にビットズレが生じた際などに)識別器12に入力される波形に余計な符号間干渉が生じ、入力信号がNRZ波形の場合に比べ等化器の性能が劣化することになる。また、単純な強度変調によるRZ信号のみならず、CSRZ(Carrier Suppressed−RZ)信号、RZ−DPSK(Differential−Phase−Shift−Keying)信号、Duobinary信号など、波形のデューティ比や形状が異なる種々の変調方式が用いられるようになってきており、それぞれの変調方式に応じた等化器が必要とされている。
特開2006−33663号公報
P.J. Winzer and J. Leuthold,"Return−to−Zero Modulator Using a Single NRZ Drive Signal and an Optical Delay Interferometer," IEEE Photon. Technol. Lett., vol. 13, No. 12, pp.1298−1300, Dec. 2001.
上述のような判定帰還等化器では、RZ信号やRZ−DPSK信号などの種々の変調方式で変調された信号が入力された際に、等化器の等化能力が劣化してしまうという問題があった。これは、入力信号と帰還信号の波形形状が異なり、余計な符号間干渉が発生するためである。
本発明の目的は、以上の問題を解決し、種々の変調方式に対応した高性能な判定帰還型等化器を提供することである。
本発明による判定帰還型等化器は、入力部と、加減算器と、識別器と、出力部と、帰還回路とを具備する。ここで、入力部は、入力信号を入力するものである。加減算器は、入力信号と、入力信号に基づく帰還信号との加減算を行うものである。識別器は、加減算器の出力信号の符号を判定するものである。出力部は、識別器の出力信号を出力するものである。帰還回路は、識別器の出力信号を帰還信号として加減算器に向けて帰還するものである。帰還回路は、遅延器と、波形整合回路と、重み付け回路とを具備する。遅延器は、帰還信号に遅延を与えるものである。波形整合回路は、帰還信号の波形を整形するものである。重み付け回路は、帰還信号の振幅値に、所定の係数に基づいて重み付けを行うものである。
本発明による等化方法は、(a)入力信号を入力するステップと、(b)入力信号と、入力信号に基づく帰還信号との加減算を行うステップと、(c)ステップ(b)で得られる出力信号の符号を判定するステップと、(d)ステップ(c)で得られる判定結果を出力するステップと、(e)出力信号に所定の処理を施し、帰還信号として帰還するステップとを具備する。ステップ(e)は、(e−1)帰還信号に遅延を与えるステップと、(e−2)帰還信号の波形を整形するステップと、(e−3)帰還信号の振幅値に、所定の係数に基づいて重み付けを行うステップとを具備する。
本発明の判定帰還型等化器によれば、RZ波形やRZ−DPSK波形などの種々の変調方式を有する波形が入力された際にも、入力信号と帰還信号の波形整合を実現し、性能劣化のない好適な波形等化を行うことが出来るという効果が得られる。
図1は、特許文献1に記載の判定帰還型等化器における構成を説明するための回路図である。 図2は、特許文献1における余計な符号間干渉について説明するための、回路図および波形図である。 図3は、本発明の第1の実施形態による判定帰還型等化器の構成を説明するための回路図である。 図4は、本発明の第1の実施形態による判定帰還型等化器において、入力信号入力部に入力信号INとしてRZ波形が供給された際の、動作原理について説明するための回路図および波形図である。 図5は、本発明の第1の実施形態における判定帰還型等化器において、波形整合回路としてデューティ比調整回路を用いた場合を説明するための回路図である。 図6は、本発明の第2の実施形態による判定帰還型等化器および等化装置の構成を説明するための回路図である。 図7は、論理積回路における2つの入力信号および出力信号について説明するための波形図である。 図8は、本発明の第3の実施形態による判定帰還型等化器および等化装置の構成を説明するための回路図である。 図9は、本発明の第3の実施形態による等化装置における波形モニタの具体的な構成例について説明するための回路図である。 図10は、本発明の第4の実施形態による判定帰還型等化器および等化装置の構成について説明するための回路図である。 図11は、本発明の第5の実施形態による判定帰還型等化器および等化装置の構成を説明するための回路図である。
添付図面を参照して、本発明による判定帰還型等化器、等化装置および等化方法を実施するための形態を以下に説明する。
(第1の実施形態)
