JP5414690B2 - 着脱式の注入部材を備える飲料調製装置 - Google Patents

着脱式の注入部材を備える飲料調製装置 Download PDF

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Description

本発明は、カプセルにて装置へともたらされる食品原料から飲料を調製するための装置に関する。さらに詳しくは、本発明は、着脱可能な様相で装置へと接続される改善された注入部材を備えている上述の装置に関する。
加圧された流体をカプセルへと注入することによって飲料を調製するための装置は、特にコーヒーまたはコーヒー類の飲料の調製の分野において、周知である。さらには、チョコレートまたは乳製品などといった他の物質を、飲料を形成すべく抽出でき、あるいは溶解させることができる。そのようなシステムの利点は、特に原料の保存および鮮度、ならびに飲料を調製する作業の容易化の可能性にある。
そのような装置を使用して飲料を調製する方法は、おおむね以下のとおりである。通常は、密封されたカプセルが、飲料調製装置の収容チャンバへと最初に挿入される。その後に、水注入手段(装置の液体供給源へと接続されており、収容チャンバの内部へと突き出す針など)が、液体をカプセル内の原料と相互作用させるために、高温または低温の液体を注入すべくカプセルの表面を貫いて導入される。次いで、この相互作用から得られる液体飲料が、カプセルの送出面を通って排出される。例えば、カプセルの送出面が、液体の注入によって生じるカプセルの内部の圧力によって開く。
液体とカプセル内の原料との間の相互作用が、カプセルにて供給される原料によって飲料を調製するために、例えば溶解、抽出、調合、または任意の他の相互作用であってよいことを、理解すべきである。
上述の飲料製造の原理を適用するための装置は、通常は、飲料の調製のために水を使用しているため、装置(特に、注入部材内)の水垢が、装置の機能に悪影響を及ぼす可能性がある。さらには、注入部材が、導入される(例えば、貫通され、あるいは他のやり方で注入される)カプセルの内部の溶解物または固形物(コーヒーなど)の残滓の影響を受けやすい。したがって、カプセルを貫くための注入部材が小さな直径を有しているため、注入部材の清掃を、注入部材の正しい機能を保証し、特に水垢または注入部材によって導入される(例えば、貫通され、あるいは他のやり方で注入される)カプセルの内部に用意される物質による注入部材の詰まりを防止するために、定期的に実行しなければならない。したがって、注入部材の容易な保守および清掃を可能にする注入部材の設計が求められる。
さらには、そのような装置によって調製される飲料の品質が、カプセルへの注入の流量および/または角度などといった注入条件によって大きく影響されることが知られている。カプセルから溶解させられ、あるいは抽出される物質に応じて、異なる注入条件が、飲料の品質および風味に関して最良の結果につながる可能性がある。したがって、さまざまな注入条件を可能にする注入部材を提供することが興味深いと考えられる。したがって、装置の長い寿命に関して、注入部材の交換可能性が望まれる。
欧州特許第1440638 A1号が、1つ以上の飲料原料を収容しているカプセルから飲料を調製するための飲料調製装置を示している。この装置は、カプセルの入口を形成する第1の貫通要素と、使用されるべきカプセルの出口を形成する第2の貫通要素とを備えている。2つの貫通要素が、着脱可能なやり方で装置へと接続されるただ1つの注入ユニットとして形成されている。したがって、貫通要素が固定されている装置に比べて、注入ユニットの清掃が容易にされている。しかしながら、開示されている注入ユニットは、貫通されるべきカプセルの下方に設けられており、接続手段が設けられていない。したがって、カプセルが装置から取り外されるとき、注入ユニットが意図せずに外れてしまう可能性がある。
欧州特許第1731063 A1号が、飲料調製システムへと接続されるように意図されたカプセルホルダを明らかにしており、飲料調製システムが、飲料調製システムへともたらされるカプセルを収容するカプセルホルダのハウジングの内部へと延びる注入部材を備えている。しかしながら、安全の理由に関して、注入部材が、飲料調製装置そのもののハウジングの内部に配置されなければならない。このようにして、飲料調製のプロセスの際に注入部材に触れる危険を、最小限まで減らすことができる。
本発明は、カプセルの内部に用意された原料の抽出および/または溶解のための飲料調製装置に、この装置に良好に一体化されるが、清掃および保守の目的のために容易に取り外すこともできる注入部材を提供するという課題に対処しようとする。
また、本発明は、他の目的、特に本明細書の残りの部分で明らかになる他の課題への解決策を目的とする。
本発明は、カプセルに収容された食品材料から飲料を調製するための装置であって、当該装置にもたらされたカプセルに液体を注入することによって飲料を調製する装置を提案する。この装置は、カプセルを当該装置の収容チャンバに挿入するための開口を有している抽出ヘッド、前記カプセルを少なくとも2つの囲み部材の相対移動によって選択的に囲むための閉鎖機構、および支持部材と、該支持部材に取り付けられ、液体を受け取り、当該装置にもたらされたカプセルに液体を注入するように構成された少なくとも1つの注入要素とを備えている少なくとも1つの注入部材を備え、前記注入部材が、解除可能な接続機構によって、前記収容チャンバの注入側の支持部に着脱可能に取り付けられる。
本発明による装置によれば、装置によって供給される液体と、抽出ヘッドの開口を介して装置にもたらされるカプセルに収容された原料との間の相互作用を可能にすることができる。
