JP5417206B2 - ビードセッター - Google Patents

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Description

この発明は、ビードを保持するビード保持部材を備え、該ビード保持部材に保持されたビードを成形ドラムに貼り付けられたタイヤ構成部材に供給するビードセッターに関し、特には、ビードのセット精度を確保しつつも設置スペースを削減することができ、かつ軽量なビードセッターを提供しようとするものである。
成形ドラムに貼り付けられたインナーライナおよびプライ等のタイヤ構成部材にビードをセットするビードセッターは、ビードをセットするまではビードを保持する一方、ビードのセットが完了し成形ドラムから退去する際には、セットしたビードを傷つけたり位置ずれを生じさせたりしないためにビードとの干渉を避けなければならない。
このため、従来より、成形ドラム上のタイヤ構成部材にセットされたビードやビードロック機構との干渉を避けるための様々な技術が提案されている。例えば、特許文献1には、リングフレームに半径方向に移動可能な可動ロッドを複数設けるとともに該可動ロッドの半径方向内端にビードを保持する弧状体を配置し、成形ドラムからの退去時には、各弧状体をビード(スティフナーまたはフィラーを含む)を越えるまで半径方向外側に移動させることでビードとの干渉を避けるようにしたビード供給装置が開示されている。また、特許文献2には、図4(a)に示すように、シリンダにより互いに近接離間可能な一対の略半円状のビードセットリング100a、100bにてビードの保持を行い、成形ドラムからの退去時にはシリンダの作用により各ビードセットリング100a、100bを離間させてビード(ビードの最外径位置Bout)との干渉を避けるようにしたビードセッターが開示されている。
特開10−034767号公報 特開平2−102033号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたようなビード供給装置では、可動ロッドを支持するリングフレームを弧状体の半径方向外側に配置する必要があるため、装置の大型化および重量増しは避けられないものとなっている。
また、特許文献2に記載の技術では、各ビードセットリングの円周方向の長さを短くし、ビードセットリング100a、100b間に欠如部が設けられているため(図4(a)参照)、ビードセットリング100a、100bを離間させた際に、ビードセットリング100a、100bの側方へのはみ出し量Δdを小さくできるが、この欠如部では、ビードを保持することができないためにビード保持力が低下し、ビードのセット精度が低下するという懸念がある。一方で、図4(b)に対比して説明するに、ビードセットリング100a、100b間に欠如部を設けず、ビードの全周をビードセットリング100a、100bで保持できるようにした場合は、ビードセットリング100a、100bを離間させた際の側方へのはみ出し量Δdは大きくなり、設置スペースが増大してしまう。
それゆえ、この発明は、ビードのセット精度を確保しつつも設置スペースを削減することができ、しかも小型かつ軽量なビードセッターを提供することを目的とするものである。
この発明は、上記課題を有利に解決するものであり、この発明のビードセッターは、ビードを保持するビード保持部材を備え、該ビード保持部材に保持されたビードを成形ドラムに貼り付けられたタイヤ構成部材に供給するビードセッターであって、前記ビード保持部材は、各々円弧形状を持ち互いに近接した状態にてビードを保持する第一、第二および第三の弧状体を有し、前記第一の弧状体は、前記成形ドラムの軸線に直交する面内で半径方向に移動自在に設けられ、前記第二および第三の弧状体は、前記ビード保持部材より半径方向外側に位置する揺動支点を支点に、前記成形ドラムの軸線に直交する面内で揺動自在にそれぞれ設けられ、前記ビードセッターに、前記第一の弧状体を移動させる移動手段と、前記第二および第三の弧状体を揺動させる少なくとも一つの揺動手段と、を設けたことを特徴とするものである。なお、ここでいう「半径方向」とはビード保持部材の半径方向、言い換えれば成形ドラムの軸線を中心とする円の半径方向を指す。
この発明のビードセッターにあっては、成形ドラムに貼り付けられたタイヤ構成部材にビードをセットするまでは各弧状体を互いに近接させることによりビードを保持することができる。そして、ビードをタイヤ構成部材にセットし、ビードセッターを成形ドラムから退去させる際には、移動手段によって第一の弧状体を成形ドラムの軸線に直交する面内で半径方向に移動させるとともに、揺動手段によって第二および第三の弧状体を成形ドラムの軸線に直交する面内で揺動させて各弧状体を外側に展開させることにより、タイヤ構成部材にセットされたビードとの干渉を回避することができる。
