JP5448226B2 - 複数の無線ネットワークの共存 - Google Patents

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Description

本発明は、重複している無線ネットワークの中での協力に関する。特に、本発明は、同一のチャンネル上で重複して動作する複数の無線ネットワーク間でのチャンネル選択およびチャンネル共有に関する。
マルチキャストおよびブロードキャストのアプリケーションでは、データは、サーバから複数の受信機に複数の有線および/または無線のネットワークを介して送信される。本明細書において使用されるマルチキャスト・システムは、サーバが同一のデータを同時に複数の受信機に送信するシステムであり、ここでの複数の受信機は、全ての受信機のうちのサブセットを構成し、その数は、全ての受信機の数以下である(全ての受信機の数となる場合を含む)。ブロードキャスト・システムは、サーバが同一のデータを同時に全ての受信機に送信するシステムである。即ち、マルチキャスト・システムの定義には、ブロードキャスト・システムを含めることができる。
局は、限定するものではないが、コンピュータ、ラップトップ、ノートブック・コンピュータ、携帯情報端末(PDA)、デュアルモード・スマートフォン、ユーザ装置、クライアント装置、モバイル端末、およびモバイル装置を含み、どのような無線装置であってもよい。局は、送信機であってもよいし、受信機であってもよいし、送受信機であってもよい。装置間で通信されるデータは、テキスト、オーディオ、ビデオ、マルチメディア、または、他のどのような種類のデータであってもよい。通常、データは、複数のパケットまたはフレームにフォーマットされる。即ち、フレームおよびパケットは、データが送信しやすいようにパッケージ化されるフォーマットである。
過去数年においては、学校のキャンパス、ショッピング・モール、ホテル、空港、共同住宅、さらに、住居内での無線ネットワークの設置が急速に拡大している。IEEE802.11n無線のような新たに生まれつつある技術は、無線ネットワークを介したマルチメディア・コンテンツの配信を可能にする。無線ネットワークの設置の充実により、本技術が我々の日常生活により深く入り込むようになっている。利用可能な無線チャンネルの数が限られているため、無線チャンネルは、複数のアクセス・ポイント(AP)または基地局(BS)によって使用されたり、共有されたりしなければならない。例えば、共同住宅またはホテルにおいて多くのアクセス・ポイントとともに複数の住戸が配置された密集した配置環境では、アクセス・ポイントは互いに干渉しやすい。この干渉は、マルチメディア・ストリーミングのアプリケーションのためのサービス品質(QoS)を含む、無線ネットワークのスループットに影響を与える。
従来技術において、各WLANアクセス・ポイント(AP)は、他のアクセス・ポイントが動作チャンネルを選択し動作チャンネルを共有することを助けるために、直接重複している複数のアクセス・ポイント/無線LAN(AP/WLAN)において自己が推定するWLANトラフィック負荷および合計トラフィック負荷を通知することが提案されている。APによって通知(提供)される合計の共有トラフィック負荷情報は、このAP/WLANに割り当て済みのトラフィックにこのAPと重複している複数のAP/WLANに割り当て済みのトラフィック負荷の値を加えた合計である。重複しているAP/WLANは、互いの「通信電波を受信(hear)」でき、互いに干渉するAP/WLANである。例えば、図1において、AP1は、自己のビーコンまたは他の管理(制御)信号(フレーム、パケット)でWLAN1のトラフィック負荷を通知するAP1がAP2、AP3、およびAP4と同一のチャンネルを共有し、AP2、AP3、およびAP4からビーコンの通信電波を受信できる場合には、AP1は、さらに、合計共有トラフィック負荷フィールドにおけるAP1/WLAN1、AP2/WLAN2、AP3/WLAN3、およびAP4/WLAN4のトラフィック負荷の合計を通知する。AP1がビーコンの通信電波を、AP2/WLAN2およびAP3/WLAN3から受信できるだけであり、AP4/WLAN4から受信できない場合には、AP1によって通知される合計トラフィック負荷フィールドは、AP1/WLAN1、AP2/WLAN2、およびAP3/WLAN3のトラフィック負荷の合計である。しかしながら、或るAPが自己のビーコンまたは他の管理(制御)信号(フレーム・パケット)で通知する合計トラフィック負荷情報は、曖昧さを生じさせる。例えば、図1において、AP2がAP1から合計トラフィック負荷情報を受信する際、AP2にはAP1からの合計トラフィック負荷の値がAP4/WLAN4のトラフィック負荷を含むかどうかが不明である。なぜならば、AP2には、AP1がAP4/WLAN4の通信電波を受信でき、これを考慮して、AP4/WLAN4のトラフィック負荷情報をAP1の合計トラフィック負荷の推定値の中に含めているかどうかが不明だからである。従って、AP2は、最適なチャンネル選択決定を行うこと、または、AP1とチャンネルを共有する決定を行うことができない。
所与のエリアにおいて、複数の無線LAN(WLAN)が存在することがある。これらのWLANは、互いに重複している。解決しようとする課題は、同一のチャンネル上で複数のWLANが動作する場合に、WLANが、チャンネルを選択し、他のWLANとチャンネルを協働して共有するための手段および情報をどのように提供するかである。IEEE802.11 WLANを使用して本発明の例示的な実施形態を説明する。しかしながら、本発明は他の無線ネットワークにおいて使用することもできる。
