JP5404890B1 - 遊技機の腰部パネル - Google Patents

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Abstract

【課題】新規な部品を用いることなく、既存の前面腰部パネル及び背面腰部パネルを用いて情報表示部材を適切に取り付けることができる遊技機の腰部パネルを提供する。
【解決手段】前面腰部パネル31の両側部31aに形成された第1の係合部31bと、背面腰部パネル33の両側部33aに形成され第1の係合部31bと係合する第2の係合部33bと、を備え、背面表示パネル33は情報表示部材の厚みに応じて背面腰部パネル33の表面及び裏面を逆にして前面腰部パネル31に係合するとともに、表面及び裏面を逆にしても第1の係合部31bと第2の係合部33bの係合位置が変わらないように、第2の係合部33bを背面腰部パネル33の両側部33aの長手方向中心線から所定距離離間して形成した。
【選択図】図5

Description

本発明はスロットマシン、パチスロ機等の遊技機の腰部パネルに関する。
例えば、パチスロ機遊技機では、複数のリールを配置したリールユニットを収納する筐体と、この筐体に開閉自在に設けられた合成樹脂のフレームからなる前面扉と、前面扉の下部に取り付けられた腰部パネルと、複数の図柄がそれぞれの表面に配された複数のリールと、スタートスイッチと、ストップスイッチと、制御部と、電源等を備えた遊技機が知られている。
スタートスイッチは、遊技メダルやコイン等(以下、メダル等)の遊技媒体が投入されたことを条件に、スタートレバーが遊技者により操作されたこと(以下、「開始操作」という)を検出し、全てのリールの回転の開始を要求する信号を出力する。ストップスイッチは、複数のリールのそれぞれに対応して設けられたストップボタンが遊技者により押されたこと(以下、「停止操作」という)を検出し、該当するリールの回転の停止を要求する信号を出力する。複数のリールには、それぞれに対応して設けられたステッピングモータの駆動力が伝達される。制御部は、スタートスイッチ及びストップスイッチにより出力された信号に基づいて、ステッピングモータの動作を制御し、各リールの回転及びその停止を行う。
また、制御部は、基本となる遊技状態である一般遊技状態と、所定の条件を満たしたこと又は抽籤結果に基づいて遊技者にとって有利となる複数種類の特別遊技状態を設定するとともに、種々の遊技状態に応じて、装飾ランプや液晶表示装置又は音声発生装置等を用いた演出を実行する。
腰部パネル30は、図4(a)に示すように、透光性の前面腰部パネル31、フィルムやシート等からなる情報表示部材32と、背面腰部パネル33とから構成され、前面腰部パネル31の周縁部に設けられた係合部材31cにより前面扉1bの下部に取り付けられる。この前面腰部パネル31の内部に情報表示部材32と背面腰部パネル33が嵌挿されるように構成されている。
情報表示部材32には遊技機の機種名やキャラクタ等の装飾絵柄32aが描かれており、前面扉1bの下部に設けられた照明手段(図示せず)により照明され、遊技機1の装飾性を向上させている。また、情報表示部材32は、改装時、使用期間の経過又は機種変更に応じて新たな装飾図柄32aを有する情報表示部材32に適宜交換される(特許文献1、2)。
この情報表示部材32は、通常、薄いフィルムやシートが用いられているため、皺、曲り、屈曲が生じたり、規定の位置からのずれが生じると絵柄の装飾性が損なわれる可能性がある。そのため、従来の腰部パネル30では、情報表示部材32と前面腰部パネル31との間に間隙が生じないように、情報表示部材32を挟んで所定の厚みを有する背面腰部パネル33が前面腰部パネル31に係合されている。
この前面腰部パネル31と背面腰部パネル33との係合部は、図4(b)、(c)に示すように、前面腰部パネル31の両側部31aに設けられた開口部31bと、背面腰部パネル33の両側部33aに設けられ突部33bとから構成されるが、その際、開口部31bと突部33bの係合位置を適切に調整することで、情報表示部材32と前面腰部パネル31との間に間隙が生じないように、情報表示部材32を挟んで背面腰部パネル33が前面腰部パネル31に係合される。
特開2006−094947号公報 特開2010−269012号公報
ところで、上述した従来の遊技機1の腰部パネル30では、情報表示部材32として薄いフィルムやシートが用いられていたが、近年の表示技術の進展に応じて、レンチキュラーシート、偏光シート又は特殊ガラス板等の厚みのある情報表示部材が用いられるようになってきた。
しかしながら、これらの情報表示部材32は、従来の厚みの小さいフィルム、シートよりも厚みが大きいため、それを既存の遊技機の腰部パネル30の情報表示部材32として用いると、その厚みによって前面腰部パネル31の開口部31bと背面腰部パネル33の突部33bの係合位置が整合せず、取り付けることができなくなるため、既存の遊技機の腰部パネル30では厚みのある情報表示部材32を使用できないという問題があった。
