JP5029176B2 - 負荷分散装置及び負荷分散方法 - Google Patents

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本発明は、接続対象のサーバの負荷を分散させる負荷分散装置及び負荷分散方法に関する。
従来から、ドメイン名からIPアドレスへ変換を行うDNS(Domain Name System)サーバが知られている。DNSサーバは、端末が接続するべきサーバのドメイン名を送信すると、このドメイン名に対応するIPアドレスを返すサーバである。1つのドメイン名に対して複数のIPアドレスを関係付けておき、端末からのIPアドレスへの変換要求に応じる度に、異なるIPアドレスを返すことにより、1つのドメイン名を持つサーバへのアクセスを複数のサーバによって分散させて処理させて、サーバの負荷を分散させることが可能である。
なお、先行技術として、複数の負荷分散機間で動的通信負荷分散もしくはフェールオーバーを実現することができるネットワーク連携情報処理システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−163689号公報
ところで、DNSサーバを利用した負荷分散にあっては、ドメイン名からIPアドレスへの変換要求に対してDNSサーバがクライアントに複数のIPアドレスを一度に返した場合、クライアントがどのIPアドレスのサーバに接続するかはクライアントの実装に依存する。そのため特定のサーバに優先的に接続させることを保証できない。また一度クライアントに渡された変換結果はローカルDNSサーバ、クライアントのスタブリゾルバ、クライアントアプリケーションなどに格納されてしまい、一般的に短い間隔で更新されない。このような要因によりクライアントが接続する先のサーバはドメインDNSの管理者が意図するようなものとすることが困難である。
ドメイン名からIPアドレスへの変換要求に対して単一のIPアドレスをクライアントに対して動的に返した場合には、クライアントが接続する先を絞ることが可能であるものの、やはり上記と同様の理由によりクライアントが接続する先のサーバはしばらくの間変更することが困難である。また単一のIPアドレスを返す場合、そのサーバがアクセス不能になったときにクライアントはサービスを受けることができなくなってしまう。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、接続対象のサーバの負荷分散特性を向上させることができる負荷分散装置及び負荷分散方法を提供することを目的とする。
本発明は、受信したパケットを転送するべきサーバの状態情報を取得する状態取得手段と、受信したパケットの宛先が前記サーバである場合に、前記状態情報が異常状態もしくは補正を要する状態を示すとき受信した該パケットを送信した送信元に対してリセットパケットを送信するリセット手段とを備えたことを特徴とする。
本発明は、端末から名前解決を要求された場合に、複数のアドレス情報を要求元の前記端末に対して送信するDNSサーバをさらに備え、前記端末は、前記リセットパケットを受信した場合に、受信した複数のアドレス情報の中からパケットを送信するべき新たな宛先を選択してパケットを送信することを特徴とする。
本発明は、受信したパケットを転送するべきサーバの状態情報を取得する状態取得ステップと、受信したパケットの宛先が前記サーバである場合に、前記状態情報が異常状態もしくは補正を要する状態を示すとき受信した該パケットを送信した送信元に対してリセットパケットを送信するリセットステップとを有することを特徴とする。
本発明は、端末から名前解決を要求された場合に、複数のアドレス情報を要求元の前記端末に対して送信するアドレス送信ステップをさらに有し、前記端末は、前記リセットパケットを受信した場合に、受信した複数のアドレス情報の中からパケットを送信するべき新たな宛先を選択してパケットを送信することを特徴とする。
本発明によれば、受信したパケットを転送するべきサーバの状態情報を取得しておき、受信したパケットの宛先が状態情報を取得したサーバである場合に、取得した状態情報が異常状態もしくは補正を要する状態を示すとき受信したパケットを送信した送信元に対してリセットパケットを送信するようにしたため、動作状態が異常もしくは補正を要するときサーバに対してパケットが送信されることを防止することができ、負荷分散特性を向上させることができるという効果が得られる。
