JP5429905B2 - 情報処理装置、認証システム、認証サーバ、情報処理装置の制御方法、認証サーバの制御方法およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、認証システム、認証サーバ、情報処理装置の制御方法、認証サーバの制御方法およびプログラム Download PDF

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本発明は、被認証者の認証を行う情報処理装置、認証システム、認証サーバ、情報処理装置の制御方法、認証サーバの制御方法およびプログラムに関する。
近年、携帯電話、スマートフォン、パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistant)などの情報処理装置の中には、被認証者の認証を行う認証手段を備え、被認証者が正規のユーザであると認証されると、操作可能となるものがある(例えば、特許文献1(特開2008−259236号公報)参照)。このような情報処理装置においては、正規のユーザ以外の第三者に操作されることを防ぎ、セキュリティを高めることができる。
認証手段としては、パスワードを用いるパスワード認証手段、被認証者の顔画像を用いる顔認証手段、被認証者の指紋を用いる指紋認証手段、被認証者の声紋を用いる声紋認証手段など種々のものがある。
パスワード認証手段においては、第三者にパスワードが知られると、その第三者が正規のユーザとして認証されてしまうおそれがある。一方、顔認証手段、指紋認証手段、声紋認証手段などの被認証者の生体情報を用いる認証手段においては、第三者が正規のユーザとして認証される可能性が低減し、セキュリティを高めることができる。
特開2008−259236号公報
被認証者の生体情報を用いる認証手段においては、使用環境によっては認証処理が正常に行われないことがある。例えば、騒々しい環境下では、周辺のノイズのために、声紋認証処理が正常に行われないことがある。また、非常に明るい、あるいは、暗い環境下では、被認証者の顔を撮影しても顔画像に白飛び、黒潰れが発生し、その顔画像を用いた顔認証処理が正常に行われないことがある。また、温度が高く、発汗するような環境下では、汗の影響により、指紋認証処理が正常に行われないことがある。そのため、被認証者の生体情報を用いる1つの認証手段だけを備える情報処理装置においては、使用環境によっては、認証処理が正常に行われず、正規のユーザであっても操作ができなくなってしまう可能性がある。
そこで、情報処理装置に複数の認証手段を設けることが考えられるが、複数の認証手段の中から使用環境に応じてどの認証手段を使用するかをユーザが判断するのは難しく、また、煩雑であるという問題がある。
本発明の目的は、使用環境に応じて適切な認証手段を使用することができる情報処理装置、認証システム、認証サーバ、情報処理装置の制御方法、認証サーバの制御方法およびプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の情報処理装置は、
情報処理装置であって、
前記情報処理装置の動作モードを含む前記情報処理装置の使用環境を検出する検出部と、
通知部と、
被認証者の生体情報を用いて認証を行う認証手段を複数備える認証部と、
前記複数の認証手段それぞれについて、前記情報処理装置の動作モードを含む前記情報処理装置の使用環境に応じた使用条件を記憶する記憶部と、
認証要求が入力されると、前記記憶部に記憶されている使用条件と前記検出部の検出結果とに応じて、前記複数の認証手段のいずれを使用して認証を行うかを決定し、前記通知部を介して使用する認証手段を前記被認証者に通知する制御部と、を有する。
上記目的を達成するために本発明の認証システムは、
被認証者の認証を行う認証サーバと、前記認証サーバと通信可能な情報処理装置と、を備える認証システムであって、
前記情報処理装置は、
通知部と、
前記情報処理装置の動作モードを含む前記情報処理装置の使用環境を検出する検出部と、を有し、
前記認証サーバは、
前記被認証者の生体情報を用いて認証を行う認証手段を複数備える認証部と、
前記複数の認証手段それぞれについて、前記情報処理装置の動作モードを含む前記情報処理装置の使用環境に応じた使用条件を記憶する記憶部と、
前記情報処理装置から認証要求が入力されると、前記情報処理装置の使用環境の検出結果の出力を前記情報処理装置に要求し、該要求に応じた前記情報処理装置からの出力に示される使用環境と前記記憶部に記憶されている使用条件とに応じて、前記複数の認証手段のいずれを使用して認証を行うかを決定し、前記情報処理装置に前記通知部を介して使用する認証手段を前記被認証者に通知させる制御部と、を有する。
上記目的を達成するために本発明の認証サーバは、
被認証者の生体情報を用いて認証を行う認証手段を複数備える認証部と、
前記複数の認証手段それぞれについて、自サーバと通信可能な情報処理装置の動作モードを含む前記情報処理装置の使用環境に応じた使用条件を記憶する記憶部と、
前記情報処理装置から認証要求が入力されると、前記情報処理装置の動作モードを含む前記情報処理装置の使用環境の検出結果の出力を前記情報処理装置に要求し、該要求に応じた前記情報処理装置からの出力に示される使用環境と前記記憶部に記憶されている使用条件とに応じて、前記複数の認証手段のいずれを使用して認証を行うかを決定し、前記情報処理装置に前記通知部を介して使用する認証手段を前記被認証者に通知させる制御部と、を有する。
