JP5419154B2 - ヘリコプター - Google Patents
ヘリコプター Download PDFInfo
- Publication number
- JP5419154B2 JP5419154B2 JP2009258386A JP2009258386A JP5419154B2 JP 5419154 B2 JP5419154 B2 JP 5419154B2 JP 2009258386 A JP2009258386 A JP 2009258386A JP 2009258386 A JP2009258386 A JP 2009258386A JP 5419154 B2 JP5419154 B2 JP 5419154B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- additional portion
- members
- axis
- helicopter
- pair
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B64—AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
- B64C—AEROPLANES; HELICOPTERS
- B64C27/00—Rotorcraft; Rotors peculiar thereto
- B64C27/001—Vibration damping devices
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S416/00—Fluid reaction surfaces, i.e. impellers
- Y10S416/50—Vibration damping features
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
- Toys (AREA)
- Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
- Inorganic Insulating Materials (AREA)
Description
本発明はヘリコプターに関する。
知られているヘリコプターは、前方乗員キャビンを構成する胴体と、ヘリコプターを支持し且つ前進させるのに必要な揚力及び推力を発生させるために胴体の中央部の最上部に取付けられた主回転翼と、ヘリコプターのテールフィンから突出する反トルク回転翼(トルク平衡回転翼)を実質的に有している。
詳細には、主回転翼は、駆動シャフトと、ハブを介して駆動シャフトに枢動可能に連結された多数のブレード(翼)を有している。
ヘリコプターはまた、少なくとも1つのエンジンと、エンジンと駆動シャフトとの間に設けられたトランスミッション(伝動装置)と、駆動シャフト及びトランスミッションを支持する支持本体と、胴体を支持本体に連結する連結装置を有している。言い換えれば、胴体は、支持本体から連結装置によって「吊下げ」られている。
ヘリコプターの通常の作動中、エンジンは、駆動トルクをトランスミッションに付与する。作用反作用の法則により、反作用トルクは、支持本体に伝達され、次いで、支持本体から胴体に連結装置によって伝達され、テール部回転翼が胴体に付与する反対方向トルクによってバランスが保たれている。
連結装置は、振動及び騒音を必然的に胴体、従って、キャビンに伝達し、かくして、乗員の快適性が損なわれる。
業界内では、キャビンへのかかる振動及び騒音、特に予め決められた周波数範囲内の振動及び騒音の伝達を最小にする要望がある。
本発明の目的は、上記要望の少なくとも1つを安価且つ容易に達成するように設計されたヘリコプターを提供することにある。
本発明により、特許請求の範囲の請求項1に記載のヘリコプターを提供する。
以下、添付図面を参照して、本発明の非制限的な好ましい実施形態を説明する。
図1の参照符号1はヘリコプターを示し、ヘリコプター1は、ノーズ部5を含む胴体2と、少なくとも1つのエンジン6(図1だけに概略的に示す)と、ヘリコプター1を浮き上がらせ且つ前進させるのに必要な揚力及び推力を発生させるために胴体2の最上部に取付けられた主回転翼3を実質的に有している。
主回転翼3は、駆動シャフト10と、駆動シャフト10に枢動可能に連結されたハブ11と、ハブ11に枢動可能に連結された多数のブレードを実質的に有し、多数のブレードは、駆動シャフト10の軸線Aを横切るそれぞれの方向に延びている。
胴体2は、通常は乗員によって占有されるキャビン8を構成し、キャビン8の境界は、主回転翼3に面する側において、胴体2の壁15によって定められる。
ヘリコプター1はまた、エンジン6の出力部材13を駆動シャフト10に機能的(作動的)に連結するトランスミッション7(図1だけに概略的に示す)と、出力部材13、トランスミッション7及び駆動シャフト10を回転可能に支持するステータ本体を有している。
図1は、ステータ本体のうちのボックス14だけを示し、ボックス14は、壁15からキャビン8と反対側に突出し、トランスミッション7の最終段及び駆動シャフト10を軸線A周りに回転可能に支持している。