本発明は、無線ネットワーク、特に、複数の無線ローカル・エリア・ネットワーク(WLAN)が、これらのWLANの動作チャンネルを選択し、他のWLANとチャンネルを共有し、これらのWLANのトラフィックを効率的に管理するための手段および情報を提供する。本発明は、複数のWLANの共存を容易にし、干渉を緩和させるとともに、総合的なネットワーク効率およびユーザ体験を向上させる。IEEE802.11 WLANを本発明の説明に使用しているが、本発明は、無線パーソナル・エリア・ネットワーク(WPAN)、WiMaxネットワーク、無線メッシュ・ネットワーク、アドホック無線ネットワーク、ピアツーピア無線ネットワーク、携帯電話ネットワーク、フェムトセルを含み、他のタイプの無線ネットワークに使用することもできる。
本明細書において、干渉範囲内にある全ての重複しているアクセス・ポイント(AP)のピーク総合計トラフィック需要を計算すること、ピーク総合計トラフィック需要を閾値と比較すること、比較の結果に応じて要求された新たなサービス品質トラフィック・ストリームを拒絶すること、比較の結果に応じて要求された新たなサービス品質トラフィック・ストリームが許容される場合には干渉範囲内にある重複している各アクセス・ポイントのピーク合計トラフィック需要を計算すること、要求された新たなサービス品質トラフィック・ストリームが許容される場合には干渉範囲内にある重複している各アクセス・ポイントのピーク合計トラフィック需要を閾値と比較すること、第2の比較の結果に応じて要求された新たなサービス品質トラフィック・ストリームの受け入れおよび要求された新たなサービス品質トラフィック・ストリームの拒絶の一方を行うことを含む方法および装置について記載する。
本発明は、添付図面と併せて以下の詳細な発明を考慮することにより最良に理解できるであろう。図面は、概略的に説明する以下の図を含む。
エリア内の複数の無線LANを示す図である。 本発明の原理に従った例示的な重複QLoadレポート・エレメントを示す図である。 本発明の原理に従った例示的な重複QLoadフィールドを示す図である。 本発明の原理に従った代替的なQLoad(トラフィック)負荷フィールドを示す図である。 本発明に従って新たに要求されたストリームのアクセス・ポイントのアドミッション処理のフローチャートである。 本発明の例示的な無線装置の実施態様のブロック図である。
図1に示されているように、エリア、例えば、ビルディング、コミュニティ、キャンパス内に複数の無線LAN(WLAN)が存在する。WLANは、アクセス・ポイント(AP)およびこのAPに関連付けられる複数の局(STA)を含む。WLANは、ベーシック・サービス・セット(BSS)とも呼ばれる。APは、自己のWLAN/BSS内のトラフィック負荷またはサービス品質(QoS)トラフィック負荷を自己のビーコンまたは他の管理(制御)信号(フレーム、パケット)で通知(提供、報告、伝播、送信、転送)する。QoSトラフィックは、特定のQoS、例えば、パケット損失レート、遅延およびスループットを必要とするトラフィックである。このようなQoSトラフィックは、ビデオ(映像)・ストリームおよびボイス(音声)・ストリーム(フロー)を含む。APによって通知されるWLAN/BSSのQoSトラフィック負荷は、このWLAN/BSSにおけるAPおよびこのAPに関連付けられる複数の局の全てのQoSトラフィックを含む。さらに、APは、このAPがNホップで通信可能な近隣のWLAN/BSSの各々のトラフィック負荷またはQoSトラフィック負荷についても、自己のビーコンまたは他の管理(制御)信号(フレーム、パケット)で通知(提供、報告、伝播)する。APは、このAPの近隣のAPからビーコン(または他の信号)を受動的に受信するか、または、管理(制御)メッセージ交換を通じてこのAPの近隣のAPからの情報を積極的に要求することによって、自己の近隣のWLAN/BSSのQoSトラフィック負荷情報を取得することができる。APがNホップで通信可能な近隣のWLAN/BSSの各々のQosトラフィック負荷情報レポートは、他のAPに対して情報を提供し、本明細書中で後述するような、チャンネル選択、トラフィック管理(例えば、アドミッション(許容)制御およびトラフィック・シェーピング)、およびチャンネル共有を可能にする。特別な場合は、N=1であり、即ち、APは、1ホップで通信可能な近隣のWLAN/BSSの各々のトラフィック負荷またはQoSトラフィック負荷を自己のビーコンまたは他の管理(制御)信号(フレーム、パケット)で通知(提供、報告、伝播)する。さらに、QoSトラフィック負荷(QLoad)情報は、2つのフォーマット、即ち、現在の割り当て済みQoSトラフィック負荷(AQLoad)および潜在的なピークQoSトラフィック負荷(PQLoad)で報告することができる。WLAN/BSSのための現在の割り当て済みQoSトラフィックは、現在の時点でAPおよびこのAPのWLAN/BSSが割り当てたアクティブなQoSトラフィック負荷を示す。即ち、AQLoadは、WLAN/BSSに割り当てられている現在のアクティブな合成トラフィック・ストリームを表す。潜在的なQoSトラフィックは、APおよびこのAPのWLAN/BSSが想定している潜在的なピーク(最大)QoSトラフィックを意味する。即ち、潜在的なQoSトラフィック負荷(PQLoad)は、APでない局からの、または、APでない局へのベース・サービス・セット内の全ての潜在的なトラフィック・フロー(ストリーム)がアクティブである場合のBSSのための合成QoSトラフィック・ストリームを表す。APまたは局にとって、将来のトラフィックのために幾らかの帯域幅を備えておくことが可能である。例えば、局は、将来にTVショーを視聴するためのトラフィック・フロー(ストリーム)を備えておくことができる。TVショーのためのトラフィックは、潜在的なQoSトラフィックに含まれるが、現在の割り当て済みQoSトラフィックには含まれない。APのための潜在的なQoSトラフィックは、APに割り当て済みのQoSトラフィック以上である。