図3は、本発明の第1の実施形態による判定帰還型等化器18の構成を説明するための回路図である。この判定帰還型等化器18は、入力信号入力部10と、加減算器11と、識別器12と、帰還線路13、14、15、16、17とを具備する。帰還線路13、14、15、16、17は、帰還線路入力部13と、波形整合回路14と、遅延回路15と、重み付け回路16と、帰還線路出力部17とを具備する。
入力信号入力部10は、加減算器11の第1の入力部に接続されている。加減算器11の出力部は、識別器12の入力部に接続されている。識別器12の出力部は、帰還線路入力部13に接続されている。帰還線路入力部13は、波形整合回路14の入力部に接続されている。波形整合回路14の出力部は、遅延回路15の入力部に接続されている。遅延回路15の出力部は、重み付け回路16の第1の入力部に接続されている。重み付け回路16の第2の入力部には、図示されない外部の重み付け信号入力部が接続されている。重み付け回路16の出力部は、帰還線路出力部17に接続されている。帰還線路出力部17は、加減算器11の第2の入力部に接続されている。
上記の通り構成される、本実施形態による判定帰還型等化器18が動作して行う等化方法について説明する。入力信号INは、外部から入力信号入力部10に供給されると、加減算器11を通じて、識別器12に供給される。識別器12は、与えられた識別閾値および識別位相に基づいて、入力した信号の符号判定を行う。符号判定の後、識別器12の出力信号は2つに分岐される。2つの分岐信号のうち、一方は識別器12の出力信号ビット列aとして出力され、もう一方は帰還線路入力部13に供給される。帰還線路入力部13に供給された信号は、波形整合回路14を通じて、遅延回路15に供給される。波形整合回路14の詳細な動作説明については後述する。遅延回路15に供給された信号は、遅延回路15において1ビットの遅延を与えられた信号an−1として出力される。重み付け回路16は、外部から重み係数wを入力する。信号an−1は、重み付け回路16において好適な重み係数wで振幅調整された後に帰還信号として帰還線路出力部17に出力される。帰還信号は、加減算器11に供給されて、入力信号10に基づいて加算もしくは減算される。
なお、遅延回路15の遅延量Tは、正確に1ビット分である必要はない。遅延量Tは、例えば、0ビット<T<2ビットの間で最適となるよう調整すれば良い。
識別器12の出力信号は、一般的にはNRZ波形となる。このため、入力信号INがNRZ波形以外の波形形状を有する場合は、「発明が解決しようとする課題」で説明したように、好適な判定帰還型等化器を得るために、入力信号INと、帰還線路出力部17における信号とで、波形整合が取れることが望ましい。
波形整合回路14は、帰還線路13〜17の途中に配置されて、入力信号INと、帰還線路出力部17における信号とで波形形状が好適に整合するよう、帰還信号入力部17における信号波形を整形する。なお、図3において、波形整合回路14は遅延回路15の手前に配置されているが、必ずしも図3と同じ配置である必要はない。波形整合回路14が、帰還線路13上のどの位置に配置されても同様な効果を果たすことは明らかである。
図4は、本実施形態による判定帰還型等化器18において、入力信号INとしてRZ波形が入力信号入力部10に供給された際の、動作原理について説明するための回路図および波形図である。なお、ここでは、波形整合回路14としてRZ変換器14’を用いている。RZ変換器14’で帰還信号をRZ波形に変換することにより、入力信号と帰還信号の波形形状が同一になり、余計な符号間干渉が生じないことが分かる。
図5は、本実施形態における判定帰還型等化器18において、波形整合回路14としてデューティ比調整回路21を用いた場合を説明するための回路図である。このように構成された判定帰還型等化器18では、デューティ比がNRZ波形とは異なる波形が入力信号INとして入力された際にも、好適に波形等化を行うことが可能である。
本実施形態による判定帰還型等化器は、以上に説明したように、入力信号10と帰還信号17の波形整合がとれるように構成されている。本実施形態による判定帰還型等化器は、加減算器11で生じる余計な符号間干渉を抑圧できるため、良好な特性を有する判定帰還型識別器を提供することが可能である。
(第2の実施形態)
図6は、本発明の第2の実施形態による判定帰還型等化器18および等化装置の構成を説明するための回路図である。本実施形態による判定帰還型等化器18の構成は、本発明の第1の実施形態と以下の点で異なる。すなわち、本実施形態による判定帰還型等化器18は、本発明の第1の実施形態による判定帰還型等化器18における波形整合回路14の代わりに論理積(AND)回路31を具備している。したがって、帰還線路は、帰還線路入力部13と、論理積回路31と、遅延回路15と、重み付け回路16と、帰還線路出力部17とを具備するものと捉えれば良い。
