JP5448124B1 - 空気の出し入れが容易なエアーマット - Google Patents
空気の出し入れが容易なエアーマット Download PDFInfo
- Publication number
- JP5448124B1 JP5448124B1 JP2013113062A JP2013113062A JP5448124B1 JP 5448124 B1 JP5448124 B1 JP 5448124B1 JP 2013113062 A JP2013113062 A JP 2013113062A JP 2013113062 A JP2013113062 A JP 2013113062A JP 5448124 B1 JP5448124 B1 JP 5448124B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- mat
- chamber
- air chamber
- air mat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
Abstract
【課題】特に大量の空気を入れる操作が容易なエアーマットを実現すると共に、長時間に渡って同じ姿勢でいても、腰痛を来したり、苦痛を覚えたりするのを効果的に防止可能とする。
【解決手段】人体が接する平坦面を有し、エアーを入れて弾力を持たせて使用するエアーマットmにおいて、少なくとも片手を挿入して、空気室Aの容積を拡張すべく空気室Aの内側から整形して空気圧を負圧にして、外気を吸入させ空気を入れる方法によると、空気室Aが負圧になって正圧の外気を吸入してエアーマットmが膨らむので、片手を挿入できる大きさの開口から大量の空気入れが可能で、大型のエアーマットmでも短時間に空気入れできる。
【選択図】図3
【解決手段】人体が接する平坦面を有し、エアーを入れて弾力を持たせて使用するエアーマットmにおいて、少なくとも片手を挿入して、空気室Aの容積を拡張すべく空気室Aの内側から整形して空気圧を負圧にして、外気を吸入させ空気を入れる方法によると、空気室Aが負圧になって正圧の外気を吸入してエアーマットmが膨らむので、片手を挿入できる大きさの開口から大量の空気入れが可能で、大型のエアーマットmでも短時間に空気入れできる。
【選択図】図3
Description
本発明は、椅子などに載せて使用するエアーマットに関し、人工透析などのように、透析針を刺したままで長時間に渡って同じ姿勢でいても、腰痛を来したり、苦痛を覚えたりするのを防止することにある。
人工透析などのように、透析針を刺したままで長時間に渡って同じ姿勢でいると、腰痛を来したり、苦痛を覚えたりすることが多い。特に近年のように、人工透析患者や高齢者が増えると、このような問題が顕著になり、その解決が望まれる。
特許文献1や特許文献2、特許文献3のように、腰痛防止専用の空気枕が知られているが、効果が限られている。
特許文献1や特許文献2、特許文献3のように、腰痛防止専用の空気枕が知られているが、効果が限られている。
特許文献1〜3に記載の空気枕は簡易式であり、安価に導入できるが、椅子に深く座った状態で使用するので、使用者の姿勢が限られるという欠点が避けられず、人工透析などのように長時間に渡って透析針を刺したままで同じ姿勢でいる場合に、腰痛を来したり、苦痛を覚えたりするのを効果的に防止することができない。
特許文献4によると、リクライニング式の椅子に対応するべく考慮されているが、空気室が大きいため空気入れが面倒であり、空気入れに長時間を要するだけでなく、機械式に空気入れするには空気入れ器が必要となる。
本発明の技術的課題は、このような問題に着目し、特に大量の空気を入れる操作が容易なエアーマットを実現すると共に、長時間に渡って同じ姿勢でいても、腰痛を来したり、苦痛を覚えたりするのを効果的に防止可能とする。
特許文献4によると、リクライニング式の椅子に対応するべく考慮されているが、空気室が大きいため空気入れが面倒であり、空気入れに長時間を要するだけでなく、機械式に空気入れするには空気入れ器が必要となる。
本発明の技術的課題は、このような問題に着目し、特に大量の空気を入れる操作が容易なエアーマットを実現すると共に、長時間に渡って同じ姿勢でいても、腰痛を来したり、苦痛を覚えたりするのを効果的に防止可能とする。
請求項1は、人体が接する平坦面を有し、エアーを入れて弾力を持たせて使用するエアーマットにおいて、少なくとも片手を挿入して、空気室の容積を拡張すべく空気室の内側から整形して空気圧を負圧にして、外気を吸入させ空気を入れることを特徴とするエアーマットへの空気入れ方法である。
