JP5429754B2 - データ転送システム、送信装置、受信装置、データ転送方法、送信方法並びに受信方法。 - Google Patents

データ転送システム、送信装置、受信装置、データ転送方法、送信方法並びに受信方法。 Download PDF

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本発明は、計算機に格納してあるデータを、ネットワークを介して他の計算機に転送するデータ転送システム、送信装置、受信装置、データ転送方法、送信方法並びに受信方法に関する。
ネットワークシステムにおいては、各計算機がネットワーク上で接続されていれば、当該ネットワークを介して各計算機間でデータの送受信を行うことができる。しかしながら、ネットワーク上で接続される計算機の数が多くなったり、送信するデータが大容量であったりすると、通信トラフィックが増大してしまう。この結果、ネットワークに負荷がかかり、送信データの遅延やリトライ発生による通信失敗などが発生する恐れがあった。
この問題を解決するために、現在では、レイヤ3スイッチ(以下、「L3スイッチ」という)やルータ等の機器あるいはソフトウェアでネットワークの帯域制御を行うことにより、各計算機間における一定時間あたりの送受信可能なデータ量(以下、「単位時間送受信可能データ量」という)を制限している。なお、帯域制御に関連する技術が開示された特許文献1〜3を以下に記す。
特開平11−205343号公報 特開2003−258880号公報 特開平6−188899号公報
しかしながら、上述した帯域制御を行う技術は、どれも帯域制限を予め静的に設定するものであり、この設定が再度なされない限り、各計算機間における単位時間送受信可能データ量が固定されたままである。すなわち、ネットワークが空いている状態でも帯域制限がかかっているため、各計算機間のデータのやり取りが非効率になる、という問題がある。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、複数の計算機間におけるデータやり取りを効率的に行うことができるデータ転送システム、送信装置、受信装置、データ転送方法、送信方法並びに受信方法を提供する。
上記課題を解決するため、本発明は、複数の受信装置と、該複数の受信装置とネットワーク上で接続され、ユーザの操作部に対する操作に基づいて、複数の受信装置の中の所定の受信装置(以下、「該当受信装置」という)に所定のデータ(以下、「該当データ」という)を送信する送信装置と、を有する。送信装置は、該当受信装置を特定するための受信装置特定情報と、該当データを必要とする通信タスクを特定するための通信タスク特定情報と、を含む送信要求メッセージを作成し、送信要求メッセージを複数の受信装置に送信する送信要求部を備える。そして、複数の受信装置はそれぞれ、送信装置から送信要求メッセージを受信する要求受信部と、送信要求メッセージに含まれる受信装置特定情報および通信タスク特定情報に基づいて、自機で実行中の通信タスクの中から動作を抑止する通信タスクを選択し、選択した通信タスクの動作を抑止する負荷抑止部と、を備える。
上記した構成によれば、送信装置から該当受信装置に該当データを送信する前に、該当データを必要とする通信タスク以外の各受信装置で実行中の通信タスクの動作を抑止することができる。なお、該当データが変われば、抑止される通信タスクも自動的に変更される。
本発明によれば、送信要求メッセージの内容に応じて、送信装置から該当受信装置への該当データの送信に影響する通信を行う通信タスクの動作を抑止することができるので、ネットワークにかかる負荷を動的に低減させることができる。この結果、送信装置から該当受信装置への該当データの送信を効率的に行うことができる、という効果がある。
本発明の一実施形態に係るデータ転送システムを示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る送信装置に記憶された転送先管理テーブルの一例を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る送信装置が生成する送信要求メッセージの一例を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る受信装置に記憶された通信タスク管理テーブルの一例を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係るデータ転送システムの動作の流れを示すシーケンスチートである。 送信要求処理の手順を示すフローチャートである。 要求受信処理の手順を示すフローチャートである。 タスク抑止処理(その1)の手順を示すフローチャートである。 タスク抑止処理(その2)の手順を示すフローチャートである。 データ送信処理の手順を示すフローチャートである。 データ受信処理の手順を示すフローチャートである。 通信タスク抑止解除処理の手順を示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための実施形態例について説明する。以下に述べる実施の形態例は、本発明の好適な具体例である。そのため、技術的に好ましい種々の限定が付されている。しかしながら、本発明は、下記の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。例えば、以下の説明で挙げる各パラメータの数値的条件は好適例に過ぎず、説明に用いた各図における寸法、形状および配置関係も概略的なものである。
