JP5453328B2 - 立体撮像システム、補正装置およびそのプログラム - Google Patents
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Description
要するに、非特許文献1,2に記載の技術では、既知のパターンを用いて、色収差による歪みを含む幾何学歪みの補正を行なっている。
非特許文献1,2に記載の技術は、IPに適用した場合、既知の測定用パターンをレンズアレイの被写体側に配置する必要があるので、撮像面上ではレンズアレイ越しに既知の測定用パターンを撮影することになる。この場合、非特許文献1,2に記載の技術では、立体撮像装置での取得画像が歪んで既知の測定用パターンと異なる画像になるため、IPにおいて、色収差による歪みおよび幾何学歪みを補正することが困難である。
かかる構成によれば、立体撮像システムは、レンズアレイの全面に白色光を入射させるので、レンズアレイの外縁部に配列された要素レンズの位置も補正用画像から容易に検出することができる。
かかる構成によれば、補正装置は、色収差による歪みを補正する補正データを、高い精度で算出することができる。
かかる構成によれば、補正装置は、色収差による歪に加えて幾何学歪みも補正できる補正データを、高い精度で算出することができる。
本願第1,3発明によれば、3原色ごとに専用の要素レンズを必要としないため、実質的な画素数の減少を抑えて、撮像画像の画質劣化を防止することができる。さらに、本願第1,3発明によれば、白い背景に要素レンズの配列が写る補正用画像を用いるため、測定用パターンの歪みを考慮する必要がなく、レンズアレイおよび光学部材が含まれる光学系において、少なくとも色収差による歪みを容易に補正することができる。従って、本願第1,3発明によれば、IPにおいて、高精細、かつ、高品質な立体像を撮像することができる。
本願第4発明によれば、色収差による歪みを高い精度で補正することができる。
本願第5発明によれば、色収差による歪みおよび幾何学歪みを高い精度で補正することができる。
[立体撮像システムの概略]
以下、本発明の各実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、各実施形態において、同一の機能を有する手段には同一の符号を付し、説明を省略する。
図1を参照して、本発明の第1実施形態に係る立体撮像システム100において、色収差による歪みの補正方法を簡単に説明する。
この立体撮像システム100は、例えば、撮影スタジオ内に構築されていることとする。また、補正用白色被写体10、屈折率分布レンズアレイ20および集光レンズ30は、例えば、図示を省略した三脚に置載されており、撮影スタジオ内の任意位置に配置可能とする。
図1に戻り、立体撮像システム100の構成について説明する。
立体撮像システム100は、補正用白色被写体10と、屈折率分布レンズアレイ(レンズアレイ)20と、集光レンズ(光学部材)30と、カメラ(撮像装置)40と、補正装置50と、データ転送線60とを備える。
なお、要素レンズの位置検出手法と、拡散白色光または平行白色光との関係については、後記する。
P/2<Z<P ・・・式(1)
Z=3P/4 ・・・式(2)
P/2+(n−1)P<Z<nP ・・・式(3)
Z=3P/4+(n−1)P ・・・式(4)
図3を参照して、補正装置50の構成について説明する(適宜図1参照)。
図3に示すように、補正装置50は、補正用画像入力手段501と、補正用2値化手段502と、補正用レンズ位置検出手段503と、補正データ算出手段504と、撮像画像入力手段505と、撮像用2値化手段506と、検出対象要素レンズ設定手段507と、撮像用レンズ位置検出手段508と、補正データ修正手段509と、歪み補正手段510とを備える。
図4を参照して、屈折率分布レンズ21の位置検出手法の第1例について説明する(適宜図3参照)。
図4に示すように、補正用レンズ位置検出手段503は、重心検出処理を行うため、R補正用重心検出手段523Rと、G補正用重心検出手段523Gと、B補正用重心検出手段523Bとを備える。
図5を参照して、屈折率分布レンズ21の位置検出手法の第2例について説明する(適宜図3参照)。
図5に示すように、補正用レンズ位置検出手段503は、点像群検出処理を行うため、R補正用点像群検出手段533Rと、G補正用点像群検出手段533Gと、B補正用点像群検出手段533Bとを備える。