上記目的を達成するために本発明の情報処理装置の制御方法は、
通知部と、被認証者の生体情報を用いて認証を行う複数の認証手段と、を有する情報処理装置の制御方法であって、
前記情報処理装置の動作モードを含む前記情報処理装置の使用環境を検出し、
前記複数の認証手段それぞれについて、前記情報処理装置の動作モードを含む前記情報処理装置の使用環境に応じた前記認証手段の使用条件を記憶し、
認証要求が入力されると、前記記憶している使用条件と前記検出部の検出結果とに応じて、前記複数の認証手段のいずれを使用して認証を行うかを決定し、前記通知部を介して使用する認証手段を前記被認証者に通知する。
上記目的を達成するために本発明の第1のプログラムは、
通知部と、被認証者の生体情報を用いて認証を行う複数の認証手段と、を有する情報処理装置内のコンピュータに、
前記情報処理装置の動作モードを含む前記情報処理装置の使用環境を検出する処理と、
前記複数の認証手段それぞれについて、前記情報処理装置の動作モードを含む前記情報処理装置の使用環境に応じた使用条件を記憶する処理と、
認証要求が入力されると、前記記憶している使用条件と前記使用環境の検出結果とに応じて、前記複数の認証手段のいずれを使用して認証を行うかを決定し、前記通知部を介して使用する認証手段を前記被認証者に通知する処理と、を実行させる。
上記目的を達成するために本発明の認証サーバの制御方法は、
被認証者の生体情報を用いて認証を行う複数の認証手段を備える認証サーバの制御方法であって、
前記複数の認証手段それぞれについて、自サーバと通信可能な情報処理装置の動作モードを含む前記情報処理装置の使用環境に応じた使用条件を記憶し、
前記情報処理装置から認証要求が入力されると、前記情報処理装置の動作モードを含む前記情報処理装置の使用環境の検出結果の出力を前記情報処理装置に要求し、該要求に応じた前記情報処理装置からの出力に示される使用環境と前記記憶している使用条件とに応じて、前記複数の認証手段のいずれを使用して認証を行うかを決定し、前記情報処理装置に使用する認証手段を通知する。
上記目的を達成するために本発明の第2のプログラムは、
被認証者の生体情報を用いて認証を行う複数の認証手段を備える認証サーバ内のコンピュータに、
前記複数の認証手段それぞれについて、自サーバと通信可能な情報処理装置の動作モードを含む前記情報処理装置の使用環境に応じた使用条件を記憶する処理と、
前記情報処理装置から認証要求が入力されると、前記情報処理装置の動作モードを含む前記情報処理装置の使用環境の検出結果の出力を前記情報処理装置に要求し、該要求に応じた前記情報処理装置からの出力に示される使用環境と前記記憶している使用条件とに応じて、前記複数の認証手段のいずれを使用して認証を行うかを決定し、前記情報処理装置に使用する認証手段を通知する処理と、を実行させる。
本発明によれば、使用環境に応じて適切な認証手段を使用することができる。
本発明の第1の実施形態の情報処理装置の要部構成を示すブロック図である。 図1に示す情報処理装置における認証手段の使用条件の設定時の動作を示すフローチャートである。 図1に示す記憶部に記憶される履歴情報の一例を示す図である。 図1に示す情報処理装置における認証手段推薦機能の有効時の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態の認証システムの構成を示す図である。 図5に示す認証システムにおける認証手段の使用条件の設定時の動作を示すフローチャートである。 図5に示す認証システムにおける認証手段推薦機能の有効時の動作を示すフローチャートである。
以下に、本発明を実施するための形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態の情報処理装置10の構成を示すブロック図である。情報処理装置10の具体例としては、携帯電話、スマートフォン、パーソナルコンピュータ、携帯型ゲーム機、PDAなどがある。
図1に示す情報処理装置10は、検出部11と、通知部12と、認証部13と、記憶部14と、制御部15と、を有する。
検出部11は、照度センサー、音センサー、温湿度センサーなどを備えており、情報処理装置10の周辺の明るさ、音の大きさ、温度などの情報処理装置10の周辺環境を検出する。また、検出部11は、情報処理装置10の動作モードが音の出力が禁止されているマナーモードであるか、通常モードであるか、また、情報処理装置10がネットワーク接続可能な装置である場合には、接続先をWi−Fi(Wireless Fidelity)ネットワークとするか、3G(3rd Generation)ネットワークとするかといった、情報処理装置10の設定環境を検出する。以下では、情報処理装置10の周辺環境および設定環境を合わせて、情報処理装置10の使用環境と称する。
検出部11は、情報処理装置10の使用環境の検出結果を制御部15に出力する。
通知部12は、制御部15の制御に従い、使用者に通知を行う。通知部12の具体例としては、文字、映像などを表示して通知を行う表示部や音声を出力して通知を行う音声出力部などがある。
認証部13は、被認証者の認証を行う認証手段を複数備えている。なお、認証部13が備える認証手段には、被認証者の顔画像を用いて認証を行う顔認証手段、被認証者の指紋を用いて認証を行う指紋認証手段、被認証者の声紋を用いて認証を行う声紋認証手段などの被認証者の生体情報を用いた認証手段が複数含まれている。
