JP5418147B2 - 素子制御回路、スイッチング素子及び素子制御方法 - Google Patents

素子制御回路、スイッチング素子及び素子制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5418147B2
JP5418147B2 JP2009245654A JP2009245654A JP5418147B2 JP 5418147 B2 JP5418147 B2 JP 5418147B2 JP 2009245654 A JP2009245654 A JP 2009245654A JP 2009245654 A JP2009245654 A JP 2009245654A JP 5418147 B2 JP5418147 B2 JP 5418147B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage pulse
pulse
variable resistance
voltage
state
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009245654A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011090755A (ja
Inventor
幸秀 辻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2009245654A priority Critical patent/JP5418147B2/ja
Publication of JP2011090755A publication Critical patent/JP2011090755A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5418147B2 publication Critical patent/JP5418147B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)

Description

本発明は、素子制御回路、スイッチング素子及び素子制御方法に関し、特に、バイポーラ型の抵抗変化素子に対する素子制御回路、当該抵抗変化素子と当該素子制御回路を有するスイッチング素子、及び、バイポーラ型の抵抗変化素子に対する素子制御方法に関する。
現在、電子機器には多くの集積回路が用いられている。電子機器で用いられている集積回路の大半は、いわゆる特定用途向け集積回路(ASIC:Application Specific Integration Circuit)であり、当該電子機器のために設計された専用回路である。特定用途向け集積回路では、セル(AND回路、OR回路等の論理回路)の配置及びセル相互の結線は集積回路製造工程で行われるため、製造後に回路構成を変更することができない。
近年、電子機器の開発競争が激化しており、電子機器の小型化も進んでいる。このような状況下において、製造後に電子信号によって回路構成を変更し、1つのチップで多くの機能を提供することができるプログラマブルロジック回路(Programmable Logic Circuit、書き換え可能な論理集積回路)が注目されている。
プログラマブルロジック回路においては、複数の論理回路がスイッチング素子を介して相互に結線されている。代表的なプログラマブルロジック回路として、例えば、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA:Field Programmable Gate Array)が挙げられる。FPGAによると、設計開発の費用、マスク等の初期費用を要することなく、ユーザが必要とする機能を短期間で開発することができる。
FPGAに用いられる書き換え可能なスイッチング素子として、例えば、FPGAと同様の方法で製造可能なスタティックランダムアクセスメモリ(SRAM:Static Random Access Memory)とパストランジスタとから成るSRAMスイッチが用いられている。SRAMスイッチはFPGAのチップ面積の半分以上を占めるため、面積増大によって製造コストが増大し、配線遅延によって性能が低下するといった問題がある。そこで、SRAMスイッチと比較してスイッチの面積を小さくすることができ、オン状態の抵抗を小さくすることができる(例えば、1kΩ程度)スイッチング素子が望まれている。
SRAMスイッチの代替として、電気化学反応を利用した抵抗変化素子が特許文献1に記載されている。図9は、特許文献1に記載された抵抗変化素子20の断面図である。図9を参照すると、抵抗変化素子20は、イオン伝導層22、第1電極24及び第2電極26を有する。イオン伝導層22は、第1電極24と第2電極26との間に配置されている。一例として、第1電極24の材質は白金であり、第2電極26の材質は銅であり、イオン伝導層22の材質は酸化タンタル(Ta)である。
