JP5450856B1 - 六角穴付ねじ - Google Patents

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Abstract

【課題】六角穴への切粉などの阻害物の浸入を防止して前記六角穴に六角レンチをスムーズに嵌合することができるようにして、螺合による固定作業時の作業性を向上することができる六角穴付ねじを提供する。
【解決手段】本発明の六角穴付ねじ1は、ねじ部本体2と、ガード部材3と、弾性部材4と、を有する。ガード部材4は、蓋部3Aと、ガード本体3Bと、スライド軸3Cと、を有する。弾性部材4は、第1の空間部2D内において、一端側が蓋部3Aに当接され他端側が第1の空間部2Dの底面に当接されるように配置され、蓋部3Aによって第1の空間部2Dの第1の開口2Aを閉塞する方向にガード本体3Bを付勢する付勢力を有し、この付勢力に抗して蓋部3Aを反付勢方向に押圧することによって第1の空間部2Dの第1の開口2Aを開けてレンチ61の嵌合を可能とする空間を形成する。
【選択図】図3

Description

本発明は、旋盤などの金属加工用のバイトなどの部材を着脱自在に固定するために用いられる六角穴付ねじに関する。
従来より、ねじ部本体に六角穴を有する六角穴付ねじや六角穴付ボルトは、多用途に用いられている。
例えば、前記六角穴付ねじや六角穴付ボルトは、旋盤など、金属加工を行う工作機械において、加工対象物を目的の形状に加工するためのバイトやドリルなどの工具の取り付けを行うのに用いられている。
前記工作機械には、前記工具を保持するための保持具本体が備えられている。この保持具本体には、前記工具を支持するための支持部材を挿通する支持部材挿入孔と、この支持部材挿入孔の長手方向に対して斜め方向あるいは直交する方向に設けられ、前記支持部材挿入孔に連通する雌ねじ孔と、が設けられている。
そして、このような工作機械において、前記六角穴付ねじは、前記支持部材を押圧する押圧部材として用いられ、前記保持具本体内の雌ねじ孔に螺合配置される。そして、前記工具を支持する前記支持部材は、雌ねじ孔に前記六角穴付ねじを螺合していくことにより、該六角穴付ねじのねじ先で押圧されて保持具本体に固定される。
このような六角穴付ねじには、前記支持部材に対する押圧力を高めるために、六角穴を有するねじ部本体の先端部に、平坦な当接面が形成された球部を回動自在に取り付けた六角穴付ねじがある。
例えば、特許文献1には、押圧部材としての六角穴付ボルトを保持具本体内のねじ孔に螺合して、この六角穴付ボルトの先端部の回動自在な球部である球体の平坦な当接面を、支持部材の斜面部に当接して押圧することにより、該支持部材の上面側で工作物を所望の高さで保持できる工作物の保持具が開示されている。
実開平6−83232号公報
しかしながら、前記特許文献1に記載の六角穴付ボルトでは、六角穴を有しているため、工作物の金属加工を終えた際には、前記六角穴に切粉などの阻害物が浸入してしまうことがある。
このような場合、前記六角穴に六角レンチをスムーズに嵌合することができなくなってしまい、工具の交換や調整等の作業を行うことができなくなってしまう。このような不都合を解消するには、細い棒状の用具などを用いて六角穴に入り混んだ切粉などの阻害物を掻き出したり、エアーを吹き付けて切粉などの阻害物を除去するなどの作業を行わなければならない。
ところが、このような作業は、エアーにより飛び散った切粉などの阻害物が目に入ってしまうなど作業者に悪影響を及ぼす虞があるため、回避することが望まれている。
