JP5403588B2 - 無線通信時のトラッキング方法,無線通信方法,無線通信プログラム,及び情報記憶媒体 - Google Patents
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第1デバイス10は,図1に示すように,電波を送信する送信機として機能する送信部と,受信機として機能する受信部とを有している。第2デバイス20も,第1デバイス10と同様に,送信機として機能する送信部と,受信機として機能する受信部とを有している。各送信部は,複数個(t個)のアンテナ素子単体を有しており,アンテナアレイを構成している。各受信部は,複数個(r個)のアンテナ素子単体を有しており,アンテナアレイを構成している。そして,第1デバイス10と第2デバイス20とは,ビームフォーミング技術を利用することによって,互いにリンクを確立して,データの送受信(通信)を行う。
コードブックは,マトリックス(行列)である。そして,マトリックスの各列は,1種類のビーム(つまり1つのアンテナ素子単体)に対応しており,各列をデザイン(指定)することによって,ビームフォーミングのウェイトベクトル(つまり,ビームのパターン)が定まることとなる。そして,コードブックを用いることで,たとえば無指向性のビームに所望の指向性を持たせることができる。
<第1ステージ>
まず,MACレイヤーで定められている処理(アソシエーション要求及びアソシエーション応答)が行われている。このとき,各デバイスは,ピコネットコントローラー(PNC)との間で,図6に示すような構造のデータをやりとりする。具体的には,各デバイスは,当該デバイスの能力に関する情報要素(IE)をピコネットコントローラー(PNC)に報知して,当該ピコネットコントローラー(PNC)のレジスターに登録する。このようにして,アソシエーションが確立した状態となる。
続いて,ピコネットコントローラー(PNC)は,図7に示す構造のデータを用いて,CAP内でデバイス能力に関する情報要素(IE)を,アソシエーション確立済みのデバイス(第1デバイス10及び第2デバイス20)に報知する。ここで,CAPとは,競合アクセス期間(contention access period)をさす。この報知の際,ピコネットコントローラー(PNC)は,アナウンスコマンドを用いる。これにより,双方のデバイス(第1デバイス10及び第2デバイス20)は,他方のデバイスの能力に関する情報を取得することになる。
第1デバイス10及び第2デバイス20の一方は,得られた対象物のデバイス能力に基づいてCTAを算出する。ここで,CTAとは,チャネル時間割当て(channel time allocation)をさす。図8に示すように,信号の発生元(Src.DEV)である第1デバイス10は,ピコネットコントローラー(PNC)に対して,CTA要求コマンドを送信する。これに応じて,ピコネットコントローラー(PNC)は,第1デバイス10にCTA応答コマンドを送信することで,第1デバイス10のためにCTAを割当てる。これにより,デバイス−デバイス間のリンクが,割当てたCTA内で確立することとなる。
第1デバイス10は,図9に示すトレーニングシーケンスに対応するデータ(以下,「TSデータ」ともいう)を,Ntグループ分,送信する。トレーニングシーケンスとしては,本態様では,Tensor com社が定めたものを用いる。TSデータは,図9に示すように,シンク(SYNC)フィールドと,チャネル推定(CE)フィールドとを含んで構成されている。ここで,Ntグループ分のTSデータの送信は,第1デバイス10が各クワジオムニビームを送信することから始まる。つまり,TSデータは,各グループにつきMt回送信されることとなる。そうすることにより,第2デバイス20が,第2デバイス20自身の受信側クワジオムニビームのいずれかから,少なくとも1つのTSデータを受信することを期待することができる。
