JP5433564B2 - 採血管 - Google Patents

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Description

本発明は、γ線や電子線などの放射線で滅菌された採血管に関する。
従来から、凝固促進物質としてシリカなどの無機系凝固促進剤が封入された採血管(例えば、特許文献1を参照)や、凝固促進物質としてトロンビンなどの酵素系血液凝固促進剤を封入した採血管が知られている(例えば、特許文献2及び特許文献3を参照)。
特公昭58−27933号公報 特許第3401162号公報 特許第3927425号公報
しかしながら、無機系凝固促進剤を主とする採血管は、血液凝固時間が長いという問題がある。また、酵素系血液凝固促進剤を封入した採血管は、γ線や電子線などの放射線で滅菌処理することを前提とするものではないため、かかる滅菌処理を施した場合にトロンビンなどの酵素系血液凝固促進剤が劣化するおそれがある。したがって、γ線や電子線などの放射線で滅菌したときの安定性を有するとともに、血液凝固時間が短い採血管が望まれる。
上述した課題は、以下の本発明よって解決される。
(1)本発明は、放射線滅菌される採血管であって、酵素系血液凝固促進剤及びデキストランが混合溶液として前記採血管の内面に付着された後に乾燥されて封入され、前記デキストランは、放射線滅菌前の前記酵素系血液凝固促進剤1IUに対して1〜5μg封入されている採血管である。
(2)本発明は、前記酵素系血液凝固促進剤の活性が、放射線滅菌前の活性の50%以上である上記(1)に記載の採血管である。
(3)本発明は、放射線滅菌前の前記酵素系血液凝固促進剤の量が50〜300IUである上記(1)または(2)に記載の採血管である。
(4)本発明は、前記酵素系血液凝固促進剤がトロンビンである上記(1)乃至(3)のいずれかに記載の採血管である。
(5)本発明は、前記放射線滅菌がγ線滅菌または電子線滅菌である上記(1)乃至(4)のいずれかに記載の採血管である。
(6)本発明は、シクロデキストリンが封入されている上記(1)乃至(5)のいずれかに記載の採血管である。
(7)本発明は、無機系凝固促進剤が封入されている上記(1)乃至(6)のいずれかに記載の採血管である。
(8)本発明は、前記無機系凝固促進剤がシリカである上記(1)乃至(7)のいずれかに記載の採血管である。
(9)本発明は、内部が減圧されている上記(1)乃至(8)のいずれかに記載の採血管である。
(10)本発明は、前記採血管は可撓性板状体が封入されているものであって、無機系凝固促進剤は前記可撓性板状体に付着された状態で、前記採血管に封入されている上記(1)乃至(9)のいずれかに記載の採血管である。

本発明の採血管は、γ線や電子線などの放射線滅菌後、室温又はそれ以上の過酷な環境下で長期間保存しても、トロンビン等の酵素系血液凝固促進剤の活性の保存安定性に優れ、高い血液凝固性能を長期間にわたって安定して発揮することができる。また、本発明の採血管は、トロンビン等の酵素系血液凝固促進剤が少量であっても、高い血液凝固性能を有するものである。
本発明にかかる採血管1の断面図である。
符号の説明
1:採血管
2;有底管
3;第1の血液凝固促進剤
4;可撓性板状体
5;第2の血液凝固促進剤
6;血餅剥離性物質
7;血清分離剤
8;封止部材
9;再シール部材
本発明は、血液凝固促進剤、特に酵素系血液凝固促進剤を使用封入した状態でγ線、電子線などの放射線によって滅菌された採血管である。酵素系血液凝固促進剤としては、トロンビン、蛇毒抽出物由来のトロンビン様酵素等、またはそれらを適宜組み合わせたものを用いることができるが、特にトロンビンが望ましい。
酵素系血液凝固促進剤は、滅菌前に、採血管1本あたりに50〜300IU(活性単位)封入されていることが望ましく、75〜150IUがより望ましい。酵素系血液凝固促進剤の量が少ないと、放射線滅菌を行った後、十分な血液凝固促進作用を得ることが難しくなるためである。また、これより封入量が多くなると、血液に接触し酵素が溶解した際、局所的に濃度の濃い部分が出来るため均一な血液凝固が得られず局所的な凝固塊が出来やすくなり、その後の検査に用いるには不適となるためである。
