JP5392467B2 - 液晶およびその他関連した応用向けの分岐アルキルオリゴ糖 - Google Patents

液晶およびその他関連した応用向けの分岐アルキルオリゴ糖 Download PDF

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Description

本発明は、糖脂質に関し、より具体的には、α結合またはβ結合によってオリゴ糖に共有結合された、2位分岐アルコールから構成される糖脂質に関する。また、本発明は、これらの糖脂質の界面活性剤、人工膜、医薬品への応用を可能にする、糖脂質の液晶特性と自己集合に関する。
アルキルオリゴ糖は、炭水化物とアルコールが環状アセタールに化学結合した、化合物から構成される。Cを超えるアルキル基が関係する化合物は、糖脂質と呼ばれる化合物の分類に属する。なお、糖脂質は、界面活性特性を有していることが広く知られており、特殊な応用分野で、業界の注目を集めている。また、糖脂質が、生物学において果たす役割も、広く認知されている。
合成糖脂質に関する応用のほとんどは、特許文献1、特許文献2、特許文献3、特許文献4に記載される、分子特性を基礎としている。これらの特性は、大別すると、吸収特性と、自己集合特性の2つである。前者は、水/油、水/空気、または固体/気体の界面における界面特性である。これに関連した応用としては、湿潤剤、発泡剤、洗剤、乳剤等がある。業界において界面活性剤が果たす最も重要な役割は、乳剤の形成と、洗剤に関わるものである。乳剤とは、通常混ざらない2つの液体を離散させたものである。従って、乳剤は、一見、相同物のように見えても、多相系から構成される。洗剤は、ほとんど、洗浄の目的で使用される。レオロジーは、工程処理を制限することがあるため、界面活性剤系におけるレオロジー(流動性)と中間相の形成(物質の非結晶型の自己集合)の化学速度は、製造工程を大きく左右する可能性がある。また、自己集合とは、超分子構造を形成する、物質の能力を指す。例えば、ミセル、二重層、その他の液晶などがあり、それぞれ独自の応用が存在する
アルキルオリゴ糖の液晶化の挙動については、ある程度研究がなされてきた(例えば、非特許文献1、非特許文献4参照)。炭水化物から誘導された化合物は、その高い光学的らせん誘起力(twisting power)から、液晶ベースのスイッチ向けの添加剤として有用であることがわかっているにも関わらず(非特許文献2)、アルキルオリゴ糖は、これまで液晶応用技術には使用されてこなかった。これは、液晶相の温度の範囲が、大きな欠点を有しているためである。純粋化合物は、大気温度よりも高い温度でしか、液晶性を示さない。しかしながら、技術的に応用する場合、ほとんどが、それよりも低い温度を必要とする(もしくは、少なくとも低い温度が好ましい)。本発明は、アルキルオリゴ糖の液晶相を、室温で形成可能にするものである。
界面活性剤にアルキルオリゴ糖を使用することについては、いくつかの特許や論文などで取り上げられてきた(例えば、特許文献5、特許文献6)。適している応用には、洗浄用の洗剤(例えば、特許文献7、特許文献8)や、化粧品処方向けの添加剤等(特許文献9、特許文献10、特許文献11)への利用が挙げられる。ベシクル関連の使用例は、特許文献12に見ることができる。一般的に、アルキルオリゴ糖(別名APG、またはアルキルポリグリコシド)は、単一のアルキル鎖しか有していない。天然脂質は、極性頭部基と2つの非極性鎖が関係する二重鎖構造を有しており、アルキルオリゴ糖は、この点で天然脂質と異なっている。このような、一般的に生体膜の特性を決定すると考えられている特殊な物理特性を有する構造は、単純なAPGでは、真似することができない。
従って、生物物理学的な研究においては、グリセロ糖脂質等、より複雑な化合物が必要となる。脂質の精製において問題が数多く存在するため、一般的には、天然の材料よりも、人工化合物のほうが好まれる。しかしながら、関係する化学変化数と、広範囲に亘る精製過程のため、このアプローチには費用がかかってしまい、さらなる応用が制限される。主な障害は、グリセロ糖脂質に存在するエステル基の、限られた化学安定性である。これによって、精製に関わる要件が厳しくなり、化学的段階数が増える結果となる。エーテル類似構造の合成方法は公表されているが(例えば、非特許文献3)、材料の使いやすさを改善し、モデル化合物をより簡単に利用できることが望ましい。本発明はそのような可能性を提供するものである。