重複QLoad通知(レポート)情報エレメント(IE)は、APが自己のQLoadに加えて、このAPが重複しているAPのQLoadを通知(提供、報告、伝播、送信、転送)するために、APによって使用することができる。重複しているAPは、同一のチャンネルにあり、関連付けられた局と直接に、または、関連付けられた局を介して、ビーコン(または他の管理または制御信号(フレーム、パケット))を互いの間で受信することが可能なAPである。このエレメントは、選択された間隔内に選択されたビーコン・フレームで搬送することができる。APによって送信される選択されたビーコン・フレームは、AP自体のQLoadレポート・エレメントとこのAPと重複しているAPの重複QLoadレポート・エレメントを含む。重複QLoadレポート・エレメントもまた、QLoadレポート(フレーム、パケット)で送信される。APは、別のAPから情報を要求するためにQLoadレポート・リクエスト(フレーム、パケット)を送信することができる。このようなリクエストを受信し、リクエストに対して応答するAPは、リクエストを行っているAPにQLoadレポート・フレーム(信号、パケット)を送信することにより、QLoadレポート・リクエストに応答する。QLoadレポート・フレーム(パケット、信号)のコンテンツに変更があると、自発的なQLoadレポート・フレーム(信号、パケット)が送信される。APによって送信されるQLoadレポート・フレームは、AP自体のQLoadレポート・エレメントと、報告を行っているAPが把握しており、情報が利用可能な重複しているAPの重複QLoadレポート・エレメントとを含む。
図2は、本発明の原理に従った例示的な重複QLoadレポート・エレメントを示す図である。エレメントID(識別子)フィールドは、この情報エレメント(IE)を識別し、長さフィールドは、この情報エレメントのサイズを示す。報告済み重複QLoadの数は、このエレメント内で報告された重複QLoadの数nを特定する。零の値は、重複QLoadが報告されていないことを示す。重複QLoad1〜重複QLoadnのフィールドは、報告を行っているAPが把握しており、情報が利用可能な重複しているAPの報告されたQLoadを特定する。各重複QLoadフィールドは、AP/BSSのID、潜在的なQLoad(PQLoad)フィールド、および割り当て済みQLoad(AQLoad)フィールドを含む。
図3は、本発明の原理に従った例示的な重複QLoadフィールドを示す図である。即ち、図2に示された各重複QLoadフィールドは、図3に示された3つのフィールドを有する。
アクセス・ポイントID(AP ID)は、AP(報告を行っているAPまたは報告を行っているAPにより報告されているAP)の媒体アクセス制御(MAC)アドレスであることもあるし、QLoadが報告されているBSS/WLANのベーシック・サービス・セットID(BSS ID)であることもある。潜在的なQLoadフィールドは、QLoadフィールドを含み、APおよびAP IDフィールドによって識別されるこのAPのBSSのための合計の潜在的なQoSトラフィックを特定する。これは、このBSSにおける全ての潜在的なストリームがアクティブとなり、合計される場合に想定される潜在的な合成トラフィック・ストリームを表す。割り当て済みQLoadフィールドは、QLoadフィールドを含み、APおよびAP IDフィールドによって識別されるこのAPのBSSのための合計割り当て済み合成QoSトラフィックを示す。これは、今(現在)の時点でAPによって割り当て済みのBSSにおける全てのアクティブなストリームの合計である合成トラフィック・ストリームを表す。QLoad(トラフィック)負荷フィールドは、チャンネル(媒体)時間の値、または、トラフィックの送信に必要なチャンネル(媒体)の部分として表すことができる。この値が部分として表される場合には、この部分は、1秒間に対する1秒の部分(コンマ秒)での時間の部分である。潜在的なQLoadは、このAP/BSSの潜在的なQoSトラフィックを表し、従って、常に、割り当て済みQLoadフィールドによって表される値以上となる。潜在的なQLoadフィールドの値は、将来のトラフィックが存在しないと想定(予想)される(将来のトラフィックのための備えが存在しない)場合の割り当て済みQLoadフィールド内の値に設定することができる。
代替的な実施形態においては、QLoad(トラフィック)負荷フィールドは、平均および標準偏差(stdev)/分散(var)、さらに、ビデオ(映像)・ストリームおよびボイス(音声)・ストリームの数として表される。図4は、本発明の原理に従った代替的なQLoad(トラフィック)負荷フィールドを示す図である。平均(サブ)フィールドは、合計割り当て済みアクティブQoSトラフィックを送信するために必要な平均媒体(チャンネル)時間を示す。標準偏差(分散)(サブ)フィールドは、QoSトラフィックを送信するために必要な媒体(チャンネル)時間の標準偏差(分散)を示す。ビデオ・ストリームの数は、QoSトラフィック(QLoad)におけるビデオ・ストリームの数を示す。ボイス・ストリームの数は、Qosトラフィック(QLoad)におけるボイス・ストリームの数を示す。潜在的なQLoadおよび割り当て済みQLoadは、トラフィックを送信するために必要なチャンネル(媒体)時間として表される。PQLoadおよびAQLoadは、MACプロトコルおよび近隣の重複しているAPの数に依存するチャンネル(媒体)アクセス・オーバーヘッドを含まない。