また、放射線滅菌後の酵素系血液凝固促進剤の活性は、放射線滅菌前の活性の50%以上であることが望ましい。これにより、十分な血液凝固促進作用を得ることができる。
滅菌条件は、γ線5〜30kGyまたは電子線5〜30kGyの条件が望ましく、具体的には、γ線16kGyや電子線30kGyでの条件があげられる。これにより、採血管内部が滅菌される。
本発明において、デキストランは、採血管1本あたりに滅菌前の酵素系血液凝固促進剤1IUに対して1〜5μg封入されていることが望ましく、2〜4μgがより望ましい。なお、デキストランは採血管1本あたり0.3mg以下であることが望ましい。これにより、酵素系血液凝固促進剤を放射線滅菌から保護するとともに、高分子量のデキストランを使用しながらも溶液(採血管の内面に酵素系血液凝固促進剤及びデキストランを付着させる際に、それらを混合溶液として付着させた後に乾燥させる場合の溶液)の粘度上昇を小幅に抑えことができる。デキストランは、分子量が4000〜500000のものを用いるのが望ましく、40000〜200000のものがより望ましい。
本発明においては、酵素系血液凝固促進剤及びデキストランのほかに、シクロデキストリンを配合することもできる。その量は、採血管1本あたりに酵素系血液凝固促進剤1IUに対して1〜5μg封入されていることが望ましく、2〜4μgがより望ましい。なお、デキストランとシクロデキストリンとを合わせた総量が採血管1本あたり0.6mg以下であることが望ましい。
これにより、酵素系血液凝固促進剤を放射線滅菌から保護する効果を増大させつつ、溶液(採血管の内面に酵素系血液凝固促進剤、デキストラン及びシクロデキストリンを付着させる際に、それらを混合溶液として付着させた後に乾燥させる場合の溶液)の粘度上昇を小幅に抑えことができる。なお、シクロデキストリンとしては、γ−シクロデキストリン、α−シクロデキストリンなどがあげられる。
本発明において採血管にヘパリン加血を保存する場合は、トロンビンのみでは凝固が不十分であるため、硫酸プロタミンを封入するのが好ましい。硫酸プロタミンは、ヘパリンの血液凝固阻止作用と拮抗し、トロンビンの活性を発現することができる。硫酸プロタミンを使用できない場合は、酵素系血液凝固促進剤として、蛇毒抽出物由来のトロンビン様酵素を用いることにより同様の効果を得ることができる。硫酸プロタミンを用いる場合は、これを採血管内部の任意の部位に封入することができる。例えば、可撓性板状体もしくは採血管内面のいずれかに、酵素系血液凝固促進剤と混合したものを付着させることができる。
本発明においては、酵素系血液凝固促進剤とともに無機系凝固促進剤も使用することもできる。無機系凝固促進剤としては、シリカ粒子、ガラス粉末、または珪藻土やカオリン等のSiO2を含む混合物等を用いることができる。
無機系凝固促進剤は、採血管1本あたりに滅菌前の酵素系血液凝固促進剤1IUに対し、1〜25μg封入されていることが望ましく、1〜10μgがより望ましい。これにより、酵素系血液凝固促進剤と無機系凝固促進剤の双方による血液凝固の均一化を図ることができる。
本発明において、採血管としては、その形状は、従来から採血管として使用されている7〜10ml容量の有底管を用いることができる。その材質としては、ガスバリアー性の高い、ポリエチレンテレフタレート、共重合ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル、ポリアクリロニトリル、ポリメチルメタアクリレート、ポリメタアクリル酸等のアクリル樹脂、ポリプロピレン、ポリエチレン等のポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ナイロン等のポリアミド、ポリスチレンなどの熱可塑性樹脂のほか、ガラス等の無機材質を使用することができる。
