JP5401125B2 - マンホールカバー着脱治具 - Google Patents

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Description

本発明は、平板に開口するマンホールを塞ぐマンホールカバーを前記マンホールから着脱するマンホールカバー着脱治具に関する。
船舶には、燃料油、清水あるいはバラスト用の海水等を貯蔵するタンクが設けられる(例えば、特許文献1)。船舶のタンクには、船体の一部を区画したもの、船体から独立した構造駆体を備えるものがあるが、いずれの形式のタンクであっても、タンクの上面(上甲板、船底内板、独立タンクの天板)あるいは、側面(船体隔壁、独立タンクの側板)にマンホールを設けている。マンホールは修理点検のために作業者が出入りするための開口であり、通常はマンホールカバーで液密あるいは気密に塞がれ、必要に応じて、人力でマンホールカバーを着脱している。
従来、船舶用のマンホールは作業者の出入りに必要な最小限の大きさがあれば良いとされ、その大きさはせいぜい600mm×450mm程度であった(非特許文献1)。
特開2007−261338号公報 特開2007−261339号公報
日本工業規格(JIS F2304−1989)「船用マンホール」
しかし、近年、タンク内への出入りを容易にすることを求められるようになり、SOLAS条約(1974年の海上における人命の安全のための国際条約)が改正されて、600mm×800mmサイズのマンホールの設置が義務付けられるようになった(SOLAS条約付属書第II−1章 規則3−6 5.2)。この改正後のSOLAS条約に対応する大型のマンホールを塞ぐマンホールカバーは、従来のマンホールカバーに比べて、非常に重く、70kgを超えるものもあるので、人力によるマンホールカバーの着脱は困難になっている。
もちろん、クレーン等の機力が利用できる場所であれば、機力でマンホールカバーを持ち上げることもできるが、船内ではクレーン等が届かない場所も少なくない。また、修理ドック等ではクレーン作業が輻輳するので、マンホールカバーの着脱作業にクレーンを振り向ける余裕がない場合もある。
本発明は、上記の実情に鑑みてなされたものであり、マンホールカバーを着脱するための簡易な治具を提供することを目的とする。
本発明に係るマンホールカバー着脱治具は、平板に開口するマンホールを塞ぐマンホールカバーを前記平板から着脱するマンホールカバー着脱治具において、2組のフレームと、前記2組のフレームの間隔を拡縮する拡縮手段と、前記2組のフレームのそれぞれに回転支持されて、前記拡縮手段の動作方向に直交する軸回りに揺動する揺動腕と、前記揺動腕の端部に取り付けられて、前記マンホールカバーと係合する係合部材と、前記2組のフレームをそれぞれ前記平板上で支持する支持部材と、を有するとともに、前記拡縮手段は、前記2組のフレームの一方に固着されたナットと、前記2組のフレームの他方に回転自在に支持されるとともに、前記ナットと螺合するボルトであることを特徴とする。
前記支持部材に前記平板上で転動する転動輪を備えてもよい。
前記支持部材は、前記2組のフレームのそれぞれに回転支持されるとともに、前記揺動腕に連結されて、前記拡縮手段の動作方向に直交する軸回りに揺動するようにしてもよい。
本発明に係るマンホールカバー着脱治具は、2組のフレームと、前記2組のフレームの間隔を拡縮する拡縮手段と、前記2組のフレームのそれぞれに回転支持されて、前記拡縮手段の動作方向に直交する軸回りに揺動する揺動腕と、前記揺動腕の端部に取り付けられて、前記マンホールカバーと係合する係合部材と、前記2組のフレームをそれぞれ前記平板上で支持する支持部材とを有するとともに、前記拡縮手段は、前記2組のフレームの一方に固着されたナットと、前記2組のフレームの他方に回転自在に支持されるとともに、前記ナットと螺合するボルトであるので、マンホールカバーを容易に着脱できる。