複数グループ分のTSデータを第1デバイス10から第2デバイス20へ送信している間において,第2デバイス20は,自身のクワジオムニビームを1つずつ切り替えて,各クワジオムニビームにつき時間Tsの間待機する。これにより,第2デバイス20が,自身の任意のクワジオムニビームからTSデータを受信することを期待することができる。ここで,時間Tsは,トレーニングシーケンスに要する期間である。第2デバイス20は,Mr×Tsに亘る期間の後に,このようなスキャニングを,第1回目のクワジオムニビームから繰り返す。
第1デバイス10が,Ntグループ分のTSデータの全てを送信し終えた後には,第2デバイス20は,TSデータの少なくとも1つを受信していることとなる。ところで,第2デバイス20は,TSデータを受信するときはいつも,推定した通信リンクのSNRに応じて,第1デバイス10が送信した複数のクワジオムニビームの中から,ベストクワジオムニビームを決定するとともに,第2デバイス20自身の受信側ベストクワジオムニビームを決定している。ここで,通信リンクのSNRは,トレーニングシーケンスごとに求められる。そのため,トレーニングシーケンスが行われるたびに,第2デバイス20から第1デバイス10へと,図10に示すようなビームフォーミング時のフィードバック用の情報要素(IE)が送信される。
TSデータが第1デバイス10から第2デバイス20へ送信されるに従って,第2デバイス20は,各グループにつきNr回分の繰り返しを,第4ステージでの解読と同じ方法で行いながら,Mtグループ分のTSデータを送信する。そうすることにより,第1デバイス10が,第1デバイス10自身の受信側クワジオムニビームのいずれかから,少なくとも1つのTSデータを受信することを期待することができる。
TSデータが第2デバイス20から第1デバイス10へ送信されている間,第1デバイス10は,第5ステージでの解読と同じ方法でクワジオムニビームのいずれかからトレーニングシーケンスを受信しようとする。
第2デバイス20が,Mtグループ分のTSデータの全てを送信し終えた後には,第1デバイス10は,TSデータの少なくとも1つを受信していることとなる。第1デバイス10は,TSデータを受信するたびに,推定した通信リンクのSNRに応じて,第2デバイス20が送信した複数のクワジオムニビームの中から,ベストクワジオムニビームを決定するとともに,第1デバイス10自身の受信側ベストクワジオムニビームを決定している。
トレーニング期間の後,第2デバイス20は,第1デバイス10のベストクワジオムニビームのオフセットインデックスをフィードバックする。このフィードバックは,第2デバイス20が,図10に示す構造のデータ(ビームフォーミングに関するフィードバック用の情報要素(IE))を,第1デバイス10へと送信することで行われる。図10に示すデータの送信方向は,Mt回分の送信のそれぞれに応じたものであり,その送信の際には,アナウンスコマンドが用いられる。
第2デバイス20が,第1デバイス10へとフィードバックを送信している間,第1デバイス10は,受信側ベストクワジオムニビームから,フィードバック情報を得ようとする。ここで,受信側ベストクワジオムニビームは,上述した第9ステージのトレーニングステップの間に決定されるものである。
ビームフォーミング(BF)に関するフィードバックとして受信した情報要素(IE)にしたがって,第1デバイス10は,自身にとってベストな,送信側クワジオムニビームを把握する。また,第1デバイス10は,把握したクワジオムニビームをベストクワジオムニビームとして用いて後続の送信を行う。
第2デバイス20が第1デバイス10へとフィードバックしたことに応じて,第1デバイス10は,第2デバイス20のベストクワジオムニビームのオフセットインデックスをフィードバックする。このフィードバックは,第1デバイス10が,ビームフォーミングに関するフィードバック用の情報要素(IE)(図10参照)を,第2デバイス20へと送信することで行われる。この送信の際には,アナウンスコマンドが用いられる。ただし,第1デバイス10は,フィードバックの送信を,ベストクワジオムニビームから1度で行う必要がある。なお,ベストクワジオムニビームは,上述した第12ステージのトレーニングステップの間に決定されるものである。
