JP5443035B2 - 情報管理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、血糖測定装置等の他の装置から取得した基本情報の計時情報を管理するための情報管理装置に関するものである。
従来より、血糖測定装置等の機器は、内部に時計を有しており、測定が終わると、時計の時刻情報を参照し、この時刻を測定データと関連付けて、登録する機能を有している。そして、血糖測定装置の使用者は、かかる測定データが蓄積した状態で、当該血糖測定器を持って、病院等に行き、担当する医師等にかかる蓄積した測定データを提供することなる。
このとき、医師側は、血糖測定装置内に蓄積された測定時刻を伴う測定データを、コンピュータ等の情報管理装置に取り込み、測定時刻と測定データから病気等を診断することになる。
一方、血糖測定装置は、その内部に時計を有しているが、その精度はそれほど高くなく、時刻に誤差が生じる場合がある。そのため、血糖測定装置は、この誤差を修正するための時刻修正装置を有している。
しかし、この血糖測定装置の使用者は老人等が多いため、この時刻修正装置を誤って操作する場合があり、この場合、折角測定した測定データが誤ったデータとなり、ひいては、医師等が診断を誤る等の問題があった。
一般に測定装置の時刻に誤差等が生じた場合、他の装置の精度の高い時刻データに基づいて、自動的に修正等することが行われている(例えば、特許文献1等)。
特開2003−265419号公報(図1等)
しかし、血糖測定装置等は、使用者が廉価に利用できることが重要であり、常時、他の装置と通信して、精度の高い時刻情報を取得する構成とすると構成が複雑化し、極めて高価なものとなってしまうという問題がある。
また、病院等で血糖測定装置等を情報管理装置と接続している際に、情報管理装置の精度の高い時刻情報に基づいて、血糖測定装置の時計の誤差を自動的に修正しようとすると、医療機器である血糖測定装置等の操作に影響を及ぼすという問題もあった。
そこで、血糖測定装置等の対象装置の構成を複雑化することなく、また、その装置の操作に影響を及ぼすことなく、その時刻情報等の誤差情報等を適切に利用者等に供給することができる情報管理装置を提供することを目的とする。
前記課題は、本発明によれば、対象装置の登録順の時刻情報を伴う基本情報を取得する対象装置情報取得部と、前記時刻情報を伴う基本情報を格納する基本情報格納部と、前記時刻情報の過誤の存否を判断する時刻過誤判断部と、前記時刻過誤判断部が、前記時刻情報に過誤が存在すると判断したときは、その過誤情報を表示する表示部と、を有し、前記時刻過誤判断部が、少なくとも、前記時刻情報の登録順情報の過誤及び/又は前記時刻情報の未来時刻の存否を判断し、前記基本情報は、複数回にわたって取り込まれた複数の取込基本情報を有し、前記取込基本情報は、取込時刻情報付与部により、取込時刻情報と関連付けて取込時刻情報付基本情報として登録され、複数の取込時刻情報付基本情報のうち、特定の前記取込時刻情報付基本情報が、それ以前に取り込んだ前記取込時刻情報付基本情報の少なくとも一部の前記基本情報を重複して保有しているか否か判断し、重複しているときは、前記取込時刻情報付基本情報から当該重複して保有している前記基本情報を当該取込時刻情報付基本情報から除外する重複情報判断処理部を備え、前記時刻過誤判断部が、前記取込時刻情報に基づき当該直近の前記取込時刻情報付基本情報と、その直前の前記取込時刻情報付基本情報とを比較し、前記当該取込時刻情報付基本情報の前記時刻情報が、前記直前の前記取込時刻情報付基本情報の前記時刻情報の最新情報より過去の前記時刻情報を有しているか否かを判断することを特徴とする情報管理装置により達成される。
前記構成によれば、登録順の時刻情報を伴う基本情報を格納する基本情報格納部と、時刻情報の過誤の存否を判断する時刻過誤判断部と、時刻過誤判断部が、少なくとも、前記時刻情報の登録順情報の過誤及び/又は前記時刻情報の未来時刻の存否を判断し、さらに、時刻過誤判断部が、前記時刻情報に過誤が存在すると判断したときは、その過誤情報を表示する表示部とを有している。
このため、対象装置である例えば、血糖測定装置で、測定時刻等の時刻情報を伴う測定データ等の基本情報を取得し、これを情報管理装置が取得したときは、時刻過誤判断部で当該時刻情報の過誤が存したか否かを判断することできる。また、この過誤情報は表示部で表示される。