分岐(guebert型)アルコールから誘導されたエステルは、これまでも、乳化剤として応用されており、優れた乳化性と流動性を示している(特許文献13、特許文献14、特許文献15)。しかしながら、グリコシドに結合されたアルコールの分岐に関する効果については、これまで調査されてこなかった。
合成糖脂質には、短時間で薬が崩れることを防ぐための薬のコーティング、炭化水素フォームの安定剤、熱帯薬品(tropical medication)の主溶剤、敏感な箇所に塗布するための低刺激性石鹸、またはナノ構造物質の合成等、有用な応用方法が幅広く存在する。特許文献16は、糖脂質誘導体を、樹脂の製造、染色、廃水処理等の抗発泡添加剤として使用することについても開示している。
本発明の目的は、サーモトロピックおよびリオトロピックの挙動に関して特殊な液晶特性を示す、新規の糖脂質を提供することである。これらの糖脂質の可能な応用法としては、次のようなものがある。
・低温液晶。例えば、光スイッチおよびその他への応用
・人工膜
・薬のコーティング、および関連した医薬関係への応用(例:ベシクル)
・化粧品、洗剤、ナノ技術における界面活性剤およびミセルへの応用
・加工用、および廃水処理用の抗発泡性界面活性剤
米国特許第3219656号公報 米国特許第3547828号公報 米国特許第3839318号公報 欧州特許第041960号公報 米国特許第9908517号公報 国際公開第01/090286号公報 米国特許第5858954号公報 マレーシア国特許第106677号公報 国際公開第94/006408号公報 米国特許第5605651号公報 国特許第9173822号公報 独国特許第1963437号公報 米国特許第5717119号公報 米国特許第5736571号公報 米国特許第6013813号公報 特許第11244608号公報 D.E.Koeltzow et al,J.Am.OilChem.Soc,1984年,61巻,1651ページ V.ViIl et al.,Z.Naturforschung A,1989年,44巻,675−679ページ H.Minamikawa et al.,Chem.Phys.Lipids,1994年,72巻,111−118ページ V.ViIl et al.,Liq.Cryst,1989年,6巻,349−356ページ
本発明の発明者は、膜のモデル研究に適した、利用しやすい、新しい合成糖脂質を提供することを目的とし、分岐アルキルオリゴ糖の液晶特性を調査した。
この調査を実施する間、合成糖脂質は、サーモトロピックおよびリオトロピック、両方の挙動において、これまで知られていた直鎖アルキル糖では見られなかった、興味深い特殊な液晶特性を有することが明らかとなった。その特徴は、大気温度で液晶化が見られた点と、サーモトロピックで立方相を含む多相性が観察された点にある。後者は特に、例えば、薬物送達のためのリポソーム等、生命科学分野の応用に関連して特に興味深いといえる。
独特のサーモトロピック液晶の挙動が見られたことに加え、分岐オリゴ糖の糖脂質が、水性の環境では中間相を成し、界面活性能力を有することが示された。より高い耐化学性を有し、構造上、天然のグリセロ糖脂質に近いことから、これは、医薬の応用分野において、興味深いテーマである。
利用可能性とコストの観点から、天然由来の還元オリゴ糖に焦点を当てた。これらは特に、マルトオロゴマー、セロオロゴマー、チトオロゴマー、およびキシロオロゴマーに加え、ラクトース、イソマルトース、ゲンチオビオース、メリビオースに関するものであるが、これらに制限されない。
本発明の糖脂質は、化学式Iにて要約することができる。ここで、
・A=H,CHY,CH,CO,COM,COSR,CSOR,CONR**,CX,CHCO,CHCOSR,またはCHCONR**
・L=H,糖質またはアセチル化糖;
・M=カチオン;
・R=H,Ac,またはH(CO)またはW(CO)
・R3’=H,Ac,またはH(CO)またはW(CO)
・W=OH,NH,NHC(=W)R,NHC(=W)Y,またはO(CO)
・Y=W,Cl,Br,F,N,またはCN;.
