JP5423970B2 - 音声メール実現システム、音声メール実現サーバ、その方法及びそのプログラム - Google Patents

音声メール実現システム、音声メール実現サーバ、その方法及びそのプログラム Download PDF

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Description

本発明は音声及び電子メールによる通信が可能な通信端末での音声メールの実現に関する。
現在、携帯電話機に代表される携帯端末や、パーソナルコンピュータ等の機器において電子メールにより連絡を取り合うことが一般的となっている。
また、電子メール(以下適宜単に「メール」と呼ぶ。)が進化したことにより、電話(音声による通話)よりメールが使用されるシーンが多くなってきている。
メールが多く利用される背景には、メールは相手の都合を考慮しなくて良いといった、利便性などの理由がある。もっとも、メールが多く利用される理由にはこういった利便性のみではなく、送信者側が、謝罪などリアルタイムに直接やり取りするには気まずい時に使用し易いといったことも言われている。
一方、受信者側にしてみると、テキストだけでは伝わりにくいことや、気まずいときこそ、その人らしさが出ると受け入れやすいなど、コミュニケーションにリアリティを求めるユーザも多い。
このような状況に鑑みて、特許文献1には着信側の装置にてテキストメールを読み上げるといった機能を有するシステムが紹介されている。
特開2001−195080号公報
上述したように、テキストメールを読み上げる機能が存在するが、音声が統一されており、送信者の「その人らしさ」が表現できていない。
また、「その人らしさ」を表現するのであれば、ボイスメールや動画添付が想像できるが、日本人は無音文化であり、留守電になったら電話を切ってしまう人が多いように、使用頻度が低い。
更に、特許文献1に記載があるように、送信者の音素データを取得して、送信者の音声によりテキストメールを読み上げるという技術も存在する。しかしながらこの技術では送信者の音素データを取得の際に、定型文や50音を発声し、送信者固有の音素を学習から取得しなければならず、この一連の作業はユーザにとって非常に面倒である。そして、このような事前準備が必要になることで、ユーザに受け入れられにくく、普及しやすい機能とは言い難い。
そこで、本発明は、送信者に面倒な事前準備をさせることなく、メールにより送信者の声を伝えることが可能な、音声メール実現システム、音声メール実現サーバ、その方法及びそのプログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の観点によれば、送信側端末である第1の端末と、前記第1の端末からの送信を受信する複数の第2の端末と、サーバと、がそれぞれ相互に接続されている通信システムにおいて、前記第1の端末が前記サーバを介して前記第2の端末と音声による通信を行う際に、前記音声を解析することにより当該音声の音素を抽出し、抽出した当該音素と前記第1の端末を識別するための情報とを紐付けた情報を送信先となる前記第2の端末それぞれ毎に対応させて生成する音声認識手段を前記サーバが備え、前記第1の端末が前記第2の端末にテキストを用いたメールを送信した際に、当該テキストと、今回前記メールの送信先となる前記第2の端末に対応した前記紐付けた情報とを用いることにより前記第2の端末に音声によるメールを取得させることを特徴とする通信システムが提供される。
本発明の第2の観点によれば、送信側端末である第1の端末と、前記第1の端末からの送信を受信する複数の第2の端末と、のそれぞれと接続されているサーバにおいて、前記第1の端末が前記サーバを介して前記第2の端末と音声による通信を行う際に、前記音声を解析することにより当該音声の音素を抽出し、抽出した当該音素と前記第1の端末を識別するための情報とを紐付けた情報を送信先となる前記第2の端末それぞれ毎に対応させて生成する音声認識手段を備え、前記第1の端末が前記第2の端末にテキストを用いたメールを送信した際に、当該テキストと、今回前記メールの送信先となる前記第2の端末に対応した前記紐付けた情報とを用いることにより前記第2の端末に音声によるメールを取得させることを特徴とするサーバが提供される。
本発明の第3の観点によれば、送信側端末と、前記送信側端末が通信を行うためのネットワーク上に存在するサーバと、のそれぞれと接続されている通信端末において、前記サーバが、前記送信側端末が前記サーバを介して音声による通信を行う際に、前記音声を解析することにより当該音声の音素を抽出し、抽出した当該音素と前記送信側端末を識別するための情報とを紐付けた情報を送信先となる通信端末それぞれ毎に対応させて生成し、前記サーバがテキストを用いたメールを受信した際に、当該メールのテキストの内容と当該メールを発信した端末が送信側端末であるという情報と、今回前記メールの送信先となる端末が当該通信端末であるという情報とを用いて、前記紐付けた情報を検索することにより得た情報である、当該メールに対応した音素及び前記テキストを受信し、当該受信した、前記メールに対応した音素及び前記テキストを音声合成することにより前記音声によるメールの取得を実現することを特徴とする通信端末が提供される。
