JP5395506B2 - 過渡事象記録装置及び過渡事象記録方法 - Google Patents

過渡事象記録装置及び過渡事象記録方法 Download PDF

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Description

本発明は、プラントのプロセスデータを時刻情報と共に入力・記録する過渡事象記録装置及びその記録方法に関する。
原子力発電所のようなプラントにおいては、異常発生時の原因究明のため、過渡事象記録装置によって、プラントのプロセスデータ(圧力、流量、インターロック弁の開閉の状態等)を一定周期(例えば、1ms等)で記録している。
このような過渡事象記録装置は、過渡事象を捉えるためのプロセスデータを高速で入力する高速プロセス入力装置と、高速プロセス入力装置で収集されたプロセスデータをバスを介して受信・処理・記録する過渡事象記録サーバとにより構成されている。
高速プロセス入力装置は、タイムサーバとの時刻合わせを行っており、時刻同期が取られたプロセスデータを収集し、過渡事象記録サーバ側に送信している。プロセスデータの同期処理は、時間分解能や順序分解能といったプロセスデータの品質を保証しているものであり、プラントの過渡事象を解析する上で有効な手段である(例えば、特許文献1参照)。
図8に、従来の過渡事象記録装置の全体構成を示す。
この過渡事象記録装置は、高速プロセス入力装置10と、過渡事象記録サーバ20とを有し、高速プロセス入力装置10は、複数の高速プロセス入力ユニット10a、10b、10cから構成されている。
各高速プロセス入力ユニット10a、10b、10cは、それぞれ、プロセスデータ入力処理部101と、プロセスデータ周期送信処理部102と、時刻合わせ処理部103と、内部時計104とを備えている。
時刻合わせ処理部103は、時刻合わせ用バス13を介して、タイムサーバ22と内部時計104の同期合わせを行う。
プロセスデータ入力処理部101は、一定周期(例えば、1ms等)でプラント機器1から入力するプロセス信号を元に作成したプロセスデータを、プロセスデータ周期送信処理部102に出力する。
プロセスデータ周期送信処理部102は、内部時計104でタイミングを計りながら、プロセスデータをプラントバス11に出力する。
過渡事象記録サーバ20は、タイムスタンプ付きプロセスデータ受信処理部201と、プロセスデータ記録処理部202と、記録データ203と、記録データ表示処理部204とを備えている。
タイムスタンプ付きプロセスデータ受信処理部201は、全ての高速プロセス入力ユニット10a、10b、10cより受信したプロセスデータを、プロセスデータに付与されているタイムスタンプ(時刻情報)が同一のものを一纏めにし、プロセスデータ記録処理部202に出力する。一纏めにしたデータを時系列データと称する。
プロセスデータ記録処理部202は、タイムスタンプ付きプロセスデータ受信処理部201より取得した時系列データを記録データ203として保存する。
記録データ表示処理部204は、記録データ203に保存された時系列データ(プロセスデータ)を読み込んで、表示装置21に表示する。
図9に、プロセスデータ周期送信処理部102の処理を示す。
先ず、プロセスデータ周期送信処理部102は、ステップS1021で、正確なデータ送信タイミングを判定し、送信タイミングが来るまで待ち状態となる。送信タイミングになるとステップS1022で内部時刻取得処理によって現在のタイムスタンプを取得し、ステップS1023で送信データ作成処理を行い、タイムスタンプとプロセスデータを併せた送信データを作成し、ステップS1024でデータ送信処理を行い、プラントバス11に送信データを出力する。
図10に、タイムスタンプ付きプロセスデータ受信処理部201の処理を示す。
先ず、タイムスタンプ付きプロセスデータ受信処理部201は、ステップS2011で各高速プロセス入力ユニット10a、10b、10cからのプロセスデータを受信する。次に、ステップS2012でデータ中のタイムスタンプが現在処理中のタイムスタンプか否かの判定を行い、処理中のカウンタで無い場合は、ステップS2013で処理中データ内のタイムスタンプを更新する。