AP/BSSは、QLoadレポートの情報および自己と重複しているAPから受信される重複QLoadレポートに従って、他のAP/BSSとの干渉を緩和するように動作チャンネルを選択することができる。APは、まず、干渉範囲内で重複しているAPのないクリーンなチャンネルを見つけ、選択しようと試行する。全ての想定されるチャンネルを走査した後、クリーンなチャンネルが利用可能でない(全てのチャンネルが既に占有されている)場合には、APは、干渉範囲内で重複しているQoS APのないチャンネルを選択しようと試行する。QoS APは、QoS機能を有するAPで、QoS拡張型分散チャンネル・アクセス(enhanced distributed chanel access)または、ハイブリッド調整機能(hybrid coordination function)制御チャンネル・アクセス(controlled channel access)をサポートするAPである。QoS APは、アドミッション制御(許容)制御をサポートし、QLoadレポートおよび重複QLoadレポートを通知することがある。重複しているQoS APのないチャンネルが利用できない(即ち、想定されるチャンネルの各々が少なくとも1つのQoS APによって占有されている)場合には、APは、このAPと重複しているAPからの潜在的なQLoadの合計が最小となるチャンネルを選択する。最小の潜在的なQLoadが同一の値を有するチャンネルが複数存在する場合には、いずれかで優劣を付けるために、APは、他のQoS APに対し、最小の重複度を有するチャンネルを選択する。APの重複度は、このAPと重複しているQoSAPの数である。最小の重複度が同じ値のチャンネルが複数存在する場合には、いずれかで優劣を付けるために、APは、このAPの近隣のAPに対する最大の重複度が最も小さいチャンネルを選択する。
複数のAPがチャンネルを共有することがある。BSSが重複している環境において、新たなストリーム(フロー)が既存のストリーム(フロー)のQoSを低下させることを防ぐために、AP/BSSは、アドミッション制御を行う。APが新たなストリームを受け入れるかどうかを決定する際、APは、このAP、このAPと重複しているAP、さらに、このAPと重複しているAPと重複しているAPに対する割り当て済みQLoadの影響を考慮する。例えば、図1における全てのWLANが同一のチャンネル上で動作すると仮定する。AP1が新たなトラフィック・フローを許容すると、WLAN1のトラフィック負荷およびこのWLAN1に干渉する複数のWLAN(WLAN2、WLAN5、およびWLAN6)の合計トラフィック負荷は、利用可能な無線チャンネル容量よりも小さい。WLAN1における新たなトラフィック・フローおよび既存のトラフィック・フローの品質は低下しない。しかしながら、WLAN2およびこのWLAN2に干渉する複数のWLAN(WLAN1、WLAN3、WLAN5、WLAN6、およびWLAN7)の合計トラフィック負荷は、利用可能なチャンネル容量よりも大きくなり、WLAN2におけるトラフィック・フローのQoSが低下することがある。
重複していないAPについては、並列伝送が可能である。APjおよびAPkの双方がAPiと重複している(APiの重複QLoadレポートに含まれているが互いに重複しない、即ち、APjは、APkの重複QLoadレポートに含まれておらず、APkは、APjの重複QLoadレポートに含まれていない)場合、APjおよびAPkは、APiとの並列伝送ペアと呼ばれる。例えば、図1において、AP1およびAP3が互いに重複しておらず、各々がAP2と重複している場合、AP1およびAP3は、並列伝送を行うことができ、AP2との並列伝送ペアと呼ばれる。この並列伝送により、合計チャンネル(媒体)時間が減少する。さらに、APは、複数の並列伝送ペアを形成することができる。例えば、図1において、AP1およびAP7が互いに重複しておらず、各々がAP2と重複している場合、AP1およびAP7は、AP2との並列伝送ペアを形成することができる。
AP/BSSiの割り当て済みQLoadの平均および標準偏差が、それぞれ、MEAN(i)、およびSTDEV(i)であるとする。AP/BSSiのピーク割り当て済みQLoadは、L(i)=MEAN(i)+2×STDEV(i)である。APjおよびAPkが並列伝送ペアを形成すると仮定すると、有効チャンネル(媒体)時間の平均は、Pjk=MEAN(j)×MEAN(k)となる。
APiについては、j∈O[i]は、APiと重複しているAPのセットを表し、j∈O[i]は、APiの重複しているセットと呼ばれる。APiと重複しているAPであるAPjについては、k∈P[j,i]は、複数のAPのセットを表し、これらのAPの各々は、APjとともに、APiに対する並列伝送ペアを形成する。k∈P[j,i]は、APiに対するAPjの並列伝送ペアのセットと呼ばれる。本明細書において、APjのAPiとの並列伝送度は、
Figure 0005448226
のように定義される。
なお、ここで、平均MEAN()とは、トラフィックを送信する1秒間に対する1秒の部分の単位(コンマ秒単位)でのチャンネル(媒体)時間の比である。Pji>1である場合には、Pji=1を設定する。そこで、APiの合計並列伝送度は、
Figure 0005448226
となる。上記等式の1/2は、APjおよびAPkが並列伝送ペアを形成し、1度のみカウントされるべきだからである。
並列伝送を考慮すると、APiに対する重複しているAPjの有効割り当て済みQLoadの平均は、
