JP5453177B2 - 電力診断システム - Google Patents

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Description

本発明は、所定空間の環境状態を制御する空調機器の電力消費を診断する電力診断システムに関する。
従来から、利用者の要求に応じて設定温度が決められる空調機器が知られている(例えば特許文献1参照)。この空調機器は、所定空間の温度が設定温度になるように動作することによって、所定空間の環境状態を制御する。
また、上記のような空調機器の電力消費を診断する電力診断システムとして、空調機器の消費電力量の目標値を設定し、実際の消費電力量と目標値とを比較して目標値を超過した分を無駄な電力消費と判断するシステムが知られている。
特開2008−241151号公報
しかしながら、従来の電力診断システムは、実際の消費電力量と目標値との比較であるため、所定空間の環境状態に対して本当に空調機器が無駄な運転をしているか否かを判断することができないという問題があった。空調機器の無駄な運転とは、所定空間に存在する利用者にとって所定空間の環境が快適状態であるにもかかわらず、冷房運転の場合に所定空間を冷やしすぎたり、暖房運転の場合に所定空間を暖めすぎたりすることによって消費電力量を増加させる運転をいう。例えば冷房運転の場合、空調機器の設定温度を低くする設定が行われた後、所定空間の環境が快適状態になっても、空調機器をオフにしたり、設定温度を上げたりするといった操作が行われないことが多い。このような場合、空調機器は、所定空間を冷やしすぎており、無駄な運転をしているといえる。
本発明は上記の点に鑑みて為され、本発明の目的は、空調機器の消費電力量のロスを精度よく判断して提示することができる電力診断システムを提供することにある。
本発明の電力診断システムは、所定空間の環境を制御する空調機器の電力消費を診断する電力診断システムであって、前記所定空間の環境状態を示すパラメータの値を取得するパラメータ取得部と、前記パラメータについて前記所定空間の環境が快適状態となる領域と前記所定空間の環境が不快状態となる領域とを閾値で区切り、前記パラメータ取得部で取得された前記パラメータの値と前記閾値との大小関係によって前記所定空間の環境が快適状態であるか否かを判断する判断部と、前記所定空間の環境が快適状態である期間が一定期間継続すると、前記空調機器の設定が消費電力量を低減する方向に変更されたとした場合の前記空調機器の消費電力量を推定する推定部と、前記空調機器の実際の消費電力量を取得する消費電力量取得部と、前記消費電力量取得部で取得された消費電力量と前記推定部で推定された消費電力量とを用いて前記空調機器の消費電力量のロスを求める算出部と、前記空調機器の消費電力量にロスが発生したタイミングおよび前記算出部で求められた前記消費電力量のロスを提示する提示部とを備えることを特徴とする。
この電力診断システムにおいて、前記パラメータは、前記所定空間の温度および前記所定空間の湿度であることが好ましい。
この電力診断システムにおいて、前記空調機器の設定を変更させるための操作が前記空調機器に対して行われたときの操作時刻と操作内容とを対応付けた操作履歴を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶されている前記操作履歴を用いて前記閾値を設定する閾値設定部とを備えることが好ましい。
この電力診断システムにおいて、前記記憶部は、前記操作履歴として前記操作時刻および前記操作内容とともに前記操作が前記空調機器に対して行われたときの外気温を対応付けて記憶することが好ましい。
この電力診断システムにおいて、前記閾値設定部は、前記空調機器に対して所定期間において規定回数以上の操作が行われた場合に前記閾値を再設定することが好ましい。
この電力診断システムにおいて、前記所定空間とは別の空間に関する操作履歴を取得する操作履歴取得部を備え、前記閾値設定部は、前記操作履歴取得部で取得された操作履歴を用いて前記閾値を設定することが好ましい。
この電力診断システムにおいて、前記所定空間とは別であってそれぞれが異なる空間に関する複数の閾値を取得する閾値取得部と、前記閾値取得部で取得された複数の閾値をそれぞれ基準閾値とし、前記基準閾値と前記判断部で用いられる前記閾値とを比較することによって、前記閾値が異常であるか否かを判断する異常判断部とを備えることが好ましい。
この電力診断システムにおいて、前記判断部は、前記閾値を複数のパターンから選択可能であることが好ましい。
