JP2012133414A - 試験装置、試験方法および試験プログラム - Google Patents

試験装置、試験方法および試験プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】有効期限等の時間が関係するトランザクションの試験を正確に実施可能な試験装置、試験方法および試験プログラムを提供すること。
【解決手段】試験情報取得手段15が、作業前サーバ31から実トランザクションをキャプチャして作業前パケット記憶手段23に記憶する。時刻同期制御部14は、キャプチャしたパケットの採取時刻に基づいて作業後サーバ32の時刻を同期させる。この時刻同期を行なった上で、試験実施部13がパケットを順次作業後サーバ32に送信して試験を行なうことで、作業前サーバ31と作業後サーバ32の応答を一致させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、試験装置、試験方法および試験プログラムに関する。
サーバなどの装置について、パッチを適用したり、ファームを更新したり、ウィルス定義更新を行ったり等の作業を行った場合、作業後のサーバが作業前と同様に動作するか、具体的には機能面や性能面の退化(レグレーション)がないかなどの影響が懸念される。
従来、実際の配信間隔と同じ間隔での送信を模倣して、障害発生の再現テストを実施できると共に、忠実に再現する需要がない部分については短い電文間隔で高速送信して、効率的にシミュレーションを行うことができる電文収録装置が提案されている。かかる装置では、装置内のシステム時間を進めることで、短い間隔で取得したデータを高速送信、いわゆる加速試験が可能である。
特開2010−81194号公報 特開2004−38350号公報
しかし、トランザクションの中には、有効期限等の時間が関係するデータが流れる。一般にトランザクションデータ取得時間と動作確認実施時間には時間のずれがあるため、有効期限等が切れて正確な動作確認を行うことができないことがある。
ここで、作業前と作業後サーバにおいて、同じ試験が実施できない例を図12に示す。この例では、7月11日にクライアントと作業前サーバ間で実施/取得された実トランザクションデータを利用して、その1カ月後の8月11日に、検証装置と作業後サーバ間で試験を試みた場合である。この例の場合、クライアントが要求するデータの有効期限が7月16日に設定されているため、作業前のサーバに対する実トランザクション時は正常応答が返るが、作業後のサーバに対する試験実施時は有効期限が切れているため異常応答が返ることになる。結果として、8月11日に実施した試験では、7月11日に実施した実トランザクションと同じ振る舞いをさせることができず、正確な動作試験が行うことができない。このように、有効期限等の時間が関係するトランザクションの試験を行うことができないという問題がある。
一つの側面では、本発明は、有効期限等の時間が関係するトランザクションの試験を実施可能な試験装置、試験方法および試験プログラムを提供することを目的とする。
収集された複数のパケットを収集時の時刻順に試験対象の装置に対して送出し、送出したパケットに対する応答を取得する試験を行なう。開示の装置、方法、プログラムは、試験に際し、試験対象の装置の時刻を前記パケットの収集時の時刻と同期させる試験装置、試験方法および試験プログラムを用いる。
一態様によれば、本願において開示される試験装置、試験方法および試験プログラムは、効期限等の時間が関係するトランザクションの試験を行うことができる。
図1は、本実施例にかかる試験装置の構成図である。 図2は、本発明のハードウェア構成を示すブロック図である。 図3は、パケット取得の処理動作を説明するフローチャートである。 図4は、試験実施手段12の処理動作を説明するフローチャートである。 図5は、時刻同期を行なった場合の試験動作の説明図である。 図6は、試験の動作の具体例を説明する説明図である。 図7は、ポーリング型の時刻同期を利用する場合の動作の具体例の説明図である。 図8は、ポーリング型における試験実施手段12の処理動作を説明するフローチャートである。 図9は、試験対象となるサーバが複数台構成の場合に作業前サーバと作業後サーバの対応関係を管理する情報の説明図である。 図10は、時刻同期対象を管理する情報の説明図である。 図11は、パケットキャプチャ情報の説明図である。 図12は、作業前と作業後サーバにおいて、同じ試験が実施できない具体例の説明図である。
以下に、本発明にかかる試験装置、試験方法および試験プログラムの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本実施例は開示の技術を限定するものではない。