請求項2は、人体が接する平坦面を有し、エアーを入れて弾力を持たせて使用するエアーマットの空気室に少なくとも片手を挿入して、前記空気室の容積を拡張すべく空気室の内側から整形して空気室を負圧にし、外気を吸入させて空気を入れるエアーマットにおいて、
一対の可撓性のマグネット板の両端同士を互いに連結して断面環状に形成し、膨らむと空気が流通ししぼんで磁力で密着すると閉止する空気通路を設け、
その外端は外気に露出し、内端は前記空気室に露出して空気の出入口とし、この出入口及び前記空気通路に少なくとも片手を挿入可能に構成したことを特徴とするエアーマットである。
一対の可撓性のマグネット板の両端同士を互いに連結して断面環状に形成し、膨らむと空気が流通ししぼんで磁力で密着すると閉止する空気通路を設け、
その外端は外気に露出し、内端は前記空気室に露出して空気の出入口とし、この出入口及び前記空気通路に少なくとも片手を挿入可能に構成したことを特徴とするエアーマットである。
請求項3は、空気の出し入れ時は環状に開口して空気を通し、使用時は一対の可撓性のマグネット板の面同士が密着して閉鎖する空気通路の少なくとも一部がエアーマットに収納されており、その内端が、空気の出入口となっていることを特徴とする請求項2に記載のエアーマットである。
請求項4は、一対の可撓性のマグネット板の片方に凸条を有し、他方には前記凸条の入る凹状を有する構造になっていることを特徴とする請求項3に記載のエアーマットである。
請求項5は、エアーマットの使用方法の発明であるが、エアーマット自体は、請求項1のように、人体が接する平坦面を有し、エアーを入れて弾力を持たせて使用するエアーマットの空気室に、少なくとも片手を挿入し、前記空気室の容積を拡張すべく空気室の内側から整形して空気室を負圧にする方法により、外気を吸入して空気を入れる構造をしている。このエアーマットの使用に当たっては、エアーマットを椅子に載せ、前記平坦面を斜めにして、この平坦面に人体が寄り掛かるようにして使用する。
請求項1のように、人体が接する平坦面を有し、エアーを入れて弾力を持たせて使用するエアーマットにおいて、少なくとも片手を挿入して、空気室の容積を拡張すべく空気室の内側から整形して空気圧を負圧にして、外気を吸入させ空気を入れる方法によると、空気室が負圧になって正圧の外気を吸入してエアーマットが膨らむので、片手を挿入できる大きさの開口から大量の空気入れが可能で、大型のエアーマットでも短時間に空気入れできる。
請求項2のように、人体が接する平坦面を有し、エアーを入れて弾力を持たせて使用するエアーマットの空気室に少なくとも片手を挿入して、前記空気室の容積を拡張すべく空気室の内側から整形して空気室を負圧にし、外気を吸入させて空気を入れるエアーマットであるので、容易に大量の空気入れが可能で、大型のエアーマットでも短時間に空気入れできる。
しかも、一対の可撓性のマグネット板の両端同士を互いに連結して断面環状に形成し、膨らむと空気が流通ししぼんで磁力で密着すると閉止する空気通路を設けてあるので、片手を抜くと自動的にマグネット板の吸着力の作用で出入口や空気通路が閉じられる。
しかも、一対の可撓性のマグネット板の両端同士を互いに連結して断面環状に形成し、膨らむと空気が流通ししぼんで磁力で密着すると閉止する空気通路を設けてあるので、片手を抜くと自動的にマグネット板の吸着力の作用で出入口や空気通路が閉じられる。
請求項3のように、空気の出し入れ時は環状に開口して空気を通し、使用時は一対の可撓性のマグネット板の面同士が密着して閉鎖する空気通路を有し、その少なくとも一部がエアーマットに収納されており、その内端が、空気の出入口となっているので、空気の出入口のみ閉じれば、後は人体の荷重で空気室の内圧が外気圧より高くなるのを利用して、空気通路が可撓性で変形して密着し確実に閉鎖される。
請求項4のように、一対の可撓性のマグネット板の片方に凸条を有し、他方には前記凸条の入る凹状を有する構造になっているので、前記凸条が前記凹条に嵌入することで空気が通過不能に閉じ、可撓性のマグネット板の受ける内圧や復元力で閉じた状態が維持されて、空気の出入りが不能となる。
請求項5のように、人体が接する平坦面を有し、エアーを入れて弾力を持たせて使用するエアーマットの空気室に、少なくとも片手を挿入し、前記空気室の容積を拡張すべく空気室の内側から整形して空気室を負圧にする方法により、外気を吸入して空気を入れる構造のエアーマットを椅子に載せ、前記平坦面を斜めにして、人体が寄り掛かって使用する方法によると、エアーマットの空気室に作用する人体による負荷は軽減される。そのため、透析針を刺した部位は動かさずに、その他は、空気圧の低いエアーマットに斜めに寄り掛かることで動きやすいので、疲労感が少なく、腰痛になることもない。