・R,R**=(置換)アルキル,アリール、またはH;
・W,Y=O,S,またはNR**
・Xは、1〜100の整数であり;
・n,m≧2およびm≠n;
・d,d’=1,−1
である。
本発明の他の実施の形態では、分岐アルキルオリゴ糖の糖脂質は、化学式IIによる構造を示す。ここで、
・A=CHY,CHOL,CH,CO,COM,COSR,CSOR,CONR**,CW,CHCO,CHCOSR,またはCHCONR**
・L=糖質,またはアセチル化糖;
・M=カチオン;
・R=H,Ac,またはH(CO)またはW(CO)
・R2’=H,Ac,またはH(CO)またはW(CO)
・R=H,Ac,またはH(CO)またはW(CO)
・R3’=H,Ac,またはH(CO)またはW(CO)
・R=H,Ac,またはH(CO)またはW(CO)
・R4’=H,Ac,またはH(CO)またはW(CO)
・W=OH,NH,NHC(=W)R,NHC(=W)Y,またはO(CO)
・Y=W,Cl,Br,F,N,またはCN;
・R,R**=(置換)アルキル,アリール,またはH;
・W,Y=O,S,またはNR**
・Xは、1〜100の整数であり;
・n,m≧2およびm≠n;
・d,d’=1,−1
である。
本調査の主題としては、さらに、医薬、化粧品、または、特に生命科学分野における、その他の応用に向けた、上記の糖脂質の使用と、その自己集合パターンに焦点を当てる。
いくつかの分岐アルキルオリゴ糖は、大気温度で液晶化の挙動を示した。一般的なアルキルオリゴ糖が示すのは、通常、もっぱらスメクティック相のみであるが、分岐アルキルオリゴ糖では、より複雑な相図が観察された。従って、両連続キュービック相を伴う、スメクティック、円柱状、および均一等、液晶相における多相性が見られた。この液晶間相転移により、当該化合物の新しい応用が生まれる可能性がある。
分岐アルキルオリゴ糖は、天然グリセロ糖脂質とほぼ等比体積である(図3参照)。従って、分岐アルキルオリゴ糖は、バイオテクノロジーだけでなく、医薬分野の新しい応用技術における興味深い候補となる。また、液晶相の挙動が複雑であることから、クリームなど、化粧品処方においても優れた特性を示す可能性がある。
当該化合物は、文献により公知の手順(例えば、非特許文献4、図4)に従い、市販の天然誘導オリゴ糖から始める3段階の合成ステップにより準備した。これらの生成物の誘導体化(図5)を行うことによって、より豊富な種類が利用可能となり、アミノ基またはカルボキシル基がさらに利用できるようになる可能性がある。この過程によって得られる構造の全ての範囲は、図2に示される。
分岐アルキルオリゴ糖のサーモトロピック相における挙動は、特定の糖質頭基に対し、個々に独立したスメクティック相から、液晶の多相性を介して、個々に独立した円柱状の液晶中間相に推移し、それと同時にアルキル鎖のサイズが増加するという液晶相が見られた。この中でも最も興味深いのは、スメティック相構造と、円柱相構造を分ける、2相連続立方相が現れた点である。立方相は、細胞交換過程において、重要な役割を果たすと考えられている。エンドサイトーシスおよびエクソサイトーシスにまつわる過程では、必ず、細胞膜が立方相を通過する。従って、細胞膜に類似した物質の立方相は、生命科学への応用の可能性に関して、興味深い主題であると考えられる。分岐アルキルオリゴ糖の立方相は、さまざまな温度で観察することができる。また、実験でも、化合物の少なくとも1つにつき、2つの異なった立方相が存在することが示された。
水溶液系におけるリオトロピック液晶の挙動は、界面活性剤を形成する構造として作用する、当該化合物の能力と一致した。形成された超分子構造の熱安定性は、糖脂質のアルキル鎖の長さによって左右される。いくつかの化合物は、室温以下から80℃以上まで幅広い温度でその構造が維持される。分岐アルキルオリゴ糖の水との混和性は、所定の糖質頭基に対するアルキル基の尾の長さによって大きく異なる。応用上の要件によって、完全な水溶性(例えば、乳剤への応用の場合)から、わずかな水溶性まで、糖脂質の水膨潤(例えば、人工膜を形成する場合。この場合、物質の転位、または溶解でさえ回避しなければならないため)が達成される。
