JP5418318B2 - 入力装置、入力支援方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

入力装置、入力支援方法及びコンピュータプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5418318B2
JP5418318B2 JP2010054482A JP2010054482A JP5418318B2 JP 5418318 B2 JP5418318 B2 JP 5418318B2 JP 2010054482 A JP2010054482 A JP 2010054482A JP 2010054482 A JP2010054482 A JP 2010054482A JP 5418318 B2 JP5418318 B2 JP 5418318B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
input
display order
candidates
order
input candidates
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010054482A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011187011A (ja
Inventor
一磨 高橋
一男 山川
公郎 住登
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2010054482A priority Critical patent/JP5418318B2/ja
Priority to US13/041,885 priority patent/US8527508B2/en
Publication of JP2011187011A publication Critical patent/JP2011187011A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5418318B2 publication Critical patent/JP5418318B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/30Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor of unstructured textual data
    • G06F16/33Querying
    • G06F16/3331Query processing
    • G06F16/3332Query translation
    • G06F16/3338Query expansion

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Computational Linguistics (AREA)
  • Data Mining & Analysis (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Description

本発明は、情報の入力を受付ける際に入力候補を提示する入力装置、入力支援方法及びコンピュータプログラムに関する。
近年、インターネット上の検索サイト等において、検索キーの入力を受付ける際、ユーザに対して検索キーの入力補助を行うシステムが存在する。例えば、検索キーの1文字目を入力した場合、続く文字を含む単語をユーザに複数提示することにより、マウスやカーソルキーなどを用いて、容易に検索キーを入力できるようにしている。
このような入力補助システムは、一般的に学習機能を備えており、過去に入力された検索キーの履歴から、入力される可能性の高い候補のリストを作成し、ユーザに提示することが行われる。リスト内において、入力される可能性が高い候補ほど上位に位置するようにリストが作成される。このため、ユーザは、マウスポインタをあまり移動させることなく、所望の検索キーを選択(入力)することが可能となり、キーボードから検索キーを表す文字列を入力する場合と比較して、大幅に入力負担を軽減することが可能となる。
しかしながら、上記の入力補助システムでは、入力の可能性が高い候補を提示することにより、ユーザは容易に候補を選択することができるため、提示したリストの順序に応じて選択の偏りが生じるという順序効果が発生し、誘導入力となる可能性が高い。
そこで、予め用意した複数の回答をランダムな順序で提示することによって、誘導入力を防止するシステムが提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
また、学習機能を持たず、各画面の表示順序を定義した定義テーブルを有し、この定義テーブルに従って項目を指定するシステムも提案されている(例えば、特許文献2を参照)。
特開2001−265904号公報 特開2003−271732号公報
上記特許文献1のように、入力候補をランダムな順序で提示する場合、誘導入力を防止し得るものの、入力候補の数が多い場合には、入力候補から選択する際に所望の回答をユーザが見つけ出す負担が大きくなり、入力作業における作業負担が大幅に増加するという問題点を有している。
一方、学習機能を持たずに表示順序を予め定義したとしても、入力候補のリスト内で順序効果が発生する虞は十分に存在する。
本願は、上記の課題を解決するため、入力効率を確保しつつ、誘導入力とならないような入力候補を提示する入力装置、入力支援方法及びコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
本願に開示する入力装置は、情報の入力を受付ける受付部と、該受付部にて情報の入力を受付ける際に表示すべき複数の入力候補の表示順位を記憶する表示順位記憶部と、前記受付部にて受付けた情報の入力履歴を記憶する履歴記憶部と、該履歴記憶部に記憶された入力履歴に基づいて、前記表示順位記憶に記憶されている表示順位を変更する表示順位学習部と、表示順位に係る優先度が予め設定された複数の入力候補を記憶する設定候補記憶部と、前記表示順位記憶部が記憶する表示順位及び予め設定された前記優先度に基づき、前記表示順位記憶部に表示順位が記憶されている入力候補の一部と、前記設定候補記憶部に記憶されている入力候補の一部とを混在させた入力候補のリストを生成すると共に、生成したリストの一部の順序を変更することによって前記入力候補の表示順位を変更する表示順位変更部と、前記受付部にて情報の入力を受付ける際、前記表示順位変更部が変更した表示順位に従って入力候補を表示する入力候補表示部とを備えることを特徴とする。