以下の手順で説明を行う。
<一実施形態例>
1.データ転送システムの構成
2.送信装置の構成
3.受信装置の構成
4.データ転送システムの動作
<一実施形態例>
本発明の一実施形態例を、図1〜図12を参照して説明する。
[1.データ転送システムの構成]
まず、データ転送システムの構成について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るデータ転送システムを示すブロック図である。
データ転送システム100は、送信装置110と、送信装置110とネットワーク上で接続された第1から第n(nは任意の自然数)の受信装置150a〜150nとで構成されるものである。このデータ転送システム100は、第1から第nの受信装置150a〜150nで実行する通信タスク(ネットワークを介して各装置間でデータのやり取りを必要とするタスク)の動作(抑止または抑止解除)を制御する。そして、実行中の通信タスクに応じたデータ(以下、「該当データ」という)を、当該実行中の通信タスクを有する受信装置(以下、「該当受信装置」という)に送信する。すなわち、該当データを該当受信装置に送信する際にのみ、該当データを送信するための帯域を確保するような通信タスクの制御を行っている。
なお、送信装置110および第1から第nの受信装置150a〜150nは、例えばパーソナルコンピュータである。また、第1から第nの受信装置150a〜150nはすべて同じ構成をしているので、各受信装置を区別する必要がない場合は、「受信装置150」と記載する。
[2.送信装置の構成]
次に、送信装置110について説明する。
図1に示すように、送信装置110は、転送先管理テーブル111と、送信要求部112と、データ送信部113と、記憶部114とを備える。
転送先管理テーブル111には、第1から第nの受信装置150a〜150nの各IP(Internet Protocol)アドレス(以下、「アドレス」という)が予め記憶されている。この転送先管理テーブル111には、第1から第nの受信装置150a〜150nすべてから後述の抑止完了通知を受信したか否かを示す要求完了フラグを記憶する領域がさらに設けられている。転送先管理テーブル111の具体的一例については図2にて後述する。
送信要求部112は、操作部(不図示)に対するユーザの操作に基づいて、第1〜第nの受信装置150a〜150nで実行中の通信タスクの動作を制御(抑止あるいは抑止解除)するための送信要求メッセージ300を生成する。そして、転送先管理テーブル111に記憶された各アドレスを利用して、生成した送信要求メッセージ300を第1〜第nの受信装置150a〜150nに送信する。なお、送信要求メッセージ300の具体的一例については図3にて後述する。
また、送信要求部112は、送信要求メッセージ300のレスポンスとして第1から第nの受信装置150a〜150nから送信される抑止完了通知をすべて受信すると、転送先管理テーブル111内の要求完了フラグを立てる。抑止完了通知とは、受信装置150で実行中の通信タスクの動作の抑止が完了したことを示す情報である。
また、送信要求部112は、受信装置150で実行中の通信タスクの動作の抑止を解除するための送信要求メッセージ300を作成した場合は、転送先管理テーブル111内の要求完了フラグを下ろす。
データ送信部113は、該当データ115を該当受信装置に送信するものである。このデータ送信部113は、転送先管理テーブル111内の要求完了フラグを常に監視している。そして、当該要求管理フラグが立つと、記憶部114から該当データ115を取得し、取得した該当データ115を該当受信装置150に送信する。なお、記憶部114は例えばハードディスク等で構成されている。
[3.受信装置の構成]
次に、受信装置150について説明する。
図1に示すように、受信装置150は、要求受信部151と、通信タスク管理テーブル152と、負荷抑止部153と、データ受信部154と、記憶部155と、負荷抑止解除部156とを備える。
要求受信部151は、送信装置110の送信要求部112から送信される送信要求メッセージ300を受信する。そして、受信した送信要求メッセージ300の内容に応じて、負荷抑止部153あるいは負荷抑止解除部156を起動させる。具体的には、送信要求メッセージ300が通信タスクを抑止するためのものである場合は、負荷抑止部153が起動され、送信要求メッセージ300が通信タスクの抑止を解除するためのものである場合は、負荷抑止解除部156が起動される。