考えられる一態様においては、カプセルへの液体の供給に起因して、密封カプセルの内部の圧力が高まる。これに関し、装置によってもたらされる液体の注入が、装置の注入部材の注入要素が導入されるカプセルの上面において生じる。調製される飲料の出力は、カプセルの下面において生じ、したがって液体の直接的な流れが可能である。したがって、カップなどの容器を、調製される飲料を受け取るためにカプセルの下方に配置することができる。
国際公開第03059778号が、本発明の装置における飲料の調製に使用することができるカプセルに関する。カプセルが、1つ以上の原料を含んでいる。カプセルへの液体の注入後に、カプセルからの流出を、液体とカプセル内に収容された原料との相互作用のために充分な時間を提供するために遅延させることができる。調製される飲料をカプセルから流出させるために、例えばカプセルの下部壁を開く出口膜に対する逃げなどの開放手段を設けることができる。これらの開放手段は、液体が注入されたときのカプセルの内部の圧力の上昇と相互作用する。カプセルは、とりわけ、飲料を「交差汚染」を生じることなく調製でき、すなわち調製される第1の飲料が味、色、および/または臭いなどといった1つ以上の望ましくない特性を第1の飲料の後で調製される第2の飲料に移すことがないという利点を有している。本発明は、国際公開第03059778号に記載の原理とは別の原理に従って飲料装置において調合され、溶解させられ、あるいは希釈される原料を収容している他の任意の食品または飲料カートリッジ、ポッド、または小袋にも同様に適用可能である。本発明の文脈において、用語「カプセル」は、カプセルホルダに受け入れられるように適合されたそのようなカートリッジ、ポッド、または小袋を包含して使用されている。
本発明の一態様によれば、装置の閉鎖機構が、開放状態および閉鎖状態を有している。カプセルを、閉鎖機構が開放状態にあるときに限って装置の抽出ヘッドに設けられた開口に対して出し入れすることができる。
注入部材は、収容チャンバの注入側の支持部に着脱可能なやり方で取り付けられる。その結果、注入部材の注入要素が、収容チャンバの内部に下向きに突き出す。閉鎖機構が、注入部材に接続されているため、注入部材とカプセルとの相対移動を引き起こす。したがって、閉鎖機構を使用することによって、装置の収容チャンバに備えられたカプセルに装置の注入部材を効果的に導入することができ、例えば装置の注入部材によって貫通することができる。このようにして、カプセルに液体を導入することができる。好ましくは、注入要素が針である。
別の好ましい実施形態においては、注入要素が、注入部材の注入側に液体のシャワーを形成する一連の注入穴である。さらに、注入穴が、好ましくは、支持部材に位置する共通の液体導入口に共通のマニホールドによって接続されている。したがって、注入部材の導入口に供給される液体を、導入口と注入部材の注入穴とを接続する共通のマニホールドによって、一連の注入穴に効果的にもたらすことができる。
好ましくは、さらに装置が、カプセルへと圧力のもとで流体を供給するためのポンプと、高温の液体を供給するためのヒータとを備えている。したがって、前記カプセルに収容された物質を、低温または高温の飲料を調製すべく液体に効果的に相互作用させることができる。
好ましくは、注入部材を装置の抽出ヘッドに設けられた支持部に接続するための解除可能な接続機構が、ラッチ機構を備えている。したがって、注入部材が解放可能に抽出ヘッドに取り付けられるため、ユーザが、好都合なやり方で注入部材の清掃および/または水垢取りを行うことができる。すなわち、ユーザが、ブラシまたは清掃布などの清掃手段を抽出ヘッドの開口に挿入する必要がない。代わりに、ユーザは、清掃および/または水垢除去の目的のために、注入部材を装置から取り外すことができる。ユーザは、一般的な硬水軟化剤などを使用して注入部材の水垢を除去することができる。これにより、特に装置の清掃プロセスに関して、装置の追加の品質値が得られる。
上述の実施形態は、注入部材の交換可能性を可能にすることからも好都合である。すなわち、例えば異なる針要素を使用することによって注入条件を左右するために、異なる注入部材を装置に接続することができる。これにより、注入プロセスの条件を変更するために、注入部材を使用することが可能である。例えば、カプセルの内部に導入される流れの構成を左右するために、異なる直径、長さ、および/または出口の設計の針要素を有する別の注入部材を、装置に接続することができる。好ましくは、装置によって調整される飲料の特定の要件に合致する種々の条件をもたらすために、針要素の直径および長さを変更することができる。当然ながら、2つ以上の針要素を有する注入部材を、接続機構を使用して抽出ヘッドに接続することも可能である。
さらには、装置に、好ましくは、少なくとも装置のポンプおよびヒータに接続された制御ユニットが備えられる。したがって、装置の制御ユニットを、飲料の調製時に動作パラメータを調節するために使用することができる。