Figure 0005448226
となる。
並列伝送を考慮することにより、APは、全ての重複するAPの合計有効割り当て済み重複QLoadの平均および標準偏差を
Figure 0005448226
のように計算することができる。
AP/BSSiの合計有効ピーク割り当て済みQLoadは、tL(i)=tMEAN(i)+2×tSTDEV(i)である。
MACプロトコルによるチャンネル・アクセス・オーバーヘッドについても考慮すべきである。Bは、チャンネル・アクセス・オーバーヘッドを考慮した帯域幅ファクタを示す。帯域幅ファクタBは、重複しているAP(QoS AP)の数、さらに、チャンネル(媒体)アクセスのためのコンテンションを行う合成ストリームを形成する全ての重複しているBSSにおけるキューの数(QoSビデオおよび/またはボイスのキュー)に依存する。APまたはAPでない局は、チャンネル(媒体)アクセスのためのコンテンションを行う1つ以上のキューを有することがある。チャンネル・アクセス・オーバーヘッドを考慮することにより、合計有効重複トラフィック需要は、T(i)=B×tL(i)となる。
APは、合計割り当て済み重複QLoadの有効な平均および標準偏差を、選択的なビーコンおよびQLoadレポートなどの他の管理(制御)フレーム(パケット、信号)で、報告(通知、提供、送信、伝播)し、チャンネル選択、チャンネル共有、およびトラフィック管理のために他のAPに情報を提供することができる。APは、さらに、合計有効ピーク重複トラフィックおよび帯域幅ファクタを、選択的なビーコンおよびQLoadレポートなどの他の管理(制御)フレーム(パケット、信号)で、報告(通知、提供、送信、伝播)し、チャンネル選択、チャンネル共有、およびトラフィック管理のために他のAPに情報を提供することができる。
有効潜在的QLoad(PQLoad)は、有効割り当て済みQLoadと同じように計算され、各APについて、潜在的QLoadの平均および標準偏差が使用される。APは、合計重複潜在的QLoadの有効平均および標準偏差を、選択的なビーコンおよびQLoadレポートなどの他の管理(制御)フレーム(パケット、信号)で、報告(通知、提供、送信、伝播)し、チャンネル選択、チャンネル共有、およびトラフィック管理のために他のAPに情報を提供することができる。APは、さらに、合計有効潜在的トラフィック負荷のピーク値および帯域幅ファクタを、選択的なビーコンおよびQLoadレポートなどの他の管理(制御)フレーム(パケット、信号)で、報告(通知、提供、送信、伝播)し、チャンネル選択、チャンネル共有、およびトラフィック管理のために他のAPに情報を提供することができる。
APiが、自己のBSSに対して要求された新たなストリームnを許容するかどうかを決定すると、APiは、割り当て済みQLoadおよび重複割り当済みQLoadのレポートを調べる。APiは、要求された新しいストリームを自己の割り当て済みQLoadに追加し、その合成ストリームの新たな平均および標準偏差を
MEAN(i)=MEAN(i)+MEANnew
STDEV(i)=sqrt(STDEV(i)+STDEVnew)
のように計算する。
並列伝送を考慮することにより、APiは、再計算された平均および標準偏差を使用して、このAPi自体の割り当て済みQLoadとともに新たに要求されたストリームを含む、APiの干渉範囲内にある全ての重複しているAPについて、合計有効割り当て済み重複QLoadの平均および標準偏差を、
Figure 0005448226
のように計算する。
APiの干渉範囲内にある全ての重複しているAPについての合計有効割り当て済み重複QLoadの再計算された平均および標準偏差を使用した、このAPi自体の割り当て済みQLoadとともに新たに要求されたストリームを含む、APiの干渉範囲内にある全ての重複しているAPについての合計有効割り当て済みQLoadのピーク値は、tL(i)=tMEAN(i)+2×tSTDEV(i)となる。
次に、新たなストリームが考慮され、新たな帯域幅ファクタが決定される。APiは、上記のように計算されたピーク値を、並列伝送の影響およびチャンネル(媒体)アクセス・オーバーヘッドを考慮した、新たな帯域幅ファクタで乗算することによって、ピーク合計トラフィック需要を計算する。
T(i)=B×tL(i)
APiは、ピーク合計トラフィック需要が新たなストリームが許容される場合の1以下であるかどうかを判定する。ピーク合計トラフィック需要がT(i)=B×eL(i)>1である場合には、新たなストリーム・リクエストが拒絶される。
ピーク合計トラフィック需要が
Figure 0005448226
である場合には、APiは、チェックを継続し、干渉のある近隣に存在する重複しているAPの各々のピーク合計トラフィック需要値が要求された新たなストリームが許容される場合の1以下であるかどうかを判定する。重複しているAPjが存在すると、APjのピーク合計トラフィック需要は、
T(j)=B×tL(j)となる。
ここで、
tMEAN(j)=tMEAN(j)+MEANnew
tSTDEV(j)=sqrt(tSTDEV(J)+STDEVnew)
tL(j)=tMEAN(j)+2×tSTDEV(j)である。
新たな要求されたストリームは、全ての重複しているAPjについて、ピーク合計トラフィック需要が
Figure 0005448226
である場合に許容される(受け入れられる、割り当てられる)。そうでない場合には、新たなストリームは拒絶される。T(j)=B×eL(j)を計算する際、簡略化のため、新たなストリームの並列伝送の影響は考慮されないことがある。