負荷抑止部153は、要求受信部151により起動されると、要求受信部151が受信した送信要求メッセージ300の内容に基づいて、自機で実行中の通信タスクの中から動作を抑止する通信タスクを選択する。そして、選択したタスクの動作を抑止する処理(以下、「通信タスク抑止処理」という)を行う。自機で実行中の通信タスクに関する情報は通信タスク管理テーブル152に記憶されており、負荷抑止部153は、この通信タスク管理テーブル152を参照・更新しながら通信タスク抑止処理を実行する。なお、負荷抑止部153で選択・抑止される通信タスクは、上述の該当データ115を必要とする通信タスク以外の通信タスクである。また、通信タスク管理テーブル152の詳細については、図4にて後述する。
負荷抑止解除部156は、要求受信部151により起動されると、通信タスク管理テーブル152を参照しながら、抑止状態の通信タスクを検索する。そして、検索した通信タスクの抑止を解除する処理(以下、「通信タスク抑止解除処理」という)を行う。
データ受信部154は、送信装置110のデータ送信部113から該当データ115が自機に送信された場合、該当データ115を受信して記憶部155に記憶する。なお、記憶部155は例えばハードディスク等で構成されている。
次に、送信装置110が備える転送先管理テーブル111について図2を参照して説明する。
図2は、転送先管理テーブルの一例を示す説明図である。
転送先管理テーブル111の「No」フィールドには、各レコードごとに第1から第nの受信装置150a〜150nに対応する1〜nまでの数字が書き込まれている。また、「受信装置アドレス」フィールドには、同一のレコードにある数字に対応する受信装置150のアドレスが書き込まれている。さらに、転送先管理テーブル111の最後尾のレコードには、要求完了フラグが書き込まれる。要求完了フラグは、“0”か“1”の数字で表され、初期状態ではフラグが下りた“0”となっており、第1から第nの受信装置150a〜150nから抑止完了通知を受信した状態ではフラグが立った“1”となっている。なお、抑止完了フラグの書き換えは、送信装置110の送信要求部112によって行われる。
次に、送信要求部112が生成する送信要求メッセージについて図3を参照して説明する。
図3は、送信要求メッセージの一例を示す説明図である。
送信要求メッセージ300には、通信先受信装置のアドレス301と、通信タスク名称302と、要求指示フラグ303とが含まれている。
通信先受信装置のアドレス301は、該当データ115を送信する受信装置150、すなわち該当受信装置のアドレスである。
通信タスク名称302は、該当データ115を必要とする通信タスクの名称を示す文字列である。要求指示フラグ303は、例えば“1”か“2”の数字で表され、受信装置150に通信タスク抑制処理を実行させる場合には“1”が設定され、通信タスク抑止解除処理を実行させる場合には “2”が設定される。
次に、受信装置150が備える通信タスク管理テーブル152について図4を参照して説明する。
図4(a)は、通信タスク管理テーブルの一例を示す説明図、図4(b)は、第1、第2および第nの受信装置が備える各通信タスク管理テーブルの通信タスクリストの一例を示す説明図である。
通信タスク管理テーブル152は、図4(a)に示すように、通信タスクリスト401と抑止指示フラグ402とを備える。
通信タスクリスト401について図4(b)を参照して説明する。
通信タスクリスト401の「No」フィールドには、各レコードごとに、受信装置150で実行中の通信タスクに割り当てられた数字(例えば、1〜4)が予め書き込まれている。
「通信タスク名称」フィールドには、同一のレコードにある数字に対応する通信タスクの名称を示す文字列が予め書き込まれている。
「抑止状態」フィールドには、同一のレコードにある数字に対応する通信タスクが抑止されているか否かを示す情報が書き込まれる。通信タスクが抑止されている場合には、“抑止”が書き込まれており、通信タスクが抑止されていない場合には、何も書き込まれていない状態となっている。なお、「抑止状態」フィールドの書き換えは、受信装置150の負荷抑止部153あるいは負荷抑止解除部156によって行われる。
「通信先のアドレス」フィールドには、同一のレコードにある数字に対応する通信タスクが実行された際に通信を行う装置(送信装置110あるいは受信装置150)のアドレスが予め書き込まれている。
図4(a)に戻り、抑止フラグについて説明する。
抑止指示フラグ402は、例えば“0”、“1”あるいは“2”の数字で表される。抑止指示フラグ402は、初期状態では“0”となっており、通信タスク抑止処理を行う通信タスクの選択が完了した状態では“1”となっており、選択された通信タスクに対して通信タスク処理が完了した状態では“2”となっている。なお、抑止指示フラグ402の書き換えは、受信装置150の負荷抑止部153あるいは負荷抑止解除部156によって行われる。
[4.データ転送システムの動作]
次に、図5〜図12を参照してデータ転送システム100の動作について説明する。
図5は、本発明の一実施形態に係るデータ転送システムの動作の流れを示すシーケンスチャートである。