そこで、本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、六角穴への切粉などの阻害物の浸入を防止して前記六角穴に六角レンチをスムーズに嵌合することができるようにして、螺合による固定作業時の作業性を向上することができる六角穴付ねじを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明の一態様による六角穴付ねじは、円筒状で外周面に設けたねじ部と、一端面に六角形状の第1の開口を有する第1の空間部と、他端面に円形形状の第2の開口を有する第2の空間部と、前記第1の空間部と前記第2の空間部とを連通する連通孔と、を有するねじ部本体と、前記第1の開口を塞ぐように前記第1の空間部内に、前記ねじ部本体の長手方向に突没可能に配置された蓋部と、前記蓋部を一端側に設けたガード本体と、前記ガード本体の他端側から前記長手方向に沿って設けられ、前記連通孔にスライド自在に配置されるとともに、軸端部に前記連通孔の前記第2の空間部側の開口縁部に係止するための係止部が設けられたスライド軸と、を有するガード部材と、前記ねじ部本体の前記第1の空間部内において、一端側が前記蓋部の裏面に当接され他端側が前記第1の空間部の底面に当接されるように配置され、前記蓋部によって前記第1の空間部の前記第1の開口を閉塞する方向に前記ガード本体を付勢する付勢力を有し、この付勢力に抗して前記蓋部を反付勢方向に押圧することによって前記第1の空間部の前記第1の開口を開けてレンチの嵌合を可能とする空間を形成する弾性部材と、を具備している。
本発明の六角穴付ねじによれば、六角穴への切粉などの阻害物の浸入を防止して前記六角穴に六角レンチをスムーズに嵌合することができるようにして、螺合による固定作業時の作業性を向上することができる。
本発明に係る第1の実施形態を示し、六角穴付ねじの全体構成を示す斜視図 図1に示す六角穴付ねじの分解斜視図 図2に示す六角穴付ねじの各構成部品の断面図 図3に示す各構成部品を組み合わせた状態の六角穴付ねじの断面図 図4に示すガード部材のスライド軸をねじ部本体に組み付ける方法を説明する説明図 図4に示すガード部材のスライド軸をねじ部本体に組み付けた状態の断面図 図4に示す球部をねじ部本体の下部に組み付ける方法を説明する説明図 図4に示す球部をねじ部本体の下部に組み付けた状態の断面図 本実施形態の六角穴付ねじの使用例を説明するための説明図 図9に示す六角穴付ねじの六角レンチによる螺合完了時における該ねじの球部と支持部材の斜面との当接状態を説明する説明図 図10に示す六角穴付ねじから六角レンチを抜いたときの該ねじの球部と支持部材の斜面との当接状態を説明する説明図 本発明に係る第2の実施形態を示し、蓋部を備えた六角穴付ボルトの全体構成を示す断面図 本発明に係る第3の実施形態を示し、六角穴付ねじの全体構成を示す斜視図 図13に示す六角穴付ねじの断面図
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
(第1の実施形態)
図1〜図11は、本発明に係る第1の実施形態を示し、図1は、六角穴付ねじの全体構成を示す斜視図、図2は、図1に示す六角穴付ねじの分解斜視図、図3は、図2に示す六角穴付ねじの各構成部品の断面図、図4は、図3に示す各構成部品を組み合わせた状態の六角穴付ねじの断面図である。
なお、図面は、模式的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、それぞれの部分の厚みの比率などは現実のものとは異なることに留意すべきであり、図面の相互間においても、互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
図1および図2に示すように、第1の実施形態に係る六角穴付ねじ1は、例えばイモネジとも呼ばれる。前記六角穴付ねじ1は、ねじ部本体2と、ガード部材3と、弾性部材4と、球部5と、を有して主に構成されている。
図1〜図4を参照して、ねじ部本体2、ガード部材3、弾性部材4、および球部5について説明する。
前記ねじ部本体2は、例えば金属製で略円筒状に形成され、一端面に六角穴を構成する六角形状の第1の開口2Aを有する第1の空間部2Dと、他端面に円形形状の第2の開口Fを有する第2の空間部2Eと、外周面に設けたねじ部2Bと、連通孔2Cと、を有して構成されている。
