JP5391958B2 - 液槽式材料試験機 - Google Patents

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本発明は、液槽に試験片を浸入させ、その材料(試験片)の材料特性を試験する液槽式材料試験機に関する。例えば、液槽内に水のみならず、塩水、オイル或いは試験片に反応を起こさせる各種の液体を充填してその状態で引張試験等が行われている(特許文献1参照)。
従来の液槽式材料試験機については、例えば図10に示す液槽Tを用いて説明する。試験のための液槽Tは、機台Yに架設され、上方には孔FA付きの蓋Fで覆われている。下方部には液体Lの供給口Iが設けられ、上方には液体Lの排出口Dが設けられて、各種の液体の供給、排出ができる構造である。試験片TPの取付けについては、液槽Tの底部に例えばピン結合形の取付具G1が設けられ、試験片TPの上下に形成した各孔(図示せず)にピンPを貫通させて取付ける。
他方試験片TPの上方の取付けは負荷機構(図示せず)に連結される負荷連結部Cの下端に設けられたピン結合具G2に、ピンPを貫通させて取付ける。上記の取付作業は、液槽Tに液体Lが充填された後の段階で行う場合がある。その場合は試験測定者や作業者が液槽内に手を浸入させながら試験片の取付け、取外し等を行う。
特開2002−221473号公報
上記のとおりこの種の材料試験では、液槽T内の液体Lの温度や、液体Lの種類によっては手を浸入させる行為自体が危険な場合がある。また、危険であるばかりでなく、液槽T内の狭いスペースで試験片TPを取付ける必要があり、作業性が悪く、水、薬品等の液体Lが充填されていないとしても、効率の悪い試験準備作業になる。
本発明が提供する液槽式材料試験機は、
一方と他方の2つの連結部を介して試験片に負荷を与える負荷機構を有し、液体が充填されこの液体中に試験片を浸漬した状態で試験を行う液槽と、試験片を前記液槽内に装着するための試験片取付装置を備える液槽式材料試験機であって、
前記液槽は内底に前記試験片取付装置を取付可能な取付部を備えるとともに前記負荷枠の一方の連結部に固定され、
前記試験片取付装置は、前記液槽内底の取付部に取付可能な固定枠と、前記負荷機構の他方の連結部に連結される負荷枠と、前記固定枠から前記負荷枠の方向に伸びる板とその板の先端に装着され前記固定枠を取り囲む固定環からなり前記固定枠と前記負荷枠を連結するための試験片保持手段と、前記固定枠と前記負荷枠とを連結しまたは連結を解除するための切換機構を備え、
試験を行う際には、前記固定枠と前記負荷枠を連結した状態でその両者の間に試験片を保持したのち前記固定枠を前記液槽内底の取付部に装着し、前記負荷枠を前記負荷機構の他方の連結部に連結し、その後前記切換機構により前記固定枠と前記負荷枠との連結を解除した状態で試験を行うことを特徴とする。
さらに本発明が提供する液槽式材料試験機は、前記試験片取付装置がT字形を呈し、前記T字形の縦長部に試験片保持手段を設けるとともに、前記T字形の縦長部の下方端に、前記液槽内底に設けられた試験片取付部に結合する結合手段を備える。
さらに本発明が提供する液槽式材料試験機は、前記試験片取付装置における下方端の取付部と液槽内底部の取付部がネジ結合方式で構成される。
さらに本発明が提供する液槽式材料試験機は、試験片取付装置の前記縦長部が液槽に挿入取付けられたとき、前記T字形の水平延出部が液槽の上方開口の上方に位置し、水平延出部を介して試験片取付装置をその軸を中心に回転可能に構成されている。
さらに本発明が提供する液槽式材料試験機は、前記試験片保持手段が試験片の下端を固定保持し且つ上端部は負荷機構への連結部材に結合された状態で試験片を保持する構成である。
さらに本発明が提供する液槽式材料試験機は、試験片が液槽の底部に取付けられる際、試験片TPが試験片保持手段から離脱することはなく、且つ負荷機構にて試験が行われるときは負荷が試験片に作用すべく取付けられる。
