JP5414547B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、像担持体から現像剤担持体を退去させる方向に現像装置を移動させて筐体から取り出し可能な画像形成装置、詳しくは取り出される現像装置と筐体側に残る現像剤容器との間の現像剤漏れ防止構造に関する。
像担持体に形成した静電像を現像剤担持体に担持させた現像剤でトナー像に現像する現像装置を備えた画像形成装置が広く用いられている。現像装置は、像担持体と現像剤担持体とが所定の隙間(〜300μm)を隔てて対向するように、画像形成装置の筐体に取り付けられている。
像担持体と現像装置とが画像形成装置の筐体に別々に取り付けられている場合、現像装置には、像担持体ものとは独立した案内機構が設けられる。従来の一般的な現像装置の取り出し構造は、現像装置を、像担持体の長手方向に移動させて、画像形成装置の正面側へ取り出す構造である。しかし、現像装置を像担持体から離間させる方向へ移動させて、画像形成装置の側面側へ取り出す構造も提案されている(特許文献1)。
特許文献1には、現像装置を水平方向に回転移動させて筐体から取り出し可能にした画像形成装置が示され、手動操作部材が現像装置の固定を解除することによって、現像装置が像担持体から離間する方向へ回転移動可能になる。
特許文献2、3には、現像装置に現像剤容器を隣接配置して、画像形成で消費した現像剤(磁性トナー)を補うように現像剤を現像装置へ補給する画像形成装置が示される。ここでは、現像装置に対する現像剤の補給口の内側で磁性回転体(マグネットローラ)が現像剤を磁気的に担持して回転することにより、現像剤容器内の現像剤が補給口を通じて現像装置へ落ち込む。
特開平11−327296号公報 特開平11−174843号公報 特開平11−305534号公報
高速、大量出力の画像形成装置では、トナー消費量が多いため、現像装置に対して大きな現像剤容器が接続される。この場合、現像剤容器を接続したまま現像装置を画像形成装置の筐体から取り出すことが困難である。大量のトナーを収容した状態では、取り扱うことも、運搬することも、新品交換等することも困難である。
そこで、図3の(b)に示すように、現像剤容器(101)を筐体(20)に残したまま、現像装置(4)だけを像担持体(1)から離間させる方向へ水平にスライド移動させて、画像形成装置の側面側へ取り出す構造が提案された。しかし、この場合、現像装置(4)の引き出しに伴って、筐体(20)内に残った現像剤容器(101)の補給口(103)の近傍から現像剤が漏れ落ちて、筐体(20)内が汚れることが判明した。
本発明は、現像装置の引き出しに伴って、現像剤容器の補給口の近傍から現像剤が漏れ落ちにくい画像形成装置を提供することを目的としている。
本発明の画像形成装置は、像担持体と、現像剤担持体に現像剤を担持させて前記像担持体にトナー像を現像する現像装置と、前記現像装置へ現像剤を補給するための補給口を有する現像剤容器と、前記補給口を開閉するシャッタ部材と、前記補給口の内側で現像剤を磁気的に担持して回転することにより、前記現像剤容器内の現像剤を前記補給口を通じて前記現像装置へ供給する磁性回転体とを備え、前記現像装置へ向かって開口した前記補給口の縁は、前記磁性回転体が磁気的に現像剤を担持可能な範囲の外側に位置しているものである。
本発明の画像形成装置では、磁性回転体の磁力に起因して現像剤容器の外側面に現像剤が付着しにくい。従って、現像装置の引き出しに伴って、振動等が作用しても、現像剤容器の補給口の近傍から現像剤が漏れ落ちにくい。
画像形成装置の構成の説明図である。 現像装置の構成の説明図である。 現像装置の着脱のための機構の説明図である。 比較例における開口部内のトナーの状態の説明図である。 マグネットローラが現像剤を担持した状態の説明図である。 実施例1における開口部内のトナーの状態の説明図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。本発明は、像担持体から現像剤担持体を離間させる方向へ現像装置を取り出し可能である限りにおいて、実施形態の構成の一部または全部を、その代替的な構成で置き換えた別の実施形態でも実施できる。
従って、帯電方式、静電像形成方式の区別無く、また、中間転写方式、記録材搬送方式、転写ベルト方式、枚葉プリント方式の区別無く磁性トナーを用いる現像装置を搭載した画像形成装置で実施できる。
本実施形態では、トナー像の形成に係る主要部のみを説明するが、本発明は、必要な機器、装備、筐体構造を加えて、プリンタ、各種印刷機、複写機、FAX、複合機等、種々の用途で実施できる。