図1は、本実施例にかかる試験装置の構成図である。試験装置10は、試験結果表示手段11、試験実施手段12、試験情報取得手段15、試験結果記憶手段21、作業後パケット記憶手段22、および作業前パケット記憶手段23を有する。
また、試験装置10は、スイッチ33を介してサーバ31およびクライアント34と接続する。サーバ31は、パケットの取得対象となる装置であり、パッチ適用前のサーバ、ファーム更新前のサーバ、ウィルス定義更新前のサーバなどである。同様に、試験装置10は、サーバ32とも接続する。サーバ32は、試験の対象となる装置であり、パッチ適用後のサーバ、ファーム更新後のサーバ、ウィルス定義更新後のサーバなどである。サーバ31とサーバ32は、同一装置であっても、別装置であってもよい。以降の説明では、サーバ31とサーバ32とが別装置である場合について説明する。また、サーバ32の環境は、サーバ31に対してパッチ適用作業を行なった環境であるものとし、サーバ32を作業後サーバ、サーバ31を作業前サーバとする。
サーバ31は、内部時計31aと応答処理部31bを有する。応答処理部31bは、クライアント34からのリクエストを処理し、クライアント34に応答する。この時、応答処理部31bは、内部時計31aが示す時刻を参照して処理を行なう。
同様に、サーバ32は、内部時計32aと応答処理部32bを有する。応答処理部32bは、試験装置10からのリクエストを処理し、試験装置10に応答する。この時、応答処理部32bは、内部時計32aが示す時刻を参照して処理を行なう。また、内部時計32aは、試験装置10が有する時刻同期制御部14によって同期される。すなわち、応答処理部32bは、試験装置10によって同期された時刻を参照してリクエストを処理することとなる。
試験情報取得手段15は、1または複数のクライアント34と1または複数の作業前のサーバ31との間の実トランザクションのパケットを採取時刻と共にキャプチャするパケットキャプチャ部16を有する。パケットキャプチャ部16は、クライアント34とサーバ31との間に設けられたスイッチ33からパケットを取得する。
試験実施手段12は、時刻同期制御部14と、試験実施部13を有する。時刻同期制御部14は、作業後の1または複数のサーバ32に対して実トランザクションのキャプチャ採取時刻に時刻同期するように制御を行う。試験実施部13は、作業後のサーバ32に対して実トランザクションデータを場合に応じて変換した上で送信して試験する。
また、作業前パケット記憶手段23は、作業前サーバ31のキャプチャ結果を記憶する。作業後パケット記憶手段22は、作業後のサーバ32のキャプチャ結果を記憶する。試験結果記憶手段21は、試験結果を記憶する手段であり、試験結果表示手段11は、試験結果を表示する手段である。すなわち、試験実施部13は、作業前パケット記憶手段23から抽出したパケットを作業後のサーバ32に送信し、その応答を作業後パケット記憶手段22に記憶する。そして、試験実施部13は、作業後パケット記憶手段22の記憶内容と作業前パケット記憶手段23の記憶内容を比較し、比較結果を試験結果記憶手段21に記憶するか、もしくは試験結果表示手段11に出力する。なお、試験結果記憶手段21や試験結果表示手段11は構成上省略可能である。
また、図1に示した例では、試験情報取得手段15を試験装置10の内部に設けた構成を示したが、試験情報取得手段15が試験装置10とは別の装置であってもよい。
図1に示した試験装置10は、少なくとも1回の時刻同期がなされるため、有効期限等のように、サーバによって応答の際に時刻が参照されるトランザクションについても正確な試験を行なうことができる。
具体的には、試験装置10は、作業前サーバと作業後サーバで同じ時刻(条件)で動作確認するために、作業前サーバでの実トランザクション採取時の時刻に、作業後サーバの時刻を合わせて(時刻を戻して)動作確認する。その際、好ましくは定期的又は時刻が参照されることとなるパケットを送信する各タイミング(T1、T2)よりも所定時間前のタイミング(T1−△T、T2−△T)で同期化を図ることで動作確認する。なお、サーバの時刻は、例えば、サーバ32の応答処理部32bが処理を行うに際して参照する内部時計32aによって示される時刻であり、有効期限のあるデータを要求された場合に、内部時計32aによって示される時刻がその有効期限有効であるかどうかを判断する際に利用される。
特に、1ヶ月分のデータを2日間で動作試験するような加速試験では、時計の進みを逐次速めることが求められるため、動作確認開始時だけでなく逐次時刻合わせを行うことが求められる。しかし、有効期限等は、通常、月〜時単位で設定されることも多いため、分単位以下の細かな時刻合わせは不要な場合もあり、そのような場合、有効期限の時間幅により時刻合わせの頻度を調節することが考えられる。
