JP5445289B2 - 文書閲覧装置 - Google Patents

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Description

本発明は、文書閲覧装置に関し、特に、文書の閲覧をユーザに応じて部分的に許可または禁止する文書閲覧装置に関する。
異なる組織間でミーティングや共同作業を行うときに、イントラネットやインターネット上で作成した文書として、例えば、WebページやWebページ上に添付した資料を元に議論を行うケースや、Webページ上に議事録を作成して参加者に配布するケースがある。
このとき、相手の組織に閲覧したくない情報がWebページ上に混入している場合や、個人的なメモをWebページ上に残したい場合があるため、Webページ上の一部の文章や一部の添付資料等のようにWebページにおける閲覧を部分的に許可したり禁止したりするアクセス権を設定できるものがある。
例えば、部分的に複数のアクセス権が設定可能な文書に対するアクセス権の設定漏れを防止する目的で、絞込み条件を入力することによって、対応するアクセス権の未設定範囲を抽出して表示したり、複数の入力条件の差分を表示したりするものがある(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、このような従来の技術は、設定したアクセス権を確認させることができるものの、特に、複数のアクセス権が設定されている範囲が相手にどう表示されるかを推測させることは困難であり、相手に閲覧させたくない情報を誤って閲覧させてしまうことや、相手に閲覧させたい情報を誤って閲覧できなくしてしまうことを容易に検出させることができないといった課題があった。
本発明は、このような従来の課題を解決するためになされたもので、相手に閲覧させたくない情報を誤って閲覧させてしまうことや、相手に閲覧させたい情報を誤って閲覧できなくしてしまうことを従来のものより容易に検出させることができる文書閲覧装置を提供することを目的とする。
本発明の文書閲覧装置は、文書の閲覧をユーザに応じて部分的に許可または禁止する文書閲覧装置において、前記ユーザを識別するユーザ識別部と、前記文書中の各部分の閲覧を許可するか否かを表すアクセス権が前記ユーザ単位で設定されたアクセス権情報を格納するアクセス権情報格納部と、任意のユーザの識別情報が指定されるユーザ指定部と、前記ユーザ識別部によって識別されたユーザに閲覧が許可されている部分のなかで、前記ユーザ指定部によって指定された識別情報が表すユーザに閲覧が許可されている部分を前記アクセス権情報に基づいて抽出する閲覧許可部分抽出部と、前記閲覧許可部分抽出部によって抽出された部分の表示を変更した文書を生成する変更文書生成部とを備えた構成を有している。
この構成により、本発明の文書閲覧装置は、ユーザ識別部によって識別されたユーザに閲覧が許可された部分のなかで、ユーザ指定部によって指定された識別情報が表すユーザに閲覧が許可された部分を変更した文書を生成するため、相手に閲覧させたくない情報を誤って閲覧させてしまうことや、相手に閲覧させたい情報を誤って閲覧できなくしてしまうことを従来のものより容易に検出させることができる。
なお、前記アクセス権情報格納部は、前記ユーザが属するグループ単位で前記アクセス権が設定されているアクセス権情報をさらに格納するようにしてもよい。
この構成により、本発明の文書閲覧装置は、アクセス権を容易に設定させることができる。
また、前記変更文書生成部は、前記閲覧許可部分抽出部によって抽出された部分を他の部分と識別できるように変更した文書を生成するようにしてもよく、前記閲覧許可部分抽出部によって抽出された部分を非表示に変更した文書を生成するようにしてもよい。
この構成により、本発明の文書閲覧装置は、相手に閲覧させたくない情報を誤って閲覧させてしまっていることや、相手に閲覧させたい情報を誤って閲覧できなくしてしまっていることを視覚的に検出し易くすることができる。
また、前記変更文書生成部は、前記閲覧許可部分抽出部によって抽出された部分を他の部分と識別できるように変更した第1形式の文書と、前記閲覧許可部分抽出部によって抽出された部分を非表示に変更した第2形式の文書とを生成することができ、前記文書閲覧装置は、前記変更文書生成部に前記第1形式の文書を生成させるか前記第2形式の文書を生成させるかが選択される生成文書選択部をさらに備えるようにしてもよい。
