JP5415772B2 - 正中面決定装置および磁気共鳴イメージング装置 - Google Patents

正中面決定装置および磁気共鳴イメージング装置 Download PDF

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Description

本発明は、被検体の脳のボリュームデータに基づいて正中面を決定する正中面決定装置、および磁気共鳴イメージング装置に関する。
被検体の脳に対してスライスを設定する場合、正中面を基準にしてスライスを設定することがある。この場合、正中面の位置によって、スライス位置も変わってくるので、正中面の位置をできるだけ精度よく決定することが重要である。正中面の位置は、一般的には、大脳縦裂を基準にして決定される。したがって、正中面の位置をできるだけ精度よく決定するためには、大脳縦裂の位置をできるだけ正確に検出する必要がある。大脳縦裂の位置を検出する方法として、正中線を利用することが考えられる(特許文献1参照)。
特開平5-212013号
特許文献1の方法では、断層像の中の大脳縦裂を追跡し、その追跡線に基づいて、正中線を決定している。したがって、大脳縦裂が断層像の中のどの位置を横切るかは分かる。しかし、大脳縦裂は2次元的に広がっているので、大脳縦裂が他の断層像では、どの位置を横切るのかは分からず、大脳縦裂の位置を高精度に求めることはできない。したがって、特許文献1の方法を利用しても、正中面を高精度に決定することはできないという問題がある。
本発明は、上記の事情に鑑み、正中面を精度よく決定することができる正中面決定装置、および磁気共鳴イメージング装置を提供することを目的とする。
上記の問題を解決する本発明の正中面決定装置は、
被検体の脳のボリュームデータに基づいて正中面を決定する正中面決定装置であって、
上記脳を横切る基準面に交差するボクセルのボクセル値に基づいて、上記正中面を決定する。
本発明では、脳を横切る基準面に交差するボクセルのボクセル値に基づいて、正中面を決定している。基準面を用いることによって、正中線を用いるよりも、大脳縦裂の位置を精度よく検出することができるので、正中面を精度よく決定することができる。
本発明の一実施形態の磁気共鳴イメージング装置1の概略図である。 MRI装置1の処理フローの一例を示す図である。 再構成されたボリュームデータDVを概略的に示す図である。 ボリュームデータDVのサジタル断面の一例を概略的に示す図である。 抽出された脳8bの3次元画像を示す斜視図である。 標準脳の3次元画像の一例を示す斜視図である。 図7(a)は、サンプル脳8bの重心を、標準脳の重心に合わせる前の様子を示す図、図7(b)は、サンプル脳8bの重心を、標準脳の重心に合わせた後の様子を示す図である。 図8(a)は、3つの角度(回転)パラメータrx、ry、rzと、3つのスケーリングパラメータsx、sy、szとを最適化する前の様子を示す図であり、図8(b)は、3つの角度(回転)パラメータrx、ry、rzと、3つのスケーリングパラメータsx、sy、szとを最適化した後の様子を示す図である。 マッチング処理が実行された後のサンプル脳8bの大脳縦裂8cのXYZ空間における位置の一例を示す図である サンプル脳8bの大脳縦裂8cがYZ面からずれた場合の一例を示す図である。 図10におけるYZ面と、YZ面に交差する脳のボクセルV1〜Vzを概略的に示す図である。 YZ面をZ軸を中心に回転させた後の図である。 YZ1面(図12参照)と、YZ1面に交差する脳のボクセルV11〜V1zを概略的に示す図である。 回転角Φxyと、YZ面に交差するボクセルのボクセル値の積分値Aとの関係を示すグラフである。 YZ面をZ軸を中心に回転角Φxy2だけ回転させた後の図である。 YZ2面(図15参照)と、YZ2面に交差する脳のボクセルV21〜V2zを概略的に示す図である。 Z軸を中心に反時計回りにΦxy2だけ回転させた後のサンプル脳8bを示す図である。 YZ面をY軸を中心に回転させた後の図である。 YZ3面(図18参照)と、YZ3面に交差する脳のボクセルV31〜V3zを概略的に示す図である。 回転角Φzxと、YZ面に交差するボクセルのボクセル値の積分値Bとの関係を示すグラフである。 YZ面をY軸を中心に回転角Φzx4だけ回転させた後の図である。 YZ4面(図21参照)と、YZ4面に交差する脳のボクセルV41〜V4zを概略的に示す図である。 スライス決定手段が決定したスライス位置の一例である。
