JP5403492B2 - 連携装置、サービス利用方法およびサービス利用プログラム - Google Patents

連携装置、サービス利用方法およびサービス利用プログラム Download PDF

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Description

本発明は、連携装置、サービス利用方法およびサービス利用プログラムに関する。
近年、オンライン上に存在する複数のサービスを連携させることによって新たなサービスが提供されている。たとえば、利用者がある会合を開くために利用者端末装置で利用するサービスとして、参加者の連絡先電話番号、住所、および料理の好みをチェックするサービス、お店と料理の種類を決定するお店予約サービス、および会合の参加者にメール通知することにより日程候補等を決定してスケジュール調整を行うサービスがある。そして、ユーザは、これら個々のサービスを組み合わせて利用し、会合を開くなどの目的を達成しようと試みる。図1は、参加者の連作先番号等をチェックするサービス、およびお店予約サービス等を利用する場合に、利用者に対して各サービスに必要な情報を提示する各画面の一例を示す。図1の場合、利用者は、参加者情報入力画面にて、日程候補および参加者情報を入力し、お店予約画面にて、場所、料理の情報、名前等を入力した上で、日程候補入力画面等で、最終的な日程候補等を入力することができる。
特開2004−164313号公報 特開2003−331043号公報
ここで、個々のサービスをユーザによって組み合わせて利用する場合ではなく、個々のサービスを自動的に連携して利用する形態も考えられる。たとえば、各サービスを利用する上で必要な情報(入力データ)をサービスの提供者に全て送信し、サーバ側で各サービスを連携して利用する形態が考えられる。
しかしながら、サーバ側で各サービスを連携して利用する形態では、必要な情報(たとえば、参加者の住所やメールアドレスなどの個人情報)がサーバ側(サービス提供者)によって保持されることになるため、情報漏えい事故が一旦発生すると、大量の個人情報等の流出の危険性がある。
一方、サーバ側ではなく、利用者端末側で各サービスを連携して利用する形態では、各サービスごとに利用者に対してサービスを利用する上で必要な情報が何かを提示し、利用者に情報を入力させることで、上記危険性を回避することができる。この形態は、たとえば、特許文献1や特許文献2に記載の技術を用いて実現可能である。
この利用形態の一例としては、たとえば、図2に示すように、利用者端末装置内は、各サービスを利用するジョブの処理内容が記述されたサービス利用ジョブ定義情報をサービス利用ジョブ定義情報提供装置から取得し、該取得したサービス利用ジョブ定義情報に基づいて連携したサービスを順次にバッチ処理することで、連携する各サービスをサーバ装置から順に呼び出して利用する形態が考えられる。
しかしながら、このような利用形態では、連携した各サービスを利用する際に、各サービスごとに必要な入力データを利用者自らの手で用意して入力しなければならず、その手間および時間を要してしまうという問題点があった。たとえば、上記の会合の例であれば、参加者の行動範囲に関する位置情報、参加者の料理の好み情報、参加者の連絡先情報など多種多様な情報が必要となり、このような多種多様な入力データを利用者自らの手でそれぞれのサービス利用時に用意して入力することは多くの手間および時間を要してしまう。
また、サービスが進歩するとともに、サービスを利用するために必要な情報も複雑化してしまう傾向にあることから、必要な入力データの入力に伴う利用者の手間および時間を軽減できる利用者端末装置やサービス利用方法が求められている。
したがって、本発明は、上記問題点を解決し、連携した複数のサービスを利用する際の利用者による入力データを入力する手間および時間を軽減することができる新しい利用者端末装置、サービス利用装置、およびサービス利用プログラムを提供することを目的とする。
