JP5419426B2 - 骨接合装置 - Google Patents
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Description
尚、特許文献2は本件特許出願人によるものである。
又、請求項2による骨接合装置は、請求項1記載の骨接合装置において、上記座金はその貫通孔が偏心・配置されていて厚肉部と薄肉部とを備えており、上記厚肉部の一部が切り欠かれていることを特徴とするものである。
又、請求項3による骨接合装置は、請求項1又は請求項2記載の骨接合装置において、上記プレートの貫通孔の内周面は円弧状に形成されていると共に、上記座金の外周面も円弧状に形成されていることを特徴とするものである。
又、請求項4による骨接合装置は、請求項1〜請求項3の何れかに記載の骨接合装置において、上記プレートの貫通孔の表面側の内径は上記座金の外径より大きく設定されていて、一方、裏面側の内径は上記座金の外径より小さく設定されていることを特徴とするものである。
又、請求項2による骨接合装置の場合には、螺子部材の頭部がテーパ状になっていることに加え、座金の一部が切り欠かれているため、螺子部材の頭部を座金の雌螺子部に螺合させていくと座金の外周面が広がることで座金の外周面とプレートの貫通孔の内周面が密着し、プレートと螺子部材を座金を介して強固に固定することができる。
又、請求項3による骨接合装置の場合には、座金の貫通孔が偏心しているため、該貫通孔に貫通して設置される螺子部材の方向決めの自由度が高くなる。加えて、座金に薄肉部が存在するため、その部分が弾性変形することで座金が効率よく拡開される。
又、請求項4による骨接合装置は、プレートの貫通孔の内周面及び座金の外周面が円弧状となっているため、座金の貫通孔を貫通して設置される螺子部材の向きを広範囲で調整することが可能になる。
又、請求項5による骨接合装置は、プレートの貫通孔の表面側の外径が座金の外径より大きいため、プレートの表面側から座金を挿入し易い。一方、該貫通孔の裏面側の外径は座金の外径より小さいため、挿入した座金がプレートの裏面側へと脱落するのを防ぐことができる。
尚、図2中符号6、6は位置決め用の孔である。
但し、上記頭部13の上記軸部15側の一部13aには雄螺子部は設けられていない。
又、上記頭部13の上面には、図6に示すように、略正六角形の穴14が設けられている。この穴14には図示しない治具が差し込まれることになる。
尚、本発明はそのような構成に限定されるものではなく、例えば、上記構成において、頭部13の雄ねじ部7を二条ねじとして、いわゆる空回りを防止するように構成する場合もあり、又、頭部13の雄螺子部17のピッチP1と軸部15の雄螺子部19のピッチP2を等しく設定する場合もある。
まず、大腿骨1の骨折部位3を跨ぐようにプレート5を設置し、これを複数本の螺子部材11によって固定していく。その際、上記プレート5の複数個の貫通孔7には予め座金23が内装されている。上記螺子部材11を上記座金23の貫通孔25を通して、上記大腿骨1に螺合させていく。
尚、骨接合装置4は治癒後もそのまま残されることもあるし、撤去されることもある。
まず、螺子部材11の頭部13に設けられた雄螺子部17と座金23の貫通孔25内の雌螺子部27とが螺合するため、上記螺子部材11と上記座金23及びプレート5が強固に固定されることになる。それによって、セット後における螺子部材11の大腿骨1及びプレート5からの不用意な離脱を防止することができる。そして、骨折部位の強固な接合状態を長期にわたって安定した状態で維持することが可能になり、骨折部位の正常な状態での治癒を図る上で大きな効果を発揮することができる。
又、上記座金23はプレート5の貫通孔7に対して任意の向きに移動可能な構成になっているので、螺子部材11が任意の方向に向かって螺合されるような場合においても、その方向に応じて座金23がプレート5の貫通孔7に対して移動することにより容易に対応することができる。
又、上記螺子部材11の上記頭部13はテーパ状に形成されているため、上記頭部13が上記座金23の上記貫通孔25の雌螺子部27に螺合されていくと、上記螺子部材11の上記頭部13が上記座金23を押し広げることになり、座金23の外周面31がプレート5の貫通孔7の内周面9に密着されることになる。それによって、上記座金23は上記プレート5に対して強固に固定されるものであり、結局、螺子部材11、座金23、プレート5が強固に固定されることになる。
又、上記プレート5の貫通孔7の表面側の内径d1は上記座金23の外径よりも大きく設定されており、一方、上記プレート5の貫通孔7の裏面側の内径d2は上記座金23の外径よりも小さく設定されているため、上記座金23は上記プレート5の表面側から上記貫通孔25内に内装し易く、上記貫通孔25内部から上記プレート5の裏面側へと不用意に脱落しないようになっている。したがって、締結作業時の作業性も大幅に向上するものである。