ヘリコプター1はまた、ノーズ部5と反対側の端部において胴体2のテールフィンから突出しているテール部反トルク回転翼4と、ボックス14を胴体2の壁15に連結する連結手段16を有している。
連結手段16は、多数(図示の例では4つ)のロッド17と、連結装置20とを実質的に有し、多数のロッド17は、ボックス14の側面と壁15へのそれぞれの締結箇所との間を、壁15及び軸線Aに対して傾斜したそれぞれの軸線に沿って延び、連結装置20は、ボックス14の最下縁部と壁15とに連結され、反作用トルクを胴体2に伝達する。
詳細には、反作用トルクは、作用反作用の法則により、エンジン6から駆動シャフト10にトランスミッション7を介して伝達される駆動トルクと等しい大きさで且つそれと反対向きのトルクであり、ステータ本体に、従って、ボックス14に伝達され、テール部回転翼4が発生させる反対方向トルクによってバランスが保たれ、即ち、平衡状態になる。
連結装置20は、クロスメンバー21と、2つの連結部材25、26と、2つの部材31、32と、2つの部材33、34とを実質的に有している(図4参照)。クロスメンバー21は、ボックス14の最下縁部にボルト止めされるフランジ22と、2つのV字形の付加部分23、24を有し、フランジ22は、軸線Bを有する円形の開口を有し、軸線Aは、この開口の中を延びており、付加部分23、24は、軸線Bの両側に先細りになるように延び、フランジ22のそれぞれの部分から突出している。2つの連結部材25、26はそれぞれ、軸線Bの両側に配置され、各連結部材25、26は、軸線Bに対して垂直であり且つ互いに対向する2つのプレート29と、2つのプレート29の間にそれと垂直に介在する2つの側壁30を有している。2つの部材31、32は、胴体2の壁15に連結されると共に、連結部材25の側壁30に連結されている。2つの部材33、34は、胴体2の壁15に連結されると共に、連結部材26の側壁30に連結されている。
詳細には、フランジ22は、軸線Bの回りに等間隔に配置された多数の孔35を有し、孔35には、ボックス14の最下縁部に固定されるボルト(図示せず)が嵌められている。
各付加部分23、24は、軸線Bの両側に先細りになるように延び、且つそれぞれの軸線C、Dに対して対称に延びる2つの側部と、それぞれの軸線C、Dに沿って延びるねじ山付き孔36(図5〜図8に示す)を有し、このねじ山付き孔36は、軸線Bと反対側に位置する開放した第1の軸線方向端部と、その反対側に位置する閉じた第2の軸線方向端部とを有している。
図6及び図7を参照すると、各連結部材25、26は、それぞれの付加部分23、24が係合する台形の座部27と、座部27のそれぞれの側に配置され且つそれぞれの側壁30によって境界が決められる四角柱状で矩形断面の2つの座部28を有している。詳細には、各連結部材25、26の矩形断面の座部28は、それに対応する台形の座部27と連通している。
連結部材25は、軸線Cを有する貫通孔37を有し、この貫通孔37は、付加部分23のねじ山付き孔36と軸線方向に整列し、また、連結部材26は、軸線Dを有する貫通孔37を有し、この貫通孔37は、付加部分24のねじ山付き孔36と軸線方向に整列している。
連結装置20を組立てるとき、付加部分23のねじ山付き孔36と連結部材25の貫通孔37に、軸線Cに沿って延びるねじ山付きピン45が係合し、また、付加部分24のねじ山付き孔36と連結部材26の貫通孔37に、軸線Dに沿って延びるねじ山付きピン45が係合する。
軸線C及び軸線Dは、互いに対して傾斜し、フランジ22の中心Oで交差し、軸線Bに対して垂直な平面を定める。
テール部回転翼4からノーズ部5に延びるヘリコプター1の通常飛行の軸線に対して、軸線Cは、角度βを定め、軸線Dは、角度αを定める。詳細には、角度β、αは鈍角であり且つ等しい。
軸線Eは、胴体2の長手方向軸線と実質的に一致し、図3、図4、図6、図7及び図8に示す軸線Fに対して垂直である。
連結部材25の各側壁30は、部材31、32と付加部分23の側部との間に介在する。
同様に、連結部材26の各側壁30は、部材33、34と付加部分24の側部との間に介在する。
各部材31、32、33、34は、それぞれの連結部材25、26の側壁30と協働する主壁38と、連結部材25、26の両側で主壁38の両端縁部から突出する互いに平行な2つの側壁39とを有している。
各部材31、32、33、34は、軸線Bと平行な軸線Gを有するそれぞれのボルト19(図示せず)によって、胴体2の壁15に固定される。
連結装置20は、有利なことに、部材31、32と付加部分23との間及び部材33、34と付加部分24との間に介在する弾性手段を有している。
詳細には、連結装置20は、矩形断面の座部28内に収容された4つの減衰組立体40を有し、各減衰組立体40は、弾性材料、特に硬化ゴムの多数の層41と、金属の多数のプレート42とを有し、多数の層41と多数のプレート42とは、接着材料層(図示せず)によって交互に連結されている(図4及び図5参照)。図示の例では、層41及びプレート42は矩形であり、座部28を含む側壁30と平行な平面内にある。