次に、ステップS2014で受信データ内の高速プロセス入力ユニット番号に応じて受信したプロセスデータを処理中データ内に設定する。
更に、ステップS2015で処理中データ内に全ての高速プロセス入力ユニットのプロセスデータが設定されたかを判定し、設定されている場合は、ステップS2016でプロセスデータ記録処理部202へのデータ出力を行う。このデータ出力先は、プロセスデータ記録処理部202の処理渋滞を考慮して、リスト形式のデータ構成となっており、データの出力位置はリスト処理カウンタの設定値によって決定する。データ出力が完了したら、ステップS2017でリスト処理カウンタを次回のデータ出力位置に更新する。
図11に、プロセスデータ記録処理部202の処理を示す。
プロセスデータ記録処理部202は、ステップS2021で入力データのリスト処理カウンタの更新を判定し、リスト処理カウンタが更新されていれば、ステップS2022で更新分の時系列データを取得し、記録データ203に保存する。
図12に、記録データ表示処理部204の処理を示す。
記録データ表示処理部204は、ステップS2031で表示装置21より入力された表示要求データを取得し、ステップS2032で記録データ203より要求表示データに対するプロセスデータを取得し、ステップS2033で表示装置21にプロセスデータを表示する。
図13に、表示装置21におけるプロセスデータの表示形式の例として、時系列グラフでの表示(4データ/グラフ)を示す。
(a)は、高速プロセス入力ユニット10aからのプロセスデータ(機器Aの圧力値)の時間経過による変化を示している。(b)は、高速プロセス入力ユニット10bからのプロセスデータ(機器Bの流量値)の時間経過による変化を示している。(c)は、高速プロセス入力ユニット10cからのプロセスデータ(機器Cの弁の開閉状態)の時間経過による変化を示している。(d)は、高速プロセス入力ユニット10cからのプロセスデータ(機器Dの弁の開閉状態)の時間経過による変化を示している。
特開2003−58245号公報
上記の過渡事象記録装置では、高速プロセス入力装置10側でタイムサーバ22と時刻同期を取り、同タイミングのプロセスデータを収集し、時刻同期の取れた正常なデータを過渡事象記録サーバ20側に送信している。
しかしながら、通信障害等によってタイムサーバ22との同期処理が行われない状態になると、各高速プロセス入力ユニット10a、10b、10cは、プロセスデータに実時刻と乖離したタイムスタンプを付与し、時刻同期が取れていないプロセスデータを正常なデータとして過渡事象記録サーバ20側に送信してしまうため、そのまま正常なデータとして表示されてしまうという不都合があった。
従って、本発明は、時刻同期が保障されている正常なプロセスデータのみを収集し、表示できる過渡事象記録装置及びその記録方法を提供することを目的とする。
また、本発明は、過渡事象を解析するために必要な時刻精度を保っている間は、時刻品質が不良のプロセスデータを正常なプロセスデータとは区別して併せて表示することができる過渡事象記録装置及びその記録方法を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明の過渡事象記録装置は、プラント機器の過渡事象を捉えるためのプロセスデータを入力する複数のプロセス入力ユニットと、前記複数のプロセス入力ユニットと接続されたバスと、前記バスを介して前記プロセス入力ユニットで収集されたプロセスデータを受信し、処理・記録する過渡事象記録サーバと、を備え、前記複数のプロセス入力ユニットの各々は、内部時計と、外部のタイムサーバと前記内部時計の時刻合わせを行う時刻合わせ処理部と、前記時刻合わせが正常な場合は時刻品質「正常」、前記時刻合わせが正常でない場合は時刻品質「異常」を設定する時刻品質付与部と、前記プラント機器より入手したプロセスデータに、時刻情報と、前記時刻品質とを付与して送信データを作成し、当該送信データを前記バスに出力する時刻品質付きプロセスデータ周期送信処理部と、を備え、前記過渡事象記録サーバは、前記複数のプロセス入力ユニットより受信した受信データのうち、前記プロセスデータに付与されている前記時刻情報が同一のものを一纏めにすると共に、前記時刻品質に基づいて前記時刻品質「異常」が設定された時刻の同期が取れていない前記プロセスデータを除外する時刻品質判定付きプロセスデータ受信処理部を備えることを特徴とする。
