JP5419134B2 - ベクトルプロセッサ及びベクトル命令発行方法 - Google Patents
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Description
図1は、本実施の形態に係るベクトル計算機1の構成を概略的に示している。ベクトル計算機1は、ベクトルプロセッサ10とメインメモリ20を備えている。ベクトルプロセッサ10は、ベクトルロード、ベクトルストア、ベクトル演算といった「ベクトル命令」を処理するプロセッサである。ベクトルロード命令に応答して、ベクトルプロセッサ10は、ベクトルデータをメインメモリ20から読み出す。ベクトルストア命令に応答して、ベクトルプロセッサ10は、ベクトルデータをメインメモリ20に書き込む。ベクトル演算命令に応答して、ベクトルプロセッサ10は、ベクトルデータを用いてベクトル演算を行う。
以下、図3及び図4を参照して、本実施の形態に係るベクトルプロセッサ10の命令発行制御部100を更に詳しく説明する。図3は、本実施の形態に係る命令発行制御部100の構成を示すブロック図である。命令発行制御部100は、リネーム前命令バッファ110、リネーミング部120、リネーミングテーブル管理部130、ポインタリスト管理部140、発行待ち命令バッファ150、命令発行部160、及びマスクデータ生成部170を備えている。図4は、本実施の形態に係る命令発行制御部100による処理を示すフローチャートである。
ソフトウェアにより生成されるベクトル命令は、アクセス先の論理ベクトルレジスタLRを指定している。リネーム前命令バッファ110は、そのベクトル命令COMを一旦蓄えておくためのFIFO(First-In First-Out)のバッファである。リネーミング部120は、リネーム前命令バッファ110よりベクトル命令COMを順番に読み出す。
リネーミング部120は、リネーム前命令バッファ110から読み出したベクトル命令COMを解析する。そして、リネーミング部120は、リネーミングテーブル管理部130に対して、仮想ベクトルレジスタVRの“割り当て”及び“通知”を要求する。より詳細には、リネーミング部120は、ベクトル命令COMにおいて書き込み先として指定されている論理ベクトルレジスタLRに任意の仮想ベクトルレジスタVRを割り当てるよう、リネーミングテーブル管理部130に要求する。また、リネーミング部120は、ベクトル命令COM中のそれぞれの論理ベクトルレジスタLRに割り当てられた仮想ベクトルレジスタVRを通知するよう、リネーミングテーブル管理部130に要求する。
リネーミングテーブル管理部130は、リネーミングテーブルREN(図2参照)を有し、リネーミングテーブルRENの管理を行う。具体的には、リネーミングテーブル管理部130は、リネーミング部120から、仮想ベクトルレジスタVRの割り当て要求及び通知要求を受け取る。その割り当て要求に応答して、リネーミングテーブル管理部130は、ベクトル命令COMで指定されている論理ベクトルレジスタLRに仮想ベクトルレジスタVRを割り当て、リネーミングテーブルRENを更新する。
リネーミングテーブルRENにおいて新たな仮想ベクトルレジスタVRが割り当てられた場合、リネーミングテーブル管理部130は、当該仮想ベクトルレジスタVRを物理レジスタ210に関連付けるよう、ポインタリスト管理部140に要求する。つまり、リネーミングテーブル管理部130は、新たな仮想ベクトルレジスタVRに対して物理レジスタ210上でデータ領域を確保するよう、ポインタリスト管理部140に要求する。
ポインタリスト管理部140は、ポインタリストPNT(図2参照)を有し、ポインタリストPNTの管理を行う。具体的には、ポインタリスト管理部140は、リネーミングテーブル管理部130から、仮想ベクトルレジスタVRに対する領域確保要求を受け取る。その領域確保要求に応答して、ポインタリスト管理部140は、仮想ベクトルレジスタVRの各要素毎に物理レジスタ210上の任意のデータ領域(物理アドレス)を割り当て、ポインタリストPNTを更新する。
仮想ベクトルレジスタVRへのデータ領域の割り当てが完了すると、ポインタリスト管理部140は、領域確保通知をリネーミングテーブル管理部130へ送信する。
リネーミングテーブル管理部130は、ポインタリスト管理部140から領域確保通知を受け取る。そして、リネーミングテーブル管理部130は、リネーミング部120からの通知要求への応答として、仮想ベクトルレジスタVRをリネーミング部120へ返答する。より詳細には、リネーミングテーブル管理部130は、リネーミングテーブルRENを参照して、ベクトル命令COMで指定された論理ベクトルレジスタLRのそれぞれに割り当てられている仮想ベクトルレジスタVRを、リネーミング部120に通知する。
リネーミング部120は、リネーミングテーブル管理部130より通知された仮想ベクトルレジスタVRを用いて、リネーミング処理を実施する。具体的には、リネーミング部120は、ベクトル命令COM中の論理ベクトルレジスタLRを、それぞれ、通知された仮想ベクトルレジスタVRに置換する。すなわち、リネーミング部120は、ベクトル命令COMで指定されている論理ベクトルレジスタLRを、リネーミングテーブルRENで示されている対応する仮想ベクトルレジスタVRに置換する。リネーミング処理後のベクトル命令COM、すなわち、論理ベクトルレジスタLRが仮想ベクトルレジスタVRに置換されたベクトル命令COMは、以下、「リネーム後ベクトル命令COM’」と参照される。リネーミング部120は、リネーム後ベクトル命令COM’を、発行待ち命令バッファ150へ送出する。
リネーム後ベクトル命令COM’は、発行待ち命令バッファ150に格納され、命令発行部160により発行されるのを待つ。命令発行部160は、スケジューリングを行い、発行待ち命令バッファ150からリネーム後ベクトル命令COM’を読み出す。ここで、命令発行部160は、Out−of−Order型であり、発行待ち命令バッファ150上のリネーム後ベクトル命令COM’を発行できるものから読み出していく。
命令発行部160は、発行待ち命令バッファ150から読み出したリネーム後ベクトル命令COM’の発行処理を行う。そのリネーミング後ベクトル命令COM’では、アクセス先の仮想ベクトルレジスタVRが指定されている。そして、その仮想ベクトルレジスタVRの各要素に割り当てられている物理アドレス(ポインタ)は、ポインタリストPNTにより指定されている。従って、命令発行部160は、仮想ベクトルレジスタVRとポインタリストPNTとに基づいて、リネーム後ベクトル命令COM’をベクトル演算部200に対して発行することができる。具体的には、命令発行処理において、命令発行部160は、ポインタリスト管理部140に対して、仮想ベクトルレジスタVRに対応する物理アドレス(ポインタ)を送出するよう指示する「ポインタ送出指示」を出す。また、命令発行部160は、各種制御情報をベクトル演算部200に送出する。
ポインタリスト管理部140は、命令発行部160からポインタ送出指示を受け取る。そのポインタ送出指示に応答して、ポインタリスト管理部140は、ポインタリストPNTを参照し、リネーム後ベクトル命令COM’中の仮想ベクトルレジスタVRに割り当てられている物理アドレス(ポインタ)を取得する。そして、ポインタリスト管理部140は、取得した物理アドレス(ポインタ)をベクトル演算部200へ送出する。
以下、命令発行制御部100による様々な処理例を具体的に説明する。
図5Aで示される初期状態を考える。初期状態において、論理ベクトルレジスタLR0、LR1は、それぞれ仮想ベクトルレジスタVR0、VR1に割り当てられている。仮想ベクトルレジスタVR0の要素EL0〜EL3は、それぞれ物理アドレスAd00〜Ad03に割り当てられている。仮想ベクトルレジスタVR1の要素EL0〜EL3は、それぞれ物理アドレスAd04〜Ad07に割り当てられている。また、リネーム前命令バッファ110には、図に示される3つのベクトル命令COMが格納されている。尚、本例では投機レベルは「0」のまま変わらないとする。
図6Aで示される初期状態を考える。図6Aで示される状態は、既出の図5Gで示された状態と同じである。発行待ち命令バッファ150には、リネーム後ベクトル命令COM’(VR2←VR0+VR1)が格納されている。このリネーム後ベクトル命令COM’は、何らかの原因で発行することができないとする。
次に、マスク付ベクトル演算命令の処理方法を説明する。例として、上述の第2の処理例と同じく、リネーミング部120がリネーム前命令バッファ110からベクトル命令COM(LR2←LR0×LR1)を受け取った場合を考える。このベクトル命令COM(LR2←LR0×LR1)は、先行するベクトル命令COM(LR2←LR0+LR1)の場合と同じ論理ベクトルレジスタLR2への書き込みを指示している。このベクトル命令COM(LR2←LR0×LR1)が、マスク付ベクトル演算命令であるとする。
投機的実行(speculative execution)とは、プロセッサの高速化手法の1つである。処理が途中で条件分岐しているとき、分岐判定結果が出る前に分岐先が予測され、予測された分岐先の処理が予め実行される。予測が当たっていれば、分岐先の処理の実行結果が直ちに得られるため、処理速度が向上する。予測が外れた場合は、通常通り、分岐先の処理が実行されるだけである。
本実施の形態によれば、ベクトル命令COMで指定される論理ベクトルレジスタLRには仮想ベクトルレジスタVRが動的に割り当てられ、その割り当て関係を示すリネーミングテーブルRENが設けられる。更に、仮想ベクトルレジスタVRの各要素毎に、物理レジスタ210上の任意のデータ領域が割り当てられ、その割り当て関係を示すポインタリストPNTが設けられる。
10 ベクトルプロセッサ
20 メインメモリ
100 命令発行制御部
110 リネーム前命令バッファ
120 リネーミング部
130 リネーミングテーブル管理部
140 ポインタリスト管理部
150 発行待ち命令バッファ
160 命令発行部
170 マスクデータ生成部
200 ベクトル演算部
210 物理レジスタ群
220 ベクトル演算器群
COM ベクトル命令
COM’ リネーム後ベクトル命令
LR 論理ベクトルレジスタ
VR 仮想ベクトルレジスタ
REN リネーミングテーブル
PNT ポインタリスト
MSK マスクデータ
Claims (10)
- 物理レジスタを有しベクトル演算を行うベクトル演算部と、
命令発行制御部と
を備え、
前記命令発行制御部は、
ベクトル命令で指定される論理ベクトルレジスタに仮想ベクトルレジスタを割り当て、前記論理ベクトルレジスタと前記割り当てられた仮想ベクトルレジスタとの対応関係を示すリネーミングテーブルを管理するリネーミングテーブル管理部と、
前記割り当てられた仮想ベクトルレジスタの各要素毎に前記物理レジスタ上の任意のデータ領域を割り当て、前記各要素と前記割り当てられたデータ領域との対応関係を示すポインタリストを管理するポインタリスト管理部と、
前記ベクトル命令で指定される前記論理ベクトルレジスタを、前記リネーミングテーブルで示される前記仮想ベクトルレジスタに置換するリネーミング処理を行うリネーミング部と、
前記リネーミング処理後の前記ベクトル命令で指定される前記仮想ベクトルレジスタと前記ポインタリストとに基づいて、前記リネーミング処理後の前記ベクトル命令を前記ベクトル演算部に対して発行する命令発行処理を行う命令発行部と
を備える
ベクトルプロセッサ。 - 請求項1に記載のベクトルプロセッサであって、
前記リネーミング部は、第1論理ベクトルレジスタへの書き込みを指示する第1ベクトル命令を受け取り、
前記リネーミングテーブル管理部は、前記第1論理ベクトルレジスタに第1仮想ベクトルレジスタを割り当てて、前記リネーミングテーブルを更新し、
前記ポインタリスト管理部は、前記第1仮想ベクトルレジスタの各要素毎に前記物理レジスタ上の第1データ領域を割り当てて、前記ポインタリストを更新し、
前記リネーミング部は、前記第1ベクトル命令で指定される前記第1論理ベクトルレジスタを前記第1仮想ベクトルレジスタに置換する
ベクトルプロセッサ。 - 請求項2に記載のベクトルプロセッサであって、
前記第1ベクトル命令の実行完了前に、前記リネーミング部が、前記第1ベクトル命令と同じ前記第1論理ベクトルレジスタへの書き込みを指示する第2ベクトル命令を受け取った場合、
前記リネーミングテーブル管理部は、前記第1論理ベクトルレジスタに第2仮想ベクトルレジスタを新たに割り当てて、前記リネーミングテーブルを更新し、
前記ポインタリスト管理部は、前記第2仮想ベクトルレジスタの各要素毎に前記物理レジスタ上の前記第1データ領域と異なる第2データ領域を割り当てて、前記ポインタリストを更新し、
前記リネーミング部は、前記第2ベクトル命令で指定される前記第1論理ベクトルレジスタを前記第2仮想ベクトルレジスタに置換する
ベクトルプロセッサ。 - 請求項2に記載のベクトルプロセッサであって、
前記リネーミング部は、前記第1ベクトル命令と同じ前記第1論理ベクトルレジスタへの書き込みを指示する第2ベクトル命令を受け取り、
前記第2ベクトル命令はマスク付ベクトル演算命令であり、
ベクトルレジスタの複数の要素は、マスクされるマスク要素とマスクされない非マスク要素とを含み、
前記リネーミングテーブル管理部は、前記第1論理ベクトルレジスタに第2仮想ベクトルレジスタを新たに割り当てて、前記リネーミングテーブルを更新し、
前記ポインタリスト管理部は、前記マスク要素と前記非マスク要素とを示すマスクデータを受け取り、前記第2仮想ベクトルレジスタの前記マスク要素には前記第1仮想ベクトルレジスタの前記マスク要素に既に割り当てられている前記第1データ領域を割り当て、前記第2仮想ベクトルレジスタの前記非マスク要素には前記物理レジスタ上の前記第1データ領域と異なる第2データ領域を割り当てて、前記ポインタリストを更新し、
前記リネーミング部は、前記第2ベクトル命令で指定される前記第1論理ベクトルレジスタを前記第2仮想ベクトルレジスタに置換する
ベクトルプロセッサ。 - 請求項1乃至4のいずれか一項に記載のベクトルプロセッサであって、