このため、利用者等は対象装置で取得した基本情報の時刻情報に過誤があることが分かるので、対象装置の時計装置等を修正することができ、その後の基本情報の信頼性を高めることができる。
特に、前記構成では、血糖測定装置等の対象装置の構成を複雑化することなく、また、その装置の操作に影響を及ぼすことなく、その時刻情報等の誤差情報等を適切に利用者等に供給することができる。
さらに、前記構成では、時刻過誤判断部が、少なくとも、前記時刻情報の登録順情報の過誤、例えば、登録の順番と時刻の順番が相違していることや、時刻情報の未来時刻の存否、例えば、基本情報に含まれるはずがない未来の時刻が存在しているか否かを判断する。このため、簡単且つ適切な時刻過誤の判断をすることができる。
前記構成によれば、時刻過誤判断部が、取込時刻情報に基づき当該直近の取込時刻情報付基本情報と、その直前の取込時刻情報付基本情報とを比較し、当該取込時刻情報付基本情報の前記時刻情報が、直前の前記取込時刻情報付基本情報の前記時刻情報の最新情報より過去の前記時刻情報を有しているか否かを判断する。
すなわち、複数の取込時刻情報付基本情報のうち、特定の取込時刻情報付基本情報の時刻情報が、その直前に取り込んだ取込時刻情報付基本情報の最新の時刻情報より過去であったとき、その時刻情報は過誤であると、容易に判断することができる。
かかる判断を加えることで、より精度の高い時刻過誤判断が可能となる。
また、このような判断をするためには、複数の取込時刻情報付基本情報のうち、特定の取込時刻情報付基本情報が、その直前に取り込んだ取込時刻情報付基本情報の少なくとも一部の基本情報を重複して保有していないことが必要となる。
そこで、前記構成では、複数の取込時刻情報付基本情報のうち、特定の取込時刻情報付基本情報が、それ以前に取り込んだ前記取込時刻情報付基本情報の少なくとも一部の基本情報を重複して保有しているか否か判断し、重複しているときは、取込時刻情報付基本情報から当該重複して保有している基本情報を当該取込時刻情報付基本情報から除外する重複情報判断処理部を備えている。
好ましくは、前記時刻過誤判断部が、前記時刻情報に過誤が存在すると判断したときは、その過誤情報を前記対象装置の表示部に表示させる構成となっていることを特徴とする情報管理装置である。
前記構成によれば、時刻過誤判断部が、前記時刻情報に過誤が存在すると判断したときは、その過誤情報を前記対象装置の表示部に表示させる構成となっているので、対象装置の利用者により確実に時刻誤差があることを伝えることができる。
本発明は、血糖測定装置等の対象装置の構成を複雑化することなく、また、その装置の操作に影響を及ぼすことなく、その時刻情報等の誤差等を適切に利用者等に供給することができる情報管理装置を提供することができるという利点がある。
本発明に係る情報管理装置を適用した実施の形態に係る情報管理システムを示す概略図である。 図1の情報管理装置の主なハードウエア構成等を示す概略図である。 携帯用血糖測定装置の主な構成を示す概略ブロック図である。 情報管理装置の主な構成を示す概略ブロック図である。 本実施の形態にかかる情報管理システムの携帯用血糖測定装置の主な動作等を示す概略フローチャートである。 本実施の形態にかかる情報管理システムの情報管理装置の主な動作等を示す概略フローチャートである。 本実施の形態にかかる情報管理システムの情報管理装置の主な動作等を示す他の概略フローチャートである。 血糖測定装置側時刻付血糖測定データの内容を示す概略図である。 日時付取込データを示す概略図である。 重複取込チェックの説明図である。 測定順序矛盾のデータの概略説明図である。 未来日時のデータの概略説明図である。 過去日時のデータの概略説明図である。
以下、この発明の好適な実施の形態を添付図面等を参照しながら、詳細に説明する。
尚、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
図1は、本発明に係る情報管理装置を適用した実施の形態に係る情報管理システム1を示す概略図である。図1においてコンピュータ等から成る情報管理装置10は、対象装置である例えば携帯用血糖測定装置50とケーブル2等を介して通信可能な構成となっている。
すなわち、利用者は、図1の携帯用血糖測定装置50のみを自宅等に持ち込み、自宅で必要に応じて血糖測定を行うことができるようになっている。
一方、情報管理装置10は、病院等に配置され、医師等が操作可能な状態に置かれることになる。
