JP5442563B2 - 電気化学セル - Google Patents

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Description

本発明は、電気化学セル、詳しくは、4電極方式の電気化学セルに関する。
従来より、ハイブリッド車両や燃料電池車両に搭載される蓄電デバイスとして、リチウムイオン電池が利用されている。また、近年では、蓄電デバイスとして、ハイブリッドキャパシタ(別名;リチウムイオンキャパシタ)を利用することも、検討されている。
一般に、これらの蓄電デバイスのラボスケールにおける基礎性能評価では、正極および負極の他に参照電極を組み合わせた3電極方式の電気化学セルが用いられる。このような電気化学セルは、基礎性能評価において、負極に用いられる材料などの様々な要因に基づく不可逆容量が原因となって、正極の利用効率が低下し、理想的な状態で評価しにくい場合がある。
そこで、基礎性能評価の低下の原因となる不可逆容量を低減するために、例えば、さらに予備充放電用電極(第4電極)を配置し、負極と第4電極との間で予備充放電をする方法が、提案されている。
そのような電気化学セルとして、より具体的には、例えば、正極と、正極に対して対向配置される負極と、正極および負極の、互いに対向する側とは反対側に配置される、正極および/または負極との間で予備充電および/または予備放電を実施するための予備充放電用負極および予備充放電用正極とを備える電気化学セルが、提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1に記載の電気化学セルでは、正極と負極とをセパレータを介して対向配置するとともに、正極の上側にセパレータを介して予備充放電用負極を配置し、また、負極の下側にセパレータを介して予備充放電用正極を配置している。そして、正極と予備充放電用負極との間、および、負極と予備充放電用正極との間で、予備充電および/または予備放電を実施した後に、正極と負極との間で充電および/または放電を実施することにより、不可逆容量を補償し、理想に近い状態で蓄電デバイスの性能評価を実施している。
特開2007−240195号公報
しかるに、特許文献1に記載の電気化学セルでは、正極および負極の間や、正極および予備充放電用負極の間、さらには、負極および予備充放電用正極の間に介在されるセパレータが、位置ずれを生じやすく、そのため、各電極(正極、負極、予備充放電用正極および予備充放電用負極)の相対位置を合わせにくく、蓄電デバイスの性能評価の効率を低下させる場合がある。
本発明の目的は、電極の相対位置を簡易かつ精度よく合わせることのできる電気化学セルを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の電気化学セルは、第1電極と、前記第1電極に対して、セパレータを介して対向配置される第2電極と、前記第1電極と前記第2電極との対向方向における前記第1電極の投影面から離間するように配置される第3電極と、前記第1電極、前記第2電極および前記第3電極を収容する第1収容部材と、前記第1電極および前記第2電極の、互いに対向する側とは反対側のうち、前記第2電極側において、前記第2電極と前記第1収容部材を介して対向配置される、前記第2電極との間で予備充電および/または予備放電を実施するための第4電極と、前記第4電極を収容する第2収容部材とを備え、前記第2電極と前記第4電極との間に介在されている前記第1収容部材の底壁に、貫通孔が形成されていることを特徴としている。
このような電気化学セルは、第1電極、第2電極および第3電極を収容する第1収容部材と、第4電極を収容する第2収容部材とを備えている。そのため、第1収容部材と第2収容部材とを位置合わせすれば、各電極、すなわち、第1電極、第2電極、第3電極および第4電極の相対位置を簡易かつ精度よく合わせることができる。
そのため、このような電気化学セルによれば、効率よく蓄電デバイスの性能評価を実施することができる。
また、本発明の電気化学セルでは、前記電気化学セルを水平載置した場合において、前記第1収容部材の内底面が、前記第2収容部材の上端縁よりも下方に配置されることが好適である。
