JP5395200B2 - 放尿飛散防止装置 - Google Patents
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Description
特許文献1は小便の受口と落下口を有するガイド筒と、ガイド筒を支持する支持具とからなる男性放尿ガイド器具であって、前記支持具は不使用時には便器の蓋あるいはトイレの壁側に収納されており、放尿時に支持具を便器の中央付近に移動させ、支持具の先端にガイド筒を保持させる構造である。又ガイド筒は上方を大径とし、下方を小径にした円錐台形筒状で、かつ蛇腹状とし、伸縮可能とし、高さ調整できる構造である。
特許文献2は、便器の周側上面にその径に沿う大きさの筒状の飛散防止カバーを立設させる構造である。
その1は、放尿後にガイド筒を支持具から外さねばならないが、使用後のものであり尿臭がガイド筒に付着しており、手で外す際に手に付着する虞があり、外す作業が面倒であり、不衛生である。
その2は、仮にガイド筒を支持具にとりつけた状態で,蓋の裏側やトイレの壁面に収納するとすれば、ガイド筒に付着している尿臭がトイレ内に漂い不衛生である。また壁面に収納する際にはガイド筒に付着している尿が床面やケース内に滴下し不衛生である。
その3はガイド筒は消耗品であり、材料コストが継続的にかかる。仮に洗浄して使用するとしても、その洗浄作業と、支持具への着脱作業が面倒な作業である。
本発明は上記の従来の問題点を解消した、しかも大人、中人、小人が容易に使用できる放尿飛散防止装置を提供する。
その一は「便器の周壁に流出して便器を洗浄する洗浄装置と、便器の前端側に開閉自在に取り付けられる便座とを備えている便器にとりつけられる放尿飛散防止装置であって、該放尿飛散防止装置は放尿の受部を後端側に、放尿の排出部を前端側に形成している放尿受皿と、該放尿受皿の支持部材と、高さ調整機構とを備えており、前記放尿受皿の所定箇所に放尿受皿の支持部材の一端をとりつけており、該支持部材の他端を高さ調整機構にとりつけており、前記放尿受皿は平面視便器内に位置し、放尿受皿の支持部材は便器の左右いずれかの周側上面部と交差するように位置し、高さ調整機構は便器外に位置しており、高さ調整機構の上下作動によって放尿受皿の支持部材が上下動し、同時に放尿受皿が便器の上底部の位置から所定の高さ位置まで上下方向に移動するように構成されており、かつ放尿受皿が便器の上底部に位置している状態で放尿受皿の支持部材が便器の周側上面部に位置しており、この状態で前記放尿受皿が便器の周壁から流出する洗浄水によって洗浄されるとともに、便座が開閉可能に構成されていることを特徴とする放尿飛散防止装置」である。
本発明による放尿飛散防止装置は上記の種々の作用効果があり、実質価値が大である。
図1において、1は公知の便器で、1aは上底部、1bは排出溝部、1cは周側上面部である。2は公知の洗浄装置、図面では洗浄タンクを示す。3は配水パイプである。大、小便の後、開栓コック(不図示)の操作により洗浄水が便器の周壁部の流出口から便器に流出して上底部や周壁部を洗浄し、排出溝部から排出される。
4は公知の便座、5は同じく蓋である。これらは便器の周側上面部に開閉可能である。蓋はなくてもよい。4aは便座の下面の所定箇所に複数個形成している支持突起で、便座を閉じた際に便器の周側上面部1cに支持される。支持突起を設けずに便座下面にクッション材質あるいは軟質材質の支持層を形成して直に周側上面部に支持されてもよい。不図示であるが、便器に付帯設備としてビデ、おしり洗浄、乾燥装置等を備えている構造も公知である。
高さ調整機構の所定高さの上下作動によって、支持部材が上下動し、同時に放尿受皿が便器の上底部の位置から所定高さ位置まで上下方向に移動するように構成されている。放尿時の放尿受皿の移動高さは、男性の身長によって放尿口、つまり男性器の高さ位置が異なるので、それに対応する範囲が好ましく略20センチメートルから80センチメートル超である。
