JP2020067906A - 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、情報処理プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

情報処理装置、情報処理装置の制御方法、情報処理プログラムおよび記録媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP2020067906A
JP2020067906A JP2018201164A JP2018201164A JP2020067906A JP 2020067906 A JP2020067906 A JP 2020067906A JP 2018201164 A JP2018201164 A JP 2018201164A JP 2018201164 A JP2018201164 A JP 2018201164A JP 2020067906 A JP2020067906 A JP 2020067906A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information processing
processing device
unit
authentication
control unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018201164A
Other languages
English (en)
Inventor
大輔 齋藤
Daisuke Saito
大輔 齋藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2018201164A priority Critical patent/JP2020067906A/ja
Publication of JP2020067906A publication Critical patent/JP2020067906A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

【課題】使用環境によらず、ユーザが使用できない認証部の使用が強いられない情報処理装置を提供する。【解決手段】情報処理装置1は、少なくとも音声に基づき、ユーザの認証を行う認証部5と、情報処理装置1の向きに基づき、認証部5の音声認証機能を有効または無効にする制御部3と、を備える。制御部3は、情報処理装置1が同じ向きを維持している場合に、認証部5の音声認証機能を有効にし、情報処理装置1が同じ向きを維持していない場合に、認証部5の音声認証機能を無効にする。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理装置の制御方法、情報処理プログラムおよび記録媒体に関する。
近年、携帯電話、スマートフォン、パーソナルコンピュータおよびPDA(Personal Digital Assistant)などの情報処理装置の中には、被認証者の認証を行う認証部を備え、被認証者が正規のユーザであると認証されると、操作可能となるものがある。
例えば、特許文献1には、情報処理装置であって、前記情報処理装置の使用環境を検出する検出部と、通知部と、被認証者の生体情報を用いて認証を行う認証手段を複数備える認証部と、前記複数の認証手段それぞれについて、前記情報処理装置の使用環境に応じた使用条件を記憶する記憶部と、認証要求が入力されると、前記記憶部に記憶されている使用条件と前記検出部の検出結果とに応じて、前記複数の認証手段のいずれを使用して認証を行うかを決定し、前記通知部を介して使用する認証手段を前記被認証者に通知する制御部と、を有することを特徴とする情報処理装置が記載されている。
特開2013−254315号公報
しかしながら、上述のような従来技術では、使用環境によっては、ユーザが使用できない認証部の使用が強いられる可能性がある。
本発明の一態様は、使用環境によらず、ユーザが使用できない認証部の使用が強いられない情報処理装置およびその関連技術を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る情報処理装置は、情報処理装置であって、少なくとも音声に基づき、ユーザの認証を行う認証部と、前記情報処理装置の向きに基づき、前記認証部の音声認証機能を有効または無効にする制御部と、を備える。
本発明の一態様に係る情報処理装置の制御方法は、情報処理装置の制御方法であって、少なくとも音声に基づき、ユーザの認証を行うことと、前記情報処理装置の向きに基づき、音声認証機能を有効または無効にすることと、を含む。
本発明の一態様によれば、使用環境によらず、ユーザが使用できない認証部の使用が強いられない情報処理装置およびその関連技術を提供することができる。
本発明の実施形態1に係る情報処理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態1に係る情報処理装置の記憶部に格納されているテーブルの一例を示す図である。 本発明の実施形態1に係る情報処理装置の記憶部に格納されているテーブルの一例を示す図である。 本発明の実施形態1に係る情報処理装置の記憶部に格納されているテーブルの一例を示す図である。 本発明の実施形態1に係る情報処理装置の制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態1に係る情報処理装置の制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態2に係る情報処理装置の構成を示すブロック図である。