本発明による連携装置は、複数のサービスを連携して利用する連携装置であって、前記連携した各サービスを利用するためのジョブの処理内容が記述されたサービス利用ジョブ定義情報を取得するサービス利用ジョブ定義情報取得手段と、前記サービス利用ジョブ定義情報を解析し、前記サービスで必要とされる入力データの情報を抽出するジョブ定義情報解析手段と、前記各入力データの情報に基づき、対応する入力データがデータベースに記憶されているか否かを判定する判定手段と、少なくとも1つの入力データが前記データベースに記憶されていないと判定された場合、該入力データを生成するための入力データ生成情報を取得する入力データ生成情報取得手段と、前記入力データ生成情報に基づいて入力データを生成し、該生成した入力データを前記データベースに記憶する入力データ生成記憶手段と、前記データベースに記憶されている各入力データを用いて、前記連携した各サービスを利用するためのジョブを実行する実行手段と、を備える。
本発明によるサービス利用方法は、複数のサービスを連携して利用する連携装置においてのサービス利用方法であって、前記連携した各サービスのサービス利用ジョブの処理内容が記述されたサービス利用ジョブ定義情報を取得する段階と、前記サービス利用ジョブ定義情報を解析し、前記各サービスが必要とするそれぞれの入力データ情報を抽出する段階と、前記各入力データ情報に応じた入力データが、データベースに記憶されているか否かを判定する段階と、少なくとも1つの入力データが前記データベースに記憶されていないと判定された場合、該入力データを生成する入力データ生成情報を取得する段階と、前記入力データ生成情報に基づいて入力データを生成し、該生成した入力データを前記データベースに記憶する段階と、前記データベースに記憶されている各入力データを用いて、前記サービス利用ジョブを実行する段階と、を備える。
本発明によるサービス利用プログラムは、上記サービス利用方法をコンピュータで実行させるものである。
以上のように構成された本発明によれば、連携した複数のサービスを利用する場合、各サービスを利用するために必要な入力データを事前に準備または生成して端末内のデータベースに記憶しておくことで、連携した複数のサービスを利用する際の利用者による入力データを入力する手間および時間を軽減することができる。
従来のサービス利用形態であって、利用者に対してサービスに必要な情報を提示して入力させる際の画面遷移の一例を示す図である。 従来のサービス利用システムの概略構成の一例を示す図である。 第1実施形態のサービス利用システム1の概略構成の一例を示す図である。 第1実施形態の利用者端末装置10等のハードウェア構成を示す概略図である。 第1実施形態のサービス利用ジョブ定義情報の一例を示す図である。 第1実施形態の入力データ生成情報の一例を示す図である。 第1実施形態の入力データ生成情報の一例を示す図である。 第1実施形態の入力データ生成情報の一例を示す図である。 第1実施形態のサービス利用ジョブを実行する際に必要な入力データ一覧の一例を示す図である。 第1実施形態のサービス利用方法の処理内容を示すフローチャートである。 第2実施形態のサービス利用システム2の概略構成の一例を示す図である。 第2実施形態の入力データ生成情報の一例を示す図である。 第3実施形態のサービス利用システム3の概略構成の一例を示す図である。
以下、本発明を実施するための好適な実施形態を、図面を参照しながら説明する。
<第1実施形態>
図3は、本発明の第1実施形態のサービス利用システム1の概略構成の一例を示す図である。
本実施形態のサービス利用システム1は、図3に示すとおり、利用者端末装置(連携装置)10と、サービス利用ジョブ定義情報提供装置20と、入力データ生成情報提供装置30と、サーバ装置40とを含んで構成され、各装置は通信ネットワークを介して相互に通信可能に接続されている。なお、利用者端末装置10、サービス利用ジョブ定義情報提供装置20、入力データ生成情報提供装置30、およびサーバ装置40は、ハードウェアとして、図4に示すように、たとえば、CPU、CPUにバス結合されたROM、RAM、記憶部、入力部、表示部、および入出力インタフェースなど、通常のコンピュータ装置と同様のハードウェアを備える。これら各装置は、物理的には、専用化したシステム、あるいは汎用の情報処理装置のいずれであってもよい。たとえば、一般的な構成の情報処理装置において、本発明のサービス利用方法における各処理を規定したソフトウェアを起動することにより、サービス利用システム1を実現することもできる。