以下、本発明の一実施形態による負荷分散装置を図面を参照して説明する。図1は同実施形態の構成を示すブロック図である。この図において、符号1は、ブラウザを備えたパソコン等で構成する端末装置(以下、端末と称する)である。符号2は、名前解決処理を実行するローカルDNS(Domain Name System)サーバである。符号3、12、4、13は、情報提供サービス等を行うWebサーバである。符号21〜27は、インターネット等のコンピュータネットワーク内のルータである。符号9は、Webサーバ3、12とルータ24を接続するとともに、Webサーバ3、12の負荷を分散する負荷分散装置である。符号10は、Webサーバ4、13とルータ27を接続するとともに、Webサーバ4、13の負荷を分散する負荷分散装置である。なお、端末1及びローカルDNSサーバ2は、ルータ25に接続されているものとする。
図1に示す各装置全体の動作を説明する前に、図4〜図7を参照して、各装置の詳細動作を説明する。初めに、図4を参照して、負荷分散装置9がWebサーバ3、12から監視メッセージに対する応答を受信する詳細動作を説明する。まず、負荷分散装置9は、変数counterに「0」を代入する(ステップS41)。そして、Webサーバ3、12に対して、監視メッセージを送信し(ステップS42)、応答の受信を試みて(ステップS43)、応答が受信できたか否かをを判定する(ステップS44)。この判定の結果、応答が受信できなければ、負荷分散装置9は、タイムアウトしたか否かを判定する(ステップS45)。この判定の結果、タイムアウトしていなければステップS43に戻り、応答の受信を試みる。
一方、タイムアウトが発生した場合、負荷分散装置9は、変数counterに「1」を加え(ステップS46)、変数counterが所定値aになったか否かを判定する(ステップS47)。この判定の結果、変数counterが所定値aになっていなければステップS42に戻り、再び監視メッセージを送信する。変数counterが所定値aになった場合、負荷分散装置9は、変数ResetRatioに「1.0」を代入する(ステップS48)。
ステップS44の判定の結果、Webサーバ3、12から応答を受信できた場合、負荷分散装置9は、補正を要するか否かを判定する(ステップS49)。この判定の結果、補正を要する場合、負荷分散装置9は、変数ResetRatioに所定の実数値yを代入する(ステップS50)。一方、補正が不要であれば変数ResetRatioに「0.0」を代入する(ステップS51)。そして、負荷分散装置9は、所定時間待機して(ステップS52)、ステップS41に戻り、前述した処理を繰り返す。
なお、図1に示す負荷分散装置10の詳細動作についても図4に示す動作と同様であるため、ここでは詳細な動作の説明を省略する。
次に、図5を参照して、Webサーバ3、12の詳細動作を説明する。ここでは、Webサーバ3の動作を説明するが、Webサーバ12の動作も同様である。まず、Webサーバ3は、負荷分散装置9から送信される監視メッセージを待つ(ステップS61)。そして、監視メッセージを受信した場合、Webサーバ3は、負荷分散装置9に対して、状態応答を返す(ステップS62)という動作を繰り返し実行する。
次に、図6を参照して、負荷分散装置9がリセットパケットを送信する詳細動作を説明する。まず、負荷分散装置9は、端末1からの接続要求の受信を試みる(ステップS71)。続いて、変数ResetRatioの値を読み(ステップS72)、ResetRatioの割合(確率)で1になるようにResetFlagを設定する(ステップS73)。そして、ResetFlagが「1」であるか否かを判定する(ステップS74)。この判定の結果、ResetFlagが「1」でなければ、接続要求をWebサーバ3へ転送する(ステップS75)。一方、ResetFlagが「1」であれば、接続要求を送信した端末1に対して、リセットパケットを返す(ステップS76)。そして、処理を終了して(ステップS77)、ステップS71へ戻り処理を繰り返す。
なお、図1に示す負荷分散装置10の詳細動作についても図6に示す動作と同様であるため、ここでは詳細な動作の説明を省略する。
次に、図7を参照して、端末1の詳細動作を説明する。まず、端末1は、Webサーバ3に対して、接続要求を送信し(ステップS81)、TCPパケットの受信を試みる(ステップS82)。そして、TCPパケットを受信したか否かを判定し(ステップS83)、受信しなければステップS82に戻る。一方、TCPパケットを受信した場合、端末1は、受信したTCPパケットがリセットパケットであるか否かを判定する(ステップS84)。この判定の結果、リセットパケットでなければ、端末1は、通常の接続処理を行う(ステップS85)。受信したTCPパケットがリセットパケットであった場合、端末1は、接続先を変更して(ステップS86)、ステップS81に戻り、改めて接続要求を送信する。
