JP5448255B2 - キャビネット - Google Patents
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Description
本発明は扉の落下を防止し、また異常を使用者に認知させる機構を備えたキャビネットを提供する。
図1は、本発明の第一の実施形態に係るキャビネットを示す模式図である。
扉3の裏面の両サイドに、一対の連結部材の扉固定部5が取付けられている。
取付けるにあたっては、扉3の裏面に扉固定部5を介して、扉固定ネジ6が扉に締め込まれ、扉固定ネジ6の傘の部分が扉固定部5に押し付けられることにより、扉3が扉固定部5に固定される。尚、扉3の裏面に樹脂ブッシュ7を埋め込み扉固定ネジで締め込んでもよい。また、ブッシュは金属製であってもよい。
図3a)は正常時を示しており、扉3は扉固定部5に扉固定ネジ6で固定されている。この時、脱落防止ネジである台座付きネジ8は傘から下の首下が長く、傘が扉固定部5から離間している。
台座付きネジ8は扉3の裏面に締め込まれるネジ部81と、ネジ部81より大きく扉固定部5の長穴の通し穴の横幅より狭い台座部82と、扉固定部5の長穴の通し穴の横幅より大きい傘部83とからなる。台座部82はネジ部81より大きい内径で長穴の通し穴の横幅より小さい外径のスペーサーでもよい。
キャビネット1は、前面に開口部を有する収納部2に、扉3が上下一対の連結部材4によって、開閉自在に設けられている。扉3と連結部材4との連結は、連結部材4に設けられた扉固定部5を介して、扉固定ネジ6によって扉3の裏面の片側上下に固定される。扉固定ネジ6は扉固定部5に対して、複数個で固定されるが、本実施例では扉固定部5に対して2本とした。
扉固定部5は平板状であり、扉3の裏面に取付けられる。
扉固定ネジ6による扉3と扉固定部5の固定方法、また、脱落防止ネジの固定方法ならびにその効用は、前述第一の実施形態と同様である。
扉の裏面で扉固定部5の上方には、下方に開放された引っ掛け具20がネジにより扉3の裏に固定されている。この引っ掛け具20は扉に固定される固定片21と下方に開放している係止片22とからなる。係止片22の開放は、扉3の裏面から扉固定部5の厚み分に対して嵌合する隙間分開放されている。
通常扉固定状態(a)では、係止片22の先端の一部が扉固定部5の上端を覆うように設けられ、また、係止片22の開放部の下端と扉固定部5の上端との間に隙間22を開けて取付けられている。
扉固定ネジ6が抜けた場合、図8(b)に示すように、係止片22の開放部位が扉固定部5の上部に嵌合して支持され、扉3が落下するのを防止し、また、使用者に異常であることを認知し易くできる。
2 収納部
3 扉
4 連結部材
5 扉固定部
6 扉固定ネジ
7 樹脂ブッシュ
8 台座付きネジ(脱落防止ネジ)
9 通し穴
20 引っ掛け具(脱落防止金具)
21 固定片
22 係止片
Claims (6)
- 前面に開口部を備えた収納部と、
前記開口部を覆う扉と、
前記扉と前記収納部とを連結し、前記扉を前記開口部に対して開閉自在となす連結部材と、
を備えたキャビネットであって、
前記連結部材は、前記扉を固定する扉固定部を有し、
前記扉固定部が、前記扉と前記扉固定部との固定に際して、前記扉を前記扉固定部に固定する扉固定ネジと、
前記扉固定ネジが前記扉から抜けた際に、前記扉固定部に対して前記扉がずれた位置で前記扉を支持して、前記扉の前記扉固定部からの離脱を防止する離脱防止機構と、
を備えたことを特徴とするキャビネット。 - 前記離脱防止機構は、前記扉固定部から前記扉が離間した位置で前記扉を支持することを特徴とする請求項1に記載のキャビネット。
- 前記離脱防止機構は、
前記扉固定部に形成された通し穴と、
該通し穴を介して前記扉に取付けられ、かつ、前記扉固定部に固定されない台座付ネジと、
からなることを特徴とする請求項2に記載のキャビネット。 - 前記通し穴が長穴であることを特徴とする請求項3に記載のキャビネット。
- 前記台座付ネジがネジ部と台座部と傘部とからなり、前記台座部は前記ネジ部より大きく、前記通し穴の大きさより小さいことを特徴とする請求項3または4に記載のキャビネット。
- 前記離脱防止機構は、前記扉の裏側で前記扉固定部の上方に取付けられ、下方に開放された引っ掛け具を有し、前記扉固定ネジが前記扉から抜けた際に、前記引っ掛け具が前記扉固定部の上部に支持されることを特徴とする請求項1に記載のキャビネット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012180344A JP5448255B2 (ja) | 2012-08-16 | 2012-08-16 | キャビネット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012180344A JP5448255B2 (ja) | 2012-08-16 | 2012-08-16 | キャビネット |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2008181264A Division JP2010019013A (ja) | 2008-07-11 | 2008-07-11 | キャビネット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012225157A JP2012225157A (ja) | 2012-11-15 |
JP5448255B2 true JP5448255B2 (ja) | 2014-03-19 |
Family
ID=47275611
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2012180344A Active JP5448255B2 (ja) | 2012-08-16 | 2012-08-16 | キャビネット |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP5448255B2 (ja) |
-
2012
- 2012-08-16 JP JP2012180344A patent/JP5448255B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012225157A (ja) | 2012-11-15 |
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