通常、電気化学セルによる蓄電デバイスの性能評価では、電解液を電気化学セルに充填する必要があるところ、特許文献1に記載される電気化学セルでは、封止性に劣り、電解液の漏れを生じる場合がある。
しかし、このような電気化学セルによれば、水平載置した場合において、第1収容部材の内底面が第2収容部材の上端縁よりも下方に配置されることにより、第2収容部材から電解液が漏れることを防止することができる。そのため、効率よく蓄電デバイスの性能評価を実施することができる。
本発明の電気化学セルによれば、各電極、すなわち、第1電極、第2電極、第3電極および第4電極の相対位置を簡易かつ精度よく合わせることができるため、効率よく蓄電デバイスの性能評価を実施することができる。
本発明の電気化学セルの一実施形態である、4電極方式の電気化学セルの外観斜視図である。 図1に示す電気化学セルの中央断面図である。 参照極収容部を具体的に示す図であって、図3(a)は平面図、図3(b)は図3(a)に示すA−Aの切断面で切断したときの断面図である。 参照極押圧部を具体的に示す図であって、図4(a)は平面図、図4(b)は図4(a)に示すB−Bの切断面で切断したときの断面図である。 参照極を載置した状態の参照極収容部の平面図である。 参照極収容部および参照極押圧部の分解斜視図である。 参照極を組み付けた状態の参照極収容部材を示す断面図である。
図1は、本発明の電気化学セルの一実施形態である、4電極方式の電気化学セルの外観斜視図であり、図2は、図1に示す電気化学セルの中央断面図である。
図1および図2に示すように、この電気化学セル1は、第1電極としての正極3(作用極)、第2電極としての負極4(対極)、第3電極としての参照極5、および、第1セパレータ6が配置される第1ケーシング2と、第4電極としての予備充放電用電極41、および、第2セパレータ42が配置される、第2収容部材としての第2ケーシング40とを備えている。
第1ケーシング2は、正極3と電気的に接続される上側ケーシング7と、負極4と電気的に接続される、第1収容部材としての下側ケーシング8と、参照極5と電気的に接続され、上側ケーシング7と下側ケーシング8との間に介在される中間ケーシング9とを、それぞれ別体として備えている。
上側ケーシング7は、金属製(例えば、ステンレス製、以下同様)であり、断面略逆T字形状に形成され、有底円筒形状の中央筒部10と、中央筒部10の下端部外周から径方向外方に延びる上側フランジ部11とが一体的に形成されている。
中央筒部10は、その内周面に、後述する押圧調整ボルト12が螺着されるねじ山が形成されている螺着部13が、軸方向(上下方向)に沿って形成されている。また、中央筒部10の底部には、その底部を厚さ方向(上下方向)に貫通し、後述する押圧軸15が挿通される挿通孔14が形成されている。
下側ケーシング8は、金属製であり、断面逆ハット形状に形成され、有底円筒形状(断面凹形状)の収容部16と、収容部16の上端部外周から径方向外方に延びる上側フランジ部11と略同一外径の下側フランジ部17とが一体的に形成されている。
このような収容部16の底壁48には、図4に示すように、底壁48の厚み方向を貫通する平面視略円形の貫通孔43が、同心円のパターンで、より具体的には、正六角形が内接される複数の同心円のライン上において、60°間隔で(各正六角形の頂角部分に配置されるように)、かつ、径方向に互いに隣接する円において各貫通孔43が30°ずれるように、複数形成されている。
中間ケーシング9は、金属製であり、上側フランジ部11および下側フランジ部17と、略同一外径の円環形状に形成されている。なお、中間ケーシング9の内径は、収容部16の内径よりも小さく設定されている。
第2ケーシング40は、予備充放電用電極41と電気的に接続される。第2ケーシング40は、金属製であり、上側フランジ部11、下側フランジ部17および中間ケーシング9と略同一外径の有底円筒形状(断面凹形状)に形成されている。
なお、第2ケーシング40の内径は、下側ケーシング8の収容部16の外径よりも大きく設定されており、収容部16を収容可能としている。
また、第2ケーシング40の周壁49の厚み(高さ)は、下側ケーシング8の底壁48の厚み(高さ)よりも厚く(高く)形成されている。これにより、詳しくは後述するが、電気化学セル1を組み付け、水平載置した場合において、下側ケーシング8の底壁48の内底面45が、第2ケーシング40の周壁49の上端縁46よりも下方に配置される。