記憶部14は、認証部13が備える認証手段のそれぞれについて、情報処理装置10の使用環境に応じた使用条件を記憶する。
制御部15は、認証部13が備える複数の認証手段のそれぞれについて、情報処理装置10の使用環境に応じた使用条件を設定し、記憶部14に記憶させる。また、制御部15は、認証手段を推薦する認証手段推薦機能を有効にする旨が入力された後に、認証要求が入力されると、検出部11により検出された情報処理装置10の使用環境と記憶部14に記憶されている各認証手段の使用条件とに応じて、複数の認証手段のいずれを使用して認証を行うかを決定し、使用する認証手段の使用者への通知を通知部12に行わせる。
なお、情報処理装置10は、認証部13の備える認証手段に応じて、パスワード入力を行うための構成、被認証者の顔画像データを取得するための構成、被認証者の声データを取得するための構成、被認証者の指紋データを取得するための構成などを有しているが、図1においては記載を省略している。
次に、本実施形態の情報処理装置10の動作について説明する。
まず、認証手段の使用条件の設定時の動作について、図2に示すフローチャートを参照して説明する。
なお、以下では、認証部13は、パスワード認証手段、顔認証手段、指紋認証手段および声紋認証手段を備えるものとする。
制御部15は、特定の認証手段を使用した認証を要求する旨が入力されたか否かを判定する(ステップS21)。
特定の認証手段を使用した認証を要求する旨が入力されていない場合には(ステップS21:No)、制御部15は、ステップS21の処理を繰り返す。
特定の認証手段を使用した認証を要求する旨が入力された場合には(ステップS21:Yes)、制御部15は、その特定の認証手段を使用した認証を認証部13に行わせる(ステップS22)。また、制御部15は、検出部11から情報処理装置10の使用環境の検出結果を取得する(ステップS23)。
次に、制御部15は、取得した情報処理装置10の使用環境に基づいて、その認証手段の使用時における情報処理装置10の使用環境を分析し、分析結果を各認証手段がどのような使用環境で使用されたかを示す履歴情報として記憶部14に記憶させ(ステップS24)、処理を終了する。
図3は、履歴情報の一例を示す図である。
図3に示すように、制御部15は、各認証手段の使用起動回数を記憶部14に記憶させる。また、制御部15は、認証手段の使用時における検出部11の出力に示される情報処理装置10の使用環境に基づいて、ネットワーク接続先がWi−Fiネットワークであるか、3Gネットワークであるか、情報処理装置10の動作モードが通常モードであるか、マナーモードであるか、情報処理装置10の周辺の明るさは暗いか(閾値A1未満か)、普通か(閾値A1以上、閾値A2(A1<A2)未満か)、明るいか(閾値A2以上か)、周辺の音は静かか(閾値B1未満か)、うるさいか(閾値B1以上か)、温度は低いか(閾値C1未満か)、普通か(閾値C1以上、閾値C2(C1<C2)未満か)、高いか(閾値C2以上か)を判定し、履歴情報として記憶部14に記憶させる。
図3に示す例では、顔認証手段が8回使用されている。その8回とも、接続先はWi−Fiネットワークであり、情報処理装置10の動作モードは通常モードであり、周辺の明るさは普通である状態である。また、8回のうち、6回は周辺の音が静かな状態であり、2回は周辺の音がうるさい状態である。また、8回のうち、2回は温度が低い状態であり、6回は温度が普通の状態である。
なお、図3に示す履歴情報に含まれる要素はあくまでも一例である。
また、図3においては、周辺の明るさを暗い、普通、明るいに分け、周辺の音を静か、うるさいに分け、温度を低い、普通、高いに分ける例を用いて説明したが、これに限られるものではなく、検出部11により検出された周辺の明るさ(lx)、周辺の音の大きさ(dB)、周辺の温度(℃)をそのまま履歴情報として記憶するようにしてもよい。
以下、より具体的に制御部15の動作について説明する。
あるタイミングで顔認証を要求する旨が入力されたとする。制御部15は、顔認証手段を使用した認証を認証部13に行わせるとともに、検出部11から情報処理装置10の使用環境の検出結果を取得する。ここで、取得した情報処理装置10の使用環境の検出結果が、接続先がWi−Fiネットワークであり、情報処理装置10の動作モードが通常モードであり、周辺の明るさが500lxであり、周辺の音の大きさが50dBであり、温度が20℃である旨を示すものであったとする。
制御部15は、履歴情報に含まれる顔認証手段の使用回数のカウント値を更新する。また、制御部15は、取得した情報処理装置10の使用環境の検出結果に基づいて、履歴情報に含まれる顔認証手段の使用環境の各要素のカウント値を更新する。
また、別のタイミングで顔認証を要求する旨が入力されたとする。制御部15は、顔認証手段を使用した認証を認証部13に行わせるとともに、検出部11から情報処理装置10の使用環境の検出結果を取得する。ここで、取得した情報処理装置10の使用環境の検出結果が、情報処理装置10の動作モードがマナーモードである旨を示すものであったとする。情報処理装置10の動作モードがマナーモードである場合には、情報処理装置10のユーザが電車内などの公共の場所にいる可能性が高い。公共の場所では、顔画像を撮影するために情報処理装置10の備えるカメラを起動させるのは、マナーなどの観点から好ましくない。そのため、制御部15は、履歴情報のカウント値を更新することなく、処理を終了する。
