JP5393105B2 - 切削インサートおよび切削工具並びにそれを用いた切削方法 - Google Patents
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Description
図1および図2を用いて、本発明に係る第1の実施形態における切削インサート1(以下、インサート1と略す。)について、詳細に説明する。
次に、本発明に係る切削工具11の一実施例について、図5を用いて説明する。図5は、切削工具11の先端側の上面図である。
最後に、本発明に係る被削材の切削方法の一実施例について、図6を用いて説明する。図6(a)〜(c)は、本発明の一実施形態にかかる切削方法を示す工程図である。
(II)切刃6を被削材の表面に接触させて被削材を切削する工程
(III)切刃6を被削材から離間させる工程
このような本実施形態の切削方法は、上述した優れた切屑排出性を有した切削工具11を用いて加工されるため、切屑のホルダ12への絡み付きを抑制することができる。そのため、加工精度の向上および切刃6の欠損を抑制することができる。その結果、仕上げ面精度の高い切削加工を、長期に渡って安定して行うことができる。
2 上面
21 コーナー部
22 第1辺
3 下面
4 側面
5 すくい面
6 切刃
7 隆起部
8 傾斜面
81 第1傾斜面
82 第2傾斜面
821 一端
822 他端
823 中間部
11 切削工具
12 ホルダ
X1〜X3 切刃と第1傾斜面または第2傾斜面の一端、他端、中間部との距離
θ1、θ2 下面に対する第1傾斜面、第2傾斜面の傾斜角度
W1、W2 上面視における第1傾斜面、第2傾斜面の寸法
θ3、θ4 下面に対するすくい面の傾斜角度
Claims (7)
- コーナー部と該コーナー部の一端側に配置された第1辺とを有する上面と、該上面に対応する下面と、前記上面と前記下面とを接続する側面と、前記コーナー部および前記第1辺に沿って形成された切刃と、を備えた切削インサートであって、
前記上面は、前記切刃に沿って形成されたすくい面と、該すくい面の内方に位置する隆起部と、を有し、
前記切刃は、前記下面に略平行となるよう形成されているとともに、
前記隆起部は、前記すくい面から延びるとともに前記切刃に沿って、前記切刃から離間するにつれて高位となるよう傾斜して設けられた傾斜面を有しており、
該傾斜面は、
上面視で前記コーナー部に対して凸状をなす第1傾斜面と、
前記第1傾斜面に隣接する一端、該一端の他方に位置する他端、および前記一端と前記他端との間に位置する中間部を有しており、且つ上面視で前記一端から前記他端にかけて前記第1辺に対して凹状となる略円弧形状をなす第2傾斜面と、を有し、
上面視において、前記第2傾斜面の一端と前記切刃との距離をX1、前記第2傾斜面の中間部と前記切刃との距離をX2、前記第2傾斜面の他端と前記切刃との距離をX3、としたとき、X1≦X3<X2であるとともに、
前記下面に対する前記第1傾斜面の傾斜角度をθ1、前記下面に対する前記第2傾斜面の傾斜角度をθ2、としたとき、θ1<θ2であることを特徴とする切削インサート。 - 上面視において、前記第2傾斜面の一端と他端とを結ぶ仮想直線と前記第2傾斜面の中間部との最大の距離は、前記X1よりも小さいことを特徴とする請求項1に記載の切削インサート。
- 上面視において、前記第2傾斜面と前記切刃との距離は、前記第2傾斜面の中央において、最大であることを特徴とする請求項1または2に記載の切削インサート。
- 上面視において、前記コーナー部の略二等分線に沿う方向における前記第1傾斜面の寸法は、前記第1辺に略垂直な方向における第2傾斜面の寸法以上であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の切削インサート。
- 前記コーナー部に沿うすくい面のすくい角は、前記第1辺に沿うすくい面のすくい角よりも小さいことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の切削インサート。
- 請求項1乃至5のいずれかに記載の切削インサートをホルダに装着してなる切削工具。
- 被削材を切削する方法であって、
被削材を回転させ、請求項1乃至5のいずれかに記載の切削インサートの前記切刃を前記被削材に近接させる工程と、
前記切削インサートの前記切刃の少なくとも一部を前記被削材の表面に接触させ、前記被削材を切削する工程と、
前記被削材から前記切刃を離間させる工程と、を有した被削材の切削方法。
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