以下、本発明を実施するための形態について説明するが、本発明は、以下の形態に限定されることはない。
図1は、本発明の一実施形態の磁気共鳴イメージング装置1の概略図である。
磁気共鳴イメージング装置(以下、MRI(Magnetic Resonance Imaging)装置と呼ぶ)1は、コイルアセンブリ2と、テーブル3と、受信コイル4と、制御装置5と、入力装置6とを有している。
コイルアセンブリ2は、被検体8が収容されるボア21と、超伝導コイル22と、勾配コイル23と、送信コイル24とを有している。超伝導コイル22は静磁場B0を形成し、勾配コイル23は勾配パルスを印加し、送信コイル24はRFパルスを送信する。
テーブル3は、クレードル31を有している。クレードル31は、z方向および−z方向に移動するように構成されている。クレードル31がz方向に移動することによって、被検体8がボア21に搬送される。クレードル31が−z方向に移動することによって、ボア21に搬送された被検体8は、ボア21から搬出される。
受信コイル4は、被検体8の頭部8aに取り付けられている。受信コイル4が受信したMR(Magnetic Resonance)信号は、制御装置5に伝送される。
制御装置5は、コイル制御手段51〜スライス設定手段58を有している。
コイル制御手段51は、被検体8を撮影するためのパルスシーケンスが実行されるように、勾配コイル23および送信コイル24を制御する。
データ処理手段52は、受信コイル4により収集されたデータを処理し、被検体8の頭部8aのボリュームデータDV(図3参照)を再構成する。
脳抽出手段53は、ボリュームデータDVから脳8b(図5参照)を抽出する。
マッチング手段54は、サンプル脳8bを標準脳Tにマッチングさせる(図7および図8参照)。
正中面決定手段550は、正中面を決定する。正中面決定手段550は、正中面を決定するために、回転手段55、算出手段56、および回転角決定手段57を有している。回転手段55は、YZ面の回転角ΦxyおよびΦzxが変更されるように、YZ面を回転する(例えば、図12および図18参照)。算出手段56は、回転角ΦxyおよびΦzxを変更するたびに、YZ面に交差するボクセルのボクセル値の積分値AおよびBを算出する(例えば、図14および図20参照)。回転角決定手段57は、積分値Aを最小にするときの回転角Φxyと、積分値Bを最小にするときの回転角Φzxとを決定する。正中面決定手段550は、回転手段55、算出手段56、および回転角決定手段57の動作を実行するためのプログラムを制御装置5にインストールすることによって実現されている。ただし、プログラムを用いずに、ハードウェアのみで実現してもよい。
スライス設定手段58は、正中面決定手段550が決定した正中面に基づいて、スライスを設定する。
入力装置6は、オペレータ61の操作を受けて、種々の命令などを制御装置5に入力する。
MRI装置1は、上記のように構成されている。次に、被検体8の頭部8aを撮影する場合のMRI装置1の処理フローの一例について説明する。
図2は、MRI装置1の処理フローの一例を示す図である。
図2には、被検体8の頭部8aから収集したスライス位置決め用データに基づいて、被検体8の頭部8aにスライスを自動的に設定し、自動的に設定されたスライスに従って被検体8の頭部8aを撮影するときフローの一例が示されている。以下に、図2のフローについて説明する。
ステップS1では、スライスを自動的に設定するために必要なスライス位置決め用のデータが収集される。スライス位置決め用のデータを収集するために、オペレータ9は、入力装置6(図1参照)を操作して、スライス位置決め用のデータを収集するための命令を入力する。この命令が入力されると、コイル制御手段51(図1参照)は、スライス位置決め用のデータを収集するためのプリスキャンが実行されるように、勾配コイル23および送信コイル24を制御する。プリスキャンが実行されることにより、受信コイル4は、被検体8の頭部8aからのMR信号を受信する。受信コイル4が受信したMR信号は、制御装置5のデータ処理手段52に伝送される。プリスキャンした後、ステップS2に進む。