好ましい実施形態においては、飲料の調製のための原料を含んでいるカプセルを、カプセルホルダによって装置にもたらすことができる。カプセルホルダは、囲み部材を構成する。したがって、カプセルホルダを抽出ヘッドの開口に挿入することで、カプセルを装置の抽出ヘッドの内部の収容チャンバに供給することができる。したがって、カプセルを好都合なやり方で装置にもたらすことができる。すなわち、装置のユーザが、カプセルを手によって収容チャンバに対して出し入れする必要がない。結果として、ユーザが収容チャンバ内のコーヒーなどの残滓に触れる恐れが、最小限にされる。装置から取り出される使用済みカプセルからこぼれる高温の液体での火傷の危険も、少なくなる。抽出ヘッドの開口が、カプセルホルダを受け入れるようなやり方で形成される。好ましくは、抽出ヘッドが、カプセルホルダがユーザによって抽出ヘッドの開口に挿入されるときにカプセルホルダを案内するための案内手段を備えている。案内手段は、本出願と同時に係属中の欧州特許出願第07103613.1号に記載のように挿入の方向に「くさび状」の形状を形成する1対の側方の上下の縁であってよい。これにより、カプセルホルダを正しいやり方でしか挿入することができない。
本発明の好ましい実施形態においては、注入部材が、抽出ヘッドのドーム状の部材に接続された支持部に下方から接続される。したがって、注入部材は、抽出ヘッドの内部の収容チャンバの上側に位置する。注入部材を抽出ヘッドに接続するために、注入部材を抽出ヘッドの開口に挿入し、すなわち収容チャンバに挿入する必要がある。したがって、カプセルホルダを受け入れるように設計された開口を、注入部材の挿入および取り出しのために使用することが可能である。したがって、注入部材の挿入および取り出しのために抽出ヘッドに設計される追加の開口またはスロットが不要である。
さらには、注入部材が抽出ヘッドの内部に下方から接続されるため、接続機構の解除時に注入部材を抽出ヘッドから切り離すために重力を使用することができる。
さらに、注入部材が抽出ヘッドの内部に取り付けられるため、注入部材が飲料調製装置に良好に一体化され、装置の安全な取り扱いをさらに高めることができる。
好ましくは、注入部材が、リング状のディスク部材である。すなわち、注入部材が、カプセルが注入部材の針要素によって貫かれるときに、カプセルの上面を覆うように設計される。考えられる一態様においては、注入部材が、飲料調製プロセスにおいて、カプセルの上面の変形によって密なシールを形成するために、カプセルの可撓な上面と係合できる液体を漏らさない表面を備えている。
注入部材と抽出ヘッドとを接続する接続機構は、好ましくは抽出ヘッドのケーシングの中へと奥まった位置に位置する。より好ましくは、接続機構が、注入部材を接続することができる抽出ヘッドの支持部へと奥まった位置に位置する。したがって、接続機構の意図せぬ使用を防止することができる。さらには、接続機構は、好ましくは、注入部材を接続することができる抽出ヘッドの支持部の上部前方に配置される。
好ましくは、接続機構を、抽出ヘッドの外部から接続機構にアクセスすることによって解除することができる。したがって、ユーザが、注入部材を装置の抽出ヘッドから切り離すために、接続機構を容易に解除することができる。より好ましくは、接続機構を、抽出ヘッドのケーシングの開口によって接続機構にアクセスすることによって解除することができる。したがって、ユーザが、前記開口に進入して接続機構を解除する工具を使用して、接続機構を解除することができる。その結果、注入部材を重力によって抽出ヘッドの支持部から切り離すことができる。次いで、ユーザが、注入部材を抽出ヘッドの開口を通って取り出すことができる。注入部材を抽出ヘッドに再び接続しようとする場合、ユーザは、注入部材を、遠位側の針要素を下方に向けつつ、抽出ヘッドの開口を通って収容チャンバに挿入しなければならない。次いで、ユーザは、接続機構によって注入部材と抽出ヘッドの支持部との間の接続を確立するために、注入部材を収容チャンバの上側に押し付けなければならない。
ユーザは、注入部材と抽出ヘッドの支持部との間の接続を解除して、注入部材を開口から引き出そうとする場合には、以下で説明されるように、まずは閉鎖機構を閉鎖位置にしなければならない。
接続機構へのアクセスのための開口は、好ましくは、装置の閉鎖機構の少なくとも1つの動作状態において、カバー部材によって覆われている。すなわち、カバー部材と接続機構へのアクセスのための開口との間の相対移動が、装置の閉鎖機構を動かすときに可能にされる。より好ましくは、カバー部材が、装置の閉鎖機構が開放状態にあるときに、接続機構へのアクセスのための開口を覆う。したがって、閉鎖機構が閉鎖状態にあり、かつカプセルホルダが設置されていないときに限り、注入部材の接続機構へのアクセスが可能である。カバー部材は、抽出ヘッドの一部(前部カバーなど)であってよい。
好ましい実施形態においては、たとえ閉鎖機構が閉鎖状態であっても、カプセルホルダが抽出ヘッドの開口にもたらされている場合には、接続機構へのアクセスのための開口にアクセスすることができない。したがって、接続機構へのアクセスのための開口にアクセスするために、閉鎖機構を閉鎖状態にする前に、カプセルホルダを抽出ヘッドの開口から取り除かなければならない。
このような実施形態の利点は、カプセルホルダが依然として抽出ヘッドの開口にあるときに、注入部材を切り離すことができない点にある。さもないと、注入部材が重力によってカプセルホルダに落下して、カプセルホルダの開口からの取り出しを妨げかねない。
さらには、抽出ヘッドの支持部に接続される注入部材の存在を検出するために、装置にセンサを設けることができる。好ましくは、センサは、注入部材を接続することができる支持部の近傍に位置する。さらには、センサが、好ましくは装置の制御ユニットに接続される。したがって、センサによって制御ユニットに伝達される情報によって、制御ユニットの動作を調節することが可能である。その結果、例えば注入要素の存在が検出されたか否かに応じて、ポンプおよび/またはヒータの動作を可能にすることができる。これは、制御ユニットが、注入部材が抽出ヘッドに接続されていないときに収容チャンバへの液体の供給を阻止できるという利点を有している。したがって、例えば注入部材の清掃後に注入部材を装置に再び接続することを忘れたままで飲料を調製しようとしかねないユーザについて、装置の意図されない使用を効果的に防止することができる。