減衰組立体40は、付加部分23、24の側部と部材31、32、33、34との間に介在し、このため、クロスメンバー21から胴体2の壁15への振動の伝達が低減される。
各減衰組立体40は、金属で作られた2つのプレート43、44を有し、プレート44は、軸線C、Dに最も近い層41に接着材料によって連結され、プレート43は、部材31、32、33、34に最も近い層41に連結されている。
各減衰組立体40のプレート43は、付加部分23、24から遠ざかる向きに突出する2つの突出部50を有し、突出部50は、部材31、32、33、34の主壁38に形成された座部51(図5、図7、図8参照)に係合する。
各減衰組立体40のプレート44は、付加部分23、24に向かって突出する2つの突出部52を有し、突出部52は、付加部分23、24の側部に形成されたデッド(dead)座部53(図5、図6、図7参照)に係合する。
連結部材25の矩形断面の座部28に係合する減衰組立体40の突出部50、52は、互いに平行であり、連結部材25の側壁30と実質的に垂直なそれぞれの軸線に沿って延びている。
同様に、連結部材26の矩形断面の座部28に係合する減衰組立体40の突出部50、52は、互いに平行で、連結部材26の側壁30と実質的に垂直なそれぞれの軸線に沿って延びている。
突出部50、52とそれに対応する座部51、53との間の連結により、軸線Bに沿ったトルク反作用の伝達を、付加部分23、24から部材31、32、33、34に行う。
ヘリコプター1はまた、減衰組立体40(図5〜図8参照)の層41に作用する予荷重を調節する調節手段60を有している。
調節手段60は、減衰組立体40ごとに、2対のピン61と、2対のねじ山付き孔62と、2対の貫通孔63とを有することが有利である(図5〜図8参照)。2対のピン61は、連結部材25、26の側壁30に対して垂直なそれぞれの軸線に沿って延びる平行ねじ山付き端部を有する。2対のねじ山付き孔62は、連結部材25、26の側壁30によって構成され、2対のねじ山付き孔62にそれぞれのねじ山付きピン61が係合する。2対の貫通孔63は、部材31、32、33、34の主壁38に形成され、2対の貫通孔63の中をそれぞれのピン61が通る。
詳細には、各部材31、32、33、34の座部51は、2対の貫通孔63の間に配置され、各減衰組立体40を収容する矩形断面の座部28は、2対のねじ山付き孔62の間に配置される。
図6〜図8は、連結装置20の1対の減衰組立体40の組立て順序を示す。
詳細には、図6〜図8は、付加部分23の2つの側部と部材31、32との間に介在する減衰組立体40の組立て順序を示す。
これと同じことが、付加部分24の2つの側部と部材33、34との間に介在する減衰組立体40の組立てにも適用され、従って、これを詳細には示さない。
詳細には、付加部分23を、連結部材25の座部27の内側に挿入し(図6参照)、ねじ山付きピン45を、貫通孔37に通し、ねじ山付き孔36内に締結させる(図7参照)。
次いで、減衰組立体40を、連結部材25の矩形断面の座部28の内側に挿入し、部材31、32を、連結部材25の側壁30にねじ山付きピン61によって固定し、これにより、各減衰組立体40の突出部50、52がそれぞれ、部材31に形成された座部51及び付加部分23の側部に形成された座部53に係合する。
かくして、減衰組立体40は、部材31、32と付加部分23の側部との間の予め決められた位置に把持される(図8参照)。
この時点で、ねじ山付きピン45を緩め、それをねじ山付き孔36から取外す。
実際の使用において、エンジン6は、主回転翼3の駆動シャフト10を回転させる。
駆動シャフト10は、ハブ11を介してブレード12を回転させ、ヘリコプター1を浮上させ且つ前進させるのに必要な揚力及び推力を生じさせる。
揚力及び推力は、ボックス14に伝達され、ボックス14から胴体2の壁15に、主としてロッド17を介して伝達される。
駆動シャフト10から伝達されるトルクは、作用反作用の法則によって、トルク反作用を生じさせ、このトルク反作用は、駆動シャフト10に作用するトルクと等しい大きさで且つそれと反対方向にボックス14に作用する。
トルク反作用は、連結装置20を介して伝わり、胴体2の壁15に伝達される。
詳細には、トルク反作用は、付加部分23、24から、その座部53に係合するピン(突出部)52によって減衰組立体40のプレート44に伝達され、減衰組立体40のプレート43から部材31、32、33、34に、その座部51に係合するピン(突出部)50によって伝達され、次いで、部材31、32、33、34によって胴体2の壁15に伝達される。
主回転翼3の作動により、ボックス14に振動を引き起こす。
ボックス14に生じる振動及びそれと関連した騒音は、ボックス14からフランジ22及びその付加部分23、24に伝達される。
減衰組立体40は、弾性材料の層41が設けられているため、予め決められた周波数範囲内の上記振動及び騒音を吸収し且つこれらの振動及び騒音が部材31、32、33、34及び胴体2の壁15に伝達されることを防止するように振動する。
言い換えれば、減衰組立体40は、壁15に連結された部材31、32、33、34を、ボックス14に連結された付加部分23、24から隔絶させる。