ステップS2では、データ処理手段52(図1参照)が、被検体8の頭部8aから収集されたデータから、被検体8の頭部8aのボリュームデータを再構成する。
図3は、再構成されたボリュームデータDVを概略的に示す図、図4は、ボリュームデータDVのサジタル断面の一例を概略的に示す図である。
図3に示すように、再構成されたボリュームデータDVは、被検体8の頭部8aを表している。ボリュームデータDVには、脳8bなどのデータが含まれている。ボリュームデータDVを再構成した後、ステップS3に進む。
ステップS3では、脳抽出手段53(図1参照)が、ボリュームデータDVから脳8bを抽出する。本実施形態では、後述するマッチング処理(図2のステップS4参照)において、被検体8の脳8bを、標準脳にマッチングさせる処理が行われるので、その前処理として、ステップS3において、ボリュームデータDVから脳8bを抽出する処理が行われる。脳抽出手段53は、脳8bと頭皮8eとの間の間隙G1や、脳8bと鼻腔8dとの間の間隙G2(図4参照)などを利用して、ボリュームデータDVから脳8bを抽出する。抽出する手法としては、イロージョン(Erosion)やディレーション(Dilation)などを適用することができる。
図5は、抽出された脳8bの3次元画像を示す斜視図である。
図5から、脳8bのみが抽出されていることがわかる。脳8bを抽出した後、ステップS4に進む。
ステップS4では、抽出した脳(以下、「サンプル脳」と呼ぶ)8bを、標準脳にマッチングさせる処理を行う。
図6は、標準脳の3次元画像の一例を示す斜視図である。
本実施形態では、3次元アフィン(Affine)変換を用いて、サンプル脳8bを標準脳Tにマッチングさせる。3次元アフィン変換では、以下のパラメータを用いることによりマッチングが行われる。
(1)3つの移動パラメータtx、ty、tz
(2)3つの角度(回転)パラメータrx、ry、rz、および
(3)3つのスケーリングパラメータsx、sy、sz
先ず、サンプル脳8bの重心を標準脳の重心に合わせることにより、移動パラメータtx、ty、tzを決定する。
図7(a)は、サンプル脳8bの重心を、標準脳の重心に合わせる前の様子を示す図、図7(b)は、サンプル脳8bの重心を、標準脳の重心に合わせた後の様子を示す図である。
マッチング手段54(図1参照)は、サンプル脳8bの重心Gsと、標準脳Tの重心Gtとを決定する(図7(a)参照)。重心GsとGtとを決定した後、サンプル脳8bの重心Gsを標準脳Tの重心Gtに合わせるための移動パラメータtx、ty、およびtzの値を決定する。したがって、図7(b)に示すように、サンプル脳8bの重心Gsを標準脳Tの重心Gtに合わせることができる。尚、図7(b)では、標準脳Tは輪郭のみが示されている。
移動パラメータtx、ty、tzを決定した後、3つの角度(回転)パラメータrx、ry、rzと、3つのスケーリングパラメータsx、sy、szとを最適化する。
図8(a)は、3つの角度(回転)パラメータrx、ry、rzと、3つのスケーリングパラメータsx、sy、szとを最適化する前の様子を示す図であり、図8(b)は、3つの角度(回転)パラメータrx、ry、rzと、3つのスケーリングパラメータsx、sy、szとを最適化した後の様子を示す図である。
図8(a)には、最適化前のサンプル脳8bおよび標準脳Tのアキシャル画像、サジタル画像、コロナル画像が示されており、図8(b)には、最適化後のサンプル脳8bおよび標準脳Tのアキシャル画像、サジタル画像、コロナル画像が示されている。ただし、図8(a)および図8(b)において、標準脳Tは輪郭のみが示されている。
図8(a)と図8(b)とを比較すると、パラメータの最適化により、サンプル脳8bが標準脳Tに対してマッチングされていることがわかる。マッチングが終了した後、ステップS5に進む。