図5は、本発明に従って新たに要求されたストリームのAPによるアドミッション(許容)処理のフローチャートである。ステップ505において、APiは、要求された新たなストリームを自己の割り当て済みQLoadに追加し、その合成ストリームの新たな平均および標準偏差を計算する。ステップ510において、APiは、並列伝送を考慮し、再計算された平均および標準偏差を使用して、APi自体の割り当て済みQLoadとともに新たな要求されたストリームを含む、APiの干渉範囲内にある全ての重複しているAPについて、合計有効割り当て済み重複QLoadの平均および標準偏差を計算する。さらに、APiは、並列伝送度を計算する。並列伝送度は、アクティブなQLoadおよび潜在的なQLoadの双方について、同じように計算される。ステップ515において、APiは、このAPiの干渉範囲内にある全ての重複しているAPについての合計有効割り当て済み重複QLoadの再計算された平均および標準偏差を使用した、APi自体の割り当て済みQLoadとともに新たに要求されたストリームを含む、APiの干渉範囲内にある全ての重複しているAPについての合計有効割り当て済みQLoadのピーク値を計算する。ステップ520において、APiは、新たなストリームを考慮することにより、新たな帯域幅ファクタを決定する。APiは、上記のように計算されたピーク値(515)を、並列伝送の影響およびチャンネル(媒体)アクセス・オーバーヘッドを考慮した、新たな帯域幅ファクタで乗算することによって、ピーク合計トラフィック需要を計算する。ステップ525において、ピーク合計トラフィック需要が新たなストリームが許容される場合の1以下であるかどうかを判定するためにテストが行われる。ピーク合計トラフィック需要が新たなストリームが許容される場合の1よりも大きければ、ステップ545において、新たなストリームが拒絶される。ピーク合計トラフィック需要が新たなストリームが許容される場合の1以下であれば、ステップ530において、APiは、新たなストリームが許容される場合の干渉範囲内にある自己に重複しているAPの各々のピーク合計トラフィック需要を計算する。ステップ535において、干渉範囲内にある重複しているAPの各々のピーク合計トラフィック需要が新たなストリームが許容される場合の1以下であるかどうかを判定するためにテストが行われる。干渉範囲内にある重複しているAPの各々のピーク合計トラフィック需要が新たに要求されたストリームが許容される場合の1以下であれば、ステップ540において、新たなストリームが許容される(受け入れられる)。干渉範囲内にある全ての重複しているAPの各々のピーク合計トラフィック需要が新たに要求されたストリームが許容される場合の1よりも大きければ、ステップ545において、新たなストリームが拒絶される。
APのアドミッション(許容)処理に関して上述したように、現在の(アクティブな)トラフィックが使用される。代替的には、APは、潜在的なQLoadを使用して同様にストリームを許容することができる。
次に、図6を参照するに、本発明の例示的な無線装置の実施態様のブロック図が示されている。無線装置(局、ノード、ゲートウェイ、AP、基地局)が送信機、受信機、または、送受信機となることがあるため、無線送信機/受信機635を有する無線通信モジュール625を示す単一のブロックが使用されている。即ち、無線送信機/受信機は、送信機であることもあれば、受信機であることもあれば、送受信機であることもある。本発明は、ホスト・コンピューティング・システム605および通信モジュール(無線)625を含む。ホスト処理システムは、汎用コンピュータであることもあれば、特定用途コンピューティング・システムであることもある。ホスト・コンピューティング・システムには、中央処理装置(CPU)610、メモリ615、および入出力(I/O)インタフェース620を含めることができる。無線通信モジュール625には、媒体アクセス制御(MAC)およびベースバンド・プロセッサ630、無線送信機/受信機635、および1つ以上のアンテナを含めることができる。アンテナは、無線信号を送受信する。無線送信機/受信機635は、無線信号処理を行う。MACおよびベースバンド・プロセッサ630は、送信/受信のためにMAC制御、データ・フレーミング、変調/復調、および符号化/復号を行う。本発明の少なくとも1つの実施形態は、ホスト・コンピューティング・システムまたは無線通信モジュールにおけるルーチンとして実施され、データおよび制御信号の送受信を処理する。即ち、図6のブロック図は、ハードウエア、ソフトウエア、ファームウエア、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、特定用途向け集積回路(ASIC)、縮小命令セット・コンピュータ(RISC)、または、これらを任意に組み合わせたものとして実施することができる。さらに、様々なフローチャートおよび上述の文章に示された例示的な処理は、ホスト処理システム、無線通信モジュール、またはホスト処理システムおよび通信モジュールの組み合わせのいずれかで動作可能に実施される。従って、このブロック図は、様々な方法/処理を、ハードウエア、ソフトウエア、ファームウエア、FPGA、ASIC、RISC、または、これらを任意に組み合わせたものにおいて、完全に実施可能にする。