さらには、センサによって伝えられる情報に応じて、例えばカプセルに供給される液体の温度、流量、または圧力に関して飲料の調製を左右するために、ポンプおよびヒータの動作パラメータを調節することが可能である。当然ながら、センサによって伝えられる情報に応じて、他のパラメータを制御ユニットによって調節してもよい。
本発明のさらなる特徴、利点、および目的が、本発明の実施形態についての以下の詳細な説明を検討し、添付の図面の図と併せて理解したときに、当業者にとって明らかになるであろう。
本発明による飲料調製装置を側面図にて示している。 装置の注入部材の好ましい実施形態の斜視の断面図を示している。 接続機構によって装置に接続されたときに注入部材の好ましい実施形態の断面図を示している。 カプセルホルダを導入するための開口および注入部材を有している装置の抽出ヘッドを側面図にて示している。 閉じた動作位置にあるときの抽出ヘッドの開口および前部カバーの好ましい実施形態の正面図を示している。 開いた動作位置にあるときの抽出ヘッドの開口および前部カバーの好ましい実施形態の正面図を示している。 装置の注入部材の別の実施形態の斜視の断面図を示している。 図7の注入部材の注入側を示している。
図1が、本発明による飲料調製装置50を側面図にて示している。装置50が、少なくともヒータ60、ポンプ70、および制御手段80を収容しているハウジング50aを備えている。さらに装置は、装置に接続されたリザーバ40と、抽出ヘッド20と、好ましくは装置を安定した様相で立たせるための足が設けられたベース50fとを備えている。さらに装置は、容器(カップなど)のためのスタンド50dを備え、スタンド50dは、容器を載せる格子50gが設けられた上面50eを有している。
リザーバ40は、水などの液体をヒータ60およびポンプ70に供給し、したがって装置50の抽出ヘッド20および注入部材10(図1には示されていない)に供給するために設けられている。好ましくは、リザーバ40は、着脱可能な様相で装置に接続され、液体を入れるための導入口40bを有している。好ましくは、リザーバ40の取り扱いを容易にするための握り40aが設けられている。したがって、ユーザが、好都合なやり方でリザーバ40を取り扱うことができる。好ましくはリザーバ40の底部に位置する排出口40cが、リザーバ40と装置50との間の接続を可能にしている。
これに加え、あるいは代案として、一体型のリザーバ40の代わりに、外部の水供給源を設けてもよいことに留意されたい。
装置の抽出ヘッド20は、装置50にもたらされたカプセル24を選択的に囲むための閉鎖機構21と、低温または高温の水を抽出ヘッド20に(すなわち、カプセル24に)選択的に供給するための制御レバー27とを備えている。これに関し、制御レバー27が、少なくとも装置50の制御手段80に接続されている。したがって、制御レバー27を、装置50の前後方向において見たときの左方または右方に動かすことで、制御レバー27を、中立位置から高温水を選択する第1の位置または低温水を選択する第2の位置に切り換えることができる。したがって、ユーザは、低温または高温の飲料を調製するために、装置に備えられたカプセルに低温または高温水のいずれを供給するかを選択することができる。制御レバー27の移動を可能にするために、装置50のハウジング50aは、装置の抽出ヘッド20に溝27aを用意している。
図1に見て取ることができるとおり、カプセル24を受け入れるための保持手段33に収容されたカプセル24を抽出ヘッド20の収容チャンバ25(図1には示されていない)にもたらすために、カプセルホルダ30を、抽出ヘッド20の開口22に挿入することができる。カプセル24を受け入れるための保持手段33は、カプセル24の飲料送出部24a(例えば、排出ポート)が囲まれないように設計される。カプセル24への液体の導入時に、カプセル24の内部の圧力の上昇によって、自動的に開く下面がカプセルにおいて開き、飲料を例えばカプセル24の下方に配置された容器にもたらす。さらに、握り32が、カプセルホルダ30を好都合に取り扱うことができるよう、カプセルホルダ30に接続されている。さらに、カプセルホルダ30は、開口22に挿入されたときにこの開口22を覆う前部カバー31を備えている。
さらに装置は、主スイッチ50bと、ユーザに装置50の動作状態について知らせることができる複数の制御インジケータ50cとを備えている。
図2が、注入部材1の好ましい実施形態を、側方からの斜視の断面図で示している。注入部材1が、好ましくはディスク状であって、アルミニウム合金などの金属、非酸化(inox)材料、またはプラスチック材料からなる支持部材2を備えている。図2に示されている好ましい実施形態においては、支持部材2が、2つのディスク状部材2aおよび2bで構成されている。これら2つのディスク状部材2aおよび2bは、同心に配置され、好ましくは互いに恒久的に接続されている。2つのディスク状部材2a、2bは、異なる材料であってもよい。
支持部材2は、上面7および下面6を備えている。上面7は、好ましくは平面である。上面7および下面6は、互いに平行であってよい。さらに、図2に示されるとおり、下面6の部位6bは、凸状であってよく、あるいは下面6から下方に突き出すことができる。したがって、図2によるような下面6の下方に配置されるカプセルを、調合位置にあるときに効果的にわずかに圧縮することができる。さらに、そのような突出部6bを有する下面6の図示の実施形態は、本出願と同時に係属中の2007年3月6日付の欧州特許出願第07103613.1号に記載の「ホエール効果(whale effect)」を少なくするために、支持部の下方に位置するカプセルの内容積を減少させることができる。
