JP5404368B2 - 個人認証媒体、その製造方法、及びこれを用いた真偽判定方法 - Google Patents
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該第1のアゾベンゼン樹脂層上に設けられ、該第1のピッチをもつレンチキュラーレンズ形状に変形された第1のアゾベンゼン樹脂層を透過して照射された該第1の波長とは異なる第2の波長の光、または熱で情報が記録された、感熱または感光性発色材料を含む記録層、及び
該記録層上に設けられた基材を具備することを特徴とする個人認証媒体を提供する。
該第1のアゾベンゼン樹脂層上に設けられ、該第1のピッチをもつレンチキュラーレンズ形状に変形された第1のアゾベンゼン樹脂層を透過して照射された該第1の波長とは異なる第3の波長の光により情報がホログラム記録された、該第1のアゾベンゼン樹脂層とは異なる化学構造を有する第2のアゾベンゼン樹脂を含む記録層、及び
該記録層上に設けられた基材を具備することを特徴とする個人認証媒体を提供する。
第1のアゾベンゼン樹脂層、該第1のアゾベンゼン樹脂層上に設けられ、光、または熱で情報が記録可能な、感熱または感光性発色材料を含む記録層、及び該記録層上に設けられた基材を含む積層体を形成する工程、
該第1のアゾベンゼン樹脂層に第1の波長の光を照射することにより、該第1のアゾベンゼン樹脂層を第1のピッチをもつレンチキュラーレンズ形状に変形せしめる工程、及び
該第1の波長とは異なる第2の波長の光を、該第1のピッチをもつレンチキュラーレンズ形状に変形された第1のアゾベンゼン樹脂層を透過させて前記記録層に照射し、該第2の波長の光で,または熱で情報を記録する工程を具備することを特徴とする個人認証媒体の製造方法を提供する。
該第1のアゾベンゼン樹脂層に第1の波長の光を照射することにより、該第1のアゾベンゼン樹脂層を第1のピッチをもつレンチキュラーレンズ形状に変形せしめる工程、及び
該第1の波長とは異なる第3の波長の光を、該第1のピッチをもつレンチキュラーレンズ形状に変形された第1のアゾベンゼン樹脂層を透過させて前記記録層に照射し、該第3の波長の光で,情報をホログラム記録する工程を具備することを特徴とする個人認証媒体の製造方法を提供する。
該第1のアゾベンゼン樹脂層上に設けられ、該第1のピッチをもつレンチキュラーレンズ形状に変形された第1のアゾベンゼン樹脂層を透過して照射された該第1の波長とは異なる第2の波長の光、または熱で情報が記録された、感熱または感光性発色材料を含む記録層、及び該記録層上に設けられた基材を含む個人認証媒体の真偽判定方法であって、
前記個人認証媒体に、前記第1の波長の光の照射を行う工程、及び
前記記録層に記録された情報が読み取り可能か評価する工程を具備することを特徴とする真偽判定方法を提供する。
該第1のアゾベンゼン樹脂層上に設けられ、該第1のピッチをもつレンチキュラーレンズ形状に変形された第1のアゾベンゼン樹脂層を透過して照射された該第1の波長とは異なる第3の波長の光により情報がホログラム記録された、該第1のアゾベンゼン樹脂層とは異なる化学構造を有する第2のアゾベンゼン樹脂を含む記録層、及び該記録層上に設けられた基材を含む個人認証媒体の真偽判定方法であって、
前記個人認証媒体に、前記第1の波長の光の照射を行う工程、及び
前記記録層に記録された情報が読み取り可能か評価する工程を具備することを特徴とする真偽判定方法を提供する。
図2に示すように、第1のアゾベンゼン樹脂層3、記録層2、及び基材1を含む積層体10−1を形成する工程、
図3に示すように、第1のアゾベンゼン樹脂層3に第1の波長のレーザ光201を照射することにより、該第1のアゾベンゼン樹脂層3を第1のピッチXをもつレンチキュラーレンズ形状に変形せしめる工程(積層体10−2)、及び
図4に示すように、レンチキュラーレンズ形状に変形された第1のアゾベンゼン樹脂層を透過させて書き込み光202を記録層に照射し、情報を記録する工程を有する。