前記第1の空間部2Dは、後述する六角レンチ61の先端部61A(図10参照)が嵌合される嵌合穴である。前記第2の空間部2Fは、球部5が回動自在に収容される収容穴である。
前記連通孔2Cは、第1の空間部2Dと第2の空間部2Eと連通する貫通孔であって、ガード部材3のスライド軸3Cがスライド自在に配置される。前記連通孔2Cは、ねじ部本体2の長手軸(中心軸O)方向に沿って設けられている。
前記ガード部材3は、例えば金属製で、蓋部3Aを有するガード本体3Bと、スライド軸3Cとによって一体に形成されている。前記蓋部3Aは、円柱状に形成されたガード本体3Bの一端側に設けられ、ねじ部本体2の第1の開口2Aを塞ぐように第1の空間部2D内に中心軸O方向に突没可能に配置される。
なお、図3に示すように、前記蓋部3Aの中心軸Oに直交する方向における平面形状は、六角穴である第1の開口2Aを塞ぐために、第1の開口2Aと同じ六角形状である。また、この蓋部3Aの六角形状の大きさは、第1の開口2Aとの隙間が極力小さくなる大きさで構成することが望ましい。
前記スライド軸3Cは、ガード本体3Bの他端側(下部)からガード本体3Bの中心軸O方向に沿って設けられ、ねじ部本体2の連通孔2Cに挿通される棒部材である。なお、このスライド軸3Cの太さ(径)は、ねじ部本体2の連通孔2Cに挿通してスライド可能な寸法であればよい。
また、前記スライド軸3Cの軸端部には、筒状の第1の変形部(かしめ部)3Dが設けられている。この第1の変形部3Dは、後述する治具10を用いて変形させて、連通孔2Cの第2の空間部2E側の開口縁部である底辺2C2に係止される第1の係止部3DX(図6参照)を形成するためのものである。
前記弾性部材4は、例えば、コイルばねである。この弾性部材4は、ねじ部本体2の第1の空間部2D内に配置されるとともに、一端側がガード部材3の蓋部3Aの裏面に当接され他端側が第1の空間部2Dの底面に当接される。そして、前記弾性部材4は、蓋部3Aによって第1の空間部2Dの第1の開口2Aを閉塞する方向にガード本体3Bを付勢する付勢力を有する。また、前記弾性部材4は、この付勢力に抗して蓋部3Aを反付勢方向に押圧することによって第1の空間部2Dの第1の開口2Aを開けて六角レンチ31の先端部61A(図10参照)の嵌合を可能とする空間を形成する。
なお、前記弾性部材4は、コイルばねに限定されるものではなく、ねじ部本体2の第1の空間部2D内に配置可能であり、蓋部3Aをねじ部本体2の第1の開口2A側へと付勢するものであればどのような弾性部材でもよい。例えば、コイルばねよりも付勢力は小さいが、スポンジやスポンジゴム等を用いて円筒状に形成して前記弾性部材4を構成してもよい。
また、前記ガード部材3のガード本体3Bの外径L1は、弾性部材4の内径L2よりも小さく形成されている。この場合、ガード本体3Bの外径L1は、ガード部材3を第2の開口部2Dの底面方向に押し込んだ際に、弾性部材4との隙間が極力小さくなるようにして、弾性部材4が中心軸Oに対して直交する方向に偏らないように構成することが望ましい。
図2および図3に示すように、六角穴付ねじ1のガード部材3は、ねじ部本体2の上部に形成した第1の開口2Aから第1の空間部2D内に弾性部材4を配置したうえで、スライド軸3Cおよびガード本体3Bを弾性部材4に挿通して配置される(図4参照)。この後、前記ガード部材3および前記弾性部材4は、ねじ部本体2から脱落することが無いように以下の手順で組み付けられる。
ここで、ねじ部本体2に対するガード部材3の組み付け方法について、図5および図6を参照して説明する。図5は、図4に示すガード部のスライド軸をねじ部本体に組み付ける方法を説明する説明図、図6は、図4に示すガード部のスライド軸をねじ部本体に組み付けた状態の断面図である。
まず、作業者は、図4に示すように、ねじ部本体2の第1の開口2Aを経て第1の開口部2D内にガード部材3および弾性部材4を配置する。その後、作業者は、図5に示すように、ガード部材3および弾性部材4を第1の空間部2D内に配置した状態で、ねじ部本体2の第1の開口2A側を、例えば金属製の作業台100の平坦な作業面100A上に載置する。