なお、本実施形態による判定帰還型等化器18の、その他の構成要素については、第1の実施形態による判定帰還型等化器18と同様であるので、同一の符号を付して説明を省略する。
本発明の第2の実施形態による等化装置について説明する。本実施形態による等化装置は、本実施形態による判定帰還型等化器18と、クロック・データリカバリー部(CDR:Clock and Data Recovery)32とを具備する。
本実施形態による判定帰還型等化器18および等化装置の、構成要素同士の接続関係について説明する。識別器12の出力部は、AND回路31の第1の入力部と、CDR32の入力部とに接続されている。CDR32の第1の出力部は、DATA信号を出力する等化装置の出力部に接続されている。CDR32の第2の出力部は、AND回路31の第2の入力部に接続されている。AND回路31の出力部は、遅延回路15の入力部に接続されている。本実施形態の構成要素におけるその他の接続関係は、第1の実施形態と同様であるので、詳細な説明を省略する。
上記の通り構成される、本実施形態による判定帰還型等化器18および等化装置の動作して行う等化方法について説明する。
図6において、入力信号入力部10に供給される入力信号INはRZ信号である。入力信号INは、識別器12で符号判定され、その出力信号は二つに分岐される。分岐された出力信号の一方は、出力信号ビット列aとして識別器12から出力され、また、判定帰還型等化器18の出力信号(OUT)としても出力される。ビット列aは、CDR32に供給される。CDR32は、供給される信号OUTに同期したクロック信号CLKおよびデータ信号DATAを出力する機能を有する。
分岐された信号のもう一方は、帰還線路入力部13に供給され、論理積回路31における入力信号の一つとして用いられる。論理積回路31におけるもう一つの入力には、入力信号INとしてのRZ信号に同期したクロック信号CLKが供給される。
以上に説明したように、本実施形態では、一例として、前記入力RZ信号に同期したクロック信号としてCDR32から出力されるクロック信号CLKを用いた。しかし、論理回路31の入力信号として、必ずしもCDR32から出力されるクロック信号を用いる必要はない。他にも、入力RZ信号に同期したクロック信号であれば、例えば狭帯域フィルタなどで入力RZ信号から直接クロック抽出したクロック信号を用いても、同様の効果が得られるのは当然である。
図7は、論理積回路31における2つの入力信号および出力信号について説明するための波形図である。ここで、論理積回路31の第1の入力端子311はビット列aを入力し、同じく第2の入力端子312はクロック信号bを入力し、同じく出力端子313は出力信号を出力する。
論理積回路31の真理値表を、以下の表1に示す。一般的なAND回路と同じく、全ての入力信号が「1」である場合にのみ出力信号が「1」となる。
(表1)
Figure 0005454799
図6のように構成された判定帰還型等化器18および等化装置では、論理積回路31により、NRZ波形を有するビット列がRZ波形化され、入力信号INと、帰還線路出力部17における信号との波形整合が取れている。その結果、余計な符号間干渉のない好適な判定帰還型等化器18および等化装置が提供されることが分かる。
(第3の実施形態)
図8は、本発明の第3の実施形態による判定帰還型等化器18および等化装置の構成を説明するための回路図である。本実施形態による判定帰還型等化器18の構成は、本発明の第1の実施形態による判定帰還型等化器18の構成と、以下の点で異なる。すなわち、本実施形態による判定帰還型等化器18は、本発明の第1の実施形態による判定帰還型等化器の波形整合回路14に第2の入力部を追加したものに等しい。なお、本実施形態による判定帰還型等化器18の、その他の構成要素については、第1の実施形態による判定帰還型等化器と同様であるので、同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態による等化装置は、本実施形態による判定帰還型等化器18と、波形モニタ51と、波形整合回路調整手段52とを具備する。
本実施形態による判定帰還型等化装置の、構成要素同士の接続関係について説明する。加減算器11の出力部には、識別器12の入力部の他に、波形モニタ51の入力部が接続されている。波形モニタ51の出力部は、波形整合回路調整手段52の入力部に接続されている。波形整合回路調整手段52の出力部は、波形整合回路14の第2の入力部に接続されている。なお、本実施形態による判定帰還型等化器18の構成要素におけるその他の接続関係は、第1の実施形態と同様であるので、詳細な説明を省略する。
