JP5396879B2 - はんだ回収装置 - Google Patents

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Description

本発明は、はんだドロスから再生はんだを回収するはんだ回収装置に関するものである。
フローはんだ付けにおけるはんだを噴流させる工程において、はんだが酸素に触れることになる。このとき必ずはんだドロスが発生する。近年まで多く使用されていたSn−Pbはんだよりも、現在主流の鉛フリーはんだであるSn−Ag−Cuはんだでは、はんだドロスの発生量が多くなっている。
はんだドロスには、使用可能な再生はんだと破棄するだけの酸化カスとが混合している。このようなはんだドロスから使用可能なはんだを、再生はんだとしてリサイクルする技術知られている。しかし、従来のはんだドロスから酸化カスを取り除く方法では、酸化カスを完全に取り除くことができなかった。また、破棄される酸化カスには、未だ再生はんだが混合している状態であった。
従来の一般的なはんだ回収方法は、先ず、はんだドロスを加熱し、撹拌することにより再生はんだと酸化カスを上下に分離状態にさせ、その後、作業者が上部の酸化カスをお玉などで取り除いた後、再生はんだをすくう方法であった。
前記方法では、酸化カスを取り除く際に少なからず再生はんだを巻き込んですくっていた。このため、酸化カス中の残はんだ量が多いという問題があった。
また、酸化カスに再生はんだが混ざらないように、注意しながら回収作業を行うため、作業効率が悪いという問題もあった。さらに安全性の面からいえば、お玉で酸化カスを取り除く作業は粉塵作業であるため、少なからず人体への影響が懸念されている。
そこで、従来、特許文献1〜3に記載されているように、酸化カスに再生はんだが混ざらずに、かつ、より効率的に再生はんだを回収することを目的とした多くの技術が提案されている。
例えば、特許文献1に記載の装置では、はんだ回収率の向上を目的として、はんだドロスを溶融槽で溶融させた後、第1のふるいにかけるが、第1のふるいにかけると、再生はんだが滴状または線状に凝固し、酸化カスは粉状のまま冷却される。第1のふるいにかけられたものをさらに、第2のふるいにかけることにより、再生はんだから粉状の酸化カスを取り除く。
特許文献2に記載の装置では、はんだドロスを水蒸気爆発させることにより、再生はんだと酸化カスに分離する。分離後に遠心分離によって再生はんだと酸化カスに分け、再生はんだを粒の状態で回収する。
特許文献3に記載の装置では、半球状の溶解槽で撹拌し、再生はんだと酸化カスに分離する。分離後は半球状の溶解槽の底部から、その最下部に設けられたインゴットへ再生はんだを流し込む。
しかしながら、前記従来技術において、特許文献1に記載の装置では、第1のふるいにかける際に、小さく滴状になったはんだが第2のふるいでも通過してしまうことが考えられる。また、小さく滴状になったはんだも破棄してしまうことが考えられる。
さらに、第1のふるいにかけた後、はんだ内に粉状の酸化カスが存在し、はんだ内に巻き込まれたまま凝固されることが考えられる。それを第2のふるいにかけた場合、再生はんだの周りに付着している酸化カスは取り除くことができるが、はんだ内部の酸化カスは取り除くことができず、残存したままであると考えられる。
特許文献2に記載の装置では、はんだドロスを吸い上げた際に、はんだが酸化カスを巻き込みながら凝固し、表面上の酸化カスはとれるが、内部に残存している酸化カスはとれないことが考えられる。
さらに、水蒸気爆発や遠心分離などを同一装置内に備えることで、複雑になりコストが上がることが考えられる。また、小規模の水蒸気爆発であっても確実に安全とは言い難い。
特許文献3に記載の装置では、再生はんだのみ回収することには適しているが、破棄する酸化カスに再生はんだが残存することが考えられる。結果的に、酸化カスを破棄する際に残存した再生はんだと混合してしまい、酸化カス中の残はんだ量は少なくならないと考えられる。