本発明においては、採血管内に、少なくとも一部が採血管内面に接触しないように可撓性板状体を挿入することが望ましい。可撓性板状体は、採血管の内径よりやや大きな径を有するものを撓ませて採血管内に挿入することで、採血管内面によって狭持された状態で収納できるものなどを使用することができる。その形状は、円形、四角形など特に限定されずに使用できる。
酵素系血液凝固促進剤または無機系凝固促進剤の担体として可撓性板状体を用いることによって、酵素系血液凝固促進剤または無機系凝固促進剤の付着工程、採血管への封入工程が簡便となり、また、可撓性板状体を採血管内に狭持させることによって、製品搬送中に担体である可撓性板状体が採血管内部で遊ぶことがなく、酵素系血液凝固促進剤または無機系凝固促進剤の付着状態の安定性が得られる。さらに、本発明においては、酵素系血液凝固促進剤または無機系凝固促進剤の一方を採血管内面に付着させ、他方を可撓性板状体に付着させ、採血管内に封入することで、それぞれが混在することがなくなるため、局所的な凝固遅延が発生しにくくなる。
また、採血管内に後述する血清分離剤が収納されている場合、血清分離剤から離れた位置に可撓性板状体を狭持させ、血清分離剤と可撓性板状体が接触していない状態とすることにより、血清分離剤が血液凝固促進剤と接触して凝固時間に誤差が生じる等の問題がなくなる。
本発明においては、酵素系血液凝固促進剤は採血管の内面に付着され、無機系凝固促進剤は可撓性板状体に付着された状態で、採血管に封入されていることが望ましい。これにより、採血の際に血液が、酵素系血液凝固促進剤と無機系凝固促進剤とに段階的に接触するため、局所的な凝固を防ぎながらも迅速に血液が凝固する。
なお、デキストラン及びシクロデキストリンは、酵素系血液凝固促進剤と共に採血管の内面に付着された状態で、採血管に封入されていることが望ましい。これにより、酵素系血液凝固促進剤を放射線滅菌から保護することができる。
酵素系血液凝固促進剤、デキストラン及びシクロデキストリンは、採血管の開口端近傍を避けていれば、採血管の内面のどの部位にどのように付着させても良く、採血管の内面の全面に付着させても、一部のみに付着させても良い。付着方法としてはスプレーコート、ディッピング、ポンプによる注入等の方法により塗布し、後に風乾、熱乾燥、減圧乾燥等の方法により乾燥させることなどがあげられる。
本発明において可撓性板状体としては、血清より高い比重を有するプラスチック製フィルムであれば何でもよく、例えば、延伸PETフィルム、ナイロンフィルム、フィラー充填PPフィルム、フィラー充填PEフィルム、プラスチックラミネートアルミ箔フィルム等が用いられ、さらに血液凝固促進剤が付着させやすいように、表面処理、例えばプラズマ処理やエンボス加工を施したものも用いられる。また、可撓性板状体として血清より高い比重を有する不織布を板状体に加工したものでもよく、不織布の材料としては、ポリエステル、ナイロン、レーヨンおよびそれらを組み合わせたものが用いられる。さらに前述のフィルムに不織布を重ねたあわせたものでもよい。
本発明においては、採血管の内面には血餅剥離物質を塗布することが好ましい。血餅剥離性物質を塗布する方法としては、採血管内に噴霧または採血管内に血餅剥離性物質を満たした後除去し、風乾、熱乾燥、減圧乾燥等の方法により乾燥するという方法がある。採血管の内面に血餅剥離性物質を塗布する場合、先に血餅剥離性物質を塗布し、その後その上から酵素系血液凝固促進剤等を採血管内面の一部または全体に付着させるが、順序を逆にして、酵素系血液凝固促進剤等を採血管内壁の一部または全体に付着させ、その後その上から血餅剥離性物質を塗布しても構わない。
本発明の血餅剥離性物質としては、ポリエーテル変性シリコーンオイル等の水溶性シリコーン、ジメチルポリシロキサン等の変性シリコーンオイル、ポリプロピレングリコール等のグリコール類、パラフィン、ワックス類、フタル酸ジオクチル等の可塑剤、各種セルロース誘導体等が好ましい。
本発明において、採血管内に血清分離剤が収納されていてもよい。この場合、先述したとおり、採血管内に可撓性板状体を狭持させ、血清分離剤と可撓性板状体が接触しないようにすることが望ましい。こうすることにより、血清分離剤が血液凝固促進剤と接触して凝固時間に誤差が生じる等の問題がなくなる。