層41に作用する予荷重は、駆動シャフト10に作用する予め決められたトルク、従って、ボックス14に作用するトルク反作用の関数として調節可能である。
詳細には、ねじ山付きピン61をねじ山付き孔62の内部に締めたりそれから緩めたりして、減衰組立体40に作用する把持力をそれぞれの軸線Gと実質的に平行な方向に調節することによって、弾性材料の層41に作用する予荷重を調節する。
本発明によるヘリコプター1の利点は、上記説明から明らかであろう。
特に、減衰組立体40は、トルク反作用をボックス14から壁15に伝達しながら、予め決められた周波数範囲内の振動及び騒音が壁15及びキャビン8に伝達されることを低減する。
即ち、弾性材料の層41は、ボックス14に固定されたクロスメンバー21と胴体2の壁15に固定された部材31、32、33、34との間に介在し、ボックス14から伝達される荷重によって振動させられる。
言い換えれば、弾性材料の層41は、ボックス14から伝達される予め決められた周波数範囲内の振動及び騒音から壁15を隔絶する機械的フィルタとして機能する。
連結装置20の弾性材料の層41の振動周波数は、単に、弾性材料の層41の材料又は形状を変更すること、即ち、剛性を調節することによって調節できる。
かくして、胴体2への振動及び騒音の伝達を防止する周波数範囲は、設計段階で選択することができる。
言い換えれば、減衰組立体40を、設計段階において、胴体2への伝達を低減させる振動及び騒音の種々の周波数範囲に合わせることができる。
調節手段60はまた、減衰組立体の弾性材料の層41に作用する予荷重の調節を可能にする。
従って、このことは、クロスメンバー21がボックス14によって予め決められたトルク反作用を受け且つ弾性材料の層41の弾性作用を受けるとき、クロスメンバー21のバランスが保たれることを確保する。ボックス14が及ぼす予め決められたトルク反作用は、ヘリコプター1の通常の飛行状態において駆動シャフト10に作用するトルクと等しい大きさである。
しかしながら、特許請求の範囲によって定められる範囲を逸脱することなしに、本明細書に説明し且つ図示したヘリコプター1に変更を加えてもよいことは明白である。
1 ヘリコプター
2 胴体
3 主回転翼
7 トランスミッション
8 キャビン
14 支持本体
15 壁
21 クロスメンバー(第1の連結手段、第1の連結部材)
22 フランジ
23、24 付加部分
25,26 連結部材(本体)
27 台形の座部(中央の座部)
28 矩形断面の座部(側方の座部)
31、32 部材(第2の連結手段、1対の第2の連結部材)
33、34 部材(第2の連結手段、他の1対の第2の連結部材)
36 ねじ山付き孔
37 貫通孔(第2の孔)
40 減衰組立体
41 弾性材料の層(弾性手段、第1の弾性部材、第2の弾性部材)
42 金属のプレート(第1の金属部材、第2の金属部材)
45 ねじ山付きピン
60 調節手段
61 ピン(第2のねじ山付きピン)
62 ねじ山付き孔(第4のねじ山付き孔)
63 貫通孔(第3の孔)
B 軸線
C 軸線
D 軸線
E 軸線(長手方向軸線)
2 胴体
3 主回転翼
7 トランスミッション
8 キャビン
14 支持本体
15 壁
21 クロスメンバー(第1の連結手段、第1の連結部材)
22 フランジ
23、24 付加部分
25,26 連結部材(本体)
27 台形の座部(中央の座部)
28 矩形断面の座部(側方の座部)
31、32 部材(第2の連結手段、1対の第2の連結部材)
33、34 部材(第2の連結手段、他の1対の第2の連結部材)
36 ねじ山付き孔
37 貫通孔(第2の孔)
40 減衰組立体
41 弾性材料の層(弾性手段、第1の弾性部材、第2の弾性部材)
42 金属のプレート(第1の金属部材、第2の金属部材)
45 ねじ山付きピン
60 調節手段
61 ピン(第2のねじ山付きピン)
62 ねじ山付き孔(第4のねじ山付き孔)
63 貫通孔(第3の孔)
B 軸線
C 軸線
D 軸線
E 軸線(長手方向軸線)
Claims (8)
- ヘリコプター(1)であって、
主回転翼(3)と、胴体(2)と、主回転翼(3)に作動的に連結されたトランスミッション(7)と、少なくともトランスミッション(7)を支持する支持本体(14)と、支持本体(14)に連結された第1の連結手段(21)と、胴体(2)に連結された第2の連結手段(31、32、33、34)と、第1の連結手段(21)と第2の連結手段(31、32、33、34)との間に介在された弾性手段(41)とを有し、
前記第1の連結手段は、第1の連結部材(21)を含み、第1の連結部材(21)は、前記支持本体(14)に連結されたフランジ(22)を有し、前記フランジは、前記胴体(2)の長手方向軸線(E)を横切る第1の軸線(B)を有する開口を有し、前記第1の連結部材(21)は、更に、第1の付加部分(23)及び第2の付加部分(24)を有し、前記第1の付加部分(23)及び前記第2の付加部分(24)は、前記第1の軸線(B)の両側において、前記フランジ(22)のそれぞれの部分から突出し、
前記第1及び第2の付加部分(23、24)は、V字形であり、前記第1の軸線(B)の両側に先細りになるように延びる2つの側部を備え、