また、本発明の文書閲覧制御方法は、文書閲覧装置を用いて文書の閲覧をユーザに応じて部分的に許可または禁止する文書閲覧制御方法において、前記ユーザを識別するユーザ識別ステップと、任意のユーザの識別情報が指定されるユーザ指定ステップと、前記文書中の各部分の閲覧を許可するか否かを表すアクセス権が前記ユーザ単位で設定されたアクセス権情報に基づいて、前記ユーザ識別ステップで識別されたユーザに閲覧が許可されている部分のなかで、前記ユーザ指定ステップで指定された識別情報が表すユーザに閲覧が許可されている部分を抽出する閲覧許可部分抽出ステップと、前記閲覧許可部分抽出ステップで抽出された部分の表示を変更した文書を生成する変更文書生成ステップとを有する。
したがって、本発明の文書閲覧制御方法は、ユーザ識別ステップで識別されたユーザに閲覧が許可された部分のなかで、ユーザ指定ステップで指定された識別情報が表すユーザに閲覧が許可された部分を変更した文書を生成するため、相手に閲覧させたくない情報を誤って閲覧させてしまうことや、相手に閲覧させたい情報を誤って閲覧できなくしてしまうことを従来のものより容易に検出させることができる。
また、本発明のプログラムは、文書の閲覧をユーザに応じて部分的に許可または禁止するためにコンピュータに実行させるプログラムにおいて、前記ユーザを識別するユーザ識別ステップと、任意のユーザの識別情報が指定されるユーザ指定ステップと、前記文書中の各部分の閲覧を許可するか否かを表すアクセス権が前記ユーザ単位で設定されたアクセス権情報に基づいて、前記ユーザ識別ステップで識別されたユーザに閲覧が許可されている部分のなかで、前記ユーザ指定ステップで指定された識別情報が表すユーザに閲覧が許可されている部分を抽出する閲覧許可部分抽出ステップと、前記閲覧許可部分抽出ステップで抽出された部分の表示を変更した文書を生成する変更文書生成ステップとを有する。
したがって、本発明のプログラムは、ユーザ識別ステップで識別されたユーザに閲覧が許可された部分のなかで、ユーザ指定ステップで指定された識別情報が表すユーザに閲覧が許可された部分を変更した文書を生成させるため、相手に閲覧させたくない情報を誤って閲覧させてしまうことや、相手に閲覧させたい情報を誤って閲覧できなくしてしまうことを従来のものより容易に検出させることができる。
本発明は、相手に閲覧させたくない情報を誤って閲覧させてしまうことや、相手に閲覧させたい情報を誤って閲覧できなくしてしまうことを従来のものより容易に検出させることができる文書閲覧装置を提供することができる。
本発明の一実施の形態に係る文書閲覧システムのブロック図である。 本発明の一実施の形態に係るWebサーバのハードウェア構成図である。 本発明の一実施の形態に係るWebサーバの機能ブロック図である。 本発明の一実施の形態に係るWebサーバを構成するWebページ格納部に格納されたソースコードに基づいて生成されるWebページの一例を示す概念図である。 本発明の一実施の形態に係るWebサーバを構成するユーザグループ管理情報格納部に格納されたユーザグループ管理情報の一例を示す概念図である。 本発明の一実施の形態に係るWebサーバを構成するアクセス権情報格納部に格納されたアクセス権情報の一例を示す概念図である。 (a)、(b)は、図4に示したWebページの各オブジェクトの閲覧が図6に示したアクセス権情報に基づいて制限される例をそれぞれ示す概念図である。 本発明の一実施の形態に係るWebサーバを構成するユーザ指定部のためにWebページに形成されるユーザ指定領域の一例を示す概念図である。 (a)、(b)は、本発明の一実施の形態に係るWebサーバを構成する変更文書生成部によって図4に示したWebページが変更された例をそれぞれ示す概念図である。 本発明の一実施の形態において、Webページを構成する各オブジェクトと表示態様との関係を示す概念図である。 本発明の一実施の形態に係るWebサーバの動作を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、本発明の実施の形態においては、閲覧の対象とする文書としてWebページを適用した例に説明するが、本発明は、PDF(Portable Document Format)やワードプロセッサによって作成された文書等、他の形式の文書も適用することができる。