本発明の第1の実施形態に係るマンホールカバー着脱治具の外形図であり、(a)は正面図であり、(b)は平面図である。 マンホールカバー着脱治具の変形例を示す外形図である。 マンホールカバー着脱治具の変形例を示す外形図である。 マンホールカバー着脱治具の変形例を示す図であり、(a)は、マンホールカバーの平面図であり、(b)はマンホールカバー着脱治具の正面図である。 本発明の第2の実施形態を示すマンホールカバー着脱治具の正面図である。 壁面に取り付けられたマンホールカバーを取り外す手順を説明する説明図である。 本発明の第3の実施形態を示すマンホールカバー着脱治具の外形図である。 拡縮ボルトの作用を説明する図である。 マンホールカバー着脱治具をマンホールカバーに取り付けた状態を示す平面図である。 マンホールカバーを持ち上げる時のマンホールカバー着脱治具の形態の変化を時系列に示す模式的な側面図であり、(a)はマンホールカバー着脱治具の初期状態、(b)は中間状態、(c)は最終状態をそれぞれ示す。 マンホールカバー着脱治具を隔壁に取り付けたマンホールカバーの着脱に使用する状態を示す図である。 支持枠から吊り下げてマンホールカバー着脱治具を使用する状態を示す図である。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
(第1の実施形態)
図1に示すように、本発明の第1の実施形態に係るマンホールカバー着脱治具1は、フレーム2、フレーム2に固定されたナット3、ナット3に螺合するねじ軸4、ねじ軸4の上端に取り付けられた回転ハンドル5、及びねじ軸4の下端に取り付けられた係合片6を備える。また、マンホールカバー着脱治具1の操作対象であるマンホールカバー7は、甲板8に開口するマンホール9を塞ぐ蓋体であり、甲板8に溶接固定されたダブラープレート10に立設されたボルト11とナット12によって、甲板8に締結される。
フレーム2は、正面図において門型をなす枠体であって、前記門型の脚部2a,2bを
甲板8上に載置して、マンホール9を跨ぐように設置される。また、脚部2a,2bには車輪14を備えて、マンホールカバー着脱治具1の甲板8上での移動を容易にしている。
ねじ軸4は、ナット3に螺合しているので、回転ハンドル5を操作してねじ軸4を回転すると、ねじ軸4はフレーム2に対して相対的に昇降する。また、係合片6はマンホールカバー7の上面に設けられたボス15と係合して、ねじ軸4とマンホールカバー7を連結する部材である。
マンホールカバー着脱治具1によるマンホールカバー7の取り外しは、次のような手順で行う。
(1)ナット12を全て取り外す。
(2)マンホールカバー着脱治具1をマンホール9上に設置する。
(3)係合片6をボス15に係合して、ねじ軸4とマンホールカバー7を連結する。
(4)回転ハンドル5を操作して、ねじ軸4をフレーム2に対して相対的に上昇させ、マンホールカバー7を、甲板8より高く持ち上げる。
(5)甲板8上で、マンホールカバー着脱治具1を移動して、マンホールカバー7をマンホール9上から取り除く。
また、マンホールカバー7の取り付けは、上記手順の逆を行えばよい。
なお、ここではマンホールカバー7を昇降するための昇降部材、昇降手段として、ナット3とねじ軸4を組み合わせたが、昇降部材、昇降手段はこれらに限られるものではない。例えば油圧や空気圧を利用するアクチュエータを昇降手段としてもよい。
また、図2に示すように、甲板8に案内レール16を固定して、マンホールカバー着脱治具1のフレーム2に取り付けた車輪14が案内レール16に案内されるようにしてもよい。また、図3に示すように、ハンドル17をフレーム2に取り付けて、作業者がハンドル17を掴んで、マンホールカバー着脱治具1を動かすようにしてもよい。
また、一般的なマンホールカバー7は、図4(a)に示すように、作業者が手で掴むためのハンドル71を備えている。そこで、図4(b)に示すように、フック61をビーム62を介してねじ軸4に連結して、フック61をハンドル71に引っかけるようにすれば、マンホールカバー7にボス15を取り付ける必要がないので、従来(既存)のマンホールカバー7に使用することができる。
(第2の実施形態)
図5に示すように、本発明の第2の実施形態に係るマンホールカバー着脱治具21のフレーム2は、甲板8に固定される固定部22と、固定部22の先端にヒンジ23を介して取り付けられた揺動部24から構成される。また、25は揺動ハンドルであり、図示しない歯車装置を駆動して揺動部24をヒンジ23回りに自在に揺動する。26はねじ締めハンドルである。このようにマンホールカバー着脱治具21は、揺動部24をヒンジ23回りに揺動して、マンホールカバー7をマンホール9から取り除くことができる。なお、ねじ締めハンドル26の作用は後述する。また、マンホールカバー着脱治具1に共通する構成要素については同一の符号を付しているので、説明は省略する。