他の実施の形態によると、本発明の分岐アルキルオリゴ糖の糖脂質、またはそれらを1つまたはそれ以上含有する混合物は、サーモトロピック液晶への応用、化粧品への応用、特に薬物送達用のベシクルまたはリポゾームの製造、医薬用の乳剤、当該化合物が薬物または診断用センサの保護、持続放出または導入の役割を果たす医薬分野への応用、特に、人工膜、ナノ構造の鋳型製造を目的としたリオトロピック液晶への応用、処理水または廃水処理のための抗発泡添加剤、界面活性剤として、またはこの業界で知られている、他の適した応用に使用することができる。本発明に従い、糖脂質を薬物送達システムで使用する目的は、薬物送達システムの、細胞膜を介した細胞中への透過性を高めるものであって、一般的な薬物送達システムで見られるように、受容器認識を目標とするために使用される特定の抗原として役立つものではない。
なお、以下の例は、本発明と、本発明によって形成される生産物をよりよく理解するための一助としてのみ提供されるものである。これらの例は、請求の範囲にて開示される本発明の範囲を一切制限するものではない。
β‐グリコシドの一般的合成(分岐C24二糖グリコシドに基づく量)
β‐ペルアセタート3.4gと、2.3gの2−デシルテトラデカノールを、50mLのジクロロメタンに溶かした溶液を600μLの三フッ化ホウ素メチルエーテルで処理し、約5〜48時間室温で保管した。この混合物を含水重炭酸ナトリウムで洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥させた。溶媒を蒸発させた後、クロマトグラフィーにより、アセチル化糖脂を精製した(ヘキサン/酢酸エチル)。この中間生産物を、30mL〜40mLのメタノールに溶かし、ナトリウムメトキシドの触媒量で処理した。30分〜60分経過後、アンバーライトIR 120(H)で処理をして触媒を取り除き、溶媒を蒸発させた。さらに、アノマーを、通常不要であると証明されているイオン交換樹脂の上で、クロマトグラフィーにより精製した。アノマーの、イオン交換樹脂の上での、クロマトグラフィーによるさらなる精製は、一般的に不要であることが証明された。
α‐グリコシドの一般的合成(分岐C24二糖グリコシドに基づく量)
β‐ペルアセタート3.4gと、2.7gの2−デシルテトラデカノールを、50mLの無水ジクロロメタンに溶かした溶液を、600μLの四塩化スズで処理し、約2〜3日室温で保管した。反応混合物を湿らせたセリットで濾過した後、含水重炭酸ナトリウムで洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥させた。溶媒を蒸発させた後、クロマトグラフィーにより、アセチル化糖脂を精製した(ヘキサン/酢酸エチル)。この中間生産物を、30mL〜100mLのメタノールに溶かし、ナトリウムメトキシドの触媒量で処理した。30分〜3時間経過後、アンバーライトIR 120(H)で処理をして触媒を取り除き、溶媒を蒸発させた。アノマーの、イオン交換樹脂の上での、クロマトグラフィーによるさらなる精製は、通常不要であった。
実施例1:2‐ヘキシル‐デシルα‐メリオビオシド
収率:28%;Cr?SmA170℃Dec
H−NMR(300MHz,CDCl,ペルアセタート):d5.45(dd,H−3;10.0Hz,9.5Hz),5.44(dd,H−4’;3.0Hz,1.0Hz),5.31(dd,H−3’;10.5Hz,3.0Hz),5.18(d,H−1;3.5Hz),5.09(dd,H−2’;3.5Hz,10.5Hz),5.04(dd,H−4;9.5Hz,10.0Hz),4.97(d,H−1’;3.5Hz),4.76(dd,H−2;3.5Hz,10.0Hz),4.22(ddd,H−5’;1.0Hz,7.0Hz,6.5Hz),4.09(dd,H−6’a;6.5Hz,11.0Hz);4.03(dd,H−6’b;7.0Hz,11.0Hz),3.93(ddd,H−5;10.0Hz,5.0Hz,2.5Hz),3.70(dd,H−6a;5.0Hz,11.5Hz),3.60(2dd,α−H;9.5Hz,6.0Hz);3.53(dd,H−6b;2.5Hz,11.5Hz),3.22(dd,α’−H;9.5Hz,6.0Hz),2.12(s,3H,Ac),2.11(s,3H,Ac),2.04(s,3H,Ac),2.03(s,6H,2Ac),2.00(s,3H,Ac),1.96(s,3H,Ac),1.57(m,β−H),1.36−1.17(m,24H,CH),0.87(2t,6H,CH)ppm.
