JP5403511B2 - 遠赤外線電気ヒータ - Google Patents

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Description

この発明は、遠赤外線電気ヒータに係り、特にマイカ発熱体を用いた遠赤外線電気ヒータに関する。
遠赤外線電気ヒータには、マイカ発熱体を用いたサンドイッチ保持構造体を保持する収納ケースを主な構造体として構成したものがある。
図8に示すように、遠赤外線電気ヒータのヒータ本体103においては、マイカ発熱体を用いたサンドイッチ保持構造体としての発熱部114を保持する収納ケース115と、発熱部114の外装部材である額縁構造の外装フレーム125とを設けたものがある。発熱部114は、電熱線を熱源とする面状発熱体で、広い面積を均一に加熱することができ、また、放熱面116から赤外線を積極的に輻射することが可能なものである。
特開平8−14581号公報 実開昭57−91012号公報 特許文献1に係る机設置用電気ストーブは、遠赤外線放射面状ヒータ素子とこの遠赤外線放射面状ヒータ素子の裏面の反射断熱板とを備え、これら遠赤外線放射面状ヒータ素子及び反射断熱板に本体ケースを設け、この本体ケースの背面部に固定具を設けて、机の下等の任意の箇所に設置可能としたものである。 特許文献2に係るパネルヒータの電極装置は、枠体へ基板を内側から固定する押え部材に、基板に垂直な長ボルトを設け、バネを基板方向へ押圧する電極押圧部材を長ボルトによって押圧調整可能に保持させたものである。
ところが、従来、図8に示す遠赤外線電気ヒータのヒータ本体103においては、内部で熱の滞留が起きるとともに、発熱部114の放熱面116から発生した熱い対流が上昇して(図8の実線で示す)、外装フレーム125の頭頂部であるフレーム上部128を加熱してしまうという不都合があった。
このため、強制対流用の冷却ファンを搭載したり、断熱材を設けたものがあるが、構造が複雑で、コストも高くなるという不都合があった。
そこで、この発明の目的は、簡単な構造で、コストを低くして外装部材の温度上昇を防止できる遠赤外線電気ヒータを提供することにある。
この発明は、マイカ発熱体を用いたサンドイッチ保持構造体としての発熱部を保持する収納ケースと前記発熱部の外装部材とを設けた遠赤外線電気ヒータにおいて、前記収納ケースの下部に前記発熱部の後方側に空気を取り入れる空気取入口を設け、前記収納ケースの上部には前記発熱部の前方側の放熱面に沿って上昇する熱い対流を前記外装部材から離れるように導くための庇部材を設け、前記収納ケースの上部には前記庇部材よりも後方で過熱検知器を設けたことを特徴とする。
この発明の遠赤外線電気ヒータは、空気取入口からの空気による自然対流及び庇部材により、発熱部の放熱面に沿って上昇する熱い対流を外装部材から離れるように導いて、外装部材の温度上昇を防止でき、簡単な構造で、コストを低くできる。
図1はヒータ本体の断面図である。(実施例) 図2は図1のヒータ本体の上部位の拡大断面図である。(実施例) 図3は外装フレームの上昇する温度変化のタイムチャートである。(実施例) 図4は遠赤外線電気ヒータの側面図である。(実施例) 図5は遠赤外線電気ヒータの正面図である。(実施例) 図6は遠赤外線電気ヒータの平面図である。(実施例) 図7はヒータ本体の上部位の拡大断面図である。(変形例) 図8は従来においてヒータ本体の断面図である。(従来例)
この発明は、簡単な構造で、コストを低くして外装部材の温度上昇を防止する目的を、空気取入口からの空気による自然対流及び庇部材によって発熱部の放熱面に沿って上昇する熱い対流を外装部材から離れるように導いて実現するものである。
図1〜図7は、この発明の実施例を示すものである。
図4〜図6において、1は遠赤外線電気ヒータである。この遠赤外線電気ヒータ1は、保持具2と、この保持具2に取り付けたヒータ本体3とからなる。
保持具2は、中央部位の立上部4・4と、この立上部4・4の上部に連設した把持部5と、立上部4・4の下部に連設した支持部6とを備えている。この支持部6には、遠赤外線電気ヒータ1全体を移動可能とする車輪7・7が取り付けられている。
ヒータ本体3は、保持具2の上部位に支持された駆動機器8と、この駆動機器8の前方で連結具9によって連設されたヒータ部10とを有している。また、このヒータ部10の中央部位は、接続具11によって保持具2に支持されている。
駆動機器8の上部には、操作表示部12が一体的に設けられている。よって、この操作表示部12は、操作が容易な遠赤外線電気ヒータ1の上部位に配置される。また、駆動機器8には、電源ケーブル13が接続している。
ヒータ部10には、図1に示すように、マイカ発熱体を用いたサンドイッチ保持構造体としての発熱部14と、この発熱部14を保持する収納ケース15とが備えられている。 マイカ発熱体は、発熱素材としてマイカ板を用いた金属製の面状発熱体であり、また、電気絶縁性や耐熱性に優れ、熱源として電熱線を使用し、電圧が印加されると表面から赤外線を積極的に輻射し、広い面積を均一に加熱するものである。
発熱部14は、前方において面状で且つ広い面積の放熱面16を備え、発熱して前方を均一に加熱する。
収納ケース15は、上下方向に指向するケース本体17と、このケース本体17の上端及び下端で前方に曲がって延びるケース上部18及びケース下部19とからなる。
収納ケース15のケース上部18の先端は、発熱部14の上端部14Aよりも上方で且つ該発熱部14の上端部14Aに到達しない長さで、前方に指向している。