図10は、電気化学反応を利用した抵抗変化素子20の動作(非特許文献1、非特許文献2参照)について説明するための図である。第1電極24と第2電極26との間に、第1電極24に対して第2電極26が正となるように電圧を印加する(図10(a)のA参照)。このとき、第2電極26に含まれる金属は金属イオン28としてイオン伝導層22に溶解し、金属イオン28は第1電極24に向かって移動する。金属イオン28は、第1電極24から供給される電子を受け取って、イオン伝導層22において析出する。
金属イオン28の析出によって、第1電極24と第2電極26との間に金属架橋(伝導パス)29が形成され、第1電極24と第2電極26とが電気的に接続される(図10(a)のB参照)。これにより、抵抗変化素子20はオフ状態(高抵抗状態)からオン状態(低抵抗状態)に切り替わる。
一方、オン状態からオフ状態に切り替えるためには、第1電極24と第2電極26との間に、第1電極24に対して第2電極26が負となるように電圧を印加する(図10(a)のC参照)。このとき、金属架橋29を構成する金属は、金属イオン28となってイオン伝導層22に溶解する。金属イオン28は第2電極26に向かって移動し、第2電極26から供給される電子を受け取って金属となることで第2電極26に回収される。このようにして金属架橋29が切断されることで、スイッチがオン状態からオフ状態に切り替わる(図10(a)のD参照)。
図10(b)は、第1電極24をグラウンドとし、第2電極26に対して図10(b)中のA〜Dの順に正負の電圧を掃引した場合の電流を示している。電気化学反応を利用した抵抗変化素子20は、上記のように両電極間を電気的に接続したり、電気的な接続を切断したりすることができることから、電源を切断した後もオン状態を保持する。電気的反応を利用したスイッチング素子においては、イオンの動きを制御してオンからオフに切り替える場合とオフからオンに切り替る場合に、互いに極性の異なる電圧が印加される。したがって、このようなスイッチング素子は、バイポーラ型の抵抗変化素子とも呼ばれる。
通常、抵抗変化素子のスイッチング動作は、電圧パルスを印加することによって行われる。図11は、従来の素子制御方法について説明するための図である。図11を参照すると、第2電極26に負の電圧パルスRNを印加することで、抵抗変化素子20をオン状態からオフ状態に切り替えることができる(リセット動作)。一方、第2電極26に正の電圧パルスSPを印加することで、抵抗変化素子20をオフ状態からオン状態に切り替えることができる(セット動作)。また、セット電圧よりも低い電圧(リード電圧)の電圧パルスRPを印加することで、抵抗変化素子20を流れる電流値に基づいてオン抵抗値又はオフ抵抗値を読み出すことができる(リード動作)。
図12は、バイポーラ型の抵抗変化素子の動作について説明するための図である。図12(a)は、オン状態においてリセット動作を行うために必要な電圧パルスRNの電圧と、パルス幅(スイッチ時間)との関係を示す図である。一方、図12(b)は、オフ状態においてセット動作を行うために必要な電圧パルスSPの電圧と、パルス幅との関係を示す図である。印加する電圧の絶対値を大きくすることで高速にスイッチングを行わせるとともに、リード電圧を低くすることで読み出し(リード)動作中に抵抗値が変化しない(すなわち、オフ状態からオン状態に切り替わらない)ようにする。
特開2006−319028号公報
Gopal Raghavan et al., "Diffusion of copper through dielectric films under bias temperature stress," Thin Solid Films 262, p. 168-176 (1995). N. Banno et al., "ON-state reliability of solid-electrolyte switch," IEEE International Physics Symposium (IRPS) proceedings, p. 707-708 (2008).
集積化された多数の抵抗変化素子にデータを書き込んだ場合に、読み出し用の電圧を印加すると、オフ状態からオン状態に遷移してしまう抵抗変化素子が生じる。オフ状態の多数の抵抗変化素子に対して読み出し電圧(定常電圧)ストレスを加えた場合に、オフ状態からオン状態に遷移するまでの時間(以下、ディスターブ時間(Disturb Time)という。)を図13に示す。図13に示す表示方法は、ワイブルプロット(Weibull Plot)と呼ばれる。図13を参照すると、横軸は計測された各セルのディスターブ時間を表し、縦軸は、計測された値の累積確率をfとして、ln(ln(1/1−f))を表している。ワイブルプロットの傾き(すなわち、ワイブル係数m)は、ディスターブ時間のばらつきを示す。ワイブルプロットの傾きが大きくなるにしたがって、ばらつきは小さくなる。
抵抗変化素子の信頼性を向上させるには、ディスターブ時間のばらつきが小さい(すなわち、ワイブル係数mが大きい)ことが好ましい。したがって、バイポーラ型の抵抗変化素子において、ディスターブ時間のばらつきを低減することが課題となる。本発明の目的は、かかる課題を解決する素子制御回路及び素子制御方法を提供することにある。