この電力診断システムにおいて、前記推定部は、前記空調機器の設定が消費電力量を低減する方向に変更されたときに前記所定空間の環境が快適状態から不快状態になるまでの状態遷移時間を推定し、前記空調機器の設定が消費電力量を低減する方向に変更されたとした場合の前記状態遷移時間での前記空調機器の消費電力量を推定することが好ましい。
この電力診断システムにおいて、前記所定空間の環境が快適状態から不快状態になるまでの時間をシミュレーションによって求める時間算出部を備え、前記推定部は、前記空調機器の設定が消費電力量を低減する方向に変更されたとした場合の前記時間算出部で求められた時間での前記空調機器の消費電力量を推定することが好ましい。
本発明によれば、空調機器の無駄な運転を検出して、単位時間あたりの消費電力量のロスまたは消費電力量のロスの総量を求め、削減可能な消費電力量を利用者に提示することによって、空調機器の消費電力量のロスを精度よく判断して利用者に提示することができる。これにより、本発明は、利用者に対して空調機器の設定見直しを促すことができる。
実施形態1の電力診断システムにおいて、(a)は全体の構成を示すブロック図、(b)は処理装置の機能を示す機能ブロック図である。 同上の電力診断システムにおいて屋内空間の環境が快適状態となる領域を示す図である。 同上の電力診断システムでの電力診断結果を示す図である。 同上の電力診断システムにおいて閾値の設定を説明する図である。 同上の表示装置の表示内容を示す図である。 同上の屋内空間であって、(a)は空調機器が配置される上方を示す図、(b)は下方を示す図である。 同上の電力診断システムの変形例において閾値の設定を説明する図である。 実施形態2の電力診断システムにおいて、(a)は全体の構成を示すブロック図、(b)は処理装置の機能を示す機能ブロック図である。 実施形態3の電力診断システムにおいて、(a)は全体の構成を示すブロック図、(b)は処理装置の機能を示す機能ブロック図である。 実施形態4の電力診断システムにおいて閾値の設定を説明する図である。 実施形態5の表示装置の表示画面を示す図である。 実施形態6の電力診断システムにおいて、(a)は全体の構成を示すブロック図、(b)は処理装置の機能を示す機能ブロック図である。
(実施形態1)
実施形態1に係る電力診断システムは、所定空間の環境を制御する空調機器の電力消費を診断するシステムである。所定空間とは、例えばオフィスやスーパーマーケットなど建物の室内(以下「屋内空間」という)である。図6は、屋内空間Aの一例を示している。本実施形態において、所定空間の環境状態を示すパラメータとは、快適性の評価(例えばPMV(Predicted Mean Vote)または不快指数など)に用いられる指標である。
図1(a)に示すように、本実施形態の電力診断システム1は、電力診断装置2と、表示装置3と、操作装置4とを備えている。
電力診断装置2は、中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)およびメモリが搭載されたコンピュータを主構成要素とし、機器用インタフェース21と、記憶装置22と、処理装置23とを備えている。電力診断装置2には、空調機器5と、温度センサ6と、湿度センサ7とが接続されている。
温度センサ6は、屋内空間A(図6参照)の温度Tを測定する。湿度センサ7は、屋内空間Aの湿度(相対湿度)Rを測定する。
機器用インタフェース21は、後述の制御部236の指示に従って、空調機器5への操作に関する情報を空調機器5から取得する。空調機器5への操作に関する情報とは、空調機器5の設定を変更させるための操作が空調機器5に対して行われたときの操作時刻と操作内容をいう。空調機器5への操作としては、空調機器5をオンにするための操作(オン操作)や空調機器5をオフにするための操作(オフ操作)、空調機器5の設定温度を変更するための操作(変更操作)などがある。
記憶装置22は、利用者によって空調機器5の設定を変更させるための操作が空調機器5に対して行われたときの操作時刻と操作内容とを対応付けて操作履歴として記憶している。空調機器5への操作履歴は、制御部236の指示に従って、機器用インタフェース21を介して空調機器5から取得される。また、記憶装置22は、処理装置23の各機能を実行させるためのプログラムを記憶している。記憶装置22は、本発明の記憶部に相当する。
処理装置23は、コンピュータに搭載された中央処理装置(CPU)を主構成要素とし、記憶装置22に格納されているプログラムに従って動作することによって、図1(b)に示すパラメータ取得部231と判断部232と推定部233と消費電力量取得部234と算出部235と制御部236と閾値設定部237との各機能を実行する。