まず、送信装置110の送信要求部112は、当該送信装置110の操作部(不図示)に対するユーザの操作に応じて送信要求処理を実行する(ステップS10)。ここでの送信要求処理とは、該当データ115を該当受信装置に送信する前準備として、第1〜第nの受信装置150a〜150nで実行中の所定の通信タスクの動作を抑止するための送信要求メッセージ300を生成する処理である。ここで、図6を参照して送信要求処理の手順について説明する。
送信要求処理が開始されると、送信要求部112は、変数iを1に初期化する。そして、「No」フィールドが変数iに等しいレコードを転送先管理テーブル111から読み出し、読み出したレコードからアドレスを取得する(ステップS20)。
続いて、送信要求部112は、転送先管理テーブル111内にまだアドレスがあるか否かを確認する(ステップS21)。具体的には、変数iをインクリメントし、「No」フィールドが変数iに等しいレコードが転送先管理テーブル111内にあるか否かを確認する。
転送先管理テーブル111内にまだアドレスがある、すなわち「No」フィールドが変数iに等しいレコードが転送先管理テーブル111内にあるならば(ステップS21のYES)、ステップS20の処理に戻る。つまり、「No」フィールドが変数iに等しいレコードを転送先管理テーブル111から読み出し、読み出したレコードからアドレスを取得する。
一方、転送先管理テーブル111内にアドレスがない、すなわち「No」フィールドが変数iに等しいレコードが転送先管理テーブル111内にないならば(ステップS21のNO)、送信要求部112は、送信要求メッセージ300を、ユーザの操作部(不図示)に対する操作に基づいて生成し(ステップS22)、送信要求処理を完了する。なお、ステップS22の処理で生成される送信要求メッセージ300が、第1から第nの受信装置150a〜150nで実行中の所定のタスクの動作を抑止するためのメッセージである。そのため、送信要求メッセージ300内の通信先受信装置のアドレス301には“該当受信装置のアドレス”が、要求指示フラグ303には通信タスク抑止処理を受信装置150に実行させることを示す“1”がそれぞれ設定されている。
図5の説明に戻る。
送信要求処理が完了すると、送信装置110の送信要求部112は、ステップS20(図6を参照)の処理で取得したアドレスに基づいて、ステップS22(図6を参照)の処理にて生成した送信要求メッセージ300をすべての受信装置150(図1に示す例では、第1から第nの受信装置150a〜150n)に送信する(ステップS11)。そして、すべての受信装置150は、送信要求メッセージ300を受信すると、受信した送信要求メッセージ300に基づいて要求受信処理を実行する(ステップS12)。ここで、図7を参照してステップS12の要求受信処理について説明する。
要求受信処理が開始される、すなわち受信装置150の要求受信部151が送信要求メッセージ300を受信すると(ステップS30のYES)、要求受信部151は、受信した送信要求メッセージ300内の要求指示フラグ303が“1”であるか否かを確認する(ステップS31)。
受信した送信要求メッセージ300内の要求指示フラグ303は“1”であるので(ステップS31のYES)、要求受信部151は負荷抑止部153を起動させる。すると、負荷抑止部153は、受信した送信要求メッセージ300に基づいて通信タスク抑止処理を実行する(ステップS32)。通信タスク抑止処理とは、該当データ115を必要とする通信タスクと、送信装置110および該当受信装置との通信が必要な通信タスク以外の通信タスクの動作を抑止してネットワークの帯域を確保する処理である。ここで、通信タスク抑止処理の手順について図8および図9を参照して説明する。
通信タスク抑止処理が開始されると、まず負荷抑止部153は変数jを1に初期化する。そして、「No」フィールドが変数jに等しいレコード(以下、「j番目の通信タスクレコード」という)を通信タスクリスト401から読み出す(ステップS40)。そして、負荷抑止部153は、送信要求メッセージ300内の通信先受信装置のアドレス301が受信装置自身におけるアドレスと同じであるか否かを確認する(ステップS41)。
送信要求メッセージ300内の通信先受信装置のアドレス301が受信装置自身におけるアドレスと同じであるならば(ステップS41のYES)、負荷抑止部153は、j番目の通信タスクレコードの「通信タスク名称」が送信要求メッセージ300内の通信タスク名称302と同じであるか否かを確認する(ステップS42)。
j番目の通信タスクレコードおよび送信要求メッセージ300内それぞれの通信タスク名称が同じであるならば(ステップS42のYES)、負荷抑止部153は、変数jをインクリメントし、通信タスクリスト401内にj番目の通信タスクレコードがあるか否かを確認する(ステップS44)。
通信タスクリスト401内にj番目の通信タスクレコードがあるならば(ステップS44のYES)、ステップS40の処理に戻る。すなわち、「No」フィールドが変数jに等しいレコードを通信タスクリスト401から読み出す
一方、通信タスクリスト401内にj番目の通信タスクレコードがないならば(ステップS44のNO)、負荷抑止部153は、通信タスク管理テーブル152内の抑止指示フラグ402に“1”を設定する(ステップS45)。