本願によれば、学習機能によって得られる表示順位をある程度保ちながら、表示順位が本来的には下位の項目も上位項目と併せて表示することができる。このため、マウス等のポインティングデバイスを利用した選択操作により、必要な情報を入力することが依然として可能となり、オペレータの入力負担を軽減することができる。その一方で、オペレータには、選択対象となる可能性が少ない項目(本来的に表示順位が下位の項目)を避けようとする心理が働くため、順序効果を伴うような安易な選択(誘導入力)を少なくすることができる。
本実施の形態に係る情報処理装置が表示する入力候補の一例を示す模式図である。 情報処理装置が表示する入力候補のリストを示す模式図である。 本実施の形態に係る情報処理装置の内部構成を示す模式図である。 各テーブルの一例を示す模式図である。 各テーブルの一例を示す模式図である。 入力候補をオペレータに提示する際に情報処理装置が実行する処理の手順を説明するフローチャートである。 ログ管理部の一例を示す模式図である。 集計テーブルの一例を示す模式図である。 順序効果の判定手順を説明するフローチャートである。 評価値テーブルの一例を示す模式図である。 評価値集計テーブルの一例を示す模式図である。 順序効果の判定手順を説明するフローチャートである。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。以下の実施の形態1〜3では、病院、製薬会社等に設置され、患者又は被験者の症状を管理・集計する情報処理装置に対し、本願の入力装置を適用した形態について説明する。
実施の形態1.
図1は本実施の形態に係る情報処理装置が表示する入力候補の一例を示す模式図である。本実施の形態に係る情報処理装置10(図3を参照)は、パーソナルコンピュータ、ワークステーション等のコンピュータであり、病院、製薬会社等に設置され、患者又は被験者の症状を受付けるための入力装置として機能する。情報処理装置10が用意する入力画面160には、対象者の氏名を受付けるための氏名入力欄161と、対象者の症状を受付けるための症状入力欄162とが配置される。
オペレータが情報処理装置10のキーボードを用いて各入力欄161,162に氏名及び症状を入力する場合、マウス等のポインティングデバイスを利用して、それぞれの入力欄161,162を選択し、キーボードを用いて氏名及び症状の入力を行う。また、症状入力欄162への入力候補をリスト形式で表示させるべく、症状入力欄162の右端には、入力候補のリストを表示させるためのプッシュボタン162aが配置される。このプッシュボタン162aがポインティングデバイス等により押下操作された場合、情報処理装置10は、図1に示すようなドロップダウン形式のウィンドウ163を表示し、このウィンドウ163に入力候補のリストを表示する。入力候補が多数存在し、ウィンドウ163内に表示されていない入力候補が存在する場合には、リスト内でカーソルを動かす操作、リストの右端に配置されたスライダ163aを動かす操作等を行うことにより、表示範囲を切り替える。
なお、本実施の形態では、ドロップダウン形式のウィンドウ163に入力候補のリストを表示する構成としたが、プルダウン形式のウィンドウ、ポップアップ形式のウィンドウに入力候補のリストを表示する構成としてもよい。
また、本実施の形態の症状入力欄162のように、入力すべき対象が予め定まっている場合には、必ずしも入力候補のリストを表示させるためのプッシュボタン162aを配置する必要はなく、症状入力欄162がポインティングデバイスにより選択されたことをトリガとして、入力候補のリストを表示するようにしてもよい。
また、複数の症状の入力を受付けるために、症状入力欄162を複数配置してもよく、1つの症状入力欄162を用いて症状の入力を繰り返し行わせてもよいことは勿論のことである。
図2は情報処理装置10が表示する入力候補のリストを示す模式図である。一般的には、リスト内において、入力される可能性が高い入力候補をリストの上位に配置し、入力される可能性が低い入力候補をリストの下位に配置することによって、オペレータへの入力支援が行われている。具体的には、過去の入力結果を学習し、入力頻度の高い症状がリスト内で上位の入力候補となるように、かつ入力頻度が低い症状がリスト内で下位の入力候補となるように、各入力候補の順位付けを行い、順位付けの結果を反映させたリストを表示する。
その結果、過去に入力頻度の高かった症状がリスト内の上位に表示され、過去に入力頻度の低かった症状はリストの下位に表示される。学習が進めば進む程、選択し易い位置(リスト内の上位)に入力の可能性が高い入力候補が配置されることになるため、オペレータはポインティングデバイス等を用いて入力候補を容易に選択することができるようになる。
このように、従来では、過去の入力頻度に応じた順序で入力候補を表示することにより、入力の可能性が高い入力候補がリスト内の上位に配置される。このため、オペレータはリストの上位から入力候補を選択することにより、入力が完結する可能性が高く、キーボードを用いて直接的に文字入力する場合と比較して、オペレータの入力負担を大幅に軽減することができ、作業効率を高めることができる。
しかしながら、単純に過去の入力頻度に応じた順序で入力候補を表示する構成とした場合、オペレータは、リストの上位から入力候補を選択しがちになり、表示順序の影響を受けて選択が偏る虞がある。すなわち、オペレータによる入力候補の選択に順序効果が現れるという弊害が生じ、正確な症状の記録、収集ができない虞がある。
そこで、本実施の形態に係る情報処理装置10は、ウィンドウに表示する入力候補のリストを後述する手順に従って生成する。簡潔に述べれば、学習機能によって順位付けた入力候補のリストの一部について、表示順位が下位に位置する入力候補を上位へ移動させる手順が含まれる。
例えば、学習機能によって順位付けした入力候補のリストが、図2(b)に示したように、「熱がある」、「咳が出る」、「頭痛がする」、「喉が痛い」、…、「骨が折れた」、「髪の毛が抜けた」であったとする。ここで、リストの上位に存在する「熱がある」、「咳が出る」、「頭痛がする」、「喉が痛い」等の症状は、風邪の症状として一般的であり、入力される可能性が高いものである。一方、リストの下位に存在する「骨が折れた」、「髪の毛が抜けた」等の症状は、風邪の症状としては一般的でなく、入力される可能性が低いものである。
本実施の形態では、学習機能によって順位付けした入力候補のリストをそのままの状態(図2(b)の状態)で表示するのではなく、リストの下位に存在する一部の入力候補(図2(b)の例では「骨が折れる」という入力候補)を上位に移動させ、オペレータに提示する入力候補のリストを生成する。
なお、本実施の形態では、リストの下位に存在する一部の入力候補を上位に移動させる際、移動先に存在する入力候補(図2(b)の例では「頭痛がする」という入力候補)をリストの下位に移動させる。すなわち、リストの上位に存在する入力候補と下位に存在する入力候補とを置換する処理を行う。このような処理によって得られる入力候補のリストは図2(a)に示したようになる。