さらに支持部材2は、円形の溝5を備えている。したがって、抽出ヘッド20の支持部10に接続されるときに、前記支持部10における注入部材1の正しい組み付けを保証することができる。
注入部材1は、支持部材2に接続された針要素3をさらに備えている。針要素3は、好ましくはステンレス鋼で製作されている。針要素は、支持部材2によって所定の位置に保持されている。針要素は、支持部材2の上面7と下面6との間に貫通路3cを形成するようなやり方で配置されている。針要素3は、根元部3bおよび遠位部3aを備えている。針要素3の遠位部3aが、支持部材2の上面7に垂直に下面6から突き出している。すなわち、支持部材2の下面6に設けられ、カプセル24を貫き、あるいは最終的にカプセルの導入口を通ってはまり込むように設計されている。
支持部材2の上面7に位置する根元部3bのオリフィスに、シール手段3dが設けられている。これらのシール手段3bは、抽出ヘッド20の支持部10に接続されたときに、抽出ヘッド20から注入部材1に供給される液体の漏れを防止する。好ましくは、シール手段3dは、Oリングなどを備えている。
支持部材2の下面6の部位6aは、好ましくは針要素3の遠位部3aのオリフィスに向かって突き出している。したがって、針要素3がカプセル24に突き通されて、このカプセル24に液体が供給されるときに、針要素3およびカプセル24の上面の有効なシールを達成することができる。特に、突き出し部6aが、針要素とカプセルの表面との間に密着を形成するために、カプセルの可撓な表面に当接し、最終的に下方に変形させることができる。このようにして、カプセルが注入された流体の圧力のもとにおかれるとき、可撓な表面が表面の部位6aおよび6bの形状に良好に一致できるため、流体を漏らさないシールが形成される。
好ましくは、針要素3の内径は、1mm未満である。より好ましくは、直径が、例えば0.3mm未満など、送出される液体の毛管直径である。支持部材2から突き出している遠位部3aの長さは、好ましくは3mm未満である。
さらに、注入部材1は、注入部材1と飲料調製装置の抽出ヘッド20の支持部10との間の接続を可能にする解除可能な接続機構4を備えている。接続機構4は、支持部材2の一体の一部分であって、支持部材2の上面7から突き出している少なくとも1つのフック状部材4bを備えている。図2による好ましい実施形態においては、2つのフック状部材4bが、支持部材2に設けられている。これにより、フック状部材4bが、支持部材2の中心線40から距離cだけ離れている。中心線40は、支持部材2の上面7と同一平面に位置している。図2に示されるとおり、フック状部材4bと円形の溝5との間に位置する上面7の外側部分7aは、下面6に向かってわずかに傾けられている。このような実施形態は、注入部材1を支持部10に設けられた接続手段に引っ掛けなければならないため、フック状部材4bと抽出ヘッド20の支持部10との間の接続を容易にする。
さらに、接続機構4は、やはり支持部材2の一体の一部分として形成され、支持部材2の上面7から突き出しているラッチ部材4aを備えている。図2に示されているとおり、ラッチ部材4aおよびフック状部材4bは、好ましくは注入部材1の中心線40の反対向きの端部に位置している。好ましくは、ラッチ部材4aが、例えば突き出しているラッチ部材などを接続するための開口4cを備えている。この開口4cの上方に位置するラッチ部材4aの端部が、好ましくは、注入部材1に接続されるように意図された支持部の対をなすラッチ接続部材12を案内するための傾斜部4dを備えている。したがって、抽出ヘッド20のラッチ部材などの接続手段を、この開口4cを使用して注入部材1に容易に接続することができる。
図3が、抽出ヘッド20に接続された支持部10を使用して抽出ヘッド20の内部に接続された注入部材1を示している。支持部10と注入部材1との間の接続が、接続機構4を使用して確立されている。これにより、注入部材1の上面7が、支持部10の面10aに当接する。注入部材1の円形の溝5が、支持部10の内側に形成された円形の溝5aにはまり込んでいる。この実施形態は、支持部10における注入部材1の正しくかつ中心出しされたはまり込みを保証する。当然ながら、溝5は、円形以外の他の形状をとってもよい。
円形の凹所9bが、支持部10の面10aに形成されている。この凹所9bは、支持部10によって収容された供給部9aに接続されている。注入部材1が支持部10に接続されたとき、針要素3の通路3cと供給部9aとが整列する。これに関し、円形の凹所9bは、針要素3の根元部3bに接続されたシール手段3dを収容するように設計されている。したがって、供給部9aおよび針要素3の効率的なシールを得ることができる。したがって、供給部9aにもたらされる液体を、針要素3の通路3cに伝達することができる。結果として、液体を、針要素3の遠位部3aから効果的に出力することができる。
さらに、凹所8が、供給部10の面10aに設けられる。これらの凹所8は、注入部材1のフック状部材4bを収容するように形成される。これに関し、図3に示されるように、凹所8と注入部材1のフック状部材4bとの接続を可能にするために、ラグ8aが凹所8に設けられる。