ところで、ステップS42の処理において、j番目の通信タスクレコードおよび送信要求メッセージ300内それぞれの通信タスク名称が同じでないならば(ステップS42のNO)、負荷抑止部153は、j番目の通信タスクレコードの「抑止状態」フィールドに“抑止”を書き込み、上述したステップS44の処理に移行する。
また、ステップS41の処理において、送信要求メッセージ300内の通信先受信装置のアドレス301が受信装置自身におけるアドレスと同じでないならば(ステップS41のNO)、負荷抑止部153は、j番目の通信タスクレコードの「通信先のアドレス」が送信要求メッセージ300内の通信先受信装置のアドレス301あるいは送信装置110のアドレスと同じであるか否かを確信する(ステップS46)。
j番目の通信タスクレコードの「通信先のアドレス」が送信要求メッセージ300内の通信先受信装置のアドレス301あるいは送信装置110のアドレスと同じであるならば(ステップS46のYES)、上述したステップS43の処理に移行する。一方、同じでないならば(ステップS46のNO)、上述したステップS44の処理に移行する。
以上の処理が完了した後、通信タスク管理テーブル152内の抑止指示フラグ402が“1”であることが確認されると(ステップS50のYES)、負荷抑止部153は、通信タスクリスト401を読み込む(ステップS51)。そして、変数kを1に初期化する。続いて、通信タスクリスト401の「No」フィールドが変数kに等しいレコード(以下、「k番目の通信タスクレコード」という)の「抑止状態」が“抑止”であるか否かを確認する(ステップS52)。
k番目の通信タスクレコードの「抑止状態」が“抑止”でないならば(ステップS52のNO)、負荷抑止部153は、変数kをインクリメントし、通信タスクリスト401内に、k番目の通信タスクレコードがあるか否かを確認する(ステップS54)。
ところで、ステップS52の処理において、k番目の通信タスクレコードの「抑止状態」が“抑止”であるならば(ステップS52のYES)、負荷抑止部153は、当該k番目の通信タスクレコードの「通信タスク名称」で表される通信タスクの動作を抑止し(ステップS53)、ステップS54の処理に移行する。これにより、k番目の通信タスクレコードの「通信タスク名称」で表される通信タスクに関する各装置間の通信が中断される。
以上の処理が完了した後、通信タスクリスト401内に、k番目の通信タスクレコードがあるならば(ステップS54のYES)、ステップS52の処理に戻り、ステップS52からステップS54の処理を繰り返す。通信タスクリスト401内に、k番目の通信タスクレコードがないならば(ステップS54のNO)、負荷抑止部153は、通信タスク管理テーブル152内の抑止指示フラグ402に“2”を設定し(ステップS55)、通信タスク抑止処理を完了する。
図7の説明に戻る。
通信タスク抑止処理が完了すると、要求受信部151は、通信タスク管理テーブル152内の抑止指示フラグ402を確認する(ステップS33)。そして、抑止指示フラグ402が“2”であることが確認されると(ステップS33のYES)、要求受信部151は、通信タスクの抑止が完了したことを示す抑止完了通知を生成し(ステップS34)、要求受信処理を完了する。
図5の説明に戻る。
要求受信処理が完了すると、受信装置150の要求受信部151は、ステップS34の処理(図7を参照)で生成した抑止完了通知を送信装置110に送信する(ステップS13)。そして、送信装置110は、第1から第nの受信装置150a〜150nすべてからの抑止完了通知の受信を完了すると、データ送信処理を実行する(ステップS14)。ここで、図10を参照してデータ送信処理について説明する。
データ送信処理が開始される、すなわち送信要求部112がすべての受信装置150から抑止完了通知を受信すると(ステップS60のYES)、当該送信要求部112は、転送先管理テーブル111内の要求完了フラグに“1”を設定する(ステップS61)。
ここで、データ送信部113は、転送先管理テーブル111内の要求完了フラグを常に監視している(ステップS62)。そのため、ステップS61の処理により要求完了フラグに“1”が設定されると(ステップS62のYES)、データ送信部113は、記憶部114から該当データ115を取得する(ステップS63)。
このステップS63の処理と平行して、送信要求部112は、ステップS64からステップS66までの処理を実行する。つまり、変数kを1に初期化する。そして、「No」フィールドが変数kに等しいレコードを転送先管理テーブル111から読み出し、読み出したレコードからアドレスを取得する(ステップS64)。
続いて、送信要求部112は、転送先管理テーブル111内にまだアドレスがあるか否かを確認する(ステップS65)。具体的には、変数kをインクリメントし、「No」フィールドが変数kに等しいレコードが転送先管理テーブル111内にあるか否かを確認する。