したがって、手を液体等の中に浸漬させることなく、安全でしかも容易且つ簡略に液槽内に試験片を確実且つ迅速に取付けることが可能である。
本発明によれば、試験片を液槽底部に装着する場合、試験片取付装置を利用し、人体の手等を液中に浸漬することがなく、安全に試験片を効率よく装着することができる。
本発明が提供する液槽式材料試験機のための液槽の構造を示す縦断面図である。 本発明が提供する試験片取付装置の構成を示す図である。 液槽内の液中に試験片取付装置を装着した状態を示す図である。 負荷機構に連結し、且つ液槽に液体を充填した状態で試験を開始する状態を示す図である。 図4に示す装着状態を縦断面して示す図である。 図2に示す実施例とは異なる構成とした試験片取付装置を示す図である。 図6に示す試験片取付装置を液槽内に装着した状態を示す図である。 図7に示す試験片取付装置を液槽内に装着し、且つ液槽に液体を充填した状態を示す図である。 試験片を負荷機構に対して連結し或いは解除の切換機構の構成を示す図である。 従来の液槽式材料試験機に使用された液槽の一例を一部断面して示す図である。
本発明が提供する液槽式材料試験機は、試験片を液槽に取付ける際、手などが液槽内の液中に浸漬しないよう構成されたもので、その構成の主体は試験片保持手段を備えていることである。この試験片保持手段は、試験片の下端を固定されるとともに、両側夫々2枚の板にて保持されている。
しかも、この試験片保持手段の下端部には、液槽の底部に設けられた試験片の下端を固定的に保持するとともに、下端部には、液槽の底部に設けられた雌ネジにねじ込み可能な雄ネジを備えている。しかも、その丈の大きさは、液槽の底部にねじ込みされたとき、その上部が液槽の開口部から突出する高さに設定されていて、試験片保持手段を着脱させる際、回転操作が容易に行ない得る構成となっている。
さらに本発明が提供する液槽式材料試験機は、前記液槽の内部構成(雌ネジの設置を前提として、雌ネジに対してねじ込み設置される試験片保持手段は、試験片の下端が前記雄ネジと一体の固定部に結合され、他方試験片TPの上端を負荷機構に連結させる連結部材に結合させて保持可能に構成された試験片保持手段を備える。
しかもこの試験片保持手段は液槽に挿入されるもその長さは液槽の開口から突出する丈を有して、この試験片保持手段を回転できる構成となっている。したがって、液中に手を浸漬させることなく操作できる。
本発明が提供する液槽式材料試験機における液槽は、上記のとおりであり、その実施例の説明については、液槽の構成と、試験片取付装置の構成とを分けて説明するが、まず図1に示される液槽についてその構成を説明する。
本発明が提供する第1の実施例として、液槽の構成、特に液槽の内底部に設置される試験片取付装置との結合の構成について説明する。
図1は、液槽1と試験片取付装置との結合を示す液槽1の縦断面を示す図である。上方の液槽枠1Eと蓋3が縦断面されて示されている。液槽1は架台5上に基台2を介して架設されている。
液槽1の上方には液体の排出口8が付設され、下方には供給口9が付設されていて、各種液体の供給、排出を可能にしており、各種の試験ができるようになっている。上方は蓋3で閉塞でき、蓋3の中央部位には後述する試験片取付装置の挿入、引き出しが可能な孔3Hが穿設されている。
液槽1の内方中央内底部位には、後述する試験片取付装置の下方端に設けられた雄ネジ(後述)がネジ結合できる雌ネジ7が設けられている。前記雌ネジ7は液槽1の内底中央位置に設けられているが、具体的には図面に示すとおり基台2の上面に設けられている。
基台2と液槽枠1Eは溶接にて接合されており、雌ネジ7が液槽枠1Eの下方中央部底部位に設置されている。液槽1は図示のとおり、架台5に架設されているが、この架台5は設置面に対して基板4を介してボルト6にて固定され、さらに架台5の上面に基台2がボルト6にて固定されている。液槽1の構成は以上のとおりである。
つぎに上記液槽1に対して試験片TPを取付ける試験片取付装置について、その構成と作動を説明する。試験片取付装置は、試験片TPを液槽1に取付けるための機能を備えたもので、図2に示す構成となっている。以下具体的な内容を図2に示す実施例に従って説明する。