ステップS5では、脳の大脳縦裂の位置に基づいて、正中面を決定する。本実施形態では、大脳縦裂を通るサジタル断面を、正中面と決定する。したがって、正中面を決定するためには、大脳縦裂を検出しなければならない。以下に、本実施形態において、大脳縦裂をどのようにして検出しているかについて説明する。
図9〜図22は、大脳縦裂をどのようにして検出しているかについての説明図である。
図9は、マッチング処理(ステップS4)が実行された後のサンプル脳8bのXYZ空間における位置の一例を示す図である(説明の便宜上、標準脳Tは、図示省略されている)。図9(a)は、サンプル脳8bの斜視図、図9(b)および(c)は、それぞれ、サンプル脳8bのアキシャル断面(XY面内の断面)およびコロナル断面(ZX面内の断面)を示す図である。
図9では、大脳縦裂8cがYZ面内に位置している例が示されている。マッチング処理を実行することによって(ステップS4)、大脳縦裂8cがYZ面内に位置した場合、YZ面が正中面に一致する。したがって、YZ面を正中面として使用すればよい。しかし、サンプル脳8bの形状は個人差があるので、マッチング処理を実行しても、サンプル脳8bの大脳縦裂8cは必ずしもYZ面内に位置するとは限らず、YZ面からずれる場合がある(図10参照)。
図10は、サンプル脳8bの大脳縦裂8cがYZ面からずれた場合の一例を示す図である。
図10(a)は、サンプル脳8bの斜視図、図10(b)および(c)は、それぞれ、サンプル脳8bのアキシャル断面(XY面内の断面)およびコロナル断面(ZX面内の断面)を示す図である。
図10(b)および(c)に示すように、YZ面は、大脳縦裂8cからややずれている。本実施形態では、後のステップS6において、正中面に基づいてスライスを設定するので(図2参照)、大脳縦裂8cからずれたYZ面をそのまま正中面と決定してしまうと、スライスを所望の位置に設定することができなくなる。したがって、スライスを所望の位置に設定するためには、大脳縦裂8cの位置をできるだけ正確に求める必要がある。そこで、本実施形態では、以下のようにして、大脳縦裂8cの位置を求めている。
大脳縦裂8cは脳の左脳と右脳との間の溝の部分であり、脳をMRI装置で撮影した場合、大脳縦裂8cにおけるMR信号の強度と、左脳および右脳の組織(白質、灰質など)におけるMR信号の強度が異なる。本実施形態では、このMR信号の強度の違いに着目している。例えば、T1強調で脳を撮影すると、脳の各部位の信号強度の中で、大脳縦裂8cの信号強度が最小となる。したがって、脳の中で、信号強度の小さくなる場所を探し出すことができれば、大脳縦裂8cを特定することができる。そこで、本実施形態では、以下のようにして、脳の中で、信号強度の小さくなる場所を探し出している。
図11〜図20は、信号強度の小さくなる場所を探し出すための説明図である。
図11は、図10におけるYZ面と、YZ面に交差する脳のボクセルV1〜Vzが概略的に示されている。図11では、各ボクセルV1〜Vzは、正方形で示されている。ボクセルV1〜Vzの大きさは、実際はもっと小さいが、図11では、説明の便宜上、実際のボクセルの大きさよりも拡大して示してある。ボクセルV1〜Vzの中で、大脳縦裂8cを含むボクセルVfは、斜線で示されている(図11では、6個のボクセルVfが斜線で示されている)。先ず、サンプル脳8bの全てのボクセルの中から、YZ面に交差するボクセルV1〜Vzのボクセル値の積分値Aを算出する。積分値Aを算出した後、YZ面をZ軸を中心に回転させる。
図12は、YZ面をZ軸を中心に回転させた後の図である。
図12(a)は、XYZ空間とサンプル脳8bとの位置関係を示す図、図12(b)および(c)は、それぞれ、サンプル脳8bのアキシャル断面(XY面内の断面)およびコロナル断面(ZX面内の断面)を示す図である。
図12には、YZ面をZ軸を中心として回転角Φxy=Φxy1だけ回転させた様子が示されている。YZ面をZ軸を中心に回転させることにより、サンプル脳8bに対してYZ面が横切る位置を変更することができる。Z軸を中心として回転角Φxy1だけ回転させた後のYZ面(YZ1面)は、図12(b)に示すように、XY面内において、サンプル脳8bに対して大脳縦裂8cに近い位置を横切っていることが分かる。