この問題に対処するため、交換される情報表示部材32の厚みに応じて、係合位置が整合するように、開口部31b又は突部33bの設置位置を変更した前面腰部パネル31又は背面腰部パネル33を新たに製作することも行われてきたが、それによりコスト増、部品点数の増加、交換作業量の増大を招くという課題があった。
本発明は上記課題を解決するためになされたもので、厚みの異なる情報表示部材32に対し、新規な部品を用いることなく、既存の前面腰部パネル31及び背面腰部パネル33を用いて情報表示部材32を適切に取り付けることができる遊技機1の腰部パネル30を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本実施形態に係る遊技機の腰部パネルは、前面腰部パネルと、背面腰部パネルと、情報表示部材とからなり、前記情報表示部材を前記前面腰部パネルと背面腰部パネルとの間に間隙が生じないように挟み込んで遊技機の前面扉に取り付けられる遊技機の腰部パネルにおいて、前記前面腰部パネルの両側部に形成された第1の係合部と、前記前面腰部パネルの両側部に形成され前記第1の係合部と係合する第2の係合部と、を備え、前記背面腰部パネルは前記情報表示部材の厚みに応じて当該背面腰部パネルの表面及び裏面を逆にして前記前面腰部パネルに係合するとともに、前記表面及び裏面を逆にしても前記第1の係合部と第2の係合部の係合位置が変わらないように、前記第2の係合部を前記背面腰部パネルの両側部の長手方向中心線から所定距離離間して形成したことを特徴とする。
上記構成によれば、厚みの異なる情報表示部材に対し、単に背面腰部パネルの表裏面を逆にすることにより、情報表示部材を適切に取り付けることができる。
これにより、情報表示部材は、隙間無く前面腰部パネルの背面に配置されるので、情報表示部材は皺、曲り、屈曲が生じたり、規定の位置からのずれが生じることないため、絵柄の装飾性が損なわれることはない。また、新規な部品を用いる必要がないとともに、交換作業も簡便に行うことができる。
また、本実施形態に係る遊技機の腰部パネルは、前記第2の係合部の中心から前記背面腰部パネルの両端面までの距離がc1、c2(c1>c2)、厚みの小さい情報表示部材の厚みがa1、厚みの大きい情報表示部材の厚みがa2の場合、a1+c1=a2+c2となるように、前記第2の係合部を形成したことを特徴とする。
上記構成によれば、背面表示パネルの表裏面を正又は逆にして配置しても、第1及び第2の係合部の係合位置が変わらないので、新規な部品を用いることなく、厚みの異なる情報表示部材を適切に取り付けることができる。
また、本実施形態に係る遊技機の腰部パネルは、前記背面腰部パネルを前記前面腰部パネルに取り付けた際に、前記背面腰部パネルが前記前面腰部パネルから突出しないように構成したこと特徴とする。
上記構成によれば、厚みの大きい情報表示部材を用いても、背面腰部パネルが前面腰部パネルから突出しないため、腰部パネルが取り付けられる前面扉の周辺部材を設計変更する必要がなく、既存の前面扉をそのまま用いることができる。
本発明の実施形態によれば、厚みの異なる情報表示部材に対して、既存の前面腰部パネル及び背面腰部パネルを用いて情報表示部材を適切に取り付けることができるため、新規な部品を必要することなく、低コストで簡便な構造の遊技機の腰部パネルを提供することができる。
また、情報表示部材の交換も簡便に行うことができるため、交換作業量の増大を防ぐことができる。
本発明の実施形態に係る遊技機の機能フロー図。 本発明の実施形態に係る遊技機の前面扉の外観構成を示す斜視図。 本発明の実施形態に係る遊技機の内部構造を示す斜視図。 (a)は前面扉及び腰部パネルの分解構成図、(b)はb部の拡大模式図、(c)はc部の拡大模式図。 第1の実施形態に係る腰部パネルの分解構成図。 (a)は第1の実施形態に係る腰部パネルの分解構成図、(b)は係合後の腰部パネルの断面図。 第1の実施形態において、背面腰部パネルの表裏面を逆にした場合の腰部パネルの分解斜視図。 (a)は図7の腰部パネルの分解構成図、(b)は係合後の腰部パネルの断面図。 (a)は第2の実施形態に係る腰部パネルの分解構成図、(b)は係合後の腰部パネルの断面図。 (a)は第2の実施形態において、背面腰部パネルの表裏面を逆にした場合の腰部パネルの分解構成図、(b)は係合後の腰部パネルの断面図。 第3の実施形態に係る腰部パネルの分解構成図。 本発明の実施形態に係る主制御回路の構成例を示すブロック図。 本発明の実施形態に係る副制御回路の構成例を示すブロック図。
以下、本発明に係る遊技機の腰部パネルの実施形態について図面を参照して説明する。
なお、以下の説明ではパチスロ機遊技機(以下、「パチスロ機」という。)を例に説明するが、これに限定されずパチンコ遊技機、スロットマシン等に適用できることはもちろんである。
[パチスロ機の基本的構成]
先ず、パチスロ機1の基本的な構成を図1により説明する。
本実施形態のパチスロ機1では、遊技を行うための遊技媒体としてメダルを用いる。なお、遊技媒体としては、メダル以外にも、コイン、遊技球、遊技用のポイントデータ又はトークン等を適用することもできる。
遊技者によりメダルが投入され、スタートレバーが操作されると、予め定められた数値の範囲(例えば、0〜65535)の乱数から1つの値(以下、乱数値)が抽出される。