また、第1ケーシング2の上側ケーシング7の上側フランジ部11、中間ケーシング9の周壁44および下側ケーシング8の下側フランジ部17と、第2ケーシング40の周壁49とには、これらが軸方向(上下方向)に重なった状態において、同一位置に、厚さ方向を貫通する固定孔18がそれぞれ形成されている。固定孔18は、周方向に互いに等間隔(90°間隔)を隔てて、複数(4つ)穿孔されている。
また、この電気化学セル1は、上側ケーシング7の螺着部13に螺着される押圧調整ボルト12と、圧縮ばねからなる第1コイルばね19と、第1コイルばね19に押圧される押圧軸15と、押圧軸15に押圧される電極押圧部材20と、電極押圧部材20の周りに配置される第3電極収容部材としての参照極収容部材21および圧縮ばねからなる第2コイルばね22とを、それぞれ別体として備えている。
押圧調整ボルト12は、金属製であり、頭部23と、その頭部23から下方へ突出し、ねじ山が形成されるねじ軸部24とを一体的に備えている。ねじ軸部24の遊端部(下端部)には、第1コイルばね19を受け入れるばね受け凹部25が形成されている。
押圧軸15は、金属製であり、長手方向両端部が丸く形成される断面円形状の棒状をなし、その長手方向(上下方向)途中に、径方向外方に膨出する環状のリング部26が形成されている。このリング部26は、その外径が、挿通孔14より大径に形成されている。
第1コイルばね19は、押圧調整ボルト12のばね受け凹部25内に収容可能とされ、かつ、押圧軸15のリング部26に当接可能な直径を有する螺旋筒状の金属製のコイルばねから形成されている。
電極押圧部材20は、金属製であり、その外径が収容部16の内径よりも小さい円柱形状をなし、その上面には、押圧軸15を受ける碗形状の受け部27が一体的に形成されている。また、その下面は、平坦形状に形成されている。また、この電極押圧部材20は、収容部16に収容される程度の上下方向厚みで形成されている。
参照極収容部材21は、参照極5を収容するための参照極収容部29および、参照極5を後述する参照極底壁52の上面に対して押圧するための参照極押圧部58を備えている。
以下、参照極収容部29については図3を、参照極押圧部58については図4を参照して、説明する。
図3は、参照極収容部29を具体的に示す図であって、図3(a)は平面図、図3(b)は図3(a)に示すA−Aの切断面で切断したときの断面図である。また、図4は、参照極押圧部58を具体的に示す図であって、図4(a)は平面図、図4(b)は図4(a)に示すB−Bの切断面で切断したときの断面図である。
図3を参照して、参照極収容部29は、絶縁性の樹脂製(例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチレン製など、以下同様)であり、有底円環形状に形成され、電気化学セル1に組み付けられた状態において、収容部16の内周面と電極押圧部材20の外周面との間に介在される径方向厚みで形成されている(図2参照)。また、参照極収容部29は、その内周面を有する参照極収容部内周壁51と、参照極収容部内周壁51の径方向外側において間隔を隔てて対向され、その外周面を有する参照極収容部外周壁50と、これら参照極収容部内周壁51と参照極収容部外周壁50の下端部を連結する中空円板状の参照極底壁52とを備えている。そして、参照極収容部内周壁51と参照極収容部外周壁50との間が、参照極押圧部58が収容される溝部59として形成される。
参照極底壁52には、周方向略等間隔に複数個所(例えば、16箇所)、略長方形に切り出されることによって開口される開口部53が形成されている。
図4を参照して、参照極押圧部58は、例えば、ステンレスまたはニッケルなど、電気伝導性を有する材料からなり、円筒形状に形成され、溝部59に収納可能な径方向厚みで形成されている。また、溝部59に収容された状態において、その上面が、参照極収容部29の上面と、略面一となるような高さで形成されている。これにより、電気化学セル1に組み付けられた状態において、第2コイルばね22と電気的に導通される(図2参照)。さらに、参照極押圧部58の、外周面が参照極押圧部外周面55、内周面が参照極押圧部内周面56として形成されている。