[サービス利用ジョブ定義情報提供装置]
サービス利用ジョブ定義情報提供装置20は、利用者端末装置10に対してサービス利用ジョブ定義情報を提供する装置である。サービス利用ジョブ定義情報提供装置20は、サービス利用ジョブ定義情報を格納する格納手段21と、該格納されたサービス利用ジョブ定義情報を利用者端末装置10に対して提供する提供手段22とを含んで構成される。ここで、サービス利用ジョブ定義情報は、連携した各サービスのサービスを利用するためのジョブ(サービス利用ジョブ)の処理内容が記述されたものであって、図5に例示するように、各サービスを順番に呼び出すための順番情報(STEP)と、各サービスが必要とする入力データ情報(INPUT)と、各サービスが出力するデータを格納する出力データ情報(OUTPUT)と、利用するサービス情報(SERVICE)と、サービス利用ジョブの最終的な結果を格納する結果情報(RESULT)と、から構成される。なお、サービス利用ジョブ定義情報提供装置20の構成および機能は、原則として、従来のサービス利用ジョブ定義情報を提供する装置と共通とすることができるので、その詳細な説明は省略する。
提供手段22は、利用者端末装置10からサービス利用ジョブ定義情報の送信指令情報を受信することにより、該当するサービス利用ジョブ定義情報を利用者端末装置10に対して送信する。
[入力データ生成情報提供装置]
入力データ生成情報提供装置30は、利用者端末装置10に対して入力データ生成情報を提供する装置である。入力データ生成情報提供装置30は、入力データ生成情報を格納する格納手段31と、該格納された入力データ生成情報を利用者端末装置10に対して提供する提供手段32とを含んで構成される。ここで、入力データ生成情報は、図6〜8に例示するように、入力データを生成するためのアプリケーションと、前記アプリケーションを利用するためのジョブ(入力データ生成ジョブ)の処理内容が記述された入力データ生成ジョブ定義情報とを含む。格納手段31は、各サービスで必要とされる入力データごとの入力データ生成情報を予め格納する。
提供手段32は、利用者端末装置10から入力データ生成情報の送信指令情報を受信することにより、該当する入力データ生成情報を利用者端末装置10に対して送信する。
[サーバ装置]
サーバ装置40は、オンライン上で利用者端末装置10に対してサービスの利用を提供する装置である。サーバ装置40の構成および機能は、従来のサービスを提供するサーバ装置と同様とすることができるので、詳細な説明は省略する。なお、図1では、複数のサーバ装置40がそれぞれサービスを提供する場合を例示しているが、本発明はこれに限られず、1つのサーバ装置40が複数のサービスを提供してもよい。
[利用者端末装置]
利用者端末装置10は、サーバ装置40にて提供されるサービスを利用するサービス利用装置である。利用者端末装置10は、図3に示すように、サービス連携装置11、ジョブ定義情報解析装置12、バッチ処理装置13、オンラインアクセス装置14、スケジューラ装置15、入出力装置16、およびデータベース17を備える。これら各装置は、たとえば、主にCPUがROMやRAMに格納されるプログラムを実行し、各ハードウェアを制御することにより、実現することができ、また、データベース17は、RAMや記憶部を用いて実現することができる。
データベース17は、サービス利用ジョブを実行する際に必要となる入力データを記憶する。データベース17に格納される入力データは、予めユーザによって設定入力可能なデータ(たとえば、住所やメールアドレスなどの個人情報)や、後述する入力データ生成ジョブを実行して生成されたデータである。
サービス連携装置11は、サービス利用ジョブ定義情報取得手段111と、サービス利用スケジューリング手段112とを含んで構成される。