具体的には、APは、無線装置として動作し、ホスト・コンピューティング・システム605のCPUまたは無線通信モジュール625のMACおよびベースバンド・プロセッサ、または、ホスト・コンピューティング・システム605のCPUおよび無線通信モジュール625のMACおよびベースバンド・プロセッサを組み合わせたものとして動作し、新たに要求されたストリームを許容するか、拒絶する。ホスト・コンピューティング・システムのCPUおよび/または無線通信モジュールのMACおよびベースバンド・プロセッサは、干渉範囲内にある全ての重複しているAPのピーク総合計トラフィック需要を計算する手段と、ピーク総合計トラフィック需要を閾値と比較する手段と、比較の結果に応じて要求された新たなQoSトラフィック・ストリームを拒絶する手段と、比較の結果に応じて要求された新たなQoSトラフィック・ストリームが許容される場合には、干渉範囲内にある重複している各APのピーク合計トラフィック需要を計算する手段と、要求された新たなQoSトラフィック・ストリームが許容される場合には、干渉範囲内にある重複している各APのピーク合計トラフィック需要を閾値と比較する手段と、第2の比較の結果に応じて要求された新たなQoSトラフィック・ストリームの受け入れおよび要求された新たなQoSトラフィック・ストリームの拒絶の一方を行う手段と、を含む。無線装置として動作し、ホスト・コンピューティング・システム605のCPUまたは無線通信モジュール625のMACおよびベースバンド・プロセッサ、あるいは、ホスト・コンピューティング・システムのCPUと無線通信モジュールのMACおよびベースバンド・プロセッサと双方を組み合わせたものとして動作するAPは、さらに、既存の割り当て済みQoSトラフィック・ストリームに要求された新たなQoSトラフィック・ストリームを追加して合成QoSトラフィック・ストリームを生成する手段と、合成QoSトラフィック・ストリームの平均および標準偏差を計算する手段と、干渉範囲内にある全ての重複しているAPのための合計有効割り当て済み重複QoSトラフィック負荷の平均および標準偏差を計算する手段と、干渉範囲内にある全ての重複しているAPのための合計有効割り当て済みQoSトラフィックのピーク値を計算する手段と、要求された新たなQoSトラフィック・ストリームに応じて帯域幅ファクタを決定する手段と、をさらに含み、ピーク合計トラフィック需要は、帯域幅ファクタと干渉範囲内にある全ての重複しているAPのための合計有効割り当て済みQoSトラフィックのピーク値とに応じたものである。
本発明は、ハードウエア、ソフトウエア、ファームウエア、特定用途向けプロセッサ、または、これらを組み合わせた様々な形態で実施できることが理解されよう。好ましくは、本発明は、ハードウエアおよびソフトウエアを組み合わせて実施される。さらに、ソフトウエアは、好ましくは、プログラム・ストレージ・デバイス上に現実的に実装されるアプリケーション・プログラムとして実施される。アプリケーション・プログラムは、適切なアーキテクチャからなるマシンにアップロードされ、このマシンによって実行されるようにしてもよい。好ましくは、このマシンは、1つ以上の中央処理装置(CPU)、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、入出力(I/O)インタフェースなどのハードウエアを有するコンピュータ・プラットフォーム上で実施される。また、コンピュータ・プラットフォームは、オペレーティング・システムおよびマイクロインストラクション・コードを含むようにしてもよい。本明細書中で開示される様々な処理および機能は、マイクロインストラクション・コードの一部を構成するものでもよいし、アプリケーション・プログラムの一部を構成するものであってもよく(これらを組み合わせたものであってもよい)、オペレーティング・システムによって実行される。さらに、追加的なデータ記憶装置や印刷機等、コンピュータ・プラットフォームに様々な他の周辺機器を結合するようにしてもよい。
添付図面に示すシステムの構成要素および方法のステップの幾つかは、好ましくは、ソフトウエアの形態によって実施されるため、システムの構成要素(または処理ステップ)間の実際の結合は、本発明をプログラムする方法によって異なる場合があることが理解されよう。本明細書の開示する内容に基づいて、関連する技術における通常の技術知識を有するものであれば、本発明の実施態様または構成、さらに、類似した実施態様または構成を企図できるであろう。

Claims (14)

  1. 干渉範囲内にある全ての重複しているアクセス・ポイントのピーク総合計トラフィック需要を計算するステップと、
    前記ピーク総合計トラフィック需要を閾値と比較するステップと、
    前記比較の結果に応じて要求された新たなサービス品質トラフィック・ストリームを拒絶するステップと、
    前記比較の結果に応じて前記要求された新たなサービス品質トラフィック・ストリームが許容される場合には、前記干渉範囲内にある重複している各アクセス・ポイントのピーク合計トラフィック需要を計算するステップと、
    前記要求された新たなサービス品質トラフィック・ストリームが許容される場合には、前記干渉範囲内にある重複している各アクセス・ポイントの前記ピーク合計トラフィック需要を前記閾値と比較するステップと、
    前記第2の比較の結果に応じて前記要求された新たなサービス品質トラフィック・ストリームの受け入れおよび前記要求された新たなサービス品質トラフィック・ストリームの拒絶の一方を行うステップと、
    を含む、方法。
  2. 既存の割り当て済みサービス品質トラフィック・ストリームに前記要求された新たなサービス品質トラフィック・ストリームを追加して合成サービス品質トラフィック・ストリームを生成するステップと、
    前記合成サービス品質トラフィック・ストリームの平均および標準偏差を計算するステップと、
    前記干渉範囲内にある全ての重複しているアクセス・ポイントのための合計有効割り当て済み重複サービス品質トラフィック負荷の平均および標準偏差を計算するステップと、