そして、作業者は、端部10Aを円錐形状に形成した治具10を用意し、この治具10の端部10A側を、ねじ部本体2の第2の開口2Fから挿通してスライド軸3Cの第1の変形部3Dに当接させる。作業者は、治具10を、図5中の矢印A方向に打ち込んで、該治具10の端部10Aによって、第1の変形部3Dの嵌合孔3D1に圧入して、スライド軸3Cの第1の変形部3Dを、図6に示すように外周方向に拡径するように変形させる。この結果、スライド軸3Cの第1の変形部3Dは、ねじ部本体の連通孔2Cの第2の開口部2E側の開口縁部である底面2C2に係止する第1の係止部3DXとして形成される。このようにして、前記スライド軸3Cは、ねじ部本体2の連通孔2Cから脱落すること無く、摺動自在に配置される。
なお、前記スライド軸3Cのガード本体3B端面から突出する長さは、係止部3DXが第2の空間部2Eの底面2C2に係止されたときに、蓋部3Aの上面がねじ本体部2の第1の開口2Aの面と、例えば面一に配置されるような長さとなるように設定される。
つまり、蓋部3Aとねじ部本体2とを作業面100Aに押し付けた状態で、スライド軸3Cの第1の変形部3Dを変形させることによって第1の係止部3DXが底面2C2に係止されるように構成しているので、この作業を行うことにより、蓋部3Aの上面を第1の開口2Aの面に簡単に面一にすることができる。なお、スライド軸3Cの第1の変形部3Dの変形量を微調整することによって、蓋部3Aの上面と第1の開口2Aの面との高さのばらつきを無くすことができる。
このような手順によってねじ部本体2にガード部材3を組み付けることにより、図6に示す本実施形態の六角穴付ねじ1を構成することができる。
従って、このような構成の六角穴付ねじ1は、ガード部材3の係止部3DXが弾性部材4による付勢力により常に第2の空間部2Eの底面2C2に係止された状態であるとき、蓋部3Aが、六角穴である第1の開口2Aを塞ぎ、かつ、この第1の開口2Aと略面一となるような位置に常に配置される。
さらに、本実施形態の六角穴付ねじ1は、図2および図3に示すように、前記ガード部材3および弾性部材4を組み付けたねじ部本体2の第1の空間部2Dとは反対側の第2の空間部2Eに、前記球部5を設けて構成されている。
前記球部5は、例えば金属製であり、球面部を有する摺動部5Aと、平坦な当接面5Bと、規制部5Cと、を有して構成されている。前記規制部5Cは、当接面5Bの反対側に設けられた凸部である。前記摺動部5Aの球面部は、第2の空間部2Eの円弧状の摺動面2E2に回動自在に配置される摺動面である。
平坦な当接面5Bが形成された球部5は、ねじ部本体2の第2の空間部2Eに回動自在で、かつ、球部5の当接面5Bは第2の空間部2Eの第2の開口2Fから外側に向かって配置されている。
前記球部5は、ねじ部本体2の第2の空間部2Eの下部に回動可能に配置されることにより、平坦な当接面5Bが常に支持部材50の固定面50x(図9参照)に面接触することができるように構成されている。
前記球部5の規制部5Cは、円柱状の凸部であって、当接面5Bとは反対側の摺動部5Aの球面面上に設けられている。この規制部5Cは、凸部の周縁に配置される縁部5C1を有する。この規制部5Cの縁部5C1は、後述するがねじ部本体2の第2の空間部2Eを形成する内壁である内周面2E1と当接して球部5の長手方向軸(中心軸O1:図3参照)方向における回動を規制する。
なお、球部5の中心軸O1方向は、ねじ部本体2の中心軸Oから球部5の摺動部5Aが回動して規制部5Cの縁部5C1がねじ部本体2の第2の空間部2Eの内周面2E1に当接したときの予め設定された角度で傾いた球部5の中心軸O1までの範囲内の方向である。
前記ねじ部本体2の第2の空間部2Eは、球部5の摺動部5Aが面接触する円弧状の摺動面2E2と、規制部5Cの凸部が当接する内周面2E1と、を有する。