実施例2:2−オクチル−ドデシルβ−マルトシド
収率:35%;Cr19℃ SmA115℃ Cub192℃ Col210℃I
H−NMR(400MHz,CDCl,ペルアセタート):d5.34(d,H−1’;4.0Hz),5.29(dd,H−3’;10.0Hz,10.0Hz),5.18(dd,H−3;9.0Hz,9.0Hz),4.98(dd,H−4’;10.0Hz,10.0Hz),4.79(dd,H−2’;4.0Hz,10.0Hz),4.75(dd,H−2;8.0Hz,9.5Hz),4.41(2d,H−1;8.0Hz),4.39(dd,H−6a;3.0Hz,12.0Hz),4.18(dd,H−6’a;4.0Hz,12.0Hz),4.17(dd,H−6b;4.5Hz,12.0Hz),3.97(dd,H−6’b;2.5Hz,12.0Hz),3.93(dd,H−4;9.0Hz,9.5Hz),3.90(ddd,H−5’;10.0Hz,4.0Hz,2.5Hz),3.71(dd,α−H;9.5Hz,5.5Hz),3.59(ddd,H−5;9.5Hz,3.0Hz,4.5Hz),3.22(dd,α−H’;9.5Hz,6.5Hz),2.07(s,3H,Ac),2.03(s,3H,Ac),1.97(s,3H,Ac),1.95(s,3H,Ac),1.93(s,9H,3Ac),1.47(m,β−H),1.29−1.11(m,32H,CH),0.81(2t,6H,CH)ppm.
実施例3:2−デシル−テトラデシルβ−マルトシド
収率:40%;Cr19℃ SmA73℃ Cub131℃ Col225℃I
実施例4:2−エチル−ヘキシルα−マルトシド
収率:21%;Cr74°CI
H−NMR(300MHz,CDCl,ペルアセタート):d5.50(dd,H−3;10.0Hz,8.5Hz),5.38(d,H−1’;4.0Hz),5.36(dd,H−3’;10.5Hz,9.5Hz),5.04(dd,H−4’;9.5Hz,10.0Hz),4.92(H−1;4.0Hz),4.85(dd,H−2’;4.0Hz,10.5Hz),4.70(2dd,H−2;4.0Hz,10.0Hz),4.43(dd,H−6;2Hz,12Hz),4.23(dd,H−6;4Hz,12Hz),4.22(dd,H−6;3.5Hz,12Hz),4.03(dd,H−6;2Hz,12Hz),4.00−3.89(m,3H,H−4,H−5,H−5’),3.61/3.60(2dd,α−H;9.5Hz,6.5Hz),3.24/3.22(2dd,α−H’;9.5Hz,6.0Hz),2.12(s,3H,Ac),2.08(s,3H,Ac),2.05(s,3H,Ac),2.02(s,3HAc),2.01(s,3H,Ac),1.99(s,6H,2Ac),1.55(m,β−H),1.44−1.18(m,8H,CH),0.91−0.84(m,6H,CH)ppm.
実施例5:2−ヘキシル−デシルα−マルトシド
収率:18%;Cr123℃ SmA224℃ Dec
実施例6:2−ヘキシル−デシルβ−セロビオシド
収率:38%;Cr?SmA189℃ dec
H−NMR(400MHz,CDCl,ペルアセタート):d5.17(dd,H−3;10.0Hz,9.5Hz),5.12(dd,H−3;10.0Hz,9.5Hz),5.04(dd,H−4’;9.5Hz,10.0Hz),4.89(dd,H−2;8.0Hz,10.0Hz),4.87(dd,H−2;8.0Hz,10.0Hz),4.49(d,H−1;8.0Hz),4.48(dd,H−6a;2.0Hz,12.0Hz),4.39(d,H−1;8.0Hz),4.34(dd,H−6a;4.5Hz,12.5Hz),4.07(dd,H−6b;5.0Hz,12.0Hz),4.03(dd,H−6b;2.0Hz,12.5Hz),3.75(dd,H−4;10.0Hz,10.0Hz),3.73(dd,α−H;9.5Hz,6.0Hz),3.64(ddd,H−5;10.0Hz,2.0Hz,4.5Hz),3.55(ddd,H−5;10.0Hz,2.0Hz,5.0Hz),3.25(dd,α’−H;9.5Hz,6.0Hz),2.11(s,3H,Ac),2.08(s,3H,Ac),2.01(s,3H,Ac),2.00(s,6H,2Ac),1.99(s,3H,Ac),1.96(s,3H,Ac),1.50(m,β−H),1.30−1.18(m,16H,CH),0.86(m,6H,CH)ppm.