パラメータ取得部231は、屋内空間A(図6参照)の環境状態を示すパラメータの値を取得する。上記パラメータは、屋内空間Aの環境の快適性を評価する際に用いられる指標である。上記パラメータとしては、屋内空間Aの温度Tおよび屋内空間Aの湿度Rが用いられる。屋内空間Aの温度Tおよび屋内空間Aの湿度Rについては、図2に示すように、屋内空間Aの環境が快適状態となる領域と屋内空間Aの環境が不快状態となる領域とに閾値T1,R1によって区切られている。例えば空調機器5が冷房運転を行う場合、屋内空間Aの温度Tが28℃以下であって屋内空間Aの湿度Rが50%以下であるときに、屋内空間Aの環境が快適状態となる領域に規定される。閾値T1,R1は、閾値設定部237によって、一般的に利用者が快適と感じる限界点などから設定されたり、空調機器5への操作履歴を用いて設定されたりする。
図1(b)に示す判断部232は、パラメータ取得部231で取得された屋内空間Aの温度Tおよび湿度Rの値と閾値T1,R1(図2参照)との大小関係によって屋内空間Aの環境が快適状態であるか否かを判断する。屋内空間Aの環境が快適状態である期間はタイマ25(図1(a)参照)によって計測される。冷房運転の場合、温度Tが閾値T1未満であって湿度Rが閾値R1未満になったときに、判断部232は、屋内空間Aの環境が快適状態であると判断する。
推定部233は、屋内空間Aの環境が快適状態である期間が一定期間継続した後、空調機器5の設定が消費電力量を低減する方向に変更されたとした場合の空調機器5の消費電力量を推定する。空調機器5の設定が消費電力量を低減する方向に変更されたとは、例えば空調機器5に対して空調機器5をオンからオフにするオフ操作が行われた場合や、冷房運転の場合に設定温度を高くする操作が行われた場合、暖房運転の場合に設定温度を低くする操作が行われた場合などである。空調機器5の消費電力量にロスが発生したタイミング(時刻)の情報は、制御部236の指示に従って、電力診断装置2から表示装置3に出力される。
消費電力量取得部234は、制御部236の指示に従って、機器用インタフェース21を介して、単位時間あたりの空調機器5の実際の消費電力量を取得する。
算出部235は、図3に示すように、消費電力量取得部234で取得された消費電力量(図3の「空調消費電力量」)と推定部233で推定された単位時間あたりの消費電力量(図3の「推定電力量」)との差分値を、単位時間あたりの空調機器5の消費電力量のロス(図3の「ロス電力量」)として求める。さらに、算出部235は、消費電力量のロスを電気料金に換算する。消費電力量のロスおよびロス分の電気料金の情報は、制御部236の指示に従って、電力診断装置2から表示装置3に出力される。
図1に示す制御部236は、記憶装置22に記憶されているプログラムに従って、電力診断装置2の各部を制御したり、表示装置3と操作装置4と空調機器5と温度センサ6と湿度センサ7とのそれぞれに指示を与えたりする。
閾値設定部237は、記憶装置22に記憶されている操作履歴を用いて、判断部232で用いられる閾値T1,R1を設定する。なお、空調機器5への操作は季節によって異なるため、閾値設定部237は、現在の季節と同じ季節の操作履歴を用いて、閾値T1,R1を設定する。
図4に示すように、これまでに快適状態の領域内で所定回数以上のオン操作が行われた場合、閾値設定部237は、上記オン操作の操作履歴を用いて、快適状態の領域内でオン操作されたときの温度Tおよび湿度Rの平均値Ta,Raを求める。所定回数は、利用者によって予め設定された値であってもよいし、全ての操作の回数に対する所定割合であってもよい。その後、閾値設定部237は、求めた平均値Ta,Raと現在の閾値T1,R1との差分の50%だけ現在の閾値T1,R1から平均値Ta,Ra側にずらした値を新たな閾値Tb,Rbとする。つまり、閾値設定部237は、新たな閾値TbをTb=T1−(|T1−Ta|×0.5)によって求め、新たな閾値RbをRb=R1−(|R1−Ra|×0.5)によって求める。図5において、○印はオン操作の履歴であり、●印は快適状態でのオン操作の平均値である。
例えば、閾値T1が28℃、閾値R1が50%であり、平均値Taが27℃、平均値Raが48%である場合、新たな閾値Tbは、28℃−(|28℃−27℃|×0.5)=27.5℃となり、新たな閾値Rbは、50%−(|50%−48%|×0.5)=49%となる。