血清分離剤としては、特に限定されず既知のものが使用可能であり、ポリエステル系樹脂に無機充填剤を配合したもの、ポリブテン系樹脂に無機充填剤を配合したもの、アクリル系樹脂に無機充填剤を配合したもの等や、α-オレフィン・マレイン酸エステル共重合体を主成分とするものやシリコーンを主成分とし、これに粘度、比重調整剤を添加したもの等が挙げられる。
本発明おいて採血管は、開口を弾性栓体やフィルムなどからなる封止部材によって封止し、内部が減圧されているものであることが望ましい。これによって、採血時に血液を採血管内に導入しやすくなる。
弾性栓体の材料としては、天然ゴムやイソプレンゴム等のゴム材質のものや、スチレン−ブタジエン−スチレン(SBS)共重合体等の熱可塑性エラストマーがあげられる。フィルムとしては、アルミ箔等の金属箔、エチレン−ビニルアルコール共重合体やポリ塩化ビニリデン等の樹脂フィルム等があげられる。また、封止部材にフィルムを用いる場合には、採血針等を穿刺する部位に上記弾性栓体の材料と同等の材料からなる再シール部材を設けることが望ましい。
以下、図1を参照しながら、本発明を具体的に説明する。図1は本発明にかかる採血管1の断面図である。
<採血管の製造方法>
市販の採血管(ベノジェクト(登録商標)II テルモ株式会社)で使用されているポリエチレンテレフタレート樹脂からなる有底管2(容積7ml)に、市販の採血管(ベノジェクト(登録商標)II テルモ株式会社)で使用されているポリエステル系樹脂に無機充填剤を配合した血清分離剤6を1.7g充填した。
次いで、分子量70000のデキストラン(デキストラン70 名糖産業株式会社)をリン酸緩衝液と混合し、トロンビン(牛トロンビンT9681 SIGMA社)を添加して得られた液を、有底管2内の内面にピペットにより管口から10mm以上管底側に離れた範囲に塗布し、第1の血液凝固促進剤3とした。
次いで、平均粒径6μmのシリカ微粉を100mg/mlになるように水と混合し、これにポリビニルピロリドンを1.5重量%添加して得られた液を、延伸PETフィルム(厚さ:50μm)からなる可撓性板状体4の片面に均一に5μl塗布し風乾させることで第2の血液凝固促進剤5とした。そして、第2の血液凝固促進剤5を有する可撓性板状体4を有底管2の内部の中間部分に挟持させた。
次いで、有底管2の開口部を所定の減圧下でアルミ箔多層フィルムからなる封止部材8で密封し、その天面にイソプレンゴムからなる再シール性部材9を接着した。その後、γ線16kGyを照射し滅菌を行い、本発明に係る採血管1を得た。
<トロンビンの活性測定方法>
得られた採血管1を40℃の湯に浸した後、恒温槽で40℃を保ったまま所定時間経過させ、第1の血液凝固促進剤3に含まれるトロンビンの活性を測定した。なお、活性には、以下の方法により作成した検量線を用いた。
1. まず、生理食塩水(テルモ株式会社)10mlに牛フィブリノーゲンF−4753(SIGMA社)42mgを加え、かき混ぜずに静置して溶解させた。
2. 次いで、生理食塩水(テルモ株式会社)10mlにトロンビン(牛トロンビン 和光純薬工業株式会社)(90IU/mg)を11.1mg取り溶解させ、この溶液を希釈し、標準トロンビン溶液として3種(2.5U/ml、1.875U/ml、1.25U/ml)の溶液を調製した。
3. そして、サンプルチューブに1で得たフィブリノーゲン溶液を600μl注入した後、2で得た標準トロンビン溶液を400μl加え、同時にストップウォッチで反応時間を測定した。この時、サンプルチューブを一定間隔で攪拌し、フィブリン(白色ゲル)が析出するまでの時間を記録した。この作業を3種の標準トロンビン溶液それぞれで測定を行い、検量線を作成した。
(実施例1)
上記採血管製造方法において、トロンビンを20IU/μl、デキストランを2.35(w/v)%になるよう配合した第1の血液凝固促進剤3を、採血管1本あたりにトロンビンが100IUとなるように分注し、滅菌することで採血管を作製した。なお、滅菌はγ線16kGyを照射することによって行った。