高さ調整機構は調整部材の伸縮によるものであり、伸縮機構はラチェット構造、パンタグラフ構造,摺動構造、ソレノイド構造等公知の構造である。
6は放尿飛散防止装置で、放尿受皿7が支持部材8の一端に取り付けられており、支持部材の他端が高さ調整機構9にとりつけられている。しかして高さ調整機構9を所定高さに上方に持ち上げられて移動しており、支持部材を介して放尿受皿も所定高さの位置に移動している。10は男性の起立状態を示し、男性の放尿口,つまり男性器10aの位置が放尿受皿上に近接している。よって放尿は放尿受皿に放出され、放出後の尿のしずくも放尿受皿上に滴下されるので、床面に落ちることがない。
12は操作つまみであり、固定具11の上端部に形成されている。このつまみを把持して上方向に所定高さ作動すれば、柱体9aから柱体9b、柱体9cが順次上方に露出し、所定高さを保持する。高さを下げる場合にはつまみを下方に作動すればよい。操作つまみ12は固定具とは別にして、支持部材にもしくは柱体9cの適所に形成してもよい。高さ調整機構が電動式であれば駆動モータにより高さ調整部材を上下動して、調整部材の上端に取り付けている支持部材を上下動させる構造である。作動スイッチは柱体の所定位置に設ければよい。
高さ調整機構は所定長さの複数個の柱体を有しており、これら柱体は外側の柱体の一側内面には多数の凹凸部からなる波形部材を長手方向に形成しており、内側の柱体には上記波形部材に弾性係合する弾性係合体をとりつけており、内側の柱体を上下動した際に弾性係合状態で摺動し、所定高さ位置で波形部材の凹部に弾性係合体が係合して停止することを特徴とする構成である。
13は高さ調整機構で、所定長さの3本の柱体、外柱体14、中柱体22、内柱体30を有する。これらは図示のように方形状である。図6は柱体を下方に移動した状態である。外柱体14の一側内面には多数の凹凸部からなる波形部材15を長手方向に形成している。さらに中柱体22の一側内面には上記同様の波形部材23を長手方向に形成している。波形部材はステンレス板等金属板製であり、それぞれの柱体の内面にスポット溶接,ビス止めなど適宜手段で固定している。
20、21は中柱体の上下動を阻止するストッパーであり、外柱体に形成している。20は中柱体の上方への移動を阻止し、21は下方への移動を阻止する。
28、29はストッパーであり、中柱体に形成している。28は内柱体の上方への移動を阻止し、29は下方への移動を阻止する。
高さ調整機構は所定長さの複数個の柱体を有しており、これら柱体は外側の柱体には上端部に弾性係合体をとりつけており、内側の柱体には長手方向に多数の係合凹部を形成しており、内側の柱体を上下動した際に弾性係合状態で摺動し、所定高さ位置で弾性係合体が係合凹部に係合して停止することを特徴とする構成である。
31は高さ調整機構で、所定長さの3本の柱体、外柱体32、中柱体38、内柱体44を有する。これらは図示のように方形状である。
外柱体には上端部に弾性係合体33をとりつけている。該係合体は略ボール状の係合部34とバネ体35と受部36とからなり、係合部34が弾性伸縮する。37は切欠き支持部で中柱体にとりつけている弾性係合体40の受部を支持している。しかして中柱体38を上下動した際に、係合部34が中柱体の長手方向に多数形成している穿孔状の係合凹部39に弾性係合状態で摺動し、所定高さ位置で弾性係合体が係合凹部に係合して停止する。
しかして内柱体44を上下動した際に係合部41が内柱体の長手方向に多数形成している穿孔状の係合凹部45に弾性係合状態で摺動し、所定高さ位置で弾性係合体が係合凹部に係合して停止する。中柱体、内柱体の移動を阻止するストッパーは適宜設ければよい。
図11Cは本実施例の高さ調整機構において、内柱体、中柱体を上方に移動して伸ばした状態である。内柱体上部の操作つまみの操作によって支持部材8に支持されている放尿受皿7の高さが調整できる。前記実施例同様、高さ調整は柱体間の弾性係合力の大小によって中柱体、内柱体いずれを先に上下動してもよい。