また、本発明の過渡事象記録装置は、プラント機器の過渡事象を捉えるためのプロセスデータを入力する複数のプロセス入力ユニットと、前記複数のプロセス入力ユニットと接続されたバスと、前記バスを介して前記プロセス入力ユニットで収集されたプロセスデータを受信し、処理・記録する過渡事象記録サーバと、を備え、前記複数のプロセス入力ユニットの各々は、内部時計と、外部のタイムサーバと前記内部時計の時刻合わせを行う時刻合わせ処理部と、前記時刻合わせが正常な場合は時刻品質「正常」、前記時刻合わせが正常でない場合は時刻品質「異常」を設定する時刻品質付与部と、前記プラント機器より入手したプロセスデータに、時刻情報と、前記時刻品質とを付与して送信データを作成し、当該送信データを前記バスに出力する時刻品質付きプロセスデータ周期送信処理部と、を備え、前記過渡事象記録サーバは、前記複数のプロセス入力ユニットより受信した受信データのうち、前記プロセスデータに付与されている前記時刻情報が同一のものを一纏めにする一方、前記時刻品質については、プロセスデータの不良を示す品質データとは別データとして記録すると共に、前記複数のプロセス入力ユニットからの同時刻の前記プロセスデータの到着タイミングを監視し、基準となるプロセス入力ユニットの到着時間とのズレが制限時間を超えた時点で初めてプロセスデータを不良とすることで記録対象から外すプロセスデータ受信・到着タイムアウト判定処理部を備えることを特徴とする。
上述の目的を達成するため、本発明の過渡事象記録方法は、プラント機器の過渡事象を捉えるためのプロセスデータを入力する工程と、外部のタイムサーバと内部時計の時刻合わせを行うと共に、前記時刻合わせが正常な場合は時刻品質「正常」、前記時刻合わせが正常でない場合は時刻品質「異常」を設定し、前記プラント機器より入手したプロセスデータに、時刻情報と、前記時刻品質とを付与するデータを作成する工程と、前記データのうち、前記プロセスデータに付与されている前記時刻情報が同一のものを一纏めにする工程と、前記時刻品質に基づいて前記時刻品質「異常」が設定された時刻の同期が取れていない前記プロセスデータを除外する工程と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の過渡事象記録方法は、プラント機器の過渡事象を捉えるためのプロセスデータを入力する工程と、外部のタイムサーバと内部時計の時刻合わせを行うと共に、前記時刻合わせが正常な場合は時刻品質「正常」、前記時刻合わせが正常でない場合は時刻品質「異常」を設定し、前記プラント機器より入手したプロセスデータに、時刻情報と、前記時刻品質とを付与するデータを作成する工程と、前記データのうち、前記プロセスデータに付与されている前記時刻情報が同一のものを一纏めにする工程と、前記時刻品質については、プロセスデータの不良を示す品質データとは別データとして記録する工程と、前記複数のプロセス入力ユニットからの同時刻の前記プロセスデータの到着タイミングを監視し、基準となるプロセス入力ユニットの到着時間とのズレが制限時間を超えた時点で初めてプロセスデータを不良とすることで記録対象から外す工程と、を備えることを特徴とする。
本発明では、時刻同期が保障されている正常なプロセスデータのみを収集し、表示することができる。