また、参照極押圧部58の上面には、周方向途中に上下方向に段差を生じる凹部54が、複数個(例えば8箇所)形成されており、参照極押圧部58を参照極収容部29に収容した状態において、例えば、任意の凹部54の側面とそれに隣接する凹部54の側面とをピンセットまたは指で挟むことなどによって、参照極押圧部58を参照極収容部29から取り出すことができるようになっている。
再び図1および図2を参照して、第2コイルばね22は、参照極収容部材21の上面、詳しくは、参照極収容部29および参照極押圧部58の上面に当接可能な直径を有する螺旋筒状の金属製のコイルばねから形成されている。
正極3は、電極押圧部材20と同径の円板形状をなし、例えば、水蒸気賦活活性炭、やしがら系活性炭および石油コークス系活性炭などの活性炭、リチウム遷移金属化合物、二酸化マンガンまたはフッ化黒鉛など、例えば、リチウムイオン電池やハイブリッドキャパシタなどの正極材料など、正極(作用極)3として性能評価をする材料から形成されている。
負極4は、正極3よりも小径の円板形状をなし、例えば、ハードカーボン(難黒鉛化炭素)およびグラファイトなどの炭素系材料、黒鉛、不定形炭素または有機高分子焼結体など、例えば、リチウムイオン電池やハイブリッドキャパシタなどの負極材料など、負極4(対極)として評価する材料から、形成されている。なお、負極4は、正極3と同径、または、正極3より大径の円板形状に形成することもできる。
参照極5は、正極3および負極4の電位の基準となる電極であり、電極電位が安定している材料、例えば、リチウム、銀、活性炭などが用いられ、例えば、リチウムイオン電池やハイブリッドキャパシタの性能評価を実施する場合においては、リチウムを用いることが好ましい。性能評価の評価対象が、リチウムイオン電池やハイブリッドキャパシタのように、正極および負極にリチウムイオンを可逆的に吸蔵・放出可能な材料が用いられているデバイスである場合において、参照極5がリチウムであると、効率よく性能評価を実施することができる。また、参照極5は、溝部59内において円環状に収容される形状、例えば、開口部53より大きい面積である箔形状、例えば、略長方形が放射状に連結するような短冊形状に形成されている。これにより、例えば、リチウムなどのように加工性の良くない材料を参照極5に用いた場合であっても、参照極5の形状が箔形状であれば、作業能率を低下させずに、容易に加工することができる。
第1セパレータ6は、電極押圧部材20、正極3および負極4よりも大径であって、収容部16の内径と同径の円板形状をなし、例えば、ガラス繊維からなる不織布またはポリオレフィン系微孔性フィルム、セルロース系フィルムなど、セパレータとして用いられる通常の材料から、形成されている。
予備充放電用電極41は、負極4の電位の基準となる電極であり、負極4との間で予備充電および/または予備放電を実施するために設けられている。
このような予備充放電用電極41は、負極4の表面積と略同一またはより広い表面積の略矩形平板形状をなし、電極電位が安定している材料、例えば、リチウム、銀、白金などから形成されている。例えば、ハイブリッドキャパシタの性能評価を実施する場合においては、好ましくは、リチウムから形成される。性能評価の評価対象が、ハイブリッドキャパシタのように、負極にリチウムイオンを可逆的に吸蔵・放出可能な材料が用いられているデバイスである場合において、予備充放電用電極41がリチウムであると、効率よく予備充電および/または予備放電を実施することができる。また、予備充放電用電極41の形状は、円板形状に形成されている。さらに、予備充放電用電極41の表面積は、負極4の表面積と略同一面積またはより広い面積となるように形成されている。負極4の表面積と略同一面積またはより広い面積であると、負極4と予備充放電用電極41との間で、効率よく予備充電および/または予備放電を実施することができる。
第2セパレータ42は、予備充放電用電極41よりも表面積の広い表面積の円板形状をなし、第1セパレータ6と同様の材料、例えば、ガラス繊維からなる不織布またはポリオレフィン系微孔性フィルム、セルロース系フィルムなど、セパレータとして用いられる通常の材料から、形成されている。
次に、この電気化学セル1の組み付けについて説明する。
この電気化学セル1の組み付けにおいては、まず、第2ケーシング40内の底面中央部に、予備充放電用電極41を配置し、次いで、その予備充放電用電極41の上面に、第2セパレータ42を載置する。その後、下側ケーシング8を、その底壁48が第2セパレータ42の上面に配置されるように、第2ケーシング40に重ね合わせる。より具体的には、下側ケーシング8の収容部16を、第2ケーシング40の周壁49の内周面に沿って第2ケーシング40の内底面まで嵌合させる。すると、下側ケーシング8の底壁48と、第2セパレータ42(および予備充放電用電極41)との対向方向における、第2セパレータ42(および予備充放電用電極41)の投影面に、下側ケーシング8の底壁48に形成された貫通孔43が配置される。
これによって、第2ケーシング40内においては、予備充放電用電極41および第2セパレータ42が、第2ケーシング40の深さ方向(上下方向)に沿って順次配置される。
また、第2セパレータ42は、予備充放電用電極41の表面積よりも広い表面積の円板形状に形成されているため、このような配置において、上下方向における予備充放電用電極41の投影面から、径方向(水平方向)外方にはみ出している。
なお、下側ケーシング8と第2ケーシング40との間、具体的には、下側フランジ部17と周壁49との内側端面に形成される段差39には、ゴム製のOリング30を介在させて、それらの間のシールを確保するとともに、下側ケーシング8と第2ケーシング40との間を絶縁する。
次いで、この組み付けにおいては、下側ケーシング8の収容部16内に、負極4、第1セパレータ6、正極3、参照極5が収容された参照極収容部材21を、配置する。より具体的には、収容部16内の底面中央部に、負極4を載置し、その負極4の上面に、第1セパレータ6を収容部16の内周面47に沿って載置し、その第1セパレータ6の上面周端部に、参照極5が収容された参照極収容部材21を収容部16の内周面47に沿って配置する。
ここで、参照極収容部材21の組み付けについて、図5〜図7を参照して説明する。
参照極収容部材21の組み付けにおいては、まず、図5に示すように、参照極底壁52の上面に参照極5を載置する。具体的には、短冊状に形成された参照極5を、その表面が開口部53から露出するように、例えば、参照極底壁52の周方向にわたって載置する。次いで、図6に示すように、例えば、参照極押圧部外周面55が参照極収容部外周壁50の内周面に摺動するように、また、参照極押圧部内周面56が参照極収容部内周壁51と摺動するように、参照極押圧部58を参照極収容部29に対してスライドさせて、溝部59に収容する。
このように組み付けることによって、図7に示すように、参照極5は、参照極底壁52の上面と参照極押圧部58との間において、参照極押圧部58によって押圧され、かつ、開口部53から露出される。また、参照極押圧部58の上面が、参照極収容部29の上面と略面一となるように組み付けられている。なお、参照極5については、例えば、リチウムイオン電池やハイブリッドキャパシタなどの性能評価の精度に影響を与えないのであれば、例えば、参照極底壁52の上面の周方向数箇所に載置するだけでもよい。
そして、参照極収容部材21を配置した後、セパレータ6の上面中央部に、正極3を載置し、正極3の上面に、電極押圧部材20が上下方向において重なるように載置する。これによって、収容部16内においては、負極4、第1セパレータ6、正極3および電極押圧部材20が、収容部16の深さ方向(上下方向)に沿って順次配置され、参照極5が収容された参照極収容部材21が、電極押圧部材20に対して径方向外方側方に配置される。
また、セパレータ6は、電極押圧部材20、正極3および対極4の外径より大きく、収容部16の内径と同径に形成されているため、このような配置において、上下方向における電極押圧部材20、正極3および対極4の投影面から、径方向(水平方向)外方にはみ出している。そして、参照極収容部29に収容されている参照極5は、上下方向における電極押圧部材20、正極3および対極4の投影面から、径方向(水平方向)外方に離間して配置されており、はみ出した部分のセパレータ6の上面と、開口部53から露出した参照極5の下面とが、上下方向において対向する。