マンホールカバー着脱治具21は、甲板8、すなわち水平面に取り付けられたマンホールカバー7の着脱に適用できるが、図6に示すように、マンホールカバー着脱治具21を垂直あるいは傾斜した壁面に、取り付けられたマンホールカバー7の着脱に適用することもできる。
図6(a)に示すように、マンホール9は、垂直な壁面27に開口して、マンホール9の周縁部9aには複数のボルト11が立設されている。マンホール9はマンホールカバー7で閉蓋され、マンホールカバー7は、ボルト11とナット12で周縁部9aに固定されている。なお、ボルト11の少なくとも一部は、周縁部9aに設けられたねじ穴に着脱自在に螺合する植え込みボルトである。以下、マンホールカバー7を壁面27から取り外す手順を、図6(b)ないし(f)を順に参照しながら説明する。
(1)全てのナット12をボルト11からから取り外す(図6(b))。
(2)次に、ボルト11の一部を周縁部9aから取り外す。この時、マンホールカバー7の重量は残りの(取り外されていない)ボルト11によって支持されている。その後、ガイド棒28をボルト11を取り除いた後の周縁部9aのねじ穴に螺合して固定する。言うまでもなく、ガイド棒28はボルト11を取り除いた後のマンホールカバー7のボルト穴の中を通る(図6(c))。
なお、ガイド棒28は、その先端に、ボルト11が植え込まれる周縁部9aのねじ穴に螺合するねじ溝を刻んだ金属製の丸棒であり、マンホールカバー7の重量を十分に支持する強度を備えている。また、周縁部9aに取り付けるガイド棒28の数はマンホールカバー7を安定して支持できる数を選ぶが、一般的に2本ないし4本程度が適当である。
(3)ガイド棒28を周縁部9aに固定したら、マンホールカバー7の重量をガイド棒28で支持しながら、マンホールカバー7を壁面27から引き離す(図6(d))。
(4)マンホールカバー7を壁面27から引き離すと、マンホールカバー7と壁面27の間に隙間ができるから、その隙間からアダプタ29を差し入れて、ボルト30で周縁部9aに固定する(図6(e))。
なお、ボルト30はボルト11を取り除いた後の周縁部9aのねじ穴に螺合する。したがって、前記(1)の段階で取り外すボルト11の数は、ガイド棒28とボルト30の数の合計に等しい。つまり、マンホールカバー7を壁面27に固定する複数のボルト11の内、少なくとも前記合計分が着脱自在な植え込みボルトであればよく、全てのボルト11を植え込みボルトにする必要はない。
(5)アダプタ29を周縁部9aに固定したら、マンホールカバー着脱治具21を壁面27に取り付け、ボルト31でマンホールカバー着脱治具21の固定部22とアダプタ29を連結する。これによって、固定部22はアダプタ29を介して、壁面27に固定される(図6(f))。
なお、前述したねじ締めハンドル26(図5参照)は、ボルト31と係合して、ボルト31を回すのに使用される。
なお、アダプタ29は、マンホールカバー着脱治具21の固定部22と壁面27の間にあって、固定部22を壁面27に固定することが出来れば十分であり、図示した形状に限定されない。また、固定部22とアダプタ29を連結する手段はボルト31に限定されるものではない。
(6)マンホールカバー着脱治具21の固定部22を壁面27に固定したら、マンホールカバー7をマンホールカバー着脱治具21に連結して、マンホールカバー7をガイド棒28から引き出し、揺動部24をヒンジ23回りに揺動して、マンホール9を開放する(図6(f))。
(第3の実施形態)
図7に示すように、本発明の第3の実施形態に係るマンホールカバー着脱治具81は、第1のフレーム82、第2のフレーム83および拡縮ボルト84を備え、拡縮ボルト84をX軸回りに回転することによって、第1のフレーム82及び第2のフレーム83の相互の間隔(X軸方向の距離)を変更することができる。なお、拡縮ボルト84の作用については、後述する。
また、第1のフレーム82及び第2のフレーム83には、揺動アーム85,86が軸支され、それぞれY1軸及びY2軸回りに自在に回転する。また、揺動アーム85,86の先端にはフック87が固定されている(ただし、図7では、揺動アーム86の先端のフック87は見えない)。