第1デバイス10が第2デバイス20へとフィードバックを送信している間,第2デバイス20は,受信側クワジオムニビームのうち,自身にとってベストなクワジオムニビームを用いることで,フィードバックを受信しようとする。
上述した全ての動作(オペレーション)が行われることによって,図11に示すようなデータのやりとりがなされ,最終的には,双方の送信方向(第1デバイス10から第2デバイス20への送信方向,及び第2デバイス20から第1デバイス10への送信方向)に関して,ベストクワジオムニビームの対が決定される。
まず,第1デバイス10及び第2デバイス20は,セクター候補情報を互いにアナウンスコマンドを用いて送信し合う。具体的には,第1デバイス10は,セクター候補情報として,Jt及びJrを第2デバイス20に送信し,それに応じて,第2デバイス20は,セクター候補情報として,Kt及びKrを第1デバイス10に送信する。
続いて,第1デバイス10及び第2デバイス20は,上述した第1段階(S10)の第4ステージ〜第15ステージで定められている動作と同じ動作を行う。ただし,Nt,Nr,Mt,及びMrは,それぞれ,Jt,Jr,Kt,及びKrに置き換える必要がある。そして,セクター探索中に,第1デバイス10及び第2デバイス20は,セクター候補のあらゆる組み合わせ(コンビネーション)について,SNRを記録する。
上述した全ての動作(オペレーション)が行われることによって,図13に示すようなデータのやりとりがなされる。最終的には,SNRテーブルに基づいて,双方の送信方向(第1デバイス10から第2デバイス20への送信方向,及び第2デバイス20から第1デバイス10への送信方向)に関して,ベストセクターの対(つまり,第1ベストセクターと第2ベストセクターの対)を決定する。
まず,第1デバイス10及び第2デバイス20は,ビーム領域候補情報を互いにアナウンスコマンドを用いて送信し合う。具体的には,第1デバイス10は,ビーム領域候補情報として,St及びSrを第2デバイス20に送信し,それに応じて,第2デバイス20は,ビーム領域候補情報として,Tt及びTrを第1デバイス10に送信する。
続いて,第1デバイス10及び第2デバイス20は,上述した第1段階(S10)の第4ステージ〜第15ステージで定められている動作と同じ動作を行う。ただし,Nt,Nr,Mt,及びMrは,それぞれ,St,Sr,Tt,及びTrに置き換える必要がある。そして,ビーム探索中に,第1デバイス10及び第2デバイス20は,ビーム領域候補のあらゆる組み合わせ(コンビネーション)について,SNRを記録する。
上述した全ての動作(オペレーション)が行われることによって,図15に示すようなデータのやりとりがなされる。最終的には,SNRテーブルに基づいて,双方の送信方向(第1デバイス10から第2デバイス20への送信方向,及び第2デバイス20から第1デバイス10への送信方向)に関して,ベストビーム領域の対(つまり,第1ベストビームと第2ベストビームの対)を決定する。
そして,ベストビームの対を用いてベストクラスター内でデータストリーミングが行われる。その後,3種類のトラッキングのトラッキング周波数に対応して,トラッキングが行われる。通常は,最も周期の短い第1トラッキングが行われることとなる(下記第2ステップ〜第4ステップ)。
第1トラッキングの周期(1/fb)が経過すると,第1トラッキングが開始される。この第1トラッキングでは,ベストクラスター内でのベストビームに対してトラッキングが行われる。
次いで,第1デバイス10側で,トレーニングシーケンスが行われる。この際,プリアンブルにあるチャネル推定シーケンス(CES)を用いたビーム状態の推定が可能であるかどうかについての情報を送信することは必要とされない。ただし,第2デバイス20へのフィードバック部分は必要である。
そして,第1デバイス10及び第2デバイス20は,新たに取得したSNR値で,SNRテーブルを更新する。これにより,1回分の第1トラッキングが終了する。
1回分の第1トラッキングが終了すると,データストリーミングが,次のトラッキングの周期が経過するまで,継続される。次のトラッキング周期になると,再び,上述した第2ステップ〜第4ステップと同じ処理,つまり,第1トラッキングが行われる。そのような動作を繰り返した後,2番目に周期の短い第2トラッキングが行われることとなる(下記第6ステップ〜第7ステップ)。