内部抽籤手段は、抽出された乱数値に基づいて抽籤を行い、内部当籤役を決定する。内部当籤役の決定により、後述の入賞判定ラインに沿って表示を行うことを許可する図柄の組合せが決定される。なお、図柄の組合せの種別としては、メダルの払い出し、再遊技の作動、ボーナスの作動等といった特典が遊技者に与えられる「入賞」に係るものと、それ以外のいわゆる「ハズレ」に係るものとが設けられている。
また、スタートレバーが操作されると、複数のリールの回転が行われる。その後、遊技者によりストップボタンが押されると、リール停止制御手段は、内部当籤役とストップボタンが押されたタイミングとに基づいて、該当するリールの回転を停止する制御を行う。
パチスロ機1では、基本的に、ストップボタンが押されたときから規定時間(190msec)内に、該当するリールの回転を停止する制御が行われる。本実施形態では、上記規定時間内にリールの回転に伴って移動する図柄の数を「滑り駒数」と呼び、その最大数を図柄4個分に定める。
リール停止制御手段は、入賞に係る図柄の組合せの表示を許可する内部当籤役が決定されているときは、上記規定時間を利用して、その図柄の組合せが入賞判定ラインに沿って極力表示されるようにリールの回転を停止する。また、リール停止制御手段は、上記規定時間を利用して、内部当籤役によってその表示が許可されていない図柄の組合せが入賞判定ラインに沿って表示されないようにリールの回転を停止する。
こうして、複数のリールの回転がすべて停止されると、入賞判定手段は、入賞判定ラインに沿って表示された図柄の組合せが、入賞に係るものであるか否かの判定を行う。入賞に係るものであるとの判定が行われると、メダルの払い出し等の特典が遊技者に与えられる。以上のような一連の流れがパチスロ機における1回の遊技として行われる。
また、パチスロ機1では、前述した一連の流れの中で、液晶表示装置により行う映像の表示、各種ランプにより行う光の出力、スピーカにより行う音の出力、或いはこれらの組合せを利用して様々な演出が行われる。
スタートレバーが操作されると、前述の内部当籤役の決定に用いられた乱数値とは別に、演出用の乱数値(以下、演出用乱数値)が抽出される。演出用乱数値が抽出されると、演出内容決定手段は、内部当籤役に対応づけられた複数種類の演出内容の中から今回実行するものを抽籤により決定する。
演出内容が決定されると、演出実行手段は、リールの回転が開始されるとき、各リールの回転がそれぞれ停止されるとき、入賞の有無の判定が行われたとき等の各契機に連動させて演出の実行を進める。このように、パチスロ機では、内部当籤役に対応づけられた演出内容を実行することによって、決定された内部当籤役(言い換えると、狙うべき図柄の組合せ)を知る或いは予想する機会が遊技者に提供され、遊技者の興味の向上が図られる。
[パチスロ機の構造]
次に、図2及び図3を参照して、本実施形態に係るパチスロ機1の構造について説明する。ここで、図2はパチスロ機1の前面扉1aの外観構成を示す図であり、図3は遊技機1の内部構造を示す図である。
(外部構造)
パチスロ機1は、図3に示すように、リールや回路基板等を収容する筐体1aと、筐体1aに対して開閉可能に取り付けられる前面扉1bとを備える。筐体1aの内部には、3つのリール3L,3C,3Rが横並びに設けられている。以下、各リール3L,3C,3Rを、それぞれ左リール3L、中リール3C、右リール3Rという。
各リール3L,3C,3Rは、円筒状に形成されたリール本体と、リール本体の周面に装着された透光性のシート材を有している。シート材の表面には、複数(例えば21個)の図柄が周方向に沿って連続的に描かれている。
前面扉1bの中央には、液晶表示装置10が設けられている。この液晶表示装置10は、図柄表示領域4L,4C,4Rを含む表示画面を備え、正面から見て3つのリール3L,3C,3Rに重畳する手前側に位置するように設けられている。本実施形態では、図柄表示領域4L,4C,4Rを含めた表示画面の全体を使って、映像の表示が行われ、演出が実行される。
図柄表示領域4L,4C,4Rは、3つのリール3L,3C,3Rのそれぞれに対応して設けられている。この図柄表示領域4L,4C,4Rは、表示窓としての機能を果たすものであり、その背後に設けられた各リール3L,3C,3Rを透過することが可能な構成になっている。以下、図柄表示領域4L,4C,4Rを、それぞれ左表示窓4L、中表示窓4C、右表示窓4Rという。
表示窓4L,4C,4Rは、その背後に設けられたリール3L,3C,3Rの回転が停止されたとき、各リール3L,3C,3Rの複数種類の図柄のうち、その枠内における上段、中段及び下段の各領域にそれぞれ1個の図柄(合計で3個)を表示する。各表示窓4L,4C,4Rが有する上段、中段及び下段からなる3つの領域のうち予め定められたいずれかをそれぞれ組合せてなる擬似的なラインを、入賞か否かの判定を行う対象となるライン(入賞判定ライン)として定義する。
本実施形態では、入賞判定ラインとしてセンタライン8が設けられている。センタライン8は、左表示窓4Lの中段、中表示窓4Cの中段及び右表示窓4Rの中段の組合せからなる。以下、センタライン8を入賞判定ライン8とも言う。
