JP5425395B2 - 粒状漂白剤を含有する液晶洗浄剤または浄化剤 - Google Patents

粒状漂白剤を含有する液晶洗浄剤または浄化剤 Download PDF

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Description

本願は、ペルオキシカルボン酸を含有する構造化した液体の洗剤または洗浄組成物に関する。
液体の洗剤および洗浄組成物において、特にこれらが水を含むときに(しかしこれらが無水であるときにも)、個々の成分間の相互作用(化学的不適合性による)のゆえに、組成物を比較的短時間で貯蔵するときであっても、組成物の活性が低下し、従って、組成物の全体の洗浄性能が低下する結果になることがある。基本的に、この活性の低下は、洗浄過程において洗浄性能に寄与する化学反応を経る全ての洗剤成分、特に漂白剤および酵素に関係する。しかし、溶解過程または錯体生成過程の原因をなす界面活性剤成分またはキレート化成分も、特に、上記した化学的に反応性の成分の存在下では、液体中で、特に水性系において完全に貯蔵安定性ではない。
様々な場合に、良好な洗浄または浄化の結果のために必要な全ての成分を液体組成物中に同時に導入するのではなく、その代わりに、消費者にいくつかの成分を提供することによって、上記の問題を解決することが提案されている。これらいくつかの成分は、洗浄または浄化過程の直前または該過程の間に一緒に混合されなければならず、これらのそれぞれは互いに適合する成分のみを含有し、適用の過程において初めて一緒に接触することになる。いくつかの成分の組合せ投入は、1回のみの液体組成物の投入と比較すると、消費者により面倒すぎると感じられることが多い。
イミドペルオキシカルボン酸は、洗剤および洗浄組成物において既知の漂白成分である。しかし、その劣った貯蔵安定性は、特に、液体配合物においておよび比較的高いpH値において問題になる。この問題を解決するために、従来技術において既に提案が為されている。
欧州特許出願公開EP0510761において、40〜50℃の範囲内の融点を有するワックス層を用いて封入された6-フタルイミドペルオキシヘキサン酸の粒子が記載されている。従って、この漂白剤は、ワックスの融点以上の温度で該粒子から放出されうるのみである。
欧州特許出願公開EP0653485は、カプセル組成物であって、その内部に6-フタルイミドペルオキシヘキサン酸が油中分散物として存在する組成物を開示している。
さらに、特に液体組成物において漂白剤を安定化するための従来技術に記載されている方策の結果は、必ずしも十分ではない。長い貯蔵期間の間に、記載されている安定剤の存在にもかかわらず、漂白剤が分解することが観察され、その結果として漂白活性の損失、従って洗浄力の損失を伴う。
消費者の簡単な投入に対する願望に答えて、予め分配した製品も、市場で確立されており、従来技術において数多く記載されている。成形された物体の形態にある洗剤、洗浄組成物またはケア製品が記載されている。即ち、タブレット、ブロック、ブリケット、リングなど、ならびに、フィルム小袋中に包装された固体および/または液体の洗剤、洗浄組成物またはケア製品の分配物が記載されている。
市場に出回っているフィルム小袋中に包装された1回使用量の洗剤または洗浄組成物の場合には、水溶性フィルムから調製されたフィルム小袋が普及している。これらは、包装を引き裂いて開くことを消費者に要求しない。個々の用量単位としてこのように包装された洗剤または洗浄組成物は、1つまたはそれ以上の小袋を直接的に洗濯機または自動食器洗浄機(特にその計量分配部分)に導入することによって、あるいは、該小袋を規定量の水(例えばバケツ、ボウルまたは洗濯たらいもしくは濯ぎたらい中の水)に投入することによって、容易に使用することができる。洗剤、洗浄組成物またはケア製品の分配物を取り囲むフィルム小袋は、規定の温度に到達したときに残留物を残さずに溶解する。水溶性フィルム小袋中に包装される洗剤および洗浄組成物も、従来技術において数多く記載されている。即ち、独国特許出願DE19831703は、水溶性フィルムから調製された小袋、特に(所望によりアセタール化した)ポリビニルアルコール(PVA)から調製された小袋中に分配される洗剤または洗浄調製物を開示している(ここでは、洗剤または浄化組成物の粒子の少なくとも70重量%は、800μmより大きい粒子サイズを有する)。