又、上記座金23の上記外周面31と上記プレート5における上記貫通孔7の上記内周面9は円弧状に形成されているので、座金23のプレート5の貫通孔7に対する位置は広範囲で調整可能となり、それによって、上記座金23の上記貫通孔25を貫通して設置される上記螺子部材11の向きを広範囲で調整することができるものである。
又、上記座金23の上記貫通孔25は偏心した位置に設けられているため、それによっても、上記座金23の上記貫通孔25を貫通して設置される上記螺子部材11の位置決めの自由度が高くなるものである。
又、上記座金23は、上記切り欠き部29とは反対側の部分に薄肉部23bが存在し、この薄肉部23bが弾性変形し易いため、上記座金23の上記外周面31は効率的に外側へ広げられることとなる。
まず、図8に示すように大腿骨33があり、該大腿骨33は骨折していて、図8中骨折部位を符号35で示す。又、上記大腿骨33は上記骨折部位35を挟んで骨頭33aと骨体33bに分かれている。
まず、上記骨頭33aには穴34aが穿孔されており、同時に、上記骨体33bにも貫通孔34bが上記穴34aに対して直線上に連通するように予め設けられている。
尚、図中同一部分には同一符号を付して示しその説明は省略する。
まず、大腿骨33の大転子33c側から穿孔することで、上記骨体33bに貫通孔34bを形成すると共に上記骨頭33aに穴34aを形成する。そして、上記骨頭33aの上記穴34aにラグスクリュ55の雄螺子部57を螺合させていく。
次に、プレート37を複数本の螺子部材11によって骨体33bに固定していく。この固定については前記第1の実施の形態で説明した通りである。
例えば、前記第1、第2の実施の形態の場合には、大腿骨の骨折を例に挙げて説明したが、それに限定されるものではなく、他の部位の骨折時においても同様に用いることができる。
又、前述したように、前記第1、第2の実施の形態においては、頭部の雄螺子部のピッチを軸部の雄螺子部のピッチに対して半分に設定して、大腿骨をプレート側に引き寄せる構成としたが、それに限定されるものではなく、例えば、上記構成において、頭部の雄ねじ部を二条ねじとして、いわゆる空回りを防止するように構成する場合もあり、又、頭部の雄螺子部のピッチと軸部の雄螺子部のピッチを等しく設定する場合もある。
その他、図示した構成はあくまで一例である。
1a 骨片
1b 骨片
3 骨折部位
5 プレート
7 貫通孔
9 内周面
11 螺子部材
13 頭部
14 穴
15 軸部
17 雄螺子部
19 雄螺子部
21 タップ部
23 座金
25 貫通孔
27 雌螺子部
29 切欠部
31 外周面
33 大腿骨
33a 骨頭
33b 骨体
35 骨折部位
37 プレート
Claims (4)
- 骨折した骨の表面に沿って設置され貫通孔を有するプレートと、
上記プレートの貫通孔に内装され雌螺子部を有する貫通孔を備えた座金と、
軸部及び頭部を備えそれら軸部及び頭部に夫々雄螺子部を有し上記座金を通して上記骨折した骨に螺合される螺子部材と、
を具備し、
上記軸部の雄螺子部を上記骨に螺合させると共に上記頭部の雄螺子部を上記座金の雌螺子部に螺合させることにより、上記プレートを上記骨に固定するようにし、
上記螺子部材の頭部が上記軸部方向に向かって縮径されるようなテーパ状になっており、一方、上記座金はその一部が切り欠かれていて、上記螺子部材の頭部の雄螺子部を上記座金の雌螺子部に螺合させることにより上記座金を拡開させて上記プレートの貫通孔に密着させるようにし、
上記頭部であって上記軸部の雄螺子部と上記頭部の雄螺子部との間には雄螺子部が設けられていない部分があると共に上記頭部の先端にも雄螺子部が設けられていない部分が設けられていて、
上記軸部の雄螺子部と上記頭部の雄螺子部との間の雄螺子部が設けられていない部分の外径は上記軸部の雄螺子部の外径と略同じであり、
上記頭部の軸方向長さは上記プレートの厚みより大きく設定されていることを特徴とする骨接合装置。 - 請求項1記載の骨接合装置において、
上記座金はその貫通孔が偏心・配置されていて厚肉部と薄肉部とを備えており、上記厚肉部の一部が切り欠かれていることを特徴とする骨接合装置。 - 請求項1又は請求項2記載の骨接合装置において、
上記プレートの貫通孔の内周面は円弧状に形成されていると共に、上記座金の外周面も円弧状に形成されていることを特徴とする骨接合装置。 - 請求項1〜請求項3の何れかに記載の骨接合装置において、
上記プレートの貫通孔の表面側の内径は上記座金の外径より大きく設定されていて、一方、裏面側の内径は上記座金の外径より小さく設定されていることを特徴とする骨接合装置。
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