JP5440669B2 - 違法電波の判定方法、判定装置及びコンピュータプログラム - Google Patents
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Description
かかる交通システムは、主に、インフラ側の無線通信装置である複数の路側通信機と、各車両に搭載される無線通信装置である複数の車載通信機とによって構成される。
これに対して、上記高度道路交通システムにおいては、各車両が位置や速度などのデータを送信することで、出会い頭の衝突の危険性などを判断し、ドライバーに警告することが検討されているが、このようなシステムでは、各車両の位置や速度等の現時情報を周囲の全車両にほぼリアルタイムで通知する必要がある。
このため、道路上を移動する移動送信機が違法電波の発信源であるか否かの判定を正確に行うことができる。
更に、「違法電波」とは、無許可の通信機等から送信される、電波法等で規定された送信レベルや周波数帯域から外れた電波のことをいう。また、「異常電波」とは、受信機での受信信号から検出可能な受信レベル等の検出値に基づいて、違法電波の疑いを受信側で推定可能な電波のことをいう。
かかる送信主体の同一性判定は、例えば、複数の時点での前記異常電波の送信位置とその複数の時点間の時間差とに基づいて行うこともできるし(請求項2)、前記路側通信機が受信した複数の時点での受信信号に基づいて行うこともできる(請求項3)。
図1は、本発明の実施形態に係る高度道路交通システム(ITS)の全体構成を示す概略斜視図である。
図1に示すように、本実施形態の高度道路交通システムは、交通信号機1、路側通信機2、車載通信機3(図2及び図3参照)、中央装置4、車載通信機3を搭載した車両5、及び、監視カメラ6等を含む。
中央装置4は、自身が管轄する監視エリアに含まれる各交差点Ciの交通信号機1及び路側通信機2とLAN(Local Area Network)を構成している。従って、中央装置4は、各交通信号機1及び各路側通信機2との間で双方向通信が可能である。なお、中央装置4は、交通管制センターではなく道路上に設置してもよい。
なお、図1及び図2では、図示を簡略化するために、各交差点Ciに信号灯器が1つだけ描写されているが、実際の各交差点Ciには、互いに交差する道路の上り下り用として少なくとも4つの信号灯器が設置されている。
図2は、上記高度道路交通システムの監視エリアの一部を示す道路平面図である。
図2では、互いに交差する2つの道路の各々が上りと下りで片側1車線のものとして例示されているが、道路構造はこれに限られるものではない。
図2にも示すように、本実施形態の交通システムは、車載通信機3との間で無線通信が可能な複数の路側通信機2と、キャリアセンス方式で他の通信機2,3と無線通信を行う移動無線送受信機の一種である車載通信機3と備えている。
各路側通信機2は、その周囲に広がる所定範囲の通信エリアAをそれぞれ有し、この通信エリアAを走行する各車両5の車載通信機3と通信可能である。また、各路側通信機2は、通信エリアAが重複(一部重複でも全部重複でもよい。)する他の路側通信機2とも通信可能であり、路側通信機2によってカバーされる各通信エリアAの集合体により、電波監視装置として機能する中央装置4の監視エリアが構成されている。
なお、前記した通り、交通管制センターに設けられた中央装置4は、各路側通信機2と有線での双方向通信が可能となっているが、これらの間も無線通信であってもよい。
また、各路側通信機2は、自身の送信タイミングを制御するために他の路側通信機2との時刻同期機能を有している。この路側通信機2の時刻同期は、例えば、自身の時計をGPS時刻に合わせるGPS同期や、自身の時計を他の路側通信機2からの送信信号に合わせるエア同期等によって行われる。
図3は、路側通信機2と車載通信機3の内部構成を示すブロック図である。