まず、レンチキュラーレンズ情報が予めわかっているか確認する(ブロック1)。
感熱性発色材料及び感光性発色材料を含有する記録層のの厚さは、1ないし100μmであることが好ましい。
易接着層が形成された厚さ50μmの透明ポリエステルフィルム(東レ株式会社製、商品型番:ルミラーQ27)を用意し、カードの大きさに切断後、その片面に下記組成の感熱発色樹脂層を、グラビアコーターを用いて乾燥後の塗膜厚みが3μmになるよう、塗布し、120℃で2分間、加熱・乾燥した。
発色剤(2'-(2-クロロアニリノ)-6'-(ジブチルアミノ)フルオラン) 5重量部
顕色剤(1,1'-メチレンジ-2-ナフトール) 5重量部
増感剤(1,3-ジフェニル-1,3-プロパンジオン) 1重量部
ポリエステル樹脂(東洋紡績(株)製バイロン200) 40重量部
メチルエチルケトン 100重量部
トルエン 100重量部
次に、この感熱発色樹脂層塗布液上に、下記組成の第1のアゾベンゼン樹脂層を、グラビアコーターを用いて乾燥後の塗膜厚みが5μmになるよう、塗布し、120℃で2分間、加熱・乾燥した。
アゾベンゼン樹脂1 20重量部
メチルエチルケトン 40重量部
トルエン 40重量部
次に、波長532nmのレーザー光を分光して偏光フィルターを通し、その後集光させた干渉光を、ピッチ1mmで印刷物表面に照射することにより、第1のアゾベンゼン樹脂層表面にピッチ1mmのレンチキュラーレンズを形成した。
易接着層が形成された厚さ50μmの透明ポリエステルフィルム(東レ株式会社製、商品型番:ルミラーQ27)を用意し、カードの大きさに切断後、その片面に下記組成の感熱発色樹脂層を、グラビアコーターを用いて乾燥後の塗膜厚みが3μmになるよう、塗布し、120℃で2分間、加熱・乾燥した。
発色剤(2'-(2-クロロアニリノ)-6'-(ジブチルアミノ)フルオラン) 5重量部
顕色剤(1,1'-メチレンジ-2-ナフトール) 5重量部
増感剤(1,3-ジフェニル-1,3-プロパンジオン) 1重量部
ポリエステル樹脂(東洋紡績(株)製バイロン200) 40重量部
メチルエチルケトン 100重量部
トルエン 100重量部
次に、この感熱発色樹脂層塗布液上に、下記組成の第1のアゾベンゼン樹脂層を、グラビアコーターを用いて乾燥後の塗膜厚みが5μmになるよう、塗布し、120℃で2分間、加熱・乾燥した。
アゾベンゼン樹脂1 20重量部
メチルエチルケトン 40重量部
トルエン 40重量部
次に、波長532nmのレーザー光を分光して偏光フィルターを通し、その後集光させた干渉光を、ピッチ1mmで印刷物表面に照射することにより、第1のアゾベンゼン樹脂層表面にピッチ1mmのレンチキュラーレンズを形成した。
易接着層が形成された厚さ50μmの透明ポリエステルフィルム(東レ株式会社製、商品型番:ルミラーQ27)を用意し、カードの大きさに切断後、その片面に下記組成の感熱発色樹脂層を、グラビアコーターを用いて乾燥後の塗膜厚みが3μmになるよう、塗布し、120℃で2分間、加熱・乾燥した。
発色剤(2'-(2-クロロアニリノ)-6'-(ジブチルアミノ)フルオラン) 5重量部
顕色剤(1,1'-メチレンジ-2-ナフトール) 5重量部
増感剤(1,3-ジフェニル-1,3-プロパンジオン) 1重量部
ポリエステル樹脂(東洋紡績(株)製バイロン200) 40重量部
メチルエチルケトン 100重量部
トルエン 100重量部
次に、この感熱発色樹脂層塗布液上に、下記組成の第1のアゾベンゼン樹脂層を、グラビアコーターを用いて乾燥後の塗膜厚みが5μmになるよう、塗布し、120℃で2分間、加熱・乾燥した。
アゾベンゼン樹脂1 20重量部
メチルエチルケトン 40重量部
トルエン 40重量部
次に、波長532nmのレーザー光を分光して偏光フィルターを通し、その後集光させた干渉光を、ピッチ1mmで印刷物表面に照射することにより、第1のアゾベンゼン樹脂層表面にピッチ1mmのレンチキュラーレンズを形成した。