図1に示すように、本発明の一実施の形態に係る文書閲覧システム1は、Webサーバ2と、Webサーバ2にLAN(Local Area Network)またはWAN(Wide Area Network)等のネットワーク3を介して接続されたクライアント端末4とによって構成される。ここで、クライアント端末4は、Webブラウザを有する汎用的なコンピュータ装置によって構成されている。
なお、図1において、それぞれ1つのWebサーバ2と、クライアント端末4とが示されているが、本発明に係る文書閲覧システムを構成するWebサーバと、クライアント端末との数を限定するものではない。
Webサーバ2は、本発明に係る文書閲覧装置を構成し、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)10と、RAM(Random Access Memory)11と、ROM(Read Only Memory)12と、ハードディスク装置13と、クライアント端末4等のようにネットワーク3を介して接続された外部機器との間で通信を行うための通信モジュール14とを備えた汎用的なコンピュータ装置によって構成されている。
ROM12およびハードディスク装置13には、当該コンピュータ装置をWebサーバ2として機能させるためのプログラムが記憶されている。すなわち、CPU10がRAM11を作業領域としてROM12およびハードディスク装置13に記憶されたプログラムを実行することにより、当該コンピュータ装置は、Webサーバ2として機能する。
Webサーバ2は、図3に示すように、HTML(HyperText Markup Language)ファイル等のWebページのソースコードが格納されるWebページ格納部20と、クライアント端末4から受信したWebページのリクエストを受け付けるリクエスト受付部21と、ユーザが属するユーザグループを管理するためのユーザグループ管理情報を格納するユーザグループ管理情報格納部22と、Webページのリクエストを送信したユーザおよびこのユーザが属するユーザグループを識別するユーザ識別部23とを備えている。
ここで、Webページ格納部20とユーザグループ管理情報格納部22とは、ハードディスク装置13によって構成され、リクエスト受付部21とユーザ識別部23とは、CPU10と通信モジュール14とによって構成される。
Webページ格納部20には、少なくとも1ページのWebページのソースコードが格納されている。図4は、Webページ格納部20に格納されたソースコードに基づいて生成されるWebページの一例を示している。
図4に示すWebページは、属性が「文字列」のオブジェクト50乃至54と、属性が「添付資料」のオブジェクト55、56と、属性が「イメージ」のオブジェクト57、58とを含んでいる。
図3において、リクエスト受付部21は、クライアント端末4から受信したWebページのリクエストを受け付け、Webページ格納部20に格納されたソースコードに基づいて生成されるWebページのなかから、受け付けたリクエストに含まれるURL(Uniform Resource Locator)が示すWebページを特定するようになっている。
図5に示すように、ユーザグループ管理情報格納部22に格納されたユーザグループ管理情報は、ユーザとユーザグループとの関係を表している。図5に示す例においては、グループIDが「A」のユーザグループに属するユーザの識別情報、すなわち、ユーザIDが「001」、「002」、「003」および「004」であり、グループIDが「B」のユーザグループに属するユーザIDが「004」および「005」であることを示している。
図3において、ユーザ識別部23は、クライアント端末4からユーザを識別するためユーザIDを取得するようになっている。具体的には、ユーザ識別部23は、クライアント端末4からWebサーバ2に対するログイン時に入力されたユーザIDを取得するようになっている。
また、ユーザ識別部23は、取得したユーザIDによって識別されるユーザが属するユーザグループをユーザグループ管理情報格納部22に格納されたユーザグループ管理情報に基づいて特定するようになっている。