前記第2の連結手段は、前記第1の付加部分(23)の両側に配置された1対の第2の連結部材(31、32)と、前記第2の付加部分(24)の両側に配置された他の1対の第2の連結部材(33、34)とを有し、
前記弾性手段(41)は、前記第1の付加部分(23)の2つの側部と前記1対の第2の連結部材(31、32)との間に介在する少なくとも1対の第1の弾性部材(41)と、前記第2の付加部分(24)の2つの側部と前記他の1対の第2の連結部材(33、34)との間に介在する少なくとも1対の第2の弾性部材(41)とを有する、ヘリコプター。 - 前記第1の付加部分(23)及び前記第2の付加部分(24)はそれぞれ、第2の対称軸線(C)及び第3の対称軸線(D)を有し、前記第2の対称軸線(C)及び前記第3の対称軸線(D)は、前記フランジ(22)の開口の中心(O)で交差し、互いに対して及び胴体(2)の長手方向軸線(E)に対して傾斜する、請求項1に記載のヘリコプター。
- 更に、1対の第1の減衰組立体(40)及び1対の第2の減衰組立体(40)を有し、 各第1の減衰組立体(40)は、交互に配置され且つ一体化された多数の第1の金属部材(42)及び多数の前記第1の弾性部材(41)を有し、
各第2の減衰組立体(40)は、交互に配置され且つ一体化された多数の第2の金属部材(42)及び多数の前記第2の弾性部材(41)を有する、請求項1又は2に記載のヘリコプター。 - 更に、前記弾性手段(41)の予荷重を調節する調節手段(60)を有する、請求項1〜3の何れか1項に記載のヘリコプター。
- 更に、前記第1の付加部分(23)及び前記第2の付加部分(24)の各々は、1つの本体(25、26)を有し、前記本体の各々は、それに対応する前記付加部分(23、24)が係合する中央の座部(27)と、前記中央の座部(27)の両側に配置され且つ前記弾性手段(41)の少なくとも一部を収容する1対の側方の座部(28)と、を有し、
前記本体(25、26)は、その両側において、前記本体に対応する前記第2の連結部材(31、32、33、34)に連結される、請求項1〜4の何れか1項に記載のヘリコプター。 - 前記第1の付加部分(23)及び前記第2の付加部分(24)はそれぞれ、前記第2の対称軸線(C)及び前記第3の対称軸線(D)に沿って延びる第1のねじ山付き孔(36)を有し、
前記本体(25、26)は、それに対応する前記第2の対称軸線(C)及び前記第3の対称軸線(D)に沿って延び且つそれに対応する前記第1のねじ山付き孔(36)と整列する第2の孔(37)を有し、
前記第1連結手段(21)及び前記第2の連結手段(31、32、33、34)を組立てるとき、互いに対応する前記第1のねじ山付き孔(36)及び第2の孔(37)に、それぞれの第1のねじ山付きピン(45)が係合する、請求項5に記載のヘリコプター。 - 前記調節手段(60)は、前記第2の連結部材(31、32、33、34)ごとに、少なくとも1つの第2のねじ山付きピン(61)と、前記第2の連結部材(31、32、33、34)に形成され且つ前記第2のねじ山付きピン(61)が通る少なくとも1つの第3の孔(63)と、前記本体(25、26)に形成され且つ前記第2のねじ山付きピン(61)が係合する少なくとも1つの第4のねじ山付き孔(62)とを有する、請求項5又は6に記載のヘリコプター。
- 前記胴体(2)は、キャビン(8)と、前記キャビン(8)の最上部を形成する壁(15)とを有し、前記第1の連結部材(21)は、前記壁(15)と協働し、前記第2の連結部材(31、32、33、34)は、前記壁(15)に固定される、請求項1〜7の何れか1項に記載のヘリコプター。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
EP08425680A EP2179922B1 (en) | 2008-10-21 | 2008-10-21 | Helicopter |
EP08425680.9 | 2008-10-21 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010100283A JP2010100283A (ja) | 2010-05-06 |
JP5419154B2 true JP5419154B2 (ja) | 2014-02-19 |
Family
ID=40380696
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009258386A Expired - Fee Related JP5419154B2 (ja) | 2008-10-21 | 2009-10-21 | ヘリコプター |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8141813B2 (ja) |
EP (1) | EP2179922B1 (ja) |
JP (1) | JP5419154B2 (ja) |
KR (1) | KR101634184B1 (ja) |
CN (1) | CN101723090B (ja) |
AT (1) | ATE551258T1 (ja) |
PL (1) | PL2179922T3 (ja) |
