JP2008226023A - ジョブ割当装置、及びジョブ割当方法 - Google Patents

ジョブ割当装置、及びジョブ割当方法 Download PDF

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Abstract

【課題】計算ノードの性能がどのように動的に変化しても、ジョブの優先度に基づいてジョブの処理を行うことができ、計算ノードの利用効率の向上を図ることができるジョブ割当装置、及びジョブ割当方法を提供する。
【解決手段】ジョブを選択するジョブ管理部3と、ジョブのタスクを選択するタスク管理部4と、タスクを計算ノードに割り当てる割当手段5とを備えたジョブ割当装置である。タスクの割り当てを保留する保留手段6を備え、保留手段6は、選択したタスクが属するジョブにおいてタスクが最後の未割り当てである第1条件と、選択したタスクが属するジョブがサーバに投入された時点で優先度の高いジョブが計算中である第2条件とを同時に満たす場合に、その条件のいずれかが満たさなくなるまで、タスクの割り当てを保留する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ジョブ割当装置、及び該装置におけるジョブ割当方法に関し、コンピュータシステムにグリッドコンピューティングを適用した場合のジョブの割り当てに関するものである。
グリッドコンピューティング(Grid computing:以下、単に「グリッド」とも称する)は、LAN(Local Area Network)やインターネットなどのネットワーク上の様々な場所にある複数の計算機を、仮想的に1つの高性能な計算機として利用する技術である(特許文献1)。個々の計算機の性能が低くても、グリッドコンピューティングによって、複数の計算機を仮想的に統合して各計算機に協調作業を行なわせることで、高速で大量の計算をスーパーコンピュータ並みに行うことが可能となる。グリッドには、デスクトップグリッド、プロセッシンググリッド、データグリッド等種々のものが存在する。その中でも、デスクトップPCなどの遊休資源(余剰計算力)を利用するタイプのデスクトップグリッドは、近年の高速なインターネットの普及や高性能な計算機の低価格化に伴い、様々な分野への適用が試みられている。
図7は、グリッドコンピューティングのアーキテクチャである。クライアント101は、複数のタスクから構成されるジョブをグリッドサーバ102に投入する。ここでジョブとは、複数のタスクから構成されるひとまとまりの計算処理であり、タスクとは、ジョブを構成する部分処理で1つの計算機(計算ノード)で実行できる単位をいう。グリッドサーバ102は、ジョブを選択するジョブ管理部103と、タスクを選択するタスク管理部104とを備えている。
一方、デスクトップPC等の計算ノード105、106、107が遊休状態である場合、各計算ノード105、106、107は、ジョブを受付可能であることをグリッドサーバ102に通知する。これにより、グリッドサーバ102は計算ノード105、106、107にタスクを割当てる。ここで、遊休状態とは、計算ノードのCPUの処理能力に空きがある状態をいう。
そして、計算ノード105、106、107のタスク実行機能部108、109、110によりタスクが実行され、計算ノード105、106、107は、グリッドサーバ102にその結果を通知する。
このようにして、グリッドサーバ102に投入されたジョブは、全てのタスクが実行されると終了する。その後、グリッドサーバ102は、クライアント101にその結果を通知する。
このような仕組みで、通常は利用されていない計算ノードにジョブを配分し、ユーザーが意識することなく複数の機器での分散処理を可能にすることで、デスクトップグリッドが実現されている。
ところで、グリッドを使用するユーザーが複数存在する場合、投入されるジョブが順次発生し、そのジョブに設定されたタスクを複数の計算ノード105、106、107にどのような順序で割り当てるかを計画するスケジューリングがグリッドサーバ102にて行われる。