Webサーバ2は、Webページの各オブジェクトの閲覧を許可するか否かを表すアクセス権がユーザやユーザグループ単位で設定されたアクセス権情報を格納するアクセス権情報格納部24と、任意のユーザIDやグループIDが指定されるユーザ指定部25と、ユーザ識別部23によって識別されたユーザやユーザグループに閲覧が許可されているオブジェクトのなかで、ユーザ指定部25に指定されたIDが表すユーザやユーザグループに閲覧が許可されているオブジェクトをアクセス権情報に基づいて抽出する閲覧許可部分抽出部26と、閲覧許可部分抽出部26によって抽出されたオブジェクトの表示を変更したWebページのソースコードを生成する変更文書生成部27と、変更文書生成部27によるWebページの変更方法が選択される生成文書選択部28と、変更文書生成部27によって生成されたWebページのソースコードをクライアント端末4に送信する変更文書送信部29とをさらに備えている。
ここで、アクセス権情報格納部24は、ハードディスク装置13によって構成され、ユーザ指定部25と生成文書選択部28と変更文書送信部29とは、CPU10と通信モジュール14とによって構成される。また、閲覧許可部分抽出部26と変更文書生成部27とは、CPU10によって構成される。
アクセス権情報格納部24に格納されたアクセス権情報は、例えば、図6に示すような構造を有している。図6に示すアクセス権情報において、オブジェクト50は、属性が「文字列」で内容が「タイトル」であり、全てのユーザに閲覧が許可されている。
同様に、オブジェクト51は、属性が「文字列」で内容が「本文1 : …」であり、全てのユーザに閲覧が許可されている。オブジェクト52は、属性が「文字列」で内容が「本文2 : …」であり、グループIDが「A」に属するユーザのみに閲覧が許可されている。
また、オブジェクト53は、属性が「文字列」で内容が「本文3 : …」であり、ユーザIDが「001」で識別されるユーザのみに閲覧が許可されている。オブジェクト54は、属性が「文字列」で内容が「添付資料」であり、全てのユーザに閲覧が許可されている。
また、オブジェクト55は、属性が「添付資料」で内容が「fig1.jpg」であり、全てのユーザに閲覧が許可されている。オブジェクト56は、属性が「添付資料」で内容が「fig2.jpg」であり、グループIDが「A」に属するユーザのみに閲覧が許可されている。
また、オブジェクト57は、属性が「イメージ」で内容が「/image/inh.jpg」で示される位置にある画像であり、全てのユーザに閲覧が許可されている。オブジェクト58は、属性が「イメージ」で「/image/per.jpg」で示される位置にある画像であり、ユーザIDが「001」で識別されるユーザのみに閲覧が許可されている。
図7は、図4に示したWebページの各オブジェクトの閲覧が図6に示したアクセス権情報に基づいて制限される例を示している。
図7(a)は、ユーザグループ「A」に属し、ユーザID「002」で識別されるユーザがユーザ識別部23によって識別された場合に、変更文書生成部27によって生成されるソースコードに基づいて表示されるWebページを示している。
図7(a)において、オブジェクト53、58は、ユーザID「001」で識別されるユーザのみに閲覧が許可されているため、ユーザID「002」で識別されるユーザに対して、非表示になっている。
図7(b)は、ユーザグループ「B」に属し、ユーザID「0005」で識別されるユーザがユーザ識別部23によって識別された場合に、変更文書生成部27によって生成されるソースコードに基づいて表示されるWebページを示している。
図7(b)において、オブジェクト53、58は、ユーザID「001」で識別されるユーザのみに閲覧が許可され、オブジェクト52、56は、グループID「A」に属するユーザのみに閲覧が許可されているため、ユーザグループ「B」に属し、ユーザID「0005」で識別されるユーザに対して、オブジェクト52、53、56、58は、非表示になっている。
図3において、ユーザ指定部25は、クライアント端末4で指定された任意のユーザやユーザグループを識別するためのユーザIDやグループIDを取得するようになっている。また、ユーザ指定部25は、ユーザIDを取得したときに、取得したユーザIDによって識別されるユーザが属するユーザグループをユーザグループ管理情報格納部22に格納されたユーザグループ管理情報に基づいて特定するようになっている。