なお、特許文献1〜3に示される画像形成装置の一般的な事項については、図示を省略して重複する説明を省略する。
<画像形成装置>
図1は画像形成装置の構成の説明図である。図1に示すように、画像形成装置100は、感光ドラム1に形成したトナー像を転写ベルト14に担持した記録材Pに転写するモノクロ高速プリンタである。筐体20には、感光ドラム1及び現像装置4が着脱可能に取り付けられている。
像担持体の一例である感光ドラム1の周囲に、コロナ帯電器2、露光装置3、現像装置4、転写ローラ5、ドラムクリーニング装置6が配置される。感光ドラム1は、アルミニウムシリンダの外周面に感光層が形成され、700mm/secのプロセススピードで矢印R1方向に回転する。
コロナ帯電器2は、コロナ放電に伴う荷電粒子を照射して感光ドラム1の表面を一様な負極性の電位に帯電させる。露光装置3は、入力画像を展開した走査線画像データをON−OFF変調したレーザービームを回転ミラーで走査して、帯電した感光ドラム1の表面に画像の静電像を書き込む。現像装置4は、感光ドラム1に形成された静電像を一成分現像剤を用いてトナー像に現像する。
転写ローラ5は、転写ベルト14の内側面を押圧して、感光ドラム1と転写ベルト14との間に転写部T1を形成する。記録材カセット11aに格納された記録材Pは、分離ローラ12aで1枚ずつに分離してレジストローラ13へ送り出される。レジストローラ13は、停止状態で記録材Pを受け入れて待機させ、感光ドラム1のトナー像にタイミングを合わせて転写部T1へ記録材Pを送り込む。
転写ローラ5へ正極性の直流電圧が印加されることにより、感光ドラム1に担持されたトナー像が、転写ベルト14に担持されて転写部T1を通過する記録材へ転写される。ドラムクリーニング装置6は、感光ドラム1にクリーニングブレードを摺擦させて、記録材Pへの転写を逃れて感光ドラム1に残った転写残トナーを回収する。
トナー像を転写された記録材Pは、転写ベルト14から曲率分離して定着装置7へ送り込まれ、定着装置7で加熱加圧を受けて表面にトナー像を熱定着された後に排出ローラ15を通じて排出トレイ16へ排出される。
<現像装置>
図2は現像装置の構成の説明図である。図3は現像装置の着脱のための機構の説明図である。図4は比較例における開口部内のトナーの状態の説明図である。図2に示すように、現像装置4は、現像剤担持体の一例である現像スリーブ4aに現像剤を担持させて感光ドラム1にトナー像を現像する。現像装置4は、固定マグネット4bの周囲で回転する現像スリーブ4aに、現像剤(磁性トナー)を薄層状態で担持させて感光ドラム1との対向部へ搬送する。
層厚規制ブレード4cは、現像スリーブ4aに担持される現像剤の層厚を規制するとともに、現像剤を摺擦して帯電させる。電源D4は、直流電圧に交流電圧を重畳した振動電圧を現像スリーブ4aに印加することにより、帯電して現像スリーブ4aに担持された現像剤を感光ドラム1へ転移させて、静電像を反転現像してトナー像を形成する。
特許文献2、3に示されるように、現像装置4の直上にトナーを補給するための現像剤容器101が設けられている。現像剤容器101は、現像剤を貯留しており、マグネットローラ102を回転させることにより、画像形成で消費された量に見合っただけの現像剤を切り出して現像装置4へ補給する。
現像剤容器101の容器下部に設けられた開口部103の内側には、略最大通紙可能用紙幅の長さを持たせたマグネットローラ102を、現像スリーブ4aと略平行に設けている。不図示のトナー供給部から補給されてきた現像剤は、現像剤容器101にバッファされ、マグネットローラ102を回転させることにより、現像装置4の現像スリーブ配置方向に均一にトナーを補給する。現像スリーブ配置方向に均一にトナーを補給することで、トナー補給に伴って、現像装置4内で、現像スリーブ配置方向のトナー剤面の傾きを生じにくくなり、画像の濃度を現像スリーブ配置方向で均一に保つのに有効である。
しかしながら、特許文献1、2に示される現像剤容器は、現像装置と一体に固定して設けられており、現像装置の着脱のためには、画像形成装置の筐体に大きな開口部が必要となる。大きな開口部を設けるためには、筐体の強度を上げる必要があり、画像形成装置の大型化、重量化につながる。また、現像装置を交換する際には、自動的に現像剤容器も交換されるため、ランニングコストが上がってしまうという問題がある。
そこで、図3の(a)に示すように、現像装置4と現像剤容器101とを別々のユニットとしておき、現像装置4の交換時には、寿命の長い現像剤容器101は筐体20に装着した状態で残して、現像装置4のみを交換する方式が提案された。現像装置4を外した時には、現像剤容器101の下部の開口部103をシャッタ104で塞ぐという構成も追加されている。
