JP5436082B2 - ノイズ低減装置及びノイズ低減方法 - Google Patents
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Description
入力される映像信号の各フレームのノイズを低減するノイズ低減装置であって、
現フレームに含まれるノイズを前フレームを用いて低減する巡回型ノイズ低減手段と、
入力される映像信号の符号化方式に起因するノイズを低減する符号化ノイズ低減手段と、
現フレームと前フレームとの間で画素値の差分を取得し、第1の閾値以上で第2の閾値未満の差分値の度数と、第2の閾値以上の差分値の度数と、を含む差分値の度数分布を生成する生成手段と、
第1の閾値以上で第2の閾値未満の差分値の度数と、第2の閾値以上の差分値の度数とに基づいて、前記巡回型ノイズ低減手段によるノイズ低減の強度及び前記符号化ノイズ低減手段によるノイズ低減の強度を制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする。
入力される映像信号の各フレームのノイズを低減するノイズ低減方法であって、
映像信号を入力する入力工程と、
入力される映像信号の現フレームに含まれるノイズを前フレームを用いて低減する巡回型ノイズ低減工程と、
入力される映像信号の符号化方式に起因するノイズを低減する符号化ノイズ低減工程と、
現フレームと前フレームとの画素値の差分を取得し、第1の閾値以上で第2の閾値未満の差分値の度数と、第2の閾値以上の差分値の度数と、を含む差分値の度数分布を生成する生成工程と、
第1の閾値以上で第2の閾値未満の差分値の度数と、第2の閾値以上の差分値の度数とに基づいて、前記巡回型ノイズ低減工程におけるノイズ低減の強度及び前記符号化ノイズ低減工程におけるノイズ低減の強度を制御する工程と、
を備えることを特徴とする。
本発明の第1の実施例について、添付図面を参照して説明する。図1は、実施例1に係るノイズ低減装置の構成を示すブロック図である。ノイズ低減装置は、符号化ノイズ低減手段としてのMPEGノイズ低減部1、巡回型ノイズ低減手段としての巡回型ノイズ低減部2、生成手段としてのヒストグラム生成部3、制御手段としての制御部4を備える。ノイズ低減装置は、入力される映像信号100に含まれるノイズを低減した映像信号200を出力する。このノイズ低減装置は、MPEG符号化方式で符号化された映像を復号して表示や出力を行うデジタルテレビやDVDプレーヤ等の映像機器において、復号した映像に含まれるランダムノイズ及びブロックノイズを低減するために用いることができる。
リに保持する1フレーム前のフレーム(前フレーム)と、の差分に巡回係数を乗じ、現フレームに加算することにより、現フレームのノイズを低減する。なお、フレームメモリに保持する前フレームは、ノイズ低減装置により出力される映像信号200の1フレーム前のものであっても良いし、入力される映像信号100の1フレーム前のものであっても良い。また、2フレーム以上前のフレームであっても良い。要は、フレーム間の相関が強い映像において、現フレームのノイズを前フレームを用いて低減することが可能なものであれば、どのようなタイプの巡回型ノイズ低減部であっても良い。
の発生を抑制しつつ、MPEG符号化に起因するブロックノイズを効果的に低減することができる。
ズ低減強度は、積算値Sum2が小さい場合には最大強度に設定され、積算値Sum2が或る値以上において積算値Sum2の増加に伴って弱く設定される。
次に、本発明の第2の実施例について説明する。実施例1と共通の構成要素については実施例1と同一の名称及び符号を用いることとし、詳細な説明を省略する。図6は、実施例2に係るノイズ低減装置における制御部4の構成を示すブロック図である。図6に示すように、本実施例の制御部4は、実施例1に係るノイズ低減装置の制御部4の構成に加えて、ヒストグラムのピークを検出するピーク検出部10及び乗算器11を更に備えている。その他の構成は実施例1と同じである。ピーク検出部10は、ヒストグラム生成部3から入力されるフレーム間の画素値の差分のヒストグラムにおいて、第2の閾値Th2以下の差分値の度数にピークが存在するか否かを検出する。具体的には、第2の閾値Th2以下の差分値であって、その度数が所定の第4の基準値を超えるような差分値が存在する場合に、ピークが存在するとみなす。
Claims (10)
- 入力される映像信号の各フレームのノイズを低減するノイズ低減装置であって、
現フレームに含まれるノイズを前フレームを用いて低減する巡回型ノイズ低減手段と、
入力される映像信号の符号化方式に起因するノイズを低減する符号化ノイズ低減手段と、
現フレームと前フレームとの間で画素値の差分を取得し、第1の閾値以上で第2の閾値未満の差分値の度数と、第2の閾値以上の差分値の度数と、を含む差分値の度数分布を生成する生成手段と、
第1の閾値以上で第2の閾値未満の差分値の度数と、第2の閾値以上の差分値の度数とに基づいて、前記巡回型ノイズ低減手段によるノイズ低減の強度及び前記符号化ノイズ低減手段によるノイズ低減の強度を制御する制御手段と、