液晶表示装置10の表示画面の側方には、7セグメントLEDからなる7セグ表示器6が設けられている。この7セグ表示器6は、今回の遊技に投入されたメダルの枚数(以下、投入枚数)、特典として遊技者に対して払い出すメダルの枚数(以下、払出枚数)、パチスロ機内部に預けられているメダルの枚数(以下、クレジット枚数)等の情報をデジタル表示する。
前面扉1bの下部(腰部)には、遊技者による操作の対象となる各種装置(メダル投入口11、ベットボタン12、スタートレバー16、ストップボタン17L,17C,17R)と後述する腰部パネル30が設けられている。
メダル投入口11は、遊技者によって外部から投下されるメダルを受け入れるために設けられる。メダル投入口11に受け入れられたメダルは、予め定められた規定数を上限として1回の遊技に投入されることとなり、規定数を超えた分はパチスロ機1の内部に預けることが可能となる(いわゆるクレジット機能)。
ベットボタン12は、パチスロ機1の内部に預けられているメダルから1回の遊技に投入する枚数を決定するために設けられる。精算ボタン14は、パチスロ機1の内部に預けられているメダルを外部に引き出すために設けられる。
スタートレバー16は、全てのリール(3L,3C,3R)の回転を開始するために設けられる。ストップボタン17L,17C,17Rは、3つのリール3L,3C,3Rのそれぞれに対応づけられ、対応するリールの回転を停止するために設けられる。以下、ストップボタン17L,17C,17Rを、それぞれ左ストップボタン17L、中ストップボタン17C、右ストップボタン17Rという。
メダル払出口18は、後述のメダル払出装置33の駆動により排出されるメダルを外部に導く。メダル払出口18から排出されたメダルは、メダル受皿19に貯められる。ランプ(LED等)20は、演出内容に応じた点消灯のパターンにて光を出力する。本実施形態のランプ20は、花火玉に形成されている。スピーカ21L,21Rは、演出内容に応じた効果音や楽曲等の音を出力する。
(内部構造)
図3は、パチスロ機1の内部構造を示す斜視図である。図3では、前面扉1bが開放され、前面扉1bの裏面側の構造及び筐体1aの内部の構造が示されている。
筐体1a内部の上方には、主制御回路41(図12参照)を構成する主基板125が設けられている。主制御回路41は、内部当籤役の決定、リール3L,3C,3Rの回転及び停止、入賞の有無の判定といった、パチスロ機1における遊技の主な流れを制御する回路である。主制御回路41の具体的な構成は後述する。
筐体1aの内部の中央には、3つのリール3L,3C,3Rが設けられている。各リール3L,3C,3Rには、所定の減速比をもったギアを介してステッピングモータ81L,81C,81R(図11参照)が接続されている。3つのリール3L,3C,3R及びステッピングモータ81L,81C,81Rは、本発明に係る変動表示手段を構成する。
左リール3Lの左側には、副制御回路42(図13参照)を構成する副基板32が設けられている。副制御回路42は、映像の表示等による演出の実行を制御する回路である。
筐体1aの内部の下方には、多量のメダルを収容可能で、それらを1枚ずつ排出可能な構造を有するメダル払出装置(ホッパー)120が設けられている。ホッパー120の左側には、パチスロ機1が有する各装置に対して必要な電力を供給するための電源装置121が設けられている。
前面扉1b裏側の中央(表示窓4L,4C,4Rの下方)には、セレクタ122が設けられている。セレクタ122は、材質や形状等が適正であるメダルか否かを選別する装置であり、メダル投入口11に受け入れられた適正なメダルをホッパー120へ案内する。セレクタ122内においてメダルが通過する経路上には、適正なメダルが通過したことを検出するメダルセンサ123(図12参照)が設けられている。
メダル払出口18は、メダル払出装置120の駆動により排出されるメダルを外部に導く。メダル払出口18から排出されたメダルは、メダル受皿19に貯められる。ランプ(LED等)20は、演出内容に応じた点消灯のパターンにて光を出力する。本実施形態のランプ20は、花火玉に形成されている。スピーカ21L,21Rは、演出内容に応じた効果音や楽曲等の音を出力する。
[腰部パネル]
次に、図4乃至図10を参照して、本発明に係る腰部パネル30の実施形態について説明する。
腰部パネル30は、図4(a)〜(c)に示すように、透光性の前面腰部パネル31と、情報表示部材32と、背面腰部パネル33とから構成される。この腰部パネル30は、前面腰部パネル31の周縁部に設けられた係合部材31cにより前面扉1bの下部に取り付けられる。
情報表示部材32には遊技機の機種名やキャラクタ等の装飾絵柄32aが描かれており、腰部パネル30の背面に設けられた照明手段(図示せず)により照明され、遊技機の装飾性を向上させている。また、情報表示部材32は、改装時、使用期間又は機種変更に応じて新たな装飾図柄32aを有する情報表示部材32に適宜交換される。
この情報表示部材32として、装飾絵柄32aが描かれた厚みが小さいフィルムやシート、又は厚みの大きいレンチキュラーシート、偏光シートあるいは特殊ガラス板等が用いられる。