また、本発明では、過渡事象を解析するために必要な時刻精度を保っている間は、時刻品質が不良のプロセスデータを正常なプロセスデータとは区別して併せて表示することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る過渡事象記録装置の全体構成を示すブロック図。 本発明の第1の実施の形態に係る過渡事象記録装置の時刻品質付きプロセスデータ周期送信処理部の処理を示すフローチャート。 本発明の第1の実施の形態に係る過渡事象記録装置の時刻品質判定付きプロセスデータ受信処理部の処理を示すフローチャート。 本発明の第1の実施の形態に係る過渡事象記録装置の表示装置による時系列グラフ表示例(4データ/グラフ)。 本発明の第2の実施の形態に係る過渡事象記録装置の全体構成を示すブロック図。 本発明の第2の実施の形態に係る過渡事象記録装置のプロセスデータ受信・到着タイムアウト判定処理部の処理を示すフローチャート。 本発明の第2の実施の形態に係る過渡事象記録装置の表示装置による時系列グラフ表示例(4データ/グラフ)。 従来の過渡事象記録装置の全体構成を示すブロック図。 従来の過渡事象記録装置のプロセスデータ周期送信処理部の処理を示すフローチャート。 従来の過渡事象記録装置のタイムスタンプ付きプロセスデータ受信処理部の処理を示すフローチャート。 従来の過渡事象記録装置のプロセスデータ記録処理部の処理を示すフローチャート。 従来の過渡事象記録装置の記録データ表示処理部の処理を示すフローチャート。 従来の過渡事象記録装置の表示装置による時系列グラフ表示例(4データ/グラフ)。
以下、本発明に係る過渡事象記録装置の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、従来例と同一の構成部分には同一の符号を付して説明を省略する。
(第1の実施の形態)
[時刻同期不正での不正データ記録防止]
(本実施形態の構成)
図1に、本発明の第1の実施形態に係る過渡事象記録装置の全体構成を示す。
この過渡事象記録装置は、高速プロセス入力装置10と、過渡事象記録サーバ20とを有し、高速プロセス入力装置10は、複数の高速プロセス入力ユニット10a、10b、10cから構成されている。
各高速プロセス入力ユニット10a、10b、10cは、それぞれ、プロセスデータ入力処理部101と、時刻品質付きプロセスデータ周期送信処理部106と、時刻合わせ処理部103と、内部時計104と、時刻品質付与部105とを備えている。
時刻合わせ処理部103は、時刻合わせ用バス13を介して、タイムサーバ22と内部時計104との同期合わせを行う。
プロセスデータ入力処理部101は、プラント機器1から入力するプロセス信号を処理してプロセスデータを、時刻品質付きプロセスデータ周期送信処理部106に出力する。
時刻品質付きプロセスデータ周期送信処理部106は、内部時計104でタイミングを計りながら、プロセスデータをプラントバス11に出力する。
過渡事象記録サーバ20は、時刻品質判定付きプロセスデータ受信処理部205と、プロセスデータ記録処理部202と、記録データ203と、記録データ表示処理部204とを備えている。
時刻品質判定付きプロセスデータ受信処理部205は、各高速プロセス入力ユニット10a、10b、10cより受信したプロセスデータを、プロセスデータに付与されているタイムスタンプが同一のものを一纏めにした後、プロセスデータ記録処理部202に出力する。
プロセスデータ記録処理部202は、時刻品質判定付きプロセスデータ受信処理部205より入力した時系列データを記録データ203に保存する。
記録データ表示処理部204は、記録データに保存されている時系列データ(プロセスデータ)を読み込みんで、表示装置21に表示する。
(本実施形態の作用)
本実施形態の過渡事象記録装置において、各高速プロセス入力ユニット10a〜10cの時刻品質付きプロセスデータ周期送信処理部106は、内部時計104でタイミングを取りながら定周期(例えば、正10m秒周期)で、時刻品質付きタイムスタンプとプロセスデータをプラントバス11に出力する。(ここで、正10m秒周期とは、0,10,20,30といった10の整数倍となるm秒の値を示す。)
時刻合わせ処理部103では、タイムサーバ22の時刻と内部時計104の時刻合わせを行う。時刻品質付与部105において、タイムサーバ22との時刻合わせが正常に行えている場合は、時刻品質には「正常」が設定され、通信障害等で時刻合わせが正常に行えていない場合は、時刻品質には「異常」が設定される。
タイムサーバ22と時刻同期が正常に行えている状態では、各高速プロセス入力ユニット10a〜10cの内部時計は一致しており、各高速プロセス入力ユニット10a〜10cの時刻品質付きプロセスデータ周期送信処理部106は、時刻品質が正常で且つ、同一タイムスタンプのプロセスデータをほぼ同時にプラントバス11に出力できる。