本発明は、前記従来技術の課題を解決し、はんだドロスから酸化カスを取り除く際に、より高純度の再生はんだを回収すると共に、再生はんだを巻き込まないで酸化カスのみを破棄することを可能にし、しかも作業効率の向上および安全性の向上などが実現するはんだ回収装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、はんだドロスから酸化カスを取り除いて再生はんだを採取するはんだ回収装置において、溶解槽に収納されたはんだドロスを溶解させる溶解部と、溶解されたはんだドロスを撹拌する撹拌ユニットと、撹拌により発生する酸化カスを吸引する吸引ユニットとを備え、前記溶解槽に対して前記撹拌ユニットと前記吸引ユニットとを入れ替えて設置可能にし、溶解された前記はんだドロスを前記撹拌ユニットで撹拌して、前記溶解槽において前記はんだドロスを再生はんだと酸化カスとに上下分離した状態にし、前記吸引ユニットにより上部の酸化カスを吸引して取り除くことにより再生はんだを採取することを特徴とし、この構成によって、溶融したはんだドロスを撹拌することにより、再生はんだと酸化カスが分離状態になり、酸化カスが再生はんだ上部にのみ存在する。よって、上部に存在している酸化カスを取り除くことにより、高純度の再生はんだを採取できると共に、再生はんだを巻き込まないで酸化カスのみを破棄できることが実現する。また、溶解槽に対して撹拌ユニットと吸引ユニットとを入れ替えて設置可能にした構成によって、撹拌工程と吸引工程とが容易かつ円滑に実行される。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載のはんだ回収装置において、加熱時および撹拌時に装置内部を窒素雰囲気にすることを特徴とし、この構成によって、装置内部の酸素濃度を低下させると、加熱時や撹拌時における再生はんだの酸化、つまり余分な酸化カスの発生を抑えることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2記載のはんだ回収装置において、再生はんだのはんだ面を検知する検知センサを備え、吸引ユニットを前記検知結果によって所定の吸引位置で停止させ、吸引動作を開始させることを特徴とし、この構成によって、溶融状態にある再生はんだを吸い込むことなどの不具合の発生を未然に防止することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜いずれか1項記載のはんだ回収装置において、吸引ユニットにより吸引した酸化カスを冷却する冷却ユニットを備えたことを特徴とし、この構成によって、高温状態の酸化カスやガスによる危険性が減少し、安全性を高めることができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜いずれか1項記載のはんだ回収装置において、吸引ユニットが、エアブローを発生して酸化カスを巻き上げながら吸引する構成であることを特徴とし、この構成によって、酸化カスを吹き飛ばしながら吸引することにより、酸化カスを効果的に吸引することができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜いずれか1項記載のはんだ回収装置において、吸引ユニットが、方向を変化させながらエアブローを発生して酸化カスを巻き上げながら吸引する構成であることを特徴とし、この構成によって、全方位的に酸化カスを吹き飛ばしながら吸引することにより、酸化カスをより効果的に吸引することができる。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜いずれか1項記載のはんだ回収装置において、吸引ユニットが、エアブローと吸引により溶解槽内部で螺旋状の空気の流れを発生して酸化カスを巻き上げながら吸引する構成であることを特徴とし、この構成によって、酸化カスを螺旋状に吹き飛ばしながら吸引することにより、酸化カスをより効果的に吸引することができる。
請求項8に記載の発明は、請求項1〜いずれか1項記載のはんだ回収装置において、吸引ユニットが、送風部と吸引部とを対向設置して、溶解槽の側方から酸化カスを吸引する構成であることを特徴とし、この構成によって、酸化カスへの送風と吸引とが溶解槽全域にわたって生じるようにすることができ、酸化カスを効果的に吸引することができる。
請求項9に記載の発明は、請求項1〜いずれか1項記載のはんだ回収装置において、吸引ユニットにおける酸化カス吸引時に、溶解槽を窒素雰囲気にすることを特徴とし、この構成によって、酸素濃度を低下させることにより、高温状態の酸化カスによる発火を未然に防ぐことができる。
