JP5447166B2 - 窓部材 - Google Patents
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Description
窓30は、ポリカーボネイト製(屈折率ng)であり、X方向の距離がW2である平板形状であり、室外側に配置される第一面30bと、第一面30bと−Z方向で対向して、室内側に配置される第二面30aとを有する(例えば、特許文献1参照)。
これにより、外界光Lが窓30の板内部に第一面30bから入射した後、基板内部を伝搬して、さらに第二面30aを透過することで室内に到達する。よって、室内にいる観察者P1は、到達した外界光L’を観察することになる。
本発明の窓部材によれば、窓の前方に建物等が存在せず、外界景色が存在する位置に、窓部材の入射面を配置する。これにより、本発明の窓部材は、外界光を窓部材の板内部に第一面から入射させる。そして、外界光を入射面で設定方向に反射させる。これにより、第一面と第二面とは、外界光を交互に複数回反射しながら、出射面に導く。そこで、出射面は、外界光を室内に向かって導く。
また、通行人等が室外から窓部材を通して室内の様子を観察しようとしても、室外の通行人等からは室内の様子が多重表示されたりするため、通行人等が室内の様子を視認することを防止することができる。つまり、ブラインド効果を有するので、カーテンやブラインド等が不要になる。
また、本発明の窓部材は、前記出射面は、前記外界光の光束の設定割合を反射するとともに、前記外界光の光束の設定割合を透過することが可能な複数の平面形状のビームスプリッタ面であり、前記ビームスプリッタ面は、お互いに平行であり、かつ、前記第一面及び第二面に対して設定角度で傾斜しているようにしている。
ここで、「設定割合」とは、設計者等によって予め決められた任意の割合であり、例えば、外界光の光束の19%を反射するとともに、外界光の81%を透過するように決められる。
また、「設定角度」とは、設計者等によって予め決められた任意の角度であり、例えば、24°である。
本発明の窓部材によれば、ビームスプリッタ面の数を増やせば増やすほど、外界景色を観察することができる位置の範囲を広げることができる。
さらに、本発明の窓部材は、前記出射面は、前記外界光の光束の設定割合を反射するとともに、前記外界光の光束の設定割合を回折する回折面であるようにしている。
本発明の窓部材によれば、設定方向における回折面が形成される距離を長くすれば長くするほど、外界景色を観察することができる位置の範囲を広げることができる。
図1は、本発明の一実施形態である窓部材の平面の概略構成を示す光路図である。なお、Z方向は観察者の前方であり、Y方向は観察者の上方であり、X方向(設定方向)は観察者の左方である。また、上述した窓30と同様のものについては、同じ符号を付している。
窓部材1は、ポリカーボネイト製(屈折率ng)であり、X方向の距離がW3である平板形状となり、右側部分(一部分)に形成された平面形状の入射面11と、左側部分に形成された出射面12と、平面形状の第三面14aと、第三面14aとX方向で対向する平面形状の第四面14bと、空気との界面によって第三面14aと第四面14bとの間に形成される側面群13とを有する。
X方向に対する入射面11の角度は、Y方向から見るとα(例えば、24°)となるように配置されている。そして、入射面11は、外界光Lの光束の81%を反射するとともに、外界光Lの光束の19%を透過することが可能となっている。
そして、第一ビームスプリッタ面12aと第二ビームスプリッタ面12bと第三ビームスプリッタ面12cと第四ビームスプリッタ面12dと第五ビームスプリッタ面12eとは、外界光Lの光束の19%を反射するとともに、外界光Lの光束の81%を透過することが可能となっている。
その結果、このような窓部材1において、まず、外界光Lが窓部材1の板内部に第一面13bから入射する。そして、外界光Lは入射面11に導かれる。そこで、入射面11は、外界光Lの光束の81%を反射するとともに、外界光Lの光束の19%を透過する。つまり、外界光Lの光束の19.0%である外界光L’の光束を観察者P1に向かって導く。
一方、81%の外界光Lは入射面11で略X方向(設定方向)へと反射する。そして、外界光Lは第一面13bと第二面13aとで交互に複数回反射しながら、第一ビームスプリッタ面12aに導かれる。そこで、第一ビームスプリッタ面12aは、外界光Lの光束の19%を反射するとともに、外界光Lの光束の81%を透過する。つまり、外界光Lの光束の15.4%である外界光Laの光束を室内に向かって導く。
さらに、第二ビームスプリッタ面12bを透過した外界光Lは、第三ビームスプリッタ面12cや第四ビームスプリッタ面12dや第五ビームスプリッタ面12eに到達していき、各ビームスプリッタ面12c〜12eは、外界光Lの光束の19%を反射するとともに、外界光Lの光束の81%を透過していく。
入射面11は、室内光の光束の81%を反射するとともに、室内光の光束の19%を透過する。つまり、入射面11は、室内光の光束を通行人(星印位置)等に向かって導くことになる。よって、通行人等は室外から窓部材1を通して室内の様子を観察しようとしても、通行人等からは室内の様子が、第一ビームスプリッタ面12aや第二ビームスプリッタ面12bや・・・第五ビームスプリッタ面12eで反射されたものが重なるように視認される。
また、通行人等が室外から窓部材1を通して室内の様子を観察しようとしても、室外の通行人等からは室内の様子が多重表示されたりするため、通行人等が室内の様子を視認することを防止することができる。
上述した窓部材1では、窓部材1を用いる構成を示したが、窓部材1の代わりに下述する窓部材50を用いるような構成としてもよい。図2は、窓部材1の代わりに用いる窓部材50の平面の概略構成を示す図である。
窓部材50は、ポリカーボネイト製(屈折率ng)の平板形状となり、右側部分に形成された平面形状の入射面51と、左側部分に形成された出射面52と、平面形状の第三面54aと、第三面54aとX方向で対向する平面形状の第四面54bと、空気との界面によって第三面54aと第四面54bとの間に形成される側面群53とを有する。
入射面51は、平面形状の回折面からなり、第二面53a上に形成されている。そして、入射面51は、外界光Lの全光束を略X方向(設定方向)に回折することが可能となっている。
上述した窓部材1では、窓部材1を用いる構成を示したが、窓部材1の代わりに下述する窓部材60を用いるような構成としてもよい。図3は、窓部材1の代わりに用いる窓部材60の平面の概略構成を示す図である。
窓部材60は、ポリカーボネイト製(屈折率ng)の平板形状となり、右側部分に形成された平面形状の入射面61と、左側部分に形成された出射面62と、平面形状の第三面64aと、第三面64aとX方向で対向する平面形状の第四面64bと、空気との界面によって第三面64aと第四面64bとの間に形成される側面群63とを有する。
X方向に対する入射面61の角度は、Y方向から見るとα(例えば、24°)となるように配置されている。そして、入射面61は、外界光Lの光束の100%を反射することが可能となっている。
そして、第一ビームスプリッタ面62aと、第二ビームスプリッタ面62bと、・・・、第iビームスプリッタ面62iとは、外界光Lの光束の100%を反射することが可能となっている。
上述した窓部材1では、窓部材1を用いる構成を示したが、窓部材1の代わりに下述する窓部材70を用いるような構成としてもよい。図4は、窓部材1の代わりに用いる窓部材70の平面の概略構成を示す図である。
窓部材70は、ポリカーボネイト製(屈折率ng)の平板形状となり、中央左部分(一部分)に形成された平面形状の第一入射面71と、左側部分に形成された第一出射面72と、中央右部分(一部分)に形成された平面形状の第二入射面81と、右側部分に形成された第二出射面82と、平面形状の第三面74aと、第三面74aとX方向で対向する平面形状の第四面74bと、空気との界面によって第三面74aと第四面74bとの間に形成される側面群73とを有する。
第一出射面72は、3枚のビームスプリッタ面からなり、平面形状の第一ビームスプリッタ面72aと、平面形状の第二ビームスプリッタ面72bと、平面形状の第三ビームスプリッタ面72cとを有する。そして、X方向において順番に、第一ビームスプリッタ面72aと、第二ビームスプリッタ面72bと、第三ビームスプリッタ面72cとなるように配置されている。さらに、X方向に対する第一ビームスプリッタ面72aの角度と、X方向に対する第二ビームスプリッタ面72bの角度と、X方向に対する第三ビームスプリッタ面72cの角度とは、Y方向から見ると同じαとなるように配置されている。
そして、第一ビームスプリッタ面72aと第二ビームスプリッタ面72bと第三ビームスプリッタ面72cとは、外界光Lの光束の19%を反射するとともに、外界光Lの光束の81%を透過することが可能となっている。
第二出射面82は、1枚のビームスプリッタ面82からなる。さらに、−X方向に対するビームスプリッタ面82の角度は、Y方向から見るとβとなるように配置されている。
そして、ビームスプリッタ面82は、外界光Lの光束の19%を反射するとともに、外界光Lの光束の81%を透過することが可能となっている。
上述した窓部材1において、X方向と設定方向とは一致するような構成を示したが、X方向と設定方向とは一致しないような構成としてもよく、設定方向は任意の一方向とすることができる。
上記窓部材を形成する材料としては、例えば、ポリカーボネイト、ポリメタクリル酸(PMMA)、シクロオレフィン、硝材等が挙げられる。
11 入射面
12 出射面
13a 第二面
13b 第一面
L 外界光
Claims (2)
- 室外側に配置される第一面と、当該第一面と前後方向で対向して、室内側に配置される第二面とを有する板形状の窓部材であって、
前記前後方向と垂直となる設定方向における窓部材の全体距離に対する窓部材の一部分に形成された入射面と、
前記入射面から設定方向となる位置に形成された出射面とを有し、
外界光を窓部材の板内部に第一面から入射させた後、前記外界光を入射面で設定方向に反射させて、さらに外界光を第一面と第二面とで外界光を設定方向へと反射させながら出射面に導き、前記外界光を出射面から室内に導き、
前記出射面は、前記外界光の光束の設定割合を反射するとともに、前記外界光の光束の設定割合を透過することが可能な複数の平面形状のビームスプリッタ面であり、
前記ビームスプリッタ面は、お互いに平行であり、かつ、前記第一面及び第二面に対して設定角度で傾斜していることを特徴とする窓部材。 - 室外側に配置される第一面と、当該第一面と前後方向で対向して、室内側に配置される第二面とを有する板形状の窓部材であって、
前記前後方向と垂直となる設定方向における窓部材の全体距離に対する窓部材の一部分に形成された入射面と、
前記入射面から設定方向となる位置に形成された出射面とを有し、
外界光を窓部材の板内部に第一面から入射させた後、前記外界光を入射面で設定方向に反射させて、さらに外界光を第一面と第二面とで外界光を設定方向へと反射させながら出射面に導き、前記外界光を出射面から室内に導き、
前記出射面は、前記外界光の光束の設定割合を反射するとともに、前記外界光の光束の設定割合を回折する回折面であることを特徴とする窓部材。
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| JP2010109046A JP5447166B2 (ja) | 2010-05-11 | 2010-05-11 | 窓部材 |
Applications Claiming Priority (1)
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Family Applications (1)
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| JP2010109046A Active JP5447166B2 (ja) | 2010-05-11 | 2010-05-11 | 窓部材 |
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