この状態で、利用者が自宅等で携帯用血糖測定装置50を使用して、複数回、血糖測定を行った後、利用者は、この血糖測定装置50を持って病院に行き、診察等を受けることになる。このとき、持ち込まれた血糖測定装置50は、図1に示すように、ケーブル2等で情報管理装置10に接続され、血糖測定装置50内のデータが情報管理装置10内に取り込まれることになる。
そして、取り込まれた血糖測定データは、医師等がキーボード等の入力手段11を操作することで、表示部である情報管理装置側ディスプレイ12に表示される構成となっている。
一方、携帯用血糖測定装置50にも、データを表示する血糖測定装置側ディスプレイ51が形成されている。
なお、情報管理装置側ディスプレイ12に表示される血糖測定データは、後述するように、血糖測定値の測定データと、その測定時刻であり、これらは、相互に関連付けて表示される。
図2は、図1の情報管理装置10の主なハードウエア構成等を示す概略図である。図2に示すように情報管理装置10は、コンピュータ等から成っているため、コンピュータは、CPU(Central Processing Unit)13、RAM(Random Access Memory)14、ROM(Read Only Memory)15、ハードディスク16等を有し、これらはバス17を介して配置されている。
ところで、バス17は、すべてのデバイスを接続する機能を有し、アドレスやデータパスを有する内部パスである。CPU13は所定のプログラムの処理を行う他、バス17に接続されたROM15等を制御している。ROM15は、各種プログラムや各種情報等を格納している。RAM14は、プログラム処理中のメモリの内容を対比したり、プログラムを実行するためのエリアとしての機能を有する。
また、このバス17には、図2に示すように、図1の携帯用血糖測定装置50と通信するための情報管理装置側通信装置18や計時装置である情報管理装置側時計19も接続されている。
図3は、携帯用血糖測定装置50の主な構成を示す概略ブロック図である。図3に示すように、携帯用血糖測定装置50は、血糖測定装置側制御部61を介して、実際に採血された血液中の血糖値を測定する血糖測定装置本体20、血糖測定装置側ディスプレイ51、計時装置である血糖測定装置側時計53が接続されている。
また、図1の情報管理装置10と通信するための血糖測定装置側通信装置55も接続されている。図3に示す携帯用血糖測定装置50の主なソフトウエア構成については後述する。
図4は、情報管理装置10の主な構成を示す概略ブロック図であり、情報管理装置側制御部20を介して、図2で示した情報管理装置側ディスプレイ12、入力装置11、情報管理装置側通信装置18及び情報管理装置側時計19等が接続されている。図4に示す情報管理装置10の主なソフトウエア構成については後述する。
なお、情報管理装置側時計19は、情報管理装置10がインターネット等を介してシステム時刻を取得できるため極めて高精度な時計となっている。
図5は、本実施の形態にかかる情報管理システム1の携帯用血糖測定装置50の主な動作等を示す概略フローチャートである。
図6及び図7は、本実施の形態にかかる情報管理システム1の情報管理装置10の主な動作等を示す概略フローチャートである。
以下、図5乃至図7のフローチャートに沿って、情報管理システム1の動作等を説明しながら図3及び図4のソフトウエア構成等について説明する。
先ず、図5のフローチャートを説明する。
図1の携帯用血糖測定装置50を自宅等で使用する際、携帯用血糖測定装置50は、図5のST1に示すように、血糖測定データを取得したか否かを判断する。具体的には、図3の血糖測定データ取得判断プログラム56が動作し、図3の血糖測定装置本体52が採血後、その血糖値データを取得したか否かを判断する。
そして、ST1で、血糖測定データを取得したと判断した場合は、ST2で、血糖測定データを取得したタイミングにおける血糖測定装置側時計53の時刻データを参照し、これと関連付けて血糖測定装置側時刻付血糖測定データ57aとして登録することになる。また、このとき、実際の測定順に血糖測定データを登録する。
具体的には、血糖測定データ登録プログラム58が動作し、関連付けた時刻付血糖測定データを図3の血糖測定装置側時刻付血糖測定データ格納部57に、血糖測定装置側時刻付血糖測定データ57aとして格納することとなる。
図8は、かかる血糖測定装置側時刻付血糖測定データ57aの内容を示す概略図である。