上記の通り構成される、本実施形態による判定帰還型等化器18および等化装置が動作して行う等化方法について説明する。
図8において、加減算器11の出力信号は2つに分岐されて、一方は識別器12に供給され、もう一方は波形モニタ51に供給される。波形モニタ51は、加減算器11の出力信号の等化波形におけるアイ開口度をモニタしている。判定帰還型等化器18を最適に調整する1つの手段として、例えば、等化波形のアイ開口度が最大になるように、波形整合回路調整手段52が波形整合回路14を調整する。こうすることで、好適な判定帰還型等化器18および等化装置を提供することが可能である。
図9は、本実施形態による等化装置における波形モニタ51の具体的な構成例について説明するための回路図である。波形モニタ51は、モニタ用識別器61と、排他的論理和(EXOR)回路62と、積分器63とを具備する。その他の構成要素については、図8と同様であるので、詳細な説明を省略する。
モニタ用識別器61の第1の入力部は、加減算器11の出力部に接続されている。モニタ用識別器61の第2の入力部は、図示されない外部の識別閾値Vth出力部に接続されている。モニタ用識別器61の第3の入力部は、図示されない外部の識別位相Vph出力部に接続されている。モニタ用識別器61の出力部は、EXOR回路62の第1の入力部に接続されている。識別器12の出力部は、EXOR回路62の第2の入力部に接続されている。排他的論理輪回路62の出力部は、積分器63の入力部に接続されている。積分器63の出力部は、波形整合回路調整手段52の入力部に接続されている。その他の接続関係については、図8と同様であるので詳細な説明を省略する。
このように構成された波形モニタ51の動作について説明する。モニタ用識別器61の識別結果と、誤り率が擬似的にゼロとみなせる判定帰還型等化器18の出力信号結果とを、EXOR回路62が比較し、その結果を誤差信号として出力する。この誤差信号を積分器63で積分することにより、波形の誤り率分布を出力することが可能である。
また、モニタ用識別器61は、図示されない外部の識別閾値Vth出力部から識別閾値Vthを、図示されない外部の識別位相Vph出力部から識別位相Vphを、それぞれ入力する。そこで、例えば、モニタ用識別器61が識別閾値Vthと識別位相Vphとを挿引しても良い。こうすることにより、波形モニタ51に供給される入力信号波形の、任意の位置における誤り率分布がモニタされ、波形形状のモニタが可能である。
ここで、積分器63は、カウンタ回路などで代用することも可能である。
また、波形整合回路調整手段52としては、例えばFPGA(Field Programable Gate Array)や、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)などを用いて回路実装を実現することも可能である。
またさらに、回路実装などを行わない装置構成をとる場合は、波形モニタ51としてオシロスコープ、波形整合回路調整手段52としてPC(パーソナルコンピュータ)等を用いて判定帰還型等化器18を制御することが可能なのは当然である。
(第4の実施形態)
図10は、本発明の第4の実施形態による判定帰還型等化器18および等化装置の構成について説明するための回路図である。本実施形態による判定帰還型等化器18の構成要素は、第3の実施形態の図8における判定帰還型等化器18における構成要素に等しい。なお、本実施形態の構成要素は図8における第3の実施形態と同様であるので、同一の構成に同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態による等化装置の構成要素は、第3の実施形態による等化装置に波形比較手段72を追加したものに等しい。
本実施形態による判定帰還型等化器18および等化装置では、第1または第2の実施形態と異なり、遅延回路15と波形整合回路14との配置が逆になっている。すなわち、本実施形態では、識別器12の出力部が遅延回路15の入力部に接続されており、遅延回路15の出力部が波形整合回路14の第1の入力部に接続されており、波形整合回路14の出力部が重み付け回路16の第1の入力部に接続されている。
さらに、第1または第2の実施形態では、波形モニタ51の入力部には加減算器11の出力部が接続されていたが、本実施形態では、波形整合回路14の出力部が波形モニタ51の入力部に接続されている。