さらに、ラッチ接続部材12が、注入部材1のラッチ部材4aへの接続を確立するために、支持部10の開口10bに設けられる。ラッチ部材12は、支持部10に解放可能に取り付けられる金属(非酸化材料など)のばねであってよい。このラッチ部材12は、下端12aにおいてフック状の様相で曲げられている。したがって、フック状の端部12aを、注入部材1のラッチ部材4aの開口4cに接続することができる。ラッチ部材12のフック状の端部に接続されるとき、注入部材1のラッチ部材4aの傾斜部4dが、フック状の端部12aと開口4cとの係合を容易にする。
さらに、開口13が、支持部10の側面に設けられている。この開口13は、好ましくは円形である。開口13および支持部10の開口10bが接続される。図3による好ましい実施形態においては、開口13が、ラッチ部材12のフック状の端部12aと同じ高さに位置するように配置される。したがって、注入部材1が図3に示されるように支持部10に接続されるとき、開口13が、注入部材1のラッチ部材4dの開口4cに整列させられる。したがって、開口13からラッチ部材12にアクセスすることが可能である。したがって、ユーザは、注入部材1を支持部10から取り外すために、ラッチ部材を内側に押すべく開口13を通ってはまり込む工具を挿入することによって、ラッチ部材12を解放することができる。
図4は、飲料調製装置の抽出ヘッド20を示している。この抽出ヘッド20は、抽出ヘッド20の内部に位置する収容チャンバ25と、抽出ヘッド20の前側に位置する収容チャンバ25へのアクセスのための開口22とを備えている。さらに抽出ヘッド20は、ユーザが収容チャンバ25にもたらされたカプセル24を選択的に囲むことができるようにする閉鎖機構21を備えている。これに関し、閉鎖機構21は、支持部10および収容チャンバ25の後壁25bの相対移動を可能にする。支持部10は、抽出ヘッドのドーム状の部材20aに下方から接続されている。閉鎖機構21がユーザによって作動させられるとき、支持部10が、持ち上げられた開放位置から抽出ヘッド20の内部に設けられた案内用の凹所25aに向かって下げられる。この案内用の凹所25aは、カプセルホルダを挿入時の収容チャンバにおけるスライド時に案内し、カプセルホルダ30を収容チャンバ25の内部の正しい位置に保持するように設計されている。これにより、カプセルホルダ30によって保持されたカプセル24を、閉鎖機構21によって収容チャンバ25の内部で効果的に囲むことができる。
カプセルホルダ30は、カプセル24を受け入れるように設計されたハウジング33を備えている。さらに、カプセルホルダ30は、握り32を備えている。握り32は、カプセルホルダ30から水平に突き出している。したがって、たとえカプセルホルダ30が抽出ヘッド20に完全に挿入されていても、カプセルホルダ30を抽出ヘッド20の開口22から引き出すために、握り32を使用することができる。さらにカプセルホルダは、ハウジング33と握り32との間に位置するカバー部材31を備えている。カプセルホルダ30が抽出ヘッド20に完全に挿入されたとき、カバー部材31が抽出ヘッド20の開口22を完全に覆い、抽出ヘッド20の内部で収容チャンバ25を囲む。
図4は、閉鎖機構21が開放状態にあるときの支持部10の位置を示している。すなわち、支持部10が、閉鎖機構21の閉鎖状態に比べて、持ち上げられた位置に位置している。この図に見て取ることができるとおり、注入部材1のラッチ部材12aにアクセスするための支持部10の開口13が、閉鎖機構21が開放状態にあるときは、抽出ヘッド20の前部カバー部材23によって覆われている。したがって、閉鎖機構21が開放状態にあるとき、ラッチ部材12aにアクセスすることができない。さらに、カプセルホルダ30が抽出ヘッド20の開口22に挿入されたとき、カプセルホルダのカバー部材31が抽出ヘッド20の開口22を完全に覆うため、やはり開口13にアクセスすることは不可能である。したがって、ユーザは、閉鎖機構21が開放状態になく、かつカプセルホルダ30が抽出ヘッド20の開口22に挿入されていない場合に限り、ラッチ部材12aにアクセスすることができる。
ユーザは、注入部材1を抽出ヘッド20の支持部10に接続しようとするとき、前もってカプセルホルダ30を開口22から、したがって抽出ヘッド20から取り除いておかなければならない。さらに、支持部10を下降させ、注入部材1を支持部10に接続するために、抽出ヘッド20の閉鎖機構21を閉鎖位置にしなければならない。
さらに、支持部10に、支持部10に接続されたときの注入部材1の存在を検出するセンサ26を備えることができる。センサ26は、注入部材1が支持部10に接続されているか否かを検出するために適した近接センサなどであってよい。センサ26の位置は、図4に示した実施形態から変更可能である。
好ましくは、制御手段80が、注入部材1の存在がセンサ26によって検出された場合に限り、ポンプ70をオンにすることによって支持部10に収容された供給部9bに液体をもたらす。これにより、注入部材1が支持部10に接続されている場合に限り、装置を飲料の調製に使用することができる。当然ながら、支持部10に注入部材1が接続されていない場合に供給部9b(したがって、注入部材1)に液体を供給することも可能である。
図5は、カプセルホルダが開口22にもたらされていない抽出ヘッド20について、抽出ヘッド20の閉鎖機構21が閉鎖状態にあるときの前部を示している。したがって、支持部10が下方の位置にあり、ラッチ接続機構4a、12aにアクセスするための開口13にアクセスすることが可能である。このように、閉鎖機構21の閉鎖状態においては、抽出ヘッド20の前部カバー部材23が、ラッチ接続機構4a、12aにアクセスするための開口13を覆っていない。したがって、ユーザが、ラッチ接続機構4a、12aを解放することによって注入部材1を支持部10から切り離すことができる。