本発明の第4の観点によれば、送信側端末である第1の端末と、前記第1の端末からの送信を受信する複数の第2の端末と、サーバと、がそれぞれ相互に接続されているシステムが行う通信方法において、前記第1の端末が前記サーバを介して前記第2の端末と音声による通信を行う際に、前記音声を解析することにより当該音声の音素を抽出し、抽出した当該音素と前記第1の端末を識別するための情報とを紐付けた情報を送信先となる前記第2の端末それぞれ毎に対応させて生成する音声認識ステップを前記サーバが備え、前記第1の端末が前記第2の端末にテキストを用いたメールを送信した際に、当該テキストと、今回前記メールの送信先となる前記第2の端末に対応した前記紐付けた情報とを用いることにより前記第2の端末に音声によるメールを取得させることを特徴とする通信方法が提供される。
本発明の第5の観点によれば、送信側端末である第1の端末と、前記第1の端末からの送信を受信する複数の第2の端末と、のそれぞれと接続されているサーバに組み込まれる通信プログラムにおいて、前記第1の端末が前記サーバを介して前記第2の端末と音声による通信を行う際に、前記音声を解析することにより当該音声の音素を抽出し、抽出した当該音素と前記第1の端末を識別するための情報とを紐付けた情報を送信先となる前記第2の端末それぞれ毎に対応させて生成する音声認識手段を備え、前記第1の端末が前記第2の端末にテキストを用いたメールを送信した際に、当該テキストと、今回前記メールの送信先となる前記第2の端末に対応した前記紐付けた情報とを用いることにより前記第2の端末に音声によるメールを取得させるサーバとしてコンピュータを機能させることを特徴とする通信プログラムが提供される。
本発明の第6の観点によれば、送信側端末と、前記送信側端末が通信を行うためのネットワーク上に存在するサーバと、のそれぞれと接続されている通信端末に組み込まれる通信プログラムにおいて、前記サーバが、前記送信側端末が前記サーバを介して音声による通信を行う際に、前記音声を解析することにより当該音声の音素を抽出し、抽出した当該音素と前記送信側端末を識別するための情報とを紐付けた情報を送信先となる通信端末それぞれ毎に対応させて生成し、前記サーバがテキストを用いたメールを受信した際に、当該メールのテキストの内容と当該メールを発信した端末が送信側端末であるという情報と、今回前記メールの送信先となる前記端末が当該通信端末であるという情報とを用いて、前記紐付けた情報を検索することにより得た情報である、当該メールに対応した音素及び前記テキストを受信し、当該受信した、前記メールに対応した音素及び前記テキストを音声合成することにより前記音声によるメールの取得を実現する通信端末としてコンピュータを機能させることを特徴とする通信プログラムが提供される。
本発明によれば、テキストデータを、ネットワーク上のサーバで送信者の音素データベースから音素データに変換することから、送信者に面倒な事前準備をさせることなく、受信者は送信者の声でメールを受け取ることが可能となる。
本発明の実施形態における携帯電話機の基本的構成を表す図である。 本発明の実施形態におけるサーバの基本的構成を表す図である。 本発明の実施形態の動作についてのイメージ図である。 本発明の実施形態の基本的動作を表すフローチャートである。 本発明の実施形態の動作についてのイメージ図である。 本発明の実施形態の基本的動作を表すフローチャートである。 本発明の実施形態の動作についてのイメージ図である。 本発明の実施形態におけるサーバの構成の変形例を表す図である。 本発明の実施形態の変形例における基本的動作を表すフローチャートである。
まず、本発明の実施形態の概略を説明する。本発明の実施形態は音声通信、電子メールが可能な通信端末で、音声メールを実現する。また、音声メールといっても、送信者が発声し録音したデータを送付するのではなく、送信者はテキストでメールを作成し送信する。そのテキストデータを、ネットワーク上のサーバで送信者の音素データベースから、音素データに変換することで、受信者は送信者の声でメールを受け取ることが出来る。そしてサーバに保存されている音素データベースは、送信者の音声通話中の会話を、音声認識にかけ、送信者が意識することなく自然に、音素を抽出かつデータベース化されるものである。以上が本願発明の実施形態の概略である。