また、このような配置において、参照極5は、正極3に対して径方向外方において、第1セパレータ6を介在させることなく配置されている。
その後、収容部16内に、電解液を注入する。電解液は、その目的および用途によって、適宜公知のものが選択される。
また、このような配置において、参照極5は、正極3に対して径方向外方上方において、第1セパレータ6を介在させることなく配置されている。
さらに、このような配置において、予備充放電用電極41は、正極3および負極4の、互いに対向する側とは反対側のうち、負極4側において、負極4と、下側ケーシング8の底壁48(および第2セパレータ42)を介して対向配置されており、これにより、下側ケーシング8の底壁48(および第2セパレータ42)が、負極4と予備充放電用電極41との間に介在されている。
その後、この組み付けにおいては、収容部16、および、その収容部16と貫通孔43によって連続する第2ケーシング40内に、電解液を注入する。電解液は、その目的および用途によって、適宜公知のものが選択される。例えば、リチウムイオン電池やハイブリッドキャパシタなどの性能評価を実施する場合には、リチウムイオンを含む有機溶媒からなり、リチウム塩を有機溶媒に溶解させることにより、調製されている。また、電解液は、組み付け後の電気化学セル1において、収容部16内の少なくとも第1セパレータ6が浸漬される程度に注入する。
次いで、参照極収容部材21の上面に、第2コイルばね22の下端部を載置した後、中間ケーシング9を、その下面で第2コイルばね22の上端部を押圧するようにして、下側ケーシング8の下側フランジ部17の上面に重ね合わせる。なお、中間ケーシング9と下側ケーシング8との間、具体的には、中間ケーシング9の周壁44と、下側フランジ部17との内側端面には、ゴム製のOリング30および円板形状のリングシール板33を介在させて、それらの間のシールを確保するとともに、中間ケーシング9と下側ケーシング8との間を絶縁する。
その後、上側ケーシング7を、中間ケーシング9の上面に重ね合わせる。なお、上側ケーシング7と中間ケーシング9との間、具体的には、中間ケーシング9の周壁44と、上側ケーシング7の上側フランジ部11との内側端面には、ゴム製のOリング30および円板形状のリングシール板33を介在させて、それらの間のシールを確保するとともに、上側ケーシング7と中間ケーシング9との間を絶縁する。
そして、上側ケーシング7、中間ケーシング9、下側ケーシング8および第2ケーシング40に穿孔されている固定孔18を位置合わせして、各固定孔18に第2ケーシング40側から、断面視略逆T字状の固定ボルト31を挿通させ、上側ケーシング7の上側フランジ部11側に挿通された固定ボルト31を、ナット32で締め込む。なお、上側ケーシング7、中間ケーシング9および下側ケーシング8の固定孔18には、予め絶縁性のカラー部材34を挿入しておき、固定ボルト31によって、上側ケーシング7、中間ケーシング9、下側ケーシング8および第2ケーシング40が導通することを防止する。
また、上側ケーシング7の中央筒部10の挿通孔14に、押圧軸15を、リング部26が中央筒部10の内底面に対向し、押圧軸15の下端部が電極押圧部材20の受け部27に当接するまで、挿通する。そして、挿通孔14に挿通された押圧軸15のリング部26の上面に、第1コイルばね19を載置した後、押圧調整ボルト12のねじ軸部24を、ばね受け凹部25によって押圧軸15の上端部が受けられるように、中央筒部10の螺着部13に螺着させ、螺締する。なお、押圧調整ボルト12の頭部23の下面と、中央筒部10の上端面との間には、ゴム製のOリング30を介在させて、それらの間のシールを確保する。
また、この電気化学セル1では、下側ケーシング8には、負極4に電圧を印加するための負極用端子(対極用端子)35が設けられている。負極用端子35は、収容部16の底面に接触している負極4と、下側ケーシング8を介して電気的に導通される。
また、中間ケーシング9には、参照極5に電圧を印加するための参照極用端子36が設けられている。参照極用端子36は、参照極収容部材21の上面において第2コイルばね22と接触している参照極5と、中間ケーシング9を介して電気的に導通される。
また、上側ケーシング7には、正極3に電圧を印加するための正極用端子(作用極用端子)37が設けられている。正極用端子37は、電極押圧部材20の下面に接触している正極3と、上側ケーシング7、押圧調整ボルト12、第1コイルばね19および押圧軸15を介して電気的に導通される。
さらに、第2ケーシング40には、予備充放電用電極41に電圧を印加するための予備充放電用電極用端子38が設けられている。予備充放電用電極用端子38は、第2ケーシング40の内底面に接触している予備充放電用電極41と、第2ケーシング40を介して電気的に導通される。
このようにして組み付けられた電気化学セル1では、負極4が、正極3に対して第1セパレータ6を介して対向配置されるとともに、予備充放電用電極41が、正極3および負極4の、互いに対向する側とは反対側のうち、負極4側において、負極4と下側ケーシング8の底壁48を介して対向配置されている。
また、このような電気化学セル1では、電気化学セル1を水平載置した場合において、下側ケーシング8の内底面45が、第2ケーシング40の上端縁46よりも下方に配置されている。
このように組み付けた電気化学セル1を用いて実施される蓄電デバイスの性能評価においては、まず、負極4の予備充電および/または予備放電試験を実施する。すなわち、負極4と予備充放電用電極41との間で充電および/または放電を実施する。
これによって、不可逆容量相当分の電気容量、すなわち、本来ならば、性能評価の初充放電過程において、不可逆容量となるために放電することができない電気容量を予め充電しておくことができる。
例えば、ハイブリッドキャパシタの性能評価を実施する場合においては、正極材、例えば活性炭と、負極材、例えば、ハードカーボンの予備充放電試験を実施すると、負極に大きな不可逆容量が生じるため、その不可逆容量相当分の電気容量を補うために、予め負極を半分程度まで充電しておく。
そして、各極に対して上記予備充電を実施した後、正極3と負極4との間で充電および/または放電、すなわち、蓄電デバイスの性能評価を実施する。
このように、蓄電デバイスの性能評価を実施する前に、負極4と予備充放電用電極41との間で実施する予備充電によって、負極4の不可逆容量を補うことができる。そのため、各極の利用効率を向上させて、効率よく蓄電デバイスの性能評価を実施することができるため、理想的な状態で評価することができる
そして、このような電気化学セル1は、正極3、負極4および参照極5を収容する下側ケーシング8と、予備充放電用電極41を収容する第2ケーシング40とを備えているため、下側ケーシング8と第2ケーシング40とを位置合わせすれば、各電極、すなわち、正極3、負極4、参照極5および予備充放電用電極41の相対位置を簡易かつ精度よく合わせることができる。
そのため、このような電気化学セル1によれば、効率よく蓄電デバイスの性能評価を実施することができる。
また、このような電気化学セル1によれば、水平載置した場合において、下側ケーシング8の内底面45が第2ケーシング40の上端縁46よりも下方に配置されることにより、電解液が注入される場合にも、第2ケーシング40から電解液が漏れることを防止することができる。そのため、効率よく蓄電デバイスの性能評価を実施することができる。
また、このようにして組み付けられた電気化学セル1では、押圧調整ボルト12の締め付けによって、第1コイルばね19を介して、押圧軸15が下方に向かって弾性的に付勢される。そして、弾性的に付勢された押圧軸15の下端部が、電極押圧部材20を押圧するので、その結果、電極押圧部材20が、第1セパレータ6を上下に挟んで対向配置される正極3および負極4を押圧する。
そのため、この電気化学セル1では、押圧調整ボルト12の締め付けによって、第1セパレータ6を上下に挟んで対向配置される正極3および負極4の、互いの押圧力を調整することができるので、簡易かつ確実な組み付けによって、正極3および負極4を、第1セパレータ6を介して、最適の押圧力で均一に接触させることができる。