しがたってこの発明のビードセッターによれば、第二および第三の弧状体を揺動させる構成としたので、これらの第二および第三の弧状体の外縁位置をもってビード保持部材を外側に展開したときの展開幅(はみ出し量)を規定することができ、設置スペースを削減することができる。また第二および第三の弧状体を半径方向外側で支持する部材(例えば、前述の特許文献1におけるリングフレーム)を別途に設ける必要がないことから、小型かつ軽量なビードセッターがもたらされる。一方で、第一の弧状体は、設置スペースの削減への寄与率の低い場所(例えば、ビード保持部材を支持する部材を、該ビード保持部材の上側または下側に設けた場合には第二および第三の弧状体が上下方向に直角な水平方向に展開することから、ビード保持部材の上側または下側は設置スペースの削減への寄与率が低くなる)に配置することができるので、所定方向へのビード保持部材のはみ出しを抑えつつもシンプルな構造とすることができる。しかも、上述したようなビードを保持できない欠如部(図4(a)参照)を設けなくとも、成形ドラムからの退去時にビードとの干渉を回避することができるので、ビードをほぼ全周に亘って保持可能な構造とすることができる。
なお、この発明のビードセッターにあっては、ビード保持部材を支持するとともに該ビード保持部材を成形ドラムの軸線方向に沿って可動に案内する少なくとも一つの搬送手段を備え、上記第一の弧状体を、該搬送手段と対向して配置することが好ましい。
また、この発明のビードセッターにあっては、上記第一、第二および第三の弧状体は、互いに近接した状態にて略円環形状を形成することが好ましい。ここで「略円環形状」には、第一、第二および第三の弧状体の各端部同士が接触している場合のみならず、第一、第二および第三の弧状体の相互間に、ビード保持力に影響を与えない程度のすき間(例えば10度以下)を有している場合も含まれるものとする。
さらに、上記第一、第二および第三の弧状体はそれぞれ、ビードを吸着保持する複数の磁石を有することが好ましい。
この発明によれば、ビードのセット精度を確保しつつも設置スペースを削減することができ、しかも小型かつ軽量なビードセッターを提供することができる。
この発明に従う一実施形態のビードセッターを、成形ドラムとともに示した側面図である。 上記実施形態のビードセッターを示す図であり、(a)は図1中のA−A矢視図であり、(b)は図2(a)中のB−B矢視図である。 上記実施形態のビードセッターの動作を説明する側面図である。 従来のビードセッターをそれぞれ説明する図であり、(a)は左右に対向するビードセットリング間に欠如部を有するものを示し、(b)は左右に対向するビードセットリング間に欠如部の無いものを示している。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。
この実施形態のビードセッター1は、成形機2の成形ドラム2aに貼り付けられたインナーライナおよびプライ等のタイヤ構成部材Tに、成形ドラム2aの軸線C方向に所定の間隔を空けて一対のビードBを供給するものであり、図1に示すように、ビードBを保持および解放可能であり、互いに軸線Cの前後方向に対向する一対のビード保持部材3、3と、ビード保持部材3、3を支持するとともにビード保持部材3、3を上記軸線Cに沿って前後に可動に案内する搬送手段としての一対の搬送ベース4、4と、を備えている。
成形ドラム2aは主軸2bを介して駆動装置2cに回転可能に片持ち支持され、インナーライおよびプライ等のタイヤ構成部材Tを巻き付けてバンドを形成する円筒状の外周面を有する。駆動装置2cより軸線C方向の後方(図中右方)の各基台6上には、前後方向(図中左右方向)に延びるレール7がそれぞれ敷設されている。
図2に代表して一方の搬送ベース4を示して説明するに、各搬送ベース4はそれぞれ、ベースプレート8を有し、該ベースプレート8の下面には、上記レール7と摺動可能に係合するガイド手段としてのスライドベアリング9が設けられている。また、ベースプレート8の下面には、搬送ベース用の駆動手段としてのモータ10からの回転力が伝達されるピニオンギア11が設けられ、該ピニオンギア11は、成形ドラム2aの軸線Cに沿って敷設されたラックギア12と係合して搬送ベース4を該軸線C方向に移動させる。
また図2に代表して一方のビード保持部材3を示して説明するに、各ビード保持部材3は、各々円弧形状を持ち互いに近接した状態(以下、「閉状態」という)にて協働して略円環形状を形成する第一の弧状体3a、第二の弧状体3bおよび第三の弧状体3cを有している。したがって、第一、第二および第三の弧状体3a、3b、3cの相互間は、上記閉状態にて図4(a)で説明したような欠如部(ビードセットリング100a、100bを展開させる際にはみ出し量Δdを減少させるための欠如部)を有していない。また、各弧状体3a、3b、3cは、それぞれの内端部にビードBを吸着保持する多数の磁石14が円弧状に配設されている。