サービス利用ジョブ定義情報取得手段111は、サービス利用ジョブ定義情報提供装置20から、連携した各サービスの処理内容が記述されたサービス利用ジョブ定義情報(たとえば、図5参照)を取得する。サービス利用ジョブ定義情報取得手段111は、たとえば、ある連携したサービスを利用する旨のユーザ入力を入出力装置で受け付けた場合に、オンラインアクセス装置14を介して、該当するサービス利用ジョブ定義情報の送信指令情報をサービス利用ジョブ定義情報提供装置20に対して送信する。サービス利用ジョブ定義情報取得手段111は、取得したサービス利用ジョブ定義情報をバッチ処理装置13に送る。
サービス利用ジョブスケジューリング手段112は、サービス利用ジョブの実行のタイミング情報をスケジューリング装置に通知する。
ジョブ定義情報解析装置12は、ジョブ定義情報解析手段121と、判定手段122と、入力データ生成情報取得手段123と、入力データ生成ジョブスケジューリング手段124とを含んで構成される。
ジョブ定義情報解析手段121は、サービス連携装置11で取得されたサービス利用ジョブ定義情報を解析し、各サービスが必要とするそれぞれの入力データ情報(INPUT)を抽出する。抽出した入力データ情報の一覧例を、図9に示す。
判定手段122は、各入力データ情報に応じた入力データが、データベース17に記憶されているか否かを判定する。
入力データ生成情報取得手段123は、判定手段122によって、少なくとも1つの入力データがデータベースに記憶されていないと判定された場合、該判定された入力データを生成する入力データ生成情報(たとえば、図6〜図8など参照)を取得する。すなわち、入力データ生成情報取得手段123は、オンラインアクセス装置14を介して、該当する入力データ生成情報の送信指令情報を入力データ生成情報提供装置30に対して送信する。入力データ生成情報取得手段123は、取得した入力データ生成情報に含まれる入力データ生成ジョブ定義情報をバッチ処理装置13のジョブ定義情報格納手段131に格納する。
ここで、入力データ生成情報取得手段123は、取得した入力データ生成情報に入力データ生成ジョブを実行可能にするアプリケーションが含まれている場合、該アプリケーションが利用者端末装置10にインストールされているか否かを判定し、インストールされていない場合、該アプリケーションをインストールする。アプリケーションをインストールすることで、入力データ生成ジョブを事前に実行可能な状態にすることができる。なお、アプリケーションのインストールは、自動的に実行してもよいし、アプリケーションのインストールを促す画面をユーザに表示して、ユーザ入力を受け付けた後に実行してもよい。
入力データ生成ジョブスケジューリング手段124は、入力データ生成ジョブの実行のタイミング情報をスケジューリング装置に通知する。
バッチ処理装置13は、ジョブ定義情報格納手段131と、バッチ処理手段132とを含んで構成される。
ジョブ定義情報格納手段131は、サービス利用ジョブ定義情報取得手段111によって取得されたサービス利用ジョブ定義情報、および入力データ生成情報取得手段123によって取得された入力データ生成ジョブ定義情報を格納する。
バッチ処理手段132は、スケジューラ装置から実行開始指令を受信し、ジョブ定義情報格納手段131から入力データ生成ジョブ定義情報およびサービス利用ジョブ定義情報を取得して、入力データ生成ジョブおよびサービス利用ジョブを順に実行する。すなわち、バッチ処理手段132は、入力データ生成ジョブを実行して入力データを生成し、該生成した入力データをデータベース17に記憶する入力データ生成記憶手段として機能する。また、バッチ処理手段132は、サービス利用ジョブを実行するに際し、オンラインアクセス装置を介して各サーバ装置40にアクセスし、該各サーバ装置40で提供されるサービスを順次利用するバッチ処理を行うバッチ処理手段として機能する。
オンラインアクセス装置14は、ネットワークを介して、サービス利用ジョブ定義情報提供装置20、入力データ生成情報提供装置30、各サーバ装置40にアクセスする。具体的には、オンラインアクセス装置14は、サービス利用ジョブ定義情報取得手段111からのサービス利用ジョブ定義情報の送信指令情報を送信する場合、サービス利用ジョブ定義情報提供装置20にアクセスする。また、入力データ生成情報取得手段123から入力データ生成情報の送信指令情報を送信する場合、入力データ生成情報提供装置30にアクセスする。さらに、バッチ処理手段132がサービス利用ジョブを実行するに際し、各サーバ装置40にアクセスする。