次に本発明によるエアーマットが実際上どのように具体化されるか実施形態を説明する。図1は本発明によるエアーマットの一例を示す斜視図と使用時の側面図であり、人体1が寄り掛かれるように、上面2はほぼ平坦になっており、下面3、4は、椅子のシート5と背もたれ6の上面に対応できるように、例えばほぼ三角状に形成されている。
実際のリクライニング式の椅子に本発明のエアーマットmを載せた状態を斜視図で示すと、図2のようになり、椅子のシートと背もたれの上面に、前記エアーマットmのほぼ三角状部3、4を載せてある。しかも、左右のひじ掛け9、10の間に入るような幅になっている。11は滑り止めであり、例えば編んだメッシュのテープを両面テープなどで接着したり、浮きマットのように畝状の凹凸を形成してある。
このエアーマットを椅子に載せた場合に、斜めになった平坦な上面2の下端のほぼ水平の領域7が、人体1の尻の部分が椅子のシート5の前端に浅く座り易いように形成されている。その結果、図1(2)のような使用状態において、人体1が安定よく椅子のシート部5の前端に載ることができ、エアーマットmは人体1の重みで加圧される。このとき、エアーマットmの中の空気室Aは、人体の荷重で大気圧より高くなるが、斜めに寄り掛かるので、エアーマットmが、人体1から受ける負荷は軽くなり、透析針を刺した部位以外を容易に動かしたりでき、腰痛や苦痛が軽減される。
このエアーマットを椅子に載せた場合に、斜めになった平坦な上面2の下端のほぼ水平の領域7が、人体1の尻の部分が椅子のシート5の前端に浅く座り易いように形成されている。その結果、図1(2)のような使用状態において、人体1が安定よく椅子のシート部5の前端に載ることができ、エアーマットmは人体1の重みで加圧される。このとき、エアーマットmの中の空気室Aは、人体の荷重で大気圧より高くなるが、斜めに寄り掛かるので、エアーマットmが、人体1から受ける負荷は軽くなり、透析針を刺した部位以外を容易に動かしたりでき、腰痛や苦痛が軽減される。
すなわち、従来の人工透析などで使うリクライニング椅子は、通常腰を深く腰掛け、背もたれを前後方に倒して調節する。しかし、上半身の重さが座面に接している腰や太ももに集中するため、長時間座り放しだと辛くなる。
そこで本発明のエアーマットは、座面の先端に尻の一部を乗せる程度に浅く腰掛けて座り、上半身をエアーマットで斜めに支えることによって、上半身の重さを腰部に溜めることなく分散させる。
そこで本発明のエアーマットは、座面の先端に尻の一部を乗せる程度に浅く腰掛けて座り、上半身をエアーマットで斜めに支えることによって、上半身の重さを腰部に溜めることなく分散させる。
エアーマットであるから、空気を入れたり、出したりする必要があるが、本発明のエアーマットは大容量のため、空気の出入口は、少なくとも片手を挿入して、空気室Aを内側から整形できる大きさが必要である。
図3(1)は、片手を挿入して、前記空気室Aを内側から整形する場合のエアーマットmの斜視図であり、空気を出し入れする開口12は、少なくとも片手を挿入して、空気室Aを内側から拡げられる大きさになっている。すなわち、少なくとも片手を挿入したりして、エアーマットmの空気室Aを内側から拡げて整形する際に空気室Aが負圧になるので、自然と外気を吸入して空気が60〜80%程度入る。その結果、エアーマットmはある程度膨らむ。
空気を抜きたい場合は、図3(2)のように、開口12を開けた状態で、内部Aの空気を押し出せばよい。例えば、エアーマットmを反対側から巻き取って畳んでいくと、内部Aの空気が開口12から容易に押し出されるので、携帯や保管に便利である。
図3(1)は、片手を挿入して、前記空気室Aを内側から整形する場合のエアーマットmの斜視図であり、空気を出し入れする開口12は、少なくとも片手を挿入して、空気室Aを内側から拡げられる大きさになっている。すなわち、少なくとも片手を挿入したりして、エアーマットmの空気室Aを内側から拡げて整形する際に空気室Aが負圧になるので、自然と外気を吸入して空気が60〜80%程度入る。その結果、エアーマットmはある程度膨らむ。
空気を抜きたい場合は、図3(2)のように、開口12を開けた状態で、内部Aの空気を押し出せばよい。例えば、エアーマットmを反対側から巻き取って畳んでいくと、内部Aの空気が開口12から容易に押し出されるので、携帯や保管に便利である。
図4は、図3のエアーマットmの改良型を示す原理図であり、空気の出し入れ時は(2)図のように環状に開口して空気を通し、それ以外は一対の可撓性のマグネット板13、14の面同士が密着して閉鎖する空気通路15になっている。この空気通路15の少なくとも一部がエアーマットmの中に入っており、その内端が、空気の出入口121となっている。