<実施形態1>
以下、図1〜6を用いて本発明の実施形態1に係る情報処理装置1について説明する。
〔情報処理装置1〕
図1は、本発明の実施形態1に係る情報処理装置1の構成を示すブロック図である。情報処理装置1としては、例えば、携帯電話、スマートフォン、携帯型ゲーム機およびPDAなどの端末ならびにパーソナルコンピュータなどが挙げられる。図1に示すように、情報処理装置1は、検出部2と、制御部3と、記憶部4と、認証部5と、通知部6とを備えている。
(検出部2)
検出部2は、例えば、加速度センサまたは地磁気センサなどを備えており、情報処理装置1の傾き度、すなわち、情報処理装置1の向き(方向)を検出する。
検出部2は、所定の時間(一定時間)の間、情報処理装置1の向きを検出する。検出部2は、所定の時間の間、任意の時間経過する毎に、情報処理装置1の向きを検出してもよい。例えば、検出部2は、所定の時間が5秒である場合、1秒毎の情報処理装置1の向きを5回検出してもよい。
検出部2は、情報処理装置1の向きのデータを制御部3に出力する。制御部3は、記憶部4に、検出部2から出力された情報処理装置1の向きのデータを格納する。
(制御部3)
制御部3は、各部(検出部2、記憶部4、認証部5および通知部6)の制御を行う。具体的には、制御部3は、各部から取得することができる情報の制御を行う。
また、制御部3は、検出部2によって検出された情報処理装置1の向きのデータを取得する。制御部3は、情報処理装置1の向きに基づき、認証部5の音声認証機能、すなわち、音声認証部(認証部)7を有効または無効にする。
制御部3は、記憶部4のテーブルに格納された情報処理装置1の向きのデータを参照し、認証部5における音声認証部7を有効にするか否かを決定する。制御部3は、所定の時間の間、情報処理装置1が同じ向きを維持している場合に、認証部5の音声認証機能、すなわち、音声認証部7を有効にする。所定の時間の間、情報処理装置1が同じ向きを維持していないと制御部3が判定した場合、制御部3は、記憶部4に格納されているテーブルにおけるデータを消去する。ここで、テーブルにおけるデータを消去するとは、最新のデータ以外の全てのデータを消去することを意味する。そして、制御部3は、再び、記憶部4のテーブルに新たに格納された情報処理装置1の向きのデータを参照し、音声認証部7を有効にするか否かを決定する。
また、制御部3は、情報処理装置1が同じ向きを維持していない場合に、認証部5の音声認証機能、すなわち、音声認証部7を無効にする。音声認証部7が既に無効である場合には、制御部3は音声認証部7を無効のままにし、音声認証部7が有効である場合には、制御部3は音声認証部7を有効から無効にする。
上述の構成によれば、制御部3は、情報処理装置1の向きに基づき、音声認証部7を有効または無効にするか否かを決定する。そのため、例えば、制御部3は、情報処理装置1の向きが所定の時間の間変化しない場合に、音声認証部7を有効にすることで、ユーザが手を使えない使用環境にあっても、指紋認証部(不図示)など、手を使う認証部5を用いる必要がなくなる。このように、上述の制御部3の構成によれば、使用環境によらず、ユーザが使用できない音声認証部7の使用が強いられることがない。
(記憶部4)
記憶部4は、制御部3が検出部2から取得した情報処理装置1の向きのデータを記憶する。記憶部4は、例えば、情報処理装置1の向きのデータをテーブルに格納することで記憶する。ここでは、記憶は、一時記憶のことを指す。
以下に、記憶部4に格納されているテーブルについて、図2〜4を用いて説明する。図2〜4は、本発明の実施形態1に係る情報処理装置1の記憶部4に格納されているテーブルの一例を示す図である。
具体的には、図2は、検出部2によって情報処理装置1の向きが検出される前のテーブルを示す図である。ここで、図2の時刻とは、情報処理装置1の向きの検出を開始した時刻である。経過した時間とは、情報処理装置1の検出を開始してから経過した時間である。加速度センサの値とは、加速度センサである検出部2が検出した値である。音声認証機能とは、認証部5における音声認証部7の機能のことであり、ここでは、音声認証部7が有効であるか無効であるかを示している。
なお、制御部3は、情報処理装置1の向きの検出を開始してから経過した時間を計測する経時部(不図示)として機能し、当該経過した時間を、図2〜4に示す記憶部4のテーブルに格納してもよい。
図3は、任意の時間(例えば、1秒間)経過する毎に検出部2によって検出された情報処理装置1の向きのデータが格納されたテーブルを示す図である。図3から明らかなように、検出を開始してから経過した時間は4秒間であり、検出部2によって1秒毎に検出された情報処理装置1の傾きは、同じ向きを4秒間維持している。
図4は、検出部2によって検出された情報処理装置1の向きが所定の時間(例えば、5秒間)維持された結果、認証部5における音声認証機能、すなわち、音声認証部7が有効になり、更新されたテーブルを示す図である。図4に示すように、更新されたテーブルでは、更新前の検出開始時刻から所定の時間経過した時刻が、新たに検出を開始する時刻として格納されている。図4から明らかなように、制御部3は、所定の時間が経過した場合、テーブルから最新のデータ以外のデータを消去し、音声認証機能を無効から有効にすることで、記憶部4のデータを更新する。このように、制御部3が記憶部4のテーブルのデータを更新することと、記憶部4のテーブルのデータを単に削除することとは、更新する場合、音声認証機能をさらに変更する点において異なる。