本発明の第1の視点に係る素子制御回路は、バイポーラ型の抵抗変化素子を低抵抗状態から高抵抗状態に遷移させるときに、抵抗変化素子に第1の電圧パルスと第1の電圧パルスとは極性の異なる第2の電圧パルスとを交互に印加するパルス印加回路を有する。
ここで、第1の電圧パルスおよび第2の電圧パルスのうちの、抵抗変化素子を高抵抗状態から低抵抗状態に遷移させるセット動作において印加される電圧パルスと同一極性の電圧パルスのパルス高は、当該セット動作における電圧パルスのパルス高よりも低く、抵抗変化素子の読出し動作において印加される電圧パルスのパルス高よりも高いことが好ましい。
本発明の第2の視点に係る素子制御方法は、バイポーラ型の抵抗変化素子を低抵抗状態から高抵抗状態に遷移させるときに、該抵抗変化素子に第1の電圧パルスと該第1の電圧パルスとは極性の異なる第2の電圧パルスとを交互に印加する工程とを含む。
ここで、第1の電圧パルスおよび第2の電圧パルスのうちの、抵抗変化素子を高抵抗状態から低抵抗状態に遷移させるセット動作において印加される電圧パルスと同一極性の電圧パルスのパルス高は、当該セット動作における電圧パルスのパルス高よりも低く、抵抗変化素子の読出し動作において印加される電圧パルスのパルス高よりも高いことが好ましい。
本発明に係る素子制御回路及び素子制御方法によると、バイポーラ型の抵抗変化素子において、ディスターブ時間のばらつきを低減することができる。
本発明の第1の実施形態に係る素子制御方法について説明するための図である。 従来の素子制御方法と比較して、本発明の第1の実施形態に係る素子制御方法を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態に係る素子制御方法の効果について説明するための図である。 本発明の第2の実施形態に係る素子制御回路の構成を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る素子制御回路の効果について説明するための図である。 本発明の第2の実施形態に係る素子制御回路の効果について説明するための図である。 本発明の第2の実施形態に係る素子制御回路の効果について説明するための図である。 本発明の第3の実施形態に係る素子制御方法について説明するための図である。 バイポーラ型の抵抗変化素子の構造を示す図である。 バイポーラ型の抵抗変化素子の動作について説明するための図である。 従来の素子制御方法について説明するための図である。 バイポーラ型の抵抗変化素子の動作について説明するための図である。 ワイブルプロットについて説明するための図である。
第1の展開形態の素子制御回路は、上記第1の視点に係る素子制御回路であることが好ましい。
第2の展開形態の素子制御回路は、前記パルス印加回路が、前記抵抗変化素子に定常電圧を印加しつつ、前記第1の電圧パルスと前記第2の電圧パルスとを交互に印加するようにしてもよい。
第3の展開形態の素子制御回路は、前記パルス印加回路が、前記第1の電圧パルスと前記第2の電圧パルスとの間に、前記抵抗変化素子に第3の電圧パルスを印加するようにしてもよい。
第4の展開形態の素子制御回路は、前記第1の電圧パルス及び前記第2の電圧パルスのうちの、前記抵抗変化素子を高抵抗状態から低抵抗状態に遷移させるセット動作において印加される電圧パルスと同一極性の電圧パルスのパルス高は、該セット動作における電圧パルスのパルス高よりも低く、前記抵抗変化素子の読出し動作において印加される電圧パルスのパルス高よりも高いことが好ましい。
第5の展開形態の素子制御回路は、前記パルス印加回路が、前記抵抗変化素子に前記第1の電圧パルスと前記第2の電圧パルスを印加したときに前記抵抗変化素子を流れる電流に基づいて、前記抵抗変化素子の抵抗値を検出し、検出された抵抗値が一定値となった場合には、前記抵抗変化素子に対する電圧パルスの印加を停止することが好ましい。
第6の展開形態の素子制御回路は、
前記抵抗変化素子に直列に接続されたトランジスタをさらに有し、
前記トランジスタは、前記抵抗変化素子に前記第1の電圧パルスと前記第2の電圧パルスとを印加したときに前記抵抗変化素子を流れる電流を削減することが好ましい。
第7の展開形態のスイッチング素子は、上記の素子制御回路と、上記の素子制御回路によって制御される抵抗変化素子とを有することが好ましい。
第8の展開形態のプログラマブルロジック回路は、上記のスイッチング素子を有することが好ましい。
第9の展開形態の電子機器は、上記のプログラマブルロジック回路を有することが好ましい。
第10の展開形態の素子制御方法は、上記第2の視点に係る素子制御方法であることが好ましい。
第11の展開形態の素子制御方法は、前記抵抗変化素子に定常電圧を印加しつつ、前記第1の電圧パルスと前記第2の電圧パルスとを交互に印加する工程を含んでいてもよい。
第12の展開形態の素子制御方法は、前記第1の電圧パルスと前記第2の電圧パルスとの間に、前記抵抗変化素子に第3の電圧パルスを印加する工程をさらに含んでいてもよい。