1a 上底部
1b 排出溝部
1c 周側上面部
2 洗浄装置
4 便座
5 蓋
6 放尿飛散防止装置
7 放尿受皿 41 係合部
7a 受部 42 バネ体
7b 排出部 43 受部
7c 起立部 44 内柱体
7d 排出口 45 係合凹部
8 支持部材
8a 水平部
8b 垂直部
8c 水平部
9 高さ調整機構
11 固定具
12 操作つまみ
13 高さ調整機構
14 外柱体
15 波形部材
16 弾性係合体
17 係合部
18 バネ体
19 受部
22 中柱体
23 波形部材
24 弾性係合体
25 係合部
26 バネ体
27 受部
30 内柱体
31 高さ調整機構
32 外柱体
33 弾性係合体
34 係合部
35 バネ体
36 受部
37 切欠支持部
38 中柱体
39 係合凹部
40 弾性係合体
Claims (7)
- 便器の周壁に流出して便器を洗浄する洗浄装置と、便器の前端側に開閉自在に取り付けられる便座とを備えている便器にとりつけられる放尿飛散防止装置であって、該放尿飛散防止装置は放尿の受部を後端側に、放尿の排出部を前端側に形成している放尿受皿と、該放尿受皿の支持部材と、高さ調整機構とを備えており、前記放尿受皿の所定箇所に放尿受皿の支持部材の一端をとりつけており、該支持部材の他端を高さ調整機構にとりつけており、前記放尿受皿は平面視便器内に位置し、放尿受皿の支持部材は便器の左右いずれかの周側上面部と交差するように位置し、高さ調整機構は便器外に位置しており、高さ調整機構の上下作動によって放尿受皿の支持部材が上下動し、同時に放尿受皿が便器の上底部の位置から所定の高さ位置まで上下方向に移動するように構成されており、かつ放尿受皿が便器の上底部に位置している状態で放尿受皿の支持部材が便器の周側上面部に位置しており、この状態で前記放尿受皿が便器の周壁から流出する洗浄水によって洗浄されるとともに、便座が開閉可能に構成されていることを特徴とする放尿飛散防止装置。
- 高さ調整機構は所定長さの複数個の柱体を有しており、これら柱体は外側の柱体の一側内面には多数の凹凸部からなる波形部材を長手方向に形成しており、内側の柱体には上記波形部材に弾性係合する弾性係合体をとりつけており、内側の柱体を上下動した際に弾性係合状態で摺動し、所定高さ位置で波形部材の凹部に弾性係合体が係合して停止することを特徴とする請求項1記載の放尿飛散防止装置。
- 高さ調整機構は所定長さの複数個の柱体を有しており、これら柱体は外側の柱体には上端部に弾性係合体をとりつけており、内側の柱体には長手方向に多数の係合凹部を形成しており、内側の柱体を上下動した際に弾性係合状態で摺動し、所定高さ位置で弾性係合体が係合凹部に係合して停止することを特徴とする請求項1記載の放尿飛散防止装置。
- 放尿受皿は両側端側に放尿の流出を阻止する起立部を形成していることを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3記載の放尿飛散防止装置。
- 放尿受皿は後端側の受部を高く、前端側の排出部を低くして、放尿が前端側に流出するように形成していることを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3又は請求項4記載の放尿飛散防止装置。
- 放尿受皿は前端側の排出部が巾狭に、後端側側の受部が巾広に形成していることを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3又は請求項4又は請求項5記載の放尿飛散防止装置。
- 放尿受皿の排出部に排出口を下方に向けて形成していることを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3又は請求項4又は請求項5又は請求項6記載の放尿飛散防止装置。
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