JP5411513B2 - 埋設物位置案内システム - Google Patents

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Description

本発明は、原子力発電所等における、コンクリートに埋設された埋設電線管の位置を案内するシステムに係わり、現場にて埋設電線管の経路(ルート)並びにそれらの埋設電線管の情報を容易に把握できる埋設電線管位置案内システムに関する。
原子力発電所においては、放射線の遮蔽および耐震等のため、建物内の部屋は鉄筋コンクリート壁で囲まれている。それぞれの部屋には無数の計器、機器、盤(例えば、制御盤)が設置され、これらの計器、機器、盤には、電力の供給や制御・計測のために数多くのケーブルが接続される。これらのケーブルが部屋を亘る場合には、コンクリート壁を貫通するために、コンクリートに埋められた埋設電線管の中にケーブルが収納される。ここで、埋設電線管はコンクリート打設前に、図面指示のルートに従って、鉄筋の間を縫うように据え付ける。コンクリートの打設が終わった後に、埋設電線管の追加が必要な場合には、コンクリートをボーリングする。このとき、既に埋設されている埋設電線管およびこれに収納されているケーブルを傷つけないように、図面で既設の埋設電線管のルートを確認し、これを避けた場所を探してボーリング位置を決める必要がある。
一方、埋設された物体の位置を検出する方法として、物体に付設されるRFID(Radio Frequency Identification)素子に、物体識別装置からRFID素子の共振周波数の電波を送信し、送信した電波に対するRFID素子からの電波を受信するとともに、衛星航法システムの位置データにより埋設位置を特定する方法が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−99946号公報
特許文献1の開示技術では、屋外の通常の道路下の埋設物体の位置検出には有効であるとしても、原子力発電所のような、放射線の遮蔽および耐震等のため、鉄筋コンクリート壁で囲まれているようなところでは、電波が鉄筋により遮蔽されてしまい、RFID素子の検出が困難であった。また、原子力発電所の部屋内から、航法衛星との電波の送受信が困難であった。
さらに、埋設電線管は、コンクリート打設前に、鉄筋の間を縫って据え付けているため、物体識別装置からRFID素子の共振周波数の電波を送信しても、RFID素子が電波を受信しないのが問題であった。
本発明は、前記の課題を解決するための発明であって、コンクリート壁のボーリング作業において、現場にて既設埋設電線管の経路およびそれらの既設埋設電線管の情報を容易に把握できる埋設電線管位置案内システムを提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、埋設物位置案内システムは、鉄筋コンクリート造の仕切壁に埋設された物体の識別情報(例えば、埋設電線管識別情報)と、物体の位置情報(例えば、埋設電線管の経路情報)とを関連付ける埋設物情報(例えば、埋設電線管テーブル321)を記憶する記憶部を有する管理サーバ(例えば、データベースサーバ30)と、物体に付設される、物体の識別情報を記憶するICチップと、第1のアンテナとを有するIDタグ(例えば、IDタグ10)と、IDタグの物体の識別情報を読み取るタグリーダ(例えば、RFIDリーダ20)と、タグリーダにより読み取った物体の識別情報を管理サーバに送信し、管理サーバから物体の位置情報を受信し、物体の位置情報を表示部に表示する端末(例えば、端末21)と、を備え、IDタグは、仕切壁のコンクリートのかぶりの位置へ伸びる第2のアンテナ(例えば、補助アンテナ11,12)設けられており、管理サーバは、端末から周辺物体の確認要求を受理すると、埋設物情報を参照して、物体の識別情報に該当する物体の周辺の物体を検索して周辺の物体の位置情報を取得し、周辺の物体の位置情報を端末に送信し、端末は、表示部に周辺の物体の位置情報を表示することを特徴とする。
本発明によれば、コンクリート壁のボーリング作業において、現場にて既設埋設電線管の経路およびそれらの埋設電線管の情報を容易に把握できる。
