JP5392911B2 - 光ファイバジャイロ用センシングコイル及びその製造方法 - Google Patents
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Description
光ファイバが同じ方向に整列密着巻付けされた2つのコイルから構成され、
該2つのコイルの内の一方のコイルが、他方のコイルに対してコイルの中心軸に対して直交する軸の周りで180度回転した状態で、他方のコイルにコイルの中心軸を一致させて結合され、
該2つのコイルの最外層から導出される光ファイバ同士が融着され、該2つのコイルの最内層から導出される光ファイバ部分がセンシングコイルの一端部と他端部となり、
該2つのコイルの最外層から融着部までの長さが互いに異なることを特徴とする。
前記2つのコイルの前記固定部には複数の円弧状の長孔がそれぞれ形成されて、各コイルの長孔同士を貫通する取付部材によって該2つのコイルが結合されることを特徴とする。
前記2つのコイルの前記つば部にはそれぞれコイルを横切ってコイルの最内層へ向かう光ファイバを埋め込むための誘導ファイバ溝または切り込みが形成されることを特徴とする。
2つのボビンの巻付け部にそれぞれ光ファイバを同じ方向に整列密着巻付けして、2つのコイルを作製する工程、
該2つのコイルの最外層から導出される光ファイバ同士を融着し、その際に、該融着部から2つのコイルの最外層までの長さが異なるようにする工程、
該2つのコイルの内の一方のコイルを、他方のコイルに対してコイルの中心軸に対して直交する軸の周りで180度回転する工程、及び
該2つのコイルの中心軸を一致させて2つのコイルを結合する工程、
を備える。
をさらに備える。
をさらに備える。
前記2つのコイルを結合する前に、ボビンの巻付け部を除去する工程、
をさらに備える。
前記2つのコイルを結合する前に、ボビンの巻付け部を除去する工程、及び
前記2つのコイルを巻付け部を除去した状態で、該2つのコイルの光ファイバをポッティング剤または接着剤で全体を覆うように成形する工程、
をさらに備える。
まず、本発明の光ファイバジャイロ用センシングコイルの製造手順について説明する。
12a 巻付け部
12b つば部
12c 固定部
12d 長孔
12e 貫通穴
12f 溝
12g 切り込み
14 光ファイバ
14A、14B コイル導出端
16A、16B コイル
17A、17B 余長部
18 融着部
19A、19B 一端部、他端部
22 螺子(取付部材)
24 センシングコイル
Claims (11)
- 光ファイバジャイロ用センシングコイルにおいて、
光ファイバが同じ方向に整列密着巻付けされた2つのコイルから構成され、
該2つのコイルの内の一方のコイルが、他方のコイルに対してコイルの中心軸に対して直交する軸の周りで180度回転した状態で、他方のコイルにコイルの中心軸を一致させて結合され、
該2つのコイルの最外層から導出される光ファイバ同士が融着され、該2つのコイルの最内層から導出される光ファイバ部分がセンシングコイルの一端部と他端部となり、
該2つのコイルの最外層から融着部までの長さが互いに異なることを特徴とする光ファイバジャイロ用センシングコイル。 - 前記2つのコイルが固定部を有し、
前記2つのコイルの前記固定部には複数の円弧状の長孔がそれぞれ形成されて、各コイルの長孔同士を貫通する取付部材によって該2つのコイルが結合されることを特徴とする請求項1記載の光ファイバジャイロ用センシングコイル。 - 前記2つのコイルがつば部を有し、
前記2つのコイルの前記つば部にはそれぞれコイルを横切ってコイルの最内層へ向かう光ファイバを埋め込むための誘導ファイバ溝または切り込みが形成されることを特徴とする請求項1記載の光ファイバジャイロ用センシングコイル。 - 前記融着部の位置に且つコイルの最外層近傍にデポラライザが配置されることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の光ファイバジャイロ用センシングコイル。
- 前記2つのコイルの光ファイバは、互いの結合前にボビンの巻付け部に巻付けられており、各コイルに巻付けされた前記光ファイバ同士はポッティング剤または接着剤で固定されており、前記2つのコイルは、巻付け部が除去された状態で互いに結合されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の光ファイバジャイロ用センシングコイル。
- 前記2つのコイルの光ファイバは、互いの結合前にボビンの巻付け部に巻付けられており、前記2つのコイルに巻付けされた前記光ファイバは、巻付け部が除去された状態でポッティング剤または接着剤で全体を覆うように成形されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の光ファイバジャイロ用センシングコイル。
- 光ファイバジャイロ用センシングコイルの製造方法において、
2つのボビンの巻付け部にそれぞれ光ファイバを同じ方向に整列密着巻付けして、2つのコイルを作製する工程、
該2つのコイルの最外層から導出される光ファイバ同士を融着し、その際に、該融着部から2つのコイルの最外層までの長さが異なるようにする工程、
該2つのコイルの内の一方のコイルを、他方のコイルに対してコイルの中心軸に対して直交する軸の周りで180度回転する工程、及び
該2つのコイルの中心軸を一致させて2つのコイルを結合する工程、
を備える光ファイバジャイロ用センシングコイルの製造方法。 - 前記2つのコイルの中心軸を一致させて2つのコイルを結合する際に、それぞれのボビンの固定部に形成された複数の円弧状の長孔同士を貫通する取付部材によって2つのコイルを結合する工程、
をさらに備えることを特徴とする請求項7記載の光ファイバジャイロ用センシングコイルの製造方法。 - 前記2つのボビンの巻付け部にそれぞれ光ファイバを同じ方向に整列密着巻付けして、前記2つのコイルを作製する際に、つば部に形成された誘導ファイバ溝または切り込みに通して光ファイバの端部がコイル最内層から導出するようにする工程、
をさらに備えることを特徴とする請求項7記載の光ファイバジャイロ用センシングコイルの製造方法。 - 前記光ファイバを整列密着巻付けした後または巻付ける際に、光ファイバ同士をポッティング剤または接着剤で固定する工程、及び
前記2つのコイルを結合する前に、ボビンの巻付け部を除去する工程、
をさらに備えることを特徴とする請求項7ないし9のいずれか1項に記載の光ファイバジャイロ用センシングコイルの製造方法。 - 前記2つのコイルを結合する前に、ボビンの巻付け部を除去する工程、及び
前記2つのコイルを巻付け部を除去した状態で、該2つのコイルの光ファイバをポッティング剤または接着剤で全体を覆うように成形する工程、
をさらに備えることを特徴とする請求項7ないし9のいずれか1項に記載の光ファイバジャイロ用センシングコイルの製造方法。
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