    前記干渉範囲内にある全ての重複しているアクセス・ポイントのための前記合計有効割り当て済みサービス品質トラフィックのピーク値を計算するステップと、
    前記要求された新たなサービス品質トラフィック・ストリームに応じて帯域幅ファクタを決定するステップと、
    をさらに含み、
    前記ピーク合計トラフィック需要は、前記帯域幅ファクタと前記干渉範囲内にある全ての重複しているアクセス・ポイントのための前記合計有効割り当て済みサービス品質トラフィックの前記ピーク値とに応じたものである、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第2の計算ステップは、前記既存の割り当て済みサービス品質トラフィック・ストリームと、前記要求された新たなサービス品質トラフィック・ストリームと、前記合成サービス品質トラフィック・ストリームの前記平均および標準偏差とを使用するステップを含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記帯域幅ファクタは、並列伝送およびチャンネル・アクセス・オーバーヘッドの影響を考慮する、請求項2に記載の方法。
  5. 重複サービス品質レポートは、エレメント識別フィールドと、長さフィールドと、報告済み重複サービス品質トラフィック負荷の数フィールドと、重複サービス品質トラフィック負荷フィールドと、を含む、請求項2に記載の方法。
  6. 前記エレメント識別フィールドは現在の情報エレメントを識別し、前記長さフィールドは前記現在の情報エレメントのサイズを示し、前記報告済み重複サービス品質トラフィック負荷の数フィールドは前記現在の情報エレメント内で報告された重複サービス品質トラフィック負荷の数を特定し、前記重複サービス品質トラフィック負荷フィールドは報告を行っているアクセス・ポイントが把握しかつ情報が利用可能な重複しているアクセス・ポイントのサービス品質トラフィック負荷を特定する、請求項5に記載の方法。
  7. 前記重複サービス品質トラフィック負荷フィールドは、アクセス・ポイントの識別子および割り当て済みサービス品質トラフィック負荷フィールドを含む、請求項6記載の方法。
  8. 前記重複サービス品質トラフィック負荷フィールドは、平均フィールド、標準偏差フィールド、ビデオ・ストリームの数フィールド、およびボイス・ストリームの数フィールドを含む、請求項6記載の方法。
  9. 前記平均フィールドは前記合計割り当て済みアクティブ・サービス品質トラフィックを送信するために必要な平均チャンネル時間を示し、前記標準偏差フィールドは前記合計割り当て済みアクティブ・サービス品質トラフィックを送信するために必要なチャンネル時間の標準偏差を示す、請求項8に記載の方法。
  10. 前記ビデオ・ストリームの数は前記合計割り当て済みアクティブ・サービス品質トラフィック負荷におけるビデオ・ストリームの数を示し、前記ボイス・ストリームの数は前記サービス品質トラフィック負荷におけるボイス・ストリームの数を示す、請求項8に記載の方法。
  11. 干渉範囲内にある全ての重複しているアクセス・ポイントのピーク総合計トラフィック需要を計算する手段と、
    前記ピーク総合計トラフィック需要を閾値と比較する手段と
    前記比較の結果に応じて要求された新たなサービス品質トラフィック・ストリームを拒絶する手段と、
    前記比較の結果に応じて前記要求された新たなサービス品質トラフィック・ストリームが許容される場合には、前記干渉範囲内にある重複している各アクセス・ポイントのピーク合計トラフィック需要を計算する手段と、
    前記要求された新たなサービス品質トラフィック・ストリームが許容される場合には、前記干渉範囲内にある重複している各アクセス・ポイントの前記ピーク合計トラフィック需要を前記閾値と比較する手段と、
    前記第2の比較の結果に応じて前記要求された新たなサービス品質トラフィック・ストリームの受け入れおよび前記要求された新たなサービス品質トラフィック・ストリームの拒絶の一方を行う手段と、
    を備える、装置。
  12. 既存の割り当て済みサービス品質トラフィック・ストリームに前記要求された新たなサービス品質トラフィック・ストリームを追加して合成サービス品質トラフィック・ストリームを生成する手段と、
    前記合成サービス品質トラフィック・ストリームの平均および標準偏差を計算する手段と、
    前記干渉範囲内にある全ての重複しているアクセス・ポイントのための合計有効割り当て済み重複サービス品質トラフィック負荷の平均および標準偏差を計算する手段と、
    前記干渉範囲内にある全ての重複しているアクセス・ポイントのための前記合計有効割り当て済みサービス品質トラフィックのピーク値を計算する手段と、
    前記要求された新たなサービス品質トラフィック・ストリームに応じて帯域幅ファクタを決定する手段と、
    をさらに備え、
    前記ピーク合計トラフィック需要は、前記帯域幅ファクタと前記干渉範囲内にある全ての重複しているアクセス・ポイントのための前記合計有効割り当て済みサービス品質トラフィックの前記ピーク値とに応じたものである、請求項11に記載の装置。
  13. 前記第2の計算手段は、前記既存の割り当て済みサービス品質トラフィック・ストリームと、前記要求された新たなサービス品質トラフィック・ストリームと、前記合成サービス品質トラフィック・ストリームの前記平均および標準偏差とを使用する手段を含む、請求項12に記載の装置。
  14. 前記帯域幅ファクタは並列伝送およびチャンネル・アクセス・オーバーヘッドの影響を考慮する、請求項12に記載の装置。
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