次に、本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。本実施形態は、ネットワークを介して相互に通信を行う複数の携帯電話機と、そのネットワーク上に設けられているサーバ200を有する。本実施形態では、携帯電話機として、携帯電話機100と携帯電話機110を示す。
まず、図1を参照して携帯電話機100について説明する。図1を参照すると携帯電話機100は、操作受付部101、テキストメール生成部102、通信部103、表示部104、テキスト/音声合成部105及び音声入出力部106を有している。
携帯電話機100は音声及び電子メールによる通信が可能な携帯電話機である。
操作受付部101は、利用者からの操作を受け付ける。操作受付部101は、具体的にはテンキーに代表される入力ボタン等である。
テキストメール生成部102は、利用者からの操作に基づいてテキストメールを生成する部分である。テキストメール生成部102は、具体的には漢字変換等の文字変換や、絵文字の提供等を行うソフトウェアと、当該ソフトウェアを動作させるためのプロセッサ等である。
通信部103は、テキストメールや音声等の送受信を行うための通信機能を有する部分である。
表示部104は、利用者にテキスト等の画像情報を提供する機能を有する。表示部104は、例えば液晶等を用いたディスプレイである。
なお、例えばタッチパネルを用いるのであれば操作受付部101と表示部104を一つの部分として実現することもできる。
テキスト/音声合成部105は、テキスト情報と音素とを用いて音声合成を行う機能を有する部分である。
音声入出力部106は、音声情報の入力を受け付ける機能及び音声情報を出力する機能を有する。音声入出力部106は、具体的には例えばマイクとスピーカーの組合せである。音声入出力部106に入力された音声通話の会話を以下では「音声データ301」と呼ぶ。
なお、携帯電話機110は携帯電話機100と同等の構成を有しているので携帯電話機110の構成については説明を省略する。
次に図2を参照するとネットワーク上のサーバ200は、音声認識部201、音素DB202、DB読み出し部203及び送受信部204を有する。
音声認識部201は、音声データ301から音素を抽出する機能を有する。なお送信者の音声データ301から抽出した音素を以下では「音素データ302」と呼ぶ。また、音声認識部201は抽出した音素データ302を、送信者を識別するための情報と紐付けして音素DBに登録する。なお、送信者を識別する情報としては、例えば発信側の携帯電話機100の電話番号等を用いるようにしてもよい。
音素DB202は、データベースを記憶する情報記憶装置である。音素DB202は音声認識部201から登録された情報を保持する。
DB読み出し部203は、送信者からのテキストメール(以下、「テキストメール303」と呼ぶ。)を用いて音素DB202を読み出し、当該送信者及びテキストに対応する音素データを取得する。なお、この送信者及びテキストに対応する音素データを以下では、「対応音素データ304」と呼ぶ。そして、DB読み出し部203は、取得した対応音素データ304を送受信部204に引き渡す。
送受信部204はネットワークを介して情報をやり取りする部分である。送受信部204は音声認識部201に音声データ301を引き渡す。また、送受信部204は、DB読み出し部203にテキストメール303を引き渡し、引き替えに対応音素データ304をDB読み出し部203から取得する。
次に、本実施形態の動作について説明する。
まず、図3のイメージ図と、図4のフローチャートを用いて音素データ302を抽出し、データベース化する仕組みを示す。
まず、音声入出力部106が、送信者401の音声通話の会話(音声データ301)を、受け付ける(ステップS11)。
受け付けた音声データ301は、通信部103によりサーバ200にアップロードされる(ステップS12)。
次に、サーバ200が、送受信部204によりアップロードされた音声データ301を受け付ける(ステップS13)。
そして、音声認識部201により受け付けた音声データ301から、音素データ302が抽出される(ステップS14)。
その後、音声認識部201は、抽出した音素データ302を、送信者401を識別するための情報と紐付けして音素DBに登録する(ステップS15)。
これにより、音素データ302の抽出及びデータベース化は終了する。
次に、図5のイメージ図と、図6のフローチャートを用いて送信者401のテキストメール作成から受信者402が送信者401の声でメールを受け取るまでの動作について説明する。
まず、送信者401が操作受付部101、テキストメール生成部102及び表示部104を用いてテキストメール303を作成する(ステップS21)。
そしてテキストメール303は通信部103から送信される(ステップS22)。
テキストメール303は、サーバ200の送受信部204にて受け付けられ、テキストメール303はDB読み出し部203に引き渡される(ステップS23)。