得られた採血管を40℃の湯浴で所定の時間経時させた後、採血管内部のトロンビンを生理食塩水に任意の割合で溶解させ、そのトロンビン溶液の反応時間を測定した後、検量線から残存するトロンビン活性を決定した。結果を表1に示す。
(実施例2)
上記採血管製造方法において、トロンビンを20IU/μl、デキストランを4.71(w/v)%になるよう配合した第1の血液凝固促進剤3を、採血管1本あたりにトロンビンが100IUとなるように分注し、滅菌することで採血管を作製した。なお、滅菌は実施例1と同じ条件で行った。その後、実施例1と同様の手順でトロンビンの活性測定を行った。結果を表1に示す。
(実施例3)
上記採血管製造方法において、トロンビンを20IU/μl、デキストランを9.41(w/v)%になるよう配合した第1の血液凝固促進剤3を、採血管1本あたりにトロンビンが100IUとなるように分注し、滅菌することで採血管を作製した。なお、滅菌は実施例1と同じ条件で行った。その後、実施例1と同様の手順でトロンビンの活性測定を行った。結果を表1に示す。
(実施例4)
上記採血管製造方法において、トロンビンを40IU/μl、デキストランを9.41(w/v)%になるよう配合した第1の血液凝固促進剤3を、採血管1本あたりにトロンビンが100IUとなるように分注し、滅菌することで採血管を作製した。なお、滅菌は実施例1と同じ条件で行った。その後、実施例1と同様の手順でトロンビンの活性測定を行った。結果を表1に示す。
(実施例5)
上記採血管製造方法において、トロンビンを40IU/μl、デキストランを9.41(w/v)%、γ−シクロデキストリン(CAVAMAX(登録商標)W8 Food ワッカー社)を9.41(w/v)%になるよう配合した第1の血液凝固促進剤3を、採血管1本あたりにトロンビンが100IUとなるように分注し、滅菌することで採血管を作製した。なお、滅菌は実施例1と同じ条件で行った。その後、実施例1と同様の手順でトロンビンの活性測定を行った。結果を表1に示す。
(実施例6)
上記採血管製造方法において、トロンビンを100IU/μl、デキストランを23.53(w/v)%、γ−シクロデキストリン(CAVAMAX(登録商標)W8 Food ワッカー社)を23.53(w/v)%になるよう配合した第1の血液凝固促進剤3を、採血管1本あたりにトロンビンが100IUとなるように分注し、滅菌することで採血管を作製した。なお、滅菌は実施例1と同じ条件で行った。その後、実施例1と同様の手順でトロンビンの活性測定を行った。結果を表1に示す。
(実施例7)
上記採血管製造方法において、デキストランをデキストラン200,000(Mw=180,000〜210,000)(和光純薬株式会社)に変更し、トロンビンを40IU/μl、デキストランを9.41(w/v)%になるよう配合した第1の血液凝固促進剤3を、採血管1本あたりにトロンビンが100IUとなるように分注し、滅菌することで採血管を作製した。なお、滅菌は実施例1と同じ条件で行った。その後、実施例1と同様の手順でトロンビンの活性測定を行った。結果を表1に示す。
実施例(8)
上記採血管製造方法において、トロンビンを100IU/μl、デキストランを23.53(w/v)%、γ−シクロデキストリン(CAVAMAX(登録商標)W8 Food ワッカー社)を23.53(w/v)%になるよう配合した第1の血液凝固促進剤3を、採血管1本あたりにトロンビンが60IUとなるように分注し、滅菌することで採血管を作製した。なお、滅菌は電子線30kGyを照射(EB滅菌)することによって行った。その後、実施例1と同様の手順でトロンビンの活性測定を行った。結果を表1に示す。
(比較例1)
上記採血管製造方法において、トロンビンを20IU/μlになるよう配合した第1の血液凝固促進剤3を、採血管1本あたりにトロンビンが100IUとなるように分注し、滅菌することで採血管を作製した。なお、滅菌は実施例1と同じ条件で行った。その後、実施例1と同様の手順でトロンビンの活性測定を行った。結果を表1に示す。