第2トラッキングのトラッキング周期(1/Tc)が経過すると,第2トラッキングが開始される。第2トラッキングでは,ベストクラスターに対応する,ベストビームとそれに隣接する隣接ビームに対してトラッキングが行われる。このように,隣接ビームに対してもトラッキングを行うことにより,第1トラッキングを行っていない方向や幅のビームに対してトラッキングを行うことができる。
そして,第1デバイス10及び第2デバイス20は,新たに検出した第1ベスト隣接ビームと第2ベスト隣接ビームに関する情報と,対応するSNR値を記録する。これにより,1回分の第2トラッキングが終了する。
1回分の第2トラッキングが終了すると,データストリーミングが,次のトラッキングの周期が経過するまで,継続される。通常は,次のトラッキングは,最も周期の短い第1トラッキングであるため,その場合には,上述した第2ステップ〜第5ステップと同様の処理を繰り返す。次のトラッキングが第2トラッキングである場合,上述した第6ステップ〜第8ステップと同様の処理を繰り返す。そのような動作を繰り返した後,最も周期の長い第3トラッキングが行われることとなる(下記第9ステップ〜第10ステップ)。
第3トラッキングのトラッキング周期(1/Ts)が経過すると,第3トラッキングが開始される。第3トラッキングでは,第2ベストクラスターに対してトラッキングが行われる。このように,第2ベストクラスターに対してもトラッキングを行うことにより,第1トラッキングや第2トラッキングを行っていない方向や幅のビームに対してトラッキングを行うことができる。
そして,第1デバイス10及び第2デバイス20は,第2ベストクラスター内において新たに検出したベストビーム(中心ビーム)とそれに隣接する隣接ビームに関する情報と,対応するSNR値を記録する。これにより,1回分の第3トラッキングが終了する。
そして,第1デバイス10及び第2デバイス20が「スイッチング必要」の旨を宣言することがある。この宣言をするかどうかは,SNRテーブルにあるSNR値の大きさにしたがって自動的に判断される。そのような宣言がなされた場合,第1デバイス10及び第2デバイス20間の送信に用いるビームを,現在用いているビームから,検出したベストビームに切り替える(ビームスイッチング)。切り替えは,後続のデータスーパーフレームから有効となるように行われる。
その後,同様に,データストリーミングを継続する。データストリーミングの継続は,次のトラッキングの周期が経過するまで,行われる。次のトラッキングが第1トラッキングである場合,上述した第2ステップ〜第5ステップと同様の処理を繰り返す。次のトラッキングが第2トラッキングである場合,上述した第6ステップ〜第8ステップと同様の処理を繰り返す。次のトラッキングが第3トラッキングである場合,上述した第9ステップ〜第10ステップと同様の処理を繰り返す。また,割当てたCTAに対応する期間が経過した場合には,データストリーミングを終了する。
10 第1デバイス(DEV1)
20 第2デバイス(DEV2)
Claims (6)
- MACレイヤープロトコルに準拠した無線通信を行う際に用いる電波をトラッキングするためのトラッキング方法であって,
第1トラッキング周波数で,前記電波に対してトラッキングを行う第1トラッキングステップと,
前記第1トラッキング周波数とは異なる第2のトラッキング周波数で,前記電波に対してトラッキングを行う第2トラッキングステップと
を少なくとも含み,
前記電波に対応するフレームデータのCTAに対応する期間が,前記無線通信で形成されるチャネルの特性を示すコヒーレント時間よりも長い場合,
前記第1トラッキングステップでは,
前記電波に対応する1つのスーパーフレームデータに対してトラッキングを行い,
前記第2トラッキングステップでは,
前記1つのスーパーフレームデータに対してトラッキングを行う,
無線通信時のトラッキング方法。 - MACレイヤープロトコルに準拠した無線通信を行う際に用いる電波をトラッキングするためのトラッキング方法であって,