埋設電線管位置案内システムを示す構成図である。 指向性RFIDタグの概略と埋設電線管への取り付け方法を示す説明図である。 埋設電線管位置案内の表示方法を示す説明図である。 埋設電線管テーブルを示す説明図である。 埋設電線管の表示方法を示す説明図である。 埋設電線管の表示例を示す説明図である。 作業手順を示すフローチャートである。 埋設電線管経路並びに埋設電線管関係情報の端末への表示例を示す説明図である。 補助アンテナの取り付け方法を示す説明図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、埋設電線管位置案内システムを示す構成図である。図1には、埋設電線管の据付状態の構成と、RFIDタグ(以下、IDタグという。)の構成も示す。埋設電線管位置案内システムは、(1)壁50(仕切壁)のコンクリートかぶり41(コンクリートのかぶり)まで伸ばした補助アンテナ11,12(第2のアンテナ)を有する、埋設電線管100に付設したIDタグ10(図2参照)と、(2)IDタグ10から埋設電線管100を識別する埋設電線管識別情報を取得するRFIDリーダ20(タグリーダ)と、(3)取得した埋設電線管識別情報をデータベースサーバ30に送受信し、データベースサーバ30から受信した埋設電線管関係情報を表示する端末21と、(4)通信部31、記憶部32、処理部33を有するデータベースサーバ30と、を含んで構成される。記憶部32には、埋設電線管識別情報を含む埋設電線管テーブル321(図4参照)(埋設電線管情報、埋設物情報)等が記憶されている。なお、コンクリートかぶり41とは、鉄筋42から壁面51,52までのコンクリート部分をいう。
埋設電線管100は、鉄筋42の間に据え付けられ、このとき、IDタグ10は、埋設電線管100の据付状態により、様々な向きに取り付けられる。図1では壁面51側を向いている。このため壁面52側からRFIDリーダ20で電波(電磁波のうち光より周波数の低い、すなわち、波長の長いものを指す。)の送受信をする場合には、壁面51側のRFIDリーダ20からRFIDの電波の送受信をする場合に比べ、埋設電線管100の裏に隠れ電波の送受信感度は悪くなる。しかしながら、埋設電線管100の位置確認は、その作業状況により壁面51または壁面52いずれからも実施することがあるため、補助アンテナ11を壁面51側に、補助アンテナ12を壁面52側に設置する。ここで、コンクリートかぶり41まで補助アンテナ11,12を伸ばすのは、鉄筋41によるIDタグ10とRFIDリーダ20との電波の送受信感度への悪影響を小さくするためである。これにより作業状況に応じ、RFIDリーダ20から埋設電線管100に取り付けたIDタグ10に対し、壁面51および壁面52いずれからも、補助アンテナ11,12を介して電波を送受信できる。なお、補助アンテナ11,12をコンクリートかぶり41まで伸ばす場合には、コンクリート打設時の衝撃による補助アンテナ11,12の損傷を防ぐため、補助アンテナ11,12を鉄筋42に絶縁物の固定金具で固定しておいてもよい。
図2は、指向性RFIDタグの概略と埋設電線管への取り付け方法を示す説明図である。IDタグ10は、ICチップ13と指向性アンテナ(ダイポールアンテナ)14(第1のアンテナ)から構成されている。ICチップ13は、埋設電線管100を識別する情報が格納されており、指向性アンテナ14は、RFIDリーダ20と埋設電線管の識別情報を電波で送受信する。ここで、アンテナの指向性により、RFIDリーダ20は、この指向性アンテナ14とある所定の相対位置にある場合のみ電波を受信する。例えば、指向性アンテナ14の長手方向15と、RFIDリーダ20が水平になったときに、RFIDリーダ20が電波を受信するように設定しておく。さらに指向性アンテナ14の長手方向15を埋設電線管100の進路方向16に合わせて取り付けるとよい。なお、図2に示す取り付け方法は、鉄筋42等が入っていない壁の埋設電線管を把握する場合に有効である。
