JP5421016B2 - 携帯情報端末装置 - Google Patents
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Description
本発明は、斯かる課題を解決するためになされたもので、装置の小型化を図りつつ用紙搬送負荷の低減と二重送りを防止して用紙搬送を安定的に行うことのできる携帯情報端末装置を提供することを目的とする。
前記折り畳み用紙を繰り出し保持する用紙保持部材を有するプリンタ部と、
前記プリンタ部に供給される前記折り畳み用紙を、その幅方向が前記用紙保持部材の長手方向と平行となるように湾曲させて収納し、収納状態での前記折り畳み用紙の幅方向と直交方向の折り返し端部同士を、用紙搬送方向の前後に所定距離離間してかつ装置本体の基準底面からの高さが前記用紙保持部材近傍の給紙口よりも高い位置となるように収納する用紙収納部と、を有し、
前記用紙収納部は、前記基準底面からの高さが低い方の前記折り返し端部に当接する第1の折り返し端当接部を有し、
前記第1の折り返し端当接部は、前記低い方の折り返し端部の位置で、前記給紙口に向かう前記折り畳み用紙をいったん持ち上げてかつ前記給紙口へ向かう方向と逆の方向に後退させ、
前記用紙収納部は、前記用紙の前記低い方の折り返し端部側を上に持ち上げるように前記用紙を湾曲させて収納し、
前記第1の折り返し端当接部は、前記プリンタ部側に向かって斜め上方に伸びて、前記上に持ち上げるように収納される前記低い方の折り返し端部を当接させる傾斜片を有する。
X≒T
である。
また、本発明は、上記の携帯情報端末装置において、前記折り返し端部同士を前記高さ方向に所定距離離間して配置し、
このときの離間距離をHとし、前記折り畳み用紙の装着前の積層厚みをTとしたとき、
0≦H≦T
である。
[第1の実施の形態]
図1は、携帯情報端末装置の外観を示す図、図2は、その平面図、図3は、図2のIII−III線に沿う断面図である。
用紙収納部14は、プリンタ部24の前方に隣接して装置本体12に一体的に取付けられている。折り畳み用紙16は、この用紙収納部14から繰り出されてプリンタ部24に供給されるようになっている。なお、この用紙収納部14を、装置本体12に一体的に取付けたことにより、プリンタ部24の周辺の容積は大きくなるが、その他の部分の外形寸法は変化しない。このため、装置本体12を片手で持つ場合の把握容易性は維持されている。
ロール紙受け部32と下部カバー34とは、ビス等の適宜の固定手段により一体的に固定されている。上部カバー36には、一端側(装置の前端側)に軸38が保持されていて、他端は自由端となっている。この上部カバー36は、軸38を中心として前後に回動可能となっている。
本実施の形態では、一方の折り返し端部16a及び他方の折り返し端部16bを、用紙搬送方向の前後に所定距離(X)離間して、かつ装置本体12の裏面側である基準底面(A面)からの高さがプラテン28の近傍の給紙口44よりも高い位置となるように収納している。
下端当接部40は、下部カバー34に一体的に取付けられている。すなわち、下部カバー34は、一端(装置の前方側)が軸38に係合する係合片34aと、他端がロール紙受け部32との境界で起立する起立片34bと、を有している。
X≒T
となるように設定されている。
また、折り畳み用紙16の一方の折り返し端部16aと他方の折り返し端部16bとは、夫々の先端の高さ方向の離間距離をHとし、折り畳み用紙16の用紙収納部14への装着前の厚み(積層厚み)をT(例えば10mm)としたとき、
0≦H≦T
に設定されている。
本実施の形態では、折り畳み用紙16の一方の折り返し端部16aの先端は、他方の折り返し端部16bの先端よりも低い位置関係にある。若しも、一方の折り返し端部16aの先端が他方の折り返し端部16bの先端よりも高くなると、用紙繰り出し時に用紙同士が干渉して繰り出し負荷が大きくなるおそれがあるためである。
図4に示すように、折り返し端部16a、16b同士を用紙搬送方向の前後に離間(X)したので、折り畳み用紙16の一方の折り返し端部16aから用紙S1を繰り出すときは(破線S1参照)、折り畳み用紙16の他方の折り返し端部16b側の用紙S2と接触することはない。
すなわち、用紙S1の折り返し端部(ミシン目部分)は、下端当接部40の上部から延出されたリブ部56の内側面を摺動しながら一旦は反プラテン28側に後退し、次いで、リブ部56を乗り越えるように用紙搬送方向に搬送されるので、二重送りが防止される。
本実施の形態では、図3に示したように、折り畳み用紙16の一方の折り返し端部16aと他方の折り返し端部16bとを用紙搬送方向にXだけ離間し、かつ折り返し端部16a、16bを給紙口44よりも上方に位置させている。