図13は、YZ1面(図12参照)と、YZ1面に交差する脳のボクセルV11〜V1zを概略的に示す図である。
ボクセルV11〜V1zの大きさは、実際はもっと小さいが、図13では、説明の便宜上、実際のボクセルの大きさよりも拡大して示してある。ボクセルV11〜V1zの中で、大脳縦裂8cを含むボクセルVfは、斜線で示されている(図13では、12個のボクセルVfが斜線で示されている)。YZ面をZ軸を中心として回転角Φxy1だけ回転させた後、サンプル脳8bの全てのボクセルの中から、YZ1面に交差するボクセルV11〜V1zのボクセル値の積分値Aを算出する。
以下同様に、YZ面をZ軸を中心に回転させることにより回転角ΦxyをXY面内において変更しながら、回転角Φxyの異なるYZ面ごとに、YZ面に交差するボクセルのボクセル値の積分値Aを算出する。
図14は、回転角Φxyと、YZ面に交差するボクセルのボクセル値の積分値Aとの関係を示すグラフである。
図14では、回転角Φxyを、−15°<Φxy<+15°の間で変更させた場合の回転角Φxyに対する積分値Aが示されている。図14から、Φxy=Φxy2における積分値A2が最小値になることがわかる。上述したように、例えばT1強調で脳を撮影した場合、大脳縦裂8cにおけるボクセルVfのボクセル値は、左脳および右脳の組織(白質や灰白質など)におけるボクセルのボクセル値よりも小さくなる。したがって、積分値Aを最小値A2にする回転角Φxy2が、YZ面を(XY面内において)大脳縦裂8cに最も近づける回転角であることが分かる(図15参照)。
図15は、YZ面をZ軸を中心に回転角Φxy2だけ回転させた後の図である。
図15(b)を参照すると、Z軸を中心として回転角Φxy2だけ回転させた後のYZ面(YZ2面)は、XY面内において、サンプル脳8bに対して大脳縦裂8cにほぼ一致する位置を横切っていることが分かる。
図16は、YZ2面(図15参照)と、YZ2面に交差する脳のボクセルV21〜V2zを概略的に示す図である。
ボクセルV21〜V2zの大きさは、実際はもっと小さいが、図16では、説明の便宜上、実際のボクセルの大きさよりも拡大して示してある。ボクセルV21〜V2zの中で、大脳縦裂8cを含むボクセルVfは、斜線で示されている。図16と図13とを比較すると、サンプル脳8bを回転角Φxy2だけ回転させることによって、大脳縦裂8cを含むボクセルVfの数が増えていることが分かる。
ただし、図11〜図16は、XY面内の回転角Φxyのみを変更させて積分値Aを算出している。したがって、XY面内における大脳縦裂8cの位置は検出されたが(図15(b)参照)、ZX面内における大脳縦裂8cの位置はまだ検出されていない(図15(c)参照)。そこで、ZX面内における大脳縦裂8cの位置を検出するために、以下のような処理を実行する。
先ず、図15の状態から、サンプル脳8bを、Z軸を中心に反時計回りにΦxy2だけ回転させる(図17参照)。
図17は、Z軸を中心に反時計回りにΦxy2だけ回転させた後のサンプル脳8bを示す図である。
図17(a)は、XYZ空間とサンプル脳8bとの位置関係を示す図、図17(b)および(c)は、それぞれ、サンプル脳8bのアキシャル断面(XY面内の断面)およびコロナル断面(ZX面内の断面)を示す図である。
サンプル脳8bをΦxy2だけ回転させる前は、大脳縦裂8cは、YZ2面に一致しているが(図15(b)参照)、サンプル脳8bをZ軸を中心にΦxy2だけ回転させることによって、図17(b)に示すように、XY面内における大脳縦裂8cは、YZ面にほぼ一致していることが分かる。サンプル脳8bをΦxy2だけ回転させた後、YZ面をY軸を中心に回転させる(図18参照)。
図18は、YZ面をY軸を中心に回転させた後の図である。
図18(a)は、XYZ空間とサンプル脳8bとの位置関係を示す図、図18(b)および(c)は、それぞれ、サンプル脳8bのアキシャル断面(XY面内の断面)およびコロナル断面(ZX面内の断面)を示す図である。