すなわち、案内機構の一例であるレール22は、感光ドラム1から現像スリーブ4aを離間させる方向へ現像装置4を筐体20から取り出し可能に案内する。現像剤容器101は、レール22によって案内された現像装置4の移動に伴って現像装置4に対する接続と分離がなされる現像剤の補給口の一例である開口部103を有する。磁性回転体の一例であるマグネットローラ102は、開口部103の内側で現像剤を磁気的に担持して回転することにより、現像剤容器101内の現像剤を開口部103を通じて現像装置4へ供給する。
図3の(b)に示すように、シャッタ部材の一例であるシャッタ104は、現像装置4へ向いた現像剤容器101の面に沿って移動して開口部103を開閉する。シャッタ104は、現像装置4の引き出しに伴って、現像装置4に取り付けた樹脂バネのシャッターアクチュエータ24に押されて現像剤容器101の底面に沿って移動する。シャッタ104が開口部103を閉じてリミット位置で停止すると、シャッターアクチュエータ24が変形してシャッタ104面を通過して現像装置4が筐体20から取り出される。
現像装置4の取り付け時には、シャッタ104は、シャッターアクチュエータ24に押されて現像剤容器101の底面に沿って移動してシャッタ104が開口部103から退去する。開口部103が開いてシャッタ104がリミット位置で停止すると、シャッターアクチュエータ24が変形してシャッタ104面を通過して現像装置4が現像可能な位置へ位置決められる。
<比較例>
従来、現像スリーブ4aの長手方向における現像剤の均一補給のための現像剤容器(バッファ装置)は、現像装置と一体で設けられてたため、ランニングコストの上昇と画像形成装置の大型化が生じていた。その解決策として、現像剤容器と現像装置とを別ユニット化して固定の現像剤容器下部に現像装置着脱時用のシャッタを設けるという構成が採用されている。しかし、このような構成ではシャッタから一部のトナーが漏れるという問題が出てきた。
図4に示すように、マグネットローラ102が磁力によって開口部103内で保持している現像剤108の現像剤容器101からはみ出した部分110にシャッタ104が干渉する。このため、現像剤が飛散して現像装置4の上面に落下したり、周囲に漏れ出したりすることが判明した。
以下の実施例では、このような現像剤の飛散を防止するために、シャッタ104の動作時に、マグネットローラ102が磁力によって保持している現像剤に干渉しない構成を採用している。これにより、現像装置4と現像剤容器101とを別々のユニットで構成した場合の現像剤の漏れを大きく減少させて、現像装置4の着脱が可能となった。
<実施例1>
図5はマグネットローラが現像剤を担持した状態の説明図である。図6は実施例1における開口部内のトナーの状態の説明図である。
図2に示すように、現像装置4の直上には現像装置4の現像スリーブ4aの長手方向にトナーを均一に補給するための現像剤容器(バッファ装置)101が配置されている。現像剤容器101の下部に、現像剤を保持して回転するマグネットローラ102が配置され、マグネットローラ102の下に現像剤を現像装置4に受け渡すための開口部103が設けられている。現像剤容器101の開口部103の下には、開口部103を塞ぐためのシャッタ104が設けられており、現像装置4を取り出す際には、シャッタ104を閉じて開口部103からの現像剤の漏れ落ちを防ぐ構成となっている。
実施例1では、現像装置4へ向かって開口した開口部103の縁は、マグネットローラ102が磁気的に現像剤を担持可能な範囲の外側に位置している。現像装置4へ向いた現像剤容器101の面は、その全体が現像剤容器101を介してマグネットローラ102が磁気的に現像剤を担持可能な範囲の外側に位置している。このため、磁力が漏れて開口部103の縁の外側や、マグネットローラ102直下の最も接近した外壁面に現像剤が付着することが発生しにくくなっている。
また、マグネットローラ102は、現像装置4の移動方向における開口部103の中心よりも感光ドラム1側(像担持体側)へ偏らせて配置される。このため、マグネットローラ102の磁力が及んで現像剤がぶら下がる範囲が開口部103から遠ざかり、マグネットローラ102に吸着した現像剤が開口部103から外側へはみ出しにくくなっている。マグネットローラ102にぶら下がった現像剤の大部分が開口部103からずれた現像剤容器101の内壁面上に位置するため、振動が加わって落下した場合でも、開口部103から外へは漏れ出しにくくなっている。
また、現像剤が搬送される現像剤容器101の内壁面(底面)とマグネットローラ102との隙間は、入口側から開口部103へ向かって次第に拡大している。これにより、マグネットローラ102から落下した現像剤を現像剤容器101の内壁面上に蓄える余地を増して開口部103へ回りにくくしている。マグネットローラ102の周囲で現像剤が閉塞して回転抵抗が増加することも防止している。