図3は本実施の形態に係る情報処理装置10の内部構成を示す模式図である。本実施の形態に係る情報処理装置10は、制御部11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、通信部14、記憶部15、表示部16、操作部17を備え、それらがバスを介して互いに接続されている。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)またはMPU(Micro Processing Unit)等を備える。MPUを備える場合には、ROM12及びRAM13が制御部11に組み込まれる場合もある。
制御部11は、適宜のタイミングにて、ROM12又は記憶部15に格納されているコンピュータプログラムをRAM13上に読み出して実行するとともに、上述したハードウェア各部の動作を制御する。
ROM12には、本願の入力支援方法を実現するために必要なコンピュータプログラム、上述したハードウェア各部を動作させるために必要なコンピュータプログラムが予め格納されている。また、ROM12には、入力画面160など画面上に表示するGUIのパーツ等のデータが予め格納されている。
本実施の形態では、本願の入力支援方法を実現するために必要なコンピュータプログラム、ハードウェア各部を動作させるために必要なコンピュータプログラムをROM12に格納する構成としたが、これらのコンピュータプログラムを記憶部15に格納する構成としてもよい。
RAM13は、例えば、DRAM(Dynamic RAM)、SRAM(Static RAM)、フラッシュメモリなどであり、制御部11によるコンピュータプログラムの実行時に発生する、種々のデータ(例えば、演算結果、各種パラメータ)が一時的に記憶される。
通信部14は、有線又は無線により外部の通信ネットワークと通信するための通信インタフェースを備える。通信ネットワークには、本実施の形態に係る情報処理装置10の他、情報処理装置10を管理するシステム管理者が使用する通信装置(不図示)が接続される。
操作部17は、キーボード、マウス等であり、情報の入力を受付けるための入力インタフェースを備えている。表示部16は、例えば液晶ディスプレイであり、制御部11からの指示に従って、操作部17を介して入力された情報、オペレータに対して通知すべき情報などを表示する。
記憶部15は、ハードディスク又はフラッシュメモリのような不揮発性の記憶装置である。記憶部15の一部の記憶領域は、症例マスタ150、設定値候補テーブル151、過去値候補テーブル152、優先順位テーブル153、最終順位テーブル154として利用される。
図4及び図5は各テーブルの一例を示す模式図である。図4(a)は、症例マスタ150の一例を示している。症例マスタ150は、項目IDと症状とを互いに関連付けて記憶する。項目IDは、設定値候補テーブル151及び過去値候補テーブル152の各項目を識別するための識別子である。例えば、項目IDがAA01,AA02,…の項目は、設定値候補テーブル151で使用される項目を示す。BB01,BB02,…の項目は、過去値候補テーブル152で使用される項目を示す。
図4(a)に示した例では、項目IDがAA01,AA02の項目には、それぞれ「足がしびれる」、「手がむくむ」という症状が割り当てられており、項目IDがBB01,BB02の項目には、それぞれ「熱がある」、「咳が出る」という症状が割り当てられていることを示している。
図4(b)は、設定値候補テーブル151の一例を示している。設定値候補テーブル151は、項目名、優先度、項目IDを互いに関連付けて記憶する。項目名は、各項目のカテゴリを表す名称であり、本実施の形態では何れの項目名も症状が記録されている。優先度は、入力候補として表示する際の本来の表示順位を示している。項目IDの欄には、症例マスタ150に登録されている項目IDが記録される。
これらの各項目は、システム管理者等により手動で入力され、運用時には原則として内容に変化が生じない静的なテーブルである。
図4(c)は、過去値候補テーブル152の一例を示している。過去値候補テーブル152は、項目名、優先度、項目ID、症状の入力回数、最後に入力された日時を互いに関連付けて記憶する。本実施の形態では、項目名は症状である。優先度は、入力候補として表示する際の本来の表示順位を示している。項目IDの欄には、症例マスタ150に登録されている項目IDが記録される。症状の入力回数の欄は、症状が入力される都度、該当する症状の入力回数がインクリメントされる。最後に入力された日時の欄は、症状が入力される都度、該当する症状の入力日時が更新される。
情報処理装置10は、過去の入力結果を学習し、過去値候補テーブル152の優先度を更新する機能を有している。過去値候補テーブル152の優先度の更新は、例えば、入力回数が高い順に優先度を割り当てることによって行う。また、最後に入力された日時が新しいものほど優先度を高く割り当てるように更新してもよく、入力回数及び最後に入力された日時を組み合わせて優先度を更新してもよい。
情報処理装置10は、更新後の優先度に従い、優先度が高い順となるように症例項目の並び替えを行う。過去値候補テーブル152は、症状入力欄を通じて症状が入力(選択)される都度、更新される動的なテーブルである。
なお、過去値候補テーブル152の項目の中に、設定値候補テーブル151と同一の症状の項目が存在してもよい。
図5(a)は、優先順位テーブル153の一例を示している。優先順位テーブル153は、設定値候補テーブル151に記録されている項目と、過去値候補テーブル152に記録されている項目とを混在させることによって作成される一時的なテーブルである。優先順位テーブル153は、過去値候補テーブル152の更新後などの適宜のタイミングにて情報処理装置10によって作成される。
例えば、まず、過去値候補テーブル152に記録されている全項目のうち、優先度が上位40%の項目を抽出し、抽出した項目を優先順位テーブル153に記録する。次いで、設定値候補テーブル151に記録されている全項目のうち、優先度が上位40%の項目を抽出し、抽出した項目を、既に記録されている項目(過去値候補テーブル152の上位40%の項目)の下位側に記録する。更に、過去値候補テーブル152に記録されている全項目のうち、優先度が下位20%の項目を抽出し、抽出した項目を、既に記録されている項目(過去値候補テーブル152及び設定値候補テーブル151の上位40%の項目)の下位側に記録する。
このような手順により、設定値候補テーブル151に記録されている項目と、過去値候補テーブル152に記録されている項目とを混在させ、優先順位テーブル153を作成する。優先順位テーブル153に重複する項目(すなわち、症例項目として同一の症状が記録されている項目)が存在する場合、重複を解消するために何れか一方の項目を優先順位テーブル153から削除してもよい。
なお、図5(a)に示した優先順位テーブル153において、優先度は元のテーブルでの優先度を示しているが、優先順位テーブル153の作成が完了した時点で優先度を降順に付け直してもよい。
本実施の形態では、設定値候補テーブル151の上位40%、過去値候補テーブルの上位40%及び下位20%を抽出する構成としたが、それぞれのテーブルから項目を抽出する割合は適宜設定し得るものである。ただし、下位項目を抽出する割合は、上位項目を抽出する割合より低く設定することが望ましい。