図18には、YZ面をY軸を中心として回転角Φzx=Φzx3だけ回転させた様子が示されている。YZ面を回転させることにより、サンプル脳8bに対してYZ面が横切る位置を変更することができる。Y軸を中心として回転角Φzx3だけ回転させた後のYZ面(YZ3面)は、図18(c)に示すように、ZX面内において、サンプル脳8bに対して大脳縦裂8cに近い位置を横切っていることが分かる。
図19は、YZ3面(図18参照)と、YZ3面に交差する脳のボクセルV31〜V3zを概略的に示す図である。
ボクセルV31〜V3zの大きさは、実際はもっと小さいが、図19では、説明の便宜上、実際のボクセルの大きさよりも拡大して示してある。ボクセルV31〜V3zの中で、大脳縦裂8cを含むボクセルVfは、斜線で示されている。YZ面をY軸を中心として回転角Φzx3だけ回転させた後、サンプル脳8bの全てのボクセルの中から、YZ3面に交差するボクセルV31〜V3zのボクセル値の積分値Bを算出する。
以下同様に、YZ面をY軸を中心に回転させることにより回転角ΦzxをZX面内において変更しながら、回転角Φzxの異なるYZ面ごとに、YZ面に交差するボクセルのボクセル値の積分値Bを算出する。
図20は、回転角Φzxと、YZ面に交差するボクセルのボクセル値の積分値Bとの関係を示すグラフである。
図20では、回転角Φzxを、−15°<Φzx<+15°の間で変更させた場合の回転角Φzxに対する積分値Bが示されている。図20から、Φzx=Φzx4における積分値B4が最小値になることがわかる。上述したように、T1強調で脳を撮影した場合、大脳縦裂8cにおけるボクセルVfのボクセル値は、左脳および右脳の組織(白質や灰白質など)におけるボクセルのボクセル値よりも小さくなる。したがって、積分値Bを最小値B4にする回転角Φzx4が、YZ面を(ZX面内において)大脳縦裂8cに最も近づける回転角であることが分かる(図21参照)。
図21は、YZ面をY軸を中心に回転角Φzx4だけ回転させた後の図である。
図21(b)を参照すると、Y軸を中心として回転角Φzx42だけ回転させた後のYZ面(YZ4面)は、ZX面内において、サンプル脳8bに対して大脳縦裂8cにほぼ一致する位置を横切っていることが分かる。
図22は、YZ4面(図21参照)と、YZ4面に交差する脳のボクセルV41〜V4zを概略的に示す図である。
ボクセルV41〜V4zの大きさは、実際はもっと小さいが、図22では、説明の便宜上、実際のボクセルの大きさよりも拡大して示してある。ボクセルV41〜V4zの中で、大脳縦裂8cを含むボクセルVfは、斜線で示されている。図22を参照すると、YZ4面が、大脳縦裂8cにほぼ一致していることが分かる。
図10〜図22を参照しながら説明したように、回転角Φxy2およびΦzx4を求めることによって、大脳縦裂8cを検出することができる。正中面は、大脳縦裂8cを通るサジタル面であるので、YZ4面(図21および図22参照)を、正中面として決定することができる。
図10〜図22を参照しながら説明した手順に基づいて正中面を決定するため、ステップS5(図2参照)は、回転角Φxy2を算出するためのサブステップS51と、回転角Φzx4を算出するためのサブステップS52とを有している。
サブステップS51では、回転手段55(図1参照)が、図12〜図16を参照しながら説明した手順で、YZ面の回転角Φxyを変更し、一方、算出手段56(図1参照)は、回転角Φxyの異なるYZ面ごとに、積分値Aを算出する。回転角決定手段57(図1参照)は、積分値Aが最小となるとき(積分値A2)の回転角Φxy2(図14参照)を、正中面を決定するための回転角として決定する。サブステップS51を終了した後、サブステップS52に進む。
サブステップS52では、回転手段55が、図18〜図22を参照しながら説明した手順で、YZ面の回転角Φzxを変更し、一方、算出手段56は、回転角Φzxの異なるYZ面ごとに、積分値Bを算出する。回転角決定手段57は、積分値Bが最小となるとき(積分値B4)の回転角Φzx4(図20参照)を、正中面を決定するための回転角として決定する。回転角Φxy2およびΦzx4が求められたので、図9〜図22を参照しながら説明したように、YZ4面(図21および図22参照)が、正中面として決定される。正中面が決定されたら、ステップS6進む。