一方、これまでに快適状態の領域内でオン操作が行われていない(または所定回数より少ない)場合、閾値設定部237は、快適状態の領域とは逆の条件を満たす領域内で行われたオン操作の操作履歴を用いて、上記領域内でオン操作された際の温度Tおよび湿度Rの平均値Tc,Rcを求める。その後、閾値設定部237は、求めた平均値Tc,Rcと現在の閾値T1,R1との差分の50%だけ現在の閾値T1,R1から平均値Tc,Rc側にずらした値を新たな閾値Td,Rdとする。つまり、閾値設定部237は、新たな閾値TdをTd=T1+(|T1−Tc|×0.5)によって求め、新たな閾値RdをRd=R1+(|R1−Rc|×0.5)によって求める。
ところで、現在設定されている快適条件の閾値T1,R1で区切られた快適状態の領域と、屋内空間Aにいる利用者の実際の快適感による快適状態の領域とにずれがある場合に、空調機器5への操作回数が増える。
そこで、閾値設定部237は、空調機器5に対して所定期間において規定回数以上の操作が行われた場合に、閾値T1,R1を再設定する。例えば深夜0時ごとに集計された操作履歴において、昨日0時から24時間が経過するまでの間(所定期間)で、利用者による空調機器5への操作の回数が5回(規定回数)以上である場合に、閾値設定部237は、閾値T1,R1を再設定する。なお、所定期間および規定回数は、それぞれ例示の値に限定されず、用途に応じて適宜設定される。
図1(a)に示す表示装置3は、例えば液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイまたは有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイなどであり、電力診断装置2から取得した情報を用いて、図5に示すように、空調機器5の消費電力量にロスが発生したタイミングと各消費電力量のロス(図5では1時間(規定時間)あたりのロスの平均)とを表示して利用者に提示する。さらに、表示装置3は、ロス分の電気料金を表示するともに、空調機器5の最適な設定についてのアドバイス(コメント)も表示する。表示装置3は、本発明の提示部に相当する。
図1(a)に示す操作装置4は、例えばキーボード、複数の操作ボタン、マウスまたはタッチパネルなどであり、利用者が電力診断装置2への指示を入力するときに用いられる装置である。操作装置4に入力された指示は、操作装置4から電力診断装置2に出力される。
次に、本実施形態に係る電力診断システム1の動作の一例について図3を用いて説明する。屋内空間A(図6参照)の温度Tの閾値T1は28℃に設定され、屋内空間Aの湿度Rの閾値R1は50%に設定されている。
まず、空調機器5がオンになってから20分が経過するまでは、温度Tが閾値T1(28℃)以上、湿度Rが閾値R1(50%)以上であるため、空調機器5の消費電力量のロスは発生しない(図3の「0:00」〜「0:20」)。空調機器5がオンになってから30分が経過したとき、温度Tが27℃となって閾値T1未満になるが、湿度Rが51%と閾値R1以上であるため、まだ空調機器5の消費電力量のロスは発生しない(図3の「0:30」)。
その後、空調機器5がオンになってから40分が経過したとき、温度Tが27℃のままで、湿度Rが49%となり、温度Tおよび湿度Rの何れもが閾値T1,R1未満になる(図3の「0:40」)。つまり、この時点で、電力診断装置2は、屋内空間Aの環境が快適状態であると判断する。その後、1時間10分後までの間、電力診断装置2は、屋内空間Aの環境が快適状態であると判断する(図3の「0:50」〜「1:10」)。
その後、電力診断装置2は、空調機器5をオンからオフにしたと仮定した場合の10分間あたりの消費電力量を推定する(図3の「1:20」以降)。ここでは、空調機器5をオンからオフにしたと仮定したので、推定される消費電力量は0である。1時間20分以降、電力診断装置2は、10分間あたりの消費電力量のロスを求めていく。消費電力量のロスは、1時間20分後で68kWh、1時間30分後で41kWh、1時間40分後で63kWh、1時間50分後で64kWh、2時間後で74kWhとなる。
上記のように電力診断装置2が消費電力量のロスを求めた後、表示装置3は、消費電力量のロスを表示する。同時に、表示装置3は、消費電力量のロスから換算した電気料金(図5では1時間あたりの電気料金)、利用者へのアドバイス(コメント)も表示する。
次に、本実施形態の電力診断システム1の使用例について説明する。ここでは、空調機器5がオフィス空間の環境を制御する場合について図6を用いて説明する。図6(b)に示すように、屋内空間Aには机94が多数配置され、各机94では利用者が仕事を遂行している。一の机94には、本実施形態の電力診断システム1が載置されている。