請求項10に記載の発明は、請求項1〜いずれか1項記載のはんだ回収装置において、吸引ユニットが、窒素ガスにてエアブローを発生して酸化カスを吸引することを特徴とし、この構成によって、酸素濃度と温度とを低下させることにより、高温状態の酸化カスによる発火を未然に防ぐことができる。
本発明によれば、はんだドロスから酸化カスを取り除いて、従来よりも高純度の再生はんだを採取できると共に、再生はんだを巻き込まないで酸化カスのみを破棄することが可能になり、酸化カス中の残はんだ量を削減でき、かつ破棄量が少なくなることにより破棄コストが低減するなど、経済的効果も望める。
また、従来の作業者による酸化カスの除去作業が装置において行われるため、作業効率を上げることができる。さらに、酸化カスの取り除き作業がなくなるため、粉塵による人体への影響が低減され、作業者の安全性が向上するなど、実際上の効果がある。
本発明に係るはんだ回収装置の実施形態の概略構成を示す断面図 本実施形態における撹拌ユニットの動作時の状態を示す断面図 本実施形態における吸引ユニットの動作時の状態を示す断面図 本実施形態における吸引ユニットの排気経路の構成図 本実施形態における再生はんだの回収工程についてのフローチャート 本実施形態における再生はんだの回収工程の変形例を示すフローチャート 本実施形態における回収された再生はんだを示す図であり、(a)は側面図、(b)は平面図 本実施形態における吸引ユニットの変形例の概略構成を示す断面図 本実施形態における吸引ノズルの移動軌跡を示す説明図 本実施形態におけるエアブロー送風部材の移動軌跡を示す説明図 本実施形態における吸引ユニットの他の変形例の概略構成を示す断面図
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係るはんだ回収装置の実施形態の概略構成を示す断面図であり、本実施形態のはんだ回収装置は、溶融槽からなるはんだ収納トレイ1と、溶解部であるはんだ溶解装置2と、撹拌ユニット3と、吸引ユニット4とから構成されている。
はんだ収納トレイ1内には、再生はんだ11と酸化カス12とが混在しているはんだドロス13が収納されている。はんだ溶解装置2は、上部に開口2aが形成されており、はんだ収納トレイ1の周部には加熱ユニット21と冷却ユニット22とが設けられている。さらに、はんだ収納トレイ1の出入口部分に対して回動可能にドア部材23が設けられている。
撹拌ユニット3は、送風部材31と回転可能な撹拌羽根32とを備えている。さらに、撹拌ユニット3には、送風部材31と撹拌羽根32を保持し、はんだ溶解装置2の開口2aを開閉する蓋部材33が、はんだ溶解装置2の一側壁部に回動可能に設けられている。蓋部材33には撹拌羽根32を回転駆動するモータなどの駆動源34が設けられている。
吸引ユニット4は、エアブロー送風部41と吸引ノズルからなる吸引部42とを備えている。さらに、エアブロー送風部41と吸引部42を保持し、はんだ溶解装置2の開口2aを開閉する蓋部材43が、はんだ溶解装置2の他側壁部に回動可能に設けられている。
以下、本実施形態の動作について説明する。
はんだドロス13が収納されたはんだ収納トレイ1を、はんだ溶解装置2の出入口からドア部材23を開けて入れて、はんだ収納トレイ1をセットポジションにセットする。セット後、ドア部材23により出入口を閉鎖し、はんだ溶解装置2を始動させると、加熱ユニット21が動作して加熱を開始する。
なお、以下に説明する各部の動作は、図示しないCPU(中央演算処理ユニット)などからなる制御部によってコントロールされる。
加熱温度はあらかじめ設定されており、加熱ユニット21は、はんだドロス13がその設定温度になるまで加熱を続ける。その設定温度は300℃が推奨温度である。
前記設定温度に到達すると、その温度を維持しながら撹拌ユニット3が始動して撹拌工程に入る。この工程における撹拌時間もあらかじめ設定されている。
図2は本実施形態における撹拌ユニットの動作時の状態を示す断面図である。
撹拌ユニット3の蓋部材33を回動させ、はんだ溶解装置2の開口2aを閉鎖して密閉状態にする。この状態で撹拌羽根32が、はんだ収納トレイ1内に入り、回転を開始する。
