JP5438000B6 - 車両用タイヤのインナーサポート着脱装置 - Google Patents
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本発明は、着脱装置に関し、より詳細には、車両用タイヤのインナーサポートの着脱装置に関する。
インナーサポートは、ガス漏れが起きた際にタイヤの動作を支援するため、車両用タイヤに広く使用されている。ガス漏れが起きた際、車両は、インナーサポートにより、安全地帯まで走行することができる。インテグラルタイヤのインナーサポートの硬度は、タイヤ内に設置できるよう大きな弾性変形を生じ、かつ、タイヤのガス漏れが起きたときにインナーサポートが相応の負荷を引き受けることができる十分な硬度と強度が保証されるように、適度な硬度でなければならない。上記条件を満たすインテグラルタイヤのインナーサポートを手作業で着脱するのは非常に難しく、通常、その着脱は、専用の油圧機械に頼っている。しかし、これらの油圧機械は構造が複雑で、補修作業場内でしか着脱ができなかった。さらに、これらの油圧装置は車で運ぶことができず、車両用タイヤのインナーサポートの着脱を迅速に行うことができなかった。
上記課題に鑑み、本発明の目的は、車両用タイヤのインナーサポートの着脱を迅速に行うための可搬式の装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の車両用タイヤのインナーサポート着脱装置は、支持部と、該支持部に設けられた締付けベルト用の巻取り装置と、前記支持部に設けられた締付けベルト用の固定装置を備え、締付けベルトの一端が巻取り装置に接続され、締付けベルトの他端が固定装置に接続されるかまたは固定装置を介して巻取り装置に接続される。
巻取り装置は、支持部に接続された軸を備え、該軸の入力端がギア装置に接続され、該ギア装置の入力軸が、手動装置または電動装置に接続される。
該ギア装置は前記支持部に設けられたウォームホイールを備え、該ウォームホイールはウォームと係合し、該ウォームはウォーム支持部に設けられ、該ウォーム支持部は前記支持部に接続される。
前記固定装置は2本の別々に設けられたガイドロッドを備え、該ガイドロッドは、前記支持部または前記支持部に接続されたブラケットに設けられる。
操作時には、締付けベルトを巻取り装置に接続してから車両用タイヤのインナーサポートに固定する。巻取り装置が動作すると、締付けベルトがインナーサポートを圧縮することにより、インナーサポートが大きく変形し、インナーサポートが車両用タイヤの中に容易に入れられるようになる。締付けベルトを緩めて巻取り装置から取り外すと、装置が取り外される。
本発明の装置はコンパクトで小さい構造を特徴としており、運搬、着脱が容易で、操作が簡単である。
以下、実施形態を挙げて本発明を説明するが、本発明の範囲は、以下の実施形態には限定されない。
図1に示すように、支持部700に巻取り装置200が設けられている。巻取り装置200は、支持部700に接続された軸300を備えている。軸300の入力端はギア装置400に接続されている。ギア装置400の入力軸は、手動装置または電動装置に接続されている。電動装置を使用する場合は、モータの出力軸をギア装置400の入力軸に接続するか、モータまたは減速装置の出力軸をギア装置400の入力軸に接続する。本実施形態では、ギア装置400の入力軸は手動装置500に接続されている。ギア装置400は、ギア伝達機構でも、ウォームギア伝達機構でもよい。手動の場合はウォームギア伝達機構の使用が好ましい。ギア装置400は、ハウジング内に設けることもできる。本実施形態においてはハウジングが使用されていないので、より簡単な構造となっている。
ギア装置は、ウォームホイール413を備え、該ウォームホイール413は、支持部700に設けられて、ウォーム408と係合されている。ウォーム408は、ウォーム支持部717に設けられている。
締付けベルト用の固定装置100が、支持部700に設けられている。固定装置100は、1本または2本のガイドロッド111及び112を備え、ガイドロッド111および112は、支持部700または支持部700に接続されたブラケット110に設けられている。本実施形態においては、固定装置100は、支持部700に接続されたブラケット110を備え、一組のガイドロッド111および112は別々にブラケット110に設けられている。締付けベルト201は、必要な方法に従って、ガイドロッド111および112の間に配置される。
図2に示すように、支持部700には、支持部700に接続された支持板601を備えたガイド装置が設けられている。支持板601はガイドホイール602に接続される。ガイドホイール602は、締付けベルト用の軸300に近接している。
図3及び図4に示すように、軸300の前部は、キー414を介してウォームホイール413の孔に接続されている。止めリング302が軸300に接続され、軸300には、止めリング302と壁部701の間に、1本または2本の軸方向溝が設けられている。本実施形態においては、1つの軸方向溝303が軸300に設けられている。締付けベルト201の一端または両端が、軸方向溝303に配置され、止めリング302が、ネジ304によって軸300に固定される。軸300の両端は、支持部700の両壁部701及び702に接続される。ウォームホイール413は、ボルト416によってジャーナル蓋415に接続されている。ベアリング301が、壁部701と軸300の間に設けられている。
図3及び図4に示すように、軸300の前部は、キー414を介してウォームホイール413の孔に接続されている。止めリング302が軸300に接続され、軸300には、止めリング302と壁部701の間に、1本または2本の軸方向溝が設けられている。本実施形態においては、1つの軸方向溝303が軸300に設けられている。締付けベルト201の一端または両端が、軸方向溝303に配置され、止めリング302が、ネジ304によって軸300に固定される。軸300の両端は、支持部700の両壁部701及び702に接続される。ウォームホイール413は、ボルト416によってジャーナル蓋415に接続されている。ベアリング301が、壁部701と軸300の間に設けられている。