方法としては、クライアントと作業前サーバ間の実トランザクションのキャプチャ時、同時にその採取時刻を記録しておき、試験実施時は、
(1)実トランザクションの採取時刻に作業後のサーバと時刻同期。
(2)実トランザクションデータを作業後のサーバに送信することで、作業後サーバの動作を確認。
という手順をとる。(1)の時刻同期は、パケット毎に行うことも可能であるし、有効期限等の時間幅によりパケット毎に実施するかどうかを判断することもできる。例えば、有効期限の時間幅が1時間の場合、採取時刻と同期時刻の差が1時間より大きくなったことを条件に(1)の同期を実施する方法も考えられる。また、時間幅は予め設定しておく方法や、実トランザクションのデータから学習する方法が考えられる。
このような時刻同期を行う場合、試験装置10から作業後サーバに対してプッシュ型の時刻同期を行うことが求められる。試験装置に予め対象となる作業後サーバを登録しておき、試験装置から作業後サーバに同期時刻を送信し、作業後サーバで時刻設定する、あるいは、試験装置から作業後サーバにリモートログインし同期時刻に設定する、さらには、人手で同期させることも可能である。
また、時刻同期の手段としては、標準的なNTP(Network Time Protocol)やSNTP(Simple Network Time Protocol)を利用することも可能である。これらプロトコルは、クライアント・サーバ構成でクライアント側からサーバ側に対して、同期する時刻を取得しにいくポーリング型タイプのプロトコルである。このため、NTPクライアントを作業後サーバに、NTPサーバを試験装置に設定し、作業後サーバの時刻同期処理周期を変更することにより、時刻同期の調整を行うことも可能である。
作業後サーバとして複数台が連携して動作するような場合も、連携する作業後サーバ全てに対して時刻同期させることで試験可能である。
図2は、本発明のハードウェア構成を示すブロック図である。コンピュータ40は、CPU(Central Processing Unit)41、メモリ(Memory)42、IF(Interface)43、Disk44を備えている。また、各構成部はバスによってそれぞれ接続されている。ここで、CPU41は、コンピュータの全体の制御を司る。メモリ42は、CPU41のワークエリアとして使用され、本メモリ内で試験プログラムが動作する。外部にはモニタ46として、カーソル、アイコンあるいはツールボックスをはじめ、文書、画像、機能情報などのデータを表示し、マウスにより操作する。このモニタ46は、たとえば、CRT、TFT液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどを採用することができる。IF43は、通信回線を通じてLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネットなどのネットワークに接続され、このネットワークを介して作業前サーバ、作業後サーバを含む他の装置に接続される。また、IF43はネットワークと内部のインタフェースを司り、外部装置からのデータの入出力を制御する。IF43には、たとえばLANアダプタやモデムなどを採用することができる。
図3は、パケット取得の処理動作を説明するフローチャートである。パケットキャプチャ部16は、スイッチ33からトランザクションのパケットをキャプチャ受信し(S101)、トランザクションのパケットデータを採取時刻と共に作業前パケット記憶手段23に記憶する処理(S102)を繰り返す。
図4は、試験実施手段12の処理動作を説明するフローチャートである。試験実施手段12は、作業前パケット記憶手段23に記憶したトランザクションの保存データから加速試験の対象期間の最初のパケットを抽出する(S201)。試験実施手段12は、抽出したパケットの時刻を参照し、試験対象期間のパケットデータでなければ(S202,No)、処理を終了する。
抽出したパケットの時刻が試験対象期間のパケットデータである場合(S202,Yes)、試験実施手段12は、抽出したパケットがサーバ宛のパケットであるかを判定する(S203)。
サーバ宛のパケットである場合(S203,Yes)、試験実施手段12は、パケットの採取時刻と対象装置10の時刻の差が所定の時刻幅、すなわち許容最大時間差閾値を超えているかを判定する(S204)。
パケットの採取時刻と対象装置10の時刻との差が所定の時刻幅を超えている場合(S204,Yes)、試験実施手段12は、パケット採取時刻に時刻設定されるよう試験対象のサーバ群と時刻同期を行なう(S205)。