を備えることを特徴とするノイズ低減装置。 - 前記生成手段は、フレームを複数の領域に分割し、当該領域毎に、前記取得した差分の値の度数分布を生成することを特徴とする請求項1に記載のノイズ低減装置。
- 前記制御手段は、前記生成手段の生成する度数分布において、
第1の閾値以上の差分値の度数が第1の基準値以下の場合、入力される映像信号の動きが小さく且つ前記符号化方式に起因するノイズが少ないと判定し、
前記第1の閾値より大きい第2の閾値以上の差分値の度数が第2の基準値以上である場合、入力される映像信号の動きが大きく且つ前記符号化方式に起因するノイズが多いと判定し、
前記第2の閾値以上の差分値の度数が前記第2の基準値より少なく、且つ、前記第1の閾値以上で前記第2の閾値より小さい差分値の度数が第3の基準値以上である場合、入力される映像信号の動きが小さく且つ前記符号化方式に起因するノイズが多いと判定し、
入力される映像信号の動きが小さいと判定される場合、動きが大きいと判定される場合よりも、前記巡回型ノイズ低減手段によるノイズ低減の強度を強く設定し、
入力される映像信号の符号化方式に起因するノイズが多いと判定される場合、ノイズが少ないと判定される場合よりも、前記符号化ノイズ低減手段によるノイズ低減の強度を強く設定する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のノイズ低減装置。 - 前記制御手段は、前記生成手段の生成する度数分布において、
前記第2の閾値以下の範囲にピークが存在する場合、存在しない場合よりも、前記巡回型ノイズ低減手段によるノイズ低減の強度を弱く設定することを特徴とする請求項3に記載のノイズ低減装置。 - 前記符号化方式はMPEGであり、
前記符号化ノイズ低減手段は、MPEGによる符号化に係るブロック境界の情報に基づいて、フレーム内のブロック境界の画素に対して平滑化を行う空間型ノイズ低減手段であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のノイズ低減装置。 - 入力される映像信号の各フレームのノイズを低減するノイズ低減方法であって、
映像信号を入力する入力工程と、
入力される映像信号の現フレームに含まれるノイズを前フレームを用いて低減する巡回型ノイズ低減工程と、
入力される映像信号の符号化方式に起因するノイズを低減する符号化ノイズ低減工程と、
現フレームと前フレームとの画素値の差分を取得し、第1の閾値以上で第2の閾値未満の差分値の度数と、第2の閾値以上の差分値の度数と、を含む差分値の度数分布を生成する生成工程と、
第1の閾値以上で第2の閾値未満の差分値の度数と、第2の閾値以上の差分値の度数とに基づいて、前記巡回型ノイズ低減工程におけるノイズ低減の強度及び前記符号化ノイズ低減工程におけるノイズ低減の強度を制御する工程と、
を備えることを特徴とするノイズ低減方法。 - 前記生成工程では、フレームを複数の領域に分割し、当該領域毎に、前記取得した差分の値の度数分布を生成することを特徴とする請求項6に記載のノイズ低減方法。
- 前記制御する工程では、前記生成工程で生成する度数分布において、
第1の閾値以上の差分値の度数が第1の基準値以下の場合、入力される映像信号の動きが小さく且つ前記符号化方式に起因するノイズが少ないと判定し、
前記第1の閾値より大きい第2の閾値以上の差分値の度数が第2の基準値以上である場合、入力される映像信号の動きが大きく且つ前記符号化方式に起因するノイズが多いと判定し、
前記第2の閾値以上の差分値の度数が前記第2の基準値より少なく、且つ、前記第1の閾値以上で前記第2の閾値より小さい差分値の度数が第3の基準値以上である場合、入力される映像信号の動きが小さく且つ前記符号化方式に起因するノイズが多いと判定し、
入力される映像信号の動きが小さいと判定される場合、動きが大きいと判定される場合よりも、前記巡回型ノイズ低減工程によるノイズ低減の強度を強く設定し、
入力される映像信号の符号化方式に起因するノイズが多いと判定される場合、ノイズが少ないと判定される場合よりも、前記符号化ノイズ低減工程によるノイズ低減の強度を強く設定する
ことを特徴とする請求項6又は7に記載のノイズ低減方法。 - 前記制御する工程では、前記生成工程で生成する度数分布において、
前記第2の閾値以下の範囲にピークが存在する場合、存在しない場合よりも、前記巡回型ノイズ低減工程によるノイズ低減の強度を弱く設定することを特徴とする請求項8に記載のノイズ低減方法。 - 前記符号化方式はMPEGであり、
前記符号化ノイズ低減工程は、MPEGによる符号化に係るブロック境界の情報に基づいて、フレーム内のブロック境界の画素に対して平滑化を行う空間型ノイズ低減工程であることを特徴とする請求項6乃至9のいずれか1項に記載のノイズ低減方法。
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