ポリビニルアルコールまたはゼラチンの水溶性カプセルの製造方法は、従来技術において知られており、これは原則的に、高い充填能力を有するカプセルを与える可能性を提供する。これらの方法は、水溶性ポリマーを型中に導入することに基づいている。カプセルは、同時にまたは連続工程において充填および密封され、後者の場合には、小さな開口部を通って充填される。充填と密封を平行して行う方法は、例えば国際特許出願公開WO97/35537に記載されている。表面に半球形くぼみを有する2つの逆回転ドラム上に配置した充填貯留器を用いてカプセルを充填する。これらドラムは、半球形キャビティを覆うポリマーテープを供給する。密封は、一方のドラムからのポリマーテープが反対側ドラムのポリマーテープと出会う位置で起こる。平行して、充填物質が、形成されつつあるカプセル中に射出され、充填液体の射出圧力がポリマーテープを半球形キャビティ中に押しつける。
初めに充填を行い、次いで密封を行う水溶性カプセルの製造方法は、国際特許出願公開WO01/64421に開示されている。この製造方法は、例えば独国特許出願DE1411469に記載されているいわゆるBottle-Pack法に基づいている。これによれば、管状プレフォームを2部分キャビティに供給する。このキャビティを閉じ、これによって管の下方部分を密封し、次いで管を膨らませてキャビティにおいてカプセル形状を形成させ、充填し、最後に密封する。
本発明は、液体の洗剤または洗浄組成物中のペルオキシカルボン酸の安定性の問題を解決しようとするものである。
第1の対象において、本発明は、漂白剤含有の液体の洗剤または洗浄組成物であって、低含水量であり、粒状ペルオキシカルボン酸を含有し、水の浸入なしにラメラ液晶相を形成する組成物に関する。
用語「低含水量」とは、0重量%を超える水、特に少なくとも1重量%の水を含有し、しかし、10重量%以下の水、特に5重量%以下の水を含有する組成物を意味するものと解される。
ラメラ液晶相に関連する特徴「水の浸入なしに」とは、組成物製造の直後および水の外部供給源の完全排除下での貯蔵時に、ラメラ液晶相が存在し、かつ存続していることを意味することが意図される。実際の貯蔵条件下で、例えば、包装材料を通って拡散することができる周囲空気からの水の浸入時に、ラメラ液晶相は、広く認められているように、無限の時間にわたって存続することは決してない。むしろ、それは少なくとも部分的に六方相に転換することができ、これが、ある場合にはペルオキシカルボン酸の安定性の改善を導くこともある。
ラメラ液晶組成物は、当分野において知られている。本発明の組成物は、その製造に使用する水の量を、ペルオキシカルボン酸を含有する水性組成物(例えば分散液)により、少なくとも部分的に置換することによって得られる。
本発明の組成物は、好ましくは、20〜50重量%のエーテルスルフェート、20〜50重量%の室温で液体の炭化水素(特にパラフィン油)、および50重量%までのC12-C18脂肪アルコール(特にステアリルアルコール)、ならびに、10重量%まで(特に1〜10重量%)の水を含有する。記載した水の量は、好ましくは、市販の含水品質の種々の記載した成分の使用によって、組成物中に単純に導入される。必要なら、水部分またはその一部を、好ましくはその量の半分までを、低級アルコール(例えばメタノール、プロパノール、グリセリン、好ましくはエタノール)によって置換することができる。
エーテルスルフェートは、1〜6モルのエチレンオキシドでエトキシル化した直鎖または分岐鎖のC7-21アルコール、例えば、平均して3.5モルのエチレンオキシド(EO)を含む2-メチル分岐したC9-11アルコールまたは1〜4個のEOを含むC12-18脂肪アルコールから導かれる硫酸モノエステルのアルカリ塩およびアンモニウム塩を意味するものと解される。
必要なら、本発明の組成物は、さらなる成分、特に着色剤、芳香物質、酵素および/または蛍光増白剤(これらにより、ラメラ液晶相は許容できないほどには損なわれない)を含有することもできる。
本発明の組成物が粒状ペルオキシカルボン酸を含有していることが重要である。好ましくは、このペルオキシカルボン酸は、50〜800ppmの範囲内の水溶性を有する。6-フタルイミドペルオキシヘキサン酸の使用が好ましい。6-フタルイミドペルオキシヘキサン酸は、例えば、欧州特許EP0349940およびEP0325328から既知である。液体の洗剤または洗浄組成物におけるその使用は、例えば、欧州特許出願公開EP0442549、EP0477190、EP0484095またはEP1010750あるいは国際特許出願公開WO00/27960、WO00/27971またはWO00/29536から既知である。好ましくは、ペルオキシカルボン酸は、微細に分割された形態にあり、特に100μm以下の平均直径を有する。このような粒子サイズが得られることを可能にする粉砕法は、例えば、国際特許出願公開WO00/27969または独国特許出願DE10259262に開示されている。