(比較例2)
上記採血管製造方法において、トロンビンを20IU/μl、デキストランを0.59(w/v)%になるよう配合した第1の血液凝固促進剤3を、採血管1本あたりにトロンビンが100IUとなるように分注し、滅菌することで採血管を作製した。なお、滅菌は実施例1と同じ条件で行った。その後、実施例1と同様の手順でトロンビンの活性測定を行った。結果を表1に示す。
(比較例3)
上記採血管製造方法において、トロンビンを20IU/μl、デキストランを1.18(w/v)%になるよう配合した第1の血液凝固促進剤3を、採血管1本あたりにトロンビンが100IUとなるように分注し、滅菌することで採血管を作製した。なお、滅菌は実施例1と同じ条件で行った。その後、実施例1と同様の手順でトロンビンの活性測定を行った。結果を表1に示す。
(比較例4)
上記採血管製造方法において、デキストランを配合せずに、トロンビンを200IU/μlになるよう配合した第1の血液凝固促進剤3を、採血管1本あたりにトロンビンが300IUとなるように分注し、滅菌することで採血管を作製した。なお、滅菌は実施例1と同じ条件で行った。その後、実施例1と同様の手順でトロンビンの活性測定を行った。結果を表1に示す。
(比較例5)
上記採血管製造方法において、デキストランを配合せずに、トロンビンを40IU/μlになるよう配合した第1の血液凝固促進剤3を、採血管1本あたりにトロンビンが100IUとなるように分注し、滅菌することで採血管を作製した。なお、滅菌は実施例1と同じ条件で行った。その後、実施例1と同様の手順でトロンビンの活性測定を行った。結果を表1に示す。
(比較例6)
上記採血管製造方法において、デキストランを配合せずに、トロンビンを40IU/μl、グリシンを9.41(w/v)%になるよう配合した第1の血液凝固促進剤3を、採血管1本あたりにトロンビンが100IUとなるように分注し、滅菌することで採血管を作製した。なお、滅菌は実施例1と同じ条件で行った。その後、実施例1と同様の手順でトロンビンの活性測定を行った。結果を表1に示す。
(比較例7)
上記採血管製造方法において、デキストランを配合せずに、トロンビンを40IU/μl、ポリエチレングリコール(分子量:20000)(和光純薬工業株式会社)を9.41(w/v)%になるよう配合した第1の血液凝固促進剤3を、採血管1本あたりにトロンビンが100IUとなるように分注し、滅菌することで採血管を作製した。なお、滅菌は実施例1と同じ条件で行った。その後、実施例1と同様の手順でトロンビンの活性測定を行った。結果を表1に示す。
(比較例8)
上記採血管製造方法において、デキストランを配合せずに、トロンビンを40IU/μl、ポリビニルアルコール(分子量:66000)(関東化学株式会社)を9.41(w/v)%になるよう配合した第1の血液凝固促進剤3を、採血管1本あたりにトロンビンが100IUとなるように分注し、滅菌することで採血管を作製した。なお、滅菌は実施例1と同じ条件で行った。その後、実施例1と同様の手順でトロンビンの活性測定を行った。結果を表1に示す。
(比較例9)
上記採血管製造方法において、デキストランを配合せずに、トロンビンを40IU/μl、ポリビニルピロリドン(分子量:20000)(東京化成工業株式会社)を9.41(w/v)%になるよう配合した第1の血液凝固促進剤3を、採血管1本あたりにトロンビンが100IUとなるように分注し、滅菌することで採血管を作製した。なお、滅菌は実施例1と同じ条件で行った。その後、実施例1と同様の手順でトロンビンの活性測定を行った。結果を表1に示す。
(比較例10)
上記採血管製造方法において、デキストランを配合せずに、トロンビンを40IU/μl、メチルセルロース(和光純薬工業株式会社)を9.41(w/v)%になるよう配合した第1の血液凝固促進剤3を、採血管1本あたりにトロンビンが100IUとなるように分注し、滅菌することで採血管を作製した。なお、滅菌は実施例1と同じ条件で行った。その後、実施例1と同様の手順でトロンビンの活性測定を行った。結果を表1に示す。
(比較例11)
上記採血管製造方法において、デキストランを配合せずに、トロンビンを40IU/μl、ヒドロキシプロピルセルロース(和光純薬工業株式会社)を9.41(w/v)%になるよう配合した第1の血液凝固促進剤3を、採血管1本あたりにトロンビンが100IUとなるように分注し、滅菌することで採血管を作製した。なお、滅菌は実施例1と同じ条件で行った。その後、実施例1と同様の手順でトロンビンの活性測定を行った。結果を表1に示す。
(比較例12)
上記採血管製造方法において、デキストランを配合せずに、トロンビンを40IU/μl、カルボキシメチルセルロースナトリウム(和光純薬工業株式会社)を9.41(w/v)%になるよう配合した第1の血液凝固促進剤3を、採血管1本あたりにトロンビンが100IUとなるように分注し、滅菌することで採血管を作製した。なお、滅菌は実施例1と同じ条件で行った。その後、実施例1と同様の手順でトロンビンの活性測定を行った。結果を表1に示す。
(比較例13)
上記採血管製造方法において、デキストランを配合せずに、トロンビンを40IU/μl、ポリオキシエチレンラウリルエーテル(エマルゲン123P 花王株式会社)を9.41(w/v)%になるよう配合した第1の血液凝固促進剤3を、採血管1本あたりにトロンビンが100IUとなるように分注し、滅菌することで採血管を作製した。なお、滅菌は実施例1と同じ条件で行った。その後、実施例1と同様の手順でトロンビンの活性測定を行った。結果を表1に示す。
(比較例14)
上記採血管製造方法において、デキストランを配合せずに、トロンビンを40IU/μl、ジブチルヒドロキシトルエン(和光純薬工業株式会社)を9.41(w/v)%になるよう配合した第1の血液凝固促進剤3を、採血管1本あたりにトロンビンが100IUとなるように分注し、滅菌することで採血管を作製した。なお、滅菌は実施例1と同じ条件で行った。その後、実施例1と同様の手順でトロンビンの活性測定を行った。結果を表1に示す。
(比較例15)
上記採血管製造方法において、デキストランを配合せずに、トロンビンを40IU/μl、4−メトキシフェノール(和光純薬工業株式会社)を9.41(w/v)%になるよう配合した第1の血液凝固促進剤3を、採血管1本あたりにトロンビンが100IUとなるように分注し、滅菌することで採血管を作製した。なお、滅菌は実施例1と同じ条件で行った。その後、実施例1と同様の手順でトロンビンの活性測定を行った。結果を表1に示す。
(比較例16)
上記採血管製造方法において、デキストランを配合せずに、トロンビンを40IU/μl、4−ヒドロキシ−3−メトキシ桂皮酸(和光純薬工業株式会社)を9.41(w/v)%になるよう配合した第1の血液凝固促進剤3を、採血管1本あたりにトロンビンが100IUとなるように分注し、滅菌することで採血管を作製した。なお、滅菌は実施例1と同じ条件で行った。その後、実施例1と同様の手順でトロンビンの活性測定を行った。
結果を表1に示す。
(比較例17)
上記採血管製造方法において、デキストランを配合せずに、トロンビンを40IU/μl、アスタキサンチン(水溶性アスタリール(登録商標) 富士化学工業株式会社)を9.41(w/v)%になるよう配合した第1の血液凝固促進剤3を、採血管1本あたりにトロンビンが100IUとなるように分注し、滅菌することで採血管を作製した。なお、滅菌は実施例1と同じ条件で行った。その後、実施例1と同様の手順でトロンビンの活性測定を行った。結果を表1に示す。
(比較例18)
上記採血管製造方法において、デキストランを配合せずに、トロンビンを200IU/μlになるよう配合した第1の血液凝固促進剤3を、採血管1本あたりにトロンビンが300IUとなるように分注し、滅菌することで採血管を作製した。なお、滅菌は実施例8と同じ条件で行った。その後、実施例1と同様の手順でトロンビンの活性測定を行った。結果を表1に示す。
(トロンビンの活性測定の結果)