例えば、変更文書生成部27は、図8に示すようなユーザ指定領域を形成するためのソースコードをクライアント端末4に送信されるWebページのソースコードに追加するようになっている。
図8に示すユーザ指定領域は、現在選択されているユーザIDやグループIDを表示する選択文字列60と、グループIDを選択させるグループIDメニュー61と、ユーザIDを選択させるユーザIDメニュー62と、選択されたユーザIDやグループIDを決定する決定ボタン63とを含んでいる。
選択文字列60には、ディフォルトでWebサーバ2にログインしたユーザのユーザIDが表示される。グループIDメニュー61は、各ユーザグループおよび「−」で示される全てのグループを表す項目のなかから1つの項目を選択できるようになっている。グループIDメニュー61で選択された項目が変更されると、選択された項目が表すグループIDで選択文字列60が変更される。
ユーザIDメニュー62は、各ユーザおよび「−」で示される全てのユーザを表す項目のなかから1つの項目を選択できるようになっている。ユーザIDメニュー62で選択された項目が変更されると、選択された項目が表すユーザIDで選択文字列60が変更される。
ユーザ指定部25は、ユーザグループ管理情報格納部22に格納されたユーザグループ管理情報をクライアント端末4に送信することによって、クライアント端末4は、ユーザグループ管理情報に含まれるグループIDを表す項目でグループIDメニュー61のなかで選択できる項目を絞り込むようになっている。
また、クライアント端末4は、グループIDメニュー61で選択された項目が表すグループIDに属するユーザIDを表す項目でユーザIDメニュー62のなかで選択できる項目をユーザグループ管理情報に基づいて絞り込むようになっている。
決定ボタン63が選択されると、グループIDメニュー61で選択された項目が表すグループIDと、ユーザIDメニュー62で選択された項目が表すユーザIDとを表す情報がユーザ指定部25に送信されるようになっている。
図3において、閲覧許可部分抽出部26は、アクセス権情報に基づいて、ユーザ識別部23によって識別されたユーザまたは当該ユーザが属するユーザグループに閲覧が許可されているオブジェクトのなかで、ユーザ指定部25によって指定されたIDが表すユーザまたはユーザグループに閲覧が許可されているオブジェクトを抽出するようになっている。
変更文書生成部27は、閲覧許可部分抽出部26によって抽出されたオブジェクトの表示を変更したWebページのソースコードを生成するようになっている。ここで、変更文書生成部27は、閲覧許可部分抽出部26によって抽出されたオブジェクトを他のオブジェクトと識別できるように変更した第1形式の文書と、閲覧許可部分抽出部26によって抽出されたオブジェクトを非表示に変更した第2形式の文書とを生成することができるようになっている。
生成文書選択部28は、変更文書生成部27に第1形式の文書を生成させるか第2形式の文書を生成させるかが選択されるようになっている。図9は、図4に示したWebページが変更文書生成部27によって第1形式の文書に変更された例を示している。
図9(a)は、ユーザグループ「A」に属し、ユーザID「001」で識別されるユーザがユーザ識別部23によって識別され、ユーザグループ「A」がユーザ指定部25に指定された場合に、変更文書生成部27によって生成されるソースコードに基づいたWebページを示している。
図9(a)において、ユーザグループ「A」に属し、ユーザID「001」で識別されるユーザが閲覧でき、ユーザグループ「A」に属する他のユーザが閲覧できないオブジェクト53、58が他のオブジェクトと識別できるようにWebページが生成されている。
図9(b)は、ユーザグループ「A」に属し、ユーザID「001」で識別されるユーザがユーザ識別部23によって識別され、ユーザグループ「B」に属し、ユーザID「005」で識別されるユーザがユーザ指定部25に指定された場合に、変更文書生成部27によって生成されるWebページを示している。