一方、タイムサーバ22と時刻同期が正常に行えていない状態では、高速プロセス入力装置10の内部時計は実時刻との乖離が発生している可能性があり、時刻品質付きプロセスデータ周期送信処理部106は、内部時計104のタイミングを元に時刻品質が異常のプロセスデータをプラントバス11に出力する。
そして、過渡事象記録サーバ20内の時刻品質判定付きプロセスデータ受信処理部205では、各高速プロセス入力ユニット10a〜10cより出力されたプロセスデータを、プロセスデータに付与されているタイムスタンプが一致しているデータ毎にまとめ、プロセスデータ記録処理部202に出力する。但し、タイムスタンプの時刻品質が異常の場合は、当該データを不良として扱うことで、同期ズレを起こしているプロセスデータを記録対象から外す。
図2に、時刻品質付きプロセスデータ周期送信処理部106の処理を示す。
時刻品質付きプロセスデータ周期送信処理部106は、ステップS1041で正確なデータ送信タイミングを判定し、送信タイミングが来るまで待ち状態となる。送信タイミングになるとステップS1042で現在のタイムスタンプと時刻品質(タイムサーバ22との時刻合わせ状態)を取得し、ステップS1043でタイムスタンプ(時刻品質付き)とプロセスデータを併せた送信データを作成し、ステップS1044でプラントバス11に送信データを出力する。
図3に、時刻品質判定付きプロセスデータ受信処理部205の処理を示す。
時刻品質判定付きプロセスデータ受信処理部205は、ステップS2041で各高速プロセス入力ユニット10a〜10cからのプロセスデータを受信すると、ステップS2042で時刻品質の状態を判定し、時刻品質が正常の場合は、ステップS2043でデータ中のタイムスタンプが現在処理中のタイムスタンプか否かの判定を行い、処理中のタイムスタンプで無い場合は、ステップS2044で処理中データ内のタイムスタンプを更新する。
次に、ステップS2045で受信データ内の高速プロセス入力ユニット番号に応じて、受信したプロセスデータを処理中データ内に設定する。
時刻品質が異常の場合は、ステップS2049で処理中データ内に不良プロセスデータを設定する。
次に、ステップS2046で処理中データ内に全ての高速プロセス入力ユニットのプロセスデータが設定されたかを判定し、設定されている場合はステップS2047でプロセスデータ記録処理部202へのデータ出力を行う。このデータ出力先は、プロセスデータ記録処理部202の処理渋滞を考慮してリスト形式のデータ構成となっている。
なお、データの出力位置はリスト処理カウンタの設定値によって決定する。データ出力が完了したら、ステップS2048でリスト処理カウンタを次回のデータ出力位置に更新する。
図4に、一部の高速プロセス入力ユニットからのプロセスデータの時刻品質が異常となった場合におけるプロセスデータの時系列グラフでの表示(4データ/グラフ)を示す。
(a)は、高速プロセス入力ユニット10aからのプロセスデータ(機器Aの圧力値)の時間経過による変化を示している。150msの時点で時刻品質が異常となったため、この時点以降は不良プロセスデータ扱いでプロセスデータは表示されていない。
(b)は、高速プロセス入力ユニット10bからのプロセスデータ(機器Bの流量値)の時間経過による変化を示すものであったが、最初の時点から時刻品質が異常となったため、不良プロセスデータ扱いでプロセスデータは最初から表示されていない。
(c)は、高速プロセス入力ユニット10cからのプロセスデータ(機器Cの弁の開閉状態)の時間経過による変化を示している。(d)は、高速プロセス入力ユニット10cからのプロセスデータ(機器Dの弁の開閉状態)の時間経過による変化を示している。(c)、(d)共に、0〜200msの範囲内で時刻品質が正常であるため、その全ての範囲内でプロセスデータが表示されている。
(本実施形態の効果)