DB読み出し部203は、音素DB202を用いて送信者401及びテキストメール303のテキストに対応する対応音素データ304を取得する(ステップS24)。
次に、送受信部204は、対応音素データ304をDB読み出し部203より受け取り、この、対応音素データ304及びテキストメール303を受信者402が所持する携帯電話機110に送付する(ステップS25)。
携帯電話機110は、自らの有する通信部103を用いて対応音素データ304及びテキストメール303を受信する。そして、この対応音素データ304及びテキストメール303を自らの有するテキスト/音声合成部105に引き渡す(ステップS26)。
テキスト/音声合成部105は、対応音素データ304及びテキストメール303を音声合成し、音声出力部106を用いてこの合成した音声を出力する(ステップS27)。
受信者402は、この音声出力を聞くことにより送信者401の声でメールを受け取ることが出来る。なお、音声メールを出力すると共にテキストメール303のテキストを携帯電話機110が有する表示部104に表示するようにしてもよい。
以上説明した本発明の実施形態は、以下に示すような多くの効果を奏する。
第1の効果は音声メールを受け取ることで、受信者は送信者の存在を身近に感じられることである。
その理由は、この音声メールは画一的な音声ではなく発信者の音素に基づいたものであり「その人らしさ」を感じることができるからである。
第2の効果はテキストだけではなく(若しくはテキストとともに)音声で伝えることで、より内容が伝わりやすくなることである。
第3の効果は送信者が、音声メール発信のために発声しなくても、相手に自分の声を届けることが出来ることである。
その理由は、音素データベースに格納されている音素を用いて音声メールを生成するからである。
以上説明した実施形態を以下のように構成することも可能である。
1) 携帯電話機に限らず、音声通信・電子メールができる任意の端末を用いて、携帯電話機100に相当する端末を実現しても良い。例えば、PHS(Personal Handy-phone System)や、パーソナルコンピュータを用いて実現してもよい。
2) 音声認識は、端末内に専用ソフトを搭載しておき、会話中に処理する方法、あるいは会話を録音しておき、後から処理を行う方法のどちらでもよい。
3) 携帯電話機100の内部で行っている音声合成を、サーバ200で行うようにしてもよい。この場合、図8に示すようにサーバ200にテキスト/音声合成部105と同等の機能を有するテキスト/音声合成部205が追加される。また、この場合携帯電話機100のテキスト/音声合成部105を省略するようにしてもよい。
動作例としては、図7及び8に示すように、サーバ200で音声合成機能をもち、テキストメール303と対応音素データ304から音声メール305を作成し(ステップS35)、携帯電話機110に送付することも可能である(ステップS36)。
4) メール機能の一つである、感情理解エンジンと組み合わせ、音声で感情が表現できるようにする。
5) 仕事での声・話し方、家族と話すときの声・話し方など、一人の送信者に対して、複数パターンの音素データベースを作成し、送信先の相手によって声色を変えるようにしてもよい。
6) また、音素データベース(音素DB202)は、音声通話での音素データ301をのみを用いて、音素データをゼロから作成する方法だけでなく、ある音素データをベースとして変形し、発声者の声に似せる方法も可能である。例えば、ベースの音素データは、年齢(大人/子供)、性別(男/女)、強弱(力強い声/柔らかい声/…など)、などの音質でパターン化された音素データから、最も適しているものを選択する。音素データの変形は、ベースの音素データと発声者の音素データとを比較し、そこから差分ベクトルを抽出し、それをもとに変形する。
7) 音声通話から音素を抽出することから、通話をすればするほど、よりその人らしい音声でメールが送れるようになる。それを、相手との親密度合い測る指標として表現するなど、音素の学習過程をゲーム感覚で楽しめるようにしてもよい。
8) また、同報メールの機能(同一の内容のメールを同時に複数の宛先に送信する機能。)を用いて複数の受信者に対して音声メールを送付するようにしてもよい。
なお、本発明の実施形態である音声メール実現システムの構成要素である音声メール実現サーバ及び携帯電話機は、ハードウェアにより実現することもできるが、コンピュータをその音声メール実現サーバ及び携帯電話機として機能させるためのプログラムをコンピュータがコンピュータ読み取り可能な記録媒体から読み込んで実行することによっても実現することができる。
また、本発明の実施形態による音声メール実現方法は、ハードウェアにより実現することもできるが、コンピュータにその方法を実行させるためのプログラムをコンピュータがコンピュータ読み取り可能な記録媒体から読み込んで実行することによっても実現することができる。
また、上述した実施形態は、本発明の好適な実施形態ではあるが、上記実施形態のみに本発明の範囲を限定するものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更を施した形態での実施が可能である。
(付記1)
送信側端末である第1の端末と、前記第1の端末からの送信を受信する第2の端末と、サーバと、がそれぞれ相互に接続されているシステムが行う通信方法において、
前記第1の端末が前記サーバを介して音声による通信を行う際に、前記音声を解析することにより当該音声の音素を抽出し、抽出した当該音素と前記第1の端末を識別するための情報とを紐付けた情報を生成する音声認識ステップを前記サーバが備え、
前記第1の端末が前記第2の端末にテキストを用いたメールを送信した際に、当該テキストと、前記紐付けた情報とを用いることにより前記第2の端末に音声によるメールを取得させることを特徴とする通信方法。
(付記2)
付記1に記載の通信方法において、
前記サーバは前記テキストを用いたメールを受信した際に、当該メールのテキストの内容と当該メールを発信した端末が第1の端末であるという情報を用いて、前記紐付けた情報を検索し、検索の結果得られた当該メールに対応した音素及び前記テキストを前記第2の端末に送信し、
前記第2の端末は、前記メールに対応した音素及び前記テキストを音声合成することにより前記音声によるメールの取得を実現することを特徴とする通信方法。
(付記3)
付記1記載の通信方法において、
前記サーバは前記テキストを用いたメールを受信した際に、当該メールのテキストの内容と当該メールを発信した端末が第1の端末であるという情報を用いて、前記紐付けた情報を検索し、検索の結果得られた当該メールに対応した音素及び前記テキストを音声合成し、当該音声合成の結果を前記第2の端末に送信し、
前記第2の端末は、前記音声合成の結果を受信することにより前記音声によるメールの取得を実現することを特徴とする通信方法。
(付記4)
付記2又は3に記載の通信方法において、
前記第2の端末が複数存在し、前記第1の端末は同一のテキストを用いたメールを当該複数の第2の端末のそれぞれ宛てに同時に送信することを特徴とする通信方法。
100、110 携帯電話機
101 操作受付部
102 テキストメール生成部
103 通信部
104 表示部
105、205 テキスト/音声合成部
106 音声入出力部
200 サーバ
201 音声認識部
202 音素DB
203 DB読み出し部
204 送受信部

Claims (9)

  1. 送信側端末である第1の端末と、前記第1の端末からの送信を受信する複数の第2の端末と、サーバと、がそれぞれ相互に接続されている通信システムにおいて、
    前記第1の端末が前記サーバを介して前記第2の端末と音声による通信を行う際に、前記音声を解析することにより当該音声の音素を抽出し、抽出した当該音素と前記第1の端末を識別するための情報とを紐付けた情報を送信先となる前記第2の端末それぞれ毎に対応させて生成する音声認識手段を前記サーバが備え、
    前記第1の端末が前記第2の端末にテキストを用いたメールを送信した際に、当該テキストと、今回前記メールの送信先となる前記第2の端末に対応した前記紐付けた情報とを用いることにより前記第2の端末に音声によるメールを取得させることを特徴とする通信システム。
  2. 請求項1に記載の通信システムにおいて、
    前記サーバは前記テキストを用いたメールを受信した際に、当該メールのテキストの内容と当該メールを発信した端末が第1の端末であるという情報と、今回前記メールの送信先となる前記第2の端末が何れの第2の端末であるかという情報とを用いて、前記紐付けた情報を検索し、検索の結果得られた当該メールに対応した音素及び前記テキストを前記第2の端末に送信し、
    前記第2の端末は、前記メールに対応した音素及び前記テキストを音声合成することにより前記音声によるメールの取得を実現することを特徴とする通信システム。
  3. 請求項1に記載の通信システムにおいて、
    前記サーバは前記テキストを用いたメールを受信した際に、当該メールのテキストの内容と当該メールを発信した端末が第1の端末であるという情報と、今回前記メールの送信先となる前記第2の端末が何れの第2の端末であるかという情報とを用いて、前記紐付けた情報を検索し、検索の結果得られた当該メールに対応した音素及び前記テキストを音声合成し、当該音声合成の結果を前記第2の端末に送信し、
    前記第2の端末は、前記音声合成の結果を受信することにより前記音声によるメールの取得を実現することを特徴とする通信システム。
  4. 請求項2又は3に記載の通信システムにおいて
    記第1の端末は同一のテキストを用いたメールを前記複数の第2の端末のそれぞれ宛てに同時に送信することを特徴とする通信システム。