ステップS205における時刻同期の終了後、もしくはパケット採取時刻と試験装置10の時刻との差が所定の時刻幅以下の場合(S204,No)、試験実施手段12は作業後サーバ側に抽出したパケットを送信する(S206)。この時、作業前後のサーバが異なる場合など、パケットの情報を変更する場合には、パケットヘッダなどを一部書き換えて送信する。パケットヘッダなどの書き換えについては後述する。
ステップS206におけるパケットの送信後、もしくは抽出したパケットがサーバ宛で無かった場合(S203,No)、試験実施手段12は次のパケットを抽出し、ステップS202以降の処理を繰り返す。
このフローに従うと、トランザクションのパケットデータから加速試験対象期間のパケットに対して、該パケット採取時刻に作業後サーバの1回以上時刻同期を行った後、作業後サーバ側に該パケットを変換して送信することになる。
図5は、時刻同期を行なった場合の試験動作の説明図である。図5に示した例では、7月11日にクライアントと作業前サーバ間で実施され、取得された実トランザクションデータを利用して、その1カ月後の8月11日に、試験装置10と作業後サーバ間で試験を試みた場合を示している。この例の場合、クライアントが要求するデータの有効期限が7月16日に設定されているため、作業前のサーバに対する実トランザクション時は正常応答が返る。
また、試験時には、1回以上、送出パケットの採取時刻に作業後サーバの時刻を合わせているため、作業後のサーバに対する試験実施時にも有効期限が切れない。このため、7月11日のパケット採取時と同様に正常応答が帰る。すなわち、7月11日に実施した実トランザクションと同じ振る舞いをさせることができ、正確な動作試験が可能である。
なお、本実施例では、HTTP通信において、HTTPヘッダ内のSet−Cookieヘッダ項目でサーバ側から有効期限が設定通知される前提で説明を行なうが、開示の技術はこの範囲に縛られるものではない。
図6は、試験の動作の具体例を説明する説明図である。図6に示した例では、最初に時刻同期するかどうかの閾値として、許容最大時間差閾値が1時間に設定されていたとする。この1時間という値は、最小の有効期限等を考慮して設定するものとする。同図左に示したように作業前サーバとの通信において、HTTP Get−1,HTTP Get−2,HTTP Get−3がそれぞれ7/11 13:00, 7/11 13:30, 7/11 14:30にキャプチャ採取されたデータであるとする。この場合、これら3つの要求パケットを同図右の作業後サーバとの試験で作業後サーバにパケット変換・送信することになる。
そのステップとして、まず、HTTP Get−1については、試験最初のパケットであり、時刻同期を行っていないため、先に作業後サーバ群に対して該要求パケット採取時刻である7/11 13:00に時刻同期メッセージを送付して時刻同期を行った後、HTTP Get−1を作業後サーバ群に変換して送信する。
次に、HTTP Get−2については、先の時刻同期時間が7/11 13:00で、該要求パケット採取時刻である7/11 13:30であり、許容最大時間差閾値1時間未満であることから、時刻同期なしに、HTTP Get−2を作業後サーバ群に変換して送信する。
そして、HTTP Get−3については、先の時刻同期時間が7/11 13:00で、該要求パケット採取時刻である7/11 14:30であり、許容最大時間差閾値1時間以上であることから、先に作業後サーバ群に対して該要求パケット採取時刻である7/11 14:30に時刻同期メッセージを送付して時刻同期を行った後、HTTP Get−3を作業後サーバ群に変換して送信する。
なお、パケットの変換については、作業前サーバと作業後サーバでIPアドレスが異なる場合、IPアドレスの変換が求められる。また、IPアドレスが同一の場合においても、TCPのシーケンス番号や、HTTPヘッダ内のサーバ固有情報(例えば、セッションを識別するCookieヘッダ情報)の変換を行うものとする。
これまでの説明では、プッシュ型の時刻同期を利用した例を示したが、既に述べたようにNTPを用いたポーリング型の時刻同期を利用することもできる。
図7は、ポーリング型の時刻同期を利用する場合の動作の具体例の説明図である。最初に作業後サーバ群の時刻同期周期(NTP同期周期)が10分に設定されていたとする。この10分という周期は、最小の有効期限や試験パケット送信間隔等を考慮して設定するものとする。図7左の作業前サーバとの通信において、HTTP Get−1,HTTP Get−2,HTTP Get−3がそれぞれ7/11 13:00, 7/11 13:30, 7/11 14:30にキャプチャ採取されている。これら3つの要求パケットを図7右の作業後サーバとの試験で作業後サーバにパケット変換して送信することになる。