このスケジューリングアルゴリズムとしては、ジョブの投入順(発生順)にタスクを計算ノードに割り当てて処理するいわゆる先着順方式がある。すなわち、ジョブサイズや計算ノードの処理速度等の情報を必要とすることなく、ジョブの投入順にタスクを計算ノードに割り当てて処理させるスケジューリング方式である。
また、計算ノード全体をジョブ数の分だけ均等になるように分割し、分割したノード群とジョブを対応づけてタスクを割り当てるいわゆる空間分割法がある。これにより、計算ノードの数がジョブの数より多ければ、各ジョブは必ず1台以上の計算ノードを使用することができる。
特開2005−70896号公報
前記のようなデスクトップグリッドにおいて、タスクの実行時間は、投入された計算ノードの処理速度や余剰計算力に依存することになる。余剰計算力は各計算ノードの所有者の使用状況に応じて変動するため、余剰計算力の変動を高い精度で予測することが難しく、タスク実行時間を予測することは困難である。
このため、複数のユーザーが同じグリッドを利用している場合、ジョブのスケジューリングに前記先着順方式や空間分割法を採用すると、後から投入されたジョブが先に投入されたジョブよりも先に完了する、いわゆる「ジョブの追い越し」が生じる可能性がある。図8は、スケジューリングアルゴリズムに先着順方式を用いたタスク状態の変移を表す図であり、図9は、スケジューリングアルゴリズムに空間分割法を用いたタスク状態の変移を表す図である。図8及び図9において、左のブロックはジョブ管理部におけるタスク表であり、中央のブロックはタスク管理部におけるタスクキュー(実行可能待ち行列)であり、右のブロックは計算ノードを示している。また、ハッチングは、実行済のタスクの状態を表し、模様なしは未割当状態のタスクを表し、ドットは割当済のタスクを表している。実行済とは、計算ノードに割当てられて処理が完了したタスクであり、未割当状態とは、計算ノードで実行できる状態にあるタスクであって、タスクの優先順位に応じてタスクキューに格納されているタスクをいう。割当済とは、優先順位に応じてタスクが実行されている状態のタスクをいう。
図8のステップt1において、先に投入されたジョブJn(Jn:n番目に投入されたジョブ)のタスクA1、A2、A3と、後に投入されたジョブJn+1(Jn+1:n+1番目に投入されたジョブ)のタスクB1、B2、B3がタスクキューに投入される。ステップt2〜t4において、ジョブJnとジョブJn+1のタスクが、優先度の高いものから計算ノードに割当てられて実行される。
この場合、先に投入されたジョブJnのタスクA1、A2、A3が、性能が低い(処理速度が遅い)計算ノードばかりに投入される一方、後から投入されたジョブJn+1のタスクB1、B2、B3が、性能が高い(処理速度が速い)計算ノードばかりに投入されると、後から投入されたジョブJn+1が、先に投入されたジョブJnよりも早期に終了する(ステップt5)。そして、ジョブJn+1の終了に続いてジョブJnの処理が終了する(ステップt7)。
同様に、図9においても、投入されたジョブJn+1が、先に投入されたジョブJnよりも早期に終了する(ステップt6)。そして、ジョブJn+1の終了に続いてジョブJnの処理が終了する(ステップt7)。これにより、ジョブの追い越しが生じる。
また、タスクの実行中に、計算機の電源を落とされる等の予測不能な事態が生じた場合、実行中のタスクの処理が中断される可能性があり、タスクの処理が完了する保証がない。
前記のようなジョブの追い越しや、タスクの中断が生じると、ユーザー間の公平性が担保されないおそれがある。
一方、ジョブに予め優先度が設定され、優先度の高いジョブJAが発生した場合は、優先度の低いジョブJBよりも優先度の高いジョブJAを先に処理するように優先させることが必要な場合もある。この場合、優先度に基づいてジョブの実行順序を完全に制御するためには、図10に示すように、優先度の高いジョブJAの全てのタスクA1、A2、A3が完全に終了するまで、優先度の低いジョブJBのタスクB1、B2を待機させる。換言すると、タスクA1、A2、A3の実行中は、タスクB1、B2を実行することができず、計算ノードの利用効率が悪い。