図6を参照して、屈折率分布レンズ21の位置検出手法の第3例について説明する(適宜図3参照)。
図7を参照して、屈折率分布レンズ21の位置検出手法の第4例について説明する(適宜図3参照)。
図7に示すように、補正用レンズ位置検出手段503は、パターンマッチングを行うため、R補正用パターンマッチング手段543Rと、G補正用パターンマッチング手段543Gと、B補正用パターンマッチング手段543Bとを備える。
補正データ算出手段504は、補正用レンズ位置検出手段503が検出した屈折率分布レンズ21の位置を3原色の補正用画像の間で一致させる補正データを算出するものである。
R検出対象要素レンズ設定手段507Rには、レンズ面全体が見えるように屈折率分布レンズ21を予め撮像して、屈折率分布レンズ21のレンズ面全体を示すテンプレート画像を手動で登録しておく。そして、R検出対象要素レンズ設定手段507Rは、入力された2値化画像に対して、このテンプレート画像を用いて、パターンマッチング(例えば、正規化相関法)を行う。
R検出対象要素レンズ設定手段507Rは、レンズ面全体が見える状態で屈折率分布レンズ21を撮像した2値化画像から、屈折率分布レンズ21に対応する画像領域内画素の輝度値を合計した判定用総輝度値を予め算出する。つまり、この判定用総輝度値は、レンズ面全体が撮像された状態での屈折率分布レンズ21に対応する画像領域の総輝度値である。そして、R検出対象要素レンズ設定手段507Rは、入力された2値化画像において、屈折率分布レンズ21に対応する画像領域内の画素の輝度値を合計して、屈折率分布レンズ21ごとに総輝度値を算出する。さらに、R検出対象要素レンズ設定手段507Rは、算出した屈折率分布レンズ21の総輝度値が判定用総輝度値以上であるか否かを判定する。
図9を参照し、検出対象要素レンズの位置検出手法の第1例について説明する(適宜図3参照)。
図9に示すように、撮像用レンズ位置検出手段508は、重心検出処理を行うため、R撮像用重心検出手段528Rと、G撮像用重心検出手段528Gと、B撮像用重心検出手段528Bとを備える。
図10を参照し、検出対象要素レンズの位置検出手法の第2例について説明する(適宜図3参照)。
図10に示すように、撮像用レンズ位置検出手段508は、パターンマッチングを行うため、R撮像用パターンマッチング手段548Rと、G撮像用パターンマッチング手段548Gと、B撮像用パターンマッチング手段548Bとを備える。
補正データ修正手段509は、撮像用レンズ位置検出手段508が検出した検出対象要素レンズの位置ずれの平均値を算出し、算出した検出対象要素レンズの位置ずれの平均値に基づいて、補正データ算出手段504が算出した補正データを修正するものである。
以下、図11を参照して、撮像画像の補正方法の第1例について説明する(適宜図1,図3参照)。
なお、移動方向と逆の方向(本例では左)にある補正用画像の左端の縦1列(右に1画素移動したので縦1列)では、その補正データが存在しないため、歪み補正手段510は、周辺画素の補正データから補間する。
以下、図12を参照して、撮像画像の補正方法の第2例について説明する(適宜図1,図3参照)。
ここで、図12(a)のように、補正用白色被写体10を撮像してから、図12(b)のように、撮像用被写体を撮像するまでの間、屈折率分布レンズアレイ20とカメラ40との相対的な姿勢が変化したとする。
また、歪み補正手段510は、動画として撮像された撮像画像だけでなく、静止画として撮像された撮像画像を補正できることは言うまでもない。
図13,図14を参照して、補正データの算出および撮像画像の補正に分けて、図1の立体撮像システムの動作について説明する(適宜図1,図3参照)。
なお、図13,図14では、手動で行われる処理を破線で図示した。
図14に示すように、立体撮像システム100では、補正用白色被写体10に代えて、撮像用被写体を屈折率分布レンズアレイ20の被写体側に手動で配置する(ステップS10)。
前記した立体撮像システム100は、種々の変更を加えることができるため、その変形例を具体的に説明する。
図1に示すように、第1実施形態では、レンズアレイの一例として、屈折率分布レンズアレイ20を説明したが、これに限定されない。例えば、レンズアレイとして、屈折率分布レンズアレイ20の代わりに、凹レンズを2次元に配置した凹レンズアレイ(不図示)を用いることもできる。
図1に示すように、第1実施形態では、光学部材の一例として、集光レンズ30を説明したが、これに限定されない。例えば、光学部材として、集光レンズ30の代わりに、拡散板(不図示)を用いることもできる。