第13の展開形態の素子制御方法は、前記第1の電圧パルス及び前記第2の電圧パルスのうちの、前記抵抗変化素子を高抵抗状態から低抵抗状態に遷移させるセット動作において印加される電圧パルスと同一極性の電圧パルスのパルス高は、該セット動作における電圧パルスのパルス高よりも低く、前記抵抗変化素子の読出し動作において印加される電圧パルスのパルス高よりも高いことが好ましい。
第14の展開形態の素子制御方法は、
前記抵抗変化素子に前記第1の電圧パルスと前記第2の電圧パルスとを印加したときに前記抵抗変化素子を流れる電流に基づいて前記抵抗変化素子の抵抗値を検出する工程と、
検出された抵抗値が一定値となった場合には、前記抵抗変化素子に対する電圧パルスの印加を停止する工程とをさらに含むことが好ましい。
第15の展開形態の素子制御方法は、前記抵抗変化素子に対して前記第1の電圧パルスと前記第2の電圧パルスとを印加したときに前記抵抗変化素子を流れる電流を、前記抵抗変化素子に直列に接続されたトランジスタによって削減する工程をさらに含むことが好ましい。
(実施形態1)
本発明の第1の実施形態に係る素子制御方法について、図面を参照して説明する。図1は、本実施形態に係る素子制御方法について説明するための図である。
一方、図2は、従来の素子制御方法と比較して、本実施形態に係る素子制御方法を説明するための図である。
図1(又は図2(b))を参照すると、素子制御方法は、バイポーラ型の抵抗変化素子を低抵抗状態から高抵抗状態に遷移させるとき(リセット動作時)に、抵抗変化素子に第1の電圧パルスと第1の電圧パルスとは極性の異なる第2の電圧パルスとを交互に印加する工程とを含む。
また、素子制御方法は、抵抗変化素子に定常電圧を印加しつつ、第1の電圧パルスと第2の電圧パルスとを交互に印加する工程を含んでいてもよい。さらに、素子制御方法は、第1の電圧パルスと第2の電圧パルスとの間に、抵抗変化素子に第3の電圧パルスを印加する工程をさらに含んでいてもよい。
図1を参照すると、第1の電圧パルス及び第2の電圧パルスのうちの、抵抗変化素子を高抵抗状態から低抵抗状態に遷移させるセット動作において印加される電圧パルスと同一極性の電圧パルスのパルス高は、当該セット動作における電圧パルスパルス高よりも低く、抵抗変化素子の読出し動作(リード動作)において印加される電圧パルスのパルス高よりも高いことが好ましい。
また、素子制御方法は、抵抗変化素子に第1の電圧パルスと第2の電圧パルスとを印加したときに抵抗変化素子を流れる電流に基づいて抵抗変化素子の抵抗値を検出する工程と、検出された抵抗値が一定値となった場合には、抵抗変化素子に対する電圧パルスの印加を停止する工程とを含むことが好ましい。
さらに、素子制御方法は、抵抗変化素子に対して第1の電圧パルスと第2の電圧パルスとを印加したときに抵抗変化素子を流れる電流を、抵抗変化素子に直列に接続されたトランジスタによって削減する工程を含むことが好ましい。
ここで、抵抗変化素子はバイポーラ型の抵抗変化素子であって、極性の異なるパルスを印加することで抵抗値が増加又は減少する。図9は、抵抗変化素子20の構成の一例を示す図である。図9を参照すると、抵抗変化素子20は、第1電極24と、第2電極26と、これらの電極の間に設けられたイオン伝導層22とを有する。一例として、第1電極24の材質を白金とし、第2電極26の材質を銅とし、イオン伝導層22の材質を酸化タンタル(Ta)としてもよい。
図10(a)に示すように、第1電極24と第2電極26との間に、第1電極24に対して第2電極26が正となるように電圧を印加すると、第1電極24と第2電極26とが電気的に接続され、抵抗変化素子20はオフ状態(高抵抗状態)からオン状態(低抵抗状態)に切り替わる。一方、第1電極24と第2電極26との間に、第1電極24に対して第2電極26が負となるように電圧を印加すると、オン状態(低抵抗状態)からオフ状態(高抵抗状態)に切り替わる。
図10(b)に示すように電圧を掃引してスイッチ動作させる以外に、図11に示すようにパルスを印加してスイッチ動作させることもできる。図12を参照して説明したように、この場合には、電圧パルスの絶対値を大きくすることで、高速にスイッチさせることができる。
電圧パルスを印加して抵抗値を変化させるとき、特に、オフ状態からオン状態に遷移するときに電流値は大きく変化するため、抵抗変化素子20に直列にトランジスタ又は抵抗素子と接続して、抵抗変化時における過渡電流を制限することが好ましい。過渡電流の制御電流値を高くした場合にはオンしたときの抵抗値(オン抵抗値)は低くなり、低くした場合にはオン抵抗値は高くなる。したがって、過渡電流を制御することでオン抵抗値を制御することができる。
本実施形態の素子制御方法では、低抵抗状態から高抵抗状態に遷移させるリセット動作において、図2(b)に示すように極性の異なる電圧パルスを交互に複数回印加する。
図1を参照すると、リセット動作における極性の異なる電圧パルスのうちの、セット動作における電圧パルスと同一方向のパルス高(電圧)は、セット動作における電圧パルスのパルス高よりも低く、リード動作における電圧パルスのパルス高よりも高いことが好ましい。