上記のような屋内空間Aの環境を快適状態にするために、図6(a)に示すように、空調機器5は空調機器室91内に設置されている。屋内空間A内には、空調機器5からの空気の通路となるダクト92が配設されている。空調機器5からの空気は、ダクト92を通じて屋内空間Aに設けられた複数の吹出口93,93,……から屋内空間A内に給気される。
このように空調機器5などが設置された場合において、机94に載置された電力診断システム1は、空調機器5の消費電力量のロスを求めて利用者に提示する。
以上、本実施形態の電力診断システム1によれば、空調機器5の無駄な運転を検出して、単位時間あたりの消費電力量のロスを求め、削減可能な消費電力量を利用者に提示することによって、空調機器5の消費電力量のロスを精度よく判断して利用者に提示することができる。これにより、本実施形態の電力診断システム1は、利用者に対して空調機器5の設定見直しを促すことができる。
また、本実施形態の電力診断システム1によれば、消費電力量のロスから換算した電気料金(図5参照)を利用者に提示することによって、利用者による改善の意識を高めることができる。
さらに、本実施形態の電力診断システム1によれば、これまでに蓄積されている操作履歴を用いて閾値T1,R1を設定することによって、空調機器5への操作を行う利用者の快適条件を閾値T1,R1に反映させることができる。
また、本実施形態の電力診断システム1によれば、空調機器5に対して所定期間において規定回数以上の操作が利用者によって行われた場合に閾値T1,R1を見直すことによって、より快適ニーズに即した閾値T1,R1に再設定することができる。
なお、本実施形態の変形例として、閾値設定部237は、新たな閾値Tb,Rbを求める際に、平均値Ta,Raに代えて、快適状態の領域内でオン操作されたときの温度Tおよび湿度Rの中央値を用いてもよい。また、閾値設定部237は、新たな閾値Td,Rdを求める際に、平均値Tc,Rcに代えて、快適状態の領域とは逆の条件を満たす領域内でオン操作された際の温度Tおよび湿度Rの中央値を用いてもよい。以下の実施形態2〜6においても同様である。
また、本実施形態の他の変形例として、記憶装置22が空調機器5のオフ操作が行われた時刻における温度Tおよび湿度Rを操作履歴として複数記憶し、図7に示すように、閾値設定部237がこれらの平均値または中央値を快適状態となる領域の下限値Tmin,Rminとして設定してもよい。図7において、○印はオフ操作の履歴であり、●印は快適状態でのオフ操作の平均値である。本変形例の場合、閾値設定部237は、閾値T1,R1を下限値Tmin,Rmin以下にならないように設定する。以下の実施形態2〜6においても同様である。
さらに、本実施形態の他の変形例として、電力診断システム1は、屋内空間Aの環境状態を示すパラメータとして温度Tと湿度Rの2つのパラメータを用いるではなく、温度Tと湿度Rの何れか一方のみを用いてもよいし、3つ以上のパラメータを用いてもよい。屋内空間Aの環境状態を示すパラメータとしては、温度Tおよび湿度R以外のパラメータ(例えば風量など)を用いてもよい。以下の実施形態2〜6においても同様である。
また、本実施形態の他の変形例として、表示装置3は、単位時間あたりの各消費電力量のロス(または規定時間あたりのロス)を表示するのではなく、各消費電力量のロスの総量を表示してもよい。本変形例の場合、電力診断装置2は、各消費電力量のロスの総量の情報を表示装置3に出力すればよい。以下の実施形態2〜6においても同様である。
(実施形態2)
実施形態2に係る電力診断システム1は、閾値T1,R1を設定する際に用いる操作履歴に屋外の温度(以下「外気温」という)の情報を含めている点で、実施形態1に係る電力診断システム1と相違する。以下、本実施形態の電力診断システム1について図8を用いて説明する。なお、実施形態1の電力診断システム1と同様の構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態の電力診断システム1は、図8(a)に示すように、電力診断装置2に外気用温度センサ8が接続されている。外気用温度センサ8は、外気温を測定する。
本実施形態の記憶装置22は、操作履歴として操作時刻および操作内容とともに空調機器5への操作が行われたときの外気温を対応付けて記憶する。記憶装置22には、外気温の単位高さ(例えば1℃)ごとに区別して操作履歴が記憶されている。
本実施形態の閾値設定部237(図8(b)参照)は、外気用温度センサ8から現在の外気温の値を取得し、現在の外気温と同じ範囲の操作履歴を記憶装置22から抽出し、抽出した操作履歴を用いて閾値T1,R1を設定する。記憶装置22から抽出される操作履歴は、現在の外気温と同じ値の操作履歴でもよいし、現在の外気温を含む所定範囲の操作履歴でもよい。