実施例7:2−デシル−テトラデシルβ−ラクトシド
収率:26%;Cr117℃ Col235℃I
H−NMR(400MHz,CDCl,ペルアセタート):d5.31(bd,H−4’;3.5Hz,<1Hz),5.16(dd,H−3;9.5Hz,9.5Hz),5.07(dd,H−2’;8.0Hz,10.5Hz),4.91(dd,H−3’;10.5Hz,3.5Hz),4.86(dd,H−2;8.0Hz,9.5Hz),4.44(d,H−I;8.0Hz),4.44(m,H−6),4.38(d,H−1;8.0Hz),4.12−4.01(m,3H,H−6),3.83(bdd,H−5’;<1Hz,7Hz,7Hz),3.76(dd,H−4;9.5Hz,9.5Hz),3.55(m,H−5),3.72(dd,α−H;9.5Hz,5.0Hz),3.23(dd,α’−H;9.5Hz,5.0Hz),2.12(Int3,s,Ac),2.08(s,3H,Ac),2.03(s,3H,Ac),2.01(s,6H,2Ac),1.98(s,3H,Ac),1.93(s,3H,Ac),1.58(m,β−H),1.30−1.16(m,40H,CH),0.84(t,6H,CH)ppm.
実施例8:2−デシル−テトラデシルα−ラクトシド
収率:5%(+20%α/β−混合〜5:3)
Cr93℃ SmA142℃ Cub164℃ Col182℃I
H−NMR(270MHz,CDCl,3,6,2’,3’,4’,6’−ヘキサアセタート):d5.34(bd,H−4’;3.0Hz),5.19(dd,H−3;10.0Hz,9.5Hz),5.12(dd,H−2’;8.0Hz,10.5Hz),4.95(dd,H−3’;10.5Hz,3.0Hz),4.80(d,H−1;4.0Hz),4.49(d,H−1’;8.0Hz),4.40(dd,H−6a;2.0Hz,12.0Hz),4.21−4.02(m,3H,3H−6),3.87(bdd,H−5’;7Hz,7Hz),3,84(m,H−5),3.65(dd,H−4;9.5Hz,9.5Hz),3.62(dd,α−H;9.5Hz,6.0Hz),3.54(dd,H−2;10.0Hz,4.0Hz),3.30(dd,α’−H;9.5Hz,6.0Hz),2.15(s,3H,Ac),2.12(s,3H,Ac),2.11(s,3H,Ac),2.05(s,3H,Ac),2.04(s,3H,Ac),1.96(s,3H,Ac),1.60(mc,β−H),1.40−1.15(m,40H,CH),0.87(t,6H,CH)ppm.
なお、本発明は、他の個別の形態で具体化してもよく、上記の実施の形態にのみ制限されるものではない。また、開示された概念の変更およびその同等物は、当業者であれば容易に思いつくものも含め、本明細書に添付された請求の範囲内に含まれることが意図される。
(1,4)結合したサッカリドを含む、分岐糖脂質を示す図である。 (1,6)結合したサッカリドを含む、分岐糖脂質を示す図である。 天然のグリセロ糖脂質のコア構造を示す図である。 マルトシド向けに例示された分岐アルキルα‐およびβ‐オリゴ糖の合成ルートを示す図である。 (1,4)結合した二糖の分岐糖脂質の誘導体化を示す図である。 分岐アルキルマルトシドのDSC記録を示す図である。

Claims (2)

  1. A=CHY;
    L=Hまたは任意の糖質;
    =HまたはAc;
    3’=HまたはAc;
    W=OH;
    Y=W;
    mおよびn=2,m=n;および
    d=1、d’は、1または−1
    であることを特徴とする、次の化学式Iの構造を有する、分岐鎖のアルキルα‐およびβ‐オリゴ糖の糖脂質の、サーモトロピック液晶への応用における使用。

  2. A=CHY;
    L=Hまたは任意の糖質;
    =H;
    3’=H;
    W=OH;
    Y=W;
    mおよびn=2,m=n;および
    d=1、d’は、1または−1
    であることを特徴とする次の、化学式Iの構造を有する、分岐鎖のアルキルα‐およびβ‐オリゴ糖の糖脂質の、リオトロピック液晶への応用における使用。

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