本発明は、上記課題に鑑みて、計算ノードの性能がどのように動的に変化しても、ジョブの優先度に基づいてジョブの処理を行うことができ、計算ノードの利用効率の向上を図ることができるジョブ割当装置、及びジョブ割当方法を提供する。
本発明のジョブ割当装置は、ジョブを選択するジョブ管理部と、前記ジョブ管理部にて選択されたジョブのタスクを選択するタスク管理部と、タスクを計算機に割り当てる割当手段とを備えたジョブ割当装置であって、タスクの割り当てを保留する保留手段を備え、この保留手段は、前記タスク管理部にて選択したタスクが属するジョブにおいてタスクが最後の未割当状態である第1条件と、選択したタスクが属するジョブが投入された時点で優先度の高いジョブが計算中である第2条件とを同時に満たす場合に、その条件のいずれかが満たさなくなるまでタスクの割り当てを保留するものである。ここで、未割当状態とは、計算機で実行できる状態にあるタスクの状態をいう。
本発明のジョブ割当装置は、優先度の低いジョブの最後のタスクの計算機への割当を、保留手段にて保留することができる。これにより、優先度の高いジョブから順に処理を行うことができる。また、優先度の低いジョブであっても、保留状態のタスク以外のタスクは、優先度の高いジョブのタスクと並行して実行することができる。ここで、「タスクが最後の未割当状態である」とは、当該タスクが単一の場合と複数の場合の両方を含むものをいう。
割当手段は、タスクの実行が終了するまでにタスクの割当が一巡して、同じタスクが割当の対象となる場合に、タスクを複製して別の計算機に割り当てる複製部を備えることができる。これにより、性能の劣る計算機にタスクが割り当てられた場合には、タスク複製部によりタスクを複製して、この複製タスクを別の計算機に割り当てることができる。
また、前記ジョブ割当装置を、グリッドコンピューティングに用いることができる。
本発明のジョブ割当方法は、ジョブを選択した後、ジョブのタスクを選択し、その後、当該タスクを計算機に割り当てるジョブ割当方法であって、選択したタスクが属するジョブにおいてタスクが最後の未割当状態である第1条件と、選択したタスクが属するジョブが投入された時点で優先度の高いジョブが計算中である第2条件とを同時に満たす場合に、その条件のいずれかが満たされなくなるまで、タスクの割り当てを保留するものである。
この場合、選択したタスクの実行が終了するまでにタスクの割当が一巡して、同じタスクが割当の対象となる場合に、タスクを複製して別の計算機に割当てることができる。
前記タスクの割当をラウンドロビン方式にて行うことができる。ラウンドロビン方式とは、複数のタスクについて、タスク毎に設定された順序でタスクを計算機に順番に割当てる割当て方式をいう。
また、前記ジョブ割当方法を、グリッドコンピューティングに用いることができる。
本発明のジョブ割当装置及びジョブ割当方法は、ジョブのタスクが最後の未割り当てタスクであって、優先度の高いジョブが計算中である場合には、タスクの計算機への割り当てを保留することができる。このため、ジョブの優先度のみに従って順次処理結果を得ることができる。すなわち、プロセッサの性能がどのように動的に変化しても、ジョブの優先度に基づいて確実にジョブの処理を行うことができ、ユーザー間の公平性を担保することができる。また、優先度の低いジョブであっても、保留中のタスク以外のタスクは、優先度の高いジョブのタスクと並行して実行することができるため、効率良く処理することが可能となる。
性能の劣るプロセッサにタスクが割り当てられた場合には、タスク複製部によりタスクを複製して、この複製タスクを別のプロセッサに割り当てることができる。このため、ジョブの処理時間を短縮することができて、一層効率の良い処理が可能となる。
前記タスクの割当をラウンドロビン方式にて行うことができるため、優先度の低いタスクであっても公平に計算機に割当てられることとなって、ユーザー間の公平性を一層担保することができる。
以下本発明の実施の形態を図1〜図6に基づいて説明する。
本発明のジョブ割当装置は、先に投入されたジョブが、後に投入されたジョブよりも先に完了する「ジョブの追い越し」の発生を防止することができるスケジューリングアルゴリズムを構成することができる装置である。このため、本発明の主構成は、選択したタスクが属するジョブにおいてタスクが最後の未割り当てである第1条件と、選択したタスクが属するジョブがサーバに投入された時点で優先度の高いジョブが計算中である第2条件とを同時に満たす場合に、その条件のいずれかが満たさなくなるまで、タスクの割り当てを保留するものである。
ジョブ割当装置は、図1に示すように、グリッドサーバ2と、タスクの処理を行う複数の計算機(計算ノード)9、10、11とを備えている。グリッドサーバ2は、ジョブの選択を行うジョブ管理部3と、タスクの選択を行うタスク管理部4と、タスクを計算ノード9、10、11に割り当てる割当手段5と、タスクの割り当てを保留する保留手段6とを備える。
ジョブ管理部3は、投入されたジョブの優先度を検知して記憶するとともに、ジョブの優先度に基づいてジョブの選択を行うものである。優先度とは、ジョブの投入順に基づいて定められたり、ジョブに予め設定されていたりするものである。ジョブ管理部3は、この優先度に基づいてジョブの処理順序を決定して、タスク管理部4にジョブの処理を転送する。すなわち、タスクの優先順位に応じてタスク管理部4の実行可能待ち行列(タスクキュー)にタスクを格納する。
割当手段5は、タスクキューにある未割当状態のタスクを計算ノード9、10、11に割当てて、タスクの状態を割当済とするものである。ここで、未割当状態とは、計算ノードで実行できる状態にあるタスクであって、タスクの優先順位に応じて実行可能待ち行列(タスクキュー)に格納されているタスクをいう。割当済とは、優先順位に応じてタスクが実行されている状態のタスクをいう。
保留手段6は、選択したタスクが属するジョブにおいて、タスクが最後の未割当状態である第1条件と、選択したタスクが属するジョブがグリッドサーバ2に投入された時点で優先度の高いジョブが計算中である第2条件とを同時に満たす場合に、その条件もいずれかが満たさなくなるまで、タスクの割り当てを保留するものである。すなわち、ジョブの優先度に基づいて、優先度の低いジョブがグリッドサーバ2に投入されたときに優先度の高いジョブがグリッドで計算中である場合には、当該ジョブの最後のタスク割り当ての保留を行う。そして、優先度の高いジョブの実行状況を監視して、この優先度の高いジョブの実行が終了したことを検知した後に、保留タスクの保留解除を行って、タスクを未割当状態とすることを決定する。
これにより、ジョブの優先度が高い順にジョブの処理を行うことができる。また、優先度の低いジョブであっても、保留状態のタスク以外のタスクは、優先度の高いジョブのタスクと並行して実行することができる。
次に、このジョブ割当装置を用いたジョブ割当方法について説明する。図2は、ジョブ割当方法の手順を示すフローチャートであり、図3は、時間毎のタスクの状態変移を示す説明図である。図3において、左のブロックは、ジョブ管理部3におけるタスク表であり、中央のブロックは、タスク管理部4におけるタスクキューであり、右のブロックは、計算ノード9、10、11である。また、ハッチングは、実行済のタスクの状態を表し、模様なしは未割当状態のタスクを表し、ドットは割当済のタスクを表し、網掛けは保留状態のタスクを表している。
本実施形態では、例えば、2つのジョブが投入される状態について説明する。まず、クライアント1は、複数のタスクA1、A2、A3から構成されるジョブJn(Jn:n番目に投入されたジョブ)を、グリッドサーバ2に投入する。この場合、ジョブ管理部3により、ジョブの投入順に基づいて優先度が検出される。
一方、デスクトップPC等の計算ノード9、10、11が遊休状態である場合、各計算ノード9、10、11は、ジョブを受付可能であることをグリッドサーバ2のジョブ管理部3に通知する。これにより、ジョブ管理部3は、各タスクの優先度に基づいて、ジョブJnの全てのタスクA1、A2、A3を、タスク管理部4のタスクキューに投入する。ここで、遊休状態とは、計算ノードのCPUの処理能力に空きがある状態をいう。
また、別のクライアント1によりタスクB1、B2を備えたジョブJn+1(Jn+1:n+1番目に投入されたジョブ)がグリッドサーバ2に投入される。この場合も、前記ジョブJnと同様、ジョブ管理部3により、ジョブの投入順序に基づいて優先度が検出される。これにより、後に投入されたジョブJn+1は、先に投入されたジョブJnと比較して優先度が劣ることになる。
この場合も、ジョブJn+1の全てのタスクB1、B2を、タスク管理部4のタスクキューに投入する。すなわち、図3に示すように、グリッドサーバ2に投入された全てのジョブの全てのタスクA1、A2、A3、B1、B2がタスク管理部4のタスクキューに投入されることになる(ステップS1、t1)。
そして、タスク管理部4によりタスクを選択して、割当手段4がタスクを計算ノード9、10、11に転送し、タスク実行機能部12、13、14によりタスクA1が実行される。
ここで、優先度の高いジョブJnのタスクA1がグリッドで計算中である場合、優先度の低いジョブJn+1の最後のタスクB2を、保留手段6にて保留状態とする(ステップS2、t2)。すなわち、この保留タスクB2は、タスクキューに投入されたものであっても、計算ノード9、10、11への割当を行わない。
次に、割当手段5により、未割当の状態のタスクを実行可能な計算ノードに割当てて、タスクの状態を割当済にする(ステップS3、t3〜t6)。つまり、ジョブJnの全てのタスクA1、A2、A3の実行を行うとともに、ジョブJn+1の保留タスクB2以外のタスクB1の実行を行う。この場合、タスクの割当はラウンドロビン方式にて行うのが望ましい。
また、タスクの割当中にパソコンの電源がOFFになる等、計算ノードへの割当中止が生じた場合(ステップS5)、当該計算ノードで処理されていた中止タスクの状態を未割当とする(ステップS6)。そして、再びステップS3に戻ってタスクを実行可能な計算ノードに割当てて、タスクの状態を割当済とする。
タスクの実行中に割当中止がなければ、ジョブ管理部3は、全てのジョブの処理が終了したか否かを判断して(ステップS7)、全てのジョブが完了している場合は終了する。一方、全てのジョブの処理が完了していない場合、保留手段6は、優先ジョブJnの実行状況を監視して(ステップS8)、保留タスクB2の保留継続又は保留解除の判断を行う。すなわち、優先ジョブJnの処理が完了していない場合は、保留手段6は保留タスクB2の保留を継続する。そして、再びステップS3に戻り、ジョブJnの全てのタスクA1、A2、A3、及びジョブJn+1の保留状態のタスクB2以外のタスクB1を実行可能な計算ノードに割当てる。
保留手段6により優先ジョブJnの実行状況を監視した結果(ステップS8)、ジョブJnの実行が終了したことを検知すると、保留手段6は、保留タスクB2の保留解除を行い、このタスクB2を未割当状態とする(ステップS9、t7)。その後、ステップS3に戻って、保留状態であったタスクB2を計算ノードに割当てて実行する(t8)。そして、タスクB2の処理が完了することにより、ジョブJn+1が完了する(t9)。
このように、本発明のジョブ割当装置及びジョブ割当方法によれば、ジョブのタスクが最後の未割り当てタスクであって、優先度の高いジョブが計算中である場合には、タスクの計算ノードへの割り当てを保留することができる。このため、ジョブの優先度のみに従って順次処理結果を得ることができる。すなわち、プロセッサの性能がどのように動的に変化しても、ジョブの優先度に基づいて確実にジョブの処理を行うことができる。また、優先度の低いジョブであっても、保留状態のタスク以外のタスクは、優先度の高いジョブのタスクと並行して実行することができるため、効率良く処理することが可能となる。
前記タスクの割当をラウンドロビン方式にて行うことができるため、それぞれのタスクは公平に計算ノードに割当てられることとなって、ユーザー間の公平性を一層担保することができる。