ステップS6では、スライス設定手段58(図1参照)が、正中面に基づいて、スライスを設定する。
図23は、スライス設定手段58が決定したスライスの一例である。
スライス設定手段58は、正中面(YZ4面)に基づいて、スライスを設定する。スライス位置は、例えば、正中面内の脳室8fの位置を基準にして決定される。スライスが設定されたら、ステップS7に進み、本スキャンが実行される。
本実施形態では、サンプル脳8bを横切るYZ面に交差するボクセルのボクセル値に基づいて、YZ面がXY面において大脳縦裂8cに最も近づくときの回転角Φxy2と、YZ面がZX面において大脳縦裂8cに最も近づくときの回転角Φxz4とを求めている。したがって、サンプル脳8bの中の大脳縦裂8cの位置を精度よく検出することができるので、大脳縦裂8cにほぼ一致するように正中面を精度よく決定することができる。
また、本実施形態では、ボリュームデータDV(図3参照)から脳8bを取り出し、取り出された脳8bに対して正中面を決定している。しかし、ボリュームデータDVから脳8bを取り出さずに、ボリュームデータDVを用いて正中面を決定してもよい。ただし、正中面を精度よく決定するためには、ボリュームデータDVそのものではなく、ボリュームデータDVから取り出した脳8bのデータを用いて正中面を決定することが好ましい。
本実施形態では、YZ面を回転させることによって、大脳縦裂8cにほぼ一致する正中面(YZ4面)を決定している。しかし、YZ面以外の面(XY面など)を回転させることによって、正中面を決定してもよい。また、本実施形態では、正中面を決定するために、2つの角度Φxy2およびΦzx4を求めているが、正中面を精度よく決定できるのであれば、いずれか一方の角度だけを求めてもよい。更に、本実施形態では、YZ面を回転させることにより、脳に対してYZ面が横切る位置を変更し、YZ面の回転角に基づいて正中面を決定している。しかし、例えば、YZ面を平行移動させることにより、脳に対してYZ面が横切る位置を変更し、YZ面の平行移動距離に基づいて正中面を決定するなど、別の方法を用いてもよい。
また、本実施形態では、マッチング処理(ステップS4)を備えているが、このステップは省略してもよい。更に、本実施形態では、正中面を決定した後(ステップS5)、決定された正中面を用いてスライスを設定しているが(ステップS6)、正中面は、スライスを設定するために用いられる必要はなく、スライスを設定する以外の別の目的で用いられてもよい。
また、本実施形態では、正中面決定手段550は、正中面を決定するために、回転手段55、算出手段56、および回転角決定手段57を有している。しかし、正中面を決定することができるのであれば、正中面決定手段550を、別の構成要素を用いて構成してもよい。
尚、本実施形態では、積分値Bの最小値B4における回転角Φzx4だけYZ面を回転させた後のYZ4面を、正中面として決定している。しかし、YZ3面に交差するボクセルV31〜V3zの個数が、YZ4面に交差するボクセルV41〜V4zの個数よりも極端に少ない場合、積分値B3が最小値になることがある。この場合、積分値Bを最小値にする回転角Φzxから正中面を決定してしまうと、大脳縦裂8cからずれたYZ3面が正中面と決定されてしまう。これでは、正中面を精度よく決定することができない。このような状況を回避するためには、ボクセル値の積分値Bの代わりに、ボクセル値の平均値HBを算出し、平均値HBが最小値となるときの回転角Φzxを、正中面を決定するときの回転角として採用すればよい。ボクセル値の平均値HBは、積分値Bを用いて、以下の式(1)で表すことができる。
HB=B/N ・・・(1)
ただし、N:回転角Φzxだけ回転させた後のYZ面に交差するボクセルの個数