前記第2の空間部2Eの内周面2E1は、図3に示すように、規制部5C(凸部)の外径L3より大きな予め設定された寸法の内径L4に形成され、球部5の中心軸O1がねじ部本体2の中心軸Oに対して予め設定された角度に傾いたときに規制部5Cの縁部5C1が当接するように構成されている。
すなわち、前記規制部5Cを設けたことにより、摺動部5Aが回動して当接面5Bが第2の空間部2E内に配置されることはなく、常に当接面5Bを、ねじ部本体2の第2の開口2Fから外側(ねじ先方向)に向けて配置することが可能となる。なお、この規制部5C(凸部)の外径L3は、摺動部5Aの回動範囲に応じて適宜設定される。
前記球部5は、ねじ部本体2から脱落することが無いように以下の手順で組み付けられる。
ここで、ガード部材3を組み付けたねじ部本体2に、球部5を組み付ける組み付け方法について、図4、図7および図8を参照して説明する。図7は、図4に示す球部をねじ部本体の下部に組み付ける方法を説明する説明図、図8は、図4の球部をねじ部本体の下部に組み付けた状態の断面図である。
まず、作業者は、図4に示すように、前工程(図5および図6参照)にてガード部材3を取り付けたねじ部本体2の第2の空間部2Eに、規制部5C側から入れるようにして球部5を前記第2の空間部2Eに配置する。その後、作業者は、図7に示すように、球部5を第2の空間部2E内に配置した状態で、ねじ部本体2の第1の開口2A側を、例えば金属製の作業台100の平坦な作業面100A上に載置する。
そして、作業者は、図7に示すように、ねじ部本体2の外径と略同径であり、開口縁部の内側に例えばテーパー形状の押圧部20aを有し、円形状のキャップのように形成された治具20を用意する。なお、この治具20の押圧部20aは、R形状に形成されたものであってもよい。作業者は、治具20を、図7中のB矢印方向に動かして、該治具20の開口側の押圧部20aを、ねじ部本体2の下部の開口縁部に設けられた第2の変形部2Gに当接する。
なお、ねじ部本体2の第2の空間部2Eの第2の開口F側には、上記したように内周面の一部を円弧形状に形成した摺動面2E2が設けられている。この摺動面2E2は、球部5の摺動部5Aを回動自在にねじ部本体2に配置するための係合部である。また、この摺動面2E2の第2の開口2F近傍には、変形することにより球部5の摺動部5Aを係止するための第2の変形部2Gが予め設けられている。
そして、作業者は、治具20の上部の押圧部20aを、第2の変形部2Gに当接した状態で押圧して、ねじ部本体2の第2の変形部2Gを、図8に示すように、治具20の押圧部20aによる押圧力により第2の開口2Fの内側方向に縮径するように変形させる。つまり、ねじ部本体2の摺動面2E2が略正常な円弧面となるように変形する。この結果、ねじ部本体2の第2の変形部2Gは、第2の空間部2E内の摺動面2E2において、球部5の摺動部5Aを回動自在で、かつ、第2の開口2Fより外れないように係止する第2の係止部2GXとして形成される。
このようにして、前記球部5は、ねじ部本体2の第2の空間部2E内において、摺動面2E2の円弧面上を回動自在に配置された状態で、第2の係止部2GXによって、第2の開口2Fから脱落すること無いように配置されることになる。
このような手順によってねじ部本体2に球部5を組み付けることにより、図8に示す本実施形態の六角穴付ねじ1を構成することができる。
次に、本実施形態の六角穴付ねじ1の作用について図9〜図11を参照して説明する。図9は、本実施形態の六角穴付ねじの使用例を示す説明するための説明図、図10は、図9の六角穴付ねじの六角レンチによる螺合完了時における該ねじの球部と支持部材の斜面との当接状態を説明する説明図、図11は、図10の六角穴付ねじから六角レンチを抜いたときの該ねじの球部と支持部材の斜面との当接状態を説明する説明図である。
図9に示すように、本実施形態の六角穴付ねじ1は、例えば、旋盤など、金属加工を行う工作機械30に用いられる。
この工作機械30には、バイト40aやドリル40b、40cなどの工具40を保持するための保持具本体60が備えられている。この保持具本体60には、前記工具40を支持するための支持部材50A〜50Cをそれぞれ挿通する複数の支持部材挿入孔60aと、これらの支持部材挿入孔60aの長手方向に対して直交する方向に設けられ、前記支持部材挿入孔50A〜50Cにそれぞれ連通する複数の雌ねじ孔60bと、が設けられている。
このような工作機械30において、図9に示すように、バイト40aやドリル40b、40cなどの工具40は、支持部材50A〜50C(50)によってそれぞれ支持される。
これらの支持部材50A〜50Cは、保持具本体60内の支持部材挿入孔60aに挿入された状態で、この支持部材挿入孔60aに連通する雌ねじ孔60bに、本実施形態の六角穴付ねじ1を螺合することにより、該六角穴付ねじ1の球部5の当接面5Bによって押圧されて保持具本体60に固定される。
この場合、作業者は、図10に示すように、六角レンチ61の先端部61Aを六角穴である第1の開口2Aに合わせて蓋部3Aに当接しながら押圧する。すると、ねじ部本体2の弾性部材4は、付勢力に抗して前記六角レンチ61の先端部61Aによる押圧により第1の空間部2Dの第1の開口2Aを開けて六角レンチ31の先端部61Aの嵌合を可能とする空間を形成する。
こうして、六角レンチ61の先端部61Aは、弾性部材4によりねじ部本体2の開いた第1の開口2A内に形成された空間に嵌合することになる。その後、作業者は、六角レンチ61を回転操作して雌ねじ孔60bに六角穴付ねじ1を螺合する。
なお、本実施形態の六角穴付ねじ1は、六角レンチ61による螺合時において、該六角レンチ61の先端部61Aを第1の空間部2D内に嵌合したとしても、図10に示すように、スライド軸3Cの軸端部(第2の係止部3DX)が、球部5の規制部5Cに形成された縁部5C1や端面に接触することはない。
前記六角穴付ねじ1により支持部材50を固定する場合、基本的に前記支持部材50は、固定面50xを雌ねじ孔60bに対して直交するように配置される。すなわち、前記六角穴付ねじ1を支持部材50の固定面50xに対して直交するように配置して、固定面50xに当接する。
仮に、前記支持部材50が支持部材挿入孔60a内で回転してしまい、例えば、図10に示すように、固定面50xが斜めに配置されたとする。このような場合でも、本実施形態の六角穴付ねじ1は、球部5の摺動部5Aが回動可能に設けられているので、摺動部5Aが固定面50xに傾きに合わせて回動することで球部5の当接面5Bが確実に固定面50xに面接触して当接することができる。
そして、前記六角穴付ねじ1は、六角レンチ61による螺合により、ねじ部本体2の矢印S方向への押圧力と、球部5の矢印S1方向への押圧力とを得て、確実に支持部材50の固定面50xに当接して該支持部材50を保持具本体60の支持部材挿入孔60aに固定することができる。
なお、前記球部5は、図10中の点線で示すように、摺動部5Aの上側に、第2の空間部2Eを形成する内周面2E1と当接可能な規制部5C(縁部5c1)が設けられているので、この球部5の摺動部5Aが無造作に回動したとしても、常に平坦な当接面5Bがねじ部本体2の下部の第2の開口2F側であるねじ先方向に向くように配置される。言い換えれば、球部5の当接面5Bが第2の空間部2E内に回動して配置されることを防止することができる。
なお、前記六角穴付ねじ1は、このような構成の球部5を有しているので、規制部5Cの縁部5C1による摺動部5Aの回動範囲内であれば、いずれの傾斜でも当接面5Bを確実に固定面50xに面接触して当接することができる。
このように六角穴付ねじ1を用いて支持部材50を保持具本体60の支持部材挿入孔60aに固定する。固定後、六角レンチ61を第1の空間部2Dから第1の開口2Aを介して抜いたときには、六角穴付ねじ1は、図11に示すように、弾性部材4により、蓋部3Aによって第1の空間部2Dの第1の開口2Aを閉塞する方向にガード本体3Bが付勢される。このため、前記蓋部3Aは、六角穴付ねじ1のねじ部本体2の第1の開口2Aを塞ぐように配置される。
したがって、蓋部3Aによってねじ部本体2の第1の開口2Aが塞がれているので、工作物の金属加工を行ったとしても、六角穴である第1の開口2A内への切粉などの阻害物の浸入を防ぐことができる。
このため、工作物の金属加工を終えた際にも、六角穴である第1の開口2Aに六角レンチ61を容易に嵌合することができるので、工具の交換や調整等の作業を円滑に行うことができる。すなわち、本実施形態では、細い棒状の用具などを用いて六角穴に入り混んだ切粉などの阻害物を掻き出したり、エアーを吹き付けて切粉などの阻害物を除去するなどの作業を行う必要がない。
これにより、作業者に悪影響を及ぼす虞もなく、金属加工の作業工程の簡略化を図ることができるとともに、螺合による固定作業時の作業性を向上することができる。
従って、第1の実施形態によれば、簡単な構成で、六角穴の第1の開口2Aへの切粉などの阻害物の浸入を防止して前記六角穴に六角レンチ61をスムーズに嵌合することができるようにして、螺合による固定作業時の作業性を向上することができる六角穴付ねじ1を実現できる。また、簡単な構成で、球部5の平坦な当接面5Bを常にねじ先方向に向けて配置することができる六角穴付ねじ1を実現できる。
(第2の実施形態)
図12は、本発明に係る第2の実施形態を示し、六角穴付ボルトの全体構成を示す断面図である。なお、図12は、第1の実施形態と同様の構成要素については同一の符号を付して説明を省略し、異なる部分のみを説明する。
第1の実施形態の六角穴付ねじ1は、イモネジとして構成したが、第2の実施形態の六角穴付ねじは、六角穴を有する六角穴付ボルト1Aとして構成されている。
具体的には、図12に示すように、前記六角穴付ボルト1Aは、図2に示す六角穴付ねじ1と略同様に構成されるが、ねじ部本体の構成が異なる。
すなわち、ねじ部本体70は、六角穴である第1の開口70Aおよび第1の空間部70Dを有する拡径の頭部70Xと、この頭部70Xよりも径が小さく、第2の開口70Fおよび第2の空間部70Eを有し外周にねじ部70Bが設けられた螺合部70Yと、を有して構成されている。
なお、前記ねじ部本体70には、第1の実施形態と同様に連通孔70Cが設けられている。頭部70Xの外形形状は、円形状、あるいは六角形状に構成されている。また、ガード部のスライド軸70Cの軸先端には、第1の実施形態と同様に第1の係止部3DXが設けられ、前記ねじ部本体70の第2の開口70Fには、第2の係止部70GXが設けられている。
それ以外の構成および作用は、第1の実施形態の六角穴付ねじ1と同様である。
従って、第2の実施形態によれば、六角穴付ねじを六角穴付ボルト1Aとして構成した場合でも、第1の実施形態と同様の効果が得られる。
(第3の実施形態)
図13および図14は、本発明に係る第3の実施形態を示し、図13は、第3の実施形態に係る六角穴付ねじの全体構成を示す斜視図、図14は、図13の六角穴付ねじの断面図である。なお、図13および図14は、第1の実施形態と同様の構成要素については同一の符号を付して説明を省略し、異なる部分のみを説明する。
第3の実施形態の六角穴付ねじ1Bは、第1の実施形態の六角穴付ねじ1と略同様の構成であるが、球部5を設けずに構成されている。
すなわち、図13および図14に示すように、前記六角穴付ねじ1Bは、球部5が無く、ねじ本体部2の中心軸O方向における長さを、第1の実施形態よりも短くするように構成されている。従って、ねじ部本体2の第2の空間部2Eが第1の実施形態よりも小さくなる。これにより、中心軸O方向、すなわち、長手方向におけるねじ部本体2自体の強度を高めることが可能となる。
なお、前記ねじ部本体2の長手方向の長さは、必要に応じて適宜変更して構成してもよい。
このように球部5を除いた以外の構成および作用は、第1の実施形態の六角穴付ねじ1と同様である。
従って、第3の実施形態によれば、球部5を除いた場合でも、第1の実施形態と同様に、簡単な構成で、六角穴の第1の開口2Aへの切粉などの阻害物の浸入を防止して前記六角穴に六角レンチ61をスムーズに嵌合することができるようにして、螺合による固定作業時の作業性を向上することができる六角穴付ねじ1Bを実現できる。