このように、光学部材として拡散板を用いた場合、色収差による歪みおよび幾何学歪みが拡散板で発生しないため、立体撮像システム100では、歪みの発生要因を1つ取り除くことができる。このため、立体撮像システム100は、色収差による歪みおよび幾何学歪みが少ない補正用画像および撮像画像を撮像できる。
図3に示すように、第1実施形態では、補正用白色被写体10を撮像してから、撮像用被写体を撮像するまでの間における光学系の相対位置のずれを考慮して、補正データを修正することとしたが、これに限定されない。つまり、補正装置50は、補正データを修正しなくともよい。
なお、補正用白色被写体10を撮像してから、撮像用被写体を撮像するまでの間における光学系の相対位置のずれは、補正されないことは言うまでもない。
[立体撮像システムの構成]
図15を参照して、本発明の第2実施形態に係る立体撮像システム101の構成について、第1実施形態と異なる点を説明する(適宜図1参照)。
図15に示すように、立体撮像システム101は、図1の屈折率分布レンズアレイ20の代わりに、凸レンズアレイの対22を備える。
凸レンズアレイ23aが被写体側に配置され、凸レンズアレイ23bが凸レンズアレイ23aのカメラ側に配置される。このとき、凸レンズアレイ23bは、カメラ40が焦点距離fAの2倍の位置を撮像でき、かつ、凸レンズアレイ23aからの焦点距離fAが4倍となる位置に配置される。
なお、第2実施形態では、凸レンズアレイの対22以外の各手段、および、立体撮像システム101の動作が第1実施形態と同様のため、詳細な説明を省略する。
前記した立体撮像システム101は、種々の変更を加えることができるため、その変形例を具体的に説明する。
[補正装置の構成]
図16を参照して、本発明の第3実施形態に係る補正装置51の構成について、第1実施形態と異なる点を説明する(適宜図1,図3参照)。
図16に示すように、補正装置51は、色収差による歪みに加えて幾何学歪みを補正するため、補正基準位置記憶手段511をさらに備え、図3の補正データ算出手段504の代わりに補正データ算出手段504Aを備える。
図18を参照して、第3実施形態に係る立体撮像システム100が補正データを算出する動作について説明する(適宜図1,図16参照)。
なお、図18のステップS1〜ステップS6は、図13の各ステップと同様のため、詳細な説明を省略する。また、立体撮像システム100が撮像画像を補正する動作は、図14と同様のため、詳細な説明を省略する。
[シェーディング補正の概略]
図19を参照して、本発明の第4実施形態に係る補正装置52(図22参照)ついて、第1実施形態と異なる点を説明する(適宜図1,図3参照)。
補正装置52は、補正用画像および撮像画像にシェーディング補正を行った後、図3の補正装置50と同様、色収差による歪みを補正する。
図19(a)に示すように、屈折率分布レンズ21には、その特性によって、シェーディングが発生する。また、図19(b)に示すように、補正用白色被写体10、集光レンズ30、撮像用レンズ41および撮像素子43にも、その特性によって、シェーディングが発生する。従って、カメラ40で撮像された補正用画像および撮像画像には、図19(a)および(b)に示したシェーディングの影響が総合的に含まれている。このため、図19(c)に示すように、補正用画像では、中心側に位置する屈折率分布レンズ21が高い輝度(明るく)で撮像され、外周側に位置する屈折率分布レンズ21が低い輝度(暗く)で撮像される。この状態で2値化処理を行っても、補正用画像から、屈折率分布レンズ21の配列を示す2値化画像を得ることが困難である。
なお、屈折率分布レンズ21のレンズ面には撮像用被写体が映ることになるが、図面を見やすくするため、図21では省略した。
図22を参照して、本発明の第4実施形態に係る補正装置52の構成について、第1実施形態と異なる点を説明する(適宜図1,図3参照)。
図22に示すように、補正装置52は、シェーディング補正データ算出手段512と、補正用シェーディング補正手段513と、撮像用シェーディング補正手段514,515とをさらに備える。
また、R撮像用シェーディング補正手段514Rは、R補正用シェーディング補正手段513Rと同様、赤色の撮像画像に対して、屈折率分布レンズ21の領域検出処理を行ってから、検出された屈折率分布レンズ21の領域のみを式(7)でシェーディング補正することが好ましい。