第一の弧状体3aは、搬送ベース4に対向して配置されており、該搬送ベース4のベースプレート8に垂直に固定された空圧または油圧により駆動される移動手段としてのシリンダ15のピストンロッド15aの先端に連結されている。これにより、第一の弧状体3aは、成形ドラム2aの軸線Cに直交する面内で半径方向(ここでは垂直方向)に移動自在に設けられている。第二および第三の弧状体3b、3cは、第一の弧状体3aの両側に互いに対向して配置されている。第二および第三の弧状体3b、3cは、上記閉状態にてそれらの上端が互いに接触する円周方向長さを有する。第二および第三の弧状体3a、3bの下端には、外側に向けて突出部3b、3cがそれぞれ連設されている。各突出部3b、3cの先端には、ベースプレート8に立設されたブラケット16に固定された揺動支点としてのピン17に支持された揺動アーム18の一端がそれぞれ連結されている。揺動支点としてのピン17は、上記閉状態のビード保持部材3の半径方向外側でかつ第二および第三の弧状体3b、3cとベースプレート8との間に配置されている。各揺動アーム18の他端はそれぞれ、ベースプレート8に略水平に取り付けられた空圧または油圧により駆動されるシリンダ19のピストンロッド19aの先端に連結されている。なお、これらの揺動アーム18、ピン17およびシリンダ19は、第二および第三の弧状体3b、3cを揺動させる揺動手段を構成する。
したがって、図2に仮想線および矢印で示すように、ベースプレート8に垂直に取り付けられたシリンダ15のピストンロッド15aを引っ込めると、第一の弧状体3aが成形ドラム2aの軸線Cに直交する面内で垂直方向の下方に移動し、ベースプレート8に水平に取り付けられたシリンダ19のピストンロッド19aをそれぞれ引っ込めると、第二および第三の弧状体3b、3cが、揺動アーム18を介して成形ドラム2aの軸線Cに直交する面内で外側にそれぞれ展開する。なお、各弧状体3a、3b、3cを外側に展開した状態(図2に仮想線で示す状態であり、以下、「展開状態」という)にて、各弧状体3a、3b、3cの最内端P3a、P3b、P3cがそれぞれ、図2中に仮想線で示すビードBの最外径位置Boutよりも半径方向外側に位置するように、各シリンダ15、19のピストンロッド15a、19aの進退距離は設定されている。
次に、この実施形態のビードセッター1の作用について説明する。ここでは、成形ドラム2aの外周には既にインナーライナやプライ等のタイヤ構成部材Tが巻き付けられているものとする。
先ず、図3(a)に示すように、ビードセッター1の各シリンダ15、19のピストンロッド15a、19aをそれぞれ突出させ、ビード保持部材3の第一、第二および第三の弧状体3a、3b、3cを閉状態(図2(a)に実線で示す状態)にする。そして、これらの第一、第二および第三の弧状体3a、3b、3cを閉じた状態で、ビード保持部材3にビード受渡し装置(図示省略)等から受け渡されるフィラーまたはスティフナー付のビードBを保持させる。
次に、図3(b)に示すように、搬送ベース4によりビードセッター1を成形ドラム2aの軸線Cに沿って前進させ、ビードBを成形ドラム2a上のタイヤ構成部材Tにセットする。ビードBのセットが完了した後には、図2(a)に仮想線で示すように、各シリンダ15、19のピストンロッド15a、19aを引っ込めてビード保持部材3の第一、第二および第三の弧状体3a、3b、3cを外側に展開させる。そして、図3(c)に示すように、ビードセッター1を成形ドラム2aの軸線Cに沿って後退させる。このとき、第一、第二および第三の弧状体3a、3b、3cの最内端P3a、P3b、P3cはセットしたビードBの最外径位置Boutよりも半径方向外側に位置するため、ビードセッター1の退去時にビード保持部材3とタイヤ構成部材T上にセットされたビードBとが干渉することはない。
したがって、このビードセッター1によれば、ビードBを回避するに際して第二および第三の弧状体3b、3cを揺動させる構成としたので、これらの第二および第三の弧状体3b、3cの外縁位置Q3b、Q3cをもってビード保持部材3を外側に展開したときの幅(はみ出し量Δd)を規定することができ、設置スペースを削減することができる。また第二および第三の弧状体3b、3cを半径方向外側で支持する部材(例えば、前述の特許文献1におけるリングフレーム)を別途に設ける必要がないことから、小型かつ軽量なビードセッター1がもたらされる。一方で、第一の弧状体3aは、設置スペースの削減への寄与率の低い場所(例えば、ビード保持部材3を支持する部材4を、該ビード保持部材の垂直方向の上側または下側に設けた場合には第二および第三の弧状体3b、3cが垂直方向に直角な水平方向に展開することから、ビード保持部材3の上側または下側は設置スペースの削減への寄与率が低くなる)に配置することができるので、所定方向へのビード保持部材3のはみ出しを抑えつつもシンプルな構造とすることができる。しかも、上述したようなビードを保持できない欠如部(図4(a)参照)を設けなくとも、成形ドラムからの退去時にビードBとの干渉を回避することができるので、ビードBをほぼ全周に亘って保持可能な構造とすることができる。また故障時に弧状体3a、3b、3cごとの交換または修理が可能となるためメンテナンスが容易となる。