本実施形態では、情報表示部材32の厚みが相違しても、情報表示部材32と前面腰部パネル31との間に間隙を生じさせないで、情報表示部材32を挟んで背面腰部パネル33を前面腰部パネル31に適切に取り付けることを特徴としている。
(第1の実施形態)
第1の実施形態に係る遊技機の腰部パネル30を図5乃至図8を参照して説明する。
本実施形態の腰部パネル30は、両側部31aに設けられ所定形状の開口部31b(第1の係合部)を備えた前面腰部パネル31と、開口部31bに係合する突部33b(第2の係合部)が両側部33aに設けられた背面腰部パネル33と、前面及び背面腰部パネル31、33の間に配置される情報表示部材32とから構成される。
前面腰部パネル31は所定厚みの透明性部材からなり、この前面腰部パネル31の内部に情報表示部材32と背面腰部パネル33が嵌挿され、その際、情報表示部材32と前面腰部パネル31との間にすき間が生じないように、情報表示部材32を挟んで前面表示パネル31と背面腰部パネル33が開口部31bと突部33bにより係合される。
ここで、フイルムやシート等からなる厚みの小さい情報表示部材32−1の厚みをa1、レンチキュラーシートや特殊ガラス板等からなる厚みの大きい情報表示部材32−2の厚みをa2とし、背面腰部パネル33の厚みをcとする。
また、厚みcの背面腰部パネル33の両側部33bに設けられた突部33bは、その中心位置が背面腰部パネル33の一方の端面からc1、他方の端面からc2(c1>c2)の位置になるように、両側部33bの長手方向中心線から所定距離離間して形成され、前面腰部パネル31の開口部31bは、その中心位置が前面腰部パネル31の前面側内側端面からb1の位置になるように形成されている(図6(a))。
そして、厚みa1の情報表示部材32−1を使用する場合(図5、図6)と、厚みa2の情報表示部材32−2を使用する場合(図7、図8)とでは、背面腰部パネル33の表面及び裏面を逆にして取り付けられるが、その際、b1=a1+c1=a2+c2とすることで、いずれの情報表示部材32−1、32−2を使用する際でも、前面腰部パネル31との間に隙間が生じることなく、開口部31bと突部33bが係合し、背面腰部パネル33が前面腰部パネル31に取り付けられることとなる。
このように、厚みの異なる情報表示部材32−1、32−2を使用する場合、背面腰部パネル33の表裏面を逆にして前面腰部パネル31に取り付ける。その際、開口部31b及び突部33bの位置を上記のように規定することで、係合位置は変わることなく、いずれの場合でも、前面腰部パネル31との間に間隙が生じることなく、簡便に背面腰部パネル33を前面腰部パネル31に適切に取り付けることができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、改装、機種変更や遊技機外観の模様替えを行う際に、厚みの異なる情報表示部材32を用いる場合、単に、背面腰部パネル33の表裏面を逆にして前面腰部パネル31に取り付けることで、情報表示部材32を挟んで背面腰部パネル33を前面腰部パネル31に適切に取り付けることができる。これにより、既存の腰部パネル30を用いることを可能とし、部品点数の増加、作業量の増加及び稼働率の低下を抑制することができる。
なお、本実施形態では、第1及び第2の係合部として、開口部31bを前面腰部パネル31に、突部33bを背面腰部パネル33に設けているが、これに限定されず、開口部と突部を逆に設けてもよく、また、係合部として、フック、留め金、等他の係合部材を用いてもよい。
(第2の実施形態)
第2の実施形態に係る遊技機の腰部パネルを図9及び図10を参照して説明する。
本第2の実施形態は、背面腰部パネル33の表裏面を正逆に配置した場合でも係合位置が変動しない構成とすることは上記第1の実施形態と同様であるが、さらに、いずれの場合でも、背面腰部パネル33の背面が前面腰部パネル31から突出しないように構成したことを特徴とする。
すなわち、図9及び図10に示すように、厚みa1の情報表示部材32−1を使用する場合及び厚みa2の情報表示部材32−2を使用する場合のいずれでも、背面腰部パネル33の後面が前面腰部パネル31から突出しない構成としている。
ここで、背面腰部パネル33の厚みをdとし、背面腰部パネル33の突部33bの中心位置が、背面腰部パネル33の一方の端面からd1、他方の端面からd2(d1>d2)の位置に設けられ、前面腰部パネル31の開口部31bの中心位置は、前面腰部パネル31の前面側内側端面からb1の位置に形成されているとすると、b1=a1+d1=a2+d2である。
また、前面腰部パネル31の前面側内側端面から背面側端部までの長さをb2とすると、b2≦a2+dとなるように調整される。
これにより、厚みa1の情報表示部材32−1を使用する場合と、厚みa2の情報表示部材32−2を使用する場合とで、背面腰部パネル33の表面及び裏面を逆にして取り付け、その際、b1=a1+d1=a2+d2とすることにより、いずれの情報表示部材32−1、32−2を使用する際でも、前面腰部パネル31との間に間隙が生じることなく、開口部31bと突部33bが係合し、背面腰部パネル33を前面腰部パネル31に適切に取り付ることができる。