抽出ヘッド20の支持部10から切り離されたとき、注入部材1は、抽出ヘッド20の収容チャンバ25に落下する。注入部材1を切り離した後で、ユーザは、注入部材1を収容チャンバ25から取り出すことができる。
図6は、カプセルホルダが開口22にもたらされていない抽出ヘッド20について、閉鎖機構21が開放状態にあるときの前部を示している。図6から見て取ることができるとおり、閉鎖機構21がこの状態にあるとき、開口13へのアクセスは不可能である。すなわち、抽出ヘッド20の前部カバー23が開口13を覆っているため、注入部材1を取り外すことが不可能である。
このように、閉鎖機構が、収容チャンバ25が閉じられ、かつカプセルホルダ30が前もって取り除かれている場合に限って、注入部材1を解放できるように保証する。このような条件下に限り、外部から開口13にアクセスして、注入部材1を固定しているラッチ12aを解放することができる。
このように、カプセルホルダ30のない収容チャンバ25の閉鎖位置においてのみ、注入部材1を取り外すことができることが保証される。これにより、カプセルホルダ30が存在するときにユーザが注入部材1を解放したいと望んだ場合に、カプセルホルダ30の収容チャンバ25内への固定をもたらすことができ、そのような問題が回避される。
図7に示されている別の好ましい実施形態においては、注入部材1の支持部材2が、一連の注入穴35を備える注入要素を備えている。これに関し、一連の注入穴35は、共通のマニホールド36を介して支持部材2の共通の流体導入口37に接続されている。すなわち、各々の注入穴35が、共通のマニホールド36に接続されている。したがって、注入部材1の導入口37に供給される液体を、共通のマニホールド36によって一連の注入穴35に効果的に分配することができる。したがって、注入穴35によって液体のシャワーを形成し、装置の収容チャンバ25に配置されたカプセルなどに水を供給することができる。
図8から見て取ることができるとおり、一連の注入穴35は、支持部材2の下面6に配置される。好ましくは、一連の注入穴35は、支持部材2の下面6に一様に分布している。より好ましくは、穴が同じ直径である。これに関し、穴35の数および直径ならびに穴35の間の間隔は、注入要素35によってもたらされる液体と例えばカプセルによってもたらされる原料との間の相互作用のプロセスに関する種々の要件を満たすために、さまざまであってよい。したがって、例えばgb2437483に記載の低い圧力または中程度の圧力で、カプセルに一様に分布した液体をもたらすことが可能である。好ましくは、一連の注入穴によってもたらされる液体は、8.5barよりも低い圧力の液体である。フィルタポッドなどの開放カプセルを、注入部材1に接続されるように装置の収容チャンバ25に挿入することができる。したがって、注入穴35によってカプセルに供給される一様に分布した液体を、そのような開放カプセルに収容された原料に相互作用させることができる。カプセルによってもたらされる原料は、例えば焙ったコーヒーまたは挽いたコーヒー、茶葉、ハーブティー、またはフルーツティー、あるいは飲料を調製すべく液体と相互作用させることができる任意の他の原料であってよい。
本発明を、本発明の好ましい実施形態を参照して説明したが、当業者であれば、添付の特許請求の範囲によって定められる本発明の技術的範囲から離れることなく、多数の変更または改変を行うことが可能である。例えば、ダクトなどによって接続することができる2つ以上の針要素3を有する注入部材1を設計することが可能である。これらの針要素3のパターンおよび設計は、調製すべき飲料の注入条件に関する種々の要件に合致するように、さまざまであってよい。これに関し、注入条件は、特にカプセル24内に用意される物質の溶解および/または抽出に関して、さまざまであってよい。
別の実施形態においては、支持部10に接続される注入部材1の種類を検出するセンサ26を設けることも可能である。すなわち、異なる実施形態の注入部材を接続するときに、センサ26が、供給部10に接続された注入要素の種類についての情報を送信することができる。これは、特定の注入要素の検出に応答して、装置の制御ユニットによって飲料調製の動作パラメータを設定できるという利点を有している。例えば、茶の調製に最も適するように設計された注入要素を、コーヒーの調製に最良の注入パラメータをもたらすように設計された注入要素から区別することができる。したがって、抽出時間、抽出圧力、および/または抽出温度などを、特定された注入要素に応じて設定することができる。この目的のために、接続された注入要素を特定するために、装置に設けられたセンサに情報を伝達することができる送信器などの手段を有する注入要素を用意することも可能である。
さらに、抽出ヘッドの支持部に設けられる接続機構を、別の構成要素を抽出ヘッド20に接続するために使用することもできる。例えば、ミルクの泡立てに使用されるように設計された構成要素を、支持部に接続することが可能である。したがって、そのような構成要素を、設けられた支持部によって収容された上記の供給部以外の第2または第3の液体の供給部に接続してもよい。

Claims (24)

  1. 装置(50)にもたらされたカプセル(24)に液体を注入することによって、前記カプセル(24)に収容された食品材料から飲料を調製するための装置であって、
    前記カプセル(24)を当該装置の収容チャンバ(25)に挿入するための開口(22)を有している抽出ヘッド(20)と、
    前記カプセル(24)を少なくとも2つの囲み部材(10、30)の相対移動によって選択的に囲むための閉鎖機構(21)と、