本発明の組成物は、液体の洗剤または洗浄組成物のために設計した容器(例えば小型缶またはビン)に通常のように充填することができ、消費者はこれらから取り出すことができる。しかし、上記した理由、即ちより簡単な投入のために、組成物を、好ましくは水溶性物質から調製された適切に包装された分配物において提供する。
従って、本発明の好ましいさらなる対象は、記載したように本発明に従って構成された組成物を含有し、以下の工程を含む方法に従って製造された水溶性分配物である:
(a)少なくとも1つのキャビティを供する工程;
(b)該キャビティに水溶性熱可塑性ポリマーを挿入する工程;
(c)熱可塑性物質を充填した該キャビティに組成物を充填する工程;および
(d)工程(a)〜(c)により得られた分配物を密封する工程。
水溶性分配物を製造するための好ましい方法は、例えば、水溶性カプセルの製造のために国際特許出願公開WO97/35537に記載されているような回転ダイ(Rotary-Die)法である。この水溶性分配物は、計量供給装置を用いて、2つの形状化シリンダー(これらは、互いに同方向に回転し、それらの外側表面の外周に広がる型を有し、その形状は製造する分配物の各半分に対応する)上に配置された、水溶性熱可塑性ポリマーから調製された2つのテープの間の充填手段により、液体製剤を局所的に射出することによって製造される。密封は、フィルムテープの両方に接触圧をかけることによって行う。好ましい態様においては、密封を改善するために、水溶性フィルムテープの少なくとも一方を、対象の成形過程の前に溶媒で溶媒和する。さらに、分配物の半分の両方を熱融着するのが好ましい。このために、形状化シリンダーの両方は、フィルムを互いに誘電密封するための電極として働くことができるのが好都合である。成形過程における液体射出を容易にするために、キャビティに真空を適用するのが有利でありうる。これは、液体射出圧力の低下を可能にし、従って、密封位置において液体充填材料によりポリマーが汚染される危険が減少する。形状化シリンダーは、シリンダー壁の領域において粗雑化されているのが有利である。シリンダー壁を粗雑化すると、分配物の製造に使用するフィルムの静止摩擦が増大する。
成型用シリンダーのキャビティの形状に依存して、反射面を有する任意の幾何の分配物を製造することができる。球形、卵形、立方形、図形などの幾何が、本発明において好ましい。
計量供給装置は、正確に測定された量の液体組成物が、水溶性分配物中に射出されることを確実にする。射出衝撃に続いて計量供給装置の帰り工程があるときに特に有利である。このようにして、組成物の滴または糸(これらも、密封領域における水溶性フィルムの汚染を導くことができる)が回避される。
水溶性分配物を製造するためのさらに好ましい方法は、吹込成形法である。組成物(特に、洗剤、洗浄組成物および/またはケア製品の分配物)を含有する水溶性かつ柔軟性(好ましくは弾性)の中空物品を、吹込成形によって製造することができる。回転ダイ法と同様に、吹込成形法は、熱成形法および射出成形法と比較して、大きな技術加工の利点を有する。吹込成形法および回転ダイ法は、ピンチ(締め付け)点または他の残りもしくは余り部分を、製造した中空物品から除去する必要がないので、材料を無駄にしない。
本発明の組成物を含有する水溶性分配物の吹込成形による製造には、以下の工程が含まれる:
(a)水溶性熱可塑性ポリマーに基づく吹込成形用コンパウンドからプレフォームを形状化する工程;
(b)該プレフォームをキャビティにおいて中空物品に吹込成形する工程;
(c)該中空物品に組成物を充填する工程;および
(d)該成形および充填した分配物を液密に密封する工程。
製造を以下のように行うのが有利である:
(a)第1工程において、プレフォームを、好ましくは管片の形状に押出し;そして
(b)第2工程の1つの作業サイクルにおいて、この中空物品を、加圧ガス(好ましくは圧縮空気)を用いて、好ましくは最終形状の中空物品(キャビティの寸法に対応する)に吹込み、組成物(特に、洗剤、ケア製品または洗浄組成物)を充填し、液密に密封し、最後に型から取出す。
適する吹込成形法には、押出吹込法、同時押出吹込法、射出延伸吹込法および浸漬吹込法が含まれる。
キャビティは、多部分成形品を用いて構築することができるが、2部分キャビティが好ましい。好ましい態様において、例えばWO01/64421に記載されているような刃を用いてプレフォームを分離し、そして/または分配物を密封する。EP0924047に明瞭に開示されているような振動切断装置を使用するのが特に好ましい。
充填後に、中空物品の充填開口部を、好ましくは材料クロージャーによって、好ましくは熱処理によって、特に好ましくは溶融物の斑点を付着させることによって、さらに密封することができる。