次に、図2を参照して、図1に示す各装置全体の動作を説明する。図2は、図1に示す各装置の動作を示すシーケンス図であり、負荷分散装置9がリセットを行わない場合の動作である。まず、負荷分散装置9は、自身に接続されているWebサーバ(ここでは、Webサーバ3)に対して、動作状態監視メッセージを送信する(ステップS1)。これを受けて、Webサーバ3は、自身の動作状態情報を応答として返す(ステップS2)。この動作(ステップS1、S2)は、所定時間(例えば60秒)毎に繰り返し実行する。これにより、負荷分散装置9は、所定時間毎に更新されたWebサーバ3の動作状態情報を取得することになる。一方、負荷分散装置10は、自身に接続されているWebサーバ(ここでは、Webサーバ4)に対して、動作状態監視メッセージを送信する(ステップS3)。これを受けて、Webサーバ4は、自身の動作状態情報を応答として返す(ステップS4)。この動作(ステップS3、S4)は、所定時間(例えば60秒)毎に繰り返し実行する。これにより、負荷分散装置10は、所定時間毎に更新されたWebサーバ4の動作状態情報を取得することになる。この動作状態情報取得の動作は、図4、5に示す動作であり、Webサーバ3、4が情報提供サービスを行う動作と、負荷分散装置9、10がパケットのルーティングを行う動作と並行して行う動作である。
一方、端末1のブラウザ(インターネット閲覧用ソフトウェア)は、所望のサイトに接続するために、接続するべきサイトのドメイン名をローカルDNSサーバ2へ送信し、名前解決要求を行う(ステップS11)。これを受けて、ローカルDNSサーバ2は、この名前解決要求を負荷分散装置9へ送信する(ステップS12)。この名前解決要求を受けた負荷分散装置9は、ドメイン名の名前解決を行う。このとき、名前解決を行うべきドメイン名に複数のIPアドレスが関係付けられている場合、負荷分散装置9は、名前解決を行うべきドメイン名に関係付けられているIPアドレス全てをローカルDNSサーバ2へ返す(ステップS13)。例えば、「www.xyz.co.jp」というドメイン名の名前解決を行う場合、このドメイン名に「2xx.2yy.1zz.49」、「2xx.2yy.1zz.50」、「2xx.2yy.1zz.51」というIPアドレスが関係付けられていれば、これら全てのIPアドレスを端末1へ返すことになる。これらのIPアドレスは、ローカルDNSサーバ2から端末1へ転送され、端末1内に保持される(ステップS14)。
次に、端末1のブラウザは、ローカルDNSサーバ2から受け取ったIPアドレスの中から一つ選んで、そのアドレスのウェブサーバに対して、接続要求のパケットを送信する(ステップS15)。このIPアドレスは、Webサーバ3のIPアドレスであるものとする。この接続要求パケットは、ルータ21〜27等を経由して、負荷分散装置9へ届くことになる。この接続要求パケットを受信した負荷分散装置9は、ResetFlagを参照して、受信した接続要求をWebサーバ3へ転送するべきか否かを判定する(図6に示すステップS74)。ここでは、負荷分散装置9内のResetFlagは、「0」がセットされているものとする。この判定の結果、ResetFlagが「0」であれば、負荷分散装置9は、受信した接続要求パケットをWebサーバ3へ転送する(ステップS16)。この接続要求を受信したWebサーバ3は、この接続要求パケットの送信元に対して、接続要求に対する応答パケットを送信する(ステップS17)。この接続要求に対する応答パケットは、負荷分散装置9によって接続要求の送信元である端末1に転送される(ステップS18)。この応答を受信した端末1は、Webサーバ3に対して、接続完了パケットを送信する(ステップS19)。この接続完了パケットを受信した負荷分散装置9は、この接続完了パケットをWebサーバ3へ転送する(ステップS20)。