手動装置500は、ギア装置に接続された入力軸、即ち、ウォームの軸410に接続されたスリーブ518を備え(図5参照)、スリーブ518の他方の端はスイングアーム519に接続され、スイングアーム519の他方の端はハンドル520に接続されている。
取手800が支持部700に接続されている。手動の場合は、取手800によって、装置に逆トルクが加えられる。スリーブ式またはネジ式接続によって接続することができる。
ギア装置の入力軸の軸方向端面には回転球が設けられている。図5に示すように、ウォーム408は、ウォーム支持部717に設けられている。ウォーム支持部717は支持部700に接続されている。ウォーム408の底はベース411内に配置され、回転球409が、ウォーム408の軸方向端面とベース411の内底面の間に設けられる。
操作時は、締付けベルトを巻取り装置に接続してからインテグラルタイヤのインナーサポートに固定する。巻取り装置が動作すると、締付けベルトがインナーサポートを圧縮することにより、インナーサポートが大きく変形し、インテグラルタイヤのインナーサポート920を車両用タイヤ910の中に入れられるようになる。締付けベルトを緩めて巻取り装置から取り外すと(図7参照)、装置が取り外される。
締付けベルトをブラケットに通す方法によって、2方向の締付けまたは1方向の締付けを行うことができる。2方向締付けを行えば時間を節約することができ、1方向締付けを行えば小さな力で締付けることができ、使用者が状況に応じてどちらかを選ぶことができる。
100…固定装置、110…ブラケット、111、112…ガイドロッド
200…巻取り装置、201…締付けベルト、300…軸、301…ベアリング
302…止めリング、303…軸方向溝、304…ネジ、400…ギア装置
408…ウォーム、409…回転球、410…ウォームの軸、411…ベース
413…ウォームホイール、414…キー、415…ジャーナル蓋、416…ボルト
500…手動装置、518…スリーブ、519…スイングアーム、520…ハンドル
601…支持板、602…ガイドホイール、700…支持部、701、702…壁部
717…ウォーム支持部、910…車両用タイヤ、920…インナーサポート
200…巻取り装置、201…締付けベルト、300…軸、301…ベアリング
302…止めリング、303…軸方向溝、304…ネジ、400…ギア装置
408…ウォーム、409…回転球、410…ウォームの軸、411…ベース
413…ウォームホイール、414…キー、415…ジャーナル蓋、416…ボルト
500…手動装置、518…スリーブ、519…スイングアーム、520…ハンドル
601…支持板、602…ガイドホイール、700…支持部、701、702…壁部
717…ウォーム支持部、910…車両用タイヤ、920…インナーサポート
Claims (9)
- 支持部を備え、
さらに、締付けベルトを備え、
該締付けベルト用の巻取り装置が前記支持部に設けられ、
前記締付けベルト用の固定装置が前記支持部に設けられ、
前記締付けベルトの一端が前記巻取り装置に接続され、
前記締付けベルトの他端が前記固定装置に接続されるか、または、前記固定装置を介して前記巻取り装置に接続され、
前記巻取り装置が、前記支持部に接続された軸を備え、
該軸の入力端がギア装置に接続され、
該ギア装置の入力軸が手動装置または電動装置に接続され、
回転球が、前記ギア装置の前記入力軸の軸方向端面に設けられた、
車両用タイヤのインナーサポート着脱装置。 - 前記固定装置が、前記支持部または前記支持部に接続されたブラケットに設けられた1本または2本のガイドロッドを備えた、請求項1に記載の装置。
- 前記ギア装置がウォームギア伝達機構であり、前記支持部に設けられたウォームホイールを備え、
該ウォームホイールがウォームに係合され、
該ウォームがウォーム支持部に設けられ、
該ウォーム支持部が前記支持部に接続された、請求項1に記載の装置。 - 前記締付けベルト用の前記軸の前部がキーを介して前記ウォームホイールの孔に接続され、
止めリングが前記軸に接続され、
1または2本の軸方向溝が、前記軸の、前記止めリングと前記支持部の間に設けられた、請求項1または3のいずれかに記載の装置。 - 前記手動装置が、前記ギア装置の入力端に接続されたスリーブと、スイングアームとハンドルとを備え、
該スリーブの他端が該スイングアームに接続され、
該スイングアームの他端が該ハンドルに接続された、請求項1または3のいずれかに記載の装置。 - 取手が前記支持部に接続された、請求項1に記載の装置。
- 前記締付けベルト用のガイド装置が、前記支持部に設けられ、
該ガイド装置は、前記支持部に接続された支持板を備え、
該支持板はガイドホイールに接続され、
該ガイドホイールは前記軸に近接して配置される、請求項1の装置。 - 前記入力軸が、ベースに設けられ、
前記回転球が、前記入力軸の軸方向端面と前記ベースの内底面の間に設けられた、請求項1に記載の装置。 - 前記ギア装置がハウジング内に設けられた、請求項1または3のいずれかに記載の装置。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CNB2007100527804A CN100513212C (zh) | 2007-07-19 | 2007-07-19 | 汽车轮胎内支撑快速装卸装置 |
CN200710052780.4 | 2007-07-19 | ||
PCT/CN2008/071606 WO2009009995A1 (fr) | 2007-07-19 | 2008-07-10 | Dispositif de démontage rapide pour support interne de pneu de véhicule |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010530330A JP2010530330A (ja) | 2010-09-09 |
JP5438000B2 JP5438000B2 (ja) | 2014-03-12 |
JP5438000B6 true JP5438000B6 (ja) | 2014-04-23 |
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