図9(b)において、ユーザグループ「A」に属し、ユーザID「001」で識別されるユーザが閲覧でき、ユーザグループ「B」に属し、ユーザID「005」で識別されるユーザが閲覧できないオブジェクト52、53、56、58が他のオブジェクトと識別できるようにWebページが生成されている。
なお、本実施の形態において、閲覧許可部分抽出部26によって抽出されたオブジェクトを変更文書生成部27が太枠で囲うように変更しているが、本発明においては、閲覧許可部分抽出部26によって抽出されたオブジェクトが他のオブジェクトと識別できるように変更文書生成部27が変更するようにすればよい。
より具体的には、変更文書生成部27は、Webページに対して、閲覧許可部分抽出部26によって抽出されたオブジェクトに対してHTMLタグを追加または変更したり、スタイルシートを用いてスタイルを変更したりすることにより、閲覧許可部分抽出部26によって抽出されたオブジェクトが他のオブジェクトと識別できるように変更すればよい。
生成文書選択部28は、変更文書生成部27に第1形式の文書を生成させるか第2形式の文書を生成させるかを予めハードディスク装置13等に記憶されたフラグに基づいて選択するようにしてもよく、例えば、図8に示すユーザ指定領域に選択ボタンを追加することにより、クライアント端末4における選択結果に基づいて選択するようにしてもよい。
このように、生成文書選択部28によって他のオブジェクトと識別できるように変更されたオブジェクトと、非表示に変更されたオブジェクトを総称して「変更表示」されたオブジェクトという。
したがって、Webページを構成するオブジェクトと表示態様との関係は、図10に示すようになる。すなわち、ユーザ識別部23によって識別されたユーザ(以下、単に「識別ユーザ」という)の閲覧が許可され、ユーザ指定部25によって指定されたユーザ(以下、単に「指定ユーザ」という)の閲覧が禁止されたオブジェクトは、変更表示される。
また、識別ユーザの閲覧が許可され、指定ユーザの閲覧も許可されたオブジェクトは、通常表示される。また、識別ユーザの閲覧が禁止され、指定ユーザの閲覧が許可されたオブジェクトは、非表示にされる。また、識別ユーザの閲覧が禁止され、指定ユーザの閲覧も禁止されたオブジェクトは、非表示にされる。
このように構成されたWebサーバ2について、図11を用いてその動作を説明する。なお、以下に説明する動作は、ユーザ識別部23によるユーザやユーザグループの識別と、ユーザ指定部25によるユーザやユーザグループの指定とが完了しているものとして説明する。
Webサーバ2の動作は、リクエスト受付部21によってリクエストを受け付けたWebページを構成する各オブジェクトに対して、以下に説明するステップS1乃至S5を処理することにより実行される。
まず、識別ユーザによる該当オブジェクトの閲覧が許可されているか否かが閲覧許可部分抽出部26によって判断される(ステップS1)。ここで、識別ユーザによる該当オブジェクトの閲覧が許可されていないと判断された場合には、変更文書生成部27は、当該オブジェクトを非表示にする(ステップS2)。
一方、識別ユーザによる該当オブジェクトの閲覧が許可されていると判断された場合には、ユーザ指定部25によって指定されたユーザによる該当オブジェクトの閲覧が許可されているか否かが閲覧許可部分抽出部26によって判断される(ステップS3)。
ここで、指定ユーザによる該当オブジェクトの閲覧が許可されていないと判断された場合には、変更文書生成部27は、当該オブジェクトを変更表示する(ステップS4)。一方、指定ユーザによる該当オブジェクトの閲覧が許可されていると判断された場合には、変更文書生成部27は、当該オブジェクトを通常表示する(ステップS5)。
以上に説明したように、本発明の一実施の形態としてのWebサーバ2は、ユーザ識別部23によって識別されたユーザに閲覧が許可された部分のなかで、ユーザ指定部25によって指定された識別情報が表すユーザに閲覧が許可された部分を変更した文書を生成するため、相手に閲覧させたくない情報を誤って閲覧させてしまうことや、相手に閲覧させたい情報を誤って閲覧できなくしてしまうことを従来のものより容易に検出させることができる。
1 文書閲覧装置
2 Webサーバ
3 ネットワーク
4 クライアント端末
10 CPU
11 RAM
12 ROM
13 ハードディスク装置