スケジューラ装置15は、スケジューリング情報格納手段151と、ジョブスケジューリング手段152と、時刻情報を有するタイマー手段153とを含んで構成される。
スケジューリング情報格納手段151は、サービスを利用するタイミング情報、および入力データを生成するためのアプリケーションを利用するタイミング情報を含むジョブスケジューリング情報を格納する。
ジョブスケジューリング手段152は、スケジューリング情報格納手段151に格納されているジョブスケジューリング情報にしたがって、タイマー手段153によって各ジョブを実行するタイミングを計り、実行するタイミングになった時、該当するジョブの実行開始指令をバッチ処理装置13に通知する。ジョブスケジューリング手段152は、サービス利用ジョブを実行開始する際に、全ての入力データ生成ジョブが終了するように入力データ生成ジョブとサービス利用ジョブとの実行するタイミングをスケジューリングする。なお、ジョブスケジューリング手段152は、入力データ生成ジョブの終了がサービス利用ジョブの開始までに間に合わないと判断した場合、サービス利用ジョブの再スケジューリングを行う。
入出力装置16は、一般的な、ユーザによって各種情報を入力可能なデバイス(たとえば、キーボードやマウスなどのポインティングデバイス)、およびユーザに対して各種情報をディスプレイ等に表示出力する装置である。
[サービス利用方法]
以下、図10に示すフローチャートを参照して、利用者端末装置10において実施される本実施形態のサービス利用方法を説明する。なお、各図のフローチャートで示される各処理は、処理内容に矛盾を生じない範囲で任意に順番を変更して又は並列に実行することができる。
まず、利用者端末装置10が、サービス利用ジョブ定義情報提供装置20から、連携した各サービスのサービス利用ジョブの処理内容が記述されたサービス利用ジョブ定義情報を取得する(ステップS100)。たとえば、参加者調整のサービスを利用した上で、飲食店検索・予約のサービスを利用するような連携したサービスを利用する場合、図5に示すような、サービス利用ジョブ定義情報を取得する。
次いで、利用者端末装置10が、サービスを利用するタイミングをスケジューリングする(ステップS101)。
次いで、利用者端末装置10が、サービス利用ジョブ定義情報を解析し、各サービスが必要とするそれぞれの入力データ情報を抽出する(ステップS102)。たとえば、図5に示すサービス利用ジョブ定義情報の場合、パスワードファイル、候補者一覧、行動範囲、好み、スケジュール、および記念日の各入力データ情報(INPUT)を抽出することができる。抽出された入力データの一覧を、図9に示す。
次いで、利用者端末装置10が、各入力データ情報に応じた入力データが、データベース17に記憶されているか否かを判定する(ステップS103〜S105)。
入力データ情報に応じた入力データが、データベース17に記憶されていない場合(ステップS105:No)、利用者端末装置10が、入力データを生成する入力データ生成情報を取得する(ステップS106)。たとえば、行動範囲、好み、および記念日の各入力データ情報に応じた入力データがデータベース17に記憶されていない場合、図6〜図8に示すそれぞれの入力データを生成する入力データ生成情報を取得する。
取得した入力データ生成情報に入力データ生成ジョブを実行可能にするアプリケーションが含まれている場合(ステップS107:Yes)、該アプリケーションが利用者端末装置10にインストールされているか否かを判定し、インストールされていない場合、該アプリケーションをインストールする(ステップS109)。一方、取得した入力データ生成情報に入力データ生成ジョブを実行可能にするアプリケーションが含まれていない場合(ステップS106:No)、ステップS109の処理に移る。