撹拌羽根32により、はんだドロス13を撹拌すると、再生はんだ11と酸化カス12の混合物であるはんだドロス13が、徐々に再生はんだ11と酸化カス12とに分離されていく。
前記加熱時および撹拌時に、送風部材31から窒素を送風し、装置内部の酸素濃度を低下させると、加熱時や撹拌時における再生はんだ11の酸化、つまり余分な酸化カス12の発生を抑えることができる。
そして、設定した撹拌時間が経過すると、次の吸引段階に移る。
図3は本実施形態における吸引ユニットの動作時の状態を示す断面図である。
前記撹拌時間が経過した後、撹拌ユニット3を元の位置に戻し、吸引ユニット4を回動させ、はんだ溶解装置2の開口2aを閉鎖して密閉状態にすることにより、ユニットの入れ替えを行う。
吸引ユニット4がスタンバイ状態になると、エアブロー送風部材41から空気または窒素が吹き出される。それによって、分離状態にあった酸化カス12が、はんだ溶解装置2内のはんだ収納トレイ1上方に舞い上げられる。はんだ収納トレイ1内部では、螺旋状空気の流れAが作られ、この空気の流れAに沿って酸化カス12は、吸引ユニット4の吸引部材42により吸引される。
吸引ユニット4の他の構成として、エアブローせずに吸引ノズルで直接吸引する手段や、トレイ形状に合わせてエアブローして吸引する手段などが考えられる。
なお、酸化カス12は、温度が高い状態で空気に触れると、火の粉になる場合がある。特に、先に酸化カス12を吸引する場合、残留した再生はんだが溶融状態のまま酸化カス12を飛ばすため、酸化カス12が高温で火の粉になりやすい状態である。つまり、高温の酸化カス12が空気に触れると火の粉になる。
より安全性を高めるための方法として、酸化カスが火の粉になることを防ぐ必要がある。このため、エアブローを空気ではなく窒素にすることにより、はんだ溶解装置2内の酸化カス発生領域の酸素濃度を低下させ、火の粉にならないような雰囲気にするとよい。万一、火の粉になった場合に備えて、吸引ユニット4における酸化カスの排気経路には耐火構造を持たせて発火させない構造になっている。また、吸引ユニット4には収集した酸化カス12を冷却して、火の粉にしないための冷却機能を備えるとよい。
再生はんだを凝固させるとき、冷却ユニット22が作動して冷却を始める。冷却を始めるタイミングは、冷却を先にする場合には、撹拌が終わって吸引ユニット4がスタンバイ状態になったとき、また吸引を先にする場合には、吸引によって酸化カス12が取り除かれた後にする。
また、再生はんだを凝固させる際、その再生はんだの回収サイズを考えて、溶融状態のときに後述するような仕切りをはんだ収納トレイ1に入れておくとよい。このようにすることにより、再生はんだを回収するときの再生はんだ1個当りの大きさを小さくすることができる。
図4は本実施形態における吸引ユニットの排気経路の構成図であり、51はパイプなどからなる排気経路であって、排気経路51には、酸化カス回収部52と、回収部冷却ユニット53と、保護用フィルタ54と、吸引ファンなどの吸引源55とが設置されている。
吸引ユニット4の吸気部材42に、吸引源55に連結される排気経路51が設けられ、この排気経路51を通って、吸気部材42により吸引された酸化カス12が酸化カス回収部52へと集められる。排気経路51には、酸化カスが火の粉になることを想定して、内壁に耐火処理が施されている。
酸化カス回収部52では、内部に酸化カスをキャッチできる保護用フィルタ54が内設されており、酸化カス回収部52内に吸引された酸化カス12が溜まっていくようになっている。酸化カス回収部52の周囲には、回収した酸化カス12を冷却するための回収部冷却ユニット53が設置されている。
このように、酸化カス回収部52内に溜められた酸化カス12を冷却することにより、酸化カス12が火の粉になることを防いでいる。また、酸化カス回収部52は簡単に取り外しができる構造となっており、酸化カス回収部52に酸化カス12が所定量溜まってきたら、酸化カス回収部52を取り外して、溜まった酸化カス12を破棄できるようになっている。
ここで、酸化カス回収部52と吸引源55との間に設けられた保護用フィルタ54によって酸化カス12が吸着されるため、吸引源55が保護される。このため、吸引源55に対する酸化カス12の侵入を防ぐことができる。
吸引源55から下流側の経路を、設置される工場などの排気設備などに連結することによって、酸化カス12の回収により発生する異臭の排気,排出を行うことができる。
次に、本実施形態における再生はんだの回収工程について、図5に示すフローチャートを参照して、作業者による作業と、装置の動作と、はんだドロス状態とに分けて、その工程を説明する。
先ず、作業者がはんだドロス13を入れたはんだ収納トレイ1を、はんだ溶解装置2内にセットし(S1)、はんだ溶解装置2を始動させる。はんだ溶解装置2を始動させると、加熱ユニット21がはんだ収納トレイ1の加熱を開始する(S2)。この加熱によりはんだ収納トレイ1内のはんだドロス13が溶融する。
このとき撹拌ユニット3は図2に示す位置に設置されており、はんだドロス13の溶融後、撹拌ユニット3の撹拌羽根32が始動して、はんだドロス13を撹拌する(S3)。この撹拌により、はんだドロス13は溶融状態の再生はんだ11と酸化カス12との分離状態になる。このとき、装置内雰囲気は窒素である方が余分な酸化を防ぐことができる。
再生はんだ11と酸化カス12とが分離状態になったら、撹拌ユニット3から吸引ユニット4に入れ替え、吸引ユニット4を図3に示す位置に設置する(S4)。この状態では、再生はんだ11と酸化カス12とが分離状態になるが、分離直後の酸化カスは高温であるため、空気に触れたときに火の粉になる場合がある。
このため、冷却ユニット22により再生はんだ11と酸化カス12とを冷却することによって安全性を高める(S5)。この冷却開始前に、後述するように、はんだ収納トレイ1に仕切りを入れておくことにより、再生はんだ11を凝固させて再生はんだとして回収するとき、はんだ1つの大きさを小さくすることができる。
冷却ユニット22によって冷却して再生はんだ11が凝固状態になったら、吸引ユニット4によって酸化カス12の吸引を行う(S6)。本例では、エアブロー送風部材41による酸化カス12へのエアの吹きかけ、吸引部材42による吸引動作を行う。これにより再生はんだから酸化カス12を取り除くことができる。すなわち、酸化カス12は、粉状で軽く、例えば、息を吹きかけただけで舞ってしまうものであるため、吸引により取り除くことができる。
吸引ユニット4に設けられる酸化カス吸引手段としては、吸引ユニット4の吸引ノズルで直接吸引する手段、あるいは酸化カスを飛ばしながら吸引する手段が考えられる。直接吸引する手段は、再生はんだ面を検知して酸化カスを吸引するようにする。また、酸化カスを飛ばしながら吸引する手段は、エアブローではんだ面を走査するようにして、酸化カスを飛ばす手段や、螺旋状の空気の流れ(サイクロン状)を生成して酸化カスを飛ばす手段などがある。
酸化カスの温度が高い状態で空気に触れると、火の粉になる場合があるため、図4に示すように、吸引ユニット4の吸引部材42から延出する排気経路51に設けられた酸化カス回収部52には、酸化カスの冷却機能である回収部冷却ユニット53を設け、また、排気経路51は耐火構造とする。さらに、万一、排気経路51で酸化カスが火の粉になっても、発火させない構造にしておく。より安全性を高めるために、既述したように、撹拌時から装置内雰囲気を窒素にすることにより、酸化カスが火の粉になることを防ぐことができる。
再生はんだは、はんだ収納トレイ1に入っている状態で冷却ユニット22によって凝固し、回収する。すなわち、酸化カスが十分に取り除かれた後、はんだ収納トレイ1を装置から取り出す。はんだ収納トレイ1は、周壁などをはんだが付着しない材質にしておき、トレイを逆転してひっくり返すようにすることにより、再生はんだを容易に回収できるようにしている。
万一、回収した再生はんだに酸化カスが付着していたとしても、酸化カスは分離状態における境目表面に存在するだけであって、再生はんだ内部には存在しないため、表面に付着している酸化カスを落とすだけで、高純度の再生はんだを採取することができる。
図6は本実施形態における再生はんだの回収工程の変形例を示すフローチャートである。本例では、図5に示す工程フローとは異なり、酸化カスを吸引した後に再生はんだを凝固させている。
図6に示すフローでは、図5に示す工程フローとステップS11〜S14までは同じであるが、撹拌後に再生はんだ11が未だ溶融状態にあるときに、酸化カス12を吸引する(S15)。すなわち、再生はんだ11と酸化カス12とが分離状態になったら、再生はんだ11が溶融状態のまま吸引ユニット4により酸化カス12を吸引する。
再生はんだ11が凝固する前に酸化カス12を取り除くことにより、再生はんだ11が凝固するときに巻き込まれる酸化カス12の量を最小限に抑えることができる。吸引する手段に関しては既述したものを使用できるが、酸化カスをエアブローで飛ばす手段では、空気ではなく窒素を使用することによって、再生はんだの酸化を防ぎながら、酸化カスを飛ばし、吸引することができる。
このようにして酸化カス12を取り除いたら、再生はんだ11を冷却ユニット22により冷却する。その際、はんだ収納トレイ1に仕切りを入れておくことにより再生はんだの大きさを調整することができる。再生はんだ11の凝固前に酸化カス12を取り除いたことにより、仕切りを入れるときに巻き込まれる酸化カスの量を抑えることができる。
図7は本実施形態における回収された再生はんだを示す図であり、(a)は側面図、(b)は平面図である。
図7(a),(b)において、61は再生はんだ11を仕切るための仕切り部材である。仕切り部材61を、再生はんだ11を凝固させる前に、再生はんだ11に入れておくことにより、仕切り部材61によって再生はんだ62のサイズが任意に調整することができる。
このため、小さいサイズなど任意のサイズで回収することができる。小さいサイズで回収できるメリットとして、再生はんだを使用するときに使用量を調整しながら投入できることが挙げられる。
再生はんだ11を回収する際、再生はんだ11と酸化カスの分離境目Sに酸化カスが残留する場合がある。分離境目Sに酸化カスが残留していた場合は、分離境目Sに対してエアブローを再度行うか、分離境目Sを下向きにして叩くなどすることにより、残留している酸化カスを取り除くことができる。
図8は本実施形態における吸引ユニットの変形例の概略構成を示す断面図である。なお、以下の説明において、既に説明した部材に対応する部材には同一符号を付して詳しい説明は省略する。
図8に示す構成では、吸引ユニット4の吸引部材42に酸化カス12を吸引するための伸縮可能な吸引ノズル71と、再生はんだ11のはんだ上面(固体面あるいは液面)を検知するための検知センサ72を設置している。本例では検知センサ72は吸引ノズル71の先端部分に固定されている。
そして、検知センサ72の検知結果によって、吸引ユニット4の吸引ノズル71をはんだ上面に対して、あらかじめ設定された吸引位置で停止させ、吸引ノズル71による酸化カス12の吸引動作を開始させる。この構成によって、酸化カス12のみを吸引し、再生はんだ11を吸い込むことを防ぐことができる。
酸化カスの吸引に際して、吸引ノズル71は、固体または液体のはんだ上面まで伸び、吸引ノズル71の先端の検知センサ72によって、はんだ上面を検知する。この検知結果を受けて吸引ノズル71は、酸化カス層まで達すると、酸化カス12の吸引を開始する。吸引ノズル71は、より多くの酸化カスを吸引するため、図9に示す軌跡を描きながら酸化カス12を吸引する。図9において、73は吸引ノズル71の移動軌跡であり、73aが軌跡始点を示している。
酸化カスを取り除くために、エアブローで酸化カスを巻き上げるようにして吸引することである。この場合、図10に示すように、エアブロー送風部材41により発生させるエアブローが、はんだ上面全域を方向を変えて走査するように、エアブロー送風部材41を移動させることにより効率的に吸引が行われる。図10において、74はエアブロー送風部材41の移動軌跡であり、74aがエアブロー送風部材41の移動始点(エアブロー発生始点)を示している。
図11は本実施形態における吸引ユニットの他の変形例の概略構成を示す断面図である。
図11に示す構成では、吸引ユニット4において、蓋部材43の下部に、上下動可能なエアブロー送風部材81を上下動可能に設け、さらに、このエアブロー送風部材81に対して斜め上方の対角位置に対向するように吸引部材82を設けている。エアブロー送風部材81には、はんだ上面を検知する検知センサ72を設けている。
このようにすることで、再生はんだ11と分離した粉状の酸化カス12に対して、横方向にエアブローを吹き付け、酸化カス12を巻き上げるようにして吸引することができる。
すなわち、エアブロー送風部材81が、検知センサ72によるはんだ上面検知による検知結果を受けて、はんだ上面近傍まで下がり、この位置でエアブローすることにより、はんだ上面近くの酸化カス12を装置内部で巻き上がらせることができる。そして、エアブローの流れが渦巻状になることで、エアブロー送風部材81よりも上方かつ横方向に配設された吸引部材82によって酸化カスを吸引する。
この構成によって、酸化カス12への送風と吸引とが、はんだ収納トレイ1全域にわたって作用するため、酸化カス12を効果的に吸引,除去することができる。
本発明は、はんだ工程において発生するはんだドロスから、酸化カスを除去して良質な再生はんだを回収することができる。しかも、本発明によれば、リフローはんだなどのリサイクルが安全かつ効率的に行われるため、各種環境下でのはんだリサイクル工程に適用することができる。
1 はんだ収納トレイ
2 はんだ溶解装置
3 撹拌ユニット
4 吸引ユニット
11 再生はんだ
12 酸化カス
13 はんだドロス
21 加熱ユニット
22 冷却ユニット
23 ドア部材
31 送風部材
32 撹拌羽根
33 蓋部材
34 駆動源
41 エアブロー送風部材
42 吸引部材
43 蓋部材
51 排気経路
52 酸化カス回収部
53 回収部冷却ユニット
54 保護用フィルタ
55 吸収源
62 仕切り部材
71 吸引ノズル
72 検知センサ
73 吸引ノズルの移動軌跡
74 エアブロー送風部材の移動軌跡
81 エアブロー送風部材
82 吸引部材
特許第3733362号公報 特開2005−344204号公報 特開2004−311620号公報

Claims (10)

  1. はんだドロスから酸化カスを取り除いて再生はんだを採取するはんだ回収装置において、
    溶解槽に収納されたはんだドロスを溶解させる溶解部と、溶解されたはんだドロスを撹拌する撹拌ユニットと、撹拌により発生する酸化カスを吸引する吸引ユニットとを備え、
    前記溶解槽に対して前記撹拌ユニットと前記吸引ユニットとを入れ替えて設置可能にし、
    溶解された前記はんだドロスを前記撹拌ユニットで撹拌して、前記溶解槽において前記はんだドロスを再生はんだと酸化カスとに上下分離した状態にし、前記吸引ユニットにより上部の酸化カスを吸引して取り除くことにより再生はんだを採取することを特徴とするはんだ回収装置。
  2. 加熱時および撹拌時に装置内部を窒素雰囲気にすることを特徴とする請求項1記載のはんだ回収装置。
  3. 前記再生はんだのはんだ面を検知する検知センサを備え、前記吸引ユニットを前記検知結果によって所定の吸引位置で停止させ、吸引動作を開始させることを特徴とする請求項1または2記載のはんだ回収装置。
  4. 前記吸引ユニットにより吸引した酸化カスを冷却する冷却ユニットを備えたことを特徴とする請求項1〜いずれか1項記載のはんだ回収装置。
  5. 前記吸引ユニットが、エアブローを発生して酸化カスを巻き上げながら吸引する構成であることを特徴とする請求項1〜いずれか1項記載のはんだ回収装置。
  6. 前記吸引ユニットが、方向を変化させながらエアブローを発生して酸化カスを巻き上げながら吸引する構成であることを特徴とする請求項1〜いずれか1項記載のはんだ回収装置。
  7. 前記吸引ユニットが、エアブローと吸引により溶解槽内部で螺旋状の空気の流れを発生して酸化カスを巻き上げながら吸引する構成であることを特徴とする請求項1〜いずれか1項記載のはんだ回収装置。
  8. 前記吸引ユニットが、送風部と吸引部とを対向設置して、前記溶解槽部分の側方から酸化カスを吸引する構成であることを特徴とする請求項1〜いずれか1項記載のはんだ回収装置。
  9. 前記吸引ユニットにおける酸化カス吸引時に、前記溶解槽内を窒素雰囲気にすることを特徴とする請求項1〜いずれか1項記載のはんだ回収装置。
  10. 前記吸引ユニットにおいて、窒素ガスにてエアブローを発生して酸化カスを吸引することを特徴とする請求項1〜いずれか1項記載のはんだ回収装置。
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