また、図22では、撮像用シェーディング補正手段514,515は、個別に図示したが、これらを一体化してもよい。
図23を参照して、第4実施形態に係る立体撮像システム100が補正データを算出する動作について説明する(適宜図1,図22参照)。
なお、図23のステップS1〜ステップS8は、図13の各ステップと同様のため、詳細な説明を省略する。
図24を参照して、立体撮像システム100が撮像画像の補正する動作について説明する(適宜図1,図22参照)。
なお、図24のステップS10〜ステップS17は、図14の各ステップと同様のため、詳細な説明を省略する。
図25〜図27を参照して、本発明の実施例1として、本発明に係る補正装置が算出した補正データの一例について説明する。
なお、各ベクトルの長さは、正規化されているため、位置ずれ量と比例するが、位置ずれ量と等しいわけではない。
図28〜図30を参照して、本発明の実施例2として、本発明に係る補正装置が算出した補正データの一例について説明する。
図29より、緑色での要素レンズ(要素画像)と、赤色での要素レンズ(要素画像)との位置ずれは、[max min]=[3.3 −2.1](pix)となった。
図30より、緑色での要素レンズ(要素画像)と、青色での要素レンズ(要素画像)との位置ずれは、[max min]=[2.4 −1.8](pix)となった。
以上、実施例1,2より、本発明に係る補正装置は、要素レンズごとに高い精度で補正データを算出できることがわかる。
20 屈折率分布レンズアレイ(レンズアレイ)
21 屈折率分布レンズ(要素レンズ)
22 凸レンズアレイの対(レンズアレイ)
23a,23b 凸レンズアレイ
24a,24b 凸レンズ(要素レンズ)
30 集光レンズ(光学部材)
40 カメラ(撮像装置)
41 撮像用レンズ
43R,43G,43B 撮像素子
50,51,52 補正装置
100,101 立体撮像システム
501 補正用画像入力手段
502 補正用2値化手段
503 補正用レンズ位置検出手段
504,504A 補正データ算出手段
505 撮像画像入力手段
506 撮像用2値化手段
507 検出対象要素レンズ設定手段
508 撮像用レンズ位置検出手段
509 補正データ修正手段
510 歪み補正手段
511 補正基準位置記憶手段
512 シェーディング補正データ算出手段
513 補正用シェーディング補正手段
514,515 撮像用シェーディング補正手段
Claims (8)
- 白色光を発光する補正用白色被写体を撮像して、少なくとも色収差による歪みを補正する補正データを算出すると共に、前記補正データを用いて、撮像用被写体が撮像された撮像画像を補正するインテグラル方式の立体撮像システムであって、
前記補正用白色被写体と、
前記補正用白色被写体からの白色光が2次元に配置された要素レンズに入射するレンズアレイと、
前記レンズアレイに対向し、かつ、前記要素レンズに入射した前記補正用白色被写体からの白色光の光路上に配置された光学部材と、
3原色の撮像素子を有し、前記光学部材を介して前記補正用白色被写体を撮像することで、前記要素レンズの配列を示す前記3原色の補正用画像を生成する撮像装置と、
前記撮像装置が生成した3原色の補正用画像から前記要素レンズの位置を検出し、検出した当該要素レンズの位置を前記3原色の補正用画像の間で一致させる補正データを算出し、当該補正データを用いて、前記撮像画像を補正する補正装置と、
を備えることを特徴とする立体撮像システム。 - 前記補正用白色被写体は、白色画像を表示する白色画像表示装置、または、白色光を発光する白色光源であることを特徴とする請求項1に記載の立体撮像システム。
- 白色光を発光する補正用白色被写体と、要素レンズが2次元に配置されたレンズアレイと、前記レンズアレイに対向するように配置された光学部材と、3原色の撮像素子を有し、前記レンズアレイおよび前記光学部材を介して前記補正用白色被写体を撮像する撮像装置とを備える請求項1に記載の立体撮像システムに用いられ、少なくとも色収差による歪みを補正する補正データを算出する補正装置であって、
前記撮像装置から、前記要素レンズの配列を示す前記3原色の補正用画像が入力される補正用画像入力手段と、
前記3原色の補正用画像に対して、2値化処理を行う補正用2値化手段と、
前記補正用2値化手段によって2値化処理が行われた3原色の補正用画像に対して、重心検出処理、点像群検出処理またはパターンマッチングの何れか1以上を行うことで、前記要素レンズの位置を検出する補正用レンズ位置検出手段と、