(認証部5)
認証部5は、ユーザの認証を行う。認証部5は、少なくとも音声に基づき、ユーザの認証を行う音声認証部7を備えている。音声認証部7は、情報処理装置1のマイク(不図示)などから入力された音声に基づき、ユーザの認証を行う。
認証部5は、音声認証部7以外に、例えば、ユーザの顔画像を用いて認証を行う顔認証部(不図示)およびユーザの指紋を用いて認証を行う指紋認証部(不図示)など、ユーザの生体情報を用いた1以上の認証部を複数備えていてもよい。これにより、例えば、周囲が静かではなく、音声認証部7が使用できない場合にも、指紋認証部など、他の認証部によってユーザを認証することができる。
(通知部6)
通知部6は、制御部3の制御に基づき、ユーザに通知を行う。通知部6の具体例としては、文字および映像などの表示することでユーザに通知を行う表示部、および、音声を出力してユーザに通知を行う音声出力部などが挙げられる。
以下に通知部6の通知例を説明する。例えば、ユーザが情報処理装置1の音声認証部7に対し、「点灯」など、特定の発話を行い、音声認証部7がユーザから発話された音声からユーザを認証したとする。この場合、通知部6は、制御部3の制御に基づき、情報処理装置1の画面を点灯させることによって、ユーザに通知を行う。また、ユーザが情報処理装置1の音声認証部7に対し、xxxさんに電話するなど、特定の発話をしたとする。この場合、通知部6は、xxxさんにユーザの発話内容の音声を出力する。
〔情報処理装置1の制御処理〕
以下に、情報処理装置1の制御処理(情報処理装置の制御方法)に1および2について、図5および6を用いて説明する。
情報処理装置1の制御処理1は、制御部3が、情報処理装置1の向きに基づき、音声認証部7を有効にするか否かを決定する処理でもある。情報処理装置1の制御処理2は、制御部3が、情報処理装置1の向きに基づき、音声認証部7を無効にするか否かを決定する処理でもある。
(情報処理装置1の制御処理1)
図5は、本発明の実施形態1に係る情報処理装置1の制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。
ステップS1において、情報処理装置1の制御部3は、情報処理装置1の検出部2が検出した情報処理装置1の向きのデータを取得する。例えば、検出部2が加速度センサである場合、制御部3は、情報処理装置1の向きのデータを加速度センサの値として取得する。
ステップS2において、制御部3は、情報処理装置1の記憶部4に、取得した情報処理装置1の向きのデータを記憶(保持)する。例えば、制御部3は、情報処理装置1の向きの検出を開始してから経過した時間を計測する経時部として機能し、当該経過した時間を、図2〜4に示す記憶部4のテーブルに格納してもよい。また、検出部2が加速度センサである場合、制御部3は、検出部2から取得した加速度センサの値を記憶部4のテーブルに格納してもよい。
ステップS3において、制御部3は、例えば、記憶部4に格納されたテーブルのデータを参照(比較)することにより、情報処理装置1が同じ向きを維持しているか否かを判定する。情報処理装置1が同じ向きを維持していないと制御部3が判定した場合(ステップS5のNO)、ステップS4の処理に進む。情報処理装置1が同じ向きを維持していると制御部3が判定した場合(ステップS3のYES)、ステップS5の処理に進む。
ステップS4において、制御部3は、記憶部4のデータを消去し、ステップS1の処理に戻る。
ステップS5において、制御部3は、情報処理装置1の向きのデータを取得してから所定の時間が経過したか否かを判定する。例えば、所定の時間が5秒(5000ms)であり、制御部3は、1秒(1000ms)毎に検出部2によって検出された情報処理装置1の向きを取得したとする。この場合、経過した時間が5秒となり、テーブルが更新されていれば、制御部3は、所定の時間が経過したと判定する。所定の時間が経過していないと制御部3が判定した場合(ステップS5のNO)、ステップS1の処理に戻り、所定の時間が経過するまでステップS1〜S5の処理を繰り返す。所定の時間が経過したと制御部3が判定した場合(ステップS5のYES)、ステップS6の処理に進む。
ステップS6において、制御部3は、情報処理装置1の認証部5の音声認証機能、すなわち、音声認証部7を有効にする。
ステップS7において、制御部3は、記憶部4のデータを更新し、情報処理装置1の制御処理を終了する。例えば、制御部3は、図4に示すように、記憶部4に格納されているテーブルから最新のデータ以外のデータを消去し、音声認証機能を無効から有効にすることで、記憶部4のデータを更新する。
(情報処理装置1の制御処理2)
図6は、本発明の実施形態1に係る情報処理装置1の制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。
ステップS11において、情報処理装置1の制御部3は、情報処理装置1の認証部5における音声認証部7が有効であるか否かを判定する。音声認証部7が無効である、すなわち、有効でないと制御部3が判定した場合(ステップS11のNO)、情報処理装置1の制御処理を終了する。音声認証部7が有効であると制御部3が判定した場合(ステップS11のYES)、ステップS12の処理に進む。
ステップS12において、制御部3は、情報処理装置1の検出部2が検出した情報処理装置1の向きのデータを取得する。例えば、検出部2が加速度センサである場合、制御部3は、情報処理装置1の向きのデータを加速度センサの値として取得する。
ステップS13において、制御部3は、取得した情報処理装置1の向きのデータと、記憶部4のデータとを比較する。例えば、制御部3は、取得した情報処理装置1の向きのデータと、記憶部4のテーブルの最新のデータとを比較する。
ステップS14において、制御部3は、ステップS13において、取得した情報処理装置1の向きのデータと記憶部4のデータとを比較することで、情報処理装置1が同じ向きを維持しているか否かを判定する。情報処理装置1が同じ向きを維持していると制御部3が判定した場合(ステップS14のYES)、ステップS11の処理に戻り、ステップS11〜S14の処理を繰り返す。情報処理装置1が同じ向きを維持していないと制御部3が判定した場合(ステップS14のNO)、ステップS15の処理に進む。
ステップS15において、制御部3は、認証部5の音声認証機能、すなわち、音声認証部7を無効にする。
ステップS16において、制御部3は、記憶部4のデータを更新し、情報処理装置1の制御処理を終了する。例えば、制御部3は、記憶部4に格納されているテーブルから最新のデータ以外のデータを消去し、音声認証機能を有効から無効にすることで、記憶部4のデータを更新する。
<実施形態2>
実施形態1に係る情報処理装置1における各部は、実施形態2に係る情報処理装置11のように、さらなる機能を備えていてもよい。
以下、実施形態2に係る情報処理装置11について、図7を用いて説明する。なお、説明の便宜上、実施形態1にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
〔情報処理装置11〕
図7は、本発明の実施形態2に係る情報処理装置11の構成を示すブロック図である。図7に示すように、情報処理装置11は、実施形態1に係る情報処理装置1の制御部3、記憶部4、認証部5および通知部6の代わりに、制御部13、記憶部14、認証部15および通知部16を備えている。この点以外は、情報処理装置11は、実施形態1に係る情報処理装置1と同様の構成である。
(制御部13)
制御部13は、制御部3の機能に加え、予め定められた、音声認証部17を有効にする情報処理装置11の向きを記憶部14に記憶させる。当該予め定められた向きは、情報処理装置11にユーザが入力したものであってもよい。制御部13は、情報処理装置11が予め定められた向きを維持している場合に、認証部15の音声認証機能、すなわち、音声認証部17を有効にする。また、制御部13は、情報処理装置11が予め定められた向きを所定の時間の間維持している場合のみ、音声認証部17を有効にしてもよい。
なお、情報処理装置11が、通信部(不図示)をさらに備えている場合、制御部13は、記憶部14の代わりに、通信部を介してネットワーク経由でサーバ(不図示)上に、予め定められた音声認証部17を有効にする情報処理装置11の向きを記憶させてもよい。この場合、制御部13は、サーバに記憶された、予め定められた情報処理装置11の向きに基づいて音声認証部17を有効にする。
また、制御部13は、GPSから位置情報および日時などをさらに取得することで、特定の場所および時間帯などのみにおいて、情報処理装置11が予め定められた向きを維持している場合に、音声認証部17を有効にしてもよい。
また、制御部13は、端末などの情報処理装置11の地面に対する角度が変化した場合、音声認証部17を無効にしてもよい。
また、制御部13は、音声認証部17が有効になってから所定の時間が経過した場合に、認証部15の音声認証機能、すなわち、音声認証部17を無効にしてもよい。これにより、実施形態1に係る情報処理装置1と異なり、情報処理装置1が同じ向きを維持していないか否かを判定することなく、音声認証部17を無効にすることができる。
また、制御部13は、ユーザが情報処理装置11を把持した場合に、認証部15の音声認証機能、すなわち、音声認証部17を無効にしてもよい。例えば、検出部2がグリップセンサであり、ユーザが情報処理装置11を把持したことをグリップセンサが検知した場合、制御部13は、ユーザが手を使う認証部5を用いることができる使用環境にあると判定し、音声認証部17を無効にしてもよい。これにより、ユーザの使用環境に応じて適切な認証部5のみを有効にすることができる。
(記憶部14)
記憶部14は、記憶部4の機能に加え、予め定められた、音声認証部17を有効にする情報処理装置11の向きを記憶する。
なお、情報処理装置11が、通信部をさらに備えている場合、記憶部14の代わりに、通信部を介してネットワーク接続されるサーバ上に記憶部14に記憶する情報を記憶してもよい。
(認証部15)
認証部15は、実施形態1における音声認証部7の代わりに、音声認証部17を備えている。
音声認証部17は、声紋認証による音声認証、または、一定レベルの音量の音が聞こえた場合に有効になる。音声認証部17は、情報処理装置11のマイクなどから入力された音声に特定のキーワードが含まれていた場合のみ、有効になってもよい。
(通知部16)
通知部16は、通知部6の機能に加え、表示部18をさらに備えている。
表示部18は、ユーザへの各種情報を表示する。例えば、表示部18は、認証部15が有効になったことを、画面点灯することでユーザに通知する。
表示部18は、音声認証部17が有効になった場合に、LEDの光り方を変更する。これにより、音声認証部17が有効になったことをより好適にユーザに通知することができる。
また、表示部18は、音声認証部17が有効になった場合に、マイクなどから入力された音声によって、表示部18の画面スクロールを制御できる「閲覧モード」になってもよい。これにより、ユーザが手を使えない使用環境にあっても、ユーザに、好適に表示部18の画面をスクロールさせることができる。
〔ソフトウェアによる実現例〕
情報処理装置1および11の制御ブロック(特に制御部3、13および認証部5、15)は、集積回路(ICチップ)などに形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、ソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、情報処理装置1および11は、各機能を実現するソフトウェアである情報処理プログラムの命令を実行するコンピュータを備えている。このコンピュータは、例えば少なくとも1つのプロセッサ(制御装置)を備えていると共に、上記情報処理プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な少なくとも1つの記録媒体を備えている。そして、上記コンピュータにおいて、上記プロセッサが上記情報処理プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記プロセッサとしては、例えばCPU(Central Processing Unit)を用いることができる。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、ROM(Read Only Memory)などの他、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記情報処理プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などをさらに備えていてもよい。また、上記情報処理プログラムは、該情報処理プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波など)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明の一態様は、上記情報処理プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る情報処理装置は、情報処理装置であって、少なくとも音声に基づき、ユーザの認証を行う認証部と、前記情報処理装置の向きに基づき、前記認証部の音声認証機能を有効または無効にする制御部と、を備える。
本発明の態様2に係る情報処理装置は、上記態様1において、前記制御部は、前記情報処理装置が同じ向きを維持している場合に、前記認証部の音声認証機能を有効にしてもよい。
本発明の態様3に係る情報処理装置は、上記態様1または2において、前記制御部は、所定の時間の間、前記情報処理装置が同じ向きを維持している場合に、前記認証部の音声認証機能を有効にしてもよい。
本発明の態様4に係る情報処理装置は、上記態様1〜3のいずれか1において、前記制御部は、前記情報処理装置が同じ向きを維持していない場合に、前記認証部の音声認証機能を無効にしてもよい。
本発明の態様5に係る情報処理装置は、上記態様1〜4のいずれか1において、前記制御部は、前記情報処理装置が予め定められた向きを維持している場合に、前記認証部の音声認証機能を有効にしてもよい。
本発明の態様6に係る情報処理装置は、上記態様1〜5のいずれか1つにおいて、前記制御部は、前記認証部の音声認証機能が有効になってから所定の時間が経過した場合に、前記認証部の音声認証機能を無効にしてもよい。
本発明の態様7に係る情報処理装置は、上記態様1〜6のいずれか1つにおいて、前記制御部は、前記ユーザが前記情報処理装置を把持した場合に、前記認証部の音声認証機能を無効にしてもよい。
本発明の態様8に係る情報処理装置の制御方法は、情報処理装置の制御方法であって、少なくとも音声に基づき、ユーザの認証を行うことと、前記情報処理装置の向きに基づき、音声認証機能を有効または無効にしてもよい。
本発明の各態様に係る情報処理装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記情報処理装置が備える各部(ソフトウェア要素)として動作させることにより上記情報処理装置をコンピュータにて実現させる情報処理装置の情報処理プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1、11 情報処理装置
2 検出部
3、13 制御部
4 記憶部
5、15 認証部
6、16 通知部
7、17 音声認証部(認証部)
18 表示部

Claims (10)

  1. 情報処理装置であって、
    少なくとも音声に基づき、ユーザの認証を行う認証部と、