  5. 送信側端末である第1の端末と、前記第1の端末からの送信を受信する複数の第2の端末と、のそれぞれと接続されているサーバにおいて、
    前記第1の端末が前記サーバを介して前記第2の端末と音声による通信を行う際に、前記音声を解析することにより当該音声の音素を抽出し、抽出した当該音素と前記第1の端末を識別するための情報とを紐付けた情報を送信先となる前記第2の端末それぞれ毎に対応させて生成する音声認識手段を備え、
    前記第1の端末が前記第2の端末にテキストを用いたメールを送信した際に、当該テキストと、今回前記メールの送信先となる前記第2の端末に対応した前記紐付けた情報とを用いることにより前記第2の端末に音声によるメールを取得させることを特徴とするサーバ。
  6. 送信側端末と、前記送信側端末が通信を行うためのネットワーク上に存在するサーバと、のそれぞれと接続されている通信端末において、
    前記サーバが、前記送信側端末が前記サーバを介して音声による通信を行う際に、前記音声を解析することにより当該音声の音素を抽出し、抽出した当該音素と前記送信側端末を識別するための情報とを紐付けた情報を送信先となる通信端末それぞれ毎に対応させて生成し、前記サーバがテキストを用いたメールを受信した際に、当該メールのテキストの内容と当該メールを発信した端末が送信側端末であるという情報と、今回前記メールの送信先となる端末が当該通信端末であるという情報とを用いて、前記紐付けた情報を検索することにより得た情報である、当該メールに対応した音素及び前記テキストを受信し、
    当該受信した、前記メールに対応した音素及び前記テキストを音声合成することにより前記音声によるメールの取得を実現することを特徴とする通信端末。
  7. 送信側端末である第1の端末と、前記第1の端末からの送信を受信する複数の第2の端末と、サーバと、がそれぞれ相互に接続されているシステムが行う通信方法において、
    前記第1の端末が前記サーバを介して前記第2の端末と音声による通信を行う際に、前記音声を解析することにより当該音声の音素を抽出し、抽出した当該音素と前記第1の端末を識別するための情報とを紐付けた情報を送信先となる前記第2の端末それぞれ毎に対応させて生成する音声認識ステップを前記サーバが備え、
    前記第1の端末が前記第2の端末にテキストを用いたメールを送信した際に、当該テキストと、今回前記メールの送信先となる前記第2の端末に対応した前記紐付けた情報とを用いることにより前記第2の端末に音声によるメールを取得させることを特徴とする通信方法。
  8. 送信側端末である第1の端末と、前記第1の端末からの送信を受信する複数の第2の端末と、のそれぞれと接続されているサーバに組み込まれる通信プログラムにおいて、
    前記第1の端末が前記サーバを介して前記第2の端末と音声による通信を行う際に、前記音声を解析することにより当該音声の音素を抽出し、抽出した当該音素と前記第1の端末を識別するための情報とを紐付けた情報を送信先となる前記第2の端末それぞれ毎に対応させて生成する音声認識手段を備え、
    前記第1の端末が前記第2の端末にテキストを用いたメールを送信した際に、当該テキストと、今回前記メールの送信先となる前記第2の端末に対応した前記紐付けた情報とを用いることにより前記第2の端末に音声によるメールを取得させるサーバとしてコンピュータを機能させることを特徴とする通信プログラム。
  9. 送信側端末と、前記送信側端末が通信を行うためのネットワーク上に存在するサーバと、のそれぞれと接続されている通信端末に組み込まれる通信プログラムにおいて、
    前記サーバが、前記送信側端末が前記サーバを介して音声による通信を行う際に、前記音声を解析することにより当該音声の音素を抽出し、抽出した当該音素と前記送信側端末を識別するための情報とを紐付けた情報を送信先となる通信端末それぞれ毎に対応させて生成し、前記サーバがテキストを用いたメールを受信した際に、当該メールのテキストの内容と当該メールを発信した端末が送信側端末であるという情報と、今回前記メールの送信先となる前記端末が当該通信端末であるという情報とを用いて、前記紐付けた情報を検索することにより得た情報である、当該メールに対応した音素及び前記テキストを受信し、
    当該受信した、前記メールに対応した音素及び前記テキストを音声合成することにより前記音声によるメールの取得を実現する通信端末としてコンピュータを機能させることを特徴とする通信プログラム。
JP2010014150A 2010-01-26 2010-01-26 音声メール実現システム、音声メール実現サーバ、その方法及びそのプログラム Expired - Fee Related JP5423970B2 (ja)

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