また、第1のフレーム82及び第2のフレーム83の左右には、キャスターフレーム88〜91が軸支され、それぞれY1軸及びY2軸回りに自在に回転する。また、各キャスターフレーム88〜91にはキャスター92が固定されている。また、キャスターフレーム88,89は揺動アーム85に、キャスターフレーム90,91は揺動アーム86に、それぞれ連結され、揺動アーム85あるいは揺動アーム86と一体になってY1軸あるいはY2軸回りに自在に回転する。
また、第1のフレーム82及び第2のフレーム83は、図8に示すように、X軸方向に延びる円筒状の胴体93,94を備え、胴体93は胴体94に対して「入れ子」になっている。また、胴体93にはナット95が固定され、ナット95は拡縮ボルト84と螺合している。なお、拡縮ボルト84には抜け止め96が固着されていて、胴体94から引き抜くことができないようになっている。
このように構成されているので、拡縮ボルト84をX軸回りに回転させると、胴体93は胴体94に対して相対的にX軸方向に移動する。つまり拡縮ボルト84は、胴体93と胴体94のX軸方向の距離を変化させる(第1のフレーム82及び第2のフレーム83の相互の間隔を拡張縮小させる)手段として機能する。
さて、マンホールカバー着脱治具81を使って、マンホールカバー7を甲板8から取り外す場合は、図9に示すように、マンホールカバー着脱治具81を、マンホールカバー7を跨ぐように配置して、フック87をマンホールカバー7のハンドル71に係合させる。なお、マンホールカバー着脱治具81はキャスター92を備えているので、マンホールカバー着脱治具81の甲板8上での移動は容易である。
甲板8に固定されたマンホールカバー7にマンホールカバー着脱治具81を取り付けたとき、つまりマンホールカバー7の取り外し作業の初期の段階では、マンホールカバー着脱治具81は、図10(a)に示すように、第1のフレーム82と第2のフレーム83の間隔を狭めた状態にある。この時、また、キャスター92は甲板8に対して傾いているので、第1及び第2のフレーム82,83は甲板8に接近している(つまり、第1及び第2のフレーム82,83は甲板8に対して低い位置にある)。なお、マンホールカバー7を甲板8に固定するナット(図示しない)は、マンホールカバー着脱治具81を取り付ける前に取り外しておく。
この状態から、拡縮ボルト84(図10では、図示しない)を操作して、第1のフレーム82と第2のフレーム83の間隔を広げると、図10(b)に示すように、第1のフレーム82には左向きの力F1が、第2のフレーム83には右向きの力F2が加わる。この力F1及びF2によって、揺動アーム85はハンドル71を中心に反時計回りに回転し、揺動アーム86はハンドル71回りに時計回りに回転する。前述したように、キャスターフレーム88,89は揺動アーム85と、キャスターフレーム90,91は揺動アーム86と、それぞれ一体になって回転するから、キャスター92は揺動アーム85あるいは揺動アーム86と同じ方向に回転する。
つまり、第1のフレーム82と第2のフレーム83の間隔を広げると、揺動アーム85および揺動アーム86はマンホールカバー7を第1及び第2のフレーム82,83に引き寄せる方向に回転する。また、同時に、キャスター92は第1及び第2のフレーム82,83を甲板8から持ち上げる方向に回転する。その結果、図10(c)に示すようにマンホールカバー7は甲板8から持ち上がる。その後、マンホールカバー着脱治具81を甲板8上で移動させれば、マンホールカバー7の撤去が完了する。
また、マンホールカバー着脱治具81は、垂直あるいは傾斜した隔壁に取り付けたマンホールカバー7の着脱に使用することもできる。例えば、図11に示すように、隔壁97の上方に設けたアイプレート98からチェーンブロック99を吊り下げて、チェーンブロック99で、マンホールカバー7を支持した後に、マンホールカバー着脱治具81を使って、隔壁97からマンホールカバー7を取り外すようにしてもよい。この場合、マンホールカバー7とマンホールカバー着脱治具81の重量はチェーンブロック99で支持されているから、隔壁97からマンホールカバー7を取り外しても、マンホールカバー7が落下することはない。なお、チェーンブロック99はマンホールカバー7に直接、連結してもよいが、マンホールカバー7にホルダー100を結合して、ホルダー100とチェーンブロック99を連結するようにしてもよい。また、ホルダー100はマンホールカバー7のハンドル71と係合するような係合部を備え、この係合部を使ってマンホールカバー7とホルダー100を結合するようにすればよい。
また、隔壁97の上部にアイプレート98を設けることができない場合は、図12に示すように、型鋼を門型に組んだ支持枠101の上部にアイプレート98を設けたものを、隔壁97に立て掛けるようにしてもよい。
なお、本実施形態では、揺動アーム85とキャスターフレーム88,89、及び、揺動アーム86とキャスターフレーム90,91をそれぞれ連結して、それぞれが一体になって、Y1軸あるいはY2軸回りに回転するように構成したが、キャスターフレーム88〜91を第1のフレーム82あるいは第2のフレーム83に固定してもよい。この場合、キャスター92の甲板8に対する姿勢は常に一定(言い代えれば、フレーム82,83の甲板から高さは常に一定)になり、揺動アーム88,86の揺動だけによってマンホールカバー7は昇降される。
また、本実施形態では、第1のフレーム82と第2のフレーム83の間隔を拡縮する手段に、拡縮ボルト84とナット95の組合せを使ったが、本発明の技術的範囲は拡縮ボルト84とナット95を組み合わせたものには限定されない。例えば、油圧や空気圧で伸縮するアクチュエータ、あるいはラックとピニオンの組合せなど各種の機構を任意に選ぶことができる。
また、本発明の技術的範囲は、本明細書及び図面で例示した具体的な実施形態に限定されるものではない。特許請求の範囲に記載された技術的思想の範囲を逸脱しない限りにおいて、自由に変形、応用、あるいは改良して実施できることはいうまでもない。
本発明は、平板に開口するマンホール、特に船舶用のマンホールを塞ぐマンホールカバーを前記マンホールから着脱するマンホールカバー着脱治具として有用である。
1 マンホールカバー着脱治具
2 フレーム
3 ナット
4 ねじ軸
5 回転ハンドル
6 係合片
7 マンホールカバー
8 甲板
9 マンホール
10 ダブラープレート
11 ボルト
12 ナット
14 車輪
15 ボス
16 案内レール
17 ハンドル
21 マンホールカバー着脱治具
22 固定部
23 ヒンジ
24 揺動部
25 揺動ハンドル
26 ねじ締めハンドル
27 壁面
28 ガイド棒
29 アダプタ
30 ボルト
31 ボルト
61 フック
62 ビーム
71 ハンドル
81 マンホールカバー着脱治具
82 第1のフレーム
83 第2のフレーム
84 拡縮ボルト
85,86 揺動アーム
87 フック
88〜91 キャスターフレーム
92 キャスター
93,94 胴体
95 ナット
96 抜け止め
97 隔壁
98 アイプレート
99 チェーンブロック
100 ホルダー
101 支持枠

Claims (3)

  1. 平板に開口するマンホールを塞ぐマンホールカバーを前記平板から着脱するマンホールカバー着脱治具において、
    2組のフレームと、
    前記2組のフレームの間隔を拡縮する拡縮手段と、
    前記2組のフレームのそれぞれに回転支持されて、前記拡縮手段の動作方向に直交する軸回りに揺動する揺動腕と、
    前記揺動腕の端部に取り付けられて、前記マンホールカバーと係合する係合部材と、
    前記2組のフレームをそれぞれ前記平板上で支持する支持部材と、を有するとともに、
    前記拡縮手段は、前記2組のフレームの一方に固着されたナットと、前記2組のフレームの他方に回転自在に支持されるとともに、前記ナットと螺合するボルトである
    ことを特徴とするマンホールカバー着脱治具。
  2. 前記支持部材は、前記平板上で転動する転動輪を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載のマンホールカバー着脱治具。
  3. 前記支持部材は、前記2組のフレームのそれぞれに回転支持されるとともに、前記揺動腕に連結されて、前記拡縮手段の動作方向に直交する軸回りに揺動する
    ことを特徴とする請求項2に記載のマンホールカバー着脱治具。
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