また、リセット動作中に、極性の異なる電圧パルス以外に、定常電圧を印加したり、極性の異なる電圧パルスを交互に印加する間に第3の電圧パルスを印加したりしてもよい。
また、リセット動作における電圧パルスのパルス形状は、矩形以外に、三角波や正弦波のような波形であってもよい。さらに、リセット動作において印加する電圧パルスの正負のパルスの数は、毎回同一である必要はなく、リセット動作ごとに変更してもよい。
えてもよい。
また、リセット動作中に抵抗変化素子20を流れる電流をモニタして、リセット動作中の抵抗値を読み出し、読み出された抵抗値に応じて、印加する正負のパルスの数をリセット動作中に変更してもよい。抵抗変化素子と直列にトランジスタを設けた場合には、リセット動作時におけるトランジスタのゲート電圧を低めに設定して、リセット動作時において抵抗変化素子20に流れる過渡電流を少なくすることが好ましい。
なお、抵抗変化素子20はバイポーラ型の抵抗変化素子であればよい。したがって、本実施形態の素子制御方法は、金属イオンの移動でスイッチする抵抗変化素子以外に、イオン伝導層における酸素の欠損又は酸素イオンの生成で抵抗値が変化するような他のイオン伝導に基づく抵抗変化素子にも適用することができる。
図3は、本実施形態に係る素子制御方法の効果について説明するための図である。図3は、従来のように単パルスでリセット動作を行った場合(図2(a))と、本実施形態のように極性の異なる複数のパルスを印加してリセット動作を行った場合(図2(b))におけるディスターブ時間のワイブルプロットを概略的に示した図である。本実施形態の素子制御方法によると、ディスターブ時間の短いオフ状態となる確率が減少し、ワイブルプロットの傾き(ワイブル係数)mは急峻となる(すなわち、ディスターブ耐性のばらつきが小さくなる)。
(実施形態2)
本発明の第2の実施形態に係る素子制御回路について、図面を参照して説明する。図4は、本実施形態に係る素子制御回路10の構成を示す図である。図4を参照すると、スイッチング素子は、素子制御回路10と、これによって制御される抵抗変化素子20を有する。素子制御回路10は、パルス印加回路12とトランジスタ14を有する。抵抗変化素子20の第1電極24にn型のトランジスタ14のドレイン電極Dが接続され、第2電極26にパルス印加回路12が接続されている。トランジスタ14のソース電極Sは接地されている。
パルス印加回路12は、セット動作、リセット動作及びリード動作において必要とされる電圧パルスを抵抗変化素子に印加する。
パルス印加回路12は、バイポーラ型の抵抗変化素子20を低抵抗状態から高抵抗状態に遷移させるときに、抵抗変化素子20に第1の電圧パルスと第1の電圧パルスとは極性の異なる第2の電圧パルスとを交互に印加する。
パルス印加回路12は、抵抗変化素子20に定常電圧を印加しつつ、第1の電圧パルスと第2の電圧パルスとを交互に印加してもよい。
パルス印加回路12は、第1の電圧パルスと第2の電圧パルスとの間に、抵抗変化素子20に第3の電圧パルスを印加してもよい。
第1の電圧パルス及び第2の電圧パルスのうちの、抵抗変化素子20を高抵抗状態から低抵抗状態に遷移させるセット動作において印加される電圧パルスと同一極性の電圧パルスのパルス高は、当該セット動作における電圧パルスのパルス高よりも低く、抵抗変化素子20の読出し動作において印加される電圧パルスのパルス高よりも高いことが好ましい(図1参照)。
パルス印加回路12は、抵抗変化素子20に第1の電圧パルスと第2の電圧パルスを印加したときに抵抗変化素子20を流れる電流に基づいて抵抗変化素子20の抵抗値を検出し、検出された抵抗値が一定値となった場合には、抵抗変化素子20に対する電圧パルスの印加を停止することが好ましい。
トランジスタ14は、抵抗変化型素子20のセット・リセット動作時に流れる電流を制御するためのn型のトランジスタである。トランジスタ14は、抵抗変化素子20に第1の電圧パルスと第2の電圧パルスとを印加したときに抵抗変化素子20を流れる電流を削減する。
抵抗変化型素子20はバイポーラ型の抵抗変化素子である。図9を参照すると、抵抗変化型素子20は、イオン伝導層22を2つの電極24、26で挟んだ構造を有する。ここでは、イオン伝導層22を13nmの厚みのTaとし、第1電極24をPtとし、第2電極26をCuとした。
第1電極24に5V、100μsecの正電圧のパルスを印加すると、第1電極24と第2電極26とが電気的に接続され、抵抗変化素子20はオフ状態(高抵抗状態)からオン状態(低抵抗状態)に切り替わる(セット動作)。第1電極24に正電圧のパルスを印加するときに、トランジスタ14のゲート電圧を調整することで、オフ状態からオン状態に変化するときに急激に増大する過渡電流を制限してオンしたときの抵抗値を制御する。
一方、オン状態からオフ状態に切り替えるとき(リセット動作時)には、図2(b)に示すように、−2.5V、100μsecの負の電圧パルスと4V、100μsecの正の電圧パルスを交互に複数回(例えば3回)印加する。リセット動作時には、トランジスタ14のゲート電圧を低めに設定して、トランジスタ14のドレイン電極Dからソース電極Sの方向に流れる過渡電流を低減する。
図5は、従来のように−2.5V、100μsecの単一の電圧パルスでリセットしたオフ状態(図5のw/o)と、本実施形態のように極性の異なる電圧パルスを複数回(3回)印加してリセットしたオフ状態(図5のwith)に対して、2.5Vの低電圧ストレスを印加したときに、オフ状態からオン状態に遷移する時間(ディスターブ時間)のワイブルプロットを示す。
図5を参照すると、従来の場合と比較して、ワイブルプロットの傾き(ワイブル係数)mは、本実施形態の素子制御回路10による場合の方が大きくなっており、ディスターブ時間のばらつきは小さくなっている。なお、0.2sec以下の期間でオフ状態からオン状態への遷移したセルの測定は不可能であったため、図5においては、0.2sec以下の期間でオフ状態からオン状態に遷移したセルのディスターブ時間は0.2secとしてプロットしている。
以下、上記の効果が得られた要因について検討する。図6(a)は、モンテカルロ・シミュレーションの結果を示す。図6(b)は、シミュレーションに用いたモデルを概略的に示す。ここでは、−2.5V、100μsecの単一の電圧パルスでリセットしたオフ状態のディスターブ時間の統計的ばらつきは一定(fが同じ)であると仮定し、t=1sec以下の短いディスターブ時間のセルについてのみ、再度−2.5V、100μsecの単一の電圧パルスでリセットする作業を最大3回繰り返した場合のディスーブ時間のワイブルプロットを求めた。
図6を参照すると、シミュレーション値と実測値とはよく一致している。したがって、図7に示すように、複数パルスが印加される間に、寿命の短いオフ状態に遷移したものがスクリーニングされたと考えられる。すなわち、ある負の電圧パルスの印加によりオフ状態となった場合に、そのオフ状態がオン状態に遷移しやすいときには、後続の正の電圧パルスによってオン状態となる。このように後続の負の電圧パルスと正の電圧パルスでオン状態とオフ状態とを繰り返すうちに、4V、100μsecの正の電圧パルスではオン状態に遷移しないオフ状態が形成されると、その後に印加される電圧パルスでは状態が変化しなくなる。リセット動作において、複数の負の電圧パルスと正の電圧パルスを印加し終わった後には、4V、100μsecの正の電圧パルスではオン状態に遷移しないようなオフ状態のみが選択的に生成される。これによって、ディスターブ時間のばらつきが減少し、ワイブル係数mが増大したと考えられる。
なお、実測値とシミュレーション値との比較から、リセット動作時の4V、100μsecの正の電圧パルスは、2.5V、1sec正の電圧ストレスと等価であることが分かる。したがって、正の電圧パルスの高さや幅は、これら以外の値であってもよい。図12(a)に示したパルス幅と高さとの関係を保つようにして、正パルスの高さを高くした場合にはパルス幅を小さくし、正パルスの高さを低くした場合にはパルス幅を大きくすれば、同等の効果が得られる。
ここでは、リセット動作における正及び負の電圧パルスの数をそれぞれ3回とした。なお、電圧パルスの数が多いほうが、ディスターブ時間の短いセルのスクリーニング数(ΣN(L)n)は増大する。ただし、電圧パルスの数を多くするとリセット動作の期間が長くなるため、抵抗変化素子の集積度(総数N)に応じて適切に設定することが好ましい。なお、リセット動作時の正の電圧パルスが印加されているときの電流を読み出して、リセット動作中に抵抗が変化しなくなったことを確認した場合には、リセット動作を停止するようにしてもよい。これにより、ディスターブ時間のばらつきを小さくして信頼性を高めつつ、リセットの動作の期間も短縮することができる。
(実施形態3)
本発明の第3の実施形態に係る素子制御方法について、図面を参照して説明する。図8は、本実施形態に係る素子制御方法について説明するための図である。
実施形態1に係る素子制御方法、及び、実施形態2に係る素子制御回路10の効果は、極性の異なる電圧パルスが印加されるリセット動作において、オン状態とオフ状態との間の遷移を繰り返すうちに、オン状態に遷移しにくいオフ状態が実現されることによってもたらされる。したがって、リセット動作における電圧パルスの波形(パルス形状)は、オン状態とオフ状態との間の遷移を引き起こすものであればよく、図8(a)に示すような矩形に限定されない。すなわち、電圧パルスは、図8(b)に示すように三角波でもよい。また、図8(c)に示すように、定常電圧を印加しつつ、電圧パルスを印加するようにしてもよい。
以上の記載は実施形態に基づいて行ったが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更を加えることができる。
10 素子制御回路
12 パルス印加回路
14 トランジスタ
20 抵抗変化素子
22 イオン伝導層
24 第1電極
26 第2電極
28 金属イオン
29 金属架橋
D ドレイン電極
G ゲート電極
m ワイブル係数
S ソース電極