RFIDリーダ20内のアンテナ(図示せず)から制御信号を含む電波を発信すると、IDタグ10内の指向性アンテナ14がRFIDリーダ20からの電波を受信し、アンテナの共振作用により起電力を発生する。発生した電力によりICチップ13内の回路を起動し、必要な処理を行なう。その処理結果をIDタグ10側の指向性アンテナ14から送信する。
図9は、補助アンテナの取り付け方法を示す説明図である。指向性アンテナ(第1アンテナ)14に対し、静電容量結合する結合アンテナ17を設け、給電線18を介して、給電線18の先にダイポールアンテナである補助アンテナ(第2アンテナ)11,12を設けている。なお、結合アンテナ17は、静電結合するとしているがこれに限らない。例えば、結合アンテナ17からの電波を指向性アンテナ14が受信し、また、指向性アンテナ14からの電波を結合アンテナ17が受信してもよい。
図3は、埋設電線管位置案内の表示方法を示す説明図である。壁50をはさんだ2つの部屋3,4で端末21に表示される埋設電線管の違いについて説明する。図3に示すように、部屋3から壁面51を介してRFIDリーダ20でIDタグ10を読みこんだ場合は、表示3Aのように端末21には右上がりの埋設電線管100の経路が表示される。一方、部屋4から壁面52を介してRFIDリーダ20でIDタグ10を読み込んだ場合には、表示4Aのように端末21には左上がりの埋設電線管100の経路が表示される。このように異なる部屋から表示方法を変化させることにより、現場にて埋設電線管の経路並びにそれらの埋設電線管の情報を容易に把握できるようになる。その理由は、図4を参照して説明する。
図4は、埋設電線管テーブルを示す説明図である。埋設電線管テーブル321は、データベースサーバ30の記憶部32(図1参照)に予め記憶されており、部屋の識別番号である部屋No(なお、Noは番号を意味する。)、埋設電線管識別情報であるRFIDNo、埋設電線管の識別番号である電線管No、埋設電線管が記載されている図面番号である図面Noを有する。具体的には、図2に示すように壁50へ埋設される電線管の図面を部屋3から見た場合を表、部屋4から見た場合を裏として、あらかじめデータベースサーバ30に登録されている。具体的には、IDタグ10の識別番号であるRFIDNoR0015は、電線管番号A502の埋設電線管に付設されており、部屋3から見ると、図面番号N0053の表に該当し、部屋4から見ると、図面番号N0053の裏に該当することを意味している。
作業者は、壁50に穴を開けるボーリング作業前に、現場において端末21で作業する部屋を選択して、RFIDリーダ20によりIDタグ10のICチップ13(図2参照)から埋設電線管識別情報を読み取る。そして、作業者は、端末21の埋設電線管確認ボタン(図示せず)を押下すると、選択された部屋番号と、RFIDリーダ20により読み込んだ埋設電線管識別情報(RFIDNo)を、データベースサーバ30に送信する。データベースサーバ30の処理部33は、受信した部屋番号と、埋設電線管識別情報とをキーとして、埋設電線管テーブル321を検索し、該当する電線管Noおよび図面Noを抽出する。また、データベースサーバ30の処理部33は、記憶部32に記憶されている図面情報から、表または裏に該当する図面情報として選択処理し、電線管Noとともに、埋設電線管の経路(ルート)情報を含む図面情報を端末21に送信する。端末21は、受信した電線管Noおよび図面情報を表示部に表示することができる。
図5は、埋設電線管の表示方法を示す説明図である。図5に示すように、端末21の表示部には、埋設電線管100の壁50に対する奥行きを表現することができる。符号211は、埋設電線管100の左端部が奥に向かって設置されいることを示す。符号212は、埋設電線管100の左端部が手前に向かっていることを示す。符号213は、埋設電線管100がバツ印(x)により埋設されているが使われてないことを示す。
図6は、埋設電線管の表示例を示す説明図である。端末21の表示部に表示される他の表示例について、壁50をはさんだ2つの部屋5,6について説明する。埋設電線管100は、部屋5と部屋6との壁50に埋設されているが、埋設電線管100の出口は、部屋5側に両端とも有している。