このエアーマットmを図1に対応して示すと、図5のようになる。すなわち、外気を60〜80%程度吸入してから出入口121を閉じ、図5(1)のように椅子に浅く座って寄り掛かると、人体の重みでエアーマットm内が大気圧より高くなり、その高い圧力が一対の可撓性のマグネット板13、14の外面に矢印のように加わるので、可撓性のマグネット板13、14の内面同士が密着して確実に閉じられ、空気の漏れが生じない。このように、開閉口の端に尻の一部を乗せて座っている為、エアーマット中の空気の出を防ぐことができる。なお、片方の可撓性壁14は、エアーマットmと一体となり、大気圧を受ける構造も可能である。
患者自身の体型に合わせ、上半身斜めの体勢を取れるように、エアーマット中の空気量は60〜80%と控え目のほうが良い。
この加圧状態を断面図で示すと、図5(2)のようになる。なお、18は座布団であり、不可欠ではない。
このエアーマットmを図1に対応して示すと、図5のようになる。すなわち、外気を60〜80%程度吸入してから出入口121を閉じ、図5(1)のように椅子に浅く座って寄り掛かると、人体の重みでエアーマットm内が大気圧より高くなり、その高い圧力が一対の可撓性のマグネット板13、14の外面に矢印のように加わるので、可撓性のマグネット板13、14の内面同士が密着して確実に閉じられ、空気の漏れが生じない。このように、開閉口の端に尻の一部を乗せて座っている為、エアーマット中の空気の出を防ぐことができる。なお、片方の可撓性壁14は、エアーマットmと一体となり、大気圧を受ける構造も可能である。
患者自身の体型に合わせ、上半身斜めの体勢を取れるように、エアーマット中の空気量は60〜80%と控え目のほうが良い。
この加圧状態を断面図で示すと、図5(2)のようになる。なお、18は座布団であり、不可欠ではない。
エアーマット上に作用する負荷Wの位置によっては、図8(1)や図6のように空気通路15のエアーマットmとの連結部側が上下に引かれて開く恐れがある。この連結部と内端の出入口121との間は離れでいるため、エアーマットm内の空気は漏れない。
開くのを防止するには、(2)図のように、空気通路15を長く出したり、(3)図のように、バッグなどに多用されているチャックやマジックテープ(登録商標)などで機械的に閉じるとよい。
開くのを防止するには、(2)図のように、空気通路15を長く出したり、(3)図のように、バッグなどに多用されているチャックやマジックテープ(登録商標)などで機械的に閉じるとよい。
図6は前記空気通路15と出入口121の実施形態を示す断面図と斜視図であり、エアーマットmは、空気通路15との接合部のみを示してある。合成樹脂製の可撓性のマグネット板13、14で環状の通路15を形成して空気が通過可能に製造してある。
いま、エアーマットmの空気室Aの容積を拡張すべく、空気室Aに手を挿入し整形して負圧にし、外気を自然に吸入させ空気を入れる。空気が50〜80%程度入ってから手を抜くと、空気通路が可撓性のマグネット板13、14の弾力で復元し、出入口121は自然に閉じる。
そして、エアーマットmに人体が寄り掛かると、人体の荷重でエアーマットm内が大気圧より高くなり、その高い圧力が一対の可撓性のマグネット板13、14の外面に矢印のように加わるので、可撓性のマグネット板13、14の内面同士が密着して確実に閉じられる。
いま、エアーマットmの空気室Aの容積を拡張すべく、空気室Aに手を挿入し整形して負圧にし、外気を自然に吸入させ空気を入れる。空気が50〜80%程度入ってから手を抜くと、空気通路が可撓性のマグネット板13、14の弾力で復元し、出入口121は自然に閉じる。
そして、エアーマットmに人体が寄り掛かると、人体の荷重でエアーマットm内が大気圧より高くなり、その高い圧力が一対の可撓性のマグネット板13、14の外面に矢印のように加わるので、可撓性のマグネット板13、14の内面同士が密着して確実に閉じられる。
さらに、空気通路15の内端の出入口121において、片方に凸条16を有し、他方には前記凸条の入る凹状17を有し、前記凸条16が前記凹条17に、復元力で嵌入することで空気が通過不能に閉じる。この凸条16や凹状17は、シリコーン樹脂などのように表面に粘着性を持たせたり、弾力性や復元力に富んだ合成樹脂を用いると、より確実に開閉できる。
出入口121に限らず、空気通路15を形成する可撓性のマグネット板13、14の内面に凸条16や凹条17を形成してもよい。また、可撓性のマグネット板13、14として、永久磁石の粉末mgを合成樹脂に練り込んだ磁性薄板を用いると、片手を抜くと自動的に吸着力の作用で出入口121や空気通路15が閉じられる。