波形モニタ51の出力部は、波形比較手段72の第1の入力部に接続されている。波形比較手段72の第2の入力部には、図示されない外部の参照信号出力部が接続されている。波形比較手段72の出力部は、波形整合回路調整手段52の入力部に接続されている。波形整合回路調整手段52の出力部は、波形整合回路14の第2の入力部に接続されている。
本実施形態におけるその他の接続関係は、図8における第3の実施形態と同様であるので、詳細な説明を省略する。
上記の通り構成される本実施形態による判定帰還型等化器18および等化装置が動作して行う等化方法について説明する。
図10において、波形モニタ51は、波形整合回路14の出力波形を入力してその波形形状をモニタしている。
ここで、入力信号入力部10に供給される入力信号INの変調方式が分かっている場合は、参照信号入力部71に供給する参照信号として、入力信号波形10と同じ波形形状をもつ信号を用意する。そして、波形比較手段72を用いて、波形モニタ51でモニタされた波形形状と、参照信号の波形形状とを比較することで、誤差信号を求めることが可能である。
例えば、この誤差信号が最小になるように、波形整合回路調整手段52で波形整合回路14を制御することが可能である。ここで、参照信号入力部71に供給される参照信号は、必ずしも入力信号INと同一の理想的なビット列である必要はない。入力信号INが有する変調方式に応じた特徴的な形状(例えばRZ波形形状、RZ−DPSK波形形状など)を識別できる信号を用いれば良い。
具体的には、RZ波形(RZ−DPSK波形なども含む)であれば、入力信号INと同期したクロック信号を参照信号として用いることが可能である。このとき、波形モニタ51としてクロック抽出回路を用い、抽出されたクロック信号と参照信号との位相比較を行うことで、波形比較が可能である。
また、波形比較手段72は、あらかじめ入力波形の変調方式が分かっている場合には、参照信号を用いずに波形整合回路14を制御することも可能である。例えば、波形モニタ結果に応じてあらかじめ用意したルックアップテーブルから概ね好適な設定になるプリセット値を選択することにより、簡易に波形整合回路14を制御出来る。
またさらに、入力信号INがRZ波形であれば、参照信号71と波形比較器72を用いずに、前述した波形モニタ51として用いるクロック抽出回路のクロック成分が最大になるように、波形整合回路調整手段52で波形整合回路14を制御することも、簡易的な調整においては可能である。
(第5の実施形態)
図11は、本発明の第5の実施形態による判定帰還型等化器18および等化装置の構成を説明するための回路図である。なお、本実施形態による判定帰還型等化器18は、第4の実施形態による複数の判定帰還型等化器18を多段式に組み合わせたものとして捉えることも可能である。
本実施形態による判定帰還型等化器18は、入力信号入力部10と、加減算器11と、識別器12と、帰還線路入力部13と、複数のタップとを具備する。ここで、複数のタップのそれぞれは、遅延回路15−1〜mと、波形整合回路14−1〜mと、重み付け回路16−1〜mとを具備する。本実施形態による等化装置は、本実施形態による判定帰還型等化器18と、符号誤り率(BER:Bit−Error−Rate)モニタ81と、波形整合回路調整手段52とを具備する。
本実施形態による判定帰還型等化器18および等化装置における構成要素の接続関係について説明する。入力信号入力部10は、加減算器11の第1の入力部に接続されている。加減算器11の出力部は、識別器12の入力部に接続されている。識別器12の出力部は、第1のタップの入力部と、BERモニタ81の入力部とに接続されている。BERモニタ81の出力部は、波形整合回路調整手段52の入力部に接続されている。
第1のタップにおける第1の出力部は、第2のタップの入力部に接続されており、第1のタップにおける第2の出力部は、加減算器11の第2の入力部に接続されている。以下同様に、第iのタップにおける第1の出力部は、第i+1のタップの入力部に接続されており、第iのタップにおける第2の出力部は、加減算器11の第1+iの入力部に接続されている。ただし、第mのタップの出力部は、加減算器11の第1+mの入力部に接続されている。
各タップの内部における接続関係について説明する。第iのタップの入力部は、第iの遅延回路15−iの入力部に接続されている。第iの遅延回路15−iの出力部は、第iのタップの出力部に接続されている。ただし、第mのタップについては次段のタップが無いのでこの接続も無い。第iの遅延回路15−iの出力部は、さらに、波形整合回路14−iの第1の入力部にも接続されている。波形整合回路14−iの第2の入力部には、波形整合回路調整手段52の出力部が接続されている。波形整合回路14−iの出力部は、重み付け回路16−iの入力部に接続されている。重み付け回路16−iの出力部は、加減算器11の第i+1の入力部に接続されている。
上記のとおり構成される本実施形態による判定帰還型等化器18および等化装置の動作について説明する。
BERモニタ81は、判定帰還型等化器18の出力信号におけるBERをモニタしている。波形整合回路調整手段52は、BERモニタ81のモニタ結果を用いて、BERが最小になるよう波形整合回路14−1〜14−mを調整する。こうすることで、使用するシステム全体にとって好適な等化装置を提供することが可能である。ここで、BERをモニタする基準としては、例えば、FEC(Forward Error Correction)などの誤り訂正LSIの誤り訂正数を用いることが可能である。
以上に説明した各実施形態は、技術的に矛盾の無い範囲において、それぞれ自由に組み合わせることが可能である。例えば、第1の実施形態における判定帰還型等化器18を、第3〜5の実施形態のいずれかにおける等化装置の判定帰還型等化器18として使用しても良い。
以上、実施の形態を参照して本願発明を発明したが、本願発明は上記実施の形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
なお、本願の基礎出願である特願2008−286496号の内容は、この出願番号の開示により本願に組み込まれるものとする。

Claims (18)

  1. 入力信号を入力する入力部と、
    前記入力信号と、前記入力信号に基づく帰還信号との加減算を行う加減算器と、
    前記加減算器の出力信号の符号を判定する識別器と、
    前記識別器の出力信号を出力する出力部と、
    前記識別器の出力信号を前記帰還信号として前記加減算器に向けて帰還する帰還回路と
    を具備し、
    前記帰還回路は、
    前記帰還信号に遅延を与える遅延器と、
    前記帰還信号の波形を整形する波形整合回路と、
    前記帰還信号の振幅値に、所定の係数に基づいて重み付けを行う重み付け回路と
    を具備し、
    前記波形整合回路は、
    前記帰還信号の波形をRZ(Return−to−Zero)波形に変換するRZ変換器
    を具備する
    判定帰還型等化器。
  2. 請求項1に記載の判定帰還型等化器において、
    前記波形整合回路は、
    前記帰還信号のデューティ比を調整するデューティ比調整回路
    を具備する
    判定帰還型等化器。
  3. 請求項1に記載の判定帰還型等化器において、
    前記波形整合回路は、
    論理積(AND)回路
    を具備し、
    前記論理積回路は、
    前記帰還信号を入力する第1の入力部と、
    前記入力信号に同期した所定のクロック信号を入力する第2の入力部と、
    前記帰還信号と、前記クロック信号との論理積を出力する出力部と
    を具備する
    判定帰還型等化器。
  4. 請求項3に記載の判定帰還型等化器と、
    前記識別器の出力信号を入力して前記所定のクロック信号を出力するクロック・データリカバリー部と
    を具備する
    等化装置。
  5. 請求項1または2に記載の判定帰還型等化器と、
    前記判定帰還型等化器の任意のノードにおける信号をモニタするパフォーマンスモニタと、
    前記パフォーマンスモニタのモニタ結果に基づいて前記波形整合回路を調整する波形整合回路調整部と
    を具備する
    等化装置。
  6. 請求項5に記載の等化装置において、
    前記パフォーマンスモニタは、
    前記加減算器の出力信号における波形のアイ開口度をモニタするアイ開口度モニタ
    を具備し、
    前記波形整合回路調整部は、前記アイ開口度が最大になる方向に前記波形整合回路を調整する
    等化装置。
  7. 請求項6に記載の等化装置において、
    前記アイ開口度モニタは、
    前記加減算器の出力信号における波形を入力するモニタ用識別器と、
    前記モニタ用識別器の出力信号と、前記識別器の出力信号との排他的論理和を演算する排他的論理和(EXOR)回路と、
    前記排他的論理和の出力信号を積分する積分器と
    を具備する
    等化装置。
  8. 請求項5に記載の等化装置において、
    前記パフォーマンスモニタの出力信号および所定の参照信号に基づく誤差信号を、前記波形整合回路調整部に供給する波形比較部
    をさらに具備し、
    前記遅延回路は、前記識別器の後段に接続されており、
    前記波形整合回路は、前記遅延回路の後段に接続されており、
    前記パフォーマンスモニタは、前記波形整合回路の出力信号を入力し、
    前記波形整合回路調整部は、前記誤差信号が最小になる方向に前記波形整合回路を調整する
    等化装置。
  9. 請求項5に記載の等化装置において、
    前記パフォーマンスモニタは、
    前記識別器の出力信号における符号誤り率(BER:Bit Error Rate)をモニタするBERモニタ
    を具備する
    等化装置。
  10. (a)入力信号を入力するステップと、
    (b)前記入力信号と、前記入力信号に基づく帰還信号との加減算を行うステップと、
    (c)前記ステップ(b)で得られる出力信号の符号を判定するステップと、
    (d)前記ステップ(c)で得られる判定結果を出力するステップと、
    (e)前記ステップ(d)で得られる判定結果の出力に所定の処理を施し、前記帰還信号として帰還するステップと
    を具備し、
    前記ステップ(e)は、
    (e−1)前記帰還信号に遅延を与えるステップと、
    (e−2)前記帰還信号の波形を整形するステップと、
    (e−3)前記帰還信号の振幅値に、所定の係数に基づいて重み付けを行うステップと
    を具備し、
    前記ステップ(e−2)は、
    (e−2−1)前記帰還信号の波形をRZ波形に変換するステップ
    を具備する
    等化方法。
  11. 請求項10に記載の等化方法において、
    前記ステップ(e−2)は、
    (e−2−2)前記帰還信号のデューティ比を調整するステップ
    を具備する
    等化方法。
  12. 請求項10に記載の等化方法において、
    前記ステップ(e)は、
    (e−2−3)前記帰還信号と、所定のクロック信号との論理積を出力するステップ
    を具備する
    等化方法。
  13. 請求項12に記載の等化方法において、
    前記ステップ(e)は、
    (e−2−4)前記出力信号に基づいて前記所定のクロック信号を生成するステップ
    をさらに具備する
    等化方法。
  14. 請求項10または11に記載の等化方法において、
    (f)前記ステップ(a)〜(e)のいずれかで得られる信号をモニタするステップと、
    (g)前記ステップ(f)で得られるモニタ結果に基づいて、前記ステップ(e)における前記所定の処理を調整するステップと
    をさらに具備する
    等化方法。
  15. 請求項14に記載の等化方法において、
    前記ステップ(f)は、
    (f−1)前記ステップ(b)で得られる信号における波形のアイ開口度をモニタするステップ
    を具備し、
    前記ステップ(g)は、
    (g−1)前記アイ開口度が最大になる方向に前記所定の処理を調整するステップ
    を具備する
    等化方法。
  16. 請求項15に記載の等化方法において、
    前記ステップ(f−1)は、
    (f−1−1)前記ステップ(b)で得られる信号における波形を入力するステップと、
    (f−1−2)前記ステップ(f−1−1)で得られる信号と、前記出力信号との排他的論理和を演算するステップと、
    (f−1−3)前記ステップ(f−1−2)で得られる信号を積分して前記アイ開口度を求めるステップと
    を具備する
    等化方法。
  17. 請求項14に記載の等化方法において、
    前記ステップ(e−2)は、
    (e−2−5)前記ステップ(e−1)で得られる信号の波形を整形するステップ
    を具備し、
    前記ステップ(f)は、
    (f−2)前記ステップ(e−2)で得られる信号の波形をモニタするステップ
    を具備し、
    前記ステップ(g)は、
    (g−2)前記ステップ(f−2)で得られる信号と、所定の参照信号とを比較して誤差信号を生成するステップと、
    (g−3)前記誤差信号が最小になる方向に前記所定の処理を調整するステップ
    を具備する
    等化方法。
  18. 請求項14における等化方法において、
    前記ステップ(f)は、
    (f−3)前記ステップ(c)で得られる信号におけるBERをモニタするステップ
    を具備し、
    前記ステップ(g)は、
    (g−4)前記BERが最小になる方向に前記所定の処理を調整するステップ
    を具備する
    等化方法。
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