図6に示すように部屋5からRFIDリーダ20でIDタグ10を読み込んだ場合は、該当する埋設電線管100は、表示5Aのように、両端ともに手前側に向かっているように表示される(図5の符号212参照)。一方、部屋6からRFIDリーダ20でRFIDを読み込んだ場合は、表示6Aのように、埋設電線管100は、両端ともに奥へ向かっているように表示される(図5の符号211参照)。
図7は、作業手順を示すフローチャートである。以下この作業手順に従い説明する。適宜図1を参照する。まず、作業者は、新規にケーブルの敷設が必要になり、ケーブル敷設経路(ルート)の壁50に予備の埋設電線管が無い場合には、その壁に対するボーリング計画を開始する(ステップS1)。次に、作業者は、現場にて、該当の壁50の周囲で、ボーリング可能位置並びにその作業可能なエリアを調査する。さらに、埋設電線管図面にて埋設電線管の経路を確認し、ボーリング位置を決定する(ステップS2)。再度現場にて、図1に示すコンクリート40の壁面51または壁面52に、RFIDリーダ20を近づけてボーリング位置のIDタグ10(RFID)の有無を調べる(ステップS3)。IDタグ10が検出されない場合には(ステップS3,No)、ボーリング位置に埋設電線管が無いと判断し、ボーリング(ステップS4)し、新規の埋設電線管を据え付けて完了(終了)(ステップS5)となる。
一方、RFIDリーダ20によりIDタグ10が検出された場合には(ステップS3,Yes)、データベースサーバ30は、IDタグ10からRFIDリーダ20で受信した埋設電線管識別情報により、埋設電線管情報(電線管No、図面情報等)を取り出し、端末21に送信する。端末21の処理部は、表示部に埋設電線管経路並びに埋設電線管関係情報を表示する。作業者は、埋設電線管関係情報を確認し(ステップS6)、埋設電線管位置・据付方向の確認をする(ステップS7)。
ここで、作業者は、端末21の周辺情報確認ボタン(図示せず)を押下すると、端末21は、周辺情報確認要求(周辺物体の確認要求)をデータベースサーバ30に送信する。データベースサーバ30は、既に受理している埋設電線管情報から、周囲の埋設電線管についても検索し、該当する埋設電線管の埋設電線管情報を端末21に送信する。受理した端末21は、表示部に周囲の埋設電線管情報も表示する。作業者は、埋設電線管の位置並びに経路を確認し、周囲のボーリング可能な場所を調べる(ステップS8)。ここで、場所が見つかれば(ステップS8,Yes)、ボーリングし(ステップS4)、新規の埋設電線管を据え付けて完了(終了)となる(ステップS5)。一方、場所が見つからなければ(ステップS8,No)、ステップS2に戻って再度ボーリング可能位置エリアの確認から各手順を実施する。
図8は、埋設電線管経路および埋設電線管関係情報の端末への表示例を示す説明図である。端末21の表示部(端末画面22)には、埋設電線管101の経路、受信したIDタグ10aの設置位置、埋設電線管関係情報を表示する。ここで、埋設電線管経路は、RFIDリーダ20で受信したID10aが付いた埋設電線管101だけでなく、周囲の埋設電線管102も表示されている。
また、埋設電線管関係情報では、符号101aに示すように、当該の埋設電線管101の電線管番号、埋設電線管が床または壁から立ち上がって露出する位置を示す立上位置、その埋設電線管に収納されているケーブル番号等の情報が表示される。ここでも、符号102aに示すように、周囲の埋設電線管102の埋設電線管関係情報も表示される。
なお、ここで表示する収納ケーブル番号から、記憶部32に記憶されているケーブルリストとの照合により、ケーブルの線種(動力、制御、計測)がわかる。特に、動力ケーブルの場合には、ボーリング中に誤って周囲の埋設電線管並びに収納されている動力ケーブルを傷つけたときの作業者の感電に備えケーブルの電源を落とす予防措置をとる場合もあるので、端末21からデータベースサーバ30に問い合わせすることが好ましい。
以上述べた実施形態においては、鉄筋コンクリートに埋設された物体を電線管として説明した。しかし、埋設された物体としては、必ずしもこの電線管に限らない。例えば、計器類であってもよい。