図8に示すように、血糖測定装置側時刻付血糖測定データ57aでは、血糖測定値が、その測定を行った血糖測定時刻と関連付けて登録されている。また、血糖測定装置側時刻付血糖測定データ57aは、図8の下段から上段に向かって実際の測定順に登録される。なお、この血糖測定装置側時刻付血糖測定データ57aが時刻情報を伴う基本情報の一例となる。
このようにして、携帯用血糖測定装置50では、測定時刻と関連付けられる血糖測定データ、つまり、血糖測定装置側時刻付血糖測定データ57aが生成される。
本実施の形態では、例えば、図8に示す7つの測定データを例に説明する。すなわち、測定時刻が2008年11月18日、10時で血糖測定値が105、同年11月17日、10時で血糖測定値が120、同年9月18日、9時30分で、血糖測定値が110、同年9月17日、10時で、血糖測定値が100、同年9月19日、10時30分で、血糖測定値が121、同年9月18日、9時で、血糖測定値が115、そして、同年9月17日10時で、血糖測定値が100となっている。
以上で、携帯用血糖測定装置50側の血糖測定装置側時刻付血糖測定データ57aの取得登録工程が終了する。
次に、図1の情報管理装置10の動作等について説明する。
先ず、図6のST11に示すように、情報管理装置10は、携帯用血糖測定装置50とデータ通信モードとなった否かを判断する。これは、例えば、図1に示すように、情報管理装置10と携帯用血糖測定装置50がケーブル2等で接続された否かであり、具体的には、図4の通信モード判断プログラム21が、情報管理装置側通信装置18の通信状態等を判断する。
ST11で、データ送信モードとなった。すなわち、ケーブル2が接続され、両者間で通信が可能な状態となったときは、ST12に進む。ST12では、血糖測定装置側時刻付血糖測定データ57aが情報管理装置10へ送信され、情報管理装置10が受信する。
具体的には、携帯用血糖測定装置50の血糖測定装置側通信装置55、情報管理装置10の情報管理装置側通信装置18及びケーブル2等により送受信される。これらが対象装置情報取得部の一例となる。
また、ST12では、血糖測定装置側時刻付血糖測定データ57aの受信時の日時を図4の情報管理装置側時計19から取得し、これを取込日時データとして、受信した血糖測定装置側時刻付血糖測定データ57aと関連つけ、日時付取込データ22aとして仮登録する。具体的には、図4の血糖測定装置側データ登録プログラム23が動作して、日時付取込データ格納部22に日時付取込データ22aを格納する。
図9は、日時付取込データ22aを示す概略図である。
図9に示すように、携帯用血糖測定装置50から受信した血糖測定装置側時刻付血糖測定データ57aの測定時刻及び測定値が取込日時データと共に関連付けられて登録される。このとき、血糖測定装置側時刻付血糖測定データ57aは、前回の日時取込データ22aと区別されて登録される。
また、血糖測定装置側時刻付血糖測定データ57aの登録順は図8と同様に登録され、例えば、図9の下段から上段に向かって順に登録される。
さらに、今回登録される日時付取込データ22aは、例えば、一旦、図9の登録種別の欄に、仮登録される。
日時付取込データ格納部22aが、基本情報格納部及び取込時刻情報付基本情報の一例であり、血糖測定装置側データ登録プログラム23が、取込時刻情報付与部の一例となっている。
次いで、ST13に進む。ST12で取り込んだ日時付取込データ22aは、その直前に取り込まれた日時付取込データ22aの内容と重複している可能性がある。そこで、この重複部分を排除(除外)するため、ST13以下の工程を行なう。
ST13では、先ず、今回の取込データである日時付取込データ22aと、前回の取込データである日時付取込データ22aを特定する。具体的には、図9の上から1段目から7段目までの7件分を今回の日時付取込データ22aとし、図9の上から8段目から13段目までの6件分を前回の日時付取込データ22aとして特定する。
また、ST13では、今回の日時付取込データ22aのうち最も古いデータ、例えば、図9の上から7段目の日時付取込データ22aである「測定時刻(2008年9月17日、10時)、測定値(100)」のデータの測定時刻及び測定値をチェック用データとして抽出する。この動作は、図4のチェック用データ抽出プログラム24が実行する。