以上、本実施形態の電力診断システム1によれば、外気温を考慮して閾値T1,R1を設定することによって、屋内空間Aに滞在している利用者だけではなく、屋外から屋内空間Aに入ってきた利用者の快適条件を閾値T1,R1に反映させることができる。
(実施形態3)
実施形態3に係る電力診断システム1は、図9(a)に示す複数の他の電力診断システム1A,1A,……から操作履歴および閾値を取得する点で、実施形態2に係る電力診断システム1と相違する。以下、本実施形態の電力診断システム1について図9を用いて説明する。なお、実施形態2の電力診断システム1と同様の構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
図9(a)に示す各電力診断システム1Aは、屋内空間Aとは別の空間の環境を制御する空調機器5Aの電力消費を診断するシステムであり、電力診断システム1と同じ構成である。なお、空調機器5Aが制御する空間は、屋内空間Aと同じような条件であることが好ましい。屋内空間Aと同じような条件である空間とは、例えば屋内空間Aと同じ広さであったり、屋内空間Aとほぼ同じ人数の利用者が存在していたり、同じような用途に用いられたりする空間をいう。
本実施形態の電力診断システム1は、通信部26をさらに備えている。通信部26は、制御部236の指示に従って、各電力診断システム1Aの電力診断装置2Aと通信する。
本実施形態の処理装置23は、図9(b)に示すように、操作履歴取得部241と閾値取得部242と異常判断部243との各機能を実行する。
操作履歴取得部241は、通信部26を介して、各電力診断システム1Aで保持されている操作履歴を取得する。つまり、操作履歴取得部241は、屋内空間Aとは別の空間に関する操作履歴を取得する。
本実施形態の閾値設定部237は、操作履歴取得部241で取得された操作履歴を記憶装置22に記憶されている操作履歴と同じように用いて閾値T1,R1を設定する。
閾値取得部242は、通信部26を介して、各電力診断システム1Aで設定されている閾値を取得する。つまり、閾値取得部242は、屋内空間Aとは別の空間に関する閾値を取得する。
異常判断部243は、閾値取得部242で取得された閾値をそれぞれ基準閾値とし、パラメータ(温度T・湿度R)ごとに、これらの基準閾値を母集団とする正規分布において平均値mと標準偏差σとを求める。つまり、異常判断部243は、温度Tに対して平均値mと標準偏差σを求めるとともに、湿度Rに対しても平均値mと標準偏差σを求める。その後、異常判断部243は、閾値T1と閾値R1の少なくとも一方が(m+3σ)より大きい場合または(m−3σ)より小さい場合、閾値T1,R1が異常値であると判断する。一方、閾値T1および閾値R1の両方が(m−3σ)以上(m+3σ)以下である場合、異常判断部243は、閾値T1,R1が正常値であると判断する。
本実施形態の閾値設定部237は、閾値T1,R1が異常値であると異常判断部243で判断された場合、閾値T1,R1を再設定する。
以上、本実施形態の電力診断システム1によれば、複数の他の電力診断システム1A,1A……から操作履歴を取得し、より多くの操作履歴を用いて閾値T1,R1を設定することによって、より適切な快適条件にすることができる。
また、本実施形態の電力診断システム1によれば、閾値T1,R1を設定する際に、複数の他の電力診断システム1A,1A……の閾値(基準閾値)と比較することによって、閾値T1,R1を異常値から正常値に変更することができる。
(実施形態4)
実施形態4に係る電力診断システム1は、複数種類の閾値の組み合わせを有している点で、実施形態3に係る電力診断システム1と相違する。以下、本実施形態の電力診断システム1について図9および図10を用いて説明する。なお、実施形態3の電力診断システム1と同様の構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態の判断部232(図9(b)参照)は、閾値を複数のパターンから選択可能である。つまり、判断部232は、図10に示すように、閾値T1,R1と閾値T2(T2<T1),R2(R2<R1)との2つの組み合わせを有し、2つの組み合わせの何れかを選択して用いる。
例えば屋内空間Aに利用者が多い時間帯が予めわかっている場合、温度Tの閾値T1を28℃、湿度Rの閾値R1を50%とし、温度Tの閾値T2を27℃、湿度Rの閾値R2を40%とすると、判断部232は、屋内空間Aに利用者が多い時間帯では、利用者が発する熱量などを考慮して、より快適状態となる閾値T2,R2を用いる。一方、屋内空間Aに利用者が少ない時間帯では、判断部232は閾値T1,R1を用いる。