易接着層が形成された厚さ50μmの透明ポリエステルフィルム(東レ株式会社製、商品型番:ルミラーQ27)を用意し、カードの大きさに切断後、その片面に下記組成の感熱発色樹脂層を、グラビアコーターを用いて乾燥後の塗膜厚みが3μmになるよう、塗布し、120℃で2分間、加熱・乾燥した。
発色剤(2'-(2-クロロアニリノ)-6'-(ジブチルアミノ)フルオラン) 5重量部
顕色剤(1,1'-メチレンジ-2-ナフトール) 5重量部
増感剤(1,3-ジフェニル-1,3-プロパンジオン) 1重量部
ポリエステル樹脂(東洋紡績(株)製バイロン200) 40重量部
メチルエチルケトン 100重量部
トルエン 100重量部
次に、この感熱発色樹脂層塗布液上に、下記組成の第1のアゾベンゼン樹脂層を、グラビアコーターを用いて乾燥後の塗膜厚みが5μmになるよう、塗布し、120℃で2分間、加熱・乾燥した。
アゾベンゼン樹脂1 20重量部
メチルエチルケトン 40重量部
トルエン 40重量部
次に、波長532nmのレーザー光を分光して偏光フィルターを通し、その後集光させた干渉光を、ピッチ1mmで印刷物表面に照射することにより、第1のアゾベンゼン樹脂層表面にピッチ1mmのレンチキュラーレンズを形成した。
易接着層が形成された厚さ50μmの透明ポリエステルフィルム(東レ株式会社製、商品型番:ルミラーQ27)を用意し、カードの大きさに切断後、その片面に下記組成の感熱発色樹脂層を、グラビアコーターを用いて乾燥後の塗膜厚みが3μmになるよう、塗布し、120℃で2分間、加熱・乾燥した。
発色剤(2'-(2-クロロアニリノ)-6'-(ジブチルアミノ)フルオラン) 5重量部
顕色剤(1,1'-メチレンジ-2-ナフトール) 5重量部
増感剤(1,3-ジフェニル-1,3-プロパンジオン) 1重量部
ポリエステル樹脂(東洋紡績(株)製バイロン200) 40重量部
メチルエチルケトン 100重量部
トルエン 100重量部
次に、この感熱発色樹脂層塗布液上に、下記組成の第1のアゾベンゼン樹脂層を、グラビアコーターを用いて乾燥後の塗膜厚みが5μmになるよう、塗布し、120℃で2分間、加熱・乾燥した。
アゾベンゼン樹脂1 20重量部
メチルエチルケトン 40重量部
トルエン 40重量部
次に、波長532nmのレーザー光を分光して偏光フィルターを通し、その後集光させた干渉光を、ピッチ1mmで印刷物表面に照射することにより、第1のアゾベンゼン樹脂層表面にピッチ1mmのレンチキュラーレンズを形成した。
易接着層が形成された厚さ50μmの透明ポリエステルフィルム(東レ株式会社製、商品型番:ルミラーQ27)を用意し、カードの大きさに切断後、その片面に下記組成の第2のアゾベンゼン樹脂層を、グラビアコーターを用いて乾燥後の塗膜厚みが3μmになるよう、塗布し、120℃で2分間、加熱・乾燥した。
アゾベンゼン樹脂2 20重量部
メチルエチルケトン 40重量部
トルエン 40重量部
次に、この第2のアゾベンゼン樹脂層上に、下記組成の第1のアゾベンゼン樹脂層を、グラビアコーターを用いて乾燥後の塗膜厚みが5μmになるよう、塗布し、120℃で2分間、加熱・乾燥した。
アゾベンゼン樹脂1 20重量部
メチルエチルケトン 40重量部
トルエン 40重量部
次に、波長532nmのレーザー光を分光して偏光フィルターを通し、その後集光させた干渉光を、ピッチ1mmで印刷物表面に照射することにより、第1の樹脂層表面にピッチ1mmのレンチキュラーレンズを形成した。
易接着層が形成された厚さ50μmの透明ポリエステルフィルム(東レ株式会社製、商品型番:ルミラーQ27)を用意し、カードの大きさに切断後、その片面に下記組成の第2のアゾベンゼン樹脂層を、グラビアコーターを用いて乾燥後の塗膜厚みが3μmになるよう、塗布し、120℃で2分間、加熱・乾燥した。
アゾベンゼン樹脂2 20重量部
メチルエチルケトン 40重量部