収納ケース15のケース下部19には、発熱部14の下端部14Bが到達している。
発熱部14の背面(後面)には、背面板20で保持された断熱材21を設ける。この断熱材21は、発熱部14で発生した熱が後方へ伝達しないようにするものである。
断熱材21の上端部21Aは、発熱部14の上端部11Aよりも短く形成されている。
断熱材21の下端部21Bは、収納ケース15のケース下部19に載置した固定具22で支持されている。
背面板20の後方では、収納ケース15と協働して上下方向に指向する空気用通路23が形成される。
収納ケース15のケース本体17の下部位には、空気用通路23内に空気を取り入れる空気取入口24を形成する。
また、収納ケース15の後方には、外装フレーム25を設ける。
この外装フレーム25は、発熱部14を内部に入れる額縁構造であって外周化粧板として機能するものであり(図5参照)、収納ケース15に沿った断熱用隙間26を形成し且つ収納ケース15よりも上方及び下方で上下方向に指向するフレーム本体27と、このフレーム本体27の上端及び下端で前方に曲がって延びるフレーム上部28及びフレーム下部29と、このフレーム上部28及びフレーム下部29に連結し且つケース本体17のケース上部18及びケース下部19に取り付けられて上下方向に曲がって指向する上側折り返し部30及び下側折り返し部31とからなる。
この外装フレーム25のフレーム本体27の背面は、駆動機器8に取り付けられている。
発熱部14の前方には、収納ケース15に保持されて発熱体14の放熱面16全体を覆う格子状の保護カバー32が取り付けられる。収納ケース15のケース下部19の先端は、前方に延びて保護カバー32の下部に連結している。
また、図2に示すように、収納ケース15のケース上部18には、発熱部14の放熱面16に沿って上昇する熱い対流(図1の実線で示す)を外装フレーム25から離れるように導くため、先端部33Aが外装フレーム25よりも前方で且つ保護カバー32の中間部位まで延びる板状の庇部材33を設ける。
水平方向の庇部材33と垂直方向の発熱部14の上端部14Aとの間には、距離Sの対流用隙間34が形成される。よって、空気用通路23の上部位は、対流用隙間34を介して発熱部14の放熱面16に沿って上昇する熱い対流(図1の実線で示す)の上部に連通する。
また、収納ケース15のケース上部18の上面には、庇部材33よりも内側の外装フレーム25の頭頂部となるフレーム上部28の過熱状態を検知する過熱検知器35を設ける。
この遠赤外線電気ヒータ1においては、図1に示すように、空気取入口24からの空気が、空気用通路23から上部の対流用隙間34を経て自然対流し(図1の一点鎖線で示す)、そして、庇部材33の存在によって発熱部14の放熱面16からの熱を積極的に前方へ導く。よって、図3に示すように、ヒータ本体3の内部で滞留を起こさず、及び内部の空気を積極的に外部に吹き出すので、庇部材33が有った場合には、外装フレーム25のフレーム上部28の温度が、庇部材が無かった場合の59.2K(ケルビン温度)(図3の二点鎖線で示す)から30K以上低下した27.5K程度(図3の実線で示す)となる。
従って、ヒータ本体3の内部に滞留する熱を、自然対流を用いて発熱部14の放熱面16の上部から前方に流出させ、外装フレーム25のフレーム上部28への断熱材を用いずに、外周、特に人が容易に触れる可能性のある外装フレーム25のフレーム上部28の表面温度を下げると同時に、自然対流が阻害された場合には、温度差が採れることで、過熱検知器35で過熱の検知を可能とすることができるとともに、操作表示部12を操作が容易な上部に配置することができ、構成が簡単で、コストも低くできる。
また、外装フレーム25の頭頂部となるフレーム上部28にシート状の落下物が覆いかかった場合、自然対流が阻害されて高温空気が内部に滞留した場合でも、過熱検知器35により通常との温度差を拾うことができるとともに、駆動機器8の安全装置等を作動させることができる。
更に、強制対流ファンが不要となり、よって、不必要な塵埃の侵入が発生せず、また、ファンモータ等の故障や寿命の配慮をする必要をなくすることができ、構成が簡単で、コストも低くできる。
なお、この実施例においては、図7に示すように、庇部材33の先端部33Aを前方で下方に折り曲げることにより、さらに効率良く外装フレーム25のフレーム上部28の温度上昇を防止することができる。
この発明に係る自然対流構造や庇部材を、他の種類のヒータにも適用できる。
1 遠赤外線電気ヒータ
3 ヒータ本体
8 駆動機器
10 ヒータ部
12 操作表示部
14 発熱部
15 収納ケース
16 放熱面
18 ケース上部
21 断熱材
23 空気用通路
24 空気取入口
25 外装フレーム
28 フレーム上部
32 保護カバー
33 庇部材
34 対流用隙間
35 過熱検知器

Claims (2)

  1. マイカ発熱体を用いたサンドイッチ保持構造体としての発熱部を保持する収納ケースと前記発熱部の外装部材とを設けた遠赤外線電気ヒータにおいて、前記収納ケースの下部に前記発熱部の後方側に空気を取り入れる空気取入口を設け、前記収納ケースの上部には前記発熱部の前方側の放熱面に沿って上昇する熱い対流を前記外装部材から離れるように導くための庇部材を設け、前記収納ケースの上部には前記庇部材よりも後方で過熱検知器を設けたことを特徴とする遠赤外線電気ヒータ。
  2. 前記庇部材の先端部は、前方で斜め下方へ折り曲げて形成されたことを特徴とする請求項1に記載の遠赤外線電気ヒータ。
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