中空物品の充填開口部を、熱処理によって、好ましくは開口部に隣接する壁を溶融することによって、特に掴み具によって、液密に有利に密封することができる。
吹込成形法または回転ダイ法によって製造した本発明の水溶性充填分配物は、有利な態様において、以下のような特性を有する:
(i)最長軸に沿って伸ばしたときに、降伏時引張応力が、3N/mm215N/mm2であり、そして/または
(ii)最短軸に沿って22mmの垂直中心圧潰路を用いて、変形力が、0.05Nm〜5Nmであり、そして/または
(iii)距離s1に沿って力F1 >0.1N〜500Nで変形可能であり、力の解放後に元の形状に戻り、そして/または
(iv)変形力の解放後に、回復速度vが、>0.01mm/分〜650mm/分であり、そして/または
(v)吹込成形または回転ダイ法によって製造した中空物品の壁の柔軟性分配物の弾性モジュールが、90容量%で充填したときに、1GNm2、好ましくは0.1GNm2、特に0.01GNm2であり、そして/または
(vi)吹込成形または回転ダイ法によって製造した90容量%充填中空物品について、圧潰耐性Fmaxが、20N〜2000Nである。
本発明の分配物は、水に溶解するかまたは実質的に溶解し、これにより、閉鎖した中空物品中に含まれる組成物が周囲に放出される。例えば、本発明の水溶性分配物を、自動の水性洗濯、洗浄またはケア過程において使用することができる。本発明に従って製造した中空物品を、市販の洗濯機または自動食器洗浄機において使用するのが好ましい。また、本発明の分配物を、シンクまたはボウルにおいて使用することもできる。外部周囲の水性媒体は、分配物中に含まれる組成物の放出にとって重要である。
本発明の好ましい態様において、中空物品のサイズは、市販の洗濯機または自動食器洗浄機の計量分配部分に、洗浄に伴って網または袋などの中に導入することができるようなサイズである。本発明の洗剤、洗浄組成物またはケア製品の分配物の特に好ましい態様は、長さ(最長軸)が10cmを超えず、幅および高さが、それよりもかなり小さく、例えば1〜5cmである。
本発明において、柔軟性の中空物品は、特に弾性中空物品をも包含する。用語「弾性中空物品」は、特に、組成物を含有する成形品が、それら自体の寸法安定性を有し、これにより、これらが、通常の製造、貯蔵、輸送および消費者使用の条件下で、破損および/または圧力に対して安定な非崩壊構造をとりうることを意味するものと解され、ここで、吹込成形または回転ダイ法によって製造され充填された中空物品は、その最長軸に沿って伸ばしたときに、降伏応力 3N/mm215N/mm2を有し、そして/または、最短軸に沿って22mmの垂直中心圧潰路に対して、変形力 0.05Nm〜5Nmを現し、そして/または、距離s1に沿って力F1 >0.1N〜500Nで変形可能であり、力の解放後に元の形状に戻るか、または力の解放後に完全にもしくはほぼ完全に元の形状をとり、そして/または、力の解放後に、回復速度v>0.01mm/分〜650mm/分を示し、そして/または、吹込成形または回転ダイ法によって製造した中空物品の壁の柔軟性分配物の弾性モジュールが、90容量%で充填したときに、1GNm2、好ましくは0.1GNm2、特に0.01GNm2であり、そして/または、吹込成形または回転ダイ法によって製造した90容量%充填中空物品について、圧潰耐性Fmax 20N〜2000Nが存在する。本発明の好ましい態様において、柔軟性(有利には弾性)の中空物品は、既にそれら自体の適当な寸法安定性を有している。その理由は、これが、中空物品の製造中の機械における取扱いおよび分配物の製造中の充填に有利な影響を与えるためである。
上記したように、本発明に従って製造した分配物は、好ましくは、少なくとも部分的に可逆的に変形可能であるべきである(不可逆的変形に対しては、測定可能な回復速度は存在しないであろう)。本発明の好ましい態様において、変形は完全に可逆的である。即ち、本発明に従って分配した洗剤、濯ぎ組成物または洗浄組成物は、充填した分配物が、変形力を除去した後に元の形状に戻るものであるのが好ましい。
力F1は、くぼみの深さに依存する。これは、中空物品が、抵抗の増大を伴って侵入物体に対抗するためである。第1に、本発明のために、中空物品は、500Nまたはそれ未満の力で実際に変形しうることが必要であるにすぎない。本発明の好ましい態様において、データは、直径が8mm、特に10mm、好ましくは15mm、好ましくは20mm、さらに好ましくは22mmの円形ロッドの侵入深さの力に関係する。