出入口121に限らず、空気通路15を形成する可撓性のマグネット板13、14の内面に凸条16や凹条17を形成してもよい。また、可撓性のマグネット板13、14として、永久磁石の粉末mgを合成樹脂に練り込んだ磁性薄板を用いると、片手を抜くと自動的に吸着力の作用で出入口121や空気通路15が閉じられる。
エアーマットm内に予め弾性体を内臓しておけば、図7のような代用品19を出入口121に挿入しても足りる。すなわち、代用品19を挿入して出入口121を強制的に開けておけば、前記弾性体が開いて自動的に外気を負圧で吸入できる。吸入後は、代用品19を出入口121から抜けば、前記の永久磁石粉末mgの磁力で自動的に閉じられる。そして、(1)図のように出入口から遠い部分から畳むと、エアーマットm内が排気されると共に前記弾性体も畳まれる。その後は、(2)→(3)の順に折り畳み、前記代用品19がバッグの場合は、その中に、折り畳んだエアーマットmを収納し携帯したり移動したりできる。
以上のように、片手でエアーマットの空気室を拡げて負圧を発生させ、外気を吸入する方法であるから、大量の空気でも容易に入れることができる。また下面は、椅子のシートと背もたれの上面のような複雑な形状にも対応でき、使い勝手がよい。
1 人体
2 上面(平坦部)
3・4 ほぼ三角状部
m エアーマット
A 空気室
5 シート
6 背もたれ
7 尻を載せる領域
8 スカート部
9 右のひじ掛け
10 左のひじ掛け
11 滑り止め
12 空気室の負圧で空気を吸入する開口
121 出入口
13・14 可撓性のマグネット板
15 空気通路
16 凸条
17 凹条
18 座布団
2 上面(平坦部)
3・4 ほぼ三角状部
m エアーマット
A 空気室
5 シート
6 背もたれ
7 尻を載せる領域
8 スカート部
9 右のひじ掛け
10 左のひじ掛け
11 滑り止め
12 空気室の負圧で空気を吸入する開口
121 出入口
13・14 可撓性のマグネット板
15 空気通路
16 凸条
17 凹条
18 座布団
Claims (5)
- 人体が接する平坦面を有し、エアーを入れて弾力を持たせて使用するエアーマットにおいて、少なくとも片手を挿入して、空気室の容積を拡張すべく空気室の内側から整形して空気圧を負圧にして、外気を吸入させ空気を入れることを特徴とするエアーマットへの空気入れ方法。
- 人体が接する平坦面を有し、エアーを入れて弾力を持たせて使用するエアーマットの空気室に少なくとも片手を挿入して、前記空気室の容積を拡張すべく空気室の内側から整形して空気室を負圧にし、外気を吸入させて空気を入れるエアーマットにおいて、
一対の可撓性のマグネット板の両端同士を互いに連結して断面環状に形成し、膨らむと空気が流通ししぼんで磁力で密着すると閉止する空気通路を設け、
その外端は外気に露出し、内端は前記空気室に露出して空気の出入口とし、この出入口及び前記空気通路に少なくとも片手を挿入可能に構成したことを特徴とするエアーマット。 - 空気の出し入れ時は環状に開口して空気を通し、それ以外は一対の可撓性のマグネット板の面同士が密着して閉鎖する空気通路の少なくとも一部がエアーマットに収納されており、その内端が、空気の出し入れ口となっていることを特徴とする請求項2に記載のエアーマット。
- 一対の可撓性のマグネット板の片方に凸条を有し、他方には前記凸条の入る凹状を有する構造になっていることを特徴とする請求項3に記載のエアーマット。
- 人体が接する平坦面を有し、エアーを入れて弾力を持たせて使用するエアーマットの空気室に、少なくとも片手を挿入し、前記空気室の容積を拡張すべく空気室の内側から整形して空気室を負圧にする方法により、外気を吸入して空気を入れる構造のエアーマットを椅子に載せ、前記平坦面を斜めにして、人体が寄り掛かって使用することを特徴とするエアーマットの使用方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013113062A JP5448124B1 (ja) | 2013-01-04 | 2013-05-29 | 空気の出し入れが容易なエアーマット |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013000199 | 2013-01-04 | ||
JP2013000199 | 2013-01-04 | ||