試験片取付装置10は、概略T字形をなし上方突出部が負荷機構(図示せず)との結合部であり、下方の縦長部には試験片TPを保持する試験片保持手段10Fが設置されている。そしてさらにこの中間部位に、試験片取付装置全体をその軸を中心に回転させるためのアーム10Aと操作ハンドル10Hが設置されている。さらに試験片取付装置10の下方端には、液槽1の底部における雌ネジ7にねじ込まれる雄ネジ10Nが設置されている。
さらに、T字形の上方部には連結器10Gが取付けられ、前記上方部に負荷機構(図示せず)に連結される連結具10Eが設けられている。さらに試験片取付装置10には、上端部に固定環10Kが設けられている。
この固定環10Kは、アーム10A、および試験片保持手段10Fとしての負荷枠10Wと両側の板10Pと一体的に構成されている。負荷枠10Wは固定環10Kを貫通して上端は連結具10Eに連結され、他方下端は試験片TPの上端がピンKP2を介して連結されている。しかもこの負荷枠10Wは固定環10Kに設けられた連結ネジNJにて固定環10Kに連結され、連結ネジNJを緩めることで固定環10Kから解放される。
さらに固定環10Kには試験片取付装置10のT字形の下方に伸びる形で両側部に固定の板10Pが付設され、この両方の板10Pの下端部は雄ネジ10Nと一体的に構成されていて、T字形の縦長部の剛性が維持されており、2枚の板10P間に試験片TPが保持される。
この試験片取付装置に設けられた試験片保持手段10Fに保持されている試験片TPは図示のとおり、その上方端が負荷枠10Wに対してピンKP2を介して結合され、他方試験片TPの下方端は、雄ネジ10N、固定盤10Vと一体のピンKP1に結合されている。そして試験片TPは以上の状態で試験片取付装置10に内設されている試験片保持手段10Fに保持され、試験片取付装置10に取付けられる。なお、試験片保持手段10FはT字形をなした試験片取付装置10において下方縦長部位で、両側に板10Pが配置されこの両板10P間に試験片TPを保持する。
上記したとおり、最も重要な点は、試験片TPは試験の負荷が作用するための準備として、試験片取付装置10においては、その上端が負荷機構とピン結合され、他方下端は前記液槽1の底に設置された雌ネジ7にねじ込まれる雄ネジ10Nと一体の固定枠10Bにピン結合されており、その状態で試験片取付装置に取付けられているということである。
試験片取付装置10は図2に示すとおり、液槽1に挿入取付けられるが、正面から見てT字形をなし、試験片TPを両側の板10Pで保持する縦長部位と、上方部位にて両側水平方向に延出した回転用のアーム10Aならびにこの両アーム10Aの端部に操作ハンドル10Hが設けられている。
ところで、上記のとおり試験片TPは試験片保持手段10Fに保持されるが、試験片TPに対して負荷が作用する状態と、負荷が作用しない状態の切換ができる切換機構が設けられている。以下この点について説明する。
この切換機構は図9に示すとおりである。図9は、試験片保持手段10Fの水平アームと縦方向試験片保持手段の交叉部の上部断面を示すが、負荷枠10Wと固定環10Kの関係が示されている。すなわち、負荷枠10Wには固定環10Kが挿設されており、固定環10Kには連結ネジNJがねじ込まれている。負荷枠10Wには図9に示すとおり凹部の孔NSが形成され、孔NSに連結ネジNJをねじ込むことで負荷枠10Wと固定環10Kを固定する。連結ネジNJがねじ込まれているときは負荷枠10Wと固定環10Kは、一体的である。
したがって、上記のとおり負荷機構に連結されて試験を開始する場合は、連結ネジNJを緩めて連結ネジNJの先端を負荷枠10Wの外周から遠ざけ、固定環10K内を負荷枠10Wが上下動可能にする。上記の状態で試験が行われ終了した後は、負荷枠10Wに連結ネジNJをねじ込む。
本発明が提供する液槽式材料試験機の試験片取付装置は、以上説明したとおりであって、以下の各行程で試験が実施される。