次にST14へ進む。ST14では、ST13で抽出したチェック用データと同じ測定時刻及び測定値が、前回の日時付取込データ22aに含まれているか否かを検索し、ST15では、該当する日時付取込データ22aが存在するか否かを判断する。
ST14以下のチェック工程については、図10の説明図を参照しつつ説明する。図10は重複取込チェックの説明図である。
ST14及びST15の工程では、図10の右側の今回の日時付取込データ22aの最下段のチェック用データの「測定時刻及び測定値」が、左側の前回の日時付取込データ22aの「測定時刻及び測定値」に存在するか否かを判断することになる。
図10では、左側の前回の日時付取込データ22aの最下段のデータ及び上から3段目のデータが該当する。
ST15で該当データがあったと判断された場合は、今回の日時取込データ22aには、前回の日時取込データ22aが含まれていることになる。
ST15で、該当データがあったと判断された場合は、ST16へ進む。ST16では、ST15の該当データが、前回の日時付取込データ22aの最新の登録データか否かを判断する。すなわち、図10の例では、右下の今回の日時付取込データ22aは、左側の前回の日時付取込データ22aの上から3段目及び6段目の日時付取込データ22aに該当する。このため、最新の登録データ、図10では、前回の日時付取込データ22aの最上段のデータとはならないことになる。
このST16で、ST15の該当データが最新の登録データであるとされたときは、今回の日時付取込データ22aのチェック用データ(右下の日時付取込データ22a)が、前回の日時付取込データ22aの最新のデータに相当すること、すなわち、チェック用データより新しい登録データ(例えば、右側の下から2段目の日時付取込データ22a)は、重複取込されている可能性が極めて低いことになる。
そこで、図6のST17に示すように、チェック用データ(右下の日時付取込データ22a)より新しい右側の下から2段目の日時付取込データ22aより上段の新しいデータ(右下の下から2段目から最上段目までのデータ)を、今回の最新の日時付取込データ22aとして登録する。
この登録は、例えば図9の登録種別を仮登録から本登録に変更することにより行う。
また、ST15で、該当データがない場合は、重複取込の日時付取込データ22aが存在しないことになるので、ST18に進み、今回の日時付取込データ22aの全ての登録種別を本登録に変更することになる。
一方、ST16で、該当データが前回の日時付取込データ22aの最新(図10の最上段)のデータでない場合は、図10の今回の日時付取込データ22aの下から2段目以降のデータが前回の日時付取込データ22aに含まれている可能性がある。
そこで、ST19に進む。ST19では、既に使用したチェック用データの次に古いデータの測定時刻及び測定値をチェック用データとして抽出する。そして、ST14乃至ST17の工程を繰り返すことになる。
すなわち、図10の今回の日時付取込データ22aの下から2段目をチェック用データとして、前回の日時付取込データ22aの最上段に該当データが存在するか等を判断し、これを、下から3段目、4段目と繰り返す。
以上のような工程を経ることで、今回の日時付取込データ22aに含まれている、前回の日時付取込データ22aを仮登録として表示することで、事後の処理等から除外(排除)することができる。この処理は、後述するST22等の前提処理となる。
ST14乃至ST19の動作は、図4の重複取込チェックプログラム23で実行される。このため、重複取込チェックプログラム25が、重複情報判断処理部の一例となっている。
また、ST16において、該当データが前回の日時付取込データ22aの最新データでない場合、ST14乃至ST19の処理を繰り返し行うことになるが、この場合、ST15の該当データの存在が連続する順に沿って処理を続けることが好ましい。
なぜなら、該当データが連続して存在する部分を検索することで、前回の日時付取込データ22aの最新データを発見し易いからである。
一方で、ST14乃至ST19の処理を行い、ST16で前回の日時付取込データ22aの最新のデータを明確に発見できなかった場合は、今回の日時付取込データ22aの全てついて前回の日時付取込データ22aに該当するか否か判断し、その結果、該当せず、残った今回の日時付取込データ22aを本登録にすることになる。
次に、情報管理装置10は、図9に示すように、日時付取込データ22aとして登録された、今回の日時付取込データ22aに測定時刻の過誤登録がないか否かを判断する。図1の携帯用血糖測定装置50には、血糖測定装置側時計53があり、この時刻に従い、図8の測定時刻は登録される。