前記リネーミングテーブルは、前記論理ベクトルレジスタと前記割り当てられた仮想ベクトルレジスタとの前記対応関係を、投機的実行の階層毎に示し、
投機的実行の階層がある階層から次の階層に変わる場合、前記リネーミングテーブル管理部は、前記ある階層の前記対応関係を前記次の階層の前記対応関係に設定し、その後、前記次の階層における前記仮想ベクトルレジスタの割り当てを実施する
ベクトルプロセッサ。 - ベクトルプロセッサにおけるベクトル命令発行方法であって、
前記ベクトルプロセッサは、物理レジスタを有しベクトル演算を行うベクトル演算部を備え、
前記ベクトル命令発行方法は、
ベクトル命令で指定される論理ベクトルレジスタに仮想ベクトルレジスタを割り当て、前記論理ベクトルレジスタと前記割り当てられた仮想ベクトルレジスタとの対応関係を示すリネーミングテーブルを更新するステップと、
前記割り当てられた仮想ベクトルレジスタの各要素毎に前記物理レジスタ上の任意のデータ領域を割り当て、前記各要素と前記割り当てられたデータ領域との対応関係を示すポインタリストを更新するステップと、
前記ベクトル命令で指定される前記論理ベクトルレジスタを、前記リネーミングテーブルで示される前記仮想ベクトルレジスタに置換するリネーミング処理を行うステップと、
前記リネーミング処理後の前記ベクトル命令で指定される前記仮想ベクトルレジスタと前記ポインタリストとに基づいて、前記リネーミング処理後の前記ベクトル命令を前記ベクトル演算部に対して発行するステップと
を含む
ベクトル命令発行方法。 - 請求項6に記載のベクトル命令発行方法であって、
第1論理ベクトルレジスタへの書き込みを指示する第1ベクトル命令が発行される場合、
前記リネーミングテーブルを更新するステップにおいて、前記第1論理ベクトルレジスタに第1仮想ベクトルレジスタが割り当てられ、
前記ポインタリストを更新するステップにおいて、前記第1仮想ベクトルレジスタの各要素毎に前記物理レジスタ上の第1データ領域が割り当てられ、
前記リネーミング処理において、前記第1ベクトル命令で指定される前記第1論理ベクトルレジスタが前記第1仮想ベクトルレジスタに置換される
ベクトル命令発行方法。 - 請求項7に記載のベクトル命令発行方法であって、
前記第1ベクトル命令の実行完了前に、前記第1ベクトル命令と同じ前記第1論理ベクトルレジスタへの書き込みを指示する第2ベクトル命令が発行される場合、
前記リネーミングテーブルを更新するステップにおいて、前記第1論理ベクトルレジスタに第2仮想ベクトルレジスタが新たに割り当てられ、
前記ポインタリストを更新するステップにおいて、前記第2仮想ベクトルレジスタの各要素毎に前記物理レジスタ上の前記第1データ領域と異なる第2データ領域が割り当てられ、
前記リネーミング処理において、前記第2ベクトル命令で指定される前記第1論理ベクトルレジスタが前記第2仮想ベクトルレジスタに置換される
ベクトル命令発行方法。 - 請求項7に記載のベクトル命令発行方法であって、
前記第1ベクトル命令と同じ前記第1論理ベクトルレジスタへの書き込みを指示する第2ベクトル命令が発行され、且つ、前記第2ベクトル命令がマスク付ベクトル演算命令である場合、
ベクトルレジスタの複数の要素は、マスクされるマスク要素とマスクされない非マスク要素とを含み、
前記リネーミングテーブルを更新するステップにおいて、前記第1論理ベクトルレジスタに第2仮想ベクトルレジスタが新たに割り当てられ、
前記ポインタリストを更新するステップにおいて、前記第2仮想ベクトルレジスタの前記マスク要素には前記第1仮想ベクトルレジスタの前記マスク要素に既に割り当てられている前記第1データ領域が割り当てられ、前記第2仮想ベクトルレジスタの前記非マスク要素には前記物理レジスタ上の前記第1データ領域と異なる第2データ領域が割り当てられ、
前記リネーミング処理において、前記第2ベクトル命令で指定される前記第1論理ベクトルレジスタが前記第2仮想ベクトルレジスタに置換される
ベクトル命令発行方法。 - 請求項6乃至9のいずれか一項に記載のベクトル命令発行方法であって、
前記リネーミングテーブルは、前記論理ベクトルレジスタと前記割り当てられた仮想ベクトルレジスタとの前記対応関係を、投機的実行の階層毎に示し、
投機的実行の階層がある階層から次の階層に変わる場合、
前記リネーミングテーブルを更新するステップにおいて、前記ある階層の前記対応関係が前記次の階層の前記対応関係に設定され、その後、前記次の階層における前記仮想ベクトルレジスタの割り当てが実施される
ベクトル命令発行方法。
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