そして、厚みの大きな情報表示部材32−2を用いる場合でも、b2≦a2+dとすることで、背面腰部パネル33の裏面が前面腰部パネル31から突出することを防止することができる。
本第2の実施形態によれば、上記第1の実施形態の作用効果に加え、腰部パネル30の奥行き寸法に変更はないので、厚みの異なる情報表示部材を用いても他の周辺部材の配置構成に影響を及ぼすことが無く、簡便に新たな情報表示部材に交換することが可能となる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態に係る遊技機の腰部パネル30について図11を参照して説明する。
本第3の実施形態は、前面腰部パネル31の両側部31aの内側に、背面腰部パネル33の両側部に設けられた突部33dと嵌合する凹部31dを設ける構成としている。
この凹部31dと突部33dの設置位置は、上記第1又は第2の実施形態の開口31b及び突部33bの配置位置と同様に設置される。腰部パネル30を組み立てる際は、前面腰部パネル31の内部に情報表示部材32をセットした後、凹部31dに突部33dが嵌合するように背面腰部パネル33を前面腰部パネル31に取り付ける。
これにより、厚みの異なる情報表示部材32を使用する際でも、背面腰部パネル33の表面及び裏面を逆にして取り付けることで、前面腰部パネル31との間に間隙が生じることなく、情報表示部材32を挟んで背面腰部パネル33を前面腰部パネル31に適切に取り付けることができる。
本第3の実施形態によれば、上記実施形態の作用効果に加え、凹部31d及び突部33dによる係合構造を採用したことで、背面腰部パネル33をより強固に前面腰部パネル31に取り付けることができる。
なお、本実施形態では凹部31d及び突部33dを前面腰部パネル31と背面腰部パネル33の両側部にそれぞれ設けているが、前面腰部パネル31と背面腰部パネル33の上部及び下部に設けてもよく、また、前面腰部パネル31に突部、背面腰部パネル33に凹部を設けてもよい。
[制御部]
次に、図12及び図13を参照して、本実施形態におけるパチスロ機1が備える制御部の構成について説明する。パチスロ機1は、主制御回路41、副制御回路42、電源回路40、及び周辺装置(アクチュエータ等)を備える。
(主制御回路)
主制御回路41は、図11に示すように、メインCPU51、メインROM52及びメインRAM53、タイマー回路等を備えるメイン処理部50と、メイン処理部50に接続され副制御回路42や周辺装置に通信データを一方向又は双方向に送受信するマスターI/F部70と、クロックパスス発生回路55と、分周器55と、WDT(ウォッチドッグタイマ)58と、電源回路(基板)40から電力の供給を受ける主基板電源回路59等を備えている。
〈メイン処理部〉
メイン処理部50において、メインROM52にはメインCPU51により実行される制御プログラム(図示せず)、内部抽籤テーブル等のデータテーブル(図示せず)、副制御回路に対して各種制御指令(コマンド)を送信するためのデータ等が記憶されている。また、メインRAM53には、制御プログラムの実行により決定された内部当籤役等の各種データを格納する格納領域(図示せず)が設けられる。
メイン処理部50では、クロックパルス発生回路54及び分周器55がクロックパルスを発生し、メインCPU51は発生されたクロックパルスに基づいて制御プログラムを実行する。
また、メインCPU51は、スイッチ等からの信号入力を受けて、ステッピングモータ81L,81C,81R等の周辺装置の動作を制御する。
〈マスターI/F部〉
マスターI/F部70はメイン処理部50から送信される複数の通信データにそれぞれ含まれる複数のデータ及び送信コマンドを格納領域に格納する格納処理機能と、各通信データ毎にデータ構造を再編成してパケットデータとして副制御回路42に順次送信する送信処理機能を有する。また、他の周辺装置との間で通信データの送受信を行う。
マスターI/F部70と副制御回路42とは光ケーブル111で接続され、パケット形式の通信データをマスターI/F部から光ケーブル111を介して副制御回路に送信する。
具体的に説明すると、マスターI/F部70は、マスターレジスタ制御部71、CPUI/F部72、乱数発生器73、送信制御部74、受信制御部75、I/O制御部76を備え、外部のリール位置検出回路83、メダル払出装置19等と通信データの送受信をおこない、また、副制御回路42に演出のためのパケット形式の通信データを送信するとともに、ストップセンサ17S、メダルセンサ35S、スタートスイッチ16S、精算スイッチ14S等からの信号を受信し、表示部駆動回路84及び7SEG表示器6に通信データを送信する。
また、乱数発生器73は予め定められた範囲の乱数(例えば、0〜65535)を発生し、メインCPU51は発生された乱数の中から1つの値を抽出する。
また、メイン処理部50とマスターI/F部70とは、図8(a)に示すように、例えばデータバス110で接続されている。
このように、マスターI/F部70と副制御部42を光ケーブル111で接続したことで、従来の電気ケーブルと比較して外部からの電磁界やノイズ等による影響を排除することが可能となる。
また、マスターI/F部70はASIC(Application Specific integrated Circuit)集積回路が用いられている。
(副制御回路)
図12は、本実施形態におけるパチスロ機1の副制御回路42の構成例を示すブロック図である。
副制御回路42は、主制御回路41と光ケーブル111によって接続されており、主制御回路41から送信される通信データに基づいて演出内容の決定や実行等の処理を行う。副制御回路42は、基本的に、サブCPU91、サブROM92、サブRAM93、レンダリングプロセッサ94、描画用RAM95、ドライバ96、DSP(デジタルシグナルプロセッサ)100、オーディオRAM101、A/D変換器102、アンプ103及び松明駆動回路105、電源回路(基板)40から電力の供給を受ける副基板電源回路106等を備えている。
サブCPU91は、主制御回路41から送信された通信データに応じて、サブROM92に記憶されている制御プログラムに従い、映像、音、光の出力の制御を行う。サブROM92は、基本的に、プログラム記憶領域とデータ記憶領域によって構成される。
サブROM92のプログラム記憶領域には、サブCPU91が実行する制御プログラムが記憶されている。例えば、制御プログラムには、主制御回路41との通信を制御するための主基板通信タスクや、演出用乱数値を抽出し、演出内容(演出データ)の決定及び登録を行うための演出登録タスク、決定した演出内容に基づいて液晶表示装置10による映像の表示を制御する描画制御タスク、ランプ20による光の出力を制御するランプ制御タスク、スピーカ21L,21Rによる音の出力を制御する音声制御タスク等が含まれる。
データ記憶領域は、各種データテーブルを記憶する記憶領域、各演出内容を構成する演出データを記憶する記憶領域、映像の作成に関するアニメーションデータを記憶する記憶領域、BGMや効果音に関するサウンドデータを記憶する記憶領域、光の点消灯のパターンに関するランプデータを記憶する記憶領域等が含まれている。
サブRAM93は、決定された演出内容や演出データを登録する格納領域や、主制御回路41から送信される内部当籤役等の各種データを格納する格納領域が設けられている。
また、副制御回路42には、その動作が制御される周辺装置として、液晶表示装置10、スピーカ21L,21R、ランプ20及び役物22が接続されている。
サブCPU91、レンダリングプロセッサ94、描画用RAM(フレームバッファを含む)95及びドライバ96は、演出内容により指定されたアニメーションデータに従って映像を作成し、作成した映像を液晶表示装置10により表示する。
また、サブCPU91、DSP100、オーディオRAM101、A/D変換器102及びアンプ103は、演出内容により指定されたサウンドデータに従ってBGM等の音をスピーカ21L,21Rにより出力する。また、サブCPU91は、演出内容により指定されたランプデータに従ってランプ20の点灯及び消灯を行う。
(周辺装置)
主制御回路41には、ストップスイッチ17S、メダルセンサ35S、スタートスイッチ16S、精算スイッチ14S及びベットスイッチ12Sからの信号が入力される。
ストップスイッチ17Sは、各ストップボタン17L,17C,17Rが遊技者により押されたこと(停止操作)を検出する。このストップスイッチ17Sは、本発明に係る停止操作検出手段を構成する。
スタートスイッチ16Sは、スタートレバー16が遊技者により操作されたこと(開始操作)を検出する。このスタートスイッチ16Sは、本発明に係る開始操作検出手段を構成する。精算スイッチ14Sは、精算ボタン14が遊技者により押されたことを検出する。
メダルセンサ35Sは、メダル投入口11に受け入れられたメダルが前述のセレクタ35内を通過したことを検出する。また、ベットスイッチ12Sは、ベットボタン12が遊技者により押されたことを検出する。メダルセンサ35S及びベットスイッチ12Sは、投入操作検出手段を構成する。
また、主制御回路41により動作が制御される周辺装置としては、ステッピングモータ81L,81C,81R、7セグ表示器6及びメダル払出装置33がある。
モータ駆動回路82は、各リール3L,3C,3Rに対応して設けられたステッピングモータ81L,81C,81Rの駆動を制御する。リール位置検出回路83は、発光部と受光部とを有する光センサにより、リールが一回転したことを示すリールインデックスを各リール3L,3C,3Rに応じて検出する。
ステッピングモータ81L,81C,81Rは、運動量がパルスの出力数に比例し、回転軸を指定された角度で停止させることが可能な構成を備えている。ステッピングモータ81L,81C,81Rの駆動力は、所定の減速比をもったギアを介して各リール3L,3C,3Rに伝達される。各ステッピングモータ81L,81C,81Rに対して1回のパルスが出力されるごとに、各リール3L,3C,3Rは一定の角度で回転する。
主制御回路51は、リールインデックスを検出してからステッピングモータ81L,81C,81Rに対してパルスを出力した回数をカウントすることによって、各リール3L,3C,3Rの回転角度(主に、リールが図柄何個分だけ回転したか)を管理する。