表1に示すとおり、本発明の実施例の採血管は、放射線滅菌直後、その後の経時変化においても、比較例に比べ優れたトロンビンの活性を示すものであった。また、デキストランを配合せずにトロンビンを大量に配合したものと比べても同等またはそれよりも優れたトロンビンの活性を示すものであった。
なお、表1中で残存するトロンビン活性は、「滅菌直後」で、50%以上残存する場合は「○」、20〜49%残存する場合は「△」、19%以下残存の場合は「×」で示し、「滅菌後加速経時4日」で、20%以上残存する場合は「○」、10〜19%残存する場合は「△」、9%以下残存の場合は「×」で示し、「滅菌後加速経時7日」で、10%以上残存する場合は「○」、5〜9%残存する場合は「△」、4%以下残存の場合は「×」で示した。
Figure 0005433564
<人新鮮血の凝固反応時間の測定>
本発明の採血管での人新鮮血の凝固反応時間の確認を行った。以下の実施例8、比較例19及び比較例20の採血管に人新鮮血5mlを注入し、5回転倒混和した後に静置し、血液が凝固する時間を測定した。凝固確認は採血管を水平に倒した後、血液面が水平面に対して45度以上の確保できるようになるまでの時間を計測した。
(実施例9)
上記採血管製造方法において、トロンビンを40IU/μl、デキストランを9.41(w/v)%になるよう配合した第1の血液凝固促進剤3を、採血管1本あたりにトロンビンが100IUとなるように分注し、滅菌することで採血管を作製した。なお、滅菌は実施例1と同じ条件で行った。結果を表2に示す。
(比較例19)
上記採血管製造方法において、トロンビンを40IU/μlになるよう配合した第1の血液凝固促進剤3を、採血管1本あたりにトロンビンが100IUとなるように分注し、滅菌することで採血管を作製した。なお、滅菌は実施例1と同じ条件で行った。結果を表2に示す。
(比較例20)
上記採血管製造方法において、トロンビンを配合せず、第2の血液凝固促進剤5(シリカ微粉が付着した延伸PETフィルム)のみを挟持させ、滅菌することで採血管を作製した。なお、滅菌は実施例1と同じ条件で行った。結果を表2に示す。
(人新鮮血の凝固反応時間の測定の結果)
表2に示すとおり、本発明の実施例の採血管は、放射線滅菌直後、その後の経時変化においても、比較例に比べ優れた血液凝固性能を示すものであった。なお、表2中、120秒以内で凝固したものを「○」、120秒以上300秒以内で凝固したものを「△」、300秒以上900秒以内で凝固したものを「×」で示した。
Figure 0005433564

Claims (10)

  1. 放射線滅菌される採血管であって、
    酵素系血液凝固促進剤及びデキストランが混合溶液として前記採血管の内面に付着された後に乾燥されて封入され、
    前記デキストランは、放射線滅菌前の前記酵素系血液凝固促進剤1IUに対して1〜5μg封入されている採血管。
  2. 前記酵素系血液凝固促進剤の活性が、放射線滅菌前の活性の50%以上である請求項1に記載の採血管。
  3. 放射線滅菌前の前記酵素系血液凝固促進剤の量が50〜300IUである請求項1または2に記載の採血管。
  4. 前記酵素系血液凝固促進剤がトロンビンである請求項1乃至3のいずれかに記載の採血管。
  5. 前記放射線滅菌がγ線滅菌または電子線滅菌である請求項1乃至4のいずれかに記載の採血管。
  6. シクロデキストリンが封入されている請求項1乃至5のいずれかに記載の採血管。
  7. 無機系凝固促進剤が封入されている請求項1乃至6のいずれかに記載の採血管。
  8. 前記無機系凝固促進剤がシリカである請求項1乃至7のいずれかに記載の採血管。
  9. 内部が減圧されている請求項1乃至8のいずれかに記載の採血管。
  10. 前記採血管は可撓性板状体が封入されているものであって、無機系凝固促進剤は前記可撓性板状体に付着された状態で、前記採血管に封入されている請求項1乃至9のいずれかに記載の採血管。
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