次いで、利用者端末装置10が、入力データを生成するためのアプリケーションを利用するタイミングをスケジューリングする(ステップS109)。具体的には、利用者端末装置10は、各サービスで必要な入力データを生成するためのアプリケーションを利用するタイミングが、それぞれ該当するサービスを利用するタイミングより前に行われるようにスケジューリングする。上記スケジューリングすることで、サービスを利用する際には、必要とする入力データがデータベース17に記憶されていることになり、利用者による入力データの入力の手間や時間を省略することができる。
全ての入力データ情報X[n]についての判定が終了した場合(S104:No)、利用者端末装置10が、各入力データ生成ジョブを実行して入力データを生成し、該生成した入力データをデータベース17に記憶する(ステップS110)。たとえば、図6〜図8に示す入力データ生成ジョブを実行することによって、各入力データ情報についてユーザに入力に促し、ユーザ入力を受け付けて入力データを生成する。
次いで、利用者端末装置10が、データベース17に記憶されている各入力データを用いて、サービス利用ジョブを実行する(ステップS111)。
以上、本実施形態の利用者端末装置およびサービス利用方法によれば、連携した複数のサービスを利用する場合、該各サービスを利用するために必要な入力データを事前に生成して端末内のデータベースに記憶しておくことで、連携した複数のサービスを利用する際の利用者による入力データを用意して入力する手間および時間を軽減することができる。
また、本実施形態によれば、入力データの生成をバッチ的に処理できるため、定期的に入力データの生成処理を実施することで、入力データを利用者の現状に合わせたデータとすることができる。
さらに、本実施形態によれば、入力データの生成をバッチ的に処理できるため、利用者が利用者端末装置において他の機能を使用していない時間に入力データの生成処理を実行することで、利用者による他の機能の利用を遮ることなく入力データ生成処理を実行できる。
<第2実施形態>
以下、本発明の第2実施形態のサービス利用システム2について説明する。
上記第1実施形態は、1つの利用者端末装置10で入力データ生成ジョブを実行して入力データを生成するものであったが、本第2実施形態は、複数の利用者端末装置10,10'が存在し、たとえば、利用者端末装置10の入力データ生成ジョブの実行の際に、他の利用者端末装置10'に対して入力データ生成ジョブを実行させて入力データを生成させるものである。なお、以下では、2つの第1利用者端末装置10Aおよび第2利用者端末装置10Bが存在する場合を例にとって説明する。なお、利用者端末装置は2つに限られず、3つ以上存在していてもよい。
サービス利用システム2は、図11に示すように、第1利用者端末装置10A、第2利用者端末装置10B、サービス利用ジョブ定義情報提供装置20、入力データ生成情報提供装置30、サーバ装置40および利用者端末連携装置50を含んで構成される。なお、各装置の構成について、上記第1実施形態の各装置と原則として共通とすることができる構成は、ここでの詳細な説明を省略する。また、第1利用者端末装置10Aおよび第2利用者端末装置10Bは、原則として、共通の構成とすることができる。
利用者端末連携装置50は、第1利用者端末装置10A、および第2利用者端末装置のアドレス情報を有し、第1利用者端末装置10Aと第2利用者端末装置10Bの間を連携する装置である。
第1利用者端末装置10Aにおけるバッチ処理手段132'は、入力データ生成ジョブ定義情報を実行するにあたり、入力データ生成情報に基づいて入力データを生成し、該生成した入力データをデータベース17に記憶する第1入力データ生成記憶手段として機能する。一方、入力データ生成情報を他の利用者端末装置10Bに送信し、該他の利用者端末装置に入力データ生成情報に基づいて生成させた入力データを受信して、該受信した入力データを前記データベース17に記憶する第2入力データ生成記憶手段として機能する。すなわち、第1利用者端末装置10Aは、他の利用者端末装置10Bに、たとえば、図12に示すような入力データ生成ジョブを実施するように通知し、他の利用者端末装置10Bに入力データ生成ジョブを実行させることで、利用者端末装置2の利用者の入力データ(たとえば、好み情報)を取得することができる。