ボクセル値の平均値HBは、積分値Bをボクセルの個数Nで割ることにより得られる値であるので、ボクセル値の平均値HBは、YZ面に交差するN個のボクセルのボクセル値の平均値を表している。平均値HBが小さければ小さいほど、ボクセルの個数Nに対して、大脳縦裂8cを含むボクセルVf(例えば、図22参照)の個数の割合が多いことを意味する。したがって、平均値HBが最小となるときの回転角Φzxを求めても、大脳縦裂8cを検出することができる。一般的には、回転角Φzxを変更する範囲が狭い場合は、積分値Bと平均値HBのどちらの値を用いても大脳縦裂8cを精度よく検出することができるが、回転角Φzxを変更する範囲が広い場合は、積分値Bよりも平均値HBを用いた方が、大脳縦裂8cをより精度よく検出することができる。例えば、本実施形態のように回転角Φzxを、−15°<Φzx<15°の範囲で変更している場合は、積分値Bと平均値HBのどちらの値を用いても大脳縦裂8cを精度よく検出することができる。ただし、回転角Φzxをもっと広い範囲に渡って変更したい場合は(例えば、−45°<Φzx<45°)、積分値Bよりも平均値HBを用いた方が、大脳縦裂8cをより精度よく検出することができる。上記の説明では、回転角Φzxについて説明されているが、回転角Φxyについても同様である。尚、積分値や平均値以外の別の値を用いて回転角を決定してもよい。
1 MRI 装置
2 コイルアセンブリ
3 テーブル
4 受信コイル
5 制御装置
6 入力装置
8 被検体
8a 頭部
8b サンプル脳
8c 大脳縦裂
8f 脳室
31 クレードル
51 コイル制御手段
52 データ処理手段
53 脳抽出手段
54 マッチング手段
55 回転手段
56 算出手段
57 回転角決定手段
58 スライス決定手段
61 オペレータ

Claims (6)

  1. 被検体の脳のボリュームデータに基づいて正中面を決定する正中面決定装置であって、
    前記脳の所定の点をXYZ座標系の原点とし、前記脳の左右方向をX軸、前後方向をY軸、上下方向をZ軸としたとき、所定の範囲で、Z軸を回転軸としてYZ面を回転させる又はY軸を回転軸としてYZ面を回転させる回転手段と、
    前記回転手段によって回転するYZ面の各々の位置で、YZ面に交差する前記脳における、複数のボクセルのボクセル値の積分値又は前記複数のボクセルのボクセル値の平均値を算出する算出手段と、
    前記算出手段によって算出された前記積分値又は前記平均値が最小になるYZ面の位置に回転させた回転角を、前記正中面を決定するための回転角として決定する回転角決定手段と
    を有する正中面決定装置。
  2. 請求項1に記載の正中面決定装置において、
    前記回転手段は、前記脳の重心をXYZ座標系の原点とする正中面決定装置。
  3. 請求項1又は2に記載の正中面決定装置において、
    前記回転手段は、Z軸及びY軸のうちの一方の軸を回転軸としてYZ面を前記回転角決定手段によって決定した回転角で回転させた後に、Z軸及びY軸のうちの他方の軸を回転軸としてYZ面を前記回転角決定手段によって決定した回転角で回転させる正中面決定装置。
  4. 請求項2又は請求項2を引用する請求項3に記載の正中面決定装置において、
    前記被検体の頭部のボリュームデータから前記脳を抽出する抽出手段と、
    抽出された脳の重心を算出する重心算出手段と
    を有する正中面決定装置。
  5. 請求項1〜4のうちのいずれかに記載の正中面決定装置を有するとともに、
    前記正中面決定装置が決定した正中面に基づいて撮影するスライスを決定するスライス決定手段を有する磁気共鳴イメージング装置。
  6. 被検体の脳のボリュームデータに基づいて正中面を決定する正中面決定装置を、
    前記脳の所定の点をXYZ座標系の原点とし、前記脳の左右方向をX軸、前後方向をY軸、上下方向をZ軸としたとき、所定の範囲で、Z軸を回転軸としてYZ面を回転させる又はY軸を回転軸としてYZ面を回転させる回転手段、
    前記回転手段によって回転するYZ面の各々の位置で、YZ面に交差する前記脳における、複数のボクセルのボクセル値の積分値又は前記複数のボクセルのボクセル値の平均値を算出する算出手段、
    前記算出手段によって算出された前記積分値又は前記平均値が最小になるYZ面の位置に回転させた回転角を、前記正中面を決定するための回転角として決定する回転角決定手段
    として機能させるためのプログラム。
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