PT (1) | PT2179922E (ja) |
RU (1) | RU2499735C2 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ATE551258T1 (de) * | 2008-10-21 | 2012-04-15 | Agustawestland Spa | Hubschrauber |
US9033301B1 (en) * | 2011-04-26 | 2015-05-19 | The Boeing Company | Vibration reduction system using an extended washer |
FR3006022B1 (fr) * | 2013-05-21 | 2015-06-05 | Eurocopter France | Architecture de montage d'une boite de transmission de puissance d'un giravion, comprenant un dispositif amortisseur de vibrations mettant en oeuvre des amortisseurs lamifies |
EP2962935B1 (en) | 2014-07-04 | 2016-09-21 | AGUSTAWESTLAND S.p.A. | Helicopter with noise and vibration damping transmission mounting |
FR3050437B1 (fr) * | 2016-04-25 | 2019-07-19 | Safran Aircraft Engines | Dispositif de suspension pour un systeme propulsif d'aeronef |
CN107031831B (zh) * | 2016-11-21 | 2019-10-29 | 芜湖万户航空航天科技有限公司 | 无人直升机电机固定装置 |
US11167842B2 (en) | 2017-10-10 | 2021-11-09 | Bell Helicopter Textron Inc. | Mount for supporting a component and attenuating noise |
US11584521B2 (en) * | 2019-09-26 | 2023-02-21 | Textron Innovations Inc. | Pylon restraint system |
FR3136027B1 (fr) * | 2022-05-24 | 2024-04-19 | Airbus Helicopters | Articulation déformable élastiquement et système muni d’une telle articulation. |
Family Cites Families (23)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2615657A (en) * | 1946-08-28 | 1952-10-28 | Bell Aircraft Corp | Helicopter engine-rotor support |
FR1507306A (fr) * | 1966-11-17 | 1967-12-29 | Sud Aviation | Dispositif de liaison filtrant les vibrations entre un organe vibrant et un support,notamment un rotor et une structure d'hélicoptère |
US3565386A (en) * | 1969-02-19 | 1971-02-23 | Gen Motors Corp | Mount for a body and coupling unit therefor |
US3698663A (en) * | 1970-12-07 | 1972-10-17 | Textron Inc | Rotary wing pylon mounting system |
FR2228662B1 (ja) * | 1973-05-08 | 1976-11-12 | Aerospatiale | |
FR2232481B1 (ja) * | 1973-06-08 | 1976-05-07 | Aerospatiale | |
FR2270144B1 (ja) * | 1974-05-09 | 1976-10-15 | Aerospatiale | |
US4111386A (en) * | 1976-12-09 | 1978-09-05 | United Technologies Corporation | Helicopter rotor and transmission mounting and vibration isolation system |
FR2441902A2 (fr) * | 1978-11-15 | 1980-06-13 | Aerospatiale | Dispositif de suspension multidirectionnelle pour giravion |
GB2018942B (en) | 1978-03-20 | 1982-06-03 | Aerospatiale | Multi-directional suspension means |
DE2825177A1 (de) * | 1978-06-08 | 1979-12-13 | Hatz Motoren | Brennkraftmaschine |
FR2474996A1 (fr) * | 1980-02-05 | 1981-08-07 | Aerospatiale | Dispositif de suspension antiresonnante pour helicoptere |
FR2584373B1 (fr) * | 1985-07-03 | 1990-07-06 | Aerospatiale | Dispositif de suspension antiresonnante a six degres de liberte pour helicoptere |
FR2669982B1 (fr) * | 1990-11-30 | 1993-02-19 | Aerospatiale | Dispositif de suspension anti-resonnante pour helicoptere. |
RU2065381C1 (ru) * | 1993-01-19 | 1996-08-20 | Вертолетный научно-технический комплекс им.Н.И.Камова | Главный редуктор вертолета |
CN1161024A (zh) * | 1994-10-18 | 1997-10-01 | 联合工艺公司 | 用于无轴承转子的减振支承安装组件 |
FR2728539A1 (fr) * | 1994-12-23 | 1996-06-28 | Eurocopter France | Dispositif de suspension anti-vibratoire bidirectionnelle pour rotor d'helicoptere |
FR2787762B1 (fr) * | 1998-12-29 | 2001-03-09 | Eurocopter France | Dispositif de suspension antivibratoire avec ressort en torsion, pour helicoptere |
FR2795386B1 (fr) * | 1999-06-22 | 2001-11-09 | Eurocopter France | Dispositif de suspension antivibratoire avec ressorts en torsion entre batteurs et structure, pour helicoptere |
RU2263608C1 (ru) * | 2004-04-01 | 2005-11-10 | Открытое акционерное общество "Камов" | Редуктор легкого вертолета |
FR2889687B1 (fr) * | 2005-08-10 | 2007-11-30 | Eurocopter France | Procede de decouplage solidien selectif de bruit, rotule lamifie, liaison mecanique et aeronef. |
CN1880170A (zh) * | 2006-04-28 | 2006-12-20 | 刘世英 | 直升飞机机身自转的主动控制技术 |
ATE551258T1 (de) * | 2008-10-21 | 2012-04-15 | Agustawestland Spa | Hubschrauber |
-
2008
- 2008-10-21 AT AT08425680T patent/ATE551258T1/de active
- 2008-10-21 PL PL08425680T patent/PL2179922T3/pl unknown
- 2008-10-21 PT PT08425680T patent/PT2179922E/pt unknown
- 2008-10-21 EP EP08425680A patent/EP2179922B1/en active Active
-
2009
- 2009-10-19 RU RU2009138296/11A patent/RU2499735C2/ru active
- 2009-10-19 US US12/581,560 patent/US8141813B2/en active Active
- 2009-10-21 CN CN200910206601.7A patent/CN101723090B/zh active Active