以上より明らかなように、本実施形態では、各高速プロセス入力ユニット10a〜10cの内部時計でタイミングを計りながら、同一タイムスタンプのプロセスデータを過渡事象記録サーバ20側で一纏めにして記録することを可能にしつつも、過渡事象記録サーバ20側で時刻品質を判定しているため、特定の高速プロセス入力ユニット10がタイムサーバ22との時刻同期が行えなくなった場合には、プロセスデータは不良扱いで処理される。従って、データ表示装置には不良データとして扱うことで、同期ズレを起こしているプロセスデータを記録対象から外すことができる。
(第2の実施の形態)
[タイムサーバメンテナンス時等の一時的な要因でのデータ不良防止]
(本実施形態の構成)
図5に、本発明の第2の実施形態に係る過渡事象記録装置の全体構成を示す。
本実施形態においては、第1の実施形態に係る過渡事象記録サーバ20内の時刻品質判定付きプロセスデータ受信処理部205に代えてプロセスデータ受信・到着タイムアウト判定処理部206とした以外は、第1の実施形態に係る過渡事象記録装置と同一の構成としている。
(本実施形態の作用)
プロセスデータ受信・到着タイムアウト判定処理部206は、第1の実施形態の時刻品質判定付きプロセスデータ受信処理部205と同様に、各高速プロセス入力ユニット10a〜10cより出力されたプロセスデータをプロセスデータに付与されているタイムスタンプが一致しているデータは同時刻のデータとしてまとめ、プロセスデータ記録処理部202に出力する。
しかし、プロセスデータ受信・到着タイムアウト判定処理部206は、以下の2点で第1の実施形態の時刻品質判定付きプロセスデータ受信処理部205と異なっている。
(1)タイムスタンプの時刻品質については、プロセスデータの不良を示す品質データとは別データとして記録する点。
(2)各高速プロセス入力ユニット10a〜10cからの同時刻のプロセスデータの到着タイミングを監視し、基準となる高速プロセス入力ユニット10の到着時間とのズレが制限時間を超えた時点で初めてプロセスデータ不良入力とすることで、記録対象から外す点。
即ち、一定時間間隔内であれば到着ズレを許容することで、一時的に時刻合わせが行えなくなった高速プロセス入力ユニット10a〜10cにおいても内部時計の精度が保たれている限り、時刻品質が異常となってもプロセス値を不良としない。
上記の基準となる高速プロセス入力ユニット10は、以下の手法によって自動的に決定される。まず、時刻品質が正常な高速プロセス入力ユニット10を第一優先とする。次に、高速プロセス入力ユニット10の時刻品質が全台異常の場合は、予め決められた優先順位で決定する。
表示装置21においては、プロセスデータに時刻品質を示す品質データも含まれていることから、プロセスデータを表示する際に時刻品質情報も合わせて表示することが可能である。
図6に、プロセスデータ受信・到着タイムアウト判定処理部206の処理を示す。
プロセスデータ受信・到着タイムアウト判定処理部206は、ステップS2081で各高速プロセス入力ユニット10a〜10cからのプロセスデータを受信する。この処理と平行して、ステップS2082で時刻ズレ判定の基準となる高速プロセス入力ユニット10の選択を行っており、選択された基準高速プロセス入力ユニット10とのデータ到着ズレが制限時間以内であるかをステップS2083において判定し、制限以内であれば、受信データは正常と扱う。
タイムサーバ22が一時的に停止した場合でも、高速プロセス入力装置10は比較的正確な内部時計104のタイミングで動作し続けることから、過渡事象を解析するために必要な精度を保っている間、制限以内の受信データを正常と扱うことによって、過渡事象記録サーバ20はデータを記録し続けることができる。
次に、ステップS2084でデータ中のタイムスタンプが現在処理中のタイムスタンプか否かの判定を行い、処理中のタイムスタンプで無い場合は、ステップS2085で処理中データ内のタイムスタンプを更新する。
次に、ステップS2086で受信データ内の高速プロセス入力ユニット番号に応じて、受信したプロセスデータを処理中データ内に設定する。この際に、プロセスデータ毎の品質情報内にタイムスタンプの品質情報も含めて設定する。
データ到着ズレが制限時間を超過している場合は、ステップS2090で不良プロセスデータを処理中データに設定する。
次に、ステップS2087で処理中データ内に全ての高速プロセス入力ユニットのプロセスデータが設定されたかを判定し、設定されている場合は、ステップS2088でプロセスデータ記録処理部202へのデータ出力を行う。
このデータ出力先は、プロセスデータ記録処理部202の処理渋滞を考慮して、リスト形式のデータ構成となっており、データの出力位置はリスト処理カウンタの設定値によって決定する。データ出力が完了したら、ステップS2089でリスト処理カウンタを次回のデータ出力位置に更新する。
図7に、時刻品質情報を表示可能な時系列グラフの表示例(4データ/グラフ)を示す。
(a)は、高速プロセス入力ユニット10aからのプロセスデータ(機器Aの圧力値)の時間経過による変化を示している。150msまでは時刻品質が正常であるためプロセスデータは実線で表示されている。150msを超えた時点では、時刻品質が異常となったが、基準となる高速プロセス入力ユニットとの時間差が制限時間内であったためプロセスデータは正常扱いとし、点線で表示されている。
(b)は、高速プロセス入力ユニット10bからのプロセスデータ(機器Bの流量値)の時間経過による変化を示している。最初の0msの時点から時刻品質が異常となったが、基準となる高速プロセス入力ユニットとの時間差が制限時間内であったためプロセスデータは正常扱いとし、点線で表示されている。
しかし、150msを超えた時点で、基準となる高速プロセス入力ユニットとの時間差が制限時間を超えたことにより、以後は不良プロセスデータ扱いとなってグラフ非表示となっている。
(c)は、高速プロセス入力ユニット10cからのプロセスデータ(機器Cの弁の開閉状態)の時間経過による変化を示している。(d)は、高速プロセス入力ユニット10cからのプロセスデータ(機器Dの弁の開閉状態)の時間経過による変化を示している。(c)、(d)共に、0〜200msの範囲内で時刻品質が正常であるため、その全ての範囲内でプロセスデータが実線で表示されている。
(本実施形態の効果)
第1の実施形態に係る過渡事象記録装置では、タイムサーバ22にメンテナンスが発生した場合等の一時的な要因で高速プロセス入力ユニットとの時刻合わせが行えなくなった場合には、内部時計が実時刻と乖離していないにもかかわらず、プロセスデータを全て無効にしていた。
これに対して、第2の実施形態に係る過渡事象記録装置では、このような一時的にタイムサーバ22との時刻同期がとれなくなった状態では高速プロセス入力ユニットからのプロセスデータを即座に記録対象外とはせずに、過渡事象を解析するために必要な時刻精度を保っている(タイムサーバ22と高速プロセス入力ユニット10内の内部時計の時間が乖離していない)間は記録し続けることができる。
しかも、図7に示すように時刻品質の状態に応じてグラフの線種を変更することにより、データ表示装置にプロセスデータと共に時刻品質を併せて表示することができ、操作員がデータを容易に区別することも可能となる。
1 プラント機器、10 高速プロセス入力装置(プロセス入力装置)、10a、10b、10c 高速プロセス入力ユニット(プロセス入力ユニット)、11 プラントバス(バス)、13 時刻合わせ用バス、21 表示装置、22 タイムサーバ、101 プロセスデータ入力処理部、103 時刻合わせ処理部、104 内部時計104、105 時刻品質付与部、106 時刻品質付きプロセスデータ周期送信処理部、20 過渡事象記録サーバ、202 プロセスデータ記録処理部、203 記録データ、204 記録データ表示処理部、205 時刻品質判定付きプロセスデータ受信処理部、206 プロセスデータ受信・到着タイムアウト判定処理部

Claims (4)

  1. プラント機器の過渡事象を捉えるためのプロセスデータを入力する複数のプロセス入力ユニットと、
    前記複数のプロセス入力ユニットと接続されたバスと、
    前記バスを介して前記プロセス入力ユニットで収集されたプロセスデータを受信し、処理・記録する過渡事象記録サーバと、を備え、
    前記複数のプロセス入力ユニットの各々は、
    内部時計と、
    外部のタイムサーバと前記内部時計の時刻合わせを行う時刻合わせ処理部と、
    前記時刻合わせが正常な場合は時刻品質「正常」、前記時刻合わせが正常でない場合は時刻品質「異常」を設定する時刻品質付与部と、
    前記プラント機器より入手したプロセスデータに、時刻情報と、前記時刻品質とを付与して送信データを作成し、当該送信データを前記バスに出力する時刻品質付きプロセスデータ周期送信処理部と、を備え、
    前記過渡事象記録サーバは、
    前記複数のプロセス入力ユニットより受信した受信データのうち、前記プロセスデータに付与されている前記時刻情報が同一のものを一纏めにすると共に、前記時刻品質に基づいて前記時刻品質「異常」が設定された時刻の同期が取れていない前記プロセスデータを除外する時刻品質判定付きプロセスデータ受信処理部を備えることを特徴とする過渡事象記録装置。
  2. プラント機器の過渡事象を捉えるためのプロセスデータを入力する複数のプロセス入力ユニットと、
    前記複数のプロセス入力ユニットと接続されたバスと、
    前記バスを介して前記プロセス入力ユニットで収集されたプロセスデータを受信し、処理・記録する過渡事象記録サーバと、を備え、
    前記複数のプロセス入力ユニットの各々は、
    内部時計と、
    外部のタイムサーバと前記内部時計の時刻合わせを行う時刻合わせ処理部と、
    前記時刻合わせが正常な場合は時刻品質「正常」、前記時刻合わせが正常でない場合は時刻品質「異常」を設定する時刻品質付与部と、
    前記プラント機器より入手したプロセスデータに、時刻情報と、前記時刻品質とを付与して送信データを作成し、当該送信データを前記バスに出力する時刻品質付きプロセスデータ周期送信処理部と、を備え、
    前記過渡事象記録サーバは、
    前記複数のプロセス入力ユニットより受信した受信データのうち、前記プロセスデータに付与されている前記時刻情報が同一のものを一纏めにする一方、前記時刻品質については、プロセスデータの不良を示す品質データとは別データとして記録すると共に、前記複数のプロセス入力ユニットからの同時刻の前記プロセスデータの到着タイミングを監視し、基準となるプロセス入力ユニットの到着時間とのズレが制限時間を超えた時点で初めてプロセスデータを不良とすることで記録対象から外すプロセスデータ受信・到着タイムアウト判定処理部を備えることを特徴とする過渡事象記録装置。
  3. プラント機器の過渡事象を捉えるためのプロセスデータを入力する工程と、
    外部のタイムサーバと内部時計の時刻合わせを行うと共に、前記時刻合わせが正常な場合は時刻品質「正常」、前記時刻合わせが正常でない場合は時刻品質「異常」を設定し、前記プラント機器より入手したプロセスデータに、時刻情報と、前記時刻品質とを付与するデータを作成する工程と、
    前記データのうち、前記プロセスデータに付与されている前記時刻情報が同一のものを一纏めにする工程と、
    前記時刻品質に基づいて前記時刻品質「異常」が設定された時刻の同期が取れていない前記プロセスデータを除外する工程と、
    を備えることを特徴とする過渡事象記録方法。
  4. プラント機器の過渡事象を捉えるためのプロセスデータを入力する工程と、
    外部のタイムサーバと内部時計の時刻合わせを行うと共に、前記時刻合わせが正常な場合は時刻品質「正常」、前記時刻合わせが正常でない場合は時刻品質「異常」を設定し、前記プラント機器より入手したプロセスデータに、時刻情報と、前記時刻品質とを付与するデータを作成する工程と、
    前記データのうち、前記プロセスデータに付与されている前記時刻情報が同一のものを一纏めにする工程と、
    前記時刻品質については、プロセスデータの不良を示す品質データとは別データとして記録する工程と、
    前記複数のプロセス入力ユニットからの同時刻の前記プロセスデータの到着タイミングを監視し、基準となるプロセス入力ユニットの到着時間とのズレが制限時間を超えた時点で初めてプロセスデータを不良とすることで記録対象から外す工程と、
    を備えることを特徴とする過渡事象記録方法。
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