次に、本発明のジョブ割当装置の他の実施形態としては、割当手段5に、タスクを複製して別の計算ノードに割当てる複製部を設けることができる。例えば、性能の劣る計算ノードにサイズの大きいタスクが割り当てられた場合に、タスクが実行終了するまでにタスクの割当が一巡して、同じタスクが割当の対象となる場合がある。このため、タスク複製部によりタスクを複製して、別の計算ノードに割り当てる。すなわち、元のタスクの処理と、複製タスクの処理を並行して行う。
このように、本発明の他の実施形態のジョブ割当装置及びジョブ割当方法によれば、性能の劣るプロセッサにサイズの大きいタスクが割り当てられた場合には、タスク複製手段によりタスクを複製して、この複製タスクを別のプロセッサに割り当てることができる。このため、ジョブの処理時間を短縮することができて、効率のよい処理が可能となる。
以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく種々の変形が可能であって、例えば、タスクの割当方式としては、ラウンドロビン方式に限られることなく、FIFO(First In First Out)、SJF(Short Job First)等種々の割当方式を採用することができる。要は、優先度の低いタスクにも計算ノードへの割当機会が保証されていれば、いずれの割当方式を用いてもよい。また、グリッドサーバに投入されるジョブの数としても、2つに限られるものではない。さらには、本実施形態では、優先度はジョブの投入順に基づいて定められるものであったが、予め優先度が設定されたものであってもよい。グリッドとしては、デスクトップグリッドに限られるものではなく、プロセッシンググリッド、データグリッド等種々のものを採用することができる。
次に、前記ジョブスケジューリングシステムのシミュレーション結果について説明する。シミュレーションに用いたスケジューリングアルゴリズムは、本発明のジョブスケジューリングシステムと、従来の方法である先着順、及び空間分割法である。
シミュレーション条件を表1に示す。企業や研究機関のPCが3年間使用されるものと仮定し、デスクトップグリッド中のPCのピーク性能の比率を、1、2、4とした。ピーク性能とは、各々のプロセッサが何のロスも生じさせずに計算し、その上、プロセッサ間には一切の通信も行わない場合の計算機全体の性能をいう。PC1台について、プロセッサは1台であるとし、各プロセッサは負荷が低く余剰計算力が大きい定常状態と、負荷が高く余剰計算力が小さい高負荷状態の2つの状態を一定の確率で遷移する。各状態では、プロセッサ毎に決められた範囲内でランダムに性能を決定する。使用するPCは128台とし、32個のジョブを等間隔で投入する。ジョブはそれぞれサイズの異なる128個のタスクから構成され、ジョブは全て同じタスク構成となっている。そして、各アルゴリズム毎に、ジョブの投入間隔を50、100、200の3段階に変化させてシミュレーションを行った。その結果をそれぞれ表2、表3、表4に示す。
Figure 2008226023
Figure 2008226023
Figure 2008226023
Figure 2008226023
表2〜表4に示すように、ジョブの投入間隔が50、100、200のいずれにおいても、本発明のジョブ割当装置を用いたものがジョブを実行するまでの待機時間が短いことがわかる。
図4〜図6は、前記条件のうち、ジョブの投入間隔を50としてシミュレーションを行った結果を表すグラフである。図4は本発明のスケジューリングアルゴリズムを用いたシミュレーション結果であり、図5はスケジューリングアルゴリズムに先着順、図6はスケジューリングアルゴリズムに空間分割法を用いた結果である。図4〜図6において、ハッチングはジョブを実行するまでの待機時間であり、模様なしはラストタスク以外のタスクの実行時間であり、黒色はラストタスクブロック時間であり、ドットはラストタスク実行時間を表す。ここで、ラストタスクブロック時間とは、ジョブの最後の未割り当てタスクの割り当てが保留され続けた時間をいう。