ここで、各リール3L,3C,3Rの回転角度の管理について、具体的に説明する。ステッピングモータ81L,81C,81Rに対して出力されたパルスの数は、メインRAM53に設けられたパルスカウンタによって計数される。そして、図柄1つ分の回転に必要な所定回数(例えば16回)のパルスの出力がパルスカウンタで計数される毎に、メインRAM53に設けられた図柄カウンタが1ずつ加算される。図柄カウンタは、各リール3L,3C,3Rに応じて設けられている。図柄カウンタの値は、リール位置検出回路83によってリールインデックスが検出されるとクリアされる。
このように、本実施形態では、図柄カウンタを管理することにより、リールインデックスが検出されてから図柄何個分の回転が行われたのかを管理するようになっている。したがって、各リール3L,3C,3Rの各図柄の位置は、リールインデックスが検出される位置を基準として検出される。
上述したように、本実施形態では、滑り駒数の最大数を図柄4個分に定めている。したがって、左ストップボタン17Lが押されたときに左表示窓4Lの中段にある左リール3Lの図柄と、その4個先の図柄までの範囲内にある各図柄が、左表示窓4Lの中段に停止可能な図柄となる。
表示部駆動回路84は、7セグ表示器6の動作を制御する。ホッパー駆動回路85は、ホッパー33の動作を制御する。また、払出完了信号回路86は、ホッパー33に設けられたメダル検出部33Sが行うメダルの検出を管理し、ホッパー33から外部に排出されたメダルが払出枚数に達したか否かをチェックする。
上述した一実施形態のパチスロ機1では、入賞判定ラインを1ラインとしたが、本発明に係る入賞判定ラインとしては、その位置や数を任意に設定することができる。本発明に係る入賞判定ラインとしては、例えば、トップラインとボトムラインに設定し、その他の直線状のラインを無効ラインとしてもよい。
以上、本発明の一実施形態に係る遊技機の腰部パネルについて、その作用効果も含めて説明したが、本発明はここで説明した実施形態に限定されるものではない。例えば、情報表示部材として、フィルム、シート、レンチキュラーシート、偏光シート、特殊ガラス板以外に、アクリル板、プラスチック板、樹脂板、又はそれらの組み合わせ等を用いることができるが、さらに、液晶表示パネルや有機EL表示パネル、等の表示媒体も用いることができる。
また、本実施形態では腰部パネルをパチスロ機に適用した例を説明したが、パチンコ機やスロットマシン等の遊技機に適用できることはもちろんであるが遊技機以外の表示機器の表示パネルにも適用できる。
このように、上述した実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、組み合わせ、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…パチスロ機、1a…筐体、1b…前面扉、3L,3C,3R…リール、4L,4C,4R…図柄表示領域、10…液晶表示装置、11…メダル投入口、12…ベットボタン、14…精算ボタン、16…スタートレバー、17L、17C、17R…ストップボタン、18…メダル払出口、20…ランプ、21L、21R…スピーカ、30…腰部パネル、31…前面腰部パネル、31a…側部、31b…開口部(第1の係合部)、31d…凹部(第1の係合部)、32、32−1、32−2…情報表示部材、32a…装飾図柄、33…背面腰部パネル、33a…側部、33b、33d…突部(第2の係合部)、41…主制御回路、42…副制御回路。

Claims (3)

  1. 前面腰部パネルと、背面腰部パネルと、情報表示部材とからなり、前記情報表示部材を前記前面腰部パネルと背面腰部パネルとの間に間隙が生じないように挟み込んで遊技機の前面扉に取り付けられる遊技機の腰部パネルにおいて、
    前記前面腰部パネルの両側部に形成された第1の係合部と、前記前面腰部パネルの両側部に形成され前記第1の係合部と係合する第2の係合部と、を備え、
    前記背面腰部パネルは前記情報表示部材の厚みに応じて当該背面腰部パネルの表面及び裏面を逆にして前記前面腰部パネルに係合するとともに、前記表面及び裏面を逆にしても前記第1の係合部と第2の係合部の係合位置が変わらないように、前記第2の係合部を前記背面腰部パネルの両側部の長手方向中心線から所定距離離間して形成したことを特徴とする遊技機の腰部パネル。
  2. 前記第2の係合部の中心から前記背面腰部パネルの両端面までの距離がc1、c2(c1>c2)、厚みの小さい情報表示部材の厚みがa1、厚みの大きい情報表示部材の厚みがa2の場合、a1+c1=a2+c2となるように、前記第2の係合部を形成したことを特徴とする請求項1記載の遊技機の腰部パネル。
  3. 前記背面腰部パネルを前記前面腰部パネルに取り付けた際に、前記背面腰部パネルが前記前面腰部パネルから突出しないように構成したこと特徴とする請求項1又は2記載の遊技機の腰部パネル。
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