また、別のタイミングで指紋認証を要求する旨が入力されたとする。制御部15は、指紋認証手段を使用した認証を認証部13に行わせるとともに、検出部11から情報処理装置10の使用環境の検出結果を取得する。ここで、取得した情報処理装置10の使用環境の検出結果が、接続先がWi−Fiネットワークであり、情報処理装置10の動作モードが通常モードであり、周辺の明るさが1500lxであり、周辺の音の大きさが40dBであり、温度が23℃である旨を示すものであったとする。
制御部15は、指紋認証手段の使用回数のカウント値を更新する。また、制御部15は、取得した情報処理装置10の使用環境の検出結果に基づいて、履歴情報に含まれる指紋認証手段の使用環境の各要素のカウント値を更新する。
なお、パスワード入力は情報処理装置10の使用環境の影響を受けにくいので、制御部15は、パスワード入力を要求する旨が入力された場合には、履歴情報の記憶などを行わず、パスワード認証手段を使用した認証を認証部13に行わせた後、処理を終了する。
次に、制御部15は、記憶部14に記憶されている各認証手段の履歴情報に基づいて、各認証手段の使用条件を設定し、記憶部14に記憶させる。
ここで、図3に示すように、指紋認証手段は、情報処理装置10の動作モードがマナーモードである場合にのみ使用されている。情報処理装置10の動作モードがマナーモードである場合には、電車内などの公共の場所にユーザがいる可能性が高い。このような場合に、顔画像を撮影するためにカメラを起動させたり、声紋認証のために声を出したりするのは好ましくない。そのため、制御部15は、指紋認証手段の使用条件として、動作モードがマナーモードである旨を設定する。
また、顔認証手段は、周辺の明るさが普通の場合にのみ使用されている。周辺の明るさが明るすぎたり、暗すぎたりすると被認証者の顔画像に白飛びや黒潰れが発生し、その顔画像を用いても、顔認証処理が正常に行われない可能性がある。そのため、制御部15は、顔認証手段の使用条件として、動作モードが通常モードであり、かつ、周辺の明るさが普通である旨(例えば、周辺の明るさが500dB以上、1500dB未満である旨)を設定する。
また、声紋認証手段は、周辺の音が静かである場合にのみ使用されている。周辺の音が大きい場合には、周辺のノイズのために、声紋認証処理が正常に行われない可能性がある。そのため、制御部15は、声紋認証手段の使用条件として、動作モードが通常モードであり、かつ、周辺の音が静かである旨(例えば、周辺の音の大きさが30dB未満である旨)を設定する。
なお、各認証手段の使用条件の設定は、例えば、定期的に行われてもよいし、認証手段推薦機能を有効する旨の入力時に行われるようにしてもよい。
次に、認証手段推薦機能の有効時の動作について図4に示すフローチャートを参照して説明する。
認証手段推薦機能を有効する旨が入力されると、制御部15は、認証要求が入力されたか否かを判定する(ステップS41)。なお、この認証要求は、認証に使用する特定の認証手段を指定するものではない。
認証要求が入力されていない場合には(ステップS41:No)、制御部15は、ステップS41の処理を繰り返す。
認証要求が入力された場合には(ステップS41:Yes)制御部15は、検出部11から情報処理装置10の使用環境の検出結果を取得する(ステップS42)。
次に、制御部15は、取得した情報処理装置10の使用環境の検出結果に基づいて、認証部13が備える複数の認証手段のいずれを使用して認証を行うかを決定する(ステップS33)。具体的には、制御部15は、情報処理装置10の使用環境の検出結果に基づいて、設定された使用条件が満たされている認証手段を特定し、その特定した認証手段を使用して認証を行うと決定する。
次に、制御部15は、使用すると決定した認証手段を通知部12を介して被認証者に通知し(ステップS44)、その認証手段を使用した認証を認証部13に行わせる(ステップS45)。
ここで、例えば、情報処理装置10の使用環境の検出結果が、接続先が3Gネットワークであり、情報処理装置10の動作モードが通常モードであり、周辺の明るさが10lxであり、周辺の音の大きさが25dBであり、温度が18℃である旨を示すものであったとする。この場合、声紋認証手段の使用条件(動作モードが通常モードであり、かつ、周辺の音の大きさが30dB未満である)が満たされているので、制御部15は、声紋認証手段を使用した認証を認証部13に行わせる。
また、例えば、情報処理装置10の使用環境の検出結果が、接続先がWi−Fiネットワークであり、情報処理装置10の動作モードが通常モードであり、周辺の明るさが1000lxであり、周辺の音の大きさが30dBであり、温度が18℃である旨を示すものであったとする。この場合、顔認証手段の使用条件(動作モードが通常モードであり、かつ、周辺の明るさが500dB以上、1500dB未満である)が満たされているので、制御部15は、顔認証手段を使用した認証を認証部13に行わせる。
なお、使用環境によっては、複数の認証手段の使用条件が満たされている場合がある。この場合、制御部15は、例えば、使用起動回数が多い方の認証手段を使用すると決定する。また、使用環境によっては、設定されたいずれの使用条件も満たされない場合がある。この場合、例えば、パスワード認証手段の使用条件として、他の認証手段の使用条件がいずれも満たされない場合に使用するという使用条件を設定しておくことで、パスワード認証手段を使用した認証が行われる。