図5の(a)に示すように、マグネットローラ102の周方向に複数の磁極が形成され、磁極上で磁力が大きく、磁極間で磁力が小さい磁力パターン109が形成されている。磁力パターン109に応じて、図4の(b)に示すように、マグネットローラ102の周囲に現像剤が担持される。使用環境化の空気中において、現像剤をマグネットローラ102の表面に最大保持させた時に、マグネットローラ102の表面に形成されるトナー層108は、保持された現像剤の最大厚さh1と最小厚さh2とを生じる。
図5の(b)に示すように、マグネットローラ102に空中で現像剤を最大に担持させて水平状態に保持した状態で状態で、最も薄い現像剤厚さをh2とし、最も厚い現像剤厚さをh1とする。また、図2に示すように、開口部103へ向かう現像剤容器101とマグネットローラ102の隙間における最短距離をB1とし、現像装置4へ向かって開口した開口部103の縁からマグネットローラ102までの最短距離をA1とする。そして、現像装置4へ向いた現像剤容器101の面からマグネットローラ102までの最短距離をA2とする。
このとき、実施例1では、以下の関係を成立させるように、マグネットローラ102の磁力パターン109と開口部103の形状がコントロールされている。このため、図6に示すように、マグネットローラ102に磁気的に吸着担持される現像剤がシャッタ104の経路にはみ出さないで済む。その結果、開口部103から現像剤容器101の底面にはみ出してシャッタ104に切り取られて落下する現像剤が図4の比較例に比較して少なくなる。
B1 < h2
h1 < A1
h1 < A2
<画像形成動作時>
図2に示すように、画像形成動作時には、回転する現像スリーブ4aから回転する感光ドラム1へ現像剤が移転して現像が行われ、その後、回転する感光ドラム1から記録材へとトナー像が転写される。このとき、現像スリーブ4aから感光ドラム1へ現像剤が出て行くことにより、現像装置4内の現像剤は消費されていく。ある程度まで消費が進むと、現像装置4内に設けられたセンサ105により現像剤の不足が検出される。すると、マグネットローラ102が回転して現像剤容器101から所定量の現像剤を切り出して、現像装置4へ補給する制御が実行される。
現像剤を現像剤容器101から現像装置4へと補給する際には、マグネットローラ102が回転し、現像剤容器101内のトナーを保持しながら回転する。マグネットローラ102に保持されて連れ回ってきたトナー層108は、マグネットローラコート制限領域106に導かれて開口部103へと出てくる。この時、マグネットローラ102は制限領域の幅B1より多くのトナー(最小厚さh2)を保持しようとするが、マグネットローラコート制限領域106において均一なコート量(層厚B1)に制限される。
このため、開口部103には、マグネットローラ102の長手方向においてマグネットローラ102の回転に対して均一な量の現像剤111が搬送されてくる。均一に搬送されてきた現像剤111は、マグネットローラ102の長手方向に均一な隙間(幅B2)を設けた掻き落とし部107において、掻き落とし部107の手前の領域に溜まりながら、マグネットローラ102から掻き落とされて現像装置4へと補給される。
上記のように均一に開口部103へと運ばれてきた現像剤111を長手方向に均一に設けられた掻き落とし部107で掻き落とす。このため、現像装置4には、現像スリーブ4aの長手方向(マグネットローラ102長手方向)において距離B1から距離B2を差し引いた分の、均一な現像剤の補給が可能となる。
<現像装置の着脱時>
現像装置4のメンテナンス時には、現像剤の漏れを防止するために、シャッタ104を閉めて現像装置4の着脱を行う。その際、トナーの最大厚さh1がマグネットローラ102の表面から開口部103の縁(エッジ)までの距離A1よりも小さく、また、トナーの最大厚さh1がシャッタ104の摺動面Dまでの距離A2よりも小さい。
(1)h1 < A1とすることで、開口部103のシャッタ摺動面Cでは、現像剤は、マグネットローラ102で保持されることがない。従って、シャッタ開閉時にトナーがシャッタ104と干渉することで、現像剤が現像剤容器101の外部に漏れ出すことを防止できる。これに対して、現像剤がシャッタ摺動面Cにてシャッタ104で切り落とす構成だと現像剤が現像剤容器101の外部に漏れ出してしまう。