転送先管理テーブル111内にまだアドレスがある、すなわち現在の変数kに等しい「No」フィールドを有するレコードが転送先管理テーブル111内にあるならば(ステップS65のYES)、ステップS64の処理に戻る。
一方、転送先管理テーブル111内にアドレスがない、すなわち現在の変数kに等しい「No」フィールドを有するレコードが転送先管理テーブル111内にないならば(ステップS65のNO)、送信要求部112は、通信タスク抑止解除を示す“2”が要求指示フラグ303に設定された送信要求メッセージ300を作成する(ステップS66)。
以上の処理が完了した後、送信要求部112は、転送先管理テーブル111内の要求完了フラグに“0”を設定し(ステップS67)、データ送信処理を終了する。
図5の説明に戻る。
データ送信処理が完了すると、送信装置110のデータ送信部113は、ステップS63(図10を参照)の処理で取得した該当データ115を上述した該当受信装置に送信する。そして、該当データ115の送信が完了した後に、当該送信装置の送信要求部112は、ステップS66(図10を参照)の処理で生成した送信要求メッセージ300を、ネットワーク上で接続されたすべての受信装置150に送信する(ステップS15)。該当データ115を受信した受信装置150はデータ受信処理を行い(ステップS16)、送信要求メッセージ300を受信したすべての受信装置150は要求受信処理を行う(ステップS17)。
ここで、図11を参照してデータ受信処理について説明する。
データ受信処理が開始される、すなわち受信装置150のデータ受信部154が該当データ115を受信すると(ステップS70のYES)、データ受信部154は、受信した該当データ115を記憶部155に記憶し(ステップS71)、データ受信処理を完了する。
図7および図12を参照し要求受信処理について説明する。
要求受信処理が開始される、すなわち受信装置150の要求受信部151が送信要求メッセージ300を受信すると(ステップS30のYES)、要求受信部151は、受信した送信要求メッセージ300内の要求指示フラグ303が通信タスクの抑止解除を示す“2”であるか否かを確認する(ステップS31)。
受信した送信要求メッセージ300内の要求指示フラグ303が“2”であるので(ステップS31のNO)、要求受信部151は負荷抑止解除部156を起動させる。すると、負荷抑止解除部156は、受信した送信要求メッセージ300に基づいて通信タスク抑止解除処理を実行し(ステップS35)、要求受信処理を完了する。ここで、通信タスク抑止解除処理について図12を参照して説明する。
通信タスク抑止処理が開始されると、負荷抑止解除部156は、通信タスク管理テーブル152内の抑止指示フラグ402に“2”が設定されているか否かを確認する(ステップS80)。ステップS55(図9を参照)にて抑止指示フラグ402が“2”に設定されているので(ステップS80のYES)、負荷抑止解除部156は変数lを1に初期化する。そして、「No」フィールドが変数lに等しいレコード(以下、「l番目の通信タスクレコード」という)を通信タスクリスト401から読み出す(ステップS81)。そして、負荷抑止解除部156は、l番目の通信タスクレコードの「抑止状態」に“抑止”が設定されているか否かを確認する(ステップS82)。
l番目の通信タスクレコードの「抑止状態」に“抑止”が設定されているならば(ステップS82のYES)、負荷抑止解除部156は、l番目の通信タスクレコードの「通信タスク名称」に書き込まれている名称で表される通信タスクの抑止を解除する(ステップS83)。そして、l番目の通信タスクレコードの「抑止状態」を“空”にする(ステップS84)。
続いて、負荷抑止解除部156は、変数lをインクリメントし、通信タスクリスト401内にl番目の通信タスクレコードがあるか否かを確認する(ステップS85)。通信タスクリスト401内にl番目の通信タスクレコードがあるならば(ステップS85のYES)、ステップS81の処理に戻る。通信タスクリスト401内にl番目の通信タスクレコードがないならば(ステップS81のNO)、負荷抑止解除部156は、通信タスク管理テーブル152内の抑止指示フラグ402を“0”に設定し(ステップS86)、通信タスク抑止解除処理を完了する。
ところで、ステップS82の処理において、l番目の通信タスクレコードの「抑止状態」に“抑止”が設定されていないならば(ステップS82のNO)、ステップS85の処理に移行する。
ここで、データ転送システム100の各受信装置150における通信タスク抑止処理の具体的一例について図4を参照して説明する。なお、第1、第2および第nの受信装置150a、150b、150nの通信タスク管理テーブル152a、152b、152nの通信タスクリスト401a、401b、401nは図4(b)に示したようなものであるとする。また、通信先受信のアドレス301が“第1の受信装置のアドレス”であり、通信タスク名称302が“STASK1−1”である送信要求メッセージ300(図3を参照)を第1から第nの受信装置150a〜150nが受信したとする。
このとき、第1の受信装置150は、受信した送信要求メッセージ300内の通信先受信装置のアドレス301が自機のアドレスであるため、当該送信要求メッセージ300内の通信タスク名称302を判定する。すなわち、通信タスクリスト401aの各通信タスクレコードの通信タスク名称と、通信タスク名称302が同じであるか判定する。1番目の通信タスクレコードの通信タスク名称と、通信タスク名称302とは、両方とも“STASK1−1”であるので、“STASK1−1”という名称の通信タスクは抑止しない。また、第1の受信装置150aが送信装置110の通信対象となるため、通信タスクリスト401内のタスク名称が“STASK1−1”以外の名称の通信タスクがすべて抑止状態にされる。すなわち、2〜4番目の通信タスクレコードの「抑止状態」フィールドには“抑止”が設定される。
また、第2の受信装置150bにおいては、受信した送信要求メッセージ300内の通信先受信装置のアドレス301が自機のアドレスではなく、“第1の受信装置のアドレス”であるため、自機で実行中の通信タスクの中から第1の受信装置150aあるいは送信装置110と通信を行う通信タスクの動作を抑止する。
具体的には、通信タスクリスト401bの各通信タスクレコードの「通信先のアドレス」フィールドが“第1の受信装置のアドレス”あるいは“送信装置のアドレス”を含む通信タスクレコードを検索する。1および2番目の通信タスクレコードがそれに該当するので、通信タスクリスト401bの1および2番目の通信タスクレコードの「タスク名称」に書き込まれた“STASK2−1”および“STASK2−2”という名称で表される通信タスクが抑止される。すなわち、通信タスクリスト401bの1および2番目の通信タスクレコードの「抑止」フィールドに“抑止”が設定される。3および4番目の通信タスクレコードの「通信先のアドレス」フィールドには“第1の受信装置のアドレス”あるいは“送信装置のアドレス”が書き込まれていないので、抑止は行われない。
なお、第nの受信装置150nも第2の受信装置150bと同様の通信タスク抑止処理を行うことはいうまでもないので、詳細な説明は省略する。ここで示した具体的な一例では、該当受信装置あるいは送信装置110と通信を行う必要のない通信タスク(図4(b)に示す‘STASK2−3’、‘STASK2−4’、‘STASKn−3’、‘STASKn−4’)を抑止しないようにしたが、ネットワーク全体の負荷を最小限に減らす場合は抑止するようにしてもよい。
なお、上述した実施形態以外でも考えられる構成例としては、送信要求メッセージ300内に優先度を持たせる情報を含め、その優先度の度合いによって通信タスクを選別して通信タスクを抑止する方法や、通信タスクが動作できる時間を保持しておき優先度によって周期的に動作できる方法も追加可能である。
また、上述した一実施形態において、送信装置から該当受信装置に該当データを送信するにあたっては、TCP(Transmission Control Protocol)やUDP(User Datagram Protocol)等どのようなプロトコルを用いて該当データを転送するようにしてもよいことはいうまでもない。
以上説明したように、本発明の一実施形態では、送信要求メッセージの内容に応じて、送信装置から該当受信装置への該当データの送信に影響する通信を行う通信タスクの動作を抑止することができるので、ネットワークにかかる負荷を動的に低減させることができる。この結果、送信装置から該当受信装置への該当データの送信を効率的に行うことができる、という効果がある。
以上、本発明の実施形態の例について説明したが、本発明は上記実施形態例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した本発明の要旨を逸脱しない限りにおいて、他の変形例、応用例を含むことはいうまでもない。
100…データ転送システム、110…送信装置、111…転送先管理テーブル、112…送信要求部、113…データ送信部、114…記憶部、115…該当データ、150…受信装置、151…要求受信部、152…通信タスク管理テーブル、153…負荷抑止部、154…データ受信部、155…記憶部、156…負荷抑止解除部、300…送信要求メッセージ、301…通信先受信装置のアドレス、302…通信タスク名称、303…要求指示フラグ、401…通信タスクリスト、402…抑止指示フラグ

Claims (11)

  1. 複数の受信装置と、該複数の受信装置とネットワーク上で接続され、ユーザの操作部に対する操作に基づいて、前記複数の受信装置の中の所定の受信装置に所定のデータを送信する送信装置と、を有するデータ転送システムにおいて、
    前記送信装置は、
    前記所定の受信装置を特定するための受信装置特定情報と、前記所定のデータを必要とする通信タスクを特定するための通信タスク特定情報と、を含む送信要求メッセージを作成し、該送信要求メッセージを前記複数の受信装置に送信する送信要求部を備え、
    前記複数の受信装置はそれぞれ、
    前記送信装置から前記送信要求メッセージを受信する要求受信部と、
    前記送信要求メッセージに含まれる前記受信装置特定情報および前記通信タスク特定情報に基づいて、自機で実行中の通信タスクの中から動作を抑止する通信タスクを選択し、選択した通信タスクの動作を抑止する負荷抑止部と、を備える
    データ転送システム。
  2. 前記負荷抑止部は、前記受信装置特定情報で特定される前記所定の受信装置が自機である場合に、前記通信タスク特定情報で特定される通信タスク以外の自機で実行中の通信タスクの動作を抑止する
    請求項1に記載のデータ転送システム。
  3. 前記負荷抑止部は、前記受信装置特定情報で特定される前記所定の受信装置が自機でない場合に、自機で実行中の通信タスクの中で、前記受信装置あるいは前記送信装置と通信を行っている通信タスクの動作を抑止する
    請求項1または2に記載のデータ転送システム。
  4. 前記複数の受信装置は、それぞれ
    前記送信装置から前記所定の受信装置に前記所定のデータが送信された後に、自機で抑止中の通信タスクの抑止を解除する負荷抑止解除部を、さらに備える
    請求項1〜3のいずれかに記載のデータ転送システム。
  5. 前記複数の受信装置は、それぞれ
    自機で実行中の通信タスクを管理する通信タスク管理テーブルを、さらに備える
    請求項1〜4のいずれかに記載のデータ転送システム。
  6. 前記送信要求メッセージの内容に応じて、前記複数の受信装置で実行中の通信タスクの動作が動的に抑止される
    請求項1〜5のいずれかに記載のデータ転送システム。
  7. 複数の受信装置とネットワーク上で接続され、ユーザの操作部に対する操作に基づいて、前記複数の受信装置の中の所定の受信装置に所定のデータを送信する送信装置であって、
    前記所定の受信装置を特定するための受信装置特定情報と、前記所定のデータを必要とする通信タスクを特定するための通信タスク特定情報と、を含む送信要求メッセージを作成し、該送信要求メッセージを前記複数の受信装置に送信して、該複数の受信装置それぞれに、実行中の通信タスクの中から動作を抑止する通信タスクを選択させる送信要求部を備える
    送信装置。
  8. ネットワーク上で接続された複数の受信装置の中の所定の受信装置に所定のデータを送信する送信装置と前記ネットワーク上で接続された受信装置であって、
    前記所定の受信装置を特定するための受信装置特定情報と、前記所定のデータを必要とする通信タスクを特定するための通信タスク特定情報と、を含む送信要求メッセージを、前記送信装置から受信する要求受信部と、
    前記送信要求メッセージに含まれる前記受信装置特定情報および前記通信タスク特定情報に基づいて、自機で実行中の通信タスクの中から動作を抑止する通信タスクを選択し、選択した通信タスクの動作を抑止する負荷抑止部と、を備える
    受信装置。
  9. 複数の受信装置とネットワーク上で接続された送信装置の操作部に対するユーザの操作に基づいて、前記送信装置から、前記複数の受信装置の中の所定の受信装置に所定のデータを送信するデータ転送システムによるデータ転送方法であって、
    前記所定の受信装置を特定するための受信装置特定情報と、前記所定のデータを必要とする通信タスクを特定するための通信タスク特定情報と、を含む送信要求メッセージを作成し、該送信要求メッセージを前記送信装置から前記複数の受信装置に送信するステップと、
    前記複数の受信装置それぞれで、前記送信要求メッセージを受信するステップと、
    前記複数の受信装置それぞれで、前記送信要求メッセージに含まれる前記受信装置特定情報および前記通信タスク特定情報に基づいて、自機で実行中の通信タスクの中から動作を抑止する通信タスクを選択し、選択した通信タスクの動作を抑止するステップと、を備える
    データ転送方法。
  10. 複数の受信装置とネットワーク上で接続され、ユーザの操作部に対する操作に基づいて、前記複数の受信装置の中の所定の受信装置に所定のデータを送信する送信装置による送信方法であって、
    前記所定の受信装置を特定するための受信装置特定情報と、前記所定のデータを必要とする通信タスクを特定するための通信タスク特定情報と、を含む送信要求メッセージを作成し、該送信要求メッセージを前記複数の受信装置に送信して、該複数の受信装置それぞれに、自機で実行中の通信タスクの中から動作を抑止する通信タスクを選択させるステップを備える
    送信方法。
  11. ネットワーク上で接続された複数の受信装置の中の所定の受信装置に所定のデータを送信する送信装置と前記ネットワーク上で接続された受信装置による受信方法であって、
    前記所定の受信装置を特定するための受信装置特定情報と、前記所定のデータを必要とする通信タスクを特定するための通信タスク特定情報と、を含む送信要求メッセージを、前記送信装置から受信するステップと、
    前記送信要求メッセージに含まれる前記受信装置特定情報および前記通信タスク特定情報に基づいて、自機で実行中の通信タスクの中から動作を抑止する通信タスクを選択し、選択した通信タスクの動作を抑止するステップと、を備える
    受信方法。
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