Claims (13)

  1. バイポーラ型の抵抗変化素子を低抵抗状態から高抵抗状態に遷移させるときに、該抵抗変化素子に第1の電圧パルスと該第1の電圧パルスとは極性の異なる第2の電圧パルスとを交互に印加するパルス印加回路を備え、
    前記第1の電圧パルスおよび前記第2の電圧パルスのうちの、前記抵抗変化素子を高抵抗状態から低抵抗状態に遷移させるセット動作において印加される電圧パルスと同一極性の電圧パルスのパルス高は、前記セット動作における電圧パルスのパルス高よりも低く、前記抵抗変化素子の読出し動作において印加される電圧パルスのパルス高よりも高い、素子制御回路。
  2. 前記パルス印加回路は、前記抵抗変化素子に定常電圧を印加しつつ、前記第1の電圧パルスと前記第2の電圧パルスとを交互に印加する、請求項1に記載の素子制御回路。
  3. 前記パルス印加回路は、前記第1の電圧パルスと前記第2の電圧パルスとの間に、前記抵抗変化素子に第3の電圧パルスを印加する、請求項1または2に記載の素子制御回路。
  4. 前記パルス印加回路は、前記抵抗変化素子に前記第1の電圧パルスと前記第2の電圧パルスを印加したときに前記抵抗変化素子を流れる電流に基づいて、前記抵抗変化素子の抵抗値を検出し、検出された抵抗値が一定値となった場合には、前記抵抗変化素子に対する電圧パルスの印加を停止する、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の素子制御回路。
  5. 前記抵抗変化素子に直列に接続されたトランジスタをさらに備え、
    前記トランジスタは、前記抵抗変化素子に前記第1の電圧パルスと前記第2の電圧パルスとを印加したときに前記抵抗変化素子を流れる電流を削減する、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の素子制御回路。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項に記載の素子制御回路と、
    前記素子制御回路によって制御される抵抗変化素子と、を備える、スイッチング素子。
  7. 請求項6に記載のスイッチング素子を備える、プログラマブルロジック回路。
  8. 請求項7に記載のプログラマブルロジック回路を備える、電子機器。
  9. バイポーラ型の抵抗変化素子を低抵抗状態から高抵抗状態に遷移させるときに、該抵抗変化素子に第1の電圧パルスと該第1の電圧パルスとは極性の異なる第2の電圧パルスとを交互に印加する工程を含み
    前記第1の電圧パルスおよび前記第2の電圧パルスのうちの、前記抵抗変化素子を高抵抗状態から低抵抗状態に遷移させるセット動作において印加される電圧パルスと同一極性の電圧パルスのパルス高は、前記セット動作における電圧パルスのパルス高よりも低く、前記抵抗変化素子の読出し動作において印加される電圧パルスのパルス高よりも高い、素子制御方法。
  10. 前記抵抗変化素子に定常電圧を印加しつつ、前記第1の電圧パルスと前記第2の電圧パルスとを交互に印加する工程を含む、請求項9に記載の素子制御方法。
  11. 前記第1の電圧パルスと前記第2の電圧パルスとの間に、前記抵抗変化素子に第3の電圧パルスを印加する工程をさらに含む、請求項9または10に記載の素子制御方法。
  12. 前記抵抗変化素子に前記第1の電圧パルスと前記第2の電圧パルスとを印加したときに前記抵抗変化素子を流れる電流に基づいて前記抵抗変化素子の抵抗値を検出する工程と、
    検出された抵抗値が一定値となった場合には、前記抵抗変化素子に対する電圧パルスの印加を停止する工程とをさらに含む、請求項9ないし11のいずれか1項に記載の素子制御方法。
  13. 前記抵抗変化素子に対して前記第1の電圧パルスと前記第2の電圧パルスとを印加したときに前記抵抗変化素子を流れる電流を、前記抵抗変化素子に直列に接続されたトランジスタによって削減する工程をさらに含む、請求項9ないし12のいずれか1項に記載の素子制御方法。
JP2009245654A 2009-10-26 2009-10-26 素子制御回路、スイッチング素子及び素子制御方法 Active JP5418147B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009245654A JP5418147B2 (ja) 2009-10-26 2009-10-26 素子制御回路、スイッチング素子及び素子制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009245654A JP5418147B2 (ja) 2009-10-26 2009-10-26 素子制御回路、スイッチング素子及び素子制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011090755A JP2011090755A (ja) 2011-05-06
JP5418147B2 true JP5418147B2 (ja) 2014-02-19