次に、図3を参照して、図1に示す各装置全体の動作を説明する。図3は、図1に示す各装置の動作を示すシーケンス図であり、負荷分散装置9がリセットを行なう場合の動作である。まず、負荷分散装置9は、自身に接続されているWebサーバ(ここでは、Webサーバ3)に対して、動作状態監視メッセージを送信する(ステップS1)。これを受けて、Webサーバ3は、自身の動作状態情報を応答として返す(ステップS2)。一方、負荷分散装置10は、自身に接続されているWebサーバ(ここでは、Webサーバ4)に対して、動作状態監視メッセージを送信する(ステップS3)。これを受けて、Webサーバ4は、自身の動作状態情報を応答として返す(ステップS4)。この動作は、図2に示すステップS1〜S4の動作と同一である。
一方、端末1のブラウザ(インターネット閲覧用ソフトウェア)は、所望のサイトに接続するために、接続するべきサイトのドメイン名をローカルDNSサーバ2へ送信し、名前解決要求を行う(ステップS21)。これを受けて、ローカルDNSサーバ2は、この名前解決要求を負荷分散装置9へ送信する(ステップS22)。この名前解決要求を受けた負荷分散装置9は、ドメイン名の名前解決を行う。このとき、名前解決を行うべきドメイン名に複数のIPアドレスが関係付けられている場合、負荷分散装置9は、名前解決を行うべきドメイン名に関係付けられているIPアドレス全てをローカルDNSサーバ2へ返す(ステップS23)。例えば、「www.xyz.co.jp」というドメイン名の名前解決を行う場合、このドメイン名に「2xx.2yy.1zz.49」、「2xx.2yy.1zz.50」、「2xx.2yy.1zz.51」というIPアドレスが関係付けられていれば、これら全てのIPアドレスを端末1へ返すことになる。これらのIPアドレスは、ローカルDNSサーバ2から端末1へ転送され、端末1内に保持される(ステップS24)。
次に、端末1のブラウザは、ローカルDNSサーバ2から受け取ったIPアドレスの中から一つ選んで、そのアドレスのウェブサーバに対して、接続要求のパケットを送信する(ステップS25)。このIPアドレスは、Webサーバ3のIPアドレスであるものとする。この接続要求パケットは、ルータ21〜27等を経由して、負荷分散装置9へ届くことになる。この接続要求パケットを受信した負荷分散装置9は、ResetFlagを参照して、受信した接続要求をWebサーバ3へ転送するべきか否かを判定する(図6に示すステップS74)。ここでは、負荷分散装置9内のResetFlagは、「1」がセットされているものとする。この判定の結果、ResetFlagが「1」であれば、負荷分散装置9は、この接続要求パケットの送信元に対して、接続リセット要求パケットを送信する(ステップS26)。
この接続リセット要求パケットを受信した端末1のブラウザは、ローカルDNSサーバ2から受け取ったIPアドレスの中からさきほどとは別のアドレスを一つ選んで、このIPアドレスに対して、接続要求のパケットを送信する(ステップS27)。このIPアドレスは、Webサーバ4のIPアドレスであるものとする。この接続要求パケットは、ルータ21〜27等を経由して、負荷分散装置10へ届くことになる。この接続要求パケットを受信した負荷分散装置10は、ResetFlagを参照して、受信した接続要求をWebサーバ4へ転送するべきか否かを判定する(図6に示すステップS74)。ここでは、負荷分散装置10内のResetFlagは、「0」がセットされているものとする。この判定の結果、ResetFlagが「0」であれば、負荷分散装置10は、受信した接続要求パケットをWebサーバ4へ転送する(ステップS28)。この接続要求を受信したWebサーバ4は、この接続要求パケットの送信元に対して、接続要求に対する応答パケットを送信する(ステップS29)。この接続要求に対する応答パケットは、負荷分散装置10によって接続要求の送信元である端末1に転送される(ステップS30)。この応答を受信した端末1は、Webサーバ4に対して、接続完了パケットを送信する(ステップS31)。この接続完了パケットを受信した負荷分散装置10は、この接続完了パケットをWebサーバ4へ転送する(ステップS32)。
なお、負荷分散装置10内のResetFlagが「1」である場合、負荷分散装置10から端末1に対して接続リセット要求パケットが送信されることになる。この場合、端末1のブラウザは、ローカルDNSサーバ2から受け取ったIPアドレスのうち、選択されていないIPアドレスが存在すれば、前述した動作を繰り返し、接続するべきIPアドレスが存在しなければ接続できないことを端末1の表示部にエラーとして表示することになる。