- 2009-10-21 JP JP2009258386A patent/JP5419154B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2009-10-21 KR KR1020090100352A patent/KR101634184B1/ko active IP Right Grant
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US8141813B2 (en) | 2012-03-27 |
CN101723090B (zh) | 2014-11-26 |
PL2179922T3 (pl) | 2012-08-31 |
US20100096492A1 (en) | 2010-04-22 |
ATE551258T1 (de) | 2012-04-15 |
EP2179922B1 (en) | 2012-03-28 |
RU2009138296A (ru) | 2011-04-27 |
KR101634184B1 (ko) | 2016-07-08 |
PT2179922E (pt) | 2012-06-20 |
CN101723090A (zh) | 2010-06-09 |
EP2179922A1 (en) | 2010-04-28 |
RU2499735C2 (ru) | 2013-11-27 |
JP2010100283A (ja) | 2010-05-06 |
KR20100044135A (ko) | 2010-04-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5419154B2 (ja) | ヘリコプター | |
AU663194B2 (en) | Helicopter active noise control system | |
JPH0159959B2 (ja) | ||
RU2675770C2 (ru) | Вертолет с подавляющей шум и вибрацию трансмиссионной установкой | |
KR20000065170A (ko) | 유성기어드라이브시스템용흡음식고립형링기어및그제조방법 | |
EP2983986B1 (en) | Bearing for rotor blade | |
JP5467108B2 (ja) | 少なくとも一つの連結ロッドで胴体に連結された胴体貫通式エンジン支持構造を備える飛行機の後部 | |
US10882609B2 (en) | Vibration damping device and damping method for a rotor of an aircraft capable of hovering | |
US8820674B2 (en) | Rotor carrier structure with a damper device for avoiding unstable coupling between resonant vibration modes | |
EP2547543B1 (en) | Lightweight engine mounting | |
CN110891811A (zh) | 用于支撑动力传动系、结合有连接轴支承部的单块装置 | |
KR100295840B1 (ko) | 스티어링 기어박스와 파워 트레인의 일체형 마운팅 구조 | |
EP3573890B1 (en) | Thrust link with tuned absorber | |
CN107061475A (zh) | 调谐式冲压空气涡轮传动轴 | |
KR102618489B1 (ko) | 호버링 가능한 항공기를 위한 로터 및 호버링 가능한 항공기의 로터의 마스트에 전달되는 진동 억제를 위한 방법 | |
US10994834B2 (en) | Case mounted transmission AVC force generators | |
JP4985242B2 (ja) | 駆動ユニットの支持構造 | |
US11584521B2 (en) | Pylon restraint system | |
JPH0781693A (ja) | ヘリコプタの能動防振装置 | |
JP2018150935A (ja) | 車両の空調コンプレッサ用のコンプレッサハウジング | |
KR101461490B1 (ko) | 조종사 좌석의 판 스프링을 이용한 진동 저감용 진동 흡수기 | |
JPH0253279B2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20121005 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131028 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20131031 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131114 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |