JP5434299B2 - 車両用バックドア開閉装置 - Google Patents
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Description
図3に示されるように、リンク機構10は、縦壁112にネジ等により固定されている。また、リンク機構10は、図10に示されるように、その上方に長穴部11cが形成されたベース11と、ベース11に回動自在に支持された第1アーム13と、一端が第1アーム13に揺動自在に支持されるとともに他端がベース11に回動自在に支持された第2アーム14とを備えている。
図4に示される全閉状態の上側ドア21のアウトサイドハンドルを操作すると、このアウトサイドハンドルに連結された上側ドア21のドアラッチ装置30と第1アーム13に設けられた上側ストライカ13bとがアンラッチ状態となる。アンラッチ状態となった上側ドア21は、ヒンジ21bを回転中心として開操作することで図5に示される全開状態となる。続いて、全閉状態の下側ドア22のアウトサイドハンドルを操作すると、このアウトサイドハンドルに連結された下側ドア22のドアラッチ装置40と下側ストライカ40とがアンラッチ状態となる。アンラッチ状態となった下側ドア22は、ヒンジ22dを回転中心として開操作することで図6に示される全開状態となる。なお、下側ドア22のアウトサイドハンドルの操作に伴って、車両ボデー100に設けられた駆動モータ60が駆動される。駆動モータ60の駆動により、ケーブル50を介してリンク機構10の第1アーム13が駆動される。これらにより、リンク機構10は、図11に示される待機状態となる。
図4に示される全閉状態の下側ドア22のアウトサイドハンドルを操作すると、下側ドア22のドアラッチ装置40と下側ストライカ130とがアンラッチ状態となる。その一方で、アウトサイドハンドルの操作により、車両ボデー100内に設けられた駆動モータ60が駆動させられて、駆動モータ60にその一端が連結されたケーブル50が駆動される。このケーブル50の駆動により、ケーブル50の他端に固定されたガイドピン12がベース11の長穴部11cに沿って下方向に移動させられる。ガイドピン12の移動により、第1アーム13は、ガイドピン12と一体的に下方向に移動させられる。この時、第2アーム14は、揺動ピン15を介して支持ピン16を中心として反時計回り方向に回転させられる。これにより、第1アーム13は、第2アーム14にガイドされて図11に示されるように、長穴部11cに沿って下方向に移動しながら、ガイドピン12を中心として反時計回り方向に回転させられる。
まず、図6に示される全開状態の下側ドア22を図5に示される全閉状態にすべく閉操作すると下側ドア22のドアラッチ装置40と下側ストライカ130がラッチ状態となった後に全閉状態となる。一方で、第1アーム13は、下側ドア22の当接面222がリンク機構10の第1アーム13の被当接部13aに当接することにより、図11において、ガイドピン12を中心に反時計方向に回動させられる。これに伴い、第2アーム14も第1アーム13に連動して揺動ピン15を中心に時計方向に回動させられる。これにより、リンク機構10は、図13に示される初期状態となる。続いて、図5に示される全開状態の上側ドア21を全閉状態とすべく閉操作すると上側ドア21のドアラッチ装置30と第1アーム13の上側ストライカ13bはラッチ状態となった後に図4に示される全閉状態となる。なお、下側ドア22は既に全閉状態となっているため、上側ドア21は下側ドア22に干渉することはない。
まず、図6に示される全開状態の上側ドア21を全閉状態にすべく閉操作する。この時、上側ドア21がリンク機構10と当接し、リンク機構10は、図13に示される初期状態まで移動させられる。ここで、さらに上側ドア21を閉操作すると、上側ドア21のドアラッチ装置30と、リンク機構10の第1アーム13に設けられた上側ストライカ13bとがラッチ状態となり、上側ドア21は一旦全閉状態となる。この状態で、下側ドア22を全閉状態とすべく、まず駆動モータ60を駆動してケーブル50及びガイドピン12を介してリンク機構10を上側ドア21のドアラッチ装置30と上側ストライカ13bのラッチ状態を保持したまま図11に示す待機状態まで駆動する。これに伴い、上側ドア21は、下側ドア22の端部が描く軌跡R外に位置する半開状態まで作動させられる。続いて、全開状態の下側ドア22を全閉状態とすべく閉操作する。ここで、上側ドア21は半開状態となっているため、下側ドア22は、上側ドア21に干渉することなく作動し、下側ストライカ130とラッチ状態となった後に図4に示される全閉状態となる。一方で、リンク機構10の第1アーム13は、下側ドア22の当接面222がリンク機構10の第1アーム13の被当接部13aに当接することにより、図11において、ガイドピン12を中心に反時計回り方向に回動させられる。これに伴い、第2アーム14も第1アーム13に連動して揺動ピン15を中心に時計方向に回動させられる。これにより、リンク機構10は、図13に示される初期状態となる。ここで、上側ドア21は、ドアラッチ装置30とリンク機構10の上側ストライカ13bとのラッチ状態が保持されているため、リンク機構10に連動して図7に示される半開状態から図6に示される全閉状態となる。
続いて、その他の実施例について以下に説明する。なお、前述した部材と共通の部材を用いるものについては、同一の符号を用いることとする。また、共通の部材を用いる箇所については、前述した構成と同一のためここでは説明を省略する。
本実施形態によれば以下の作用効果を奏し得ることができる。
ベース 11
第1アーム 13
被当接部 13a
上側ストライカ 13b
上側ドア 21
下側ドア 22
駆動モータ(駆動手段) 60
車両ボデー 100
開口 110
穴部(被係合部) 120
下側ストライカ 130
車両用バックドア開閉装置 200
突出部(係合部) 513c
下側ドアの端部が描く軌跡 R
Claims (4)
- 車両ボデー後部の開口に設けられ、車両ボデーに設けられた下側ストライカに係脱可能な下側ドアの一端部を覆うように延出された上側ドアを開閉可能な車両用バックドア開閉装置において、前記車両ボデーに対して相対的に作動可能に支持されるとともに前記上側ドアが係脱可能な上側ストライカが一体的に備えられ、前記下側ドアのアンラッチ操作に連動して、前記上側ドアが前記上側ストライカに係合されたラッチ状態を保持したまま、全閉状態の前記上側ドアを前記下側ドアの端部の描く軌跡外となる半開状態まで作動可能なリンク機構を備えたことを特徴とする車両用バックドア開閉装置。
- 前記下側ドアの閉操作に連動して、前記上側ドアが前記ラッチ状態を保持したまま、前記半開状態の前記上側ドアを全閉状態まで作動可能な前記リンク機構を備えたことを特徴とする請求項1に記載の車両用バックドア開閉装置。
- 前記リンク機構は前記車両ボデーに設けられたベースと、該ベースに対して一端が揺動自在に支持され、中間部に前記上側ストライカを備えるとともに他端に前記下側ドアが当接可能な被当接部を有する第1アームとを備え、該第1アームは、前記ラッチ状態の前記下側ドアが前記アンラッチ操作されるのに連動して前記第1アームに連係された駆動手段によって回動させられることにより、前記上側ドアと前記上側ストライカとの前記ラッチ状態が保持されたまま、前記上側ドアを前記全閉状態から前記半開状態まで作動させ、前記被当接部は、前記下側ドアの閉操作に連動して前記上側ドアと前記上側ストライカとの前記ラッチ状態が保持されたまま、前記上側ドアを一体的に前記半開状態から前記全閉状態まで作動させることを特徴とする請求項1乃至2に記載の車両用バックドア開閉装置。
- 前記第1アームは、前記車両ボデーに形成された被係合部に係合されることによって前記上側ドアの前記全閉状態を保持可能な係合部を備えることを特徴とする請求項3に記載の車両用バックドア開閉装置。
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2009
- 2009-06-26 JP JP2009151865A patent/JP5434299B2/ja not_active Expired - Fee Related
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