14 通信モジュール
20 Webページ格納部
21 リクエスト受付部
22 ユーザグループ管理情報格納部
23 ユーザ識別部
24 アクセス権情報格納部
25 ユーザ指定部
26 閲覧許可部分抽出部
27 変更文書生成部
28 生成文書選択部
29 変更文書送信部
特開2004−272422号公報

Claims (8)

  1. 文書の閲覧をユーザに応じて部分的に許可または禁止する文書閲覧装置において、
    前記ユーザを識別するユーザ識別部と、
    前記文書中の各部分の閲覧を許可するか否かを表すアクセス権が前記ユーザ単位で設定されたアクセス権情報を格納するアクセス権情報格納部と、
    任意のユーザの識別情報が指定されるユーザ指定部と、
    前記ユーザ識別部によって識別されたユーザに閲覧が許可されている前記文書中の部分のなかで、前記ユーザ指定部によって指定された識別情報が表すユーザに閲覧が許可されている部分を前記アクセス権情報に基づいて抽出する閲覧許可部分抽出部と、
    前記閲覧許可部分抽出部によって抽出された部分の表示を変更した文書を生成する変更文書生成部とを備えたことを特徴とする文書閲覧装置。
  2. 前記アクセス権情報は、前記ユーザが属するグループ単位で前記アクセス権が設定されていることを特徴とする請求項1に記載の文書閲覧装置。
  3. 前記変更文書生成部は、前記閲覧許可部分抽出部によって抽出された部分を他の部分と識別できるように変更した文書を生成することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の文書閲覧装置。
  4. 前記変更文書生成部は、前記閲覧許可部分抽出部によって抽出された部分を非表示に変更した文書を生成することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の文書閲覧装置。
  5. 前記変更文書生成部は、前記閲覧許可部分抽出部によって抽出された部分を他の部分と識別できるように変更した第1形式の文書と、前記閲覧許可部分抽出部によって抽出された部分を非表示に変更した第2形式の文書とを生成することができ、
    前記文書閲覧装置は、前記変更文書生成部に前記第1形式の文書を生成させるか前記第2形式の文書を生成させるかが選択される生成文書選択部をさらに備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の文書閲覧装置。
  6. 文書閲覧装置を用いて文書の閲覧をユーザに応じて部分的に許可または禁止する文書閲覧制御方法において、
    前記ユーザを識別するユーザ識別ステップと、
    任意のユーザの識別情報が指定されるユーザ指定ステップと、
    前記文書中の各部分の閲覧を許可するか否かを表すアクセス権が前記ユーザ単位で設定されたアクセス権情報に基づいて、前記ユーザ識別ステップで識別されたユーザに閲覧が許可されている部分のなかで、前記ユーザ指定ステップで指定された識別情報が表すユーザに閲覧が許可されている部分を抽出する閲覧許可部分抽出ステップと、
    前記閲覧許可部分抽出ステップで抽出された部分の表示を変更した文書を生成する変更文書生成ステップとを有することを特徴とする文書閲覧制御方法。
  7. 文書の閲覧をユーザに応じて部分的に許可または禁止するためにコンピュータに実行させるプログラムにおいて、
    前記ユーザを識別するユーザ識別ステップと、
    任意のユーザの識別情報が指定されるユーザ指定ステップと、
    前記文書中の各部分の閲覧を許可するか否かを表すアクセス権が前記ユーザ単位で設定されたアクセス権情報に基づいて、前記ユーザ識別ステップで識別されたユーザに閲覧が許可されている部分のなかで、前記ユーザ指定ステップで指定された識別情報が表すユーザに閲覧が許可されている部分を抽出する閲覧許可部分抽出ステップと、
    前記閲覧許可部分抽出ステップで抽出された部分の表示を変更した文書を生成する変更文書生成ステップとを有することを特徴とするプログラム。
  8. 請求項7に記載のプログラムがコンピュータに読み取り可能に記録された記録媒体。
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