そのステップとして、まず、試験最初のパケット(HTTP Get−1)を送信する前に、該パケットの時刻(7/11 13:00)に同期時刻(試験装置の時刻)を設定しておく。
つぎに、各作業後サーバ群から、NTP時刻同期要求メッセージを受信し、同期時刻に設定された情報(7/11 13:00)と各作業後サーバ群の時刻が同期する。
そして、最初のNTP時刻同期要求メッセージ受信後、各送信対象メッセージ(HTTP Get−1,HTTP Get−2, HTTP Get−3)を作業後サーバ群に変換して送信するが、送信する前に該メッセージ(パケット)採取時刻に同期時刻(試験装置の時刻)を設定してから、作業後サーバ群に送信する。
本例では、HTTP Get−2送信とHTTP Get−3送信の間で、各作業後サーバ群の時刻同期周期10分が経過したため、各作業後サーバ群から、NTP時刻同期要求メッセージを受信し、同期時刻に設定された情報(HTTP Get−2の時刻: 7/11 13:30)と各作業後サーバ群の時刻が同期され、その後、HTTP Get−3が変換して送信されている。
なお、パケットの変換については、プッシュ型の例と同様、作業前サーバと作業後サーバでIPアドレスが異なる場合、IPアドレスの変換が求められる。また、IPアドレスが同一の場合においても、TCPのシーケンス番号や、HTTPヘッダ内のサーバ固有情報(例えば、セッションを識別するCookieヘッダ情報)の変換を行うものとする。
図8は、ポーリング型における試験実施手段12の処理動作を説明するフローチャートである。試験実施手段12は、作業前パケット記憶手段23に記憶したトランザクションの保存データから加速試験の対象期間の最初のパケットを抽出する(S301)。
つぎに、試験実施手段12は、パケットの採取時刻に同期時刻(試験装置10の時刻)を設定し、最初の時刻同期が取れるまで待機する(S302)。
その後、試験実施手段12は、抽出したパケットの時刻を参照し、試験対象期間のパケットデータでなければ(S303,No)、処理を終了する。
抽出したパケットの時刻が試験対象期間のパケットデータである場合(S303,Yes)、試験実施手段12は、抽出したパケットがサーバ宛のパケットであるかを判定する(S304)。
サーバ宛のパケットである場合(S304,Yes)、試験実施手段12は、パケットの採取時刻に同時刻(試験装置の時刻)を設定する(S305)。ステップS305の後、試験実施手段12は作業後サーバ側に抽出したパケットを送信する(S306)。この時、作業前後のサーバが異なるなど、パケットの情報を変更する場合にはパケットヘッダなどを一部書き換えて送信する。
ステップS306におけるパケットの送信後、もしくは抽出したパケットがサーバ宛で無かった場合(S304,No)、試験実施手段12は次のパケットを抽出し、ステップS303以降の処理を繰り返す。
なお、作業後サーバからは、周期的にNTP時刻同期要求メッセージを受信し、作業後サーバの時刻同期を行う処理が、本フローと並行して走る。
つぎに、サーバが複数存在する場合のサーバ関係情報格納データの内容例について説明する。図9は、試験対象となるサーバが複数台構成の場合に作業前サーバと作業後サーバの対応関係を管理する情報の説明図である。同図に示すように、作業前サーバアドレスと作業後サーバアドレスを対で管理する。なお、同図では、1対1に対応付けた例を示しているが、作業後サーバの台数を節約して試験する場合等は、多対1となる場合もある。また、作業前と作業後でアドレスが変わらない場合、本データとしては、作業前と作業後で同一のアドレスが入ることになる。この情報を利用して、作業後サーバ宛に送信アドレスを変換して送信を行なう。
図9に示した例では、作業前サーバアドレスS1_Preに作業後サーバアドレスS1が対応し、作業前サーバアドレスS2_Preに作業後サーバアドレスS2が対応し、作業前サーバアドレスS3_Preに作業後サーバアドレスS3が対応している。
図10は、時刻同期対象を管理する情報の説明図である。図10は、作業後サーバとして、S1,S2,S3の3台で構成される場合の例であり、同図a)は、プッシュ型時刻同期を行う場合の例である。プッシュ型の場合、試験装置において、時刻同期先アドレスS1,S2,S3と複数のアドレスが管理される。また、同図b)は、ポーリング型時刻同期を行う場合の例である。ポーリング型の場合、各作業後サーバS1,S2,S3に対して、時刻同期先アドレスが試験装置のアドレスTが管理される。
図11は、パケットキャプチャ情報の説明図である。同図に示すように、パケット採取時刻と共にパケット情報を記憶する。パケット情報内容としては、同図に示すように、発信元アドレス、発信先アドレス、発信元ポート番号、発信先ポート番号、ペイロード情報等が考えられるが、これに限定されるものではない。基本的にパケット内に含まれる情報を全て記憶することが好適である。