第1行程
液槽1に液体Lを充填させる。この場合液体供給パイプ(図示せず)を供給口9に連結する。
第2行程
試験片TPを試験片取付装置における試験片保持手段に取付け保持する。この場合試験片保持手段10Fの2枚の板10Pの間に試験片を板10Pの側面に対して垂直に設置し、図2に示すとおりピン結合で負荷枠10Wと固定部材との間に取付ける。
第3行程
上記試験片TPが保持されると試験片取付装置10を液体が充填された液槽1内に挿入架設する。この場合、液槽1の蓋3に設けられた孔3Hから試験片取付装置10を挿入し、下端の雄ネジ10Nを液槽1の内底に設置された雌ネジ7にねじ込み結合させる。
第4行程
雄ネジ10Nと雌ネジ7が結合されたことを確認した後、挿入した試験片取付装置10における操作ハンドル10Hを介して軸を中心に回転させ、雄ネジ10Nを雌ネジ7にねじ込む。図3はこのときの状態を示しており、試験片取付装置10が液槽1内に架設される。その結果、図3に示すとおり、試験片TPが液体L中に浸漬されることになる。
第5行程
試験片取付装置10が架設され、試験片TPが液体L中に浸漬されると、その状態において試験片取付装置10の上端部を負荷機構(図示せず)に連結させる。すなわち具体的には連結部TCを、負荷機構(図示せず)に連結させる。図4はこの連結前の状態を示している。
第6行程
負荷機構(図示せず)に連結部TCを介して連結するとともに、固定環10Kの連結ネジNJを緩めて固定環10Kに対して負荷枠10Wが相対的に自在な状態にする。すなわち負荷機構(図示せず)に連結された負荷枠10Wが固定環10Kに対し上下動自在の関係となる。以上の操作を終えると試験が開始でき、試験片TPは上下端がピン結合で、負荷機構に連結されており、負荷が作用して試験片TPに引張荷重が作用し、液体Lの化学的な作用も受けながら、目的の試験が行われる。なお、図5は図4の液槽1を側方から見た図である。
第7行程
試験が終了すると、排出口8から排出パイプ(図示せず)を挿入接続して排出する。試験片TPは試験負荷によって破断されるも、試験片取付装置10における試験片保持手段10Fに保持される。最後に連結ネジNJを締め付け固定する。試験片取付装置10を逆回転操作し、雄ネジ10Nを雌ネジ7から開放する。そして、試験片取付装置10を液槽1から取り出し、以上で試験作業は終了する。
第8行程
試験片取付装置10は負荷機構(図示せず)との連結が解かれ分離される。
第9工程
試験片TPが試験片取付装置10における試験片保持手段から外され、試験が完了する。
本発明による液槽式材料試験機のための試験片取付装置に関する第2の実施例は、試験片TPの試験片保持手段への取付けが、ネジ結合方式で試験片保持手段すなわち試験片取付装置に保持される方式の実施例である。
第2の実施例は図6に示されている。図6に示すネジ結合方式により試験片取付装置11は、図2に示す試験片取付装置10と概略同形に構成されている。すなわち、図2に示す試験片取付装置10とは、上述したとおり試験片保持手段11Fにおける断面円形の試験片TRPの保持方法(取付け方法)が異なる点である。
図6に示すとおり、試験片TRPが丸棒状の例であるが、試験片TRPの上下両端にネジSが設けられ、このそれぞれのネジSが、試験片保持手段11Fにおける試験片取付けのための上方側の固定環11Kに対して、上下動可能に設けられた負荷枠11Wと、下方側の固定環11Lに固定された固定枠11Bにネジ込まれている。固定枠11Bは、雄ネジ11Nと一体的に固定されていて、11Vは固定盤である。試験片取付装置11の回転手段等については試験片取付装置10と同一であり、アーム11Aと操作ハンドル11Hが設置されている。また固定環11Kと負荷枠11Wの関係は前述した図2に示す実施例と同一である。