距離s1を規定すると、変形の力だけでなく仕事も正確に決定することができる。直径8mmの円形ロッドから適用される力および侵入深さs1=22mmについては、吹込成形または回転ダイ(Rotary-Die)によって製造した柔軟性の充填中空物品の変形の仕事は、比較の硬質の未充填物品の値よりも相当に少ない(後者の物品については、少なくとも>5Nmの変形の仕事が為されなければならない)。
特に好ましい本発明の分配組成物を特徴付けるさらなる因子は、圧潰耐性である。これは、市販のタブレット試験装置を用いて力置換チャートの形態で測定することができる。万能試験機 1425型(Zwickから)を、本発明の必要性のために使用した。
圧潰耐性は、DIN 55526、パート1に従って測定した。即ち、中空物品(=水溶性分配物)を、圧力試験装置のプレートの間に垂直に置き、そして圧潰した。この際に、圧縮力およびプレートの移動を、必要な圧潰耐性およびプレート移動が達成されるまで、または容器の破損が限界変形または漏れによって始まるまで記録した。
圧縮プレスを圧潰速度10mm/分に調節した。次いで、試験を開始した。侵入深さ22mmに対して分配物に働く力(N)を、接続プリンターで印刷出力した。圧潰耐性はNで与えられる。ここで、本発明の分配した組成物を含有する区画を有する中空物品および有さない中空物品が好ましく、分配した組成物を含有する中空物品(=充填中空物品、区画を有するおよび区画を有さない)の圧潰耐性Fmaxは、20〜2000N、好ましくは50〜1000N、特に好ましくは75〜600N、さらに好ましくは100〜500N、特に150〜400Nである。この試験の目的のために、吹込成形または回転ダイ法によって製造した中空物品は、90容量%に充填する。
中空物品の領域に応じて異なる壁厚みを、吹込成形によって製造することができ、これにより、プレフォームの壁厚みは、好ましくはその垂直軸に沿って、対応する異なる厚みで構成される(好ましくは押出機ダイからのプレフォームの出口における調節可能スピンドルによって好ましくは熱可塑性材料の量を調節することによる)。
異なる外側寸法および一定の壁厚みの領域を有する中空物品を、吹込成型することができ、これにより、プレフォームの壁厚みは、好ましくはその垂直軸に沿って、対応する異なる厚みで構成される(好ましくは押出機ダイからのプレフォームの出口における調節可能スピンドルによって熱可塑性材料の量を調節することによる)。
このようにして、中空物品の異なる幾何デザインを、区画を有しておよび区画を有さずに吹込成型することができる。このようにして、びん、球形、サンタクロース(Father Christmases)、イースターラビット(Easter rabbits)または他の図形を、吹込成型し、組成物を充填し、次いで密封し、取出すことができる(単一の作業工程で)。
中空物品を、吹込成形中に吹込型において、エンボスおよび/または装飾することができるのが特に有利である。主題の鏡像を、型の対応するデザインにより、中空物品に移すことができる。このようにして、中空物品の表面は、実際的に任意のデザインを有することができる。例えば、検量線、使用のための表示、危険記号、商標、重量、量、最終使用日、写真などの情報を、刻むことができる。
プレフォーム、中空物品および/または液密に密封した中空物品は、1つまたはそれ以上の成分からなり、この成分には、1つまたは異なる水溶性熱可塑性ポリマーに基づく1つまたはそれ以上の材料が含まれる。
プレフォーム、中空物品および/または液密に密封した中空物品は、管状、球状または小胞状であることができる。球状の中空物品は、>0.8、好ましくは>0.82、より好ましくは>0.9、特に好ましくは>0.95の形状係数を有する。
本発明の意味において、形状係数は、デジタル画像処理を用いる最近の粒子測定技術によって正確に決定することができる。代表的な方法は、例えば、Camsizerシステム(Retsch Technologyから)またはKeSizer(Kemira Companyから)である。これらの方法は、光源を使用して中空物品または物品を照らし、物品の投影された表面を取得し、これをデジタル化し、コンピューター処理することに基づいている。表面の湾曲は、光学測定技術により決定され、これによれば、調べる部分により投じられる影が測定され、これを用いて対応する形状係数を算出する。形状係数は、例えば、Gordon Rittenhouse[「2次元の球性を評価する視覚法」、Journal of Sedimentary Petrology、Vol.13、Nr.2、p.7981]により記載される原理に基づいて測定される。この光学分析法の測定限界は、15μm〜90mmである。比較的大きい粒子の形状係数を測定するための方法は、当業者に知られている。通常、これらは、上記した方法の原理に基づいている。
吹込成形または回転ダイ法によって製造された中空物品の壁は、通常は0.05〜5mm、好ましくは0.06〜2mm、より好ましくは0.07〜1.5mm、さらに好ましくは0.08〜1.2mm、さらにより好ましくは0.09〜1mm、最も好ましくは0.1〜0.6mmの壁厚みを有する。
本発明の分配物は、分配物中に含有される組成物が、通常は5分以内、好ましくは3分以内、より好ましくは1分以内に、部分的または完全に水性処理液中に放出されるように、水溶性ポリマーから形成された壁厚みを有する。
放出時間を測定するために、分配物を、60rpmで撹拌しながら水に加える。この際に、水を90℃、好ましくは60℃、より好ましくは40℃、さらに好ましくは30℃、特に好ましくは20℃に保つ。より好ましくは、放出時間を、少なくとも1つの標準の洗濯機および/または自動食器洗浄機の水性処理液において直接測定する。
本発明の水溶性分配物の内部容量は、0.5〜2000ml、好ましくは2〜500ml、好ましくは5〜250ml、さらに好ましくは10〜100ml、さらに好ましくは20〜75ml、最も好ましくは40〜50mlの量にすることができる。
中空物品および/または区画を形成するために使用する水溶性熱可塑性ポリマーは、好ましくは、ポリビニルアルコール(PVA)、アセタール化ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリエチレンオキシド、セルロース、デンプンおよびこれら物質の誘導体からなる群から選択され、ポリビニルアルコール(PVA)、アセタール化ポリビニルアルコールおよび/または記載したポリマーの混合物が好ましく、ポリビニルアルコールが特に好ましい。
上記したポリビニルアルコールは、例えば商標名Mowiol(Clariant)のもとで市販されている。本発明において特に適するポリビニルアルコールの例は、Mowiol 3-83、Mowiol 4-88、Mowiol 5-88、Mowiol 8-88およびClariant L648である。
中空物品のための材料として特に適するさらなるポリビニルアルコールを、以下の表に示す:
Figure 0005425395
キャビティのための材料として適するさらなるポリビニルアルコールは、ELVANOL 51-05、52-22、50-42、85-82、75-15、T-25、T-66、90-50 (Du Pontの商標)、ALCOTEX 72.5、78、B72、F80/40、F88/4、F88/26、F88/40、F88/47 (Harlow Chemical Co.の商標)、Gohsenol NK-05、A-300、AH-22、C-500、GH-20、GL-03、GM-14L、KA-20、KA-500、KH-20、KP-06、N-300、NH-26、NM11Q、KZ-06 (Nippon Gohsei K.K.の商標)である。
本発明の分配物の製造に使用する水溶性の熱可塑性物質は、アクリル酸を含むポリマー、ポリアクリルアミド、オキサゾリンポリマー、ポリスチレンスルホネート、ポリウレタン、ポリエステル、ポリエーテルおよび/または上記ポリマーの混合物からなる群から選択される追加のポリマーを含有することができる。
好ましくは、使用する水溶性の熱可塑性物質がポリビニルアルコールを含有しているときには、PVAの加水分解度は、70〜100モル%、好ましくは80〜90モル%、特に好ましくは81〜89モル%、特に82〜88モル%である。
さらに好ましくは、使用する水溶性の熱可塑性物質は、分子量が10000〜100000g/モル、好ましくは11000〜90000g/モル、特に好ましくは12000〜80000g/モル、特に13000〜70000g/モルの範囲内であるポリビニルアルコールを含有する。
熱可塑性物質を、それぞれ水溶性熱可塑性ポリマーの重量を基準に、少なくとも50重量%、好ましくは少なくとも70重量%、特に好ましくは少なくとも80重量%、特に少なくとも90重量%の量で使用するのがさらに好ましい。
第1工程における押出時の熱可塑性ポリマーのメルトフローインデックスが、荷重10kg下で測定して、1〜30、好ましくは5〜15、特に好ましくは8〜12であり、そして/または、吹込成形コンパウンドのメルトフローインデックス(MFI)が、荷重2.16kg下で測定して、4〜40、好ましくは5〜20、特に好ましくは8〜15であるときに有利である。本発明において、吹込成形に特に適するポリビニルアルコールの種類は、例えば、MFI値6〜8(230℃、2.16kg荷重、PVAブレンド Vinex 2034または2144、Texas Polymersによる製造)、または9〜11(190℃、10kg荷重、PVAブレンド TP Vinex 5030)を有する中〜高粘度のものである。
熱可塑性ポリマーは、その加工性を改善するために、可塑化助剤、即ち、可塑剤を含有することができる。これは、ポリビニルアルコールまたは部分的加水分解したポリ酢酸ビニルを、分配物のためのポリマー材料として選択したときに、特に有利になりうる。特に、グリセリン、トリエタノールアミン、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコールまたはジプロピレングリコール、ジエタノールアミンおよびメチルジエチルアミンが、可塑剤として挙げられる。
有利には、熱可塑性ポリマーは、それぞれ吹込成形コンパウンドの重量を基準に、可塑剤を少なくとも>0重量%、好ましくは10重量%、特に好ましくは20重量%、特に30重量%の量で含有する。
柔軟性(好ましくは弾性)の水溶性分配物は、フランジ部分を有することができ、所望により、正嵌合および/または材料結合(好ましくは溶接)により、少なくとも1つのさらなるキャビティと結合および/またはキャビティで密封されていてもよい。
本発明の分配物は、特に好ましくは透明および/または半透明である。
本発明の分配物は、好ましくは継目を全く持たず、特に、密封継目、圧縮溶接および/または溝(特にフランジ溝)を持たない。
本発明の特定の態様において、洗剤、洗浄組成物またはケア製品の分配物を含有する柔軟性の好ましくは弾性の中空物品の壁は、異なる材料からなることもできる(即ち、混成構造であることもできる)。例えば、中空物品の壁を形成するポリマー中に、例えば別のポリマー(異なる水溶性を有する)から、さらには全く異なる物質(例えば、無機または有機物質)から調製された不溶性異質材料の島を分散させることもできる。その例は、水溶性の塩、例えば、硫酸ナトリウム、塩化ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カルシウムなど;有機酸、例えば、クエン酸、酒石酸、アジピン酸、フタル酸など;糖類、例えば、マルトース、デキストロース、ソルビトールなど;ゼオライト;ケイ酸塩;架橋したポリマー、例えば弱く架橋したポリマー、例えば、ポリアクリレート、セルロースエステル、セルロースエーテル、例えばカルボキシメチルセルロースなどである。本発明の特に好ましい態様において、このような構造は、他の物質がポリマーよりも水に速く溶解し、従って水が中空物品に侵入するのを可能にし、こうして分配物からの成分の放出の促進に寄与する点で、有利になりうる。結論として、このように包装された全体の寸法安定性中空物品は、純粋なポリマー材料から調製された物品よりも速く溶解する。同様に、2つまたはそれ以上のポリマーの層から中空物品の壁を形成することもできる。特に好ましい態様において、これらポリマーは、中空物品をその特性(安定性、耐熱性、水溶性、ガス障壁特性など)に関して最適化するように選択することができる。
さらなる同様に好ましい態様において、柔軟性(好ましくは弾性)の中空物体が、アクリル酸含有ポリマー、ポリアクリルアミド、オキサゾリンポリマー、ポリスチレンスルホネート、ポリウレタン、ポリエステル、ポリエーテルおよびこれらの混合物からなる群からの1つまたはそれ以上の材料を含有しているときに、本発明に従って有利なものとなる。
以下の例示リスト(限定のためのものではない)からの1つまたはそれ以上の材料を挙げるのが特に有利である:
・10000〜200000g/モルの範囲内の分子量および0〜30モル%のアセテート含量を有する50〜100%ポリビニルアルコールまたはポリ(ビニルアルコール-コ-酢酸ビニル)の混合物;これらは、加工用添加剤、例えば、可塑剤(グリセリン、ソルビトール、水、PEGなど)、滑剤(ステアリン酸ならびに他のモノ、ジおよりトリカルボン酸)、スリップ剤(例えばエーロジル)、有機および無機顔料、塩、発泡剤(クエン酸-炭酸水素ナトリウム混合物)を含有することができる;
・アクリル酸含有ポリマー、例えば、少なくとも20%のアクリル酸を含み、分子量5000〜500000g/モルを有するコポリマー、ターポリマーまたはテトラポリマーなど;特に好ましいコモノマーは、アクリル酸のエステル、例えばアクリル酸エチル、アクリル酸メチル、アクリル酸ヒドロキシエチル、アクリル酸エチルヘキシル、アクリル酸ブチル、およびアクリル酸の塩、例えばアクリル酸ナトリウム、メタクリル酸およびその塩およびそのエステル、例えばメタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、トリメチルアンモニウムメチルメタクリレートクロリド(TMAEMC)、メタクリレートアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロリド(MAPTAC)である;さらなるモノマー、例えばアクリルアミド、スチレン、酢酸ビニル、無水マレイン酸、ビニルピロリドンを有利に使用することもできる;