図3の場合(本実施の形態) 0枚/200枚
すなわち、200枚の用紙束で二重送りは1枚もなかった。
図5の場合(従来例) 10枚/200枚
すなわち、200枚の用紙束で二重送りは10枚発生した。
以上から、本実施の形態によれば、折り畳み用紙16の二重送りを確実に防止できることが確認できた。
まず、用紙収納部14に折り畳み用紙16をセットするには、例えば装置本体12を左手に持ち、右手でロック釦48(図1参照)をアンロック側にスライド操作する。次に、右手の親指を上部カバー36の操作片46に引っ掛けて上部カバー36を、前方の軸38を中心として上方に開放する。
この場合、用紙収納部14内に折り畳み用紙16を一端側から挿入する。このとき、折り畳み用紙16の一方の折り返し端部16aが下端当接部40の傾斜片40bに当接したことを確認したら、次に他方の折り返し端部16bが上端当接部42に当接したことを確認する。次いで、折り畳み用紙16を排紙口50の付近まで引き出して上部カバー36を閉じる。
次に、携帯情報端末装置10の具体的な使用方法について簡単に説明する。
なお、折り畳み用紙16には個人情報が記載されているため、個人情報を保護する観点から通常は用紙表面に目隠し用紙が貼付されている。そして、この目隠し用紙の上から記録ヘッド30により折り畳み用紙16に必要情報が印字される。
なお、本発明を、例えばHHT(Hand Held Terminal)のみでなく、広く携帯情報端末装置(Personal Digital Assistants)に適用することができる。
12 装置本体
14 用紙収納部
16 折り畳み用紙
16a 一方の折り返し端部
16b 他方の折り返し端部
18 液晶ディスプレー
20 キーボード
22 電池収納部
24 プリンタ部
26 開閉蓋
28 プラテン
30 記録ヘッド
31 用紙収納空間
32 ロール紙受け部
34 下部カバー
34a 係合片
34b 起立片
36 上部カバー
38 軸
40 下端当接部
40a 水平片
40b 傾斜片
42 上端当接部
43 用紙ガイド
44 給紙口
46 操作片
48 ロック釦
50 排紙口
52 カッタ刃
54 モータ
56 リブ部
A面 基準底面
X 折り返し端部同士の用紙搬送方向の離間距離
X1 傾斜片の先端から給紙口までの用紙搬送方向の距離
H 高さ方向の離間距離
Claims (4)
- 連続用紙を交互に折り畳んだ折り畳み用紙に各種情報を出力する携帯情報端末装置において、
前記折り畳み用紙を繰り出し保持する用紙保持部材を有するプリンタ部と、
前記プリンタ部に供給される前記折り畳み用紙を、その幅方向が前記用紙保持部材の長手方向と平行となるように湾曲させて収納し、収納状態での前記折り畳み用紙の幅方向と直交方向の折り返し端部同士を、用紙搬送方向の前後に所定距離離間してかつ装置本体の基準底面からの高さが前記用紙保持部材近傍の給紙口よりも高い位置となるように収納する用紙収納部と、を有し、
前記用紙収納部は、前記基準底面からの高さが低い方の前記折り返し端部に当接する第1の折り返し端当接部を有し、
前記第1の折り返し端当接部は、前記低い方の折り返し端部の位置で、前記給紙口に向かう前記折り畳み用紙をいったん持ち上げてかつ前記給紙口へ向かう方向と逆の方向に後退させ、
前記用紙収納部は、前記用紙の前記低い方の折り返し端部側を上に持ち上げるように前記用紙を湾曲させて収納し、
前記第1の折り返し端当接部は、前記プリンタ部側に向かって斜め上方に伸びて、前記上に持ち上げるように収納される前記低い方の折り返し端部を当接させる傾斜片を有する、
ことを特徴とする携帯情報端末装置。 - 前記折り返し端部同士の用紙搬送方向の離間距離をXとし、前記折り畳み用紙の装着前の厚みをTとしたとき、
X≒T
であることを特徴とする請求項1に記載の携帯情報端末装置。 - 前記用紙収納部は、前記基準底面からの高さが高い方の前記折り返し端部に当接する第2の折り返し端当接部を有し、
前記第2の折り返し端当接部は、前記高い方の折り返し端部の位置で、前記給紙口に向かう前記折り畳み用紙をいったん前記給紙口へ向かう方向と逆の方向に後退させる
ことを特徴とする請求項1または2に記載の携帯情報端末装置。 - 前記折り返し端部同士を前記高さ方向に所定距離離間して配置し、
このときの離間距離をHとし、前記折り畳み用紙の装着前の厚みをTとしたとき、
0≦H≦T
であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の携帯情報端末装置。
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