トルエン 40重量部
次に、この第2のアゾベンゼン樹脂層上に、下記組成の第1のアゾベンゼン樹脂層を、グラビアコーターを用いて乾燥後の塗膜厚みが5μmになるよう、塗布し、120℃で2分間、加熱・乾燥した。
アゾベンゼン樹脂1 20重量部
メチルエチルケトン 40重量部
トルエン 40重量部
次に、波長532nmのレーザー光を分光して偏光フィルターを通し、その後集光させた干渉光を、ピッチ1mmで印刷物表面に照射することにより、第1のアゾベンゼン樹脂層表面にピッチ1mmのレンチキュラーレンズを形成した。
易接着層が形成された厚さ50μmの透明ポリエステルフィルム(東レ株式会社製、商品型番:ルミラーQ27)を用意し、カードの大きさに切断後、その片面に下記組成の第2のアゾベンゼン樹脂層を、グラビアコーターを用いて乾燥後の塗膜厚みが3μmになるよう、塗布し、120℃で2分間、加熱・乾燥した。
アゾベンゼン樹脂2 20重量部
メチルエチルケトン 40重量部
トルエン 40重量部
次に、この第2のアゾベンゼン樹脂層上に、下記組成の第1のアゾベンゼン樹脂層を、グラビアコーターを用いて乾燥後の塗膜厚みが5μmになるよう、塗布し、120℃で2分間、加熱・乾燥した。
アゾベンゼン樹脂1 20重量部
メチルエチルケトン 40重量部
トルエン 40重量部
次に、波長532nmのレーザー光を分光して偏光フィルターを通し、その後集光させた干渉光を、ピッチ1mmで印刷物表面に照射することにより、第1のアゾベンゼン樹脂層表面にピッチ1mmのレンチキュラーレンズを形成した。
易接着層が形成された厚さ50μmの透明ポリエステルフィルム(東レ株式会社製、商品型番:ルミラーQ27)を用意し、カードの大きさに切断後、その片面に下記組成の第2のアゾベンゼン樹脂層を、グラビアコーターを用いて乾燥後の塗膜厚みが3μmになるよう、塗布し、120℃で2分間、加熱・乾燥した。
アゾベンゼン樹脂2 20重量部
メチルエチルケトン 40重量部
トルエン 40重量部
次に、この第2のアゾベンゼン樹脂層上に、下記組成の第1のアゾベンゼン樹脂層を、グラビアコーターを用いて乾燥後の塗膜厚みが5μmになるよう、塗布し、120℃で2分間、加熱・乾燥した。
アゾベンゼン樹脂1 20重量部
メチルエチルケトン 40重量部
トルエン 40重量部
次に、波長532nmのレーザー光を分光して偏光フィルターを通し、その後集光させた干渉光を、ピッチ1mmで印刷物表面に照射することにより、第1のアゾベンゼン樹脂層表面にピッチ1mmのレンチキュラーレンズを形成した。
易接着層が形成された厚さ50μmの透明ポリエステルフィルム(東レ株式会社製、商品型番:ルミラーQ27)を用意し、カードの大きさに切断後、その片面に下記組成の第2のアゾベンゼン樹脂層を、グラビアコーターを用いて乾燥後の塗膜厚みが3μmになるよう、塗布し、120℃で2分間、加熱・乾燥した。
アゾベンゼン樹脂2 20重量部
メチルエチルケトン 40重量部
トルエン 40重量部
次に、この第2のアゾベンゼン樹脂層上に、下記組成の第1のアゾベンゼン樹脂層を、グラビアコーターを用いて乾燥後の塗膜厚みが5μmになるよう、塗布し、120℃で2分間、加熱・乾燥した。
アゾベンゼン樹脂1 20重量部
メチルエチルケトン 40重量部
トルエン 40重量部
次に、波長532nmのレーザー光を分光して偏光フィルターを通し、その後集光させた干渉光を、ピッチ1mmで印刷物表面に照射することにより、第1のアゾベンゼン樹脂層表面にピッチ1mmのレンチキュラーレンズを形成した。
Claims (13)
- 第1の波長の光を照射することにより第1のピッチをもつレンチキュラーレンズ形状に変形された第1のアゾベンゼン樹脂層、
該第1のアゾベンゼン樹脂層上に設けられ、該第1のピッチをもつレンチキュラーレンズ形状に変形された第1のアゾベンゼン樹脂層を透過して照射された該第1の波長とは異なる第2の波長の光、または熱で情報が記録された、感熱または感光性発色材料を含む記録層、及び