JP2013113062A JP5448124B1 (ja) | 2013-01-04 | 2013-05-29 | 空気の出し入れが容易なエアーマット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP5448124B1 true JP5448124B1 (ja) | 2014-03-19 |
JP2014144240A JP2014144240A (ja) | 2014-08-14 |
Family
ID=50614432
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013113062A Expired - Fee Related JP5448124B1 (ja) | 2013-01-04 | 2013-05-29 | 空気の出し入れが容易なエアーマット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5448124B1 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102286844B1 (ko) | 2017-02-22 | 2021-08-05 | 현대자동차주식회사 | 정전용량형 수위센서의 수위 출력 방법 |
KR102621525B1 (ko) | 2018-10-23 | 2024-01-04 | 현대자동차주식회사 | 연료전지 시스템의 워터 트랩용 정전용량형 수위센서의 수위 출력 방법 |
-
2013
- 2013-05-29 JP JP2013113062A patent/JP5448124B1/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014144240A (ja) | 2014-08-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9943179B1 (en) | Upright sleep system | |
US4673216A (en) | Basic lotus posture comfort seat | |
US9930977B1 (en) | Plane pillow | |
JP5448124B1 (ja) | 空気の出し入れが容易なエアーマット | |
US8167326B2 (en) | Seat cushion | |
KR101861553B1 (ko) | 공기주입펌프가 장착된 휴대용 에어쿠션 | |
US11045006B2 (en) | Footstool | |
WO2010076781A2 (en) | A folded cushion for back support | |
JP4859394B2 (ja) | 乳児用椅子 | |
CN214179854U (zh) | 内芯及坐垫 | |
KR20090009526U (ko) | 방석 | |
KR102200425B1 (ko) | 자립형 등받이 쿠션 | |
CN210130630U (zh) | 无辐射负离子床垫 | |
CN109303437A (zh) | 一种儿童椅用易裁剪防滑垫 | |
CN205849144U (zh) | 一种圆形儿童沙发 | |
CN215604411U (zh) | 一种充气沙发 | |
KR101530640B1 (ko) | 형상유지부재가 구비된 빈백소파 | |
CN218738061U (zh) | 一种充气坐具 | |
CN220069384U (zh) | 一种多功能哺乳防吐奶枕 | |
CN218607272U (zh) | 一种按摩椅 | |
KR200222761Y1 (ko) | 공기주머니를 이용하여 쿠션을 제공하는 소파 | |
WO2016029834A1 (zh) | 汽车座椅套 | |
JP4288097B2 (ja) | 椅子用クッション装置 | |
CN207889594U (zh) | 气垫 | |
JP6584191B2 (ja) | 体位補助エア枕 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131209 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R154 | Certificate of patent or utility model (reissue) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R154 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |