JP5438195B2 - 建設用壁 - Google Patents
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Description
建設エレメント(要素)としてのプラスチック製ブロック(図1(1)参照)または中空プラスチックフォーム(型)(図2(1)参照)と、シート鋼溝(チャネル)(図3および図4(2および3)参照)と、丸鋼棒(図3および図4(4)参照)と、金属またはプラスチック製のメッシュ(図6(6)参照)とを使用して、プレハブ式壁、結果的に住宅になる構造をもつモジュール(図3および図4参照)を製作する。
プラスチック製ブロック(図1(1)参照)(実用新案第967号の登録名)または中空プラスチックフォーム(図2(1)参照)が、シート鋼溝(図3および図4(2および3)参照)、丸鋼棒(図3および図4(4)参照)ならびに住宅を建設するために使用できるあらゆる種類の金属またはプラスチック製のメッシュ(図6(6)参照)と相互に作用し合い、従来の組積エレメントを前述のエレメントで置き換える建物全体規模の建設技術は存在しない。
上記エレメントのすべてが協働して、プレハブ式モジュール(図3および図4参照)が得られる。これらモジュールは、右側を上にしてシート鋼溝(図3および図4(2)参照)内にスライドさせることによって整列させるプラスチック製ブロック(図3(1)参照)または中空プラスチックフォーム(図4(1)参照)からなり、前記シート鋼溝はプラスチック製ブロック(図3(1)参照)または中空プラスチックフォーム(図4(1)参照)を使用している建物のベースの役割を果たし、所望の高さになるまで無限に次の列に積み重ねて配置される。
これが達成されたら、プラスチック製ブロック(図3(1)参照)または中空プラスチックフォーム(図4(1)参照)が有する案内溝(管)(図1および図2(2)参照)を通して、丸鋼棒(図3および図4(4)参照)が垂直位置で上から入れられ、ベースとして機能するシート鋼溝(図3および図4(2)参照)の底部に達するまで積み重ねる。
ここで、シート鋼溝は逆向きに配置されて(図3および図4(4)参照)、上側で丸鋼棒(図3および図4(4)参照)に接触するので、後で、プラスチック製ブロック(図3(1)参照)または中空プラスチックフォーム(図4(1)参照)で構成されているモジュール(図3および図4参照)の両端にある丸鋼棒(図3および図4(4)参照)を下側鋼の溝(図3および図4(2)参照)および上側鋼の溝(図3および図4(3)参照)に半田付け(ろう付け)でき、こうして抵抗力の高いフレームが作られる。
ここで、シート鋼溝は逆向きに配置されて(図3および図4(4)参照)、上側で丸鋼棒(図3および図4(4)参照)に接触するので、後で、プラスチック製ブロック(図3(1)参照)または中空プラスチックフォーム(図4(1)参照)で構成されているモジュール(図3および図4参照)の両端にある丸鋼棒(図3および図4(4)参照)を下側鋼の溝(図3および図4(2)参照)および上側鋼の溝(図3および図4(3)参照)に半田付け(ろう付け)でき、こうして抵抗力の高いフレームが作られる。
さらに、丸鋼棒(図3および図4(4)参照)によって両端を左右に規制し、底部(図3および図4(2)参照)および上部(図3および図4(3)参照)でシート鋼溝の両端を半田付けした連続モジュール(図3または図4参照)において、他の中間丸鋼棒を、プラスチック製ブロック(図3(1)参照)または中空プラスチックフォーム(図4(1)参照)にある案内溝(図1および図2参照)に滑り入れて、配置してもよい(図3および図4(4)参照)。これらは下側シート鋼溝(図3および図4(2)参照)および上側シート鋼溝(図3および図3(3)参照)の両端に自由に配置する。
前記丸鋼棒(図3および図4(4)参照)は、モジュール(図3および図4参照)の長さによって、80cm〜120cm離して配置し、必要な場合に、地震による揺れに反応して、下側部分(図3および図4(2)参照)および上側部分(図3および図4(3)参照)がシート鋼溝によって保持されているため、水平方向にも垂直方向にも自由に滑る(スライドする)ことにより地震エネルギーを消散させるエレメントの役割を果たす。この丸鋼棒(図3および図4(4)参照)は重力に耐える支持エレメントとして作用し、さらに、大幅な側方の変形を示さず、プラスチック製ブロック(図3(1)参照)または中空プラスチックフォーム(図4(1)参照)が有する案内溝(図1および図2(2)参照)内に制限される。
プラスチック製ブロック(図3(1)参照)または中空プラスチックフォーム(図4(1)参照)、下側シート鋼溝(図3および図4(2)参照)および上側シート鋼溝(図3および図4(3)参照)、丸鋼棒(図3および図4(4)参照)などのエレメントを前述したように組み立てたら、抵抗力の高い壁をなすモジュールが形成され(図3および図4参照)、こうして新規な建設システムを使用して住宅を建設する。
モジュール(図3および図4参照)はあらゆる種類の規格された建築プロジェクトに従ってプレハブ製作してもよく、それにシート鋼溝製のドア枠(図5(6)参照)および窓枠(図5(7)参照)を組み込んでもよい。ドア枠(図5(6)参照)および/または窓枠(図5(7)参照)を含むモジュール(図5参照)を製作するには、ドア(図5(6)参照)のサイズおよび/または窓(図5(7)参照)のサイズによって必要な空間を残してから、モジュール(図5参照)の一部を形成し、それがドアおよび窓の付いた壁になる。
前記プレハブ式モジュール(図3および図4参照)は、U字形レンガのプレハブ式長方形アーメックスベース(図6(1)参照)または4本の水平鋼棒からなる補強鋼構造と相互に作用して、四隅を巻線の当接により支持して、両端を前述したベースのU字形ブロック(図6(1)参照)と同様に製造した柱(カラム)と呼ばれる垂直エレメント(図6(2)参照)に接続する。各モジュールの一端を別のモジュールに装着しながら(図6参照)、巻線のフック(図6(5)参照)を使って相互接続を行い、前記フックは丸鋼棒(図3および図4(4)参照)に予め製作しておく。
柱(図6(2)参照)を下側U字形ブロックベース(図6(1)参照)に接続される基礎に載せ、そこにプレハブ式モジュール(図3および図4参照)を配置して、後で、上側囲い(図6(3)参照)をプレハブ式モジュール(図3および図4参照)に配置できるようにして、抵抗力の高い構造フレーム(図6参照)を形成し、その結果あらゆる種類の建物で使用されるこの新たな建築システムとなる。
最後に、メッシュ(図6(6)参照)を配置して、壁(図6参照)の両面の幅と長さとに沿ったソフィットを形成するが、その目的はセメント、石灰および砂でできたモルタル(図6(7)参照)を壁(図6参照)にしっかりと接着することである。硬化したら、壁の両側の混合モルタルは構造システムに剛性を与え、あらゆる種類の床または中二階のシステムに使用することが可能になる。
図3および図4に図示する本発明によるプラスチック製ブロック(図3(1)参照)または中空プラスチックフォーム(図4(1)参照)のモジュールは、本質的に、下側ベースの機能を果たすシート鋼溝(図3および図4(2)参照)からなる構造フレームと相互に作用し合い、積み重ねて置かれているプラスチック製ブロック(図3(1)参照)または中空プラスチックフォーム(図4(1)参照)のラインからなり、プラスチック製ブロック(図3(1)参照)または中空プラスチックフォーム(図4(1)参照)のラインまたは列が必要な高さに達すると、上下逆のシート鋼溝(図3および図4(3)参照)と相互に作用し合って、上囲いを形成する。
丸鋼棒(図3および図4参照)は、プラスチック製ブロック(図3(1)参照)とプラスチック製ブロックまたは中空プラスチックフォーム(図4(1)参照)との間の接続案内溝(図1および図2(2)参照)を介して、プラスチック製ブロック(図3(1)参照)または中空プラスチックフォーム(図4(1)参照)の内側の間にスライドする。前記丸鋼棒はシート鋼溝の床および天井(図3および図4(2および3)参照)によって規制されており、モジュール(図3および図4参照)の両縁にある前記丸鋼棒(図3および図4(4)参照)はシート鋼溝の床および天井(図3および図4(2および3)参照)に半田付けされるため、シート鋼溝の上縁および下縁(図3および図4(2および3)参照)にしっかり閉塞接続できる。
プラスチック製ブロック(図3(1)参照)または中空プラスチックフォーム(図4(1)参照)のすべての接合部に沿って、金属製丸棒(図3および図4(4)参照)が案内溝(図1および図2(2)参照)にスライドして入りプラスチック製ブロック(図3(1)参照)または中空プラスチックフォーム(図4(1)参照)を接続するが、丸鋼棒(図3および図4(4)参照)は、シート鋼溝の囲いの床および天井(図3および図4(2および3)参照)に触れる部分を半田付けせず、そのため地震の際に地盤の動きに合わせて動く柔軟なエレメントとなってエネルギーの消散も助けるための圧縮能力が高まる。
モジュールの前面において、プラスチック製ブロックとプラスチック製ブロック(図3(1)参照)または中空プラスチックフォーム(図4(1)参照)との間に一直線をなした丸鋼棒(図3および図4(4)参照)を見ると、丸鋼棒(図3および図4(4)参照)にアクセスできるように断続的な空間が残されており(図3および図4(5)参照)、その丸鋼棒にフック(図6(5)参照)によって、プレハブ式モジュール(図3および図4参照)のいずれかの側にある側方垂直柱(図6(2)参照)を接続すると、あらゆる他の柱(図6(2)参照)に、連続状態となって壁などを形成して建物になる。
こうして、モジュール(図3および図4参照)のいずれかの側にある外側ロッド(図3および図4(4)参照)の断続的な空間(図3および図4(5)参照)に接続されているフック(図6(5)参照)によって接続されている柱(図6(2)参照)に、コンクリート混合物を収容すべき金属または木の型枠が接続され、金属または木の型枠を外したときに、重力および側方の力に耐える剛性の構造が残る。この壁の段階が完了したら、建物に必要な堅さと剛性とを与える、後で硬化するモルタル(図6(7)参照)の接着を安定させるために、金属(金網タイプの金属)またはプラスチック製メッシュ(図6(6)参照)を両面に配置する。
この建設システムは、住宅の建設において従来の組積造用レンガに代わる建設的な代替物であり、回収されて保管されたプラスチックボトルを使用するため固体廃棄物を出さない環境保護の機会を人に与えるとともに、リサイクル文化を生み出す。
十分に説明してきたように本発明は革新的なものであり、そのため我々は財産として添付の特許請求の範囲の各項に明示され包含されているものを請求する。
十分に説明してきたように本発明は革新的なものであり、そのため我々は財産として添付の特許請求の範囲の各項に明示され包含されているものを請求する。
壁、および結果として住宅またはあらゆる種類の建物を建設でき、従来の組積造の壁、内装および外装の代わりとなるプラスチック製ブロックおよび中空プラスチックフォームに基づく建設用モジュール。前記モジュールは十分に記述されている。
下側U字形ブロックベースと上側U字形ブロック囲いとの間に存在する空間を埋めて、構造フレームを取り囲むという利点を有し、側方柱があらゆる建設に必要な支持を与える、前記モジュール。
下側U字形ブロックベースと上側U字形ブロック囲いとの間に存在する空間を埋めて、構造フレームを取り囲むという利点を有し、側方柱があらゆる建設に必要な支持を与える、前記モジュール。
PTR鋼製の前記下側U字形ブロックベースと前記上側囲いとの間の前記空間を埋めて、前記構造フレームを閉塞するという利点を有する、前記モジュール。垂直鋼のPTRはあらゆる建設に必要な支持を与える。
軽量のため、前記モジュールが、上側および下側シート鋼溝の囲いと相互作用し合う棒と、前記U字形ブロックおよび柱が、前記十分に記述されているモジュールを収容する前記構造フレームをなす水平および垂直鋼のPTRととともに、壁を作り、結果的にプレハブ式住宅またはあらゆる他の建物を製作するのを助ける圧縮力および側方の力とともに、前記プラスチック製ブロックまたは前記中空プラスチックフォームとから作られる前記モジュール。前記軽量のため、従来の組積造と比較して最大で75%ないし80%の構造的な節減が可能で、そのため初めから節減となる。
軽量のため、前記モジュールが、上側および下側シート鋼溝の囲いと相互作用し合う棒と、前記U字形ブロックおよび柱が、前記十分に記述されているモジュールを収容する前記構造フレームをなす水平および垂直鋼のPTRととともに、壁を作り、結果的にプレハブ式住宅またはあらゆる他の建物を製作するのを助ける圧縮力および側方の力とともに、前記プラスチック製ブロックまたは前記中空プラスチックフォームとから作られる前記モジュール。前記軽量のため、従来の組積造と比較して最大で75%ないし80%の構造的な節減が可能で、そのため初めから節減となる。
前記柱と前記PTRと前記U字形ブロックベースと前記U字形ブロック囲いとPTR鋼製水平囲いとを含み、前記プレハブ式モジュールを収容する受け土台を作ることが可能である。
前記柱、前記PTR、前記U字形ブロックベース、前記U字形ブロック囲い、および前記PTR鋼製水平囲いの間ですばやく組み立てられて、それぞれ図6および図8に表すシステムになる、前記モジュール。これにより製造時間が短縮され、その結果、従来の組積造より、建設時間はそれぞれ70%または80%程度も短縮する。
前記柱、前記PTR、前記U字形ブロックベース、前記U字形ブロック囲い、および前記PTR鋼製水平囲いの間ですばやく組み立てられて、それぞれ図6および図8に表すシステムになる、前記モジュール。これにより製造時間が短縮され、その結果、従来の組積造より、建設時間はそれぞれ70%または80%程度も短縮する。
前記システムは、詳細に記述してきた前記アセンブリの用途の広さにより複合建設を採用できるため、いかなる種類の中二階または天井を受けてもよい。
そのエレメントが中空であり、空気室を有するので温度が直接伝わらないため、保温性があるという特徴をもつ、本新規な建設システム。
そのエレメントが中空であり、空気室を有するので音が直接伝わらないため、防音性があるという特徴をもつ、前記新規な建設システム。
そのエレメントが中空であり、空気室を有するので温度が直接伝わらないため、保温性があるという特徴をもつ、本新規な建設システム。
そのエレメントが中空であり、空気室を有するので音が直接伝わらないため、防音性があるという特徴をもつ、前記新規な建設システム。
前記プラスチック製ブロックまたは前記中空プラスチックフォームの前記案内溝内では自由であり、屋根および床として前記上側および下側シート鋼溝を有する中間丸鋼棒によって、地震エネルギーを消散させることのできる、前記モジュールに基づく前記新規なシステム。
前記モジュールを前記柱または前記PTRの間の指定された場所に配置することができ、前記モジュールを緊結し固定してしまうと、すぐに型枠を配置してセメントを注入し始めてもよく、結果として大幅な時間の節約となる。
前記モジュールを前記柱または前記PTRの間の指定された場所に配置することができ、前記モジュールを緊結し固定してしまうと、すぐに型枠を配置してセメントを注入し始めてもよく、結果として大幅な時間の節約となる。
あらゆる建築または構造設計に適応する。
Claims (5)
- (a)互いに接続された2つ以上のモジュールであって、各モジュールは、(a1)モジュ ールの上側および下側に配置されたシート鋼であって、各シート鋼が、長手形状を有する とともに当該シート鋼の長手方向に延びている溝を形成しており、各溝を対向させて上下 に配置されたシート鋼と、(a2)積み重ねられて壁を構成する複数の樹脂ブロックまたは中 空フォームであって、前記積み重ね方向の上下各端部が、前記シート鋼の各々の前記溝に 嵌められており、かつそれぞれに垂直方向配列用の案内孔が形成された樹脂性ブロックま たは中空フォームと、(a3)モジュールの右および左側辺の何れかまたは両方において、前 記案内孔を貫通し垂直に配列された少なくとも2本の丸鋼棒であって、モジュールの上下 各端部において前記上下シート鋼と接続された丸鋼棒とを有する、モジュール、
(b)隣り合う前記モジュールの左側辺および右側辺の間に取り付けられたコンクリー ト製または鋼製の垂直柱、並びに
(c)前記モジュール を支持するU字形ブロックベース、
を備え、
前記モジュールは前記U字形ブロックベースに対して、複数のU字形巻き線素子を用い て前記U字形ブロックベースの複数個所において、前記U字形巻き線の端部が前記下側に 配置されたシート鋼に固定された状態で接続されている、建設用壁。 - 前記モジュールの一側辺若しくは左右両側辺において、1または複数の断続的な空間が 形成され、該空間において前記丸鋼棒の1または複数の部分が露出していることを特徴と する、請求項1に記載の建設用壁。
- 隣り合う前記モジュールの左側辺および右側辺において当該露出した部分どうしが接続 されていることを特徴とする、請求項2に記載の建設用壁。
- 前記壁に沿って設けられたメッシュをさらに備えたことを特徴とする、請求項1ないし 請求項3のいずれか1項に記載の建設用壁。
- 前記垂直柱は、前記U字形ブロックベースに接続される基礎に載せられている、請求項 1ないし請求項4のいずれか1項に記載の建設用壁。
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