該記録層上に設けられた基材を具備し、前記第1のアゾベンゼン樹脂層は、前記第1の波長の非偏光を照射することにより、該レンチキュラーレンズ形状が消去されていることを特徴とする個人認証媒体。 - 第1の波長の光を照射することにより第1のピッチをもつレンチキュラーレンズ形状に変形された第1のアゾベンゼン樹脂層、
該第1のアゾベンゼン樹脂層上に設けられ、該第1のピッチをもつレンチキュラーレンズ形状に変形された第1のアゾベンゼン樹脂層を透過して照射された該第1の波長とは異なる第2の波長の光、または熱で情報が記録された、感熱または感光性発色材料を含む記録層、及び
該記録層上に設けられた基材を具備し、前記記録層は、少なくとも前記第1の波長及び前記第1のピッチのうち少なくとも一方のレンチキュラーレンズ形状情報がさらに記録されていることを特徴とする個人認証媒体。 - 前記熱は、該第2の波長の光の照射により発生することを特徴とする請求項1または2に記載の個人認証媒体。
- 第1の波長の光を照射することにより第1のピッチをもつレンチキュラーレンズ形状に変形された第1のアゾベンゼン樹脂層、
該第1のアゾベンゼン樹脂層上に設けられ、該第1のピッチをもつレンチキュラーレンズ形状に変形された第1のアゾベンゼン樹脂層を透過して照射された該第1の波長とは異なる第3の波長の光により情報がホログラム記録された、該第1のアゾベンゼン樹脂層とは異なる化学構造を有する第2のアゾベンゼン樹脂を含む記録層、及び
該記録層上に設けられた基材を具備し、
前記第1のアゾベンゼン層は、前記1の波長の非偏光を照射することにより、該レンチキュラーレンズ形状が消去されていることを特徴とする個人認証媒体。 - 第1の波長の光を照射することにより第1のピッチをもつレンチキュラーレンズ形状に変形された第1のアゾベンゼン樹脂層、
該第1のアゾベンゼン樹脂層上に設けられ、該第1のピッチをもつレンチキュラーレンズ形状に変形された第1のアゾベンゼン樹脂層を透過して照射された該第1の波長とは異なる第3の波長の光により情報がホログラム記録された、該第1のアゾベンゼン樹脂層とは異なる化学構造を有する第2のアゾベンゼン樹脂を含む記録層、及び
該記録層上に設けられた基材を具備し、前記記録層は、少なくとも前記第1の波長及び前記第1のピッチのうち少なくとも一方のレンチキュラーレンズ形状情報がさらに記録されていることを特徴とする個人認証媒体。 - 第1のアゾベンゼン樹脂層、該第1のアゾベンゼン樹脂層上に設けられ、光、または熱で情報が記録可能な、感熱または感光性発色材料を含む記録層、及び該記録層上に設けられた基材を含む積層体を形成する工程、
該第1のアゾベンゼン樹脂層に第1の波長の光を照射することにより、該第1のアゾベンゼン樹脂層を第1のピッチをもつレンチキュラーレンズ形状に変形せしめる工程、及び
該第1の波長とは異なる第2の波長の光を、該第1のピッチをもつレンチキュラーレンズ形状に変形された第1のアゾベンゼン樹脂層を透過させて前記記録層に照射し、該第2の波長の光で,または熱で情報を記録する工程を具備し、前記記録層に、少なくとも前記第1の波長及び前記第1のピッチのうち少なくとも一方のレンチキュラーレンズ形状情報をさらに記録することを特徴とする個人認証媒体の製造方法。 - 前記熱は、該第2の波長の光の照射により発生することを特徴とする請求項6に記載の方法。
- 第1のアゾベンゼン樹脂層、該第1のアゾベンゼン樹脂層上に設けられ、該第1のアゾベンゼン樹脂層とは異なる化学構造を有する第2のアゾベンゼン樹脂を含む記録層、及び該記録層上に設けられた基材を含む積層体を形成する工程、
該第1のアゾベンゼン樹脂層に第1の波長の光を照射することにより、該第1のアゾベンゼン樹脂層を第1のピッチをもつレンチキュラーレンズ形状に変形せしめる工程、
前記第1のアゾベンゼン樹脂層に、前記第1の波長の非偏光を照射することにより、該レンチキュラーレンズ形状を消去する工程、及び
該第1の波長とは異なる第3の波長の光を、該第1のピッチをもつレンチキュラーレンズ形状に変形された第1のアゾベンゼン樹脂層を透過させて前記記録層に照射し、該第3の波長の光で,情報をホログラム記録する工程を具備することを特徴とする個人認証媒体の製造方法。 - 第1のアゾベンゼン樹脂層、該第1のアゾベンゼン樹脂層上に設けられ、該第1のアゾベンゼン樹脂層とは異なる化学構造を有する第2のアゾベンゼン樹脂を含む記録層、及び該記録層上に設けられた基材を含む積層体を形成する工程、
該第1のアゾベンゼン樹脂層に第1の波長の光を照射することにより、該第1のアゾベンゼン樹脂層を第1のピッチをもつレンチキュラーレンズ形状に変形せしめる工程、及び
該第1の波長とは異なる第3の波長の光を、該第1のピッチをもつレンチキュラーレンズ形状に変形された第1のアゾベンゼン樹脂層を透過させて前記記録層に照射し、該第3の波長の光で,情報をホログラム記録する工程を具備し、前記記録層に、少なくとも前記第1の波長及び前記第1のピッチのうち少なくとも一方のレンチキュラーレンズ形状情報をさらに記録することを特徴とする個人認証媒体の製造方法。 - 第1の波長の光を照射することにより第1のピッチをもつレンチキュラーレンズ形状に変形された後、前記第1の波長の非偏光を照射することにより、該レンチキュラーレンズ形状が消去されている第1のアゾベンゼン樹脂層、
該第1のアゾベンゼン樹脂層上に設けられ、該第1のピッチをもつレンチキュラーレンズ形状に変形された前記第1のアゾベンゼン樹脂層を透過して照射された該第1の波長とは異なる第2の波長の光、または熱で情報が記録された、感熱または感光性発色材料を含む記録層、及び該記録層上に設けられた基材を含む個人認証媒体の真偽判定方法であって、
前記個人認証媒体に、前記第1の波長の光の照射を行い、該第1のピッチをもつレンチキュラーレンズ形状を再生する工程、及び
前記記録層に記録された情報が読み取り可能か評価する工程を具備することを特徴とする真偽判定方法。 - 前記熱は、該第2の波長の光の照射により発生することを特徴とする請求項10に記載の方法。
- 第1の波長の光を照射することにより第1のピッチをもつレンチキュラーレンズ形状に変形された後、前記第1の波長の非偏光を照射することにより、該レンチキュラーレンズ形状が消去されている第1のアゾベンゼン樹脂層、
該第1のアゾベンゼン樹脂層上に設けられ、該第1のピッチをもつレンチキュラーレンズ形状に変形された第1のアゾベンゼン樹脂層を透過して照射された該第1の波長とは異なる第3の波長の光により情報がホログラム記録された、該第1のアゾベンゼン樹脂層とは異なる化学構造を有する第2のアゾベンゼン樹脂を含む記録層、及び該記録層上に設けられた基材を含む個人認証媒体の真偽判定方法であって、
前記個人認証媒体に、前記第1の波長の光の照射を行い、該第1のピッチをもつレンチキュラーレンズ形状を再生する工程、及び
前記記録層に記録された情報が読み取り可能か評価する工程を具備することを特徴とする真偽判定方法。 - 前記記録層は、少なくとも前記第1の波長及び前記第1のピッチのうち少なくとも一方のレンチキュラーレンズ形状情報がさらに記録され、
予め、前記レンチキュラーレンズ形状情報を読み取る工程、
得られたレンチキュラーレンズ形状情報により、前記第1の光の波長、前記第1のピッチ、またはその両方を決定する工程、
得られた第1の光の波長、第1のピッチ、またはその両方を用いて、前記個人認証媒体に光の照射を行い、該第1の波長、該第1のピッチ、またはその両方をもつレンチキュラーレンズ形状を再生する工程、及び
前記記録層に記録された情報が読み取り可能か評価する工程を具備することを特徴とする請求項10ないし12のいずれか1項に記載の方法。
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