以上、本実施形態の電力診断システム1によれば、判断部232は、屋内空間Aの環境状態または用途などに応じて、適した閾値を選択して用いることができる。例えば屋内空間Aに存在する利用者の多寡に応じて、判断部232は、適した閾値を選択することができる。
(実施形態5)
実施形態5に係る電力診断システム1は、空調機器5の設定が消費電力量を低減する方向に変更されたときに屋内空間Aの環境が快適状態から不快状態になるまでの温度変化量(温度/時間)を予め記憶している点で、実施形態4に係る電力診断システム1と相違する。以下、本実施形態の電力診断システム1について図9および図11を用いて説明する。なお、実施形態4の電力診断システム1と同様の構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態の記憶装置22(図9(a)参照)は、空調機器5の操作履歴を記憶しているとともに、空調機器5の設定が消費電力量を低減する方向に変更されたときに屋内空間Aの環境が快適状態から不快状態になるまでの温度変化量を予め記憶している。上記温度変化量は、過去の温度履歴(特に同じ時間帯の温度履歴)によって予め設定される。
本実施形態の推定部233(図9(b)参照)は、記憶装置22に記憶されている温度変化量の情報を用いて、空調機器5の設定が消費電力量を低減する方向に変更されたときに屋内空間Aの環境が快適状態から不快状態になるまでの時間(以下「状態遷移時間」という)を推定する。その後、推定部233は、空調機器5の設定が消費電力量を低減する方向に変更されたとした場合の状態遷移時間での空調機器5の消費電力量を推定する。
本実施形態の算出部235(図9(b)参照)は、実際の消費電力量と推定部233で推定された状態遷移時間での消費電力量との差分値を、状態遷移時間での消費電力量のロスの総量として求める。
本実施形態の表示装置3(図9(a)参照)は、図11に示すように、状態遷移時間において、推定部233で推定された消費電力量(図11の破線)を実際の消費電力量(図11の実線)とともに表示する。なお、表示装置3は、消費電力量のロスの総量、ロスの総量から換算された電気料金、コメントも表示する。
以上、本実施形態の電力診断システム1によれば、屋内空間Aの環境が快適状態から不快状態になるまでの時間(状態遷移時間)を推定部233が推定することによって、空調機器5の設定が消費電力量を低減する方向に変更されたとした場合の状態遷移時間での空調機器5の消費電力量を容易に推定することができる。これにより、本実施形態の電力診断システム1は、単位時間あたりの各消費電力量のロスではなく、消費電力量のロスの総量を利用者に提示することができ、利用者に対して空調機器5の設定見直しを促すことができる。
(実施形態6)
実施形態6に係る電力診断システム1は、屋内空間Aの環境が快適状態から不快状態になるまでの時間(状態遷移時間)を温熱解析シミュレーションによって求める点で、実施形態4に係る電力診断システム1と相違する。以下、本実施形態の電力診断システム1について図12を用いて説明する。なお、実施形態4の電力診断システム1と同様の構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態の処理装置23は、図12(b)に示すように、時間算出部244の機能を実行する。時間算出部244は、状態遷移時間を温熱解析シミュレーションによって求める。処理装置23が時間算出部244として上記シミュレーションを実行するためのプログラムは、記憶装置22(図12(a)参照)に記憶されている。
本実施形態の推定部233は、空調機器5の設定が消費電力量を低減する方向に変更されたとした場合の状態遷移時間での空調機器5の消費電力量を推定する。
本実施形態の算出部235は、実際の消費電力量と推定部233で推定された状態遷移時間での消費電力量との差分値を、状態遷移時間での消費電力量のロスの総量として求める。
本実施形態の表示装置3(図12(a)参照)は、状態遷移時間での消費電力量のロスの総量を表示する。
以上、本実施形態の電力診断システム1によれば、屋内空間Aの環境が快適状態から不快状態になるまでの時間(状態遷移時間)を予め記憶していない場合であっても、上記状態遷移時間をシミュレーションによって推定することによって、上記状態遷移時間での空調機器5の消費電力量を容易に推定することができる。これにより、本実施形態の電力診断システム1は、単位時間あたりの各消費電力量のロスではなく、消費電力量のロスの総量を利用者に提示することができ、利用者に対して空調機器5の設定見直しを促すことができる。