したがって、このネジ込式の試験片保持手段11Fを備えた試験片取付装置11を採用して試験片TRPを液槽1に取付けることもできる。なお、図6に示す11Pは、試験片保持手段11Fのそれぞれ両側に設置された板で、この2枚の板11Pによる剛性にて試験片TRPが保持される。なお、11Gは、試験片取付装置10と同一に内設した連結器であり、11Eは連結具である。この連結具11Eは試験機の負荷機構に連結され負荷重を伝達するものである。
試験片TRPの形状は図示例では丸棒であるが、角材の試験片にも適用可能である。
以上説明したとおり、本発明が提供する液槽式材料試験機は、主体をなす試験片取付装置11が試験片保持手段11Fを備えたものである。
図7はこの実施例2による液槽式材料試験機用の試験片取付装置を装着した状態を示す断面図である。そしてさらに図8は液槽1に液体Lが充填された状態を示している。
この第2の実施例による試験操作は上述した第1実施例と基本的に異なるものではなく、第1実施例における第1行程から第9行程の順で試験作業が展開される。
この発明による液槽式材料試験機では液体温度や、液体の種類によっては液体で満たされた状態の中に手を入れる行為自体が危険な事態は生起せず試験片を液槽内に取付けることができ、取付作業も容易で且つ安全である。液槽内という狭いスペースで試験片をつかみ具に取付ける必要がなくなる。
本発明は以上説明したとおりであるが、上記または図示例に限定されることなく、種々の変形例を包含する。例えば、液槽1の底に2個の雌ネジを設置して、試験片取付装置を夫々に連結する2連形の液槽式材料試験機を提供することもできる。さらには多連形の液槽式材料試験機を提供することもできる。試験片取付装置を液槽に対して垂設するとき液槽の蓋に当接させないガイドを設ける構成とすることもできる。
1、T 液槽
1E 液槽枠
2 基台
3、F 蓋
3H 孔
4 基板
5 架台
6 ボルト
7 雌ネジ
8、D 排出口
9、I 供給口
10、11 試験片取付装置
10A、11A アーム
10B、11B 固定枠
10E、11E 連結具
10F、11F 試験片保持手段
10G、11G 連結器
10H、11H 操作ハンドル
10K、11K 固定環
10N、11N 雄ネジ
10P、11P 板
10V、11V 固定盤
10W、11W 負荷枠
11L 固定環
C 負荷連結部
FA、NS 孔
G1 取付具
G2 ピン結合具
L 液体
NJ 連結ネジ
P、KP1、KP2 ピン
S ネジ
TC 連結部
TP、TRP 試験片
Y 機台

Claims (3)

  1. 一方と他方の2つの連結部を介して試験片に負荷を与える負荷機構を有し、液体が充填されこの液体中に試験片を浸漬した状態で試験を行う液槽と、試験片を前記液槽内に装着するための試験片取付装置を備える液槽式材料試験機であって、
    前記液槽は内底に前記試験片取付装置を取付可能な取付部を備えるとともに前記負荷枠の一方の連結部に固定され、
    前記試験片取付装置は、前記液槽内底の取付部に取付可能な固定枠と、前記負荷機構の他方の連結部に連結される負荷枠と、前記固定枠から前記負荷枠の方向に伸びる板とその板の先端に装着され前記固定枠を取り囲む固定環からなり前記固定枠と前記負荷枠を連結するための試験片保持手段と、前記固定枠と前記負荷枠とを連結しまたは連結を解除するための切換機構を備え、
    試験を行う際には、前記固定枠と前記負荷枠を連結した状態でその両者の間に試験片を保持したのち前記固定枠を前記液槽内底の取付部に装着し、前記負荷枠を前記負荷機構の他方の連結部に連結し、その後前記切換機構により前記固定枠と前記負荷枠との連結を解除した状態で試験を行うことを特徴とする液槽式材料試験機。
  2. 前記固定枠と前記液槽内底部の取付部がネジ結合方式で構成されることを特徴とする請求項1記載の液槽式材料試験機。
  3. 前記試験片取付装置には水平延出部が設けられ、前記試験片取付装置が前記液槽に取付けられとき、該水平延出部を介して前記試験片取付装置をその軸を中心に回転可能に構成されていることを特徴とする請求項記載の液槽式材料試験機。
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