このように本実施形態によれば、情報処理装置10は、複数の認証手段を備え、情報処理装置10の使用環境に基づいて、複数の認証手段のいずれを使用した認証を行うかを決定する。
そのため、情報処理装置10の使用環境に応じて適切な認証手段を使用することができる。
なお、本実施形態においては、認証手段の履歴情報に基づいて使用条件を設定する例を用いて説明したが、これに限られるものではなく、各認証手段の使用条件が予め設定されていてもよい。
(第2の実施形態)
図5は、本発明の第2の実施形態の認証システム30の構成を示す図である。
認証システム30は、認証サーバ40と、認証サーバ40と通信可能な情報処理装置50と、を備える。
認証サーバ40は、情報処理装置50からの認証要求に応じて、被認証者の認証を行い、認証結果を情報処理装置50に出力する。
情報処理装置50は、ユーザからの要求に応じて認証要求を認証サーバ40に出力し、認証要求に応じて認証サーバ40から出力された認証結果をユーザに通知する。
次に、認証サーバ40および情報処理装置50の要部構成について図3を参照して説明する。
まず、情報処理装置50の要部構成について説明する。
情報処理装置50は、検出部51と、通知部52と、を有する。
検出部51は、情報処理装置50の使用環境を検出する。
通知部52は、使用者に通知を行う。通知部52の具体例としては、文字、映像などを表示して通知を行う表示部や音声を出力して通知を行う音声出力部などがある。
次に、認証サーバ40の要部構成について説明する。
認証サーバ40は、認証部41と、記憶部42と、制御部43と、を有する。
認証部41は、被認証者の認証を行う認証手段を複数備えている。認証部41が備える認証手段には、顔認証手段、指紋認証手段、声紋認証手段などの被認証者の生体情報を用いた認証手段が含まれている。
記憶部42は、認証部41が備える認証手段のそれぞれについて、情報処理装置50の使用環境に応じた使用条件を記憶する。
制御部43は、認証部41が備える認証手段のそれぞれについて、情報処理装置50の使用環境に応じた使用条件を設定し、記憶部42に記憶させる。また、制御部43は、認証手段推薦機能を有効にする旨が情報処理装置50から入力された後に、認証要求が情報処理装置50から入力されると、情報処理装置50の使用環境と記憶部42に記憶されている認証手段の使用条件とに応じて、複数の認証手段のいずれを使用して認証を行うかを決定し、使用すると決定した認証手段を情報処理装置50に通知部52を介して被認証者へ通知させるとともに、使用すると決定した認証手段を使用した認証を認証部41に行わせる。
なお、情報処理装置50は、認証部41の備える認証手段に応じて、パスワード入力を行うための構成、被認証者の顔画像データを取得するための構成、被認証者の声データを取得するための構成、被認証者の指紋データを取得するための構成などを有しているが、図5においては記載を省略している。
次に、本実施形態の認証サーバ40および情報処理装置50の動作について説明する。
まず、認証手段の使用条件の設定時の動作について、図6に示すフローチャートを参照して説明する。
情報処理装置50は、特定の認証手段を使用した認証を要求する旨が入力されたか否かを判定する(ステップS61)。
特定の認証手段を使用した認証を要求する旨が入力されていない場合には(ステップS61:No)、情報処理装置50は、ステップS61の処理を繰り返す。
特定の認証手段を使用した認証を要求する旨が入力された場合には(ステップS61:Yes)、情報処理装置50は、その特定の認証手段を使用した認証要求を認証サーバ40に出力する(ステップS62)。
認証サーバ40においては、制御部43は、特定の認証手段を使用した認証要求が情報処理装置50から入力されると(ステップS63)、その特定の認証手段を使用した認証を認証部41に行わせる(ステップS64)。
次に、制御部43は、情報処理装置50の使用環境の検出結果の出力要求を情報処理装置50に出力する(ステップS65)。
情報処理装置50においては、検出部51は、情報処理装置50の使用環境の検出結果の出力要求が入力されると(ステップS66)、情報処理装置50の使用環境を検出し、検出結果を認証サーバ40に出力する(ステップS67)。
認証サーバ40においては、制御部43は、情報処理装置50から入力された情報処理装置50の使用環境の検出結果を取得し(ステップS68)、その検出結果に基づいて、特定の認証手段を使用した認証の要求が行われた際の情報処理装置50の使用環境を分析し、分析結果を履歴情報として記憶部42に記憶させる(ステップS69)。なお、制御部43の情報処理装置50の使用環境の分析、履歴情報の記憶時の動作は、第1の実施形態の制御部15と同様であるため、詳細な説明を省略する。
次に、制御部43は、定期的、あるいは、認証手段推薦機能を有効にする旨の要求が情報処理装置50から入力された場合などに、記憶部42に記憶されている履歴情報に基づいて、認証部41が備える複数の認証手段のそれぞれについて使用条件を設定し、記憶部42に記憶させる。なお、制御部43の使用条件の設定時の動作は、第1の実施形態の制御部15と同様であるため、詳細な説明を省略する。