前記補正用レンズ位置検出手段が検出した要素レンズの位置を前記3原色の補正用画像の間で一致させる補正データを算出する補正データ算出手段と、
を備えることを特徴とする補正装置。 - 前記補正データ算出手段は、前記3原色のうちの何れか1原色である基準色の前記補正用画像から検出した前記要素レンズの位置に、他の2原色の前記補正用画像から検出した前記要素レンズの位置を一致させる前記補正データを算出することを特徴とする請求項3に記載の補正装置。
- 前記要素レンズの基準位置を予め記憶する補正基準位置記憶手段をさらに備え、
前記補正データ算出手段は、前記補正基準位置記憶手段が記憶する前記要素レンズの基準位置に、前記3原色の補正用画像から検出した前記要素レンズの位置を一致させる前記補正データを算出することを特徴とする請求項3に記載の補正装置。 - 前記撮像装置から、撮像用被写体が撮像された前記3原色の撮像画像が入力される撮像画像入力手段と、
前記撮像画像入力手段に入力された3原色の撮像画像に対して、2値化処理を行う撮像用2値化手段と、
前記2値化処理が行われた前記3原色の撮像画像において、前記要素レンズのレンズ面全体が撮像されたか否かをパターンマッチングまたは前記要素レンズの総輝度値によって判定し、レンズ面全体が撮像されたと判定された前記要素レンズを検出対象要素レンズとして設定する検出対象要素レンズ設定手段と、
前記撮像用2値化手段によって2値化処理が行われた3原色の撮像画像に対して、重心検出処理またはパターンマッチングを行うことで、前記検出対象要素レンズの位置を検出する撮像用レンズ位置検出手段と、
前記撮像用レンズ位置検出手段が検出した検出対象要素レンズの位置ずれの平均値を算出し、算出した当該検出対象要素レンズの位置ずれの平均値に基づいて前記補正データ算出手段が算出した補正データを修正する補正データ修正手段と、
前記補正データ修正手段が修正した補正データに基づいて、前記3原色の撮像画像を2次元画像処理または3次元画像処理によって補正する歪み補正手段と、
をさらに備えることを特徴とする請求項3から請求項5の何れか一項に記載の補正装置。 - 前記3原色の補正用画像における全画素の最大画素値を注目画素の画素値で除算してシェーディング補正データを算出するシェーディング補正データ算出手段と、
前記補正用画像入力手段に入力された3原色の補正用画像に対して、前記シェーディング補正データに基づいてシェーディング補正を行う補正用シェーディング補正手段と、
前記撮像装置から入力された3原色の撮像画像に対して、前記シェーディング補正データに基づいてシェーディング補正を行う撮像用シェーディング補正手段と、
をさらに備え、
前記補正用2値化手段は、前記補正用シェーディング補正手段によってシェーディング補正が行われた3原色の補正用画像に対して、2値化処理を行い、
前記撮像用2値化手段は、前記撮像用シェーディング補正手段によってシェーディング補正が行われた3原色の撮像画像に対して、2値化処理を行い、
前記歪み補正手段は、前記補正データに基づいて、前記撮像用シェーディング補正手段によってシェーディング補正が行われた3原色の撮像画像を補正することを特徴とする請求項6に記載の補正装置。 - 白色光を発光する補正用白色被写体と、要素レンズが2次元に配置されたレンズアレイと、前記レンズアレイに対向するように配置された光学部材と、3原色の撮像素子を有し、前記レンズアレイおよび前記光学部材を介して前記補正用白色被写体を撮像する撮像装置とを備える請求項1に記載の立体撮像システムに用いられ、少なくとも色収差による歪みを補正する補正データを算出するために、コンピュータを、
前記撮像装置から、前記要素レンズの配列を示す前記3原色の補正用画像が入力される補正用画像入力手段、
前記3原色の補正用画像に対して、2値化処理を行う補正用2値化手段、
前記補正用2値化手段によって2値化処理が行われた3原色の補正用画像に対して、重心検出処理、点像群検出処理またはパターンマッチングの何れか1以上を行うことで、前記要素レンズの位置を検出する補正用レンズ位置検出手段、
前記補正用レンズ位置検出手段が検出した要素レンズの位置を前記3原色の補正用画像の間で一致させる補正データを算出する補正データ算出手段、
として機能させるための補正プログラム。
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