このうち、路側通信機2は、無線通信のためのアンテナ20に接続された無線通信部(送受信部)21と、中央装置4と双方向通信する有線通信部22と、それらの通信制御を行うプロセッサ(CPU:Central Processing Unit)等よりなる制御部23と、制御部23に接続されたROMやRAM等の記憶装置よりなる記憶部24とを備えている。
記憶部24は、制御部23が実行する通信制御のためのコンピュータプログラムや、各通信機2,3の通信機ID等を記憶している。
このため、制御部23は、上記コンピュータプログラムの実行によって達成される機能部として、路側通信機2自身が無線送信する第1時間スロットと、車載通信機3の無線送信を許容する第2時間スロットとを、一定の周期ごとに時分割で割り当てる割当手段23Aを備えている。
このデータ転送手段23Bは、有線通信部22が受信した中央装置4の渋滞情報等の交通情報をいったん記憶部24に一時的に記憶させ、無線通信部21を介して車載通信機3に対してブロードキャスト送信する。
また、データ転送手段23Bは、無線通信部21が受信した受信信号のレベル(受信レベル)を、有線通信部22を通じてほぼリアルタイムに中央装置4に転送する。
一方、車載通信機3は、無線通信のためのアンテナ30に接続された通信部(送受信部)31と、この通信部31に対する通信制御を行うプロセッサ等よりなる制御部32と、この制御部32に接続されたROMやRAM等の記憶装置よりなる記憶部33とを備えている。
記憶部33は、制御部32が実行する通信制御のためのコンピュータプログラムや、各通信装置2,3の通信機ID等を記憶している。
従って、車載通信機3の通信部31は、所定の搬送波周波数の受信レベルを常時感知しており、その値がある閾値以上である場合は無線送信を行わず、当該閾値未満になった場合にのみ無線送信を行うようになっている。
このため、上記位置情報や速度情報等を受信した他の車両5や路側通信機2において、例えば、右直衝突や出合い頭衝突等を回避するための安全運転支援制御を行うことができる。
図4に示すように、車載通信機3の送信信号には、プリアンブル、ヘッダ、データ、CRC(Cyclic Redundancy Check)が含まれている。このうち、データには、車両5の位置、方向(進行方向)及び速度などが含まれている。
図5は、中央装置4の内部構成を示すブロック図である。
図5に示すように、本実施形態の中央装置4は、制御部41、表示部42、通信部43、記憶部44及び操作部45を含んでいる。
中央装置4の制御部41は、ワークステーション(WS)やパーソナルコンピュータ(PC)等よりなり、路側通信機2、監視カメラ6及び車両感知器(図示せず)からの各種の交通情報の収集・処理(演算)・記録、信号制御及び情報提供を統括的に行う。
また、この制御部41は、自身のネットワークに属する交差点Ciの交通信号機1に対して、同一道路上の交通信号機1群を調整する系統制御や、この系統制御を道路網に拡張した広域制御(面制御)を行うことができる。
信号制御指令S1は、前記系統制御や広域制御を行う場合の信号制御パラメータの演算周期(例えば、1.0〜2.5分)ごとに送信され、交通情報S2は、例えば5分ごとに送信される。
また、記憶部44は、制御部41が生成した信号制御指令S1及び交通情報S2や、LAN側から取得した受信レベル情報S3、感知情報S4及び画像データS5等を一時的に記憶する。
中央装置4の操作部45は、キーボードやマウス等の入力インタフェースよりなり、この操作部45によってオペレータが上記表示部42に対する表示切り替え操作等を行えるようになっている。
図6は、中央装置4の制御部41が行う違法電波の監視処理のフローチャートである。以下、このフローチャートに沿って、中央装置4による違法電波の監視処理について説明する。
〔異常電波の検出〕
図6に示す通り、中央装置4の制御部41は、まず、自身の監視エリア内にあるすべての路側通信機2から、通信部43を介して受信レベル情報S3をほぼリアルタイムに取得しており(図6のステップS1)、この受信レベル情報S3には、路側通信機2の通信機IDと受信時刻が含まれている。
従って、制御部41は、監視エリアに含まれる路側通信機2ごとの受信レベルを時系列データとして把握している。
この閾値は、例えば路側通信機2の付近にある車載通信機3の信号が、正常な信号を送信した場合の、路側通信機2での受信レベルを元に設定する。この閾値を超える受信レベルの電波(異常電波)を検出した場合には、一応、これによって違法電波を発する車載通信機3の存在が推認される。
このように、単一又は複数の路側通信機2における受信レベルが1回だけ過大であったというだけでは、必ずしも車載通信機3が違法電波を発しているとは言い難いので、過大な受信レベル(異常電波)の検出事実を違法電波であると結論付けるためには、より確実な判定ロジックが必要である。
そこで、中央装置4の制御部41は、自身の監視エリアに含まれる複数の路側通信機2が、予め設定された監視周期T(T=数十秒〜1分程度)内における複数の時点t1,t2で異常電波が検出されたことを条件として、当該違法電波を発する違法な車載通信機3が監視エリア内に存在すると判定するようになっている。
図7に示すように、同じ時点t1において、地点Aと地点Bに設置された2つの路側通信機2A,2Bが同時に異常電波を受信したとすると、その地点A,B間を走行する車両5の車載通信機3が違法電波を発している蓋然性が高い。
そこで、中央装置4の制御部41は、2つの路側通信機2A,2Bが同じ時点t1で異常電波を受信した場合には「要注意」のフラグを立て、要注意モードに移行する(図6のステップS3)。
この送信位置P1の簡易な測位方法としては、路側通信機2A,2Bにおける受信レベルの比率やレベル差に基づいて、時点t1における異常電波の送信位置P1を求める方法がある。
また、路側通信機2A,2Bを互いに時刻同期させておけば、路側通信機2A,2Bを含む複数の路側通信機2に到達する異常電波の到達時刻差を元に、異常電波の送信位置P1を特定することも可能である。
その手順としては、まず、異常電波の到達時刻差に電波の速度(ほぼ光速)を掛け合わせることで、送信位置P1から路側通信機2Aの距離と、送信位置P1から路側通信機2Bまでの距離の差を求める。この距離差が一定の位置は、路側通信機2Aと2Bを焦点とする回転双曲面上にあるので、この回転双曲面と道路の交線上に送信位置P1が存在すると算出することができる。また、3つ以上の路側通信機2で信号を受信することで、複数の回転双曲面の交線上に送信位置P1を求めても良い。
その理由は、異なる車両5A及び5Bに搭載された車載通信機3A及び3Bが、路側通信機2Aに近い地点Aと、路側通信機2に近い地点Bにおいてほぼ同時に電波を送信する場合があり、この場合には、車載通信機3が正常な電波を送信していて適法なものであっても、各路側通信機2A,2Bにおいて過大な受信レベルの異常電波をほぼ同時に受信することがあり得るからである。
なお、上記待ち時間Δtの長さは、前記監視周期Tよりも短い一定長さに設定されており、例えば、概ね数秒〜数十秒に程度に設定される。
図7の例では、上記待ち時間Δtが経過した後の時点t2において、車載通信機3を搭載した車両5が地点Bを通過し、地点Bと地点Cの間に到達する場合を例示しており、地点Bの路側通信機2Bと地点Cの路側通信機2Cで異常電波が検出されたものと仮定している。
中央装置4の制御部41は、図7に示すように2回目の時点t2でもいずれかの路側通信機2が異常電波を受信している場合(図6のステップS6でYES)には、更に、最初の異常電波の送信主体と2回目の異常電波の送信主体の同一性を判定する(図6のステップS7)。
また、中央装置4の制御部41は、測位によって求めた送信位置P1,P2間の距離Lと、待ち時間Δtに想定される車両速度Vを乗じて算出される想定距離との差を算出するとともに、この距離差が所定の閾値内である場合に、異常電波の送信主体が同一であると判定する。