図5(b)は、最終順位テーブル154の一例を示している。本実施の形態では、優先順位テーブル153に記録されている上位項目の一部と下位項目の一部とを置換することによって、入力候補の最終順位を示す最終順位テーブル154を作成する。最終順位テーブル154は、優先順位テーブル153が作成された直後などの適宜のタイミングにて情報処理装置10により作成される。
最終順位テーブル154を作成する際、優先順位テーブル153の上位に位置する項目(例えば、3番目)と、下位に位置する項目(例えば、9番目)との置換を行う。また、図5に示した例では、優先順位テーブル153の最上位に位置する項目と、中位に位置する項目(例えば、6番目)との置換も併せて行っている。
このように、本実施の形態では上位項目と下位項目との置換処理を行うことにより、図5(b)に示すような最終順位テーブル154が作成される。図5(b)に示す最終順位テーブル154の上位4項目には、置換処理前も上位項目であった項目が2項目(50%)、置換処理前に中位項目又は下位項目であった項目がそれぞれ1項目(25%)ずつ含まれる。
なお、置換対象の項目は、上記の例に限定されない。上位項目(例えば、優先順位テーブル153の上位40%の項目)のうちの1つの項目と、下位項目(例えば、優先順位テーブル153の下位20%の項目)のうちの1つの項目とをランダムに選択し、両者を置換する処理を行ってもよい。
また、置換対象の個数についても、上記の例に限定されない。ただし、上位項目が置換される割合が高くなる程、オペレータに提示する入力候補の中に選択されない項目が増えるため、入力効率が低下する可能性がある。したがって、置換する割合には一定の上限(例えば、上位項目の50%)を設けることが望ましい。
以下、入力候補をオペレータに提示する手順について説明する。図6は入力候補をオペレータに提示する際に情報処理装置10が実行する処理の手順を説明するフローチャートである。設定値候補テーブル151及び過去値候補テーブル152は既に作成されており、学習機能によって過去値候補テーブル152は適宜更新されているものとする。
情報処理装置10の制御部11は、入力候補の提示要求があるか否かを判断する(ステップS11)。本実施の形態では、症状入力欄162の右端に配置されたプッシュボタン162a(図1を参照)がマウス等のポインティングデバイスにより押下操作された場合、入力候補の提示要求があると判断する。
入力候補の提示要求がないと判断した場合(S11:NO)、制御部11は、処理をステップS11へ戻して、入力候補の提示要求があるまで待機する。
入力候補の提示要求があると判断した場合(S11:YES)、制御部11は、入力画面160に表示するGUIのパーツとしてドロップダウン形式のウィンドウ163をROM12から呼び出し、最終順位テーブル154によって規定される表示順位に従い、入力候補のリストをウィンドウ163内に表示する(ステップS12)。
なお、この時点で最終順位テーブル154が作成されていない場合には、後述するステップS14以降の処理を実行して最終順位テーブル154を作成し、作成した最終順位テーブル154に従って入力候補を表示する構成としてもよい。また、例外的に設定値候補テーブル151又は過去値候補テーブル152により規定される表示順位で入力候補のリストを表示する構成としてもよい。
制御部11は、入力候補より選択された情報(症状)を記憶部15内に記憶させる(ステップS13)。ステップS13で入力候補が選択されることにより、過去値候補テーブル152の優先度に変化が生じる場合、情報処理装置10は、過去値候補テーブル152の更新を行う。
次いで、情報処理装置10は、設定値候補テーブル151及び過去値候補テーブル152を用いて優先順位テーブル153を作成する。このとき、情報処理装置10の制御部11は、まず、優先順位テーブル153をクリアする(ステップS14)。
制御部11は、過去値候補テーブル152から上位項目を抽出し(ステップS15)、抽出した上位項目を優先順位テーブル153に記録する(ステップS16)。ここで、上位項目は、過去値候補テーブル152の最上位の項目から所定範囲(第1範囲)に存在する項目をいう。本実施の形態では、全項目のうち、上位40%の項目を上位項目として抽出するようにしている。
次いで、制御部11は、設定値候補テーブル151から上位項目を抽出し(ステップS17)、抽出した上位項目を、既に記録されている項目(過去値候補テーブル152の上位項目)の下位項目として優先順位テーブル153に記録する(ステップS18)。
次いで、制御部11は、過去値候補テーブル152から下位項目を抽出し(ステップS19)、抽出した下位項目を、既に記録されている項目(過去値候補テーブル152及び設定値候補テーブル151の上位項目)の下位項目として優先順位テーブル153に記録する(ステップS20)。ここで、下位項目は、過去値候補テーブル152の最下位の項目から所定範囲(第2範囲)に存在する項目をいう。本実施の形態では、全項目のうち、下位20%の項目を下位項目として抽出するようにしている。
ステップS15〜ステップS20の処理により優先順位テーブル153が作成される。情報処理装置10は、作成された優先順位テーブル153を用いて最終順位テーブル154を作成する。
まず、情報処理装置10の制御部11は、作成された優先順位テーブル153から置換対象の項目を2つ選択する(ステップS21)。選択する項目の一方は、優先順位テーブル153の中で上位に位置する項目であり、他方は、優先順位テーブル153の中で下位に位置する項目である。なお、選択する他方の項目は、優先順位テーブル153の中で上位に位置する項目でなければよいので、中位に位置する項目であってもよい。
制御部11は、ステップS21で選択された2つの項目を置換する処理を行う(ステップS22)。
次いで、制御部11は、置換処理を終了するか否かを判断する(ステップS23)。例えば、置換処理の実行回数を予め定めておき、この実行回数に達したか否かを判断することによって、置換処理を終了するか否かを判断する。また、優先順位テーブル153の上位項目の中で置換する割合を予め定めておき、置換した割合が予め定められた割合に達したか否かを判断することにより、置換処理を終了するか否かを判断することも可能である。
置換処理を終了しない場合には(S23:NO)、制御部11は、ステップS21に戻して、上位項目と下位項目とを置換する処理を繰り返す。
置換処理を終了する場合(S23:YES)、制御部11は、置換処理後の優先順位テーブル153を最終順位テーブル154として記憶部15に記憶する(ステップS24)。