また、この実施形態のビードセッター1によれば、第一の弧状体3aを、搬送手段としての搬送ベース4と対向して配置したことから、すなわち、設置スペースの削減への寄与率の低い場所に第一の弧状体3aを配置したことから、所定方向へのビード保持部材3のはみ出しを抑えつつも確実にシンプルな構造とすることができる。
さらに、この実施形態のビードセッター1によれば、第一、第二および第三の弧状体3a、3b、3cは、互いに近接した状態にて略円環形状を形成するので、すなわちビード保持部材3に上記欠如部が設けられていないので、ビード保持部材3によりビードBの全周を保持することにより、ビード保持力を高めることができ、ひいてはビードBのセット精度を高めることができる。
また、この実施形態のビードセッター1によれば、第一、第二および第三の弧状体3a、3b、3cの内端部にそれぞれ複数の磁石14を設け、当該磁石14によりビードBを吸着保持するようにしたので、ビードBを確実にかつ傷つけることなく保持できるとともに、装置全体のさらなる小型化を図ることができる。
しかも、この実施形態のビードセッター1によれば、対をなすビード保持部材3、3を別々の搬送ベース4、4に配置したことから、これらの搬送ベース4、4間の距離を調整することで、左右のビード保持部材3、3の振り分け(軸線C方向における位置合わせ)を容易に行うことができる。
以上、図示例に基づき説明したが、この発明は上述の例に限定されるものではない。例えば上記例では、第一の弧状体3aを移動させる移動手段並びに第二および第三の弧状体3b、3cを揺動させる揺動手段として空圧または油圧により駆動されるシリンダを用いたが、これに代えて、ねじ機構による進退作用により、第1の弧状体3aを移動させたり第二および第三の弧状体3b、3cを揺動アーム18を介して揺動させたりしても良い。また、上記例では、搬送手段としての搬送ベース4をビード保持部材3の下側に設けているが、上側または側方に設けても良い。さらに、ビードセッター1に設けるビード保持部材3は一つでも良い。さらに、各搬送ベース4に各々異なるビードサイズに適合する複数のビード保持部材3を搭載しても良く、これによれば、ビードのサイズ変更への対応が迅速に行い得るとともに、完全自動化に対応したビードセッターを提供できる。
かくして、この発明により、ビードのセット精度を確保しつつも設置スペースを削減することができ、しかも小型かつ軽量なビードセッターを提供することが可能となった。
1 ビードセッター
2a 成形ドラム
3 ビード保持部材
3a 第一の弧状体
3b 第二の弧状体
3c 第三の弧状体
4 搬送ベース(搬送手段)
14 磁石
15 シリンダ(移動手段)
17 ピン(揺動支点)
18 揺動アーム
19 シリンダ

Claims (4)

  1. ビードを保持するビード保持部材を備え、該ビード保持部材に保持されたビードを成形ドラムに貼り付けられたタイヤ構成部材に供給するビードセッターであって、
    前記ビード保持部材は、各々円弧形状を持ち互いに近接した状態にてビードを保持する第一、第二および第三の弧状体を有し、
    前記第一の弧状体は、前記成形ドラムの軸線に直交する面内で半径方向に移動自在に設けられ、
    前記第二および第三の弧状体は、前記ビード保持部材より半径方向外側に位置する揺動支点を支点に、前記成形ドラムの軸線に直交する面内で揺動自在にそれぞれ設けられ、
    前記ビードセッターに、前記第一の弧状体を移動させる移動手段と、前記第二および第三の弧状体を揺動させる少なくとも一つの揺動手段と、を設けたことを特徴とするビードセッター。
  2. 前記ビード保持部材を支持するとともに該ビード保持部材を前記軸線方向に沿って可動に案内する少なくとも一つの搬送手段を備え、前記第一の弧状体を、前記搬送手段と対向して配置した、請求項1に記載のビードセッター。
  3. 前記第一、第二および第三の弧状体は、互いに近接した状態にて略円環形状を形成する、請求項1または2に記載のビードセッター。
  4. 前記第一、第二および第三の弧状体はそれぞれ、ビードを吸着保持する複数の磁石を有する、請求項1〜3の何れか一項に記載のビードセッター。
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