第2実施形態によれば、他の利用者端末装置と連携することによって、サービス利用ジョブを実行するに際し、複数の利用者から提供されることを必要とする入力データであっても、他の利用者端末装置で生成された入力データを取得することができるため、利用者の手間および時間を軽減することができる。
<第3実施形態>
以下、本発明の第3実施形態のサービス利用システム3について説明する。
上記第2実施形態は、利用者端末連携装置50を備えて、複数の利用者端末装置を連携させるシステムであったが、本第3実施形態は、利用者端末連携装置50を介さずに、複数の利用者端末装置同士で連携可能なシステムである。なお、以下では、2つの第1利用者端末装置10A'および第2利用者端末装置10B'が存在する場合を例にとって説明する。なお、利用者端末装置は2つに限られず、3つ以上存在していてもよい。
サービス利用システム3は、図13に示すように、第1利用者端末装置10A'、第2利用者端末装置10B'、サービス利用ジョブ定義情報提供装置20、入力データ生成情報提供装置30、およびサーバ装置40を含んで構成される。なお、各装置の構成について、上記第1実施形態または第2実施形態の各装置と原則として共通とすることができる構成は、ここでの詳細な説明を省略する。また、第1利用者端末装置10Aおよび第2利用者端末装置10Bは、原則として、共通の構成とすることができる。
第1利用者端末装置10A'は、第1実施形態の利用者端末装置10の構成に加えて、それぞれ利用者端末連携装置18Aを備える。
第1利用者端末装置10A'の利用者端末連携装置18Aは、無線通信手段を備え、該無線通信手段によって、第2利用者端末装置10B'の利用者端末連携装置18Bと通信可能に接続する。
第1利用者端末装置10A'におけるバッチ処理手段132''は、入力データ生成ジョブ定義情報を実行するにあたり、入力データ生成情報に基づいて入力データを生成し、該生成した入力データをデータベース17に記憶する第1入力データ生成記憶手段として機能する。一方、無線通信手段によって、入力データ生成情報を他の利用者端末装置10Bに送信し、該他の利用者端末装置に入力データ生成情報に基づいて生成させた入力データを受信して、該受信した入力データを前記データベース17に記憶する第2入力データ生成記憶手段として機能する。すなわち、第1利用者端末装置10A'は、他の利用者端末装置10B'に、図12に示すような入力データ生成ジョブを実施するように無線通信によって通知し、他の利用者端末装置10B'に入力データ生成ジョブを実行させることで、利用者端末装置10Bの利用者の好み情報(入力データ)を取得することができる。
第3実施形態によれば、利用者端末装置に無線通信手段を備えることで、無線通信によって他の利用者端末装置と連携することによって、サービス利用ジョブを実行するに際し、複数の利用者から提供されることを必要とする入力データであっても、他の利用者端末装置で生成された入力データを取得することができるため、利用者の手間および時間を軽減することができる。
<変形例>
以上のように本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は、以上の実施形態に限定されるべきものではなく、特許請求の範囲に表現された思想および範囲を逸脱することなく、種々の変形、追加、および省略が当業者によって可能である。
たとえば、上記各実施形態では、利用者端末装置10において、それぞれの処理機能を有する各装置が備えられている構成を説明したが、本発明はこれに限られず、各装置が利用者端末装置10と通信可能に接続されたネットワーク上の他の装置に備えられて構成することもできる。
さらに、利用者端末装置10には、用途に応じた各装置およびその手段が備えられているが、利用者端末装置10に備えられている各装置およびその手段は、そのいくつかを一纏めにして構成されていてもよいし、一つの装置(または手段)をさらに複数の装置に分割して構成されていてもよい。
1 サービス利用システム、
10 利用者端末装置、
11 サービス連携装置、
12 ジョブ定義情報解析装置、
13 バッチ処理装置、
14 オンラインアクセス装置、
15 スケジューラ装置、