次に、認証手段推薦機能の有効時の動作について、図7に示すフローチャートを参照して説明する。
認証手段推薦機能を有効する旨が入力されると、情報処理装置50は、認証を要求する旨が入力されたか否かを判定する(ステップS71)。
認証を要求する旨が入力されていない場合には(ステップS71:No)、情報処理装置50は、ステップS71の処理を繰り返す。
認証を要求する旨が入力された場合には(ステップS71:Yes)、情報処理装置50は、認証要求を認証サーバに出力する(ステップS72)。
認証サーバ40においては、制御部43は、情報処理装置50から認証要求が入力されると(ステップS73)、情報処理装置50の使用環境の検出結果の出力要求を情報処理装置50に出力する(ステップS74)。
情報処理装置50においては、検出部51は、認証サーバ40から使用環境の検出結果の出力要求が入力されると(ステップS75)、情報処理装置50の使用環境を検出し、検出結果を認証サーバ40に出力する(ステップS76)。
認証サーバ40においては、制御部43は、情報処理装置50から入力された使用環境の検出結果を取得すると(ステップS77)、その取得した情報処理装置50の使用環境の検出結果と記憶部42に記憶されている認証手段の使用条件とに応じて、複数の認証手段のいずれ使用して認証を行うかを決定する(ステップS78)。具体的には、制御部43は、情報処理装置50の使用環境の検出結果に基づいて、複数の認証手段のうち、設定された使用条件が満たされている認証手段を特定する。
次に、制御部43は、使用すると決定した認証手段を情報処理装置50に通知する(ステップS79)。
情報処理装置50においては、通知部52は、認証サーバ40から通知された認証手段を使用者に通知する(ステップS80)。
制御部43は、使用すると決定した認証手段を使用した認証を認証部41に開始させる(ステップS81)。
認証部41は、制御部43が決定した認証手段を使用した認証に必要な被認証者データ(パスワード、被認証者の顔画像データ、声データ、指紋データなど)の出力要求を情報処理装置50に出力する(ステップS82)。
情報処理装置50は、認証サーバ40から被認証者データの出力要求が入力されると(ステップS83)、通知された認証手段に応じた被認証者データを取得し、認証サーバ40に出力する(ステップS84)。
認証サーバ40においては、認証部41は、情報処理装置50から入力された被認証者データを用いて認証を行い、認証結果を情報処理装置50に出力する。
このように本実施形態によれば、認証サーバ40は、情報処理装置50から認証要求が入力されると、情報処理装置50の使用環境の検出結果に応じて、複数の認証手段のいずれを使用して認証を行うかを決定する。
第1の実施形態においては、情報処理装置10が、複数の認証手段が備えており、また、使用する認証手段を決定していたため、装置構成が複雑化し、また、処理負荷が増大するおそれがある。本実施形態のように、複数の認証手段を認証サーバ40に設け、また、認証サーバ40が使用する認証手段を決定することで、情報処理装置50の装置構成を簡素化し、また、処理負荷を軽減させることができる。
なお、上述した第1および第2の実施形態においては、情報処理装置の使用環境として、ネットワーク接続先、動作モード、周辺の明るさ、周辺の音の大きさ、周辺の温度を用いる例を用いて説明したが、これに限られるものではない。例えば、情報処理装置の向き検出する加速度センサーを設け、加速度センサーが検出する情報処理装置の向きも考慮して、使用する認証手段を決定するようにしてもよい。
なお、本発明の情報処理装置にて行われる方法は、コンピュータに実行させるためのプログラムに適用してもよい。また、そのプログラムを記憶媒体に格納することも可能であり、ネットワークを介して外部に提供することも可能である。
上記の実施形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
情報処理装置であって、
前記情報処理装置の使用環境を検出する検出部と、
通知部と、
被認証者の生体情報を用いて認証を行う認証手段を複数備える認証部と、
前記複数の認証手段それぞれについて、前記情報処理装置の使用環境に応じた使用条件を記憶する記憶部と、
認証要求が入力されると、前記記憶部に記憶されている使用条件と前記検出部の検出結果とに応じて、前記複数の認証手段のいずれを使用して認証を行うかを決定し、前記通知部を介して使用する認証手段を前記被認証者に通知する制御部と、を有することを特徴とする情報処理装置。
(付記2)
付記1記載の情報処理装置において、
前記制御部は、前記認証手段の使用時における前記検出部の検出結果に基づいて前記認証手段の使用条件を設定し、該設定した使用条件を前記記憶部に記憶させることを特徴とする情報処理装置。
(付記3)
被認証者の認証を行う認証サーバと、前記認証サーバと通信可能な情報処理装置と、を備える認証システムであって、
前記情報処理装置は、
通知部と、
前記情報処理装置の使用環境を検出する検出部と、を有し、
前記認証サーバは、
前記被認証者の生体情報を用いて認証を行う認証手段を複数備える認証部と、
前記複数の認証手段それぞれについて、前記情報処理装置の使用環境に応じた使用条件を記憶する記憶部と、
前記情報処理装置から認証要求が入力されると、前記情報処理装置の使用環境の検出結果の出力を前記情報処理装置に要求し、該要求に応じた前記情報処理装置からの出力に示される使用環境と前記記憶部に記憶されている使用条件とに応じて、前記複数の認証手段のいずれを使用して認証を行うかを決定し、前記情報処理装置の前記通知部を介して使用する認証手段を前記被認証者に通知させる制御部と、を有することを特徴とする認証システム。
(付記4)
付記3記載の認証システムにおいて、
前記制御部は、前記認証手段の使用時における前記情報処理装置からの出力に示される周辺環境に基づいて前記認証手段の使用条件を設定し、該設定した使用条件を前記記憶部に記憶させることを特徴とする認証システム。
(付記5)
被認証者の生体情報を用いて認証を行う認証手段を複数備える認証部と、
前記複数の認証手段それぞれについて、自サーバと通信可能な情報処理装置の使用環境に応じた使用条件を記憶する記憶部と、
前記情報処理装置から認証要求が入力されると、前記情報処理装置の使用環境の検出結果の出力を前記情報処理装置に要求し、該要求に応じた前記情報処理装置からの出力に示される使用環境と前記記憶部に記憶されている使用条件とに応じて、前記複数の認証手段のいずれを使用して認証を行うかを決定し、前記情報処理装置に前記通知部を介して使用する認証手段を前記被認証者に通知させる制御部と、を有することを特徴とする認証サーバ。
(付記6)
通知部と、被認証者の生体情報を用いて認証を行う複数の認証手段と、を有する情報処理装置の制御方法であって、
前記情報処理装置の使用環境を検出し、
前記複数の認証手段それぞれについて、前記情報処理装置の使用環境に応じた使用条件を記憶し、
認証要求が入力されると、前記記憶している使用条件と前記検出部の検出結果とに応じて、前記複数の認証手段のいずれを使用して認証を行うかを決定し、前記通知部を介して使用する認証手段を前記被認証者に通知することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
(付記7)
付記6記載の情報処理装置の制御方法において、
前記認証手段の使用時における前記使用環境の検出結果に基づいて前記認証手段の使用条件を設定し、該設定した使用条件を記憶することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
(付記8)
通知部と、被認証者の生体情報を用いて認証を行う複数の認証手段と、を有する情報処理装置内のコンピュータに、
前記情報処理装置の使用環境を検出する処理と、
前記複数の認証手段それぞれについて、前記情報処理装置の使用環境に応じた使用条件を記憶する処理と、
認証要求が入力されると、前記記憶している使用条件と前記使用環境の検出結果とに応じて、前記複数の認証手段のいずれを使用して認証を行うかを決定し、前記通知部を介して使用する認証手段を前記被認証者に通知する処理と、を実行させるプログラム。
(付記9)
被認証者の生体情報を用いて認証を行う複数の認証手段を備える認証サーバの制御方法であって、
前記複数の認証手段それぞれについて、自サーバと通信可能な情報処理装置の使用環境に応じた使用条件を記憶し、
前記情報処理装置から認証要求が入力されると、前記情報処理装置の使用環境の検出結果の出力を前記情報処理装置に要求し、該要求に応じた前記情報処理装置からの出力に示される使用環境と前記記憶している使用条件とに応じて、前記複数の認証手段のいずれを使用して認証を行うかを決定し、前記情報処理装置に使用する認証手段を通知することを特徴とする認証サーバの制御方法。
(付記10)
被認証者の生体情報を用いて認証を行う複数の認証手段を備える認証サーバ内のコンピュータに、
前記複数の認証手段それぞれについて、自サーバと通信可能な情報処理装置の使用環境に応じた使用条件を記憶する処理と、
前記情報処理装置から認証要求が入力されると、前記情報処理装置の使用環境の検出結果の出力を前記情報処理装置に要求し、該要求に応じた前記情報処理装置からの出力に示される使用環境と前記記憶している使用条件とに応じて、前記複数の認証手段のいずれを使用して認証を行うかを決定し、前記情報処理装置に使用する認証手段を通知する処理と、を実行させるプログラム。
10,50 情報処理装置
11,51 検出部
12,52 通知部
13,41 認証部
14,42 記憶部
15,43 制御部

Claims (10)

  1. 情報処理装置であって、
    前記情報処理装置の動作モードを含む前記情報処理装置の使用環境を検出する検出部と、
    通知部と、
    被認証者の生体情報を用いて認証を行う認証手段を複数備える認証部と、
    前記複数の認証手段それぞれについて、前記情報処理装置の動作モードを含む前記情報処理装置の使用環境に応じた使用条件を記憶する記憶部と、
    認証要求が入力されると、前記記憶部に記憶されている使用条件と前記検出部の検出結果とに応じて、前記複数の認証手段のいずれを使用して認証を行うかを決定し、前記通知部を介して使用する認証手段を前記被認証者に通知する制御部と、を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 請求項1記載の情報処理装置において、
    前記制御部は、前記認証要求の入力時における前記検出部の検出結果に基づいて前記認証手段の使用条件を設定し、該設定した使用条件を前記記憶部に記憶させることを特徴とする情報処理装置。
  3. 被認証者の認証を行う認証サーバと、前記認証サーバと通信可能な情報処理装置と、を備える認証システムであって、
    前記情報処理装置は、
    通知部と、
    前記情報処理装置の動作モードを含む前記情報処理装置の使用環境を検出する検出部と、を有し、
    前記認証サーバは、
    前記被認証者の生体情報を用いて認証を行う認証手段を複数備える認証部と、
    前記複数の認証手段それぞれについて、前記情報処理装置の動作モードを含む前記情報処理装置の使用環境に応じた使用条件を記憶する記憶部と、
    前記情報処理装置から認証要求が入力されると、前記情報処理装置の使用環境の検出結果の出力を前記情報処理装置に要求し、該要求に応じた前記情報処理装置からの出力に示される使用環境と前記記憶部に記憶されている使用条件とに応じて、前記複数の認証手段のいずれを使用して認証を行うかを決定し、前記情報処理装置に前記通知部を介して使用する認証手段を前記被認証者に通知させる制御部と、を有することを特徴とする認証システム。
  4. 請求項3記載の認証システムにおいて、
    前記制御部は、前記認証手段の使用時における前記情報処理装置からの出力に示される周辺環境に基づいて前記認証手段の使用条件を設定し、該設定した使用条件を前記記憶部に記憶させることを特徴とする認証システム。
  5. 被認証者の生体情報を用いて認証を行う認証手段を複数備える認証部と、
    前記複数の認証手段それぞれについて、自サーバと通信可能な情報処理装置の動作モードを含む前記情報処理装置の使用環境に応じた使用条件を記憶する記憶部と、
    前記情報処理装置から認証要求が入力されると、前記情報処理装置の動作モードを含む前記情報処理装置の使用環境の検出結果の出力を前記情報処理装置に要求し、該要求に応じた前記情報処理装置からの出力に示される使用環境と前記記憶部に記憶されている使用条件とに応じて、前記複数の認証手段のいずれを使用して認証を行うかを決定し、前記情報処理装置に前記通知部を介して使用する認証手段を前記被認証者に通知させる制御部と、を有することを特徴とする認証サーバ。
  6. 通知部と、被認証者の生体情報を用いて認証を行う複数の認証手段と、を有する情報処理装置の制御方法であって、
    前記情報処理装置の動作モードを含む前記情報処理装置の使用環境を検出し、
    前記複数の認証手段それぞれについて、前記情報処理装置の動作モードを含む前記情報処理装置の使用環境に応じた前記認証手段の使用条件を記憶し、
    認証要求が入力されると、前記記憶している使用条件と前記検出部の検出結果とに応じて、前記複数の認証手段のいずれを使用して認証を行うかを決定し、前記通知部を介して使用する認証手段を前記被認証者に通知することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  7. 請求項6記載の情報処理装置の制御方法において、
    前記認証手段の起動時における使用環境の検出結果に基づいて前記認証手段の使用条件を設定し、該設定した使用条件を記憶することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  8. 通知部と、被認証者の生体情報を用いて認証を行う複数の認証手段と、を有する情報処理装置内のコンピュータに、
    前記情報処理装置の動作モードを含む前記情報処理装置の使用環境を検出する処理と、
    前記複数の認証手段それぞれについて、前記情報処理装置の動作モードを含む前記情報処理装置の使用環境に応じた使用条件を記憶する処理と、
    認証要求が入力されると、前記記憶している使用条件と前記使用環境の検出結果とに応じて、前記複数の認証手段のいずれを使用して認証を行うかを決定し、前記通知部を介して使用する認証手段を前記被認証者に通知する処理と、を実行させるプログラム。
  9. 被認証者の生体情報を用いて認証を行う複数の認証手段を備える認証サーバの制御方法であって、
    前記複数の認証手段それぞれについて、自サーバと通信可能な情報処理装置の動作モードを含む前記情報処理装置の使用環境に応じた使用条件を記憶し、
    前記情報処理装置から認証要求が入力されると、前記情報処理装置の動作モードを含む前記情報処理装置の使用環境の検出結果の出力を前記情報処理装置に要求し、該要求に応じた前記情報処理装置からの出力に示される使用環境と前記記憶している使用条件とに応じて、前記複数の認証手段のいずれを使用して認証を行うかを決定し、前記情報処理装置に使用する認証手段を通知することを特徴とする認証サーバの制御方法。
  10. 被認証者の生体情報を用いて認証を行う複数の認証手段を備える認証サーバ内のコンピュータに、
    前記複数の認証手段それぞれについて、自サーバと通信可能な情報処理装置の動作モードを含む前記情報処理装置の使用環境に応じた使用条件を記憶する処理と、
    前記情報処理装置から認証要求が入力されると、前記情報処理装置の動作モードを含む前記情報処理装置の使用環境の検出結果の出力を前記情報処理装置に要求し、該要求に応じた前記情報処理装置からの出力に示される使用環境と前記記憶している使用条件とに応じて、前記複数の認証手段のいずれを使用して認証を行うかを決定し、前記情報処理装置に使用する認証手段を通知する処理と、を実行させるプログラム。
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