このように、本実施の形態では、学習機能によって得られる表示順位をある程度保ちながら、表示順位が本来的には下位の項目も上位項目と併せて表示する。このため、マウス等のポインティングデバイスを利用した選択操作により、必要な情報を入力することが依然として可能となり、オペレータの入力負担を軽減することができる。その一方で、オペレータには、選択対象となる可能性が少ない項目(本来的に表示順位が下位の項目)を避けようとする心理が働くため、オペレータは、提示された入力候補のリストを確認しながら慎重に項目を選択すると考えられる。このため、本実施の形態では、順序効果を伴うような安易な選択(誘導入力)を少なくすることができるという効果が得られる。
なお、本実施の形態では、設定値候補テーブル151及び過去値候補テーブル152の双方から抽出した項目を混合させて優先順位テーブル153を作成する構成としたが、過去値候補テーブル152のみから優先順位テーブル153を作成する構成としてもよい。この場合、例えば、過去値候補テーブル152の上位40%、下位20%の項目をそれぞれ抽出し、抽出した上位項目、下位項目をこの順序で優先順位テーブル153に記録する処理を行う。この優先順位テーブル153から最終順位テーブル154を作成する場合にも、上記と同様の手法を用いることができる。
また、本実施の形態では、優先順位テーブル153の上位項目と下位項目とを置換することにより、オペレータに提示する最終的な表示順位を定めた最終順位テーブル154を作成する構成としたが、置換処理は行わずに、優先順位テーブル153の下位項目の中から選択した1又は複数の項目を優先順位テーブル153の上位項目に挿入することによって、最終順位テーブル154を作成する構成としてもよい。
また、情報処理装置10が複数のオペレータにより利用されることが想定されている場合、オペレータ毎に過去値候補テーブル152を用意し、オペレータ毎に最終順位テーブル154を作成する構成としてもよい。
また、オペレータが入力画面160を利用して入力候補を選択する都度、表示すべき入力候補を変更するものであってもよい。この場合、例えば、n番目の項目IDの表示順位をn+1番目の項目IDの表示順位に変更し、n+1番目の項目IDの表示順位を、n+2番目の項目IDの表示順位に変更するといったように、最終順位テーブル154の中で表示順位を項目単位でずらすことを行ってもよい。
実施の形態2.
実施の形態1は、本来的に表示順位が上位の項目と下位の項目とを混在させた状態で入力候補のリストをオペレータに提示する構成としており、このような構成を採用することにより、順序効果の発生を抑えようとするものである。
しかしながら、実施の形態1においても、提示した入力候補の中で更に順序効果が発生する可能性を完全に否定し得るものではない。そこで、本実施の形態では、オペレータによる入力履歴を管理しておき、順序効果が生じていると判断する場合には、システム管理者に通知することを行う。
実施の形態2に係る情報処理装置10の内部構成は、実施の形態1に係る実施の形態1に係る情報処理装置10と同様であるが、記憶部15には、症例マスタ150、テーブル151〜154の他、オペレータによる入力履歴を管理するためのログ管理部155、及びオペレータ毎に入力履歴を集計した集計テーブル156が用意される。
また、実施の形態2では、症状の入力を行う際にはオペレータを識別するための利用者IDが入力されているものとする。例えば、症状を入力するための入力画面160に利用者IDの入力欄を設け、操作部17を通じて利用者IDの入力を受付ける。
図7はログ管理部155の一例を示す模式図である。ログ管理部155は、利用者ID、項目名、症状、項目ID、表示順位を互いに関連付けて記憶する。利用者IDは、入力画面160から症状の入力を行ったオペレータを識別するための識別子である。項目名は各項目のカテゴリを表す名称である。症状及び項目IDには、入力画面160を通じて選択された症状及び該当する項目IDが記録される。表示順位は、入力候補としてウィンドウ163に表示した際の順位を示す。
このログ管理部155は、入力画面160を通じてオペレータが症状を入力(選択)する都度、更新されるテーブルである。
図8は集計テーブル156の一例を示す模式図である。集計テーブル156は、オペレータ毎に、表示順位が上位の項目を選択した回数を集計したテーブルである。図8に示した例では、オペレータ毎に、表示順位が第1位〜第3位の項目を選択した回数が集計されている。
なお、実施の形態1で説明したように、オペレータに提示する入力候補は、適宜更新されるため、同一の表示順位を表す項目は、必ずしも同一の症状を表すとは限らない。
実施の形態2では、この集計テーブル156を参照し、上位項目の選択頻度が高い場合に、順序効果が生じていると判定する。
図9は順序効果の判定手順を説明するフローチャートである。情報処理装置10の制御部11は、ログ管理部155に記録されている情報を読み出し、オペレータ毎に上位項目の選択回数を集計し、集計結果を集計テーブル156に記録する(ステップS31)。集計する上位項目は適宜設定し得るものであるが、本実施の形態では、第1位から第3位の項目について集計を行うものとする。
次いで、制御部11は、集計テーブル156に記録された集計結果に基づき、上位項目の選択頻度が高いか否かをオペレータ毎に判定する(ステップS32)。例えば、選択回数について閾値を設定しておき、表示順位が第1位から第3位の項目の選択回数の合計が閾値より大きい場合、上位項目の選択頻度が高いと判定することができる。また、第1位及び第2位の項目の選択回数が、第3位の項目の選択回数と比較して多い場合(例えば、2倍以上多い場合)、上位項目の選択頻度が高いと判定するようにしてもよい。
上位項目の選択頻度が高いオペレータが存在する場合には(S32:YES)、そのオペレータ名をシステム管理者に通知する(ステップS33)。システム管理者への通知は、メールによる通知、情報処理装置10の表示部16への表示、アラート音の出力等によって行う。
上位項目の選択頻度が高いオペレータが存在しなければ(S32:NO)、本フローチャートによる処理を終了する。
このように、実施の形態2では、提示した入力候補の中で更に順序効果が発生していると判定する場合には、システム管理者への通知を行うため、システム管理者は、正確な情報を入力していない虞があるオペレータに対し注意喚起を促し、順序効果の発生を抑えることができる。
実施の形態3.
実施の形態2では、提示した入力候補の中で上位項目の選択頻度が高い場合に、順序効果が発生していると判定したが、本来的には表示順位が低い下位項目の選択回数が多い場合についても、順序効果が発生していると判定することができる。
実施の形態3に係る情報処理装置10の内部構成は、実施の形態1に係る実施の形態1に係る情報処理装置10と同様であるが、記憶部15には、症例マスタ150、テーブル151〜154の他、各選択項目の評価値を定めた評価値テーブル157、評価値集計テーブル158を備えているものとする。
図10は評価値テーブル157の一例を示す模式図である。評価値テーブル157は、症状、項目ID、優先度、評価値を互いに関連付けて記憶する。症状及び項目IDには、症例マスタ150に登録されている症状及び項目IDが記録される。優先度の欄には、設定値候補テーブル151及び過去値候補テーブル152により規定されている各項目の優先度が記録される。評価値の欄には、各項目の優先度に応じて付与される値が記録される。