本発明は、上述した実施形態、および変形例に限定されるものではなく、本発明の要旨を変えない範囲において、種々の変更、改変等が可能である。
1 六角穴付ねじ
2 ねじ部本体
2A 第1の開口
2C 連通孔
2C2 底面
2D 第1の空間部
2E 第2の空間部
2E1 内周面
2E2 摺動面
2F 第2の開口
2G 第2の変形部
2GX 第2の係止部
3 ガード部材
3A 蓋部
3B ガード本体
3C スライド軸
3D 第1の変形部
3D1 嵌合孔
3DX 第2の係止部
4 弾性部材
5 球部
5A 摺動部
5B 当接面
5C 規制部(凸部)
5C1 縁部
10 治具
10A 端部
20 治具
20a 押圧部
30 工作機械
40 工具
50 支持部材
50x 固定面
60 保持具本体
60a 支持部材挿入孔
60b ねじ孔
70 ねじ部本体
70A 開口
70B ねじ部
70C 連通孔
70D 第1の空間部
70E 第2の空間部
70X 頭部
70Y 螺合部
O 中心軸

Claims (6)

  1. 円筒状で外周面に設けたねじ部と、一端面に六角形状の第1の開口を有する第1の空間部と、他端面に円形形状の第2の開口を有する第2の空間部と、前記第1の空間部と前記第2の空間部とを連通する連通孔と、を有するねじ部本体と、
    前記第1の開口を塞ぐように前記第1の空間部内に、前記ねじ部本体の長手方向に突没可能に配置された蓋部と、前記蓋部を一端側に設けたガード本体と、前記ガード本体の他端側から前記長手方向に沿って設けられ、前記連通孔にスライド自在に配置されるとともに、軸端部に前記連通孔の前記第2の空間部側の開口縁部に係止するための係止部が設けられたスライド軸と、を有するガード部材と、
    前記ねじ部本体の前記第1の空間部内において、一端側が前記蓋部の裏面に当接され他端側が前記第1の空間部の底面に当接されるように配置され、前記蓋部によって前記第1の空間部の前記第1の開口を閉塞する方向に前記ガード本体を付勢する付勢力を有し、この付勢力に抗して前記蓋部を反付勢方向に押圧することによって前記第1の空間部の前記第1の開口を開けてレンチの嵌合を可能とする空間を形成する弾性部材と、
    を具備したことを特徴とする六角穴付ねじ。
  2. 前記ねじ部本体の前記第2の空間部には、球状で、前記第2の空間部に回動自在に配置される球面部を有する摺動部と、平坦な当接面と、を有する球部が回動自在に、かつ、前記球部の前記当接面が前記第2の空間部の前記第2の開口から外側に向かって配置されるように取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の六角穴付ねじ。
  3. 前記球部は、前記当接面の反対側の前記摺動部の球面面上に規制部を有することを特徴とする請求項2に記載の六角穴付ねじ。
  4. 前記規制部は、円柱状の凸部であって、
    前記第2の空間部は、前記球部の前記摺動部が面接触する円弧状の摺動面と、前記規制部の縁部が当接する内周面と、を有することを特徴とする請求項3に記載の六角穴付ねじ。
  5. 前記第2の空間部の前記内周面の内径は、前記規制部の前記凸部の外径より予め設定された寸法大径に形成され、前記球部の中心軸が前記ねじ部本体の中心軸に対して予め設定された角度に傾いたときに前記規制部の縁部が当接することを特徴とする請求項4に記載の六角穴付ねじ。
  6. 前記ねじ部本体は、前記第1の開口および前記第1の空間部を有する拡径の頭部と、この頭部よりも径が小さく、前記第2の開口および前記第2の空間部を有し外周にねじ部が設けられた螺合部と、を有して構成される六角穴付ボルトであることを特徴とする請求項1から請求項5の何れか1項に記載の六角穴付ねじ。
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