例えば、図7に示す例において、路側通信機2Bが時点t1と時点t2で得られた受信レベルと送信周波数の少なくとも1つが所定の閾値内である場合には、異常電波の送信主体が同一であると判定することができる。
図6に戻り、中央装置4の制御部41は、異常電波の送信主体の同一性が認められる場合には、その送信主体が違法電波を発する違法な車載通信機3であると判定し(図6のステップS8)、その後、当該車載通信機3の移動履歴を追跡するトレースモードに移行する(図6のステップS9)。
このトレースモードでは、中央装置4の制御部41は、異常電波の送信位置Pj(j=3,4,……)の時系列データを収集し続け、この時系列データよりなる違法な車載通信機3の移動履歴を生成する。
すなわち、図7に示すように、中央装置4の制御部41は、時点t2から待ち時間Δtが経過した時点t3における異常電波の送信位置P3を求めるとともに、それ以降も異常電波が観測されなくなるまで、待ち時間Δtが経過する毎の各時点tj(j=3,4,……)における異常電波の送信位置Pjを測位し続ける。
上記トレースモードの後、中央装置4の制御部41は、違法な車載通信機3の捜索に役立つための各種処理が含まれる出力モードに移行する(図6のステップS10)。
具体的には、中央装置4の制御部41は、違法な車載通信機3の移動履歴を記憶部44に記憶させるとともに、表示部43の道路地図上に表示させる。これにより、中央装置4のオペレータは、違法な車載通信機3を搭載した車両5(以下、違法車両ということがある。)の現在位置を把握することができる。
また、測位の精度が十分でない場合でも、中央装置4のオペレータは、移動履歴に対応する時刻に監視カメラ6で撮影された画像データを抽出し、そのいずれにも写っている車両5を選別することで、違法な車載送信機3を搭載した車両5を検出することができる。
なお、車両5の認識は、例えば、ナンバープレートの車番を読み取ったり、形状や車色等の車両5の特徴を認識したりすることによって行うことができる。
この場合、上記情報を受けた路側通信機2が、自身の通信エリアAに向けて当該情報をブロードキャスト送信するようにすれば、その通信エリアAを走行中の各車両5に対して通信障害の危険性を事前に通知することができる。
図8及び図9は、複数の路側通信機2で生じ得る異常電波の推移例を示すための説明図である。以下、この図8及び図9を参照しつつ、中央装置4の制御部41が行う監視処理を更に詳細に説明する。
図8(a)は受信レベルの観測地点A〜Cの配置を示す道路平面図であり、ここでは、交差点に対応する4つの地点A〜Dを、違法車両5が地点A→地点B→地点C→地点Dのルートで通過するものと仮定している。
図8(b)は、違法車両5が上記ルートを走行中の各時点t1〜t4において、4つの地点A〜Dで観測された受信レベルを示す表である。また、図9は、図8(b)の表を地点A〜Dごとの受信レベルの時間的変化を示すグラフに書き直したものであり、このグラフは、横軸が時間で縦軸が受信レベルになっている。
この場合、地点Aと地点Bの2箇所において閾値(−25dBm)以上の受信レベルになっているので、中央装置4の制御部41が行う違法電波の監視処理が「要注意モード」(図6のステップS3)に移行し、当該時点t1における異常電波の送信位置P1の測位が行われる。
この場合、要注意モードに移行直後の時点t2において、複数の地点(地点A、地点B及び地点C)で閾値(−25dBm)以上の受信レベルになっているので、中央装置4の制御部41は、時点t1と時点t2における異常電波の「送信主体の同一性判定」(図6のステップS7)を行い、観測された異常電波が違法電波か否かの判定を行う。
また、時点t4(=t3+Δt)において、地点Cで−15dBm、地点Dで−20dBmの受信レベルが観測されている。
そこで、中央装置4の制御部41は、違法車両5の過去の移動履歴(地点A→地点B→地点C)に基づいて、違法車両5の今後の移動経路(地点C→地点D)を予測し、その移動経路に含まれる路側通信機2Dに対して、違法車両5が通行する旨の情報を送信するようになっている。
この図10に示す受信レベルの推移例は、違法電波の送信元が当該違法電波を連続して送信し続ける場合の例である。かかる連続的な送信の場合でも、図10に破線で示すように、監視処理を行う場合の各地点A〜Dでの受信時間間隔を適当に定義することにより、これまで説明した違法電波の監視処理(図6)を同様に実施することができる。
今回開示した各実施形態は本発明の例示であって制限的なものではない。本発明の範囲は、上記実施形態ではなく特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲とその構成と均等な意味及び範囲内での全ての変更が含まれる。
この場合、違法電波の監視処理を行うマスター通信機2は、他の路側通信機2において計測された受信レベル情報を、路路間通信を通じて他の路側通信機2から収集する必要がある。
もっとも、この場合には、路側通信機2が、車載通信機3が使用する規定の周波数帯域から外れた周波数の異常電波を検出する機能を有している必要がある。
2 路側通信機
3 車載通信機(移動送信機)
4 中央装置
5 車両
6 監視カメラ
7 通信回線
8 ルータ
20 アンテナ
21 無線通信部
22 有線通信部
23 制御部
24 記憶部
30 アンテナ
31 通信部
32 制御部
33 記憶部
41 制御部(検出手段、判定手段、測位手段、生成手段、選択手段、特定手段)
42 表示部(出力手段)
43 通信部(取得手段)
44 記憶部
45 操作部
S1 信号制御情報
S2 交通情報
S3 受信レベル情報
S4 感知情報
S5 画像データ
Claims (5)
- 路側に設置された複数の路側通信機が受信した、道路上を移動する移動送信機が発信源である異常電波が、違法電波であるか否かを判定する違法電波の判定方法であって、
複数の前記路側通信機の通信エリアで構成される監視エリアにおいて、予め設定された監視周期内の複数の時点で前記異常電波が検出されたことを条件として、前記違法電波を発する違法な前記移動送信機が前記監視エリア内に存在すると判定することを特徴とする違法電波の判定方法。 - 複数の時点での前記異常電波の送信位置とその複数の時点間の時間差とに基づいて、当該異常電波の送信主体が同一か否かを判定し、同一と判定したことを条件として、前記違法電波を発する違法な前記移動送信機が前記監視エリア内に存在すると判定する請求項1に記載の違法電波の判定方法。
- 前記路側通信機が受信した複数の時点での受信信号に基づいて、当該異常電波の送信主体が同一か否かを判定し、同一と判定したことを条件として、前記違法電波を発する違法な前記移動送信機が前記監視エリア内に存在すると判定する請求項1又は2に記載の違法電波の判定方法。
- 路側に設置された複数の路側通信機が受信した、道路上を移動する移動送信機が発信源である異常電波が、違法電波であるか否かを判定する違法電波の判定装置であって、
複数の前記路側通信機の通信エリアで構成される監視エリアにおいて、予め設定された監視周期内の複数の時点で異常電波が検出されたことを条件として、前記違法電波を発する違法な前記移動送信機が前記監視エリア内に存在すると判定することを特徴とする違法電波の判定装置。 - 路側に設置された複数の路側通信機が受信した、道路上を移動する移動送信機が発信源である異常電波が、違法電波であるか否かを判定する違法電波の判定装置として、コンピュータを動作させるためのコンピュータプログラムであって、
複数の前記路側通信機の通信エリアで構成される監視エリアにおいて、予め設定された監視周期内の複数の時点で異常電波が検出されたことを条件として、前記違法電波を発する違法な前記移動送信機が前記監視エリア内に存在すると判定するステップを含むことを特徴とするコンピュータプログラム。
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