また、ある端末から接続要求を受けたときに、すべての負荷分散装置で接続リセット要求パケットを送信してしまうとその端末はサービスを受けることができなくなるため最低一箇所の稼動中の負荷分散装置では接続リセット要求パケットを送信しないようにしてもよい。すなわち、データセンタ毎に集合Siを設定する(ただし、∪Si=U(f(X)の値域集合))。受け取ったデータの一部Xに関して、ある関数f(X)について、f(X)∈Siを満たす場合、データセンタiでは接続リセット要求パケット(TCP RST)を送らないようにする。f(X)は可算集合から可算有限集合への射影とする。具体的にはSHA−1などのハッシュ関数やf(X)=X(つまりそのまま利用する)などがf(X)の候補として適用可能である。ただし、この仕組みを実際に動作させるためには、負荷分散装置間で定期的に情報をやりとりし、どのデータセンタが稼動中か否かを調べてSiを変化させる必要がある。
このように、負荷分散装置が、受信したパケットを転送するべきWebサーバの状態情報を取得しておき、受信したパケットの宛先が状態情報を取得したWebサーバである場合に、取得した状態情報が異常状態もしくは補正を要する状態を示すとき受信したパケットを送信した送信元に対して接続リセット要求パケットを送信するようにしたため、動作状態が異常状態もしくは補正を要する状態を示すときWebサーバに対してパケットが送信されることを防止することができ、負荷分散特性を向上させることができる。また端末とWebサーバを結ぶ通信経路上の負荷分散装置においてWebサーバの状態を監視するとともにリセットパケットを送信するようにしたため、リセットパケットを受信したときに別のWebサーバに接続する仕組みを有する端末の場合、新たな変更を加えることなく適切なWebサーバに誘導することが可能となる。
なお、図1における処理部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより負荷分散処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)を備えたWWWシステムも含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
本発明の一実施形態の構成を示すブロック図である。 図1に示す各装置における動作を示すシーケンス図である。 図1に示す各装置における動作を示すシーケンス図である。 図1に示す負荷分散装置9の動作を示すフローチャートである。 図1に示すWebサーバ3の動作を示すフローチャートである。 図1に示す負荷分散装置9の動作を示すフローチャートである。 図1に示す端末1の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1・・・端末、2・・・ローカルDNSサーバ、3、4、12、13・・・Webサーバ、9、10・・・負荷分散装置、21〜27・・・ルータ

Claims (2)

  1. 受信したパケットを転送するべきサーバの状態情報を取得する状態取得手段と、
    前記状態情報に基づき、リセットパケットを送信する割合を設定し、受信したパケットの宛先が前記サーバである場合に、リセットパケットを送信する割合が、前記リセットパケットを送信する割合の値になるように、前記受信した前記パケットを送信した送信元に対してリセットパケットを送信するリセット手段と、
    端末から名前解決を要求された場合に、複数のアドレス情報を要求元の前記端末に対して送信するDNSサーバとを備え、
    前記端末は、前記リセットパケットを受信した場合に、受信した複数のアドレス情報の中からパケットを送信するべき新たな宛先を選択してパケットを送信することを特徴とする負荷分散装置。
  2. 受信したパケットを転送するべきサーバの状態情報を取得する状態取得ステップと、
    前記状態情報に基づき、リセットパケットを送信する割合を設定し、受信したパケットの宛先が前記サーバである場合に、リセットパケットを送信する割合が、前記リセットパケットを送信する割合の値になるように、前記受信した前記パケットを送信した送信元に対してリセットパケットを送信するリセットステップと、
    端末から名前解決を要求された場合に、複数のアドレス情報を要求元の前記端末に対して送信するアドレス送信ステップとを有し、
    前記端末は、前記リセットパケットを受信した場合に、受信した複数のアドレス情報の中からパケットを送信するべき新たな宛先を選択してパケットを送信することを特徴とする負荷分散方法。
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