図4のグラフからわかるように、本発明のスケジューリングアルゴリズムは、投入されたジョブの順に処理が終了している。また、ジョブの処理が開始するまでの待機時間が最も短く、その分散値も先着順や空間分割法と比較すると小さいものとなっている。一方、先着順は図5のグラフの範囲50に示すように、先に投入されたジョブが、後に投入されたジョブよりも遅く終了する「ジョブの追い越し」が生じている。また、待機時間も長時間に及ぶものである。さらには、空間分割法は図6に示すように、ジョブの投入の先後を問わず、ジョブの終了順序が予測できないものとなっている。また、待機時間も各ジョブによってばらつきが生じている。
以上より、本発明によれば、プロセッサの性能がどのように動的に変化しても、ジョブの追い越しの発生を防止することができるものである。
本発明のジョブ割当装置を示すブロック図である。 本発明のジョブ割当方法を示すフローチャートである。 本発明のジョブ割当装置のタスク変移状態を示す説明図である。 本発明のジョブ割当装置のアルゴリズムのシミュレーション結果を示すグラフである。 ジョブ割当装置の従来のアルゴリズムである先着順方式でのシミュレーション結果を示すグラフである。 ジョブ割当装置の従来の他のアルゴリズムである空間分割法でのシミュレーション結果を示すグラフである。 従来のジョブ割当装置を示すブロック図である。 従来のジョブ割当装置のタスク変移状態を示す説明図である。 従来のジョブ割当装置の他のタスク変移状態を示す説明図である。 従来のジョブ割当装置の別のタスク変移状態を示す説明図である。
符号の説明
3 ジョブ管理部
4 タスク管理部
5 割当手段
6 保留手段

Claims (7)

  1. ジョブを選択するジョブ管理部と、前記ジョブ管理部にて選択されたジョブのタスクを選択するタスク管理部と、タスクを計算機に割り当てる割当手段とを備えたジョブ割当装置であって、
    タスクの割り当てを保留する保留手段を備え、この保留手段は、前記タスク管理部にて選択したタスクが属するジョブにおいてタスクが最後の未割当状態である第1条件と、選択したタスクが属するジョブが投入された時点で優先度の高いジョブが計算中である第2条件とを同時に満たす場合に、その条件のいずれかが満たさなくなるまでタスクの割り当てを保留することを特徴とするジョブ割当装置。
  2. 前記割当手段は、タスクの実行が終了するまでにタスクの割当が一巡して、同じタスクが割当の対象となる場合に、タスクを複製して別の計算機に割当てる複製部を備えることを特徴とする請求項1のジョブ割当装置。
  3. 前記請求項1又は請求項2のジョブ割当装置を、グリッドコンピューティングに用いたことを特徴とするグリッドコンピューティングシステム。
  4. ジョブを選択した後、当該ジョブのタスクを選択し、その後、そのタスクを計算機に割り当てるジョブ割当方法であって、
    選択したタスクが属するジョブにおいてタスクが最後の未割当状態である第1条件と、選択したタスクが属するジョブが投入された時点で優先度の高いジョブが計算中である第2条件とを同時に満たす場合に、その条件のいずれかが満たされなくなるまで、タスクの割り当てを保留することを特徴とするジョブ割当方法。
  5. 選択したタスクの実行が終了するまでにタスクの割当が一巡して、同じタスクが割当の対象となる場合に、タスクを複製して別の計算機に割当てることを特徴とする請求項3のジョブ割当方法。
  6. タスクの割り当てを、ラウンドロビン方式にて行うことを特徴とする請求項3又は請求項4のジョブ割当方法。
  7. 前記請求項4〜請求項6のジョブ割当方法を、グリッドコンピューティングに用いることを特徴とするジョブ割当方法。
JP2007065473A 2007-03-14 2007-03-14 タスク割当装置、及びタスク割当方法 Expired - Fee Related JP4912927B2 (ja)

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