具体的には、図11に示した例では、時刻7/11 13:00に、発信元アドレスC1、発信先アドレスS1、発信元ポート番号10001、発信先ポート番号80のパケットを採取している。また、時刻7/11 13:02に、発信元アドレスS1、発信先アドレスC1、発信元ポート番号80、発信先ポート番号10001のパケットを採取している。また、時刻7/11 13:30に、発信元アドレスC2、発信先アドレスS2、発信元ポート番号10501、発信先ポート番号80のパケットを採取している。また、時刻7/11 13:30に、発信元アドレスS1、発信先アドレスC1、発信元ポート番号80、発信先ポート番号10501のパケットを採取している。また、時刻7/11 14:30に、発信元アドレスC3、発信先アドレスS1、発信元ポート番号11001、発信先ポート番号80のパケットを採取している。また、時刻7/11 14:31に、発信元アドレスS1、発信先アドレスC3、発信元ポート番号80、発信先ポート番号11001のパケットを採取している。
上述してきたように、本実施例にかかる試験装置、試験方法および試験プログラムでは、試験対象の装置の時刻をパケットの収集時の時刻と同期させ、収集された複数のパケットを収集時の時刻順に試験対象の装置に対して送出して試験を行なう。
このため、有効期限等の時間が関係するトランザクションの正確な加速試験が可能となる。特に、有効期限等の時間幅により時刻同期回数やタイミングを最適化することにより、追加負荷やシーケンスを極力減らした加速試験が可能である。
10 試験装置
11 試験結果表示手段
12 試験実施手段
13 試験実施部
14 時刻同期制御部
15 試験情報取得手段
16 パケットキャプチャ部
21 試験結果記憶手段
22 作業後パケット記憶手段
23 作業前パケット記憶手段
31〜32 サーバ
33 スイッチ
34 クライアント
40 コンピュータ
41 CPU
42 メモリ
43 IF
44 Disk
45 実トランザクションキャプチャデータ
46 モニタ
47 マウス

Claims (8)

  1. 収集された複数のパケットを収集時の時刻順に試験対象の装置に対して送出し、送出したパケットに対する応答を取得する試験を行なう試験部と、
    前記試験対象の装置の時刻を前記パケットの収集時の時刻と同期させる処理を行う同期制御部と
    を備えたことを特徴とする試験装置。
  2. 前記試験対象の装置の時刻は、前記パケットに対する応答を行う際に前記試験対象の装置によって参照され、
    該応答は、該試験対象の装置によって参照された時刻に基づいて行われる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の試験装置。
  3. 前記同期制御部は、送出するパケットの収集時の時刻と前記試験対象装置の時刻とが所定の範囲以上乖離した場合に前記同期を行なうことを特徴とする請求項1に記載の試験装置。
  4. 前記同期制御部は、所定時間間隔で周期的に前記同期を行なうことを特徴とする請求項1に記載の試験装置。
  5. 前記試験部は、前記パケットの収集時のアドレス情報と前記試験対象装置のアドレス情報とが異なる場合に前記アドレス情報を変換してパケットを送信することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の試験装置。
  6. 前記同期制御部は、試験対象である複数の装置について各々同期を行なうことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の試験装置。
  7. 収集された複数のパケットを収集時の時刻順に試験対象の装置に対して送出し、送出したパケットに対する応答を取得する試験を行なう試験方法であって、
    前記試験対象の装置の時刻を送信するパケットの収集時の時刻と同期させ、
    前記時刻が同期された試験対象の装置に対してパケットを送信して試験を行う処理を含むことを特徴とする試験方法。
  8. 収集された複数のパケットを収集時の時刻順に試験対象の装置に対して送出し、送出したパケットに対する応答を取得する試験を行なう試験プログラムであって、
    前記試験対象の装置の時刻を送信するパケットの収集時の時刻と同期させる処理を行なう同期手順と、
    前記時刻が同期された試験対象の装置に対してパケットを送信して試験を行なう試験手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とする試験プログラム。
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