    支持部材(2)と、該支持部材(2)に取り付けられ、液体を受け取り、当該装置(50)にもたらされたカプセル(24)に液体を注入するように構成された少なくとも1つの注入要素(3)とを備えている、少なくとも1つの注入部材(1)と
    を具備し、
    前記注入部材(1)が、解除可能な接続機構(4a、4b、12)によって、前記収容チャンバ(25)の注入側の支持部(10)に着脱可能に取り付けられ、
    前記解除可能な接続機構が、前記注入部材(1)を前記支持部(10)に解放可能に固定するためのラッチ機構(4a、4c、4d、12、12a)を備えている、装置。
  2. 前記注入要素(3)が、前記抽出ヘッドの前記収容チャンバ(25)に突き出す針である、請求項1に記載の装置。
  3. 前記注入要素(35)が、前記注入部材(1)の注入側に液体のシャワーを形成する一連の注入穴である、請求項1に記載の装置。
  4. 前記一連の注入穴(35)が、前記支持部材(2)に位置する共通の液体導入口(37)に共通のマニホールド(36)によって接続されている、請求項3に記載の装置。
  5. 前記液体が、当該装置のポンプ(70)によって前記カプセル(24)にもたらされる、請求項1〜のいずれか一項に記載の装置。
  6. 前記カプセル(24)を当該装置(50)の前記抽出ヘッド(20)にもたらすためのカプセルホルダ(30)をさらに備える装置(50)であって、該カプセルホルダ(30)が、前記抽出ヘッド(20)の前記開口(22)に挿入される、請求項1〜のいずれか一項に記載の装置。
  7. 前記注入部材(1)が、前記抽出ヘッド(20)の前記開口(22)を通って当該装置の前記収容チャンバ(25)に対して出し入れされる、請求項1〜のいずれか一項に記載の装置。
  8. 前記注入部材(1)が、前記抽出ヘッド(20)に接続された支持部(10)に下方から接続される、請求項1〜のいずれか一項に記載の装置。
  9. 前記注入部材(1)の前記支持部材(2)が、リング状のディスク部材である、請求項1〜のいずれか一項に記載の装置。
  10. 前記解除可能な接続機構(4a、4b、12a)の少なくとも一部分が、前記抽出ヘッド(20)の前記支持部(10)内に奥まって配置されている、請求項1〜のいずれか一項に記載の装置。
  11. 前記解除可能な接続機構(4a、4b、12a)が、前記抽出ヘッド(20)の前記支持部(10)の上部前方に位置している、請求項1〜10のいずれか一項に記載の装置。
  12. 前記接続機構(4a、12a)を、前記抽出ヘッド(20)の外部から前記支持部(10)の開口(13)を通って該接続機構(4a、12a)にアクセスすることによって解除することができる、請求項1〜11のいずれか一項に記載の装置。
  13. 前記閉鎖機構(21)が、前記支持部(10)の前記開口(13)と前記抽出ヘッド(20)の前部カバー部材(23)との間の相対移動を可能にする、請求項12に記載の装置。
  14. 前記カバー部材(23)が、当該装置の前記閉鎖機構(21)が開放状態にあるときに、前記開口(13)を覆う、請求項13に記載の装置。
  15. 前記開口(13)に、前記抽出ヘッド(20)の前記開口(22)にカプセルホルダ(30)が挿入されていないときに限ってアクセスすることができる、請求項1214のいずれか一項に記載の装置。
  16. センサ手段(26)が、当該装置に接続された前記注入部材(1)の存在を検出する、請求項1〜15のいずれか一項に記載の装置。
  17. 前記センサ手段(26)が、前記注入部材(1)の存在が検出されたときに当該装置(50)からの液体の出力を可能にするように設計されている、請求項16に記載の装置。
  18. 前記センサ手段(26)が、前記注入部材(1)の存在が検出されないときに当該装置からの液体の出力を可能にするように設計されている、請求項16に記載の装置。
  19. カプセル(24)に収容された食品材料から飲料を調製するためのシステムであって、当該システム(50)によってもたらされるカプセル(24)に液体を注入することによって飲料を調製する前記システムに取り付けられるように設計された、着脱式の注入部材(1)であって、
    支持部材(2)と、圧力下の液体を受け取るように取り付けられた少なくとも1つの針要素(3)とを備え、
    前記システム(50)の支持部(10)への下方からの解除可能な接続のための手段(4a、4b)を備え、
    前記解除可能な接続のための手段が、前記注入部材(1)を前記支持部(10)に解放可能に固定するためのラッチ機構(4a、4c、4d、12、12a)を備えている、着脱可能な注入部材。
  20. 前記支持部材(2)が、リング状のディスク部材である、請求項19に記載の着脱可能な注入部材。
  21. 当該注入部材(1)を前記システムの前記支持部(10)に接続するための前記手段(4a、4b)が、ラッチ部材である、請求項19または20に記載の着脱可能な注入部材。
  22. 凸部(6b)が、前記針要素(3)と同じ方向に当該注入部材(1)の下面(6)から突き出すように設計されている、請求項1921のいずれか一項に記載の着脱可能な注入部材。
  23. 請求項1または2に記載の装置と、カプセル(24)にもたらされる内部の圧力によって開く自動開放の下面(24a)を有する密封カプセル(24)との組み合わせ。
  24. 請求項1または3に記載の装置と、フィルタポッドとの組み合わせ。
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