(2)h1 < A2とすることで、仮に現像剤容器101の外部に浮遊しているトナーがあっても、現像剤容器101内のマグネットローラ102によって引き付けられることがない。このため、シャッタ104がマグネットローラ102に保持されたトナー層108に干渉することなく移動することができて、現像剤の漏れ出し落下を大幅に減少できる。
実施例1によれば、現像スリーブの長手方向における現像剤の均一補給のための現像剤容器(バッファ装置)と現像装置とを別ユニット化することで、ランニングコストの削減と筐体の小型化を実現している。そして、別ユニット化したことで発生した問題点、すなわち現像装置の着脱時の現像剤容器内からのトナーの漏れ出しを大きく減少させている。
具体的には、上述したように、現像剤容器内の下部に配置されたマグネットローラのトナー保持面と、開口部の端部位置、シャッタの上下方向の位置をそれぞれ規定した。これにより、シャッタがマグネットローラに保持された現像剤に干渉しなくなり、現像剤容器内からあるいは外壁面からのトナーの落下を大きく減少させることができた。
実施例1によれば、ランニングコストの削減と筐体の小型化を実現すると同時に、現像装置の着脱時のトナーの飛散を大きく減少させた現像剤容器下部シャッタ構造を実現できる。
1 感光ドラム(像担持体)、2 コロナ帯電器、3 露光装置
4 現像装置、4a 現像スリーブ(現像剤担持体)、4b 固定マグネット
5 転写ローラ、6 ドラムクリーニング装置、8 現像剤補給装置
20 筐体、21 外カバー、22 レール(案内機構)
23 押圧機構、23A 押圧バネ、23B 固定フック
24 アクチュエータ、25 シャッタ、
101 現像剤容器、102 マグネットローラ、103 開口部
104 シャッタ、105 センサ、106 マグネットローラコート制限領域
107 掻き落とし部、108 トナー層、109 磁力パターン
110 シャッタに接触するトナー、111 開口部に均一に搬送されたトナー

Claims (6)

  1. 像担持体と、
    現像剤担持体に現像剤を担持させて前記像担持体にトナー像を現像する現像装置と、
    前記現像装置へ現像剤を補給するための補給口を有する現像剤容器と、
    前記補給口を開閉するシャッタ部材と、
    前記補給口の内側で現像剤を磁気的に担持して回転することにより、前記現像剤容器内の現像剤を前記補給口を通じて前記現像装置へ供給する磁性回転体と、を備え、
    前記現像装置へ向かって開口した前記補給口の縁は、前記磁性回転体が磁気的に現像剤を担持可能な範囲の外側に位置していることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記像担持体及び前記現像装置が取り付けられる筐体と、前記像担持体から前記現像剤担持体を離間させる方向へ前記現像装置を前記筐体から取り出し可能に案内する案内機構とを備え、
    前記補給口は、前記案内機構によって案内された前記現像装置の移動に伴って前記現像装置に対する接続と分離がなされることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記磁性回転体は、前記現像装置の移動方向における前記補給口の中心よりも前記像担持体側へ偏らせて配置され、現像剤が搬送される前記現像剤容器と前記磁性回転体との隙間は、前記補給口へ向かって次第に拡大していることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記シャッタ部材は、前記現像装置へ向いた前記現像剤容器の面に沿って移動して前記補給口を開閉し、
    前記現像装置へ向いた前記現像剤容器の面は、前記現像剤容器を介して前記磁性回転体が磁気的に現像剤を担持可能な範囲の外側であることを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 前記磁性回転体が空中で現像剤を最大に担持させた状態で最も薄い現像剤厚さをh2とし、最も厚い現像剤厚さをh1とし、前記補給口へ向かう前記現像剤容器と前記磁性回転体の隙間における最短距離をB1とし、前記現像装置へ向かって開口した前記補給口の縁から前記磁性回転体までの最短距離をA1とするとき、
    B1 < h2 及び h1 < A1 であることを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  6. 前記現像装置へ向いた前記現像剤容器の面から前記磁性回転体までの最短距離をA2とするとき、
    h1 < A2 であることを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
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