さらに、このような電気化学セル1では、正極3および負極4が第1セパレータ6を介して上下方向に対向配置される一方で、参照極5が、上下方向における正極3の投影面から離間し、かつ、正極3との間に他のセパレータが介在されず、正極3および負極4によって挟まれる第1セパレータ6と接触するように、配置されている。そのため、収容部16内においては、負極4の上面に載置される第1セパレータ6を少なくとも浸漬するように、電解液を満たせばよく、その結果、最低限費用で実施することができる。また、各極から電位を取り出すための構造を簡易化することができ、作業性の向上を図ることができる。また、参照極5が、上下方向における正極3の投影面から離間し、かつ、正極3との間にセパレータが介在されずに配置されているので、参照極5を正極3の近傍に配置することができる。そのため、内部抵抗を低減することができ、精度のよい測定を達成することができる。
また、この電気化学セル1では、押圧調整ボルト12の締め付けによって、電極押圧部材20が、第1セパレータ6を上下に挟んで対向配置される正極3および負極4を押圧して、正極3を、第1セパレータ6を介して負極4に密着させることができる。また、固定ボルト31およびナット32の締め付けによって、第2コイルばね22が、参照極5を押圧して、参照極5を、第1セパレータ6に密着させることができる。その結果、簡易かつ確実な組み付けによって、正極3、負極4および参照極5をより確実に配置して、正確な測定を達成することができる。
しかも、これら押圧調整ボルト12による締め付け、および、固定ボルト31による締め付けは、すべて上方(同一方向)から実施することができるので、より一層簡易な組み付けを実現することができる。
また、この電気化学セル1では、下側ケーシング8の収容部16によって、負極4、第1セパレータ6、正極3および参照極5を、コンパクトに収容しつつ、これらの簡易かつ確実な組み付けを達成することができる。
さらに、収容部16によって、その内部が閉塞されるので、電解液の漏れをより確実に防止することができる。
しかも、各ケーシング、とりわけ、下側ケーシング8と第2ケーシング40との間には、ゴム製のOリング30が介在されているため、それらの間のシールを確保することができ、封止性のさらなる向上を図ることができる。
また、この電気化学セル1は、上記した優れた組み付け性に起因して、優れた分解性もあり、そのため、短時間で分解および組み付けすることができる。
なお、上記した説明では、第1電極として正極3を、第2電極として負極4を用いたが、電気化学セル1においては、それらに限定されず、例えば、第1電極として負極を、第2電極として正極を用いることができる。
また、上記した説明では、断面視略逆T字状の固定ボルト31を用いたが、固定ボルトはこれに限定されず、例えば、断面視略逆L字状の固定ボルトなどを用いることもできる。
また、上記した説明では、下側フランジ部17と周壁49との内側端面に形成される段差39に、ゴム製のOリング30を介在させたが、例えば、下側フランジ部17と周壁49との間において、下側フランジ部17に円環形状の溝を形成し、その溝にゴム製のOリング30を配置して、下側ケーシング8と第2ケーシング40との間を絶縁することもできる。
1 電気化学セル
3 正極
4 負極
5 参照極
6 第1セパレータ
8 下側ケーシング
40 第2ケーシング
41 予備充放電用電極
42 第2セパレータ
43 貫通孔

Claims (2)

  1. 第1電極と、
    前記第1電極に対して、セパレータを介して対向配置される第2電極と、
    前記第1電極と前記第2電極との対向方向における前記第1電極の投影面から離間するように配置される第3電極と、
    前記第1電極、前記第2電極および前記第3電極を収容する第1収容部材と、
    前記第1電極および前記第2電極の、互いに対向する側とは反対側のうち、前記第2電極側において、前記第2電極と前記第1収容部材を介して対向配置される、前記第2電極との間で予備充電および/または予備放電を実施するための第4電極と、
    前記第4電極を収容する第2収容部材とを備え、
    前記第2電極と前記第4電極との間に介在されている前記第1収容部材の底壁に、貫通孔が形成されていることを特徴とする、電気化学セル。
  2. 前記電気化学セルを水平載置した場合において、
    前記第1収容部材の内底面が、前記第2収容部材の上端縁よりも下方に配置されることを特徴とする、請求項1に記載の電気化学セル。
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