しかし、この血糖測定装置側時計53に、誤差が生じることがあり、この誤差を修正するため、携帯用血糖測定装置50には、時刻修正装置等が備わっている。一方、携帯用血糖測定装置50は、老人等が操作するため、時刻修正装置を誤操作し、その後、著しく誤った時刻が表示されることがある。
そこで、かかる誤差情報を抽出するのが、以下の工程となる。
具体的には、図7のST20、ST21及びST22が実施される。ST20では、本登録済み今回の取込データに測定順序が矛盾するデータがあるか否かを判断する。すなわち、図9の今回の取込データである日時付取込データ22a(上から1段目から7段目)は、下から測定順に登録されるので、上段に向かって新しい測定時刻が登録されているはずである。
しかし、複数の測定の間に利用者が携帯用血糖測定装置50の血糖測定装置側時計53を誤って修正等した場合、その測定順に測定時刻が登録されないことになる。
そこで、ST20では、今回の日時付取込データ22aの測定時刻を参照し、例えば、図9の下段から上段に向かって順に測定時刻が並んでないデータを検索し、存在した場合はそれを抽出する。
図9の場合は、上から4段目のデータが該当する。
また、図11は、測定順序矛盾のデータの概略説明図である。図11の破線部分に示されているように、日時付取込データ22aを測定順に表すと、測定日時の順序とは逆に、過去に遡るような矛盾した表示が生じるのが分かる。
ST20で、測定順序が矛盾するデータがあった場合は、ST23で、日時付取込データ22aの測定順序矛盾の欄にフラッグ(マーク)を付す。
具体的には、図4の測定順序矛盾判断プログラム26が実行する。
また、ST21では、本登録済み今回の取込データに未来時刻があるか否かが判断される。具体的には、図9の今回の取込データである日時付取込データ22a(上から1段目より7段目まで)は、同図の取込日時以前に測定されたはずである。
しかし、利用者が携帯用血糖測定装置50の血糖測定装置側時計53を誤って修正等した場合、誤って未来時刻に時計を修正することがあり、これにより、測定時刻が誤って登録されることがある。
そこで、ST21では、今回の日時付取込データ22aの測定時刻を参照し、例えば、図9の取込日時である「2008年11月19日 12時」以降の測定時刻、すなわち、未来時刻を有する日時付取込データ22aを抽出する。
図12は、未来日時のデータの概略説明図である。図12の破線部分に示されているように、取込日時より未来のデータが生じる。
そして、ST24で、測定時刻に未来時刻がある場合は、ST24で、日時付取込データ22aの未来日時の欄にフラッグ(マーク)を付す。
具体的には、図4の未来日時判断プログラム27が実行する。
また、ST22では、本登録済み今回の取込データに前回の取込データより過去の日時があるか否かが判断される。具体的には、図9の今回の取込データである日時付取込データ22aである上から1段目より7段目までのデータの測定時刻に、前回の日時付取込データ22aの最新の登録データである上から8段目の測定時刻より過去のデータがあるか否かが判断される。
すなわち、上述のST17及びST18で、図9に示すように、本登録となっているデータは、前回と重複したデータではないことを示しているので、この本登録のデータを基準に、今回の日時付取込データ22aの測定時刻と前回の最新の登録データの測定時刻を比較する。
これにより、今回、取り込んだ日時付取込データ22aに、前回、取り込んだ日時付取込データ22aの最新の登録データの測定時刻より過去のデータがあるか否かを的確に判定できる。
図13は、過去日時のデータの概略説明図である。図13の破線部分に示されているように、日時付取込データ22aを測定順に表すと、前回取り込んだデータより過去の存在しないデータが示される。
そして、ST22で、測定時刻に過去日時がある場合は、ST25で、日時付取込データ22aの過去日時の欄にフラッグ(マーク)を付す。
上記動作は、具体的には、図4の過去日時判断プログラム28で実行される。
また、測定順序矛盾判断プログラム28、未来日時判断プログラム27及び過去日時判断プログラム28が、時刻過誤判断部の一例となっている。
次にST26へ進む。ST26では、今回の本登録済み取込データである日時付取込データ22aの測定順序、未来日時、過去日時の各欄にフラッグ(マーク)が付されている日時付取込データ22aを抽出し、それぞれ該当する警告を、情報管理装置10の情報管理装置側ディスプレイ12、又は同ディスプレイ12及び携帯用血糖測定装置50の血糖測定装置側ディスプレイ51に表示し、利用者にかかる事実を知らせる。
具体的には、図4の測定順序矛盾、過去日時、未来日時等該当時刻付血糖測定データ抽出プログラム29及び時刻修正結果表示プログラム30が、かかる動作を実行する。
これにより、このため、利用者等は携帯用血糖測定装置50で取得した血糖測定装置側時刻付血糖測定データ57aの測定時刻に過誤があることが分かるので、血糖測定装置側時計等を修正することができ、その後の血糖測定装置側時刻付血糖測定データの信頼性を高めることができる。
また、本実施の形態の警告は測定順序矛盾、未来日時そして過去日時等から測定時刻の過誤を抽出するので、複雑な構成を用いることなく、簡易且つ確実に測定時刻の過誤を判断し、情報管理装置側ディスプレイ12に、当該時刻の過誤がある日時付取込データ22aを表示することができる。
また、本実施の形態では、携帯用血糖測定装置50等の構成を複雑化することなく、また、その装置の操作に影響を及ぼすことなく、その測定時刻等の誤差情報を適切に利用者等に提供することができる。
本発明は、上述の各実施の形態に限定されない。
1・・・情報管理システム、2・・・ケーブル、10・・・情報管理装置、11・・・情報管理装置側ディスプレイ、13・・・CPU、14・・・RAM、15・・ROM、16・・・ハードディスク、17・・・バス、18・・・情報管理装置側通信装置、19・・・情報管理装置側時計、20・・・情報管理装置側制御部、21・・・データ送信モード判断部、22・・・日時付取込データ格納部、23・・・血糖測定装置側データ登録プログラム、24・・・チェック用データ抽出プログラム、25・・・重複取込チェックプログラム、26・・・測定順序矛盾判断プログラム、27・・・未来日時判断プログラム、28・・・過去日時判断プログラム、29・・・測定順序矛盾、過去日時、未来日時等該当時刻付血糖測定データ抽出プログラム、30・・・時刻修正結果表示プログラム、50・・・携帯用血糖測定装置、51・・・血糖測定装置側ディスプレイ、52・・・血糖測定装置本体、53・・・血糖測定装置側時計、55・・・血糖測定装置側通信装置、56・・・血糖測定データ登録プログラム、57・・・血糖測定装置側時刻付血糖測定データ格納部、58・・・血糖測定データ登録プログラム、61・・・血糖測定装置側制制御部

Claims (2)

  1. 対象装置の登録順の時刻情報を伴う基本情報を取得する対象装置情報取得部と、
    前記時刻情報を伴う基本情報を格納する基本情報格納部と、
    前記時刻情報の過誤の存否を判断する時刻過誤判断部と、
    前記時刻過誤判断部が、前記時刻情報に過誤が存在すると判断したときは、その過誤情報を表示する表示部と、を有し、
    前記時刻過誤判断部が、少なくとも、前記時刻情報の登録順情報の過誤及び/又は前記時刻情報の未来時刻の存否を判断し、
    前記基本情報は、複数回にわたって取り込まれた複数の取込基本情報を有し、
    前記取込基本情報は、取込時刻情報付与部により、取込時刻情報と関連付けて取込時刻情報付基本情報として登録され、
    複数の取込時刻情報付基本情報のうち、特定の前記取込時刻情報付基本情報が、それ以前に取り込んだ前記取込時刻情報付基本情報の少なくとも一部の前記基本情報を重複して保有しているか否か判断し、重複しているときは、前記取込時刻情報付基本情報から当該重複して保有している前記基本情報を当該取込時刻情報付基本情報から除外する重複情報判断処理部を備え、
    前記時刻過誤判断部が、前記取込時刻情報に基づき当該直近の前記取込時刻情報付基本情報と、その直前の前記取込時刻情報付基本情報とを比較し、前記当該取込時刻情報付基本情報の前記時刻情報が、前記直前の前記取込時刻情報付基本情報の前記時刻情報の最新情報より過去の前記時刻情報を有しているか否かを判断することを特徴とする情報管理装置。
  2. 前記時刻過誤判断部が、前記時刻情報に過誤が存在すると判断したときは、その過誤情報を前記対象装置の表示部に表示させる構成となっていることを特徴とする請求項1に記載の情報管理装置。
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