Family

ID=44108868

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009245654A Active JP5418147B2 (ja) 2009-10-26 2009-10-26 素子制御回路、スイッチング素子及び素子制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5418147B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5184721B1 (ja) 2011-08-10 2013-04-17 パナソニック株式会社 抵抗変化型不揮発性記憶素子の書き込み方法
US9087770B2 (en) 2013-03-20 2015-07-21 Kabushiki Kaisha Toshiba Semiconductor memory device

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4249992B2 (ja) * 2002-12-04 2009-04-08 シャープ株式会社 半導体記憶装置及びメモリセルの書き込み並びに消去方法
JP5201138B2 (ja) * 2007-06-15 2013-06-05 日本電気株式会社 半導体装置及びその駆動方法
JP2009146478A (ja) * 2007-12-12 2009-07-02 Sony Corp 記憶装置および情報再記録方法
JP5672143B2 (ja) * 2011-05-16 2015-02-18 日本電気株式会社 抵抗変化素子の制御方法、および、半導体装置
JP5184721B1 (ja) * 2011-08-10 2013-04-17 パナソニック株式会社 抵抗変化型不揮発性記憶素子の書き込み方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011090755A (ja) 2011-05-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10163503B2 (en) RRAM array with current limiting element to enable efficient forming operation
US8848421B2 (en) Forming method of performing forming on variable resistance nonvolatile memory element, and variable resistance nonvolatile memory device
JP5551769B2 (ja) メモリ素子、積層体、メモリマトリックス及びそれらの動作方法
US8995165B2 (en) Resistive memory cell
WO2009145308A1 (ja) 半導体装置、素子再生回路および素子再生方法
Yu Overview of resistive switching memory (RRAM) switching mechanism and device modeling
JP6094582B2 (ja) 半導体装置およびプログラミング方法
CN111986720B (zh) 随机存取记忆体单元及电阻式随机存取记忆体单元的操作方法
TW201320323A (zh) 多位元電阻切換記憶體元件與陣列
JP5201138B2 (ja) 半導体装置及びその駆動方法
Aziza et al. ReRAM ON/OFF resistance ratio degradation due to line resistance combined with device variability in 28nm FDSOI technology
JP5418147B2 (ja) 素子制御回路、スイッチング素子及び素子制御方法
Jagath et al. A comparative study on the performance of 1S-1R and Complementary resistive switching models
Lee et al. Fabrication and characterization of nanoscale NiO resistance change memory (RRAM) cells with confined conduction paths
US11978509B2 (en) Semiconductor memory devices with differential threshold voltages
JP2017037689A (ja) 半導体装置およびスイッチセルの書き換え方法
KR20160002027A (ko) 저항변화 메모리를 이용한 실 난수 발생기 및 이의 동작방법
Liu Nonvolatile and Volatile resistive switching-characterization, modeling, memristive subcircuits
Chen et al. BEOL-compatible bilayer reprogrammable one-time programmable memory for low-voltage operation
Kamalanathan Kinetics of Programmable Metallization Cell Memory
US9112492B2 (en) Non-volatile electronic logic module
JP2015005679A (ja) スイッチング素子およびスイッチング素子のプログラム方法
JP5672143B2 (ja) 抵抗変化素子の制御方法、および、半導体装置
JP5842912B2 (ja) 抵抗記憶装置およびその書き込み方法
Song et al. An ultra-low power 3-terminal memory device with write capability in the off-state

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120907

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130716

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130723

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130924

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131022

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131104

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5418147

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250