本実施の形態では、優先度が高いほど評価値として低い値を付与し、優先度が低いほど評価値として高い値を付与する。そのため、図10に示すように、過去値候補テーブル152の上位項目である「熱がある」、「咳が出る」、「頭痛がする」といった本来的に表示順位が高い症状の項目については評価値が低く、設定値候補テーブル151の項目である「足がしびれる」、「手がむくむ」といった本来的には表示順位が低い症状の項目については評価値が高く設定されている。
図11は評価値集計テーブル158の一例を示す模式図である。評価値集計テーブル158は、オペレータ毎、項目名毎に、入力(選択)した項目の評価値を集計したテーブルである。評価値集計テーブル158は、利用者ID、項目名、評価値の累計値、項目の選択回数、評価値の平均値、閾値を互いに関連付けて記憶する。
ここで、閾値は、優先度が低い(本来的に表示順位が低い)項目が選択された回数の多少を判定するための判定基準である。評価値及び閾値は、例えば、運用開始時にシステム管理者によって与えられる。
本実施の形態では、評価値集計テーブル158に記録された平均値が閾値より大きい場合、順序効果が生じていると判定する。すなわち、本実施の形態では、全体の選択回数のうち、本来的に表示順位が低い項目に対する選択の占める割合が大きいと判断できる場合に、順序効果が生じていると判定する。
図12は順序効果の判定手順を説明するフローチャートである。情報処理装置10の制御部11は、定期的なタイミング、システム管理者が指示するタイミング等の適宜のタイミングにおいて、過去値候補テーブル152及び評価値テーブル157から各項目の入力回数、各項目の評価値を読み出し、オペレータ毎、項目名毎に、評価値の累計値、選択回数、平均値を集計する(ステップS41)。
次いで、情報処理装置10の制御部11は、平均値と閾値との大小を比較し、平均値が閾値より大きいか否かを、オペレータ毎、項目名毎に判断する(ステップS42)。
平均値が閾値より大きくなっているオペレータが存在する場合には(S42:YES)、そのオペレータ名をシステム管理者に通知する(ステップS43)。システム管理者への通知は、メールによる通知、情報処理装置10の表示部16への表示、アラート音の出力等によって行う。
平均値が閾値より大きくなっているオペレータが存在しなければ(S42:NO)、本フローチャートによる処理を終了する。
このように、実施の形態3では、提示した入力候補の中で更に順序効果が発生していると判定する場合には、システム管理者への通知を行うため、システム管理者は、正確な情報を入力していない虞があるオペレータに対し注意喚起を促し、順序効果の発生を抑えることができる。
以上の実施の形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
情報の入力を受付ける受付部と、
該受付部にて情報の入力を受付ける際に表示すべき複数の入力候補の表示順位を記憶する表示順位記憶部と、
前記受付部にて受付けた情報の入力履歴を記憶する履歴記憶部と、
該履歴記憶部に記憶された入力履歴に基づいて、前記表示順位記憶に記憶されている表示順位を変更する表示順位学習部と、
該表示順位学習部が変更した表示順位の一部を予め定めた手順に従って変更する表示順位変更部と、
前記受付部にて情報の入力を受付ける際、前記表示順位変更部が変更した表示順位に従って入力候補を表示する入力候補表示部と
を備えることを特徴とする入力装置。
(付記2)
予め表示順位を規定した入力候補を記憶する記憶部を更に備え、
前記表示順位変更部は、前記表示順位記憶部が表示順位が記憶されている入力候補の一部と、前記記憶部に表示順位が規定されている入力候補の一部とを混在させて順位付けを行うことにより、表示順位を変更するようにしてあることを特徴とする付記1に記載の入力装置。
(付記3)
前記表示順位変更部は、表示順位が低位の一部の入力候補を高位に移動することにより、表示順位を変更するようにしてあることを特徴とする付記1又は付記2に記載の入力装置。
(付記4)
前記表示順位変更部は、表示順位が高位の入力候補と低位の入力候補とを一部置換することにより、表示順位を変更するようにしてあることを特徴とする付記1又は付記2に記載の入力装置。
(付記5)
前記表示順位変更部は、前記表示順位記憶部に表示順位が記憶されている入力候補のうち、最高位から第1範囲内の入力候補を表示順位が高位の入力候補とし、最低位から第2範囲内の入力候補を表示順位が低位の入力候補として表示順位の変更を行うようにしてあり、
前記第1範囲を前記第2範囲よりも大きく設定してあることを特徴とする付記3又は付記4に記載の入力装置。
(付記6)
前記受付部にて情報の入力を受付ける都度、前記表示順位変更部は、前記入力候補表示部に表示すべき入力候補の表示順位を一部変更するようにしてあることを特徴とする付記1から付記5の何れか1つに記載の入力装置。
(付記7)
前記履歴記憶部に記憶した入力履歴に基づき、前記受付部にて情報を受付ける際に順序効果が生じているか否かを判定する判定部と、
順序効果が生じていると判定した場合、その旨を外部へ通知する通知部と
を更に備えることを特徴とする付記1から付記6の何れか1つに記載の入力装置。
(付記8)
前記判定部は、表示順位が高位の入力候補に対応する情報の受付頻度が高い場合、順序効果が生じていると判定するようにしてあることを特徴とする付記7に記載の入力装置。
(付記9)
前記判定部は、前記受付部にて受付けた情報の中に、表示順位が低位の入力候補に対応する情報が所定の割合以上含まれる場合、順序効果が生じていると判定するようにしてあることを特徴とする付記7に記載の入力装置。
(付記10)
記憶してある情報の入力履歴に基づき、情報の入力を受付ける際に表示すべき入力候補の順位付けを行い、
順位付けした表示順位の一部を予め定めた手順に従って変更し、
情報の入力を受付ける際に、変更した表示順位に従って入力候補を表示し、
情報の入力を受付けることを特徴とする入力支援方法。
(付記11)
コンピュータに、情報の入力履歴に基づき、情報の入力を受付ける際に表示すべき入力候補の順位付けを行わせるステップと、
コンピュータに、順位付けさせた表示順位の一部を予め定めた手順に従って変更させるステップと、
コンピュータに、情報の入力を受付ける際に、変更させた表示順位に従って入力候補を表示させるステップと
を実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
10 情報処理装置
11 制御部(表示順位学習部、表示順位変更部)
12 ROM
13 RAM
14 通信部
15 記憶部(表示順位記憶部、履歴記憶部)
16 表示部(入力候補表示部)
17 操作部(受付部)
150 症例マスタ
151 設定値候補テーブル
152 過去値候補テーブル
153 優先順位テーブル
155 最終順位テーブル