第1トラッキング周波数で,前記電波に対してトラッキングを行う第1トラッキングステップと,
前記第1トラッキング周波数とは異なる第2のトラッキング周波数で,前記電波に対してトラッキングを行う第2トラッキングステップと
を少なくとも含み,
前記電波に対応するフレームデータのCTAに対応する期間が,前記無線通信で形成されるチャネルの特性を示すコヒーレント時間よりも短い場合,
前記第1トラッキングステップでは,
前記電波に対応する複数のスーパーフレームデータに対してトラッキングを行い,
前記第2トラッキングステップでは,
前記複数のスーパーフレームデータに対してトラッキングを行う,
無線通信時のトラッキング方法。 - 前記第1トラッキングステップにおけるトラッキングの対象となる電波よりも,
前記第2トラッキングステップにおけるトラッキングの対象となる電波の幅が広い,
請求項1又は請求項2に記載のトラッキング方法。 - 電波を用いて,MACレイヤープロトコルに準拠した無線通信を行うための無線通信方法であって,
前記無線通信に用いる電波の方向を第1方向に定めるステップと,
第1トラッキング周波数で,前記第1方向の電波に対してトラッキングを行う第1トラッキングステップと,
前記第1トラッキング周波数とは異なる第2のトラッキング周波数で,前記第1方向とは異なる第2方向の電波に対してトラッキングを行う第2トラッキングステップと,
前記第1方向の電波を用いた無線通信が遮断された場合には,前記無線通信に用いる電波を前記第2方向の電波に切り替えるスイッチングステップと
を含み,
前記電波に対応するフレームデータのCTAに対応する期間が,前記無線通信で形成されるチャネルの特性を示すコヒーレント時間よりも長い場合,
前記第1トラッキングステップでは,
前記電波に対応する1つのスーパーフレームデータに対してトラッキングを行い,
前記第2トラッキングステップでは,
前記1つのスーパーフレームデータに対してトラッキングを行い,
前記電波に対応するフレームデータのCTAに対応する期間が,前記無線通信で形成されるチャネルの特性を示すコヒーレント時間よりも短い場合,
前記第1トラッキングステップでは,
前記電波に対応する複数のスーパーフレームデータに対してトラッキングを行い,
前記第2トラッキングステップでは,
前記複数のスーパーフレームデータに対してトラッキングを行う,
無線通信方法。 - 電波を用いて,MACレイヤープロトコルに準拠した無線通信を行うために,コンピューターによって実行される無線通信プログラムであって,
前記コンピューターに,
前記無線通信に用いる電波の方向を第1方向に定めるステップと,
第1トラッキング周波数で,前記第1方向の電波に対してトラッキングを行う第1トラッキングステップと,
前記第1トラッキング周波数とは異なる第2のトラッキング周波数で,前記第1方向とは異なる第2方向の電波に対してトラッキングを行う第2トラッキングステップと,
前記第1方向の電波を用いた無線通信が遮断された場合には,前記無線通信に用いる電波を前記第2方向の電波に切り替えるスイッチングステップと
を実行させ,
前記電波に対応するフレームデータのCTAに対応する期間が,前記無線通信で形成されるチャネルの特性を示すコヒーレント時間よりも長い場合,
前記第1トラッキングステップでは,
前記電波に対応する1つのスーパーフレームデータに対してトラッキングを行わせ,
前記第2トラッキングステップでは,
前記1つのスーパーフレームデータに対してトラッキングを行わせ,
前記電波に対応するフレームデータのCTAに対応する期間が,前記無線通信で形成されるチャネルの特性を示すコヒーレント時間よりも短い場合,
前記第1トラッキングステップでは,
前記電波に対応する複数のスーパーフレームデータに対してトラッキングを行わせ,
前記第2トラッキングステップでは,
前記複数のスーパーフレームデータに対してトラッキングを行わせる,
無線通信プログラム。 - 請求項5に記載の無線通信プログラムを格納した,コンピューター読み取り可能な情報記憶媒体。
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