1 電力診断システム
23 記憶装置(記憶部)
231 パラメータ取得部
232 判断部
233 推定部
234 消費電力量取得部
235 算出部
237 閾値設定部
241 操作履歴取得部
242 閾値取得部
243 異常判断部
244 時間算出部
3 表示装置(提示部)
5 空調機器
A 屋内空間

Claims (10)

  1. 所定空間の環境を制御する空調機器の電力消費を診断する電力診断システムであって、
    前記所定空間の環境状態を示すパラメータの値を取得するパラメータ取得部と、
    前記パラメータについて前記所定空間の環境が快適状態となる領域と前記所定空間の環境が不快状態となる領域とを閾値で区切り、前記パラメータ取得部で取得された前記パラメータの値と前記閾値との大小関係によって前記所定空間の環境が快適状態であるか否かを判断する判断部と、
    前記所定空間の環境が快適状態である期間が一定期間継続すると、前記空調機器の設定が消費電力量を低減する方向に変更されたとした場合の前記空調機器の消費電力量を推定する推定部と、
    前記空調機器の実際の消費電力量を取得する消費電力量取得部と、
    前記消費電力量取得部で取得された消費電力量と前記推定部で推定された消費電力量とを用いて前記空調機器の消費電力量のロスを求める算出部と、
    前記空調機器の消費電力量にロスが発生したタイミングおよび前記算出部で求められた前記消費電力量のロスを提示する提示部と
    を備えることを特徴とする電力診断システム。
  2. 前記パラメータは、前記所定空間の温度および前記所定空間の湿度であることを特徴とする請求項1記載の電力診断システム。
  3. 前記空調機器の設定を変更させるための操作が前記空調機器に対して行われたときの操作時刻と操作内容とを対応付けた操作履歴を記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶されている前記操作履歴を用いて前記閾値を設定する閾値設定部と
    を備えることを特徴とする請求項1または2記載の電力診断システム。
  4. 前記記憶部は、前記操作履歴として前記操作時刻および前記操作内容とともに前記操作が前記空調機器に対して行われたときの外気温を対応付けて記憶することを特徴とする請求項3記載の電力診断システム。
  5. 前記閾値設定部は、前記空調機器に対して所定期間において規定回数以上の操作が行われた場合に前記閾値を再設定することを特徴とする請求項3または4記載の電力診断システム。
  6. 前記所定空間とは別の空間に関する操作履歴を取得する操作履歴取得部を備え、
    前記閾値設定部は、前記操作履歴取得部で取得された操作履歴を用いて前記閾値を設定する
    ことを特徴とする請求項3〜5の何れか1項に記載の電力診断システム。
  7. 前記所定空間とは別であってそれぞれが異なる空間に関する複数の閾値を取得する閾値取得部と、
    前記閾値取得部で取得された複数の閾値をそれぞれ基準閾値とし、前記基準閾値と前記判断部で用いられる前記閾値とを比較することによって、前記閾値が異常であるか否かを判断する異常判断部と
    を備えることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の電力診断システム。
  8. 前記判断部は、前記閾値を複数のパターンから選択可能であることを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載の電力診断システム。
  9. 前記推定部は、前記空調機器の設定が消費電力量を低減する方向に変更されたときに前記所定空間の環境が快適状態から不快状態になるまでの状態遷移時間を推定し、前記空調機器の設定が消費電力量を低減する方向に変更されたとした場合の前記状態遷移時間での前記空調機器の消費電力量を推定することを特徴とする請求項1〜8の何れか1項に記載の電力診断システム。
  10. 前記所定空間の環境が快適状態から不快状態になるまでの時間をシミュレーションによって求める時間算出部を備え、
    前記推定部は、前記空調機器の設定が消費電力量を低減する方向に変更されたとした場合の前記時間算出部で求められた時間での前記空調機器の消費電力量を推定する
    ことを特徴とする請求項1〜8の何れか1項に記載の電力診断システム。
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