16 入出力装置、
17 データベース、
18 利用者端末装置、
20 サービス利用ジョブ定義情報提供装置、
21 格納手段、
22 提供手段、
30 入力データ生成情報提供装置、
31 格納手段、
32 提供手段、
40 サーバ装置。

Claims (7)

  1. 複数のサービスを連携して利用する連携装置であって、
    前記連携した各サービスを利用するためのジョブの処理内容が記述されたサービス利用ジョブ定義情報を取得するサービス利用ジョブ定義情報取得手段と、
    前記サービス利用ジョブ定義情報を解析し、前記サービスで必要とされる入力データの情報を抽出するジョブ定義情報解析手段と、
    前記各入力データの情報に基づき、対応する入力データがデータベースに記憶されているか否かを判定する判定手段と、
    少なくとも1つの入力データが前記データベースに記憶されていないと判定された場合、該入力データを生成するための入力データ生成情報を取得する入力データ生成情報取得手段と、
    前記入力データ生成情報に基づいて入力データを生成し、該生成した入力データを前記データベースに記憶する入力データ生成記憶手段と、
    前記データベースに記憶されている各入力データを用いて、前記連携した各サービスを利用するためのジョブを実行する実行手段と、
    を備える連携装置。
  2. 前記入力データ生成情報は、入力データを生成するためのアプリケーションと、前記アプリケーションを利用するためのジョブの処理内容が記述された入力データ生成ジョブ定義情報とを含み、
    前記入力データ生成記憶手段は、前記アプリケーションをインストールし、前記アプリケーションを利用するためのジョブを実行して入力データを生成し、該生成した入力データを前記データベースに記憶する、請求項1に記載の連携装置。
  3. 前記サービスを利用するためのジョブおよび前記アプリケーションを利用するためのジョブの実行するタイミングをスケジューリングするジョブスケジューリング手段をさらに備える、請求項2に記載の連携装置。
  4. 前記入力データ生成記憶手段は、
    前記入力データ生成情報に基づいて入力データを生成し、該生成した入力データを前記データベースに記憶する第1入力データ生成記憶手段と、
    前記入力データ生成情報を他の連携装置に送信し、該他の連携装置に前記入力データ生成情報に基づいて生成させた入力データを受信して、該受信した入力データを前記データベースに記憶する第2入力データ生成記憶手段と、を備える、請求項1〜3のいずれか1項に記載の連携装置。
  5. 前記他の連携装置と無線通信する無線通信手段をさらに備え、
    前記第2入力データ生成記憶手段は、前記無線通信手段によって、前記入力データ生成ジョブ定義情報を前記他の連携装置に送信し、該他の連携装置に前記入力データ生成情報に基づいて生成させた入力データを受信して、該受信した入力データを前記データベースに記憶する、請求項4に記載の連携装置。
  6. 複数のサービスを連携して利用する連携装置においてのサービス利用方法であって、
    前記連携した各サービスのサービス利用ジョブの処理内容が記述されたサービス利用ジョブ定義情報を取得する段階と、
    前記サービス利用ジョブ定義情報を解析し、前記各サービスが必要とするそれぞれの入力データ情報を抽出する段階と、
    前記各入力データ情報に応じた入力データが、データベースに記憶されているか否かを判定する段階と、
    少なくとも1つの入力データが前記データベースに記憶されていないと判定された場合、該入力データを生成する入力データ生成情報を取得する段階と、
    前記入力データ生成情報に基づいて入力データを生成し、該生成した入力データを前記データベースに記憶する段階と、
    前記データベースに記憶されている各入力データを用いて、前記サービス利用ジョブを実行する段階と、
    を備えるサービス利用方法。
  7. 請求項6に記載のサービス利用方法をコンピュータで実行させるためのサービス利用プログラム。
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