Claims (7)

  1. 情報の入力を受付ける受付部と、
    該受付部にて情報の入力を受付ける際に表示すべき複数の入力候補の表示順位を記憶する表示順位記憶部と、
    前記受付部にて受付けた情報の入力履歴を記憶する履歴記憶部と、
    該履歴記憶部に記憶された入力履歴に基づいて、前記表示順位記憶に記憶されている表示順位を変更する表示順位学習部と、
    表示順位に係る優先度が予め設定された複数の入力候補を記憶する設定候補記憶部と、
    前記表示順位記憶部が記憶する表示順位及び予め設定された前記優先度に基づき、前記表示順位記憶部に表示順位が記憶されている入力候補の一部と、前記設定候補記憶部に記憶されている入力候補の一部とを混在させた入力候補のリストを生成すると共に、生成したリストの一部の順序を変更することによって前記入力候補の表示順位を変更する表示順位変更部と、
    前記受付部にて情報の入力を受付ける際、前記表示順位変更部が変更した表示順位に従って入力候補を表示する入力候補表示部と
    を備えることを特徴とする入力装置。
  2. 前記表示順位変更部は、表示順位が低位の一部の入力候補を高位に移動することにより、表示順位を変更するようにしてあることを特徴とする請求項1に記載の入力装置。
  3. 前記表示順位変更部は、表示順位が高位の入力候補と低位の入力候補とをランダムに選択して置換することにより、表示順位を変更するようにしてあることを特徴とする請求項1に記載の入力装置。
  4. 前記表示順位変更部は、前記表示順位記憶部に表示順位が記憶されている入力候補のうち、最高位から第1範囲内の入力候補を表示順位が高位の入力候補とし、最低位から第2範囲内の入力候補を表示順位が低位の入力候補として表示順位の変更を行うようにしてあり、
    前記第1範囲を前記第2範囲よりも大きく設定してあることを特徴とする請求項3に記載の入力装置。
  5. 前記履歴記憶部に記憶した入力履歴に基づき、前記受付部にて情報を受付ける際に順序効果が生じているか否かを判定する判定部と、
    順序効果が生じていると判定した場合、その旨を外部へ通知する通知部と
    を更に備えることを特徴とする請求項1から請求項4の何れか1つに記載の入力装置。
  6. 記憶してある情報の入力履歴に基づき、情報の入力を受付ける際に表示すべき入力候補の順位付けを行い、
    順位付けした入力候補の一部と、表示順位に係る優先度が予め設定された複数の入力候補の一部とを混在させた入力候補のリストを、順位付けした入力候補の表示順位と予め設定された前記優先度とに基づいて生成し、
    生成したリストの一部の順序を変更することにより、該リストに含まれる入力候補の表示順序を変更し、
    情報の入力を受付ける際に、変更した表示順位に従って入力候補を表示し、
    情報の入力を受付けることを特徴とする入力支援方法。
  7. コンピュータに、
    情報の入力履歴に基づき、情報の入力を受付ける際に表示すべき入力候補の順位付けを行う手順と、
    順位付けした入力候補の一部と、表示順位に係る優先度が予め設定された複数の入力候補の一部とを混在させた入力候補のリストを、順位付けした入力候補の表示順位と予め設定された前記優先度とに基づいて生成する手順と、
    生成したリストの一部の順序を変更することにより、該リストに含まれる入力候補の表示順序を変更する手順と、
    情報の入力を受付ける際に、変更た表示順位に従って入力候補を表示させる手順
    を実行させるためのコンピュータプログラム。
JP2010054482A 2010-03-11 2010-03-11 入力装置、入力支援方法及びコンピュータプログラム Expired - Fee Related JP5418318B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010054482A JP5418318B2 (ja) 2010-03-11 2010-03-11 入力装置、入力支援方法及びコンピュータプログラム
US13/041,885 US8527508B2 (en) 2010-03-11 2011-03-07 Input assistance device, method thereof, and non-transitory storage medium storing input assistance program