    前記情報処理装置の向きに基づき、前記認証部の音声認証機能を有効または無効にする制御部と、を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記制御部は、前記情報処理装置が同じ向きを維持している場合に、前記認証部の音声認証機能を有効にすることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記制御部は、所定の時間の間、前記情報処理装置が同じ向きを維持している場合に、前記認証部の音声認証機能を有効にすることを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記制御部は、前記情報処理装置が同じ向きを維持していない場合に、前記認証部の音声認証機能を無効にすることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記制御部は、前記情報処理装置が予め定められた向きを維持している場合に、前記認証部の音声認証機能を有効にすることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記制御部は、前記認証部の音声認証機能が有効になってから所定の時間が経過した場合に、前記認証部の音声認証機能を無効にすることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記制御部は、前記ユーザが前記情報処理装置を把持した場合に、前記認証部の音声認証機能を無効にすることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 情報処理装置の制御方法であって、
    少なくとも音声に基づき、ユーザの認証を行うことと、
    前記情報処理装置の向きに基づき、音声認証機能を有効または無効にすることと、を含むことを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  9. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の情報処理装置としてコンピュータを機能させるための情報処理プログラムであって、前記認証部および制御部として前記コンピュータを機能させるための情報処理プログラム。
  10. 請求項9に記載の情報処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
JP2018201164A 2018-10-25 2018-10-25 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、情報処理プログラムおよび記録媒体 Pending JP2020067906A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018201164A JP2020067906A (ja) 2018-10-25 2018-10-25 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、情報処理プログラムおよび記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018201164A JP2020067906A (ja) 2018-10-25 2018-10-25 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、情報処理プログラムおよび記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020067906A true JP2020067906A (ja) 2020-04-30

Family

ID=70390462

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018201164A Pending JP2020067906A (ja) 2018-10-25 2018-10-25 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、情報処理プログラムおよび記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2020067906A (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006079427A (ja) * 2004-09-10 2006-03-23 Toshiba Tec Corp 携帯情報機器
JP2013198150A (ja) * 2012-03-19 2013-09-30 Nhn Corp モバイル端末で音声入力を制御するためのサーバ装置、方法及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2013243578A (ja) * 2012-05-22 2013-12-05 Panasonic Corp 携帯端末
JP2013254315A (ja) * 2012-06-06 2013-12-19 Nec Casio Mobile Communications Ltd 情報処理装置、認証システム、認証サーバ、情報処理装置の制御方法、認証サーバの制御方法およびプログラム
US20150128252A1 (en) * 2013-11-06 2015-05-07 Sony Corporation Authentication control system, authentication control method, and program
JP2016508007A (ja) * 2013-02-07 2016-03-10 アップル インコーポレイテッド デジタルアシスタントのためのボイストリガ

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006079427A (ja) * 2004-09-10 2006-03-23 Toshiba Tec Corp 携帯情報機器
JP2013198150A (ja) * 2012-03-19 2013-09-30 Nhn Corp モバイル端末で音声入力を制御するためのサーバ装置、方法及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2013243578A (ja) * 2012-05-22 2013-12-05 Panasonic Corp 携帯端末
JP2013254315A (ja) * 2012-06-06 2013-12-19 Nec Casio Mobile Communications Ltd 情報処理装置、認証システム、認証サーバ、情報処理装置の制御方法、認証サーバの制御方法およびプログラム
JP2016508007A (ja) * 2013-02-07 2016-03-10 アップル インコーポレイテッド デジタルアシスタントのためのボイストリガ
US20150128252A1 (en) * 2013-11-06 2015-05-07 Sony Corporation Authentication control system, authentication control method, and program
JP2015090589A (ja) * 2013-11-06 2015-05-11 ソニー株式会社 認証制御システム、認証制御方法およびプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10237396B2 (en) Launching applications from a lock screen of a mobile computing device via user-defined symbols
WO2018117376A1 (ko) 컨텐츠 운용 방법 및 이를 구현한 전자 장치
CN106233376B (zh) 用于通过话音输入激活应用程序的方法和设备
CN105590043B (zh) 身份验证方法、装置及系统
EP3757989A1 (en) Generation of notifications based on context data in response to speech phrase from user
CN104937603B (zh) 终端、解锁方法和程序
US9826083B2 (en) Automatic delegation control for device sharing
US11574009B2 (en) Method, apparatus and computer device for searching audio, and storage medium
EP3493056A1 (en) Information displaying method for terminal device, and terminal device
US20150011195A1 (en) Automatic volume control based on context and location
KR20140136350A (ko) 전자장치의 사용 방법 및 장치
KR20150080736A (ko) 전자 장치의 기능 실행 방법 및 이를 사용하는 전자 장치
US11562051B2 (en) Varying computing device behavior for different authenticators
CN106060261B (zh) 音频播放装置及方法
CN105263126B (zh) 短信验证方法、装置及系统
CN107666536B (zh) 一种寻找终端的方法和装置、一种用于寻找终端的装置
CN110096865B (zh) 下发验证方式的方法、装置、设备及存储介质
JP2010198384A (ja) 通信端末装置
KR20150049075A (ko) 사용자 인증 방법 및 이를 수행하는 장치
JP2008084044A (ja) 携帯端末装置及びプログラム
WO2022142330A1 (zh) 一种身份认证方法及装置、电子设备和存储介质
CN109961802B (zh) 音质比较方法、装置、电子设备及存储介质
US11294493B2 (en) Method, apparatus and computer program product for entering operational states based on an input type
CN109614212A (zh) 应用启动方法、装置、终端及存储介质
JP2016186776A (ja) 表示制御方法、表示制御プログラム、及び情報処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210922

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220729

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220816

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220927

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20230117