・ポリアルキレンオキシド、好ましくは分子量600〜100000g/モルを有するポリエチレンオキシド、ならびに、例えば酢酸ビニル、アクリル酸およびその塩およびエステル、メタクリル酸およびその塩およびエステル、アクリルアミド、スチレン、スチレンスルホネートおよびビニルピロリドンなどのモノマーとのグラフト共重合によって得られるポリアルキレンオキシドの誘導体[例:ポリ(エチレングリコール-グラフト-酢酸ビニル];このポリグリコール部分は5〜100重量%であるべきであり、グラフト化した部分は0〜95重量%であるべきである;この後者は1つまたはそれ以上のモノマーからなることができる。5〜70重量%のグラフト化部分が特に好ましい;水溶性はグラフト化部分に応じて減少する;
・分子量2500〜750000g/モルを有するポリビニルピロリドン(PVP);
・分子量5000〜5000000g/モルを有するポリアクリルアミド;
・分子量5000〜100000g/モルを有するポリエチルオキサゾリンおよびポリメチルオキサゾリン;
・ポリスチレンスルホネート、ならびに、これと、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸ヒドロキシエチル、(メタ)アクリル酸エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸ブチル、および(メタ)アクリル酸の塩、例えば(メタ)アクリル酸ナトリウム、アクリルアミド、スチレン、酢酸ビニル、無水マレイン酸、ビニルピロリドンなどのコモノマーとのコポリマー;コモノマー含量は0〜80モル%であるべきであり、分子量は5000〜500000g/モルの範囲内であるべきである;
・ポリウレタン、特にジイソシアネート(例えばTMXDI)と、ポリアルキレングリコール、特に分子量200〜35000のポリエチレングリコールとの、または分子量2000〜100000g/モルの生成物を与える他の2官能アルコールとの反応生成物;
・分子量4000〜100000g/モルのポリエステル;これは、ジカルボン酸(例えば、テレフタル酸、イソフタル酸、フタル酸、スルホイソフタル酸、シュウ酸、コハク酸、スルホコハク酸、グルタル酸、アジピン酸、セバシン酸など)およびジオール(例えばポリエチレングリコール、例えば分子量200〜35000g/モルを有するもの)に基づく;
・セルロースエーテル/エステル、例えば酢酸セルロース、酪酸セルロース、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロースなど;
・分子量5000〜500000g/モルを有するポリビニルメチルエーテル。

Claims (7)

  1. 粒状ペルオキシカルボン酸、0重量%を超えるが10重量%を超えない水、および20〜50重量%のエーテルスルフェートを含有し、ラメラ液晶相形成されている漂白剤含有の液体の洗剤または洗浄組成物であって、水が浸入しない状態でラメラ液晶相が存続する洗剤または洗浄組成物
  2. 20〜50重量%のエーテルスルフェート、20〜50重量%の室温で液体の炭化水素、および50重量%までのC12-C18脂肪アルコール、ならびに、10重量%までの水を含有する請求項1に記載の組成物。
  3. ペルオキシカルボン酸が、微細に分割された形態を有する請求項1または2に記載の組成物。
  4. ペルオキシカルボン酸が、50〜800ppmの水中溶解性を有する請求項1〜3のいずれかに記載の組成物。
  5. ペルオキシカルボン酸が、6-フタルイミドペルオキシヘキサン酸である請求項1〜4のいずれかに記載の組成物。
  6. 以下の工程を含む方法に従って製造された、請求項1〜5のいずれかに記載の組成物を含有する水溶性分配物:
    (a)少なくとも1つのキャビティを供する工程;
    (b)該キャビティに水溶性熱可塑性ポリマーを挿入する工程;
    (c)熱可塑性物質を充填した該キャビティに液体の洗剤または洗浄組成物を充填する工程;および
    (d)工程(a)〜(c)により得られた分配物を密封する工程。
  7. ポリビニルアルコール(PVA)、アセタール化ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリエチレンオキシド、セルロース、デンプンおよびこれら物質の誘導体からなる群から選択される物質の水溶性外装を含む請求項6に記載の分配物。
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