本実施形態によれば、データベースサーバ30(管理サーバ)は、端末21から周辺物体の確認要求を受理すると、埋設電線管テーブル321(埋設物情報)を参照して、物体の識別情報に該当する物体の周辺の物体を検索して周辺の物体の位置情報(例えば、埋設電線管の経路情報)を取得し、周辺の物体の位置情報を端末21に送信し、端末21は、表示部に周辺の物体の位置情報を表示することを特徴とする。
本実施形態によれば、埋設物情報は、壁50(仕切壁)により仕切られた部屋情報(例えば、部屋番号)と、部屋情報の部屋からみた物体の位置情報(例えば、埋設電線管の経路情報)とが関連付けられており、データベースサーバ30(管理サーバ)は、部屋情報と、RFIDリーダ20により読み取った物体の識別情報とを受理すると、埋設物情報を参照して物体の位置情報を特定することを特徴とする。
本実施形態によれば、鉄筋コンクリート造の壁50(仕切壁)に埋設された埋設管(例えば、埋設電線管100)に付設され、埋設管の識別情報を記憶するICチップ13を搭載し指向性アンテナ14(第1のアンテナ)を有するIDタグ10は、仕切壁の両面のコンクリートかぶり41の位置へ伸びる補助アンテナ11,12(第2のアンテナ)を設けることを特徴とする。
10 IDタグ
11,12 補助アンテナ(第2のアンテナ)
13 ICチップ
14 指向性アンテナ(第1のアンテナ)
20 RFIDリーダ(タグリーダ)
21 端末
30 データベースサーバ(管理サーバ)
31 通信部
32 記憶部
33 処理部
40 コンクリート
41 コンクリートかぶり
42 鉄筋
50 壁
51,52 壁面
100 埋設電線管
321 埋設電線管テーブル(埋設物情報)

Claims (3)

  1. 鉄筋コンクリート造の仕切壁に埋設された物体の識別情報と、前記物体の位置情報とを関連付ける埋設物情報を記憶する記憶部を有する管理サーバと、
    前記物体に付設される、前記物体の識別情報を記憶するICチップと、第1のアンテナとを有するIDタグと、
    前記IDタグの前記物体の識別情報を読み取るタグリーダと、
    前記タグリーダにより読み取った前記物体の識別情報を前記管理サーバに送信し、前記管理サーバから前記物体の位置情報を受信し、前記物体の位置情報を表示部に表示する端末と、を備え、
    前記IDタグには、前記仕切壁のコンクリートのかぶりの位置へ伸びる第2のアンテナが設けられており、
    前記管理サーバは、前記端末から周辺物体の確認要求を受理すると、前記埋設物情報を参照して、前記物体の識別情報に該当する物体の周辺の物体を検索して前記周辺の物体の位置情報を取得し、前記周辺の物体の位置情報を前記端末に送信し、
    前記端末は、前記表示部に前記周辺の物体の位置情報を表示する
    ことを特徴とする埋設物位置案内システム。
  2. 鉄筋コンクリート造の仕切壁に埋設された物体の識別情報と、前記物体の位置情報とを関連付ける埋設物情報を記憶する記憶部を有する管理サーバと、
    前記物体に付設される、前記物体の識別情報を記憶するICチップと、第1のアンテナとを有するIDタグと、
    前記IDタグの前記物体の識別情報を読み取るタグリーダと、
    前記タグリーダにより読み取った前記物体の識別情報を前記管理サーバに送信し、前記管理サーバから前記物体の位置情報を受信し、前記物体の位置情報を表示部に表示する端末と、を備え、
    前記IDタグには、前記仕切壁のコンクリートのかぶりの位置へ伸びる第2のアンテナが設けられており、
    前記埋設物情報は、前記仕切壁により仕切られた部屋情報と、前記部屋情報の部屋からみた前記物体の位置情報とが関連付けられており、
    前記管理サーバは、前記部屋情報と、前記タグリーダにより読み取った前記物体の識別情報とを受理すると、前記埋設物情報を参照して前記物体の位置情報を特定する
    ことを特徴とする埋設物位置案内システム。
  3. 前記物体は、電線管であり
    前記物体の位置情報には、前記電線管の経路を含む
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の埋設物位置案内システム。
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