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010054482A JP5418318B2 (ja) 2010-03-11 2010-03-11 入力装置、入力支援方法及びコンピュータプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011187011A JP2011187011A (ja) 2011-09-22
JP5418318B2 true JP5418318B2 (ja) 2014-02-19

Family

ID=44560902

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010054482A Expired - Fee Related JP5418318B2 (ja) 2010-03-11 2010-03-11 入力装置、入力支援方法及びコンピュータプログラム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8527508B2 (ja)
JP (1) JP5418318B2 (ja)

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9833098B2 (en) 2009-07-14 2017-12-05 Loominocity, Inc. Architecture for routing multi-channel commands via a tree column
US10973355B2 (en) 2009-07-14 2021-04-13 Belgravia Wood Limited Power pole for artificial tree apparatus with axial electrical connectors
US10993572B2 (en) 2009-07-14 2021-05-04 Belgravia Wood Limited Power pole for artificial tree apparatus with axial electrical connectors
US8916242B2 (en) 2009-12-31 2014-12-23 Polygroup Macau Limited (Bvi) Connector system
JP5974432B2 (ja) * 2011-07-28 2016-08-23 ソニー株式会社 情報処理装置、入力端末選択方法、プログラムおよびシステム
US8863416B2 (en) 2011-10-28 2014-10-21 Polygroup Macau Limited (Bvi) Powered tree construction
JP5507527B2 (ja) * 2011-11-11 2014-05-28 シャープ株式会社 電力管理装置、電力管理装置の制御方法および制御プログラム
EP2779361B1 (en) * 2011-11-11 2017-10-11 Sharp Kabushiki Kaisha Power management device, control method and control program for power management device
WO2014080490A1 (ja) 2012-11-22 2014-05-30 三菱電機株式会社 プログラム作成支援装置、方法および記録媒体
JP5950369B2 (ja) * 2013-01-22 2016-07-13 Necソリューションイノベータ株式会社 入力支援システム、入力支援方法および入力支援プログラム
JP6028658B2 (ja) * 2013-03-28 2016-11-16 富士通株式会社 端末装置、変換文字候補同期方法及び変換文字候補同期プログラム
WO2014203689A1 (ja) * 2013-06-21 2014-12-24 Necソリューションイノベータ株式会社 端末装置、サーバ装置、入力画面表示方法、入力画面生成方法及びプログラム
US9839315B2 (en) 2015-03-27 2017-12-12 Polygroup Macau Limited (Bvi) Multi-wire quick assemble tree
US9907136B2 (en) 2016-03-04 2018-02-27 Polygroup Macau Limited (Bv) Variable multi-color LED light string and controller for an artificial tree
JP7143651B2 (ja) * 2018-07-02 2022-09-29 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 情報処理装置、情報処理システム及びプログラム
JP2022143770A (ja) * 2021-03-18 2022-10-03 三菱電機Itソリューションズ株式会社 システム開発方法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3335602B2 (ja) * 1999-11-26 2002-10-21 株式会社クリエイティブ・ブレインズ 思考系の解析方法および解析装置
JP2001265904A (ja) 2000-03-17 2001-09-28 Dentsu Inc 広告表現調査システム及び広告表現調査方法
JP4383715B2 (ja) 2002-03-12 2009-12-16 株式会社東芝 病院情報システム
US7487145B1 (en) * 2004-06-22 2009-02-03 Google Inc. Method and system for autocompletion using ranked results
US7836044B2 (en) * 2004-06-22 2010-11-16 Google Inc. Anticipated query generation and processing in a search engine
JP2006309429A (ja) * 2005-04-27 2006-11-09 Funai Electric Co Ltd メニュー項目表示方法
US20080109401A1 (en) * 2006-09-12 2008-05-08 Microsoft Corporation Presenting predetermined search results with query suggestions

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011187011A (ja) 2011-09-22
US8527508B2 (en) 2013-09-03
US20110225149A1 (en) 2011-09-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5418318B2 (ja) 入力装置、入力支援方法及びコンピュータプログラム
JP2020064658A5 (ja)
US7827486B2 (en) Evaluation of visual content usage
Lee et al. Method of app selection for healthcare providers based on consumer needs
Diaz-Ruiz et al. Alternative bibliometrics from the web of knowledge surpasses the impact factor in a 2-year ahead annual citation calculation: linear mixed-design models' analysis of neuroscience journals
KR102228661B1 (ko) 의료 정보 조회 및 입력 시스템, 의료 정보 조회 및 입력 방법, 및 이를 수행하는 프로그램
JP5661449B2 (ja) ファイル名作成装置
JP2014087536A (ja) 医療情報検索プログラム及び医療情報検索システム
JP6622938B1 (ja) 相関性抽出方法および相関性抽出プログラム
JP5783587B1 (ja) 情報処理装置と情報処理プログラム並びに情報処理方法
US20160180272A1 (en) Collision calendar tool
JP6336252B2 (ja) レポート作成支援装置、その制御方法、及びプログラム
JP2020113161A (ja) 業務計画作成支援方法、及び業務計画作成支援装置
WO2015145525A1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
Patel et al. So you're planning a baby? a review of preconception care apps
JP2014041466A (ja) Webサーバシステム、応答制御方法、および、プログラム
JP6122742B2 (ja) 仕様変更支援装置、情報処理方法、およびプログラム
JP5033775B2 (ja) 設計ルール生成装置,設計ルール生成プログラム
JP6676792B2 (ja) レビュア管理システムおよび方法
JP2015094988A (ja) データ構造、データ生成装置、その方法及びプログラム
JP6403472B2 (ja) データ生成装置、データ生成方法、プログラム、及び、記録媒体
JP6978997B2 (ja) 類似データの検索方法、情報検索装置及びプログラム
JP6524668B2 (ja) 文書検索装置、文書検索方法、プログラム、
JP6301792B2 (ja) リスク評価票作成システム及びリスク評価票作成方法
JP4973281B2